JP2018048205A - ハイドロハロフルオロオレフィンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 以下の工程1を含む、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化して、対応するハイドロハロフルオロレフィン異性体(異性体2)を製造する方法。
工程1: 水分濃度を100ppm以下に調整したハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を気相中で触媒と接触させて、反応物を得る工程。
【選択図】図1
Description
[発明1]
以下の工程1を含む、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化して、対応するハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を製造する方法。
工程1:水分濃度を100ppm以下に調整した、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、気相中で触媒と接触させて、生成物を得る工程。
[発明2]
水分濃度を50ppm以下に調整した、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を用いる、発明1に記載の方法。
[発明3]
接触を、0〜600℃の温度、かつ、0.01〜500秒の接触時間で行う、発明1または2に記載の方法。
[発明4]
接触を、20〜550℃の温度、かつ、1〜150秒の接触時間で行う、発明1または2に記載の方法。
[発明5]
温度と接触時間とは、トレードオフの関係である、発明3または4に記載の方法。
[発明6]
触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属酸化物である、発明1〜5の何れかに記載の方法。
[発明7]
触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む、一部または全てがフッ素化された金属フッ素化物である、発明1〜5の何れかに記載の方法。
[発明8]
触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属化合物を担持した担持触媒である、発明1〜5の何れかに記載の方法。
[発明9]
触媒が、さらにフッ素化処理を施した触媒である、発明6〜8の何れかに記載の方法。
[発明10]
ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)が、炭素数2〜6のハイドロハロフルオロオレフィンである発明1〜9の何れかに記載の方法。
[発明11]
ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)が、下記一般式(1)で表されるハイドロハロフルオロオレフィンである、発明1〜10の何れかに記載の方法。
[発明12]
ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)が、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、1,2−ジクロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、1−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、2−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、1−クロロ−2,3,3,3−テトラフルオロプロペンまたは1,2,3,3,3−ペンタフルオロプロペンである、発明1〜11の何れかに記載の方法。
[発明13]
以下の工程2をさらに含む、発明1〜12の何れかに記載の方法。
工程2:工程1で得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物からハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を分離する工程。
[発明14]
以下の工程3および4をさらに含む、発明1〜13の何れかに記載の方法。
工程3:工程1で得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物からハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を分離する工程、
工程4:工程3で分離したハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、工程1のハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物として再利用する工程。
[発明15]
水分濃度の調整を、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、蒸留することで行う、もしくは、脱水剤と接触させることで行う、または、その両方により行う、発明1〜14の何れかに記載の方法。
[発明16]
水分濃度の調整を、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を蒸留し、かつ、該蒸留の少なくとも前に、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を脱水剤と接触させることで行う、発明15に記載の方法。
[発明17]
一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を触媒と接触させて対応するハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造する方法であって、水分濃度を100ppm以下に調整した、ハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、気相中で0〜600℃の温度、かつ、0.01〜500秒の接触時間で触媒と接触させることを含む、方法。
[発明18]
触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む、一部または全てがフッ素化された金属フッ素化物である、発明17に記載の方法。
[発明19]
一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)がE体であり、接触を、200〜550℃の温度、かつ、0.1〜250秒の接触時間で行う、発明17または18に記載の方法。
[発明20]
一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)がZ体であり、接触を、50〜300℃の温度、かつ、15〜200秒の接触時間で行う、発明17または18に記載の方法。
[発明21]
温度と接触時間とは、トレードオフの関係である、発明19または20に記載の方法。
[発明22]
気相中、触媒と接触させてハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化して、対応するハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を製造するために用いる、水分濃度が100ppm以下に調整された、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物。
[発明23]
気相中、触媒と接触させてハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化して、対応するハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を製造するために、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物の水分濃度を100ppm以下に調整して異性化反応系に供給する方法。
本発明のハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化して、対応するハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を製造する方法は、以下の工程1を少なくとも含む:
工程1:水分濃度を100ppm以下に調整した、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、気相中で触媒と接触させて、生成物を得る工程。
本発明の方法に係るハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)は、2〜6個の炭素原子を含むハイドロハロフルオロオレフィンが好ましい。中でも、本発明の方法は、3〜6個の炭素原子を含むハイドロハロフルオロオレフィン、すなわち、ハイドロハロフルオロプロペン、ハイドロハロフルオロブテン、ハイドロハロフルオロペンテンおよびハイドロハロフルオロヘキセンを異性化するのに好適であり、ハイドロハロフルオロプロペンを異性化するのに特に好適である。
本発明において使用する触媒は、気相中、本発明に係る組成物をその触媒と接触させることで本発明に係る組成物中のハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を異性化することができるものであればよい。触媒は、非担持触媒であってもよく、担持触媒であってもよい。
異性化反応における接触温度(反応温度)は、下限温度が反応原料の物性(沸点など)に依存するが、0〜600℃であってもよく、20〜550℃が好ましく、50〜500℃が特に好ましい。接触温度が600℃超の場合は、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)や目的物であるハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)が触媒上で分解したり、コーキングしたりすることがある。また、必要以上に接触温度を高く設定することはエネルギーの無駄であり、装置への負荷も大きくなる。接触温度が0℃未満の場合は、反応操作における取り扱いの観点から実用的ではない。
本明細書において、本発明に係る反応の「接触時間」を次のように定義する。すなわち、接触時間は触媒の容積A(mL)を原料供給速度B(mL/秒)で除した数値(秒)で表される。また、Bの値は「毎秒あたりに反応器に導入される原料気体の容積」を示すが、この場合、原料気体を理想気体とみなして、原料気体のモル数、圧力および温度からBの値を算出する。反応器中では、原料や目的物以外の他の化合物の副生や、モル数の変化も起こり得るが、「接触時間」の計算に際しては考慮しないものとする。
本発明に係る異性化反応において、反応圧力は特に制限が無いが、常圧近傍での操業が容易である。但し、1MPa以上の加圧反応は高価な耐圧性の装置が必要となるだけでなく、原料もしくは生成物の重合が懸念される。装置の加熱方法は特に制限されないが、電気ヒーターやバーナーなどで直接加熱する方法、あるいは、溶融塩、砂などを用いて間接的に加熱する方法が好ましい。
工程2:工程1で得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物からハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を分離する工程。
工程3:工程1で得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物からハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を分離する工程、
工程4:工程3で分離したハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、工程1のハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物として再利用する工程。
本発明の製造方法を採用すれば、触媒の性能低下を抑制することができるが、経時的要素などに起因して、触媒の性能が低下することがある。このような場合、触媒を賦活させることで、ハイドロハロフルオロオレフィン異性体(異性体2)を効率的に製造することができる。性能が低下した触媒は通常、高温度下での焼成によって賦活させることができるが、性能の低下の原因が主として水分の影響によるものと推測される場合には、高温にて触媒をガス流通させて焼成することが効率的で好ましく、本発明に係る方法においては、この触媒の賦活方法を採用することが特に好ましい。焼成時のガスは限定されるものではないが、不活性ガス下で行うことが好ましく、窒素存在下で行うことが特に好ましい。焼成温度は異性化の反応温度よりも高いことが好ましいが、0℃以上で行ってもよく、200℃以上が好ましく、400℃以上が特に好ましく、500℃以上がさらに好ましい。また、性能の低下の原因がコーキングによるものと推測される場合には、高温にて空気焼成すると、コーキング物を除去することができる。この場合の焼成温度も異性化の反応温度よりも高いことが好ましいが、0℃以上で行ってもよく、200℃以上が好ましく、400℃以上が特に好ましく、500℃以上がさらに好ましい。空気焼成によって、触媒のフッ素化度が低下し、反応中の経時的な挙動変化など反応への影響が懸念される場合には、続いてフッ素化剤による触媒のフッ素化を行うことで、再度、異性化反応を安定的に行うことができる。触媒のフッ素化処理温度は異性化反応の反応温度以上で行うのが好ましいが、0℃以上で行ってもよく、200℃以上が好ましく、400℃以上が特に好ましく、500℃以上がさらに好ましい。温度の上限は特に限定されないが、900℃を超えると、フッ素化処理装置の耐熱性の点から困難であり、実用的には前記各温度を下限として600℃以下で行うのが好ましい。
一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を異性化して対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造する方法について説明する。
電気炉を備えた直径2cm、長さ40cmの円筒形ステンレス鋼(SUS316L)製反応管に、50mLの粒状ジルコニア(サンゴバン社製、型番:SZ−31163)を充填し、窒素ガスを流しながら200℃まで反応管内を昇温した。反応管内から水の留出が見られなくなった時点で、窒素ガスにフッ化水素(HF)を同伴させ、その濃度を徐々に高めた。充填された粒状ジルコニアのフッ素化によるホットスポットが反応管出口端に達したところで、反応管内温度を100℃刻みで段階的に昇温し、各段階温度で1時間ずつ保持し、最終的に500℃に上げ、その状態を1時間保持した。このようにして、フッ素化処理を施した粒状ジルコニア(以下、「触媒1」と称することがある。)を調製した。
粒状ジルコニアの代わりに、γ−アルミナ(住化アルケム社製、型番:KHS−46)を充填した以外は、調製例1と同様にして、フッ素化処理を施したγ−アルミナ(以下、「触媒2」と称することがある。)を調製した。
脱水剤として200gのゼオラムA−3(東ソー社製)を充填した乾燥塔に、20kgのE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンをポンプで送液・循環させて脱水処理を行った。脱水処理後のE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンについて、気化装置を備えたカールフィッシャー水分計で水分濃度を測定したところ、水分濃度は1ppm未満であった。ここで、カールフィッシャー水分計には、微量水分測定装置(三菱化学アナリテック社製、CA−200型)を使用し、試料導入部には液化ガス気化装置(同社製、型番:VG−200型)を接続し、予め設定した量の試料を気化させて、水分計に自動注入した。
続いて、調製例1で調製した50mLの触媒1を、電気炉を備えた直径2cm、長さ40cmの円筒形ステンレス鋼(SUS316L)製反応管に充填し、約100mL/分の流量で窒素ガスを流しながら、反応管内の温度を300℃に昇温した。
次に、前述の脱水処理後のE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1ppm未満)を予め気化させて、触媒との接触時間(15秒間)に基づいて計算された速度で反応管への供給を開始した。有機物の流量が安定したところで、窒素ガスの導入は停止した。
反応管出口から流出するガス混合物を水中に吹き込んで、酸性ガスを除去した後、得られた生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。これらの結果を表1に示す。表中、1234ze(E)はE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを、1234zcは1,1,3,3−テトラフルオロプロペンを、245faは1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを、1234ze(Z)はZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを表す。以下同じ。
脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1ppm未満)の代わりに、水分調整したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:37ppm)を用いる以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行った。その結果を表2に示す。
脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1ppm未満)の代わりに、水分調整したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:61ppm)を用いる以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行った。その結果を表3に示す。
脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1ppm未満)の代わりに、脱水処理を施していないE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:133ppm)を用いる以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行った。その結果を表4に示す。
実施例1と同様にして脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1.5ppm)を用い、触媒1の代わりに、調製例2で調製した触媒2を用いた以外は、実施例1と同様にして異性化反応を行った。その結果を表5に示す。
脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1.5ppm)の代わりに、水分調整したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:47ppm)を用いる以外は実施例4と同様にして異性化反応を行った。その結果を表6に示す。
脱水処理したE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:1.5ppm)の代わりに、脱水処理を施していないE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:129ppm)を用いる以外は実施例4と同様にして異性化反応を行った。その結果を表7に示す。
脱水剤として1kgのゼオラムA−3(東ソー社製)を、10kgのZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを充填した密閉容器に入れ1日静置することで脱水処理を行った。脱水処理後のZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンについて、カールフィッシャー水分計で水分濃度を測定したところ、水分濃度は2.0ppmであった。ここで、カールフィッシャー水分計は、微量水分測定装置(三菱化学アナリテック社製、CA−200型)を使用し、所定量の液体試料を注射器で水分計に注入した。
続いて、調製例2で調製した50mLの触媒2を、電気炉を備えた直径2cm、長さ40cmの円筒形ステンレス鋼(SUS316L)製反応管に充填し、約20mL/分の流量で窒素ガスを流しながら、反応管内の温度を60℃に昇温した。
次に、前述の脱水処理後のZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:2.0ppm)を予め気化させて、触媒との接触時間(180秒間)に基づいて計算された速度で反応管への供給を開始した。有機物の流量が安定したところで、窒素ガスの導入は停止した。
反応管出口から流出するガス混合物を水中に吹き込んで、酸性ガスを除去した後、得られた生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。これらの結果を表8に示す。表中、1233zd(Z)はZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを、244faは3−クロロ−1,1,1,3−テトラフルオロプロパンを、1233zd(E)はE−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを、その他は前記3種の化合物を除く微量の化合物を表す。以下同じ。
脱水処理したZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:2.0ppm)の代わりに、脱水処理を施していないZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:120ppm)を用いる以外は、実施例6と同様にして異性化反応を行った。その結果を表9に示す。
調製例2で調製した50mLの触媒2を、電気炉を備えた直径2cm、長さ40cmの円筒形ステンレス鋼(SUS316L)製反応管に充填し、約20mL/分の流量で窒素ガスを流しながら、反応管内の温度を200℃に昇温した。
次に、前述の脱水処理後のZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:4.5ppm)を予め気化させて、触媒との接触時間(60秒間)に基づいて計算された速度で反応管への供給を開始した。有機物の流量が安定したところで、窒素ガスの導入は停止した。
反応管出口から流出するガス混合物を水中に吹き込んで、酸性ガスを除去した後、得られた生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。これらの結果を表10に示す。
脱水処理したZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:4.5ppm)の代わりに、脱水処理を施していないZ−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(水分濃度:130ppm)を用いる以外は、実施例7と同様にして異性化反応を行った。その結果を表11に示す。
脱水剤として200gのゼオラムA−3(東ソー社製)を充填した乾燥塔に、20kgのZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンをポンプで送液・循環させて脱水処理を行った。脱水処理後のZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンについて、気化装置を備えたカールフィッシャー水分計で水分濃度を測定したところ、水分濃度は2.4ppmであった。ここで、カールフィッシャー水分計は、微量水分測定装置(三菱化学アナリテック社製、CA−200型)を使用し、試料導入部には液化ガス気化装置(同社製、型番:VG−200型)を接続し、予め設定した量の試料を気化させて、水分計に自動注入した。
続いて、調製例2で調製した50mLの触媒2を、電気炉を備えた直径2cm、長さ40cmの円筒形ステンレス鋼(SUS316L)製反応管に充填し、約20mL/分の流量で窒素ガスを流しながら、反応管内の温度を200℃に昇温した。
次に、前述の脱水処理後のZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:2.4ppm)を予め気化させて、触媒との接触時間(60秒間)に基づいて計算された速度で反応管への供給を開始した。有機物の流量が安定したところで、窒素ガスの導入は停止した。
反応管出口から流出するガス混合物を水中に吹き込んで、酸性ガスを除去した後、得られた生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。これらの結果を表12に示す。表中、1234ze(E)はE−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを、1234zcは1,1,3,3−テトラフルオロプロペンを、245faは1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを、1234ze(Z)はZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを表す。以下同じ。
脱水処理したZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:2.4ppm)の代わりに、脱水処理を施していないZ−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(水分濃度:148ppm)を用いる以外は、実施例8と同様にして異性化反応を行った。その結果を表13に示す。
Claims (20)
- 以下の工程を含む、一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を異性化して、対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造する方法にあって、当該異性体1がE体であり、当該異性体2がZ体である、方法。
工程A:当該異性体1を少なくとも含む組成物の水分濃度が30ppm以下であることを確認する工程、
工程B: 水分濃度が30ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を、気相中、150〜600℃で、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む触媒と接触させて、生成物を得る工程。
(一般式(3)中、X7はFまたはClである。) - 以下の工程を含む、一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を異性化して、対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造する方法にあって、当該異性体1がZ体であり、当該異性体2がE体である、方法。
工程A:当該異性体1を少なくとも含む組成物の水分濃度が30ppm以下であることを確認する工程、
工程B: 水分濃度が30ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を、気相中、40〜500℃で、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む触媒と接触させて、生成物を得る工程。
(一般式(3)中、X7はFまたはClである。) - 水分濃度が1.5ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を用いる、請求項1に記載の方法。
- 水分濃度が4.5ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を用いる、請求項2に記載の方法。
- 接触を、0.01〜500秒の接触時間で行う、請求項1または3に記載の方法。
- 接触を、5〜400秒の接触時間で行う、請求項2または4に記載の方法。
- 温度と接触時間とは、トレードオフの関係である、請求項5または6に記載の方法。
- 触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属酸化物である、請求項1〜7の何れかに記載の方法。
- 触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む、一部または全てがフッ素化された金属フッ素化物である、請求項1〜7の何れかに記載の方法。
- 触媒が、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む金属化合物を担持した担持触媒である、請求項1〜7の何れかに記載の方法。
- 触媒が、さらにフッ素化処理を施した触媒である、請求項8〜10の何れかに記載の方法。
- 以下の工程をさらに含む、請求項1〜11の何れかに記載の方法。
工程C: 工程Bで得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物から、対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を分離する工程。 - 以下の工程をさらに含む、請求項1〜12の何れかに記載の方法。
工程D: 工程Bで得られた生成物から酸分を除去し、該酸分を除去した生成物から一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を分離する工程、
工程E: 工程Cで分離した一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、工程Bの一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物として再利用する工程。 - 水分濃度の調整を、一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を、蒸留することで行う、もしくは、脱水剤と接触させることで行う、または、その両方により行う、請求項1〜13の何れかに記載の方法。
- 水分濃度の調整を、一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を蒸留し、かつ、該蒸留の少なくとも前に、一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を少なくとも含む組成物を脱水剤と接触させることで行う、請求項14に記載の方法。
- ガス流通させて触媒を焼成する、触媒の賦活工程をさらに含む、請求項1〜15に記載の方法。
- 気相中、150〜600℃で、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む触媒と接触させて一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を異性化して、対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造するために、水分濃度が30ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を異性化反応系に供給する方法にあって、当該異性体1がE体であり、当該異性体2がZ体である方法。
(一般式(3)中、X7はFまたはClである。) - 気相中、40〜500℃で、アルミニウム、クロム、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、銅、マグネシウム、ジルコニウム、モリブデン、亜鉛、スズ、ランタン、ニオブ、タンタルおよびアンチモンからなる群より選ばれる少なくとも1種の金属を含む触媒と接触させて一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体1)を異性化して、対応する一般式(3)で表されるハイドロハロフルオロプロペン異性体(異性体2)を製造するために、水分濃度が30ppm以下の、当該異性体1を少なくとも含む組成物を異性化反応系に供給する方法にあって、当該異性体1がZ体であり、当該異性体2がE体である方法。
(一般式(3)中、X7はFまたはClである。) - 前記水分濃度が1.5ppm以下である、請求項17に記載の方法。
- 前記水分濃度が4.5ppm以下である、請求項18に記載の方法。
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