JP2018045864A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却対象を効率良く冷却すること。【解決手段】燃料電池システム10は、第2高圧配管22b内を流れる空気を低圧流路に導入する導入流路を構成する導入配管24を備えた。これによれば、第2高圧配管22bから導入配管24を介して低圧流路に導入されると、低圧流路内で表面張力により安定していた水が、流入した高圧の空気によって、第3ケース内配管231内に強制的に導入される。したがって、第3ケース内配管231内により多くの水を導入することができるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載される燃料電池システムに関する。
水素と空気中の酸素とを化学反応させて発電を行う燃料電池スタックを有する燃料電池システムを搭載した車両が実用化されている。例えば特許文献1に開示されているように、燃料電池システムにおいては、空気を圧縮する圧縮機が用いられている。燃料電池スタックの発電に寄与する酸素は、空気中に2割程度しか存在しないため、従来では、圧縮機から燃料電池スタックに供給された空気の8割程度は、燃料電池スタックの発電に寄与されることなく燃料電池スタックから排出されて大気へ放出されていた。これに対し、燃料電池スタックから排出された空気を膨張させて空気の排気エネルギーを回収する膨張機を備えた燃料電池システムが知られている。
特開2010−55816号公報
ところで、圧縮機から吐出された空気は高温であるため、燃料電池システムにおいては、圧縮機から吐出された空気を、燃料電池スタックに供給する前に冷却する必要がある。また、燃料電池システムでは、例えば、燃料電池スタックの発電時に燃料電池スタックが発熱したり、圧縮機における空気の圧縮動作によって圧縮機自体が熱を持ったりするため、燃料電池スタックや圧縮機等も冷却することが好ましい。したがって、燃料電池システムでは、このような冷却対象を効率良く冷却することが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、冷却対象を効率良く冷却することができる燃料電池システムを提供することにある。
上記課題を解決する燃料電池システムは、燃料電池スタックと、空気を圧縮する圧縮機と、前記燃料電池スタックから排出された空気を膨張させて前記空気の排気エネルギーを回収する膨張機と、前記膨張機から排出された空気が流入するとともに冷却対象を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間及び前記燃料電池スタックと前記膨張機との間を繋ぐ高圧流路と、前記膨張機と前記冷却部との間を繋ぐ低圧流路と、前記高圧流路を流れる空気を前記低圧流路に導入する導入流路と、を備えた。
膨張機から排出されて低圧流路を流れる空気は、膨張機により膨張されたことで低温低圧になっているとともに水を含んでいる。また、高圧流路を流れる空気は、低圧流路を流れる空気よりも高圧である。そして、高圧流路を流れる空気が、導入流路を介して低圧流路に導入されると、低圧流路内で表面張力により安定していた水が、流入した高圧の空気によって、冷却部に強制的に導入される。したがって、冷却部により多くの水を導入することができるため冷却対象を効率良く冷却することができる。
上記燃料電池システムにおいて、前記冷却対象は、前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ前記高圧流路を構成する配管であってもよい。これによれば、高圧流路を構成する配管を流れる空気を効率良く冷却することができる。
上記燃料電池システムにおいて、前記導入流路には、開閉弁が設けられており、前記開閉弁は、前記燃料電池スタックに対する要求発電量に応じて開閉するようにしてもよい。
これによれば、例えば、開閉弁が、要求発電量に応じて閉弁状態になると、高圧流路を流れる空気が導入流路を介して低圧流路に導入されなくなるため、膨張機による空気の排気エネルギーの回収を効率良く行うことができる。また、例えば、開閉弁が、要求発電量に応じて開弁状態になると、高圧流路を流れる空気が導入流路を介して低圧流路に導入され、冷却対象を効率良く冷却することができる。
この発明によれば、冷却対象を効率良く冷却することができる。
実施形態における燃料電池システムの概略構成図。
以下、燃料電池システムを具体化した一実施形態を図1にしたがって説明する。本実施形態の燃料電池システムは車両(燃料電池車)に搭載されている。
図1に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池スタック11と、空気を圧縮する圧縮機12と、燃料電池スタック11から排出された空気を膨張させて空気の排気エネルギーを回収する膨張機13とを備えている。圧縮機12及び膨張機13は、電動モータで駆動するターボ式の電動流体機械である。燃料電池スタック11は、複数のセルを直列に積層して構成されている。燃料電池スタック11は、水素と空気中の酸素とを化学反応させて発電を行う。なお、燃料電池スタック11の発電に寄与する酸素は、空気中に2割程度しか存在しないことから、燃料電池スタック11に供給された空気の8割程度は、燃料電池スタック11の発電に寄与されることなく燃料電池スタック11から排出される。
燃料電池スタック11は、図示しない走行用モータに電気的に接続されている。走行用モータは、燃料電池スタック11を電力源として駆動する。走行用モータの動力は、図示しない動力伝達機構を介して車軸に伝達され、燃料電池車は、アクセル開度に応じた車速で走行する。
燃料電池システム10は、外部から圧縮機12に空気を供給する吸入流路を構成する吸入配管21を備えている。また、燃料電池システム10は、圧縮機12で圧縮された空気を燃料電池スタック11に供給する第1高圧流路を構成する第1高圧配管22aと、燃料電池スタック11から排出された空気を膨張機13に供給する第2高圧流路を構成する第2高圧配管22bとを備えている。第1高圧配管22aは、圧縮機12と燃料電池スタック11との間に設けられ、第2高圧配管22bは、燃料電池スタック11と膨張機13との間に設けられている。したがって、第1高圧配管22a及び第2高圧配管22bは、圧縮機12と燃料電池スタック11との間及び燃料電池スタック11と膨張機13との間を繋ぐ高圧流路を構成している。
燃料電池システム10は、燃料電池スタック11を冷却するための冷却水(LLC)が循環する流路を構成する第1循環配管15と、第1循環配管15内を流れる冷却水を圧送する第1ポンプ15aと、第1ラジエータ15bと、を有する第1冷却水回路150を備えている。
第1循環配管15の一部分である第1ラジエータ内配管151は、第1ラジエータ15b内に設けられている。第1ラジエータ内配管151内を流れる冷却水は、外気と熱交換することで冷却される。
第1循環配管15の他の一部分であるスタック内配管152は、燃料電池スタック11内を通過している。燃料電池スタック11は、スタック内配管152内を流れる冷却水と熱交換されることにより冷却される。
燃料電池システム10では、膨張機13において、燃料電池スタック11から排出された空気が膨張し、空気の排気エネルギーが機械的エネルギーとして取り出され、膨張機13の電動モータが発電機として機能して電動モータに回生電力が発生する。電動モータに発生した回生電力は、図示しないバッテリに蓄電され、例えば、走行用モータの電力源として用いられる。
燃料電池システム10は、膨張機13から排出された空気が流れるとともに一部が膨張機13と後述する冷却部との間を繋ぐ低圧流路を構成する低圧配管23を備えている。低圧配管23内を流れる空気(低圧流路を流れる空気)は、膨張機13により膨脹されたことで低温低圧になっているとともに水を含んでいる。
燃料電池システム10は、冷却水(LLC)が循環する流路を構成する第2循環配管16と、第2循環配管16を流れる冷却水を圧送する第2ポンプ16aと、第2ラジエータ16bと、を有する第2冷却水回路160を備えている。
第2循環配管16の一部分である第2ラジエータ内配管161は、第2ラジエータ16b内に設けられている。第2ラジエータ内配管161内を流れる冷却水は、外気と熱交換することで冷却される。
燃料電池システム10は、配管収容ケース14を備えている。配管収容ケース14内には、第1高圧配管22aの一部分である第1ケース内配管221a、第2循環配管16の他の一部分である第2ケース内配管162、低圧配管23の一部分である第3ケース内配管231が設けられている。
第1ケース内配管221a内を流れる空気の温度は、第2ケース内配管162内を流れる冷却水の温度及び第3ケース内配管231内を流れる水を含む空気の温度と比較して高く、第1ケース内配管221aは、第2ケース内配管162及び第3ケース内配管231によって冷却可能な位置に配置されている。
したがって、第1ケース内配管221a内を流れる空気は、第2ケース内配管162を介して第2ケース内配管162内を流れる冷却水と熱交換することで冷却されるとともに、第3ケース内配管231を介して第3ケース内配管231内を流れる水を含む空気と熱交換することで冷却される。
すなわち、本実施形態の冷却対象は、第1ケース内配管221aであり、第1ケース内配管221aが冷却されることで第1ケース内配管221a内を流れる空気が冷却される。第3ケース内配管231は、冷却部として機能する。
したがって、低圧配管23における膨張機13よりも空気の流れ方向の下流で、且つ冷却部である第3ケース内配管231よりも空気の流れ方向の上流に位置する部分によって構成される流路は、本実施形態における低圧流路と言える。
燃料電池システム10は、第2高圧配管22b内を流れる空気を低圧流路に導入する導入流路を構成する導入配管24を備えている。本実施形態においては、導入配管24の一端部は、第2高圧配管22bに接続されており、他端部は、低圧配管23における低圧流路を構成する部分に接続されている。つまり、導入流路は、低圧流路と第2高圧流路とに連通している。導入配管24には、開閉弁24vが設けられている。
燃料電池システム10は、制御装置19を備えている。制御装置19は、開閉弁24vと電気的に接続されている。開閉弁24vは、制御装置19からの制御を受けることにより、開弁状態と閉弁状態とに切り換えられる。
制御装置19は、運転者に操作されるアクセルペダル19aの操作量を検出するアクセルセンサ19sと電気的に接続されている。制御装置19は、アクセルセンサ19sの検出結果であるアクセル開度をアクセルセンサ19sから受信する。制御装置19は、アクセルセンサ19sから送信されるアクセル開度に基づいて、燃料電池スタック11に対する要求発電量を算出する。
制御装置19は、燃料電池スタック11に対する要求発電量に応じて、開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換える。本実施形態においては、燃料電池スタック11に供給される空気の温度に応じて開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換える。燃料電池スタック11に供給される空気の温度は、要求発電量と因果関係があり、要求発電量が高くなると燃料電池スタック11に供給される空気の温度は高くなる。すなわち、燃料電池スタック11に供給される空気の温度に応じて開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換えることは、要求発電量に応じて開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換えていると言える。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御装置19は、燃料電池スタック11に供給される空気の温度が、予め定められた温度以上であった場合、開閉弁24vを開弁状態に切り換える。すると、第2高圧配管22b内を流れる空気が、導入配管24を介して低圧流路に導入される。ここで、第2高圧配管22b内を流れる空気は、低圧流路を流れる空気よりも高圧であるため、低圧流路内で表面張力により安定していた水が、流入した高圧の空気によって、第3ケース内配管231内に強制的に導入される。これにより、第3ケース内配管231内により多くの水を導入することができるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することが可能となる。
さらに、低圧流路内で表面張力により安定していた水の一部が、流入した高圧の空気によって不安定となり、やがて液滴に変化する。この液滴は、第3ケース内配管231内に導入される。液滴になると蒸発し易くなるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気をさらに効率良く冷却することが可能となる。
一方、燃料電池スタック11に供給される空気の温度が、予め定められた温度未満である場合では、第1高圧配管22aを流れる空気を積極的に冷却しなくてもよい。つまり、制御装置19は、燃料電池スタック11に供給される空気の温度が、予め定められた温度未満であった場合には、開閉弁24vを閉弁状態に切り換えてもよい。この場合、第2高圧配管22b内を流れる空気が導入配管24を介して低圧流路に導入されなくなる。これにより、膨張機13による空気の排気エネルギーの回収が効率良く行われる。その結果、走行用モータの電力源として用いられる電力がバッテリに効率良く蓄電されるため、燃料電池スタック11での発電を抑えることができ、燃料電池スタック11の発熱が抑えられる。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)燃料電池システム10は、第2高圧配管22b内を流れる空気を低圧流路に導入する導入流路を構成する導入配管24を備えた。これによれば、第2高圧配管22bから導入配管24を介して低圧流路に導入されると、低圧流路内で表面張力により安定していた水が、流入した高圧の空気によって、第3ケース内配管231内に強制的に導入される。したがって、第3ケース内配管231内により多くの水を導入することができるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することができる。
さらに、低圧流路内で表面張力により安定していた水の一部は、流入した高圧の空気によって不安定となり、やがて液滴に変化する。この液滴は、第3ケース内配管231内に導入される。液滴になると蒸発し易くなるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気をさらに効率良く冷却することが可能となる。
(2)導入配管24には、開閉弁24vが設けられている。そして、第1高圧配管22aを流れる空気が予め定められた温度未満であって、第1高圧配管22aを流れる空気を積極的に冷却しなくてもよい場合には、開閉弁24vを閉弁状態とする。これによれば、膨張機13による空気の排気エネルギーの回収を効率良く行うことができる。そして、第1高圧配管22aを流れる空気が予め定められた温度以上になると、開閉弁24vを開弁状態とすることで、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することができる。
(3)本実施形態では、第1ケース内配管221a内を流れる空気は、第2ケース内配管162内を流れる冷却水によって冷却されるとともに、第3ケース内配管231内を流れる水を含む空気によっても冷却される。よって、第2ケース内配管162内を流れる冷却水のみで第1ケース内配管221a内を流れる空気を冷却する場合に比べて、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、第1高圧配管22aの全部が、配管収容ケース14内に設けられていてもよい。つまり、第1高圧配管22aの少なくとも一部が、配管収容ケース14内に設けられていればよい。
○ 実施形態において、冷却対象は、燃料電池スタック11、圧縮機12(例えば、電動モータや圧縮機構部等)、第1循環配管15等であってもよい。要は、冷却対象は、膨張機13から排出されて低圧流路を流れる空気の温度よりも高温になるものであればよい。例えば、圧縮機12を冷却対象とした場合、圧縮機12を構成するハウジングの外面に、低圧配管23の一部を直接取り付けるようにしてもよい。この場合、低圧配管23における圧縮機12のハウジングの外面に取り付けられた部位が冷却部として機能する。
○ 実施形態において、導入配管24の一端部は、第2高圧配管22bに接続されており、他端部は、低圧配管23に接続されているが、これに限られない。導入配管24の一端部が、第1高圧配管22aに接続され、他端部が、低圧配管23に接続されていてもよい。この場合であっても、高圧の空気によって低圧流路内で表面張力により安定していた水を第3ケース内配管231内に強制的に導入できるため、第1ケース内配管221a内を流れる空気を効率良く冷却することができる。また、第1高圧配管22a内を流れる空気の温度は、第2高圧配管22b内を流れる空気の温度と比較して低いため、低圧流路を流れる空気の温度上昇を抑えることができる。
○ 制御装置19は、燃料電池スタック11の温度が、予め定められた温度以上であった場合に、開閉弁24vを開弁状態に切り換えるとともに、燃料電池スタック11の温度が、予め定められた温度未満であった場合に、開閉弁24vを閉弁状態に切り換えてもよい。
○ 制御装置19は、燃料電池スタック11に供給される空気の温度が、予め定められた温度未満であり、且つ燃料電池スタック11の温度が、予め定められた温度以上であった場合に、開閉弁24vを閉弁状態に切り換えてもよい。
○ 実施形態において、制御装置19は、燃料電池スタック11に対する要求発電量が、予め定められた発電量以上であった場合に、開閉弁24vを開弁状態に切り換えるとともに、燃料電池スタック11に対する要求発電量が、予め定められた発電量未満であった場合に、開閉弁24vを閉弁状態に切り換えてもよい。
○ 実施形態において、制御装置19は、例えば、圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力が、予め定められた圧力以上であった場合に、開閉弁24vを開弁状態に切り換えるとともに、圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力が、予め定められた圧力未満であった場合に、開閉弁24vを閉弁状態に切り換えてもよい。圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力は、要求発電量と因果関係があり、要求発電量が高くなると燃料電池スタック11に圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力は高くなる。すなわち、圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力に応じて開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換えることは、要求発電量に応じて開閉弁24vを開弁状態と閉弁状態とに切り換えていると言える。
つまり、要求発電量と因果関係があるパラメータに応じて開閉弁24vの開閉を切り換えることは、要求発電量に応じて開閉弁24vの開閉を切り換えていると言える。したがって、開閉弁24vの開閉は、燃料電池スタック11に供給される空気の温度、燃料電池スタック11の温度、圧縮機12から吐出される空気の吐出圧力に限らず、要求発電量と因果関係があるパラメータに応じて切り換えてもよい。
○ 実施形態において、導入配管24に開閉弁24vを設けなくてもよい。
○ 実施形態において、冷却部によって、第1ケース内配管221a内を流れる空気を十分冷却することができるのであれば、第2冷却水回路160を無くしてもよい。
○ 実施形態において、第2循環配管16を無くして、第1循環配管15から分岐させた第1循環配管15の一部分である配管を配管収容ケース14内に設けてもよい。
○ 実施形態において、圧縮機12は、電動モータで駆動するターボ式の電動流体機械であったが、例えば、スクロール式の電動流体機械やルーツ式の電動流体機械であってもよい。同様に、膨張機13も、例えば、スクロール式の電動流体機械やルーツ式の電動流体機械であってもよい。
10…燃料電池システム、11…燃料電池スタック、12…圧縮機、13…膨張機、22a…高圧流路を構成する第1高圧配管、22b…高圧流路を構成する第2高圧配管、23…一部が低圧流路を構成する低圧配管、24…導入流路を構成する導入配管、24v…開閉弁、221a…冷却対象である第1ケース内配管、231…冷却部として機能する第3ケース内配管。

Claims (3)

  1. 燃料電池スタックと、
    空気を圧縮する圧縮機と、
    前記燃料電池スタックから排出された空気を膨張させて前記空気の排気エネルギーを回収する膨張機と、
    前記膨張機から排出された空気が流入するとともに冷却対象を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間及び前記燃料電池スタックと前記膨張機との間を繋ぐ高圧流路と、
    前記膨張機と前記冷却部との間を繋ぐ低圧流路と、
    前記高圧流路を流れる空気を前記低圧流路に導入する導入流路と、を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記冷却対象は、前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ前記高圧流路を構成する配管であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記導入流路には、開閉弁が設けられており、
    前記開閉弁は、前記燃料電池スタックに対する要求発電量に応じて開閉することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システム。
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