JP2018041842A - 集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、光学装置の製造方法 - Google Patents

集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、光学装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】単位基板の外形を画定する切込み又は溝を形成する工具と異なる工具で、素子の実装の基準となる孔又は凹部を形成する場合と比して、切込み又は溝に対する、孔又は凹部の位置精度を高くすることができる集合基板の製造方法 基板装置の製造方法 光学装置の製造方法を得る。【解決手段】集合基板の製造方法では、スリット92A、92Bと、長孔28とを同一工程、同一工具で形成する。このため、スリット92A、92Bに対する、長孔28の位置精度が高くなる。【選択図】図6

Description

本発明は、集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、及び光学装置の製造方法に関する。
特許文献1には、複数の長尺な基板が短手方向に並べられ、隣接する基板が長手方向の複数ヶ所の第1連結部で連結され、短手方向から見て、単位長さ当たりの連結部の長さが長い第1部位と短い第2部位を有する基板群を準備する工程と、第1部位となる基板の表面に部品を実装する工程と、基板の裏面に発光素子を実装する工程と、複数の連結部を切断する工程と、を含む発光基板の製造方法が開示されている。
特開2015−066793号公報
平面基板における複数の単位基板となる部位に、素子の実装の基準となる孔が形成された大型基板を準備し、該大型基板に、該素子が実装される複数の該単位基板の外形を画定する複数の溝を工具により形成する集合基板の製造方法が知られている。この方法で製造した集合基板の単位基板に該孔を基準として素子を実装すると、素子の実装の基準となる孔と、単位基板の外形を画定する溝とが異なる工具で形成されるため、単位基板の外形に対する素子の実装位置がずれる虞がある。
本発明は、単位基板の外形を画定する切込み又は溝を形成する工具と異なる工具で、素子の実装の基準となる孔又は凹部を形成する場合と比して、切込み又は溝に対する、孔又は凹部の位置精度を高くすることである。
本発明の請求項1に係る集合基板の製造方法は、同じ工具により、大型基板において複数の単位基板となる部分の夫々に、素子の実装の基準となる孔又は凹部を形成し、該大型基板に、該単位基板の外形を画定する切込み又は溝を形成することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る集合基板の製造方法は、請求項1に記載の集合基板の製造方法において、前記孔又は凹部は、前記大型基板の板面に沿って、前記工具を移動させることで形成することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る集合基板の製造方法は、請求項2に記載の集合基板の製造方法において、前記孔又は凹部は、大型基板の板厚方向から見て、長穴形状とされていることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る集合基板の製造方法は、請求項1〜3の何れか1項に記載の集合基板の製造方法において、 前記孔又は前記凹部を形成した後、前記切込みを形成することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る基板装置の製造方法は、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法で製造された集合基板を用いて、該孔又は該凹部を基準として該単位基板に該素子を夫々実装する実装工程と、該実装工程の後、該集合基板から複数の該単位基板に分割する分割工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る光学装置の製造方法は、請求項5に記載の方法で製造された基板装置は、該基板装置の板厚方向から見て長尺状で、該素子は、発光素子又は受光素子であって、該基板装置を用いて、該基板装置の短手方向の端面を筐体に接触させて、該筐体に該基板装置を位置決めする第一位置決め工程と、該発光素子又は受光素子と光学部品とが対向するように該筐体に該光学部品を位置決めする第二位置決め工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の集合基板の製造方法によれば、単位基板の外形を画定する切込み又は溝を形成する工具と異なる工具で、素子の実装の基準となる孔又は凹部を形成する場合と比して、切込み又は溝に対する、孔又は凹部の位置精度を高くすることができる。
本発明の請求項2の集合基板の製造方法によれば、基板の板厚方向のみに、工具を移動させることで、孔又は凹部を形成する場合と比して、孔又は凹部の縁におけるバリの発生を抑制することができる。
本発明の請求項3の集合基板の製造方法によれば、孔又は凹部が、楕円形状の場合と比して、孔又は凹部の中心位置を検出する際の検出位置精度を高くすることができる。
本発明の請求項4の集合基板の製造方法によれば、切込みを形成した後、孔又は凹部を形成する場合と比して、切込みに対する、孔の位置精度を高くすることができる。
本発明の請求項5の基板装置の製造方法によれば、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法で製造された集合基板を用いない場合と比して、基板装置の外形に対する、実装された素子の位置精度を高くすることができる。
本発明の請求項6の光学装置の製造方法によれば、請求項5に記載の方法で製造された基板装置を用いない場合と比して、光学部品に対する、基板装置に実装されている素子の位置精度を高くすることができる。
本発明の実施形態に係る光学装置の製造方法によって製造された露光装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る光学装置の製造方法によって製造された露光装置を示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板であって、配線パターンが形成された平面基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板であって、ドリルによる孔が形成された平面基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板であって、ルーターによるスリット等が形成された平面基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板であって、集合基板の外形が形成された平面基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法によって製造された集合基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法によって製造され、LEDアレイが実装された集合基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る基板装置の製造方法によって製造された発光基板を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法に用いられるエンドミルを示した図面である。 本発明の実施形態に対する比較形態に係る集合基板の製造方法に用いられる平面基板を示した平面図である。
本発明の実施形態に係る集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、及び光学装置の製造方法の一例を図1〜図12に従って説明する。
先ず、本実施形態の光学装置の製造方法によって製造される露光装置について説明する。次に、集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、及び光学装置の製造方法、について説明する。
(露光装置)
光学装置の一例である露光装置10については、図1、図2を用いて説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
露光装置10は、図1に示されるように、画像形成装置(図示省略)を構成する感光体ドラム12に、装置上下方向で対向して配置されている。そして、露光装置10は、発光基板20、筐体30、及びレンズアレイ40を含んで構成されている。
〔発光基板〕
発光基板20は、基板装置の一例であって、板面が感光体ドラム12と対向するように配置されている。そして、発光基板20は、図2に示されるように、装置奥行方向に延びる単位基板22と、単位基板22の表面に実装されている複数のLEDアレイ24とを含んで構成されている。LEDアレイ24は、素子の一例である。
単位基板22には、装置奥行方向に延びる配線パターン26が形成され、単位基板22の長手方向の両端部には、装置幅方向に延びる長孔28が夫々形成されている。
また、夫々のLEDアレイ24は、装置奥行に延びる長尺とされ、単位基板22の長手方向に沿って千鳥状に配置されている。また、夫々のLEDアレイ24は、その長手方向に並ぶ複数のLED24A(Light Emitting Diode)を備えている。
〔レンズアレイ〕
レンズアレイ40は、光学部品の一例であって、図1、図2に示されるように、発光基板20と、感光体ドラム12との間に配置され、装置奥行方向に延びる直方体状とされている。
〔筐体〕
筐体30は、感光体ドラム12に対向して配置され、装置奥行方向から見て、台形形状とされ、装置奥行方向に延びている。
また、筐体30には、図1、図2に示されるように、装置上下方向に貫通し、装置奥行方向に延びる孔32が形成されている。そして、孔32において感光体ドラム12側の部分で、レンズアレイ40を装置幅方向から挟み込むことで、筐体30は、レンズアレイ40を支持している。
このように、孔32を構成し、装置幅方向を向く側面30Aと、レンズアレイ40において装置幅方向を向く側面40Aとを接触させることで、レンズアレイ40は、筐体30に位置決めされている。
さらに、筐体30において感光体ドラム12とは反対側の部分には、凹状の凹部34が形成されている。そして、この凹部34に発光基板20が取り付けられている。具体的には、凹部34を構成し、装置幅方向を向く一方(図中左方)の側面30Bに、長尺状の発光基板20において短手方向の端面20Aを突き当てることで、発光基板20は、筐体30に位置決めされている。
この状態で、発光基板20のLEDアレイ24と、感光体ドラム12との間に、レンズアレイ40が配置されている。
(露光装置の作用)
次に、露光装置10の作用について説明する。
露光装置10のLEDアレイ24は、外部から入力された画像データに基づいて、図1に示されるように、レンズアレイ40に向けて、レーザ光を出射する。そして、レンズアレイ40は、LEDアレイ24から出射されたレーザ光を透過し、帯電した感光体ドラム12上に結像する。これにより、感光体ドラム12上には、画像データに基づいた静電潜像が形成される。
(要部構成)
次に、集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、及び光学装置の製造方法について、図3〜図12に従って説明する。なお、図3〜12に示す矢印Xは、各基板(後述する平面基板70、大型基板80、集合基板90、及び単位基板22)の基板高さ方向、矢印Yは、各基板の基板幅方向を示す。
先ず、集合基板について説明する。次に、集合基板の製造方法、集合基板の製造方法によって製造された集合基板を用いて基板装置を製造する、基板装置の製造方法、及び基板装置の製造方法によって製造された基板装置を用いて光学装置を製造する、光学装置の製造方法について順に説明する。
〔集合基板〕
集合基板90は、複数の単位基板22(図10参照)が形成されている基板であって、図8に示されるように、板厚方向から見て、矩形状とされている。そして、集合基板90には、夫々の単位基板22の外形を画定する複数のスリット92と、夫々の単位基板22に形成された配線パターン26と、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる長孔28とが形成されている。また、集合基板90の外周部分で、複数の単位基板22を囲む部分は、捨て基板96とされている。スリット92は、切込みの一例であって、長孔28は、孔の一例である。
さらに、集合基板90の捨て基板96において、基板高さ方向の下方部(図中下方)で、基板幅方向の両端部には、円形の孔98が形成されている。
スリット92は、単位基板22の短手方向を画定する、基板高さ方向に延びたスリット92Aと、単位基板22の長手方向を画定する、基板幅方向に延びたスリット92Bとに分けられる。
スリット92Aは、基板高さ方向に間隔を空けて複数形成されている。さらに、基板高さ方向に間隔を空けたスリット92Aが、基板幅方向に間隔を空けて複数形成されている。スリット92Bは、単位基板22の長手方向の一辺を画定する一対のスリット92A間に、形成されている。そして、各スリット92間が、隣り合う単位基板22を連結する、又は単位基板22と捨て基板96とを連結する連結片94とされている。
配線パターン26は、単位基板22に夫々形成されており、基板高さ方向に延びている。
長孔28は、夫々の配線パターン26を基板高さ方向から挟むように、夫々の単位基板22に対して2個形成されている。つまり、集合基板90に、N個の単位基板22が形成されている場合は、集合基板90に、長孔28は、2×N個形成されている。
〔集合基板の製造方法〕
次に、集合基板の製造方法について説明する。集合基板は、パターン形成工程、ドリル工程、及びルーター工程を経て製造される。
[パターン形成工程]
パターン形成工程では、3個の集合基板90が切り出される平面基板70に、複数の配線パターン26を形成し、平面基板70を大型基板80とする。
平面基板70は、両面全域が銅箔で覆われている基板であって、図3に示されるように、矩形状とされている。また、平面基板70の四隅には、位置決めに用いられる円状の孔72が夫々形成されている。
そして、この4個の孔72を用いて平面基板70をステージ(図示省略)に位置決めし、ドライフィルム(図示省略)をラミネートした平面基板70に、感光、レジスト除去、エッチング等をすることで、図4に示されるように、配線パターン26を形成する。
夫々の配線パターン26を、基板高さ方向に延びるように形成する。前述したように、平面基板70から3個の集合基板90が切り出されるため、集合基板90にN個の単位基板22が形成されるとすると、平面基板70に、3×N個の配線パターン26を形成する。
このように、平面基板70に配線パターン26を形成することで、平面基板70を、大型基板80とする。つまり、大型基板80は、平面基板70に配線パターン26が形成された基板である。
[ドリル工程]
ドリル工程では、大型基板80に、ドリル(図示省略)を用いて、図5に示されるように、孔98を形成する。
4個の孔72を用いて大型基板80をステージ(図示省略)に位置決めし、大型基板80から切り出される夫々集合基板90の捨て基板96(図8参照)となる部分において、基板高さ方向の下方部で、基板幅方向の両端部に、円形の孔98を形成する。
[ルーター工程]
ルーター工程では、孔98が形成された大型基板80に、エンドミル60(図11参照)を用いて、図6に示されるように、スリット92A、92B、及び長孔28を形成する。さらに、ルーター工程では、エンドミル60を用いて、図7に示されるように、大型基板80に、集合基板90の外形に沿ったスリット82を形成する。エンドミル60は、工具の一例である。
具体的には、4個の孔72を用いて大型基板80をルーター(図示省略)に位置決めし、エンドミル60を用いて、図6に示されるように、夫々の配線パターン26を基板高さ方向から挟むように、長孔28を形成する。孔の形状が円ではなく長孔であるため、平面基板70の板面に沿って長孔28の長手方向に、エンドミル60を移動させることで、長孔28を形成する。前述したように、平面基板70に、3×N個の配線パターン26が形成されているため、平面基板70に、2×3×N個の長孔28を形成する。なお、この長孔28は、前述したように、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる孔である。
さらに、長孔28を形成したエンドミル60を用いて、夫々の単位基板22の外形を画定するスリット92A、92Bを形成する。
また、長孔28を形成したエンドミル60を用いて、図7に示されるように、夫々の集合基板90の外形に沿ったスリット82を形成する。
このようにして、集合基板90が、図8に示されるように、大型基板80から切り出され、製造される。
〔基板装置の製造方法〕
次に、集合基板の製造方法によって製造された集合基板90を用いて、発光基板20(図2参照)を製造する方法について説明する。発光基板20は、実装工程、及び分割工程を経て製造される。
[実装工程]
実装工程では、集合基板90に形成されているN個の単位基板22に、図9に示されるように、複数のLEDアレイ24を夫々実装する。
夫々の単位基板22に形成された長孔28を基準に、夫々の単位基板22にLEDアレイ24を実装する。例えば、撮像装置によって撮像された長孔28を含む画像から、1個の単位基板22に形成された2個の長孔28の中心位置を夫々検出する。そして、2個の長孔28の中心位置を基準にして、基準とされた長孔28が形成された単位基板22に、LEDアレイ24を実装する。
前述したように、集合基板90には、N個の単位基板22が形成されている。このため、2個の長孔28の中心位置をN回検出し、検出する毎に、基準とされた長孔28が形成された単位基板22に、LEDアレイ24を実装する。これにより、集合基板90には、N個の発光基板20が形成される。
[分割工程]
分割工程では、所謂打ち抜き工法によって、連結片94を打ち抜き、N個の発光基板20を集合基板90から切り出す(図10参照)。このように、1個の集合基板90から、N個の発光基板20が製造される。
〔光学装置の製造方法〕
次に、基板装置の製造方法によって製造された発光基板20を用いて、露光装置10(図1参照)を製造する方法について説明する。露光装置10は、発光基板20と、レンズアレイ40とを、筐体30に組み付けることで製造される。
先ず、図1に示されるように、筐体30に形成された凹部34に発光基板20を取り付ける。具体的には、凹部34を構成し、装置幅方向を向く一方の側面30Bに、長尺状の発光基板20において短手方向の端面20Aを突き当てる。これにより、筐体30に発光基板20を位置決めする(第一位置決め工程)。なお、発光基板20の端面20Aは、スリット92Aの一部を構成している。
さらに、側面30Bに端面20Aを突き当てた状態で、発光基板20の周縁と、筐体30の凹部34とに接着剤を塗布し、筐体30に発光基板20を取り付ける。
次に、筐体30に形成された孔32において、装置上下方向の上方側の部分で、レンズアレイ40を装置幅方向から挟み込む。孔32を構成し、装置幅方向を向く側面30Aと、レンズアレイ40において装置幅方向を向く側面40Aとを接触させ、発光基板20のLEDアレイ24と、レンズアレイ40とを対向させる。これにより、筐体30にレンズアレイ40を位置決めする(第二位置決め工程)。
さらに、孔32の上側の開口周縁と、レンズアレイ40とに接着剤を塗布し、筐体30にレンズアレイ40を取り付ける。
(要部構成の作用・まとめ)
次に、本実施形態の作用について、比較形態の作用と比較しつつ説明する。先ず、比較形態に係る集合基板の製造方法、基板装置の製造方法、及び光学装置の製造方法について説明する。なお、比較形態については、本実施形態と異なる部分を主に説明する。
〔比較形態に係る集合基板の製造方法〕
比較形態に係る集合基板の製造方法のドリル工程では、ドリル(図示省略)を用いて、図12に示されるように、大型基板80に、孔98と、夫々の配線パターン26を基板高さ方向から挟むように円形の孔108とを形成する。この孔108は、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる孔である。
さらに、ルーター工程では、エンドミル60を用いて、大型基板80に、スリット92A、92B(図6参照)を形成する。なお、比較形態では、大型基板80に長孔28は形成されない。
〔比較形態に係る基板装置の製造方法〕
比較形態に係る基板装置の製造方法の実装工程では、夫々の単位基板22に形成された孔108を基準に、LEDアレイ24を実装する。
〔比較形態に係る光学装置の製造方法〕
比較形態に係る光学装置の製造方法は、本実施形態に係る光学装置の製造方法と同様である。
〔作用・まとめ〕
本実施形態の集合基板の製造方法では、単位基板22の外形を画定するスリット92A、92Bと、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる長孔28との両方を、エンドミル60を用いてルーター工程で形成する。
一方、比較形態の集合基板の製造方法では、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる孔108を、ドリルを用いてドリル工程で形成する。さらに、単位基板22の外形を画定するスリット92A、92Bを、エンドミル60を用いてルーター工程で形成する。
このように、本実施形態の集合基板の製造方法では、スリット92A、92Bと、長孔28とを同一工程、同一工具で形成し、比較形態の集合基板の製造方法では、スリット92A、92Bと、孔108とを異なる工程、異なる工具で形成する。ここで、同一工程、同一工具とは、基板を同じ治具に位置決めした状態で、同一の工具を用いて、対象形状を形成することである。
このため、本実施形態の集合基板の製造方法では、比較形態の集合基板の製造方法と比して、スリット92A、92Bに対する、長孔28の位置精度が高くなる。
また、本実施形態の集合基板の製造方法では、大型基板80に、長孔28を形成した後、スリット92A、92Bを形成する。このため、スリット92A、92Bを形成した後に、長孔28を形成する場合と比して、長孔28を形成する際の大型基板80の剛性が高いため、スリット92A、92Bに対する、長孔28の位置精度が高くなる。
また、大型基板80の板面に沿って長孔28の長手方向に、エンドミル60を移動させることで、長孔28を形成する。このため、ドリルで円孔を空けるように、工具を板厚方向のみに移動させる場合と比して、長孔28の縁におけるバリの発生が抑制される。
また、LEDアレイ24を単位基板22に実装するときに基準となる長孔28は、板厚方向から見て、長穴形状とされている。このため、例えば楕円形状の場合と比して、撮像装置によって撮像された画像から、孔の中心位置を検出する際の検出位置精度が高くなる。ここで、長穴形状とは、所謂スロット形状であった、円形を一方向に伸ばした形状である。
また、本実施形態の基板装置の製造方法では、長孔28を基準にしてLEDアレイ24を単位基板22に実装し、比較形態の基板装置の製造方法では、孔108を基準にしてLEDアレイ24を単位基板22に実装する。このため、本実施形態の基板装置の製造方法では、比較形態の基板装置の製造方法と比して、発光基板20の端面20A(図1参照)に対する、LEDアレイ24の位置精度が高くなる。
また、光学装置の製造方法では、筐体30の凹部34の側面30Bに、発光基板20の端面20Aを突き当てることで、LEDアレイ24が実装された発光基板20が、レンズアレイ40が取り付けられる筐体30に位置決めされる。このため、本実施形態の光学装置の製造方法では、比較形態の光学装置の製造方法と比して、レンズアレイ40に対する、LEDアレイ24の位置精度が高くなる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、夫々の単位基板22の外形を画定するために、スリット92を大型基板80に形成したが、例えば、夫々の単位基板22の外形を画定するために、溝を大型基板80に形成してもよい。
また、上記実施形態では、素子としてのLEDアレイ24の実装の基準として、長孔28を大型基板80に形成したが、例えば、素子としてのLEDアレイ24の実装の基準として、凹部を大型基板80に形成してもよい。
また、上記実施形態では、大型基板80の板面に沿ってエンドミル60を移動させて、長孔28を形成したが、大型基板80の板厚方向に工具を移動させることで、円形の孔を形成してもよい。しかし、この場合には、大型基板80の板面に沿ってエンドミル60を移動させることで生じる作用は生じない。
また、上記実施形態では、長孔28を形成した後に、スリット92を形成したが、スリット92を形成した後に、長孔28を形成してもよい。この場合には、長孔28を形成した後に、スリット92を形成することで生じる作用は生じない。
また、上記実施形態では、長孔28を形成した後に、スリット92を形成したが、長孔28とスリット92とを交互に形成してもよい。
また、上記実施形態では、光学装置を露光装置10(LEDプリントヘッド)とし、素子を発光素子であるLEDアレイ24として説明したが、光学装置を読取ユニット(例えば、Contact Image Sensor)とし、素子を受光素子としてもよい。
また、上記実施形態では、ルーター工程で、エンドミル60を用いて、大型基板80に、スリット92、及び長孔28を形成したが、同じ工具で、スリット92、及び長孔28を形成すればよく、一個のパンチ型で、スリット92、及び長孔28を、大型基板80に同時に形成してもよい。
10 露光装置(光学装置の一例)
20 発光基板(基板装置の一例)
20A 端面
22 単位基板
24 LEDアレイ(素子の一例)
28 長孔(孔の一例)
30 筐体
60 エンドミル(工具の一例)
80 大型基板
90 集合基板
92 スリット(切込みの一例)

Claims (6)

  1. 同じ工具により、大型基板において複数の単位基板となる部分の夫々に、素子の実装の基準となる孔又は凹部を形成し、該大型基板に、該単位基板の外形を画定する切込み又は溝を形成する集合基板の製造方法。
  2. 前記孔又は凹部は、前記大型基板の板面に沿って、前記工具を移動させることで形成する請求項1に記載の集合基板の製造方法。
  3. 前記孔又は凹部は、大型基板の板厚方向から見て、長穴形状とされている請求項2に記載の集合基板の製造方法。
  4. 前記孔又は前記凹部を形成した後、前記切込みを形成する請求項1〜3の何れか1項に記載の集合基板の製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の方法で製造された集合基板を用いて、該孔又は該凹部を基準として該単位基板に該素子を夫々実装する実装工程と、
    該実装工程の後、該集合基板から複数の該単位基板に分割する分割工程と、
    を備える基板装置の製造方法。
  6. 請求項5に記載の方法で製造された基板装置は、該基板装置の板厚方向から見て長尺状で、該素子は、発光素子又は受光素子であって、該基板装置を用いて、該基板装置の短手方向の端面を筐体に接触させて、該筐体に該基板装置を位置決めする第一位置決め工程と、
    該発光素子又は受光素子と光学部品とが対向するように該筐体に該光学部品を位置決めする第二位置決め工程と、
    を備える光学装置の製造方法。
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