JP2018055931A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却すること。【解決手段】インタークーラ20は、排出配管31を流通する水を捕捉する捕捉部材30を有する。捕捉部材30は、第1流路170を流れる空気と熱交換可能な位置に配置されている。これによれば、圧縮機から吐出された空気は、捕捉部材30を通過する際に、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
水素と空気中の酸素とを化学反応させて発電を行う燃料電池スタックを有する燃料電池システムを搭載した車両が実用化されている。例えば特許文献1に開示されているように、燃料電池システムにおいては、空気を圧縮する圧縮機が用いられている。また、燃料電池システムは、圧縮機により圧縮された高温高圧の空気を、燃料電池スタックに供給する前に冷却するために用いられるインタークーラ(冷却部)を備えている。
特開平11−329470号公報
ところで、燃料電池システムでは、インタークーラを用いて、圧縮機により圧縮された高温高圧の空気を、燃料電池スタックに供給する前に冷却しているが、圧縮機により圧縮された空気を、燃料電池スタックに供給する前にさらに効率良く冷却することが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却することができる燃料電池システムを提供することにある。
上記課題を解決する燃料電池システムは、空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された空気が供給される燃料電池スタックと、前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ第1流路と、前記第1流路を流れる空気を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、前記燃料電池スタックから当該燃料電池スタックで生成された水を排出する排出流路を有し、前記冷却部は、前記排出流路を流通する前記水を捕捉する捕捉部材を有し、前記捕捉部材は、前記第1流路を流れる空気と熱交換可能な位置に配置される。
これによれば、圧縮機により圧縮されて圧縮機から吐出された空気は、第1流路を流れて捕捉部材を通過する際に、捕捉部材によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。よって、捕捉部材を有していない冷却部に比べて、圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却することができる。
上記燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックから排出された空気を膨張させて前記空気の排気エネルギーを回収する膨張機と、前記膨張機と前記冷却部との間を繋ぐ第2流路と、を有していてもよい。
膨張機から排出された空気は、膨張機により膨張されたことで低温低圧になっているとともに水を含んでいる。膨張機から排出された水を含んだ空気は、第2流路を介して冷却部に導入される。そして、圧縮機により圧縮されて圧縮機から吐出された空気は、冷却部において、第2流路を介して冷却部に導入された空気に含まれる水と熱交換されることにより冷却される。よって、圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却することができる。
上記燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックの内部抵抗値に応じて、前記捕捉部材へ供給される水の供給量を制御する制御部を備えてもよい。
第1流路を流れる空気は、捕捉部材を通過すると、捕捉部材が水を捕捉しているため、湿度が上昇する。すると、第1流路を流れる空気の湿度が上昇し過ぎて、燃料電池スタックの内部の湿度が過剰となる可能性がある。
燃料電池スタックの発電を効率良く行うためには、燃料電池スタックの内部の湿度を予め定められた所望の湿度に保つ必要がある。ここで、燃料電池スタックの内部抵抗値と燃料電池スタックの内部の湿度とは相関関係にある。よって、制御部が、燃料電池スタックの内部抵抗値に応じて、捕捉部材へ供給される水の供給量を制御することにより、第1流路を流れる空気の湿度を調節することができる。その結果、燃料電池スタックの内部の湿度を予め定められた所望の湿度に調節し易くすることができ、燃料電池スタックの発電を効率良く行うことができる。
上記課題を解決する燃料電池システムは、空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された空気が供給される燃料電池スタックと、前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ第1流路と、前記第1流路を流れる空気を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、前記燃料電池スタックから当該燃料電池スタックで生成された水を排出する排出配管を有し、前記排出配管は、一部分が前記圧縮機の吐出室内に設けられるとともに両端が前記圧縮機の外側に設けられており、前記排出配管の前記一部分内には、前記排出配管内を流通する前記水を捕捉する捕捉部材が設けられている。
これによれば、圧縮機により圧縮されて吐出室内に吐出された空気は、排出配管を介して捕捉部材によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。よって、圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却することができる。
この発明によれば、圧縮機により圧縮された空気を効率良く冷却することができる。
実施形態における燃料電池システムの概略構成図。 インタークーラの模式図。 インタークーラ周辺の斜視図。 別の実施形態におけるインタークーラ周辺の斜視図。 別の実施形態におけるインタークーラの部分断面図。 (a)は別の実施形態におけるインタークーラのチューブの斜視図、(b)はチューブの断面図。 別の実施形態におけるインタークーラの部分断面図。 別の実施形態における燃料電池システムの概略構成図。
以下、燃料電池システムを具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。本実施形態の燃料電池システムは車両(燃料電池車)に搭載されている。
図1に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池スタック11と、空気を圧縮する圧縮機12と、燃料電池スタック11から排出された空気を膨張させて空気の排気エネルギーを回収する膨張機13とを備えている。圧縮機12及び膨張機13は、電動モータで駆動するターボ式の電動流体機械である。燃料電池スタック11は、複数のセルを直列に積層して構成されている。
燃料電池スタック11は、水素と空気中の酸素とを化学反応させて発電を行う。燃料電池スタック11の内部には、水素と酸素との化学反応によって水が生成される。なお、燃料電池スタック11の発電に寄与する酸素は、空気中に2割程度しか存在しないことから、燃料電池スタック11に供給された空気の8割程度は、燃料電池スタック11の発電に寄与されることなく燃料電池スタック11から排出される。
燃料電池スタック11は、図示しない走行用モータに電気的に接続されている。走行用モータは、燃料電池スタック11を電力源として駆動する。走行用モータの動力は、図示しない動力伝達機構を介して車軸に伝達され、燃料電池車は、アクセル開度に応じた車速で走行する。
燃料電池システム10は、燃料電池スタック11を冷却するための冷却水(LLC)が循環する流路を構成する循環配管15と、循環配管15内を流れる冷却水を圧送するポンプ15aと、ラジエータ15bと、を有する冷却水回路150を備えている。
循環配管15の一部分であるラジエータ内配管151は、ラジエータ15b内に設けられている。ラジエータ内配管151内を流れる冷却水は、外気と熱交換することで冷却される。
循環配管15の他の一部分であるスタック内配管152は、燃料電池スタック11内を通過している。燃料電池スタック11は、スタック内配管152内を流れる冷却水と熱交換されることにより冷却される。
燃料電池システム10では、膨張機13において、燃料電池スタック11から排出された空気が膨張し、空気の排気エネルギーが機械的エネルギーとして取り出され、膨張機13の電動モータが発電機として機能して電動モータに回生電力が発生する。電動モータに発生した回生電力は、図示しないバッテリに蓄電され、例えば、走行用モータの電力源として用いられる。
燃料電池システム10は、インタークーラ20を備えている。燃料電池システム10は、外部から圧縮機12に空気を供給する吸入流路を構成する吸入配管16を備えている。また、燃料電池システム10は、圧縮機12とインタークーラ20との間を繋ぐ第1接続配管17aと、インタークーラ20と燃料電池スタック11との間を繋ぐ第2接続配管17bと、を備えている。第1接続配管17a、第2接続配管17b及び後述するインタークーラ空間25は、後述する第1流路170の一部を構成している。
また、燃料電池システム10は、燃料電池スタック11と膨張機13との間を繋ぐ第3接続配管17cを備えている。さらに、燃料電池システム10は、膨張機13とインタークーラ20との間を繋ぐ第2流路を構成する第4接続配管18を備えている。膨張機13から排出されて第4接続配管18を流れる空気は、膨張機13により膨張されたことで低温低圧になっているとともに水を含んでいる。また、燃料電池システム10は、インタークーラ20内を通過した空気が排出される第5接続配管19を備えている。
図2及び図3に示すように、インタークーラ20は、細長四角箱状の第1タンク21及び第2タンク22と、長板状の一対の接続プレート(第1の接続プレート27a、第2の接続プレート27b)と、複数のチューブ23と、フィン26と、を備えている。
第1タンク21及び第2タンク22は、互いに間隔を空けて配置されており、第1タンク21及び第2タンク22の間には、一対の接続プレート27a,27bと、複数のチューブ23と、フィン26と、が配置されている。
すなわち、第1タンク21と第2タンク22とは、一対の接続プレート27a,27bと、複数のチューブ23と、フィン26と、を挟んで対向するように配置されている。以降は、第1タンク21において、一対の接続プレート27a,27bと、複数のチューブ23と、フィン26と、を挟んで第2タンク22と対向する面を第1対向面211とし、第2タンク22において、一対の接続プレート27a,27bと、複数のチューブ23と、フィン26と、を挟んで第1タンク21と対向する面を第2対向面221として説明を行う。
なお、第1対向面211及び第2対向面221は、矩形状である。
第1対向面211における長手方向の一端部211aには、第1の接続プレート27aにおける長手方向の一端部271aが接合されており、第1対向面211における長手方向の他端部211bには、第2の接続プレート27bにおける長手方向の一端部271bが接合されている。
同様に、第2対向面221における長手方向の一端部221aには、第1の接続プレート27aにおける長手方向の他端部272aが接合されており、第2対向面221における長手方向の他端部221bには、第2の接続プレート27bにおける長手方向の他端部272bが接合されている。
すなわち、一対の接続プレート27a,27bは、間隔を空けて互いに平行に配置されている。
第1対向面211における長手方向の一端部211aと長手方向の他端部211bとの間には、図示しない矩形状の貫通孔が複数設けられており、複数の貫通孔は、第1対向面211の長手方向に沿って互いに間隔を空けて配置されている。
第1対向面211と同様に、第2対向面221における長手方向の一端部221aと長手方向の他端部221bとの間にも、図示しない矩形状の貫通孔が複数設けられている。複数の貫通孔は、第2対向面221の長手方向に沿って互いに間隔を空けて配置されている。
複数のチューブ23は扁平中空状である。複数のチューブ23は、一端が第1対向面211の貫通孔に各々挿通され、他端が第2対向面221の貫通孔に各々挿通されている。
すなわち、複数のチューブ23は、第1タンク21内及び第2タンク22内と連通している。また、複数のチューブ23は、第1の接続プレート27aと第2の接続プレート27bとの間の空間を複数の空間に区画するように、間隔を空けて互いに平行に配置されている。
第1の接続プレート27aとチューブ23との間の空間、第2の接続プレート27bとチューブ23との間の空間、及び、チューブ23とチューブ23との間の空間を、以降、インタークーラ空間25として説明を行う。
インタークーラ空間25には、フィン26(コルゲートフィン)が配設されている。
なお、説明の都合上、図2に示すインタークーラ20は模式的に示したものであり、図2に示すインタークーラ20のチューブ23及びフィン26の数と、図3に示すインタークーラ20のチューブ23及びフィン26の数とは異なっている。
第1タンク21における第1対向面211と対向する面212には、第4接続配管18が接続される吸入口21aと、第5接続配管19が接続される吐出口21bとが形成されている。第1タンク21の内部は、仕切壁21cによって、吸入口21aに連通する吸入空間21dと、吐出口21bに連通する吐出空間21eとに仕切られている。
以上のように構成されたインタークーラ20内の空気の流れについて以下に説明をする。
第4接続配管18内を流れる空気は、吸入口21aを介して吸入空間21dに流れ込み、吸入空間21dから吸入空間21dと連通するチューブ23内に流れ込む。チューブ23内を通過した空気は、第2タンク22内に流れ込み、第2タンク22内から吐出空間21eと連通するチューブ23内にそれぞれ流れ込む。そして、各チューブ23内を通過した空気は、吐出空間21eに吐出されるとともに吐出口21bを介して第5接続配管19内に排出される。
第1接続配管17a及び第2接続配管17bは、インタークーラ20に接続されている。
第1接続配管17aは、第1接続配管17a内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20に接続されている。
詳述すると、第1接続配管17aにおけるインタークーラ20に接続される端部は、インタークーラ20に近づくにつれてその開口が徐々に拡径していくように形成されている。そして、第1接続配管17aにおけるインタークーラ20に接続される端部の開口縁は、第1タンク21の一面(第1対向面211と、第1対向面211と対向する面212とを繋ぐ2つの面のうちの一方の面213)、第2タンク22の一面(第2対向面221と、第2対向面221と対向する面222とを繋ぐ2つの面のうちの一方の面223)、及び、一対の接続プレート27a,27bにおけるフィン26と接続される面から立設する2つの面のうちの一方の面273a,273bと、に接合されている。
同様に、第2接続配管17bは、第2接続配管17b内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20に接続されている。
詳述すると、第2接続配管17bにおけるインタークーラ20に接続される端部は、インタークーラ20に近づくにつれてその開口が徐々に拡径していくように形成されている。そして、第2接続配管17bにおけるインタークーラ20に接続される端部の開口縁は、第1タンク21の一面(第1対向面211と、第1対向面211と対向する面212とを繋ぐ2つの面のうちの他方の面214)、第2タンク22の一面(第2対向面221と、第2対向面221と対向する面222とを繋ぐ2つの面のうちの他方の面224)、及び、一対の接続プレート27a,27bにおけるフィン26と接続される面から立設する2つの面のうちの他方の面274a,274bと、に接合されている。
本実施形態において、複数のインタークーラ空間25は、第1接続配管17a内及び第2接続配管17b内と連通している。
第1接続配管17a、複数のインタークーラ空間25及び第2接続配管17bは、圧縮機12と燃料電池スタック11との間を繋ぐ第1流路170を構成している。
インタークーラ20は、捕捉部材30を有している。
図3に示すように、捕捉部材30は、シート状の多孔質体である。捕捉部材30は、図3において二点鎖線で示すように、各インタークーラ空間25における第1接続配管17a側の開口を覆うように設けられており、第1接続配管17a内に収容されている。
また、捕捉部材30は、チューブ23及びフィン26と接触しており、チューブ23及びフィン26と熱交換可能となっている。
本実施形態において、インタークーラ20及び捕捉部材30は、第1流路170を流れる空気を冷却する冷却部を構成している。つまり、冷却部は、捕捉部材30を有している。
図1に示すように、燃料電池システム10は、燃料電池スタック11から当該燃料電池スタック11で生成された水を排出する排出流路を構成する排出配管31を有している。
排出配管31の一端は、燃料電池スタック11に接続されている。
排出配管31の他端は、第1接続配管17aを貫通して、開口端が捕捉部材30に接続されている。
また、燃料電池システム10は、一端が第2接続配管17bに接続され、他端が排出配管31に接続される導入配管31aを備えている。
第2接続配管17b内を流通する空気の一部は、導入配管31a内を流通して排出配管31内に導入される。
排出配管31内の水は、導入配管31aを介して排出配管31内に導入される空気によって捕捉部材30に向けて流れ、捕捉部材30によって捕捉される。
以上のように構成された燃料電池システム10において圧縮機12から吐出された空気が、インタークーラ20によって冷却されて燃料電池スタック11に供給されるまでの流れについて説明する。
圧縮機12から吐出された空気は、第1接続配管17a内を流れ、各インタークーラ空間25に流入する前に捕捉部材30を通過し、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換することで冷却される。
捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換して冷却された空気は、インタークーラ空間25に流入し、チューブ23内を通過する水を含む空気と、フィン26及びチューブ23を介して熱交換されることにより更に冷却され、第2接続配管17b内に流入し、その後、燃料電池スタック11に供給される。
本実施形態の燃料電池システム10は、さらに、図1に示すように、排出配管31内に流量制御弁31vが設けられている。また、燃料電池システム10は、制御装置32を備えている。制御装置32は、流量制御弁31vと電気的に接続されている。流量制御弁31vは、制御装置32からの制御を受けることにより、弁開度が調節される。
燃料電池システム10は、燃料電池スタック11の電流値を検出する電流センサ33と、燃料電池スタック11の電池セル毎の電圧値を検出する電圧センサ34と、を備えている。電流センサ33によって検出された電流値は制御装置32に送られる。電圧センサ34によって検出された電圧値は制御装置32に送られる。そして、制御装置32は、電流センサ33から送られた電流値と、電圧センサ34から送られた電圧値とによって燃料電池スタック11の内部抵抗値(インピーダンス)を算出し、算出された内部抵抗値に応じて流量制御弁31vの弁開度を制御する。
燃料電池スタック11の内部抵抗値は、燃料電池スタック11の内部の湿度が高くなると小さくなり、燃料電池スタック11の内部の湿度が低くなると大きくなる。つまり、燃料電池スタック11の内部抵抗値は、燃料電池スタック11の内部の湿度によって変化する。したがって、燃料電池スタック11の内部抵抗値は、燃料電池スタック11の内部の湿度と相関関係にある。
例えば、制御装置32によって算出された内部抵抗値が予め定められた閾値未満であった場合、制御装置32は、流量制御弁31vの弁開度が小さくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。また、制御装置32によって算出された内部抵抗値が予め定められた閾値以上であった場合、制御装置32は、流量制御弁31vの弁開度が大きくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。以上のように、制御装置32及び流量制御弁31vは、捕捉部材30へ供給される水の供給量を制御する制御部を構成している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
圧縮機12から吐出された空気は、捕捉部材30を通過する際に、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。よって、捕捉部材30を有していない冷却部に比べて、圧縮機12により圧縮されて圧縮機12から吐出された空気が効率良く冷却される。
また、捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出されて捕捉部材30を通過する空気と熱交換されることにより蒸発するため、この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気が冷却される。よって、捕捉部材30によって捕捉されている水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気を冷却しているため、圧縮機12から吐出された空気がさらに効率良く冷却される。
また、膨張機13から排出された空気は、膨張機13により膨張されたことで低温低圧になっているとともに水を含んでいる。膨張機13から排出された水を含んだ空気は、第4接続配管18を介してインタークーラ20のチューブ23内に導入される。そして、圧縮機12から吐出された空気は、チューブ23内に導入された空気に含まれる水と熱交換されることにより冷却される。よって、圧縮機12から吐出された空気が効率良く冷却される。
また、チューブ23内に導入された水を含んだ空気と、圧縮機12から吐出された空気とがインタークーラ20で熱交換される際に、チューブ23内に導入された空気に含まれている水の一部は、第1流路170を流れる空気からの熱によって蒸発する。よって、この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気がさらに効率良く冷却される。
さらに、第1流路170を流れる空気は、捕捉部材30を通過すると、捕捉部材30が水を捕捉しているため、湿度が上昇する。すると、第1流路170を流れる空気の湿度が上昇し過ぎて、燃料電池スタック11の内部の湿度が過剰となる可能性がある。
燃料電池スタック11の発電を効率良く行うためには、燃料電池スタック11の内部の湿度を予め定められた所望の湿度に保つ必要がある。制御装置32は、制御装置32によって算出された内部抵抗値が予め定められた閾値未満であった場合、流量制御弁31vの弁開度が小さくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。すると、排出配管31から捕捉部材30へ供給される水の供給量が少なくなり、第1流路170を流れる空気の湿度が上昇し過ぎてしまうことが抑制される。その結果、燃料電池スタック11の内部の湿度が過剰となってしまうことが抑制される。
また、制御装置32は、制御装置32によって算出された内部抵抗値が予め定められた閾値以上であった場合、流量制御弁31vの弁開度が大きくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。すると、排出配管31から捕捉部材30へ供給される水の供給量が多くなり、第1流路170を流れる空気の湿度が上昇する。その結果、燃料電池スタック11の内部の湿度を、予め定められた所望の湿度に向けて上昇させ易くすることが可能となる。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)インタークーラ20は、排出配管31を流通する水を捕捉する捕捉部材30を有する。捕捉部材30は、第1流路170を流れる空気と熱交換可能な位置に配置されている。これによれば、圧縮機12から吐出された空気は、捕捉部材30を通過する際に、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。よって、捕捉部材30を有していない冷却部に比べて、圧縮機12により圧縮されて圧縮機12から吐出された空気を効率良く冷却することができる。
(2)燃料電池システム10は、燃料電池スタック11から排出された空気を膨張させて空気の排気エネルギーを回収する膨張機13と、膨張機13とインタークーラ20との間を繋ぐ第4接続配管18と、を有している。膨張機13から排出された水を含んだ空気は、第4接続配管18を介してインタークーラ20内に導入される。そして、圧縮機12により圧縮されて圧縮機12から吐出された空気は、インタークーラ20内において、第4接続配管18を介してインタークーラ20内に導入された空気に含まれる水と熱交換されることにより冷却される。よって、圧縮機12により圧縮されて圧縮機12から吐出された空気を効率良く冷却することができる。
(3)制御装置32は、燃料電池スタック11の内部抵抗値に応じて流量制御弁31vの弁開度を調節し、捕捉部材30へ供給される水の供給量を制御する。これにより、第1流路170を流れる空気の湿度を調節することができる。その結果、燃料電池スタック11の内部の湿度を予め定められた所望の湿度に調節し易くすることができ、燃料電池スタック11の発電を効率良く行うことができる。
(4)捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出されて捕捉部材30を通過する空気と熱交換されることにより蒸発するため、この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気が冷却される。よって、捕捉部材30によって捕捉されている水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気を冷却しているため、圧縮機12から吐出された空気をさらに効率良く冷却することができる。
(5)インタークーラ20内に導入された水を含んだ空気と、圧縮機12から吐出された空気とがインタークーラ20で熱交換される際に、インタークーラ20に導入された空気に含まれている水の一部が、第1流路170を流れる空気からの熱によって蒸発する。よって、この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気をさらに効率良く冷却することができる。
(6)捕捉部材30は、燃料電池スタック11の内部で生成される水を捕捉している。これによれば、水素と酸素との化学反応によって燃料電池スタック11の内部で生成される水を有効利用することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図4に示すように、インタークーラ20の吸入口21aに第1接続配管17aが接続されるとともに、インタークーラ20の吐出口21bに第2接続配管17bが接続されていてもよい。この場合、第1接続配管17a、吸入口21a、吸入空間21d、各チューブ23、第2タンク22の内部、吐出空間21e、吐出口21b及び第2接続配管17bは、圧縮機12と燃料電池スタック11との間を繋ぐ第1流路を構成している。そして、第4接続配管18が、第4接続配管18内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20に接続され、第5接続配管19が、第5接続配管19内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20に接続されていてもよい。図4に示す実施形態のその他の構成は、既に図1〜図3で説明した実施形態と同様の構成であり、その説明を割愛し、差異の構成を中心に以下に説明する。
詳述すると、第4接続配管18におけるインタークーラ20に接続される端部は、インタークーラ20に近づくにつれてその開口が徐々に拡径していくように形成されている。そして、第4接続配管18におけるインタークーラ20に接続される端部の開口縁は、第1タンク21の面213、第2タンク22の面223、及び、一対の接続プレート27a,27bの面273a,273bと、に接合されている。
第5接続配管19におけるインタークーラ20に接続される端部は、インタークーラ20に近づくにつれてその開口が徐々に拡径していくように形成されている。そして、第5接続配管19におけるインタークーラ20に接続される端部の開口縁は、第1タンク21の面214、第2タンク22の面224、及び、一対の接続プレート27a,27bの面274a,274bと、に接合されている。
また、この場合、捕捉部材30は、各チューブ23に接した状態で、各チューブ23と熱的に結合されている必要がある。圧縮機12から吐出されて各チューブ23内を流れる空気は、各チューブ23を介して捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。また、捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出されて各チューブ23内を流れる空気と、各チューブ23を介して熱交換されることにより蒸発する。この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気が冷却される。
また、この場合、圧縮機12から吐出されて第1流路を流れる空気は捕捉部材30を通過しない。このため、圧縮機12から吐出されて第1流路を流れる空気が捕捉部材30を通過する場合のように、湿度が上昇するといったことが無い。よって、捕捉部材30へ供給される水の供給量を制御しなくてもよく、排出配管31に流量制御弁31vが設けられていなくてもよい。
○ 図5、図6(a)、図6(b)に示すように、インタークーラ20のチューブ23の一部を、捕捉部材30Aとしてもよい。つまり、図5、図6(a)、図6(b)に示す実施形態は、図1〜図3で説明した実施形態と比較して、捕捉部材30Aがインタークーラ20のチューブ23の一部であることが異なっており、その他の構成については同様であるため、その説明を割愛する。
捕捉部材30Aは、例えば、水透過性フィルムである。捕捉部材30Aは、排出配管31内を流通する水を捕捉する。排出配管31の一端は、燃料電池スタック11に接続されるとともに、排出配管31の他端は、捕捉部材30Aに接続されている。
圧縮機12から吐出された空気は、捕捉部材30Aによって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。また、捕捉部材30Aによって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出された空気と熱交換されることにより蒸発する。この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気がさらに冷却される。なお、上述したような捕捉部材30Aをチューブ23の一部とする構成は、全てのチューブ23に適用してもよいし、一部のチューブ23に適用してもよい。全てのチューブ23に適用する場合、全てのチューブ23にそれぞれ設けられた捕捉部材30Aにそれぞれ排出配管31が接続されている。例えば、排出配管31の他端側が、各捕捉部材30Aに向けて分岐されて、排出配管31の各他端が各捕捉部材30Aに接続されている。
○ 図7に示すように、捕捉部材30が、第2タンク22の内部に設けられていてもよい。つまり、図7に示す実施形態は、図1〜図3で説明した実施形態と比較して、捕捉部材30が第2タンク22の内部に設けられていることが異なっている。そして、図4に示す実施形態で説明したように、インタークーラ20の吸入口21aに第1接続配管17aが接続されるとともに、インタークーラ20の吐出口21bに第2接続配管17bが接続されていてもよい。さらに、第4接続配管18が、第4接続配管18内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20に接続され、第5接続配管19が、第5接続配管19内と全てのインタークーラ空間25とが連通するようにインタークーラ20にされていてもよい。
また、排出配管31の他端は、第2タンク22を貫通して、開口端が捕捉部材30に接続されている。
圧縮機12から吐出されて第2タンク22の内部を流れる空気は、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。また、捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出されて第2タンク22の内部を流れる空気と熱交換されることにより蒸発する。この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気がさらに冷却される。
○ 捕捉部材30が、第1タンク21の内部における吸入空間21dに設けられていてもよい。つまり、図7で説明した実施形態と比較して、捕捉部材30が第1タンク21の内部における吸入空間21dに設けられていることが異なっている。排出配管31の他端は、第1タンク21を貫通して、開口端が捕捉部材30に接続されている。
圧縮機12から吐出されて第1タンク21の内部を流れる空気は、捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。また、捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12から吐出されて第1タンク21の内部を流れる空気と熱交換されることにより蒸発する。この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12から吐出された空気がさらに冷却される。
○ 実施形態において、例えば、捕捉部材30が、第2接続配管17b内に設けられていてもよい。要は、捕捉部材30は、第1流路170を流れる空気と熱交換可能な位置に配置されていればよい。
○ 図8に示すように、排出配管31の一部分が、圧縮機12のハウジングを貫通して吐出室12d内に設けられるとともに、排出配管31の両端が圧縮機12の外側に設けられており、排出配管31内における吐出室12d内を通過している部位の内部に、排出配管31内を流通する水を捕捉する捕捉部材30が設けられていてもよい。
圧縮機12により圧縮されて吐出室12d内に吐出された空気は、排出配管31を介して捕捉部材30によって捕捉されている水と熱交換されることにより冷却される。これにより、圧縮機12により圧縮された空気を効率良く冷却することができる。また、捕捉部材30によって捕捉されている水の一部は、圧縮機12により圧縮されて吐出室12dに吐出された空気と、排出配管31を介して熱交換されることにより蒸発する。この水の蒸発潜熱を利用して、圧縮機12により圧縮された空気をさらに効率良く冷却することができる。
○ 実施形態において、制御装置32は、燃料電池スタック11の温度を検出するセンサによって検出された温度に基づいて、流量制御弁31vの弁開度を調節してもよい。燃料電池スタック11の温度は、燃料電池スタック11の内部の湿度が高くなると高くなり、燃料電池スタック11の内部の湿度が低くなると低くなる。制御装置32は、センサによって検出された温度が予め定められた閾値以上であった場合、流量制御弁31vの弁開度が小さくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。また、制御装置32は、センサによって検出された温度が予め定められた閾値未満であった場合、流量制御弁31vの弁開度が大きくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。
○ 実施形態において、制御装置32は、循環配管15を流れる冷却水の温度を検出するセンサによって検出された温度に基づいて、流量制御弁31vの弁開度を調節してもよい。燃料電池スタック11の温度は、燃料電池スタック11の内部の湿度が高くなると高くなり、燃料電池スタック11と熱交換される冷却水の温度も高くなる。燃料電池スタック11の温度は、燃料電池スタック11の内部の湿度が低くなると低くなり、燃料電池スタック11と熱交換される冷却水の温度も低くなる。制御装置32は、センサによって検出された温度が予め定められた閾値以上であった場合、流量制御弁31vの弁開度が小さくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。また、制御装置32は、センサによって検出された温度が予め定められた閾値未満であった場合、流量制御弁31vの弁開度が大きくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。
○ 実施形態において、制御装置32は、燃料電池スタック11の内部の湿度を検出するセンサによって検出された湿度に基づいて、流量制御弁31vの弁開度を調節してもよい。制御装置32は、センサによって検出された湿度が予め定められた閾値以上であった場合、流量制御弁31vの弁開度が小さくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。また、制御装置32は、センサによって検出された湿度が予め定められた閾値未満であった場合、流量制御弁31vの弁開度が大きくなるように流量制御弁31vの弁開度を制御する。
○ 実施形態において、排出配管31内に流量制御弁31vが設けられていなくてもよい。要は、燃料電池システム10は、捕捉部材30へ供給される水の供給量を制御する制御部が無い構成であってもよい。
○ 実施形態において、膨張機13から排出された空気と圧縮機12から吐出された空気とをインタークーラ20を用いて熱交換する構成でなくてもよい。そして、燃料電池システム10は、インタークーラ20を通過する冷却水(LLC)が循環する冷却水回路を備えた構成であってもよい。圧縮機12から吐出された空気は、インタークーラ20を用いて、冷却水回路を循環する冷却水によって冷却される。
○ 実施形態において、インタークーラ20は、第1タンク21に吸入口が設けられており、第2タンク22に吐出口が設けられているものであってもよい。第4接続配管18内を流れる空気は、吸入口を介して第1タンク21の内部に流れ込み、第1タンク21の内部から各チューブ23にそれぞれ流れ込む。各チューブ23を通過した空気は、第2タンク22の内部に流れ込み、吐出口を介して第5接続配管19内に排出される。
○ 実施形態において、燃料電池スタック11に電力を供給する側に電流センサを設け、当該電流センサによって、燃料電池スタック11に供給される電流値を検出し、この検出された電流値を制御装置32に送るようにしてもよい。
○ 実施形態において、導入配管31aは、第3接続配管17cと排出配管31とを接続し、第3接続配管17cを流れる空気を排出配管31に導入するものであってもよい。
○ 実施形態において、圧縮機12は、電動モータで駆動するターボ式の電動流体機械であったが、例えば、スクロール式の電動流体機械やルーツ式の電動流体機械であってもよい。同様に、膨張機13も、例えば、スクロール式の電動流体機械やルーツ式の電動流体機械であってもよい。
10…燃料電池システム、11…燃料電池スタック、12…圧縮機、12d…吐出室、13…膨張機、18…第2流路を構成する第4接続配管、20…冷却部の一部を構成するインタークーラ、30,30A…捕捉部材、31…排出流路を構成する排出配管、31v…制御部を構成する流量制御弁、32…制御部を構成する制御装置、170…第1流路。

Claims (4)

  1. 空気を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機によって圧縮された空気が供給される燃料電池スタックと、
    前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ第1流路と、
    前記第1流路を流れる空気を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記燃料電池スタックから当該燃料電池スタックで生成された水を排出する排出流路を有し、
    前記冷却部は、前記排出流路を流通する前記水を捕捉する捕捉部材を有し、
    前記捕捉部材は、前記第1流路を流れる空気と熱交換可能な位置に配置されることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池スタックから排出された空気を膨張させて前記空気の排気エネルギーを回収する膨張機と、
    前記膨張機と前記冷却部との間を繋ぐ第2流路と、を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池スタックの内部抵抗値に応じて、前記捕捉部材へ供給される水の供給量を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 空気を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機によって圧縮された空気が供給される燃料電池スタックと、
    前記圧縮機と前記燃料電池スタックとの間を繋ぐ第1流路と、
    前記第1流路を流れる空気を冷却する冷却部と、を備えた燃料電池システムであって、
    前記燃料電池スタックから当該燃料電池スタックで生成された水を排出する排出配管を有し、
    前記排出配管は、一部分が前記圧縮機の吐出室内に設けられるとともに両端が前記圧縮機の外側に設けられており、
    前記排出配管の前記一部分内には、前記排出配管内を流通する前記水を捕捉する捕捉部材が設けられていることを特徴とする燃料電池システム。
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