JP2018039036A - 連続鋳造設備に備えられたロールスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】前方向を向くビーム部材に対して横切る方向に配備されたビーム受梁に干渉することなく、ロールセグメントの交換が容易とされた連続鋳造設備に備えられたロールスタンドを提供する。
【解決手段】本発明は、複数配備された各ストランドは一対のロールを1つ以上備えたロールセグメント17が複数積層されたロールスタンド16を有し、ロールセグメント17の少なくとも1つが前後に延び且つ左右に一対設けられ、床面Fより上方の第1ビーム部材10またはその上方の第2ビーム部材11に支持され、第1ビーム部材10はロールセグメント17の前側を左右に横切って設けた第1ビーム受梁13に支持され、第2ビーム部材11はロールセグメント17の前側を左右に横切って設けた第2ビーム受梁14に支持され、ロールセグメント17の高さは第1ビーム受梁13下面と床面Fの間あるいは第2ビーム受梁14下面と第1ビーム受梁13上面の間よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストランドが複数配備されている連続鋳造設備に備えられたロールスタンドに関する。
一般に、連続鋳造設備では、取鍋により運ばれてきた溶鋼がタンディッシュに注がれ、注がれた溶鋼はタンディッシュを経て鋳型に注入される。注入された溶鋼は鋳型下部から鋳片として引き抜かれ、この鋳片はロールスタンド(鋳片案内装置)に配備された案内ロールで保持されながらさらに下流側へと引き抜かれる。このような連続鋳造設備においては、鋳片の搬送路(ストランド)が複数配備されている。
ところで、各ストランドには、セグメントごとに分けられたロールスタンド、すなわち複数のロールセグメントが配備されている。これら各ロールセグメントは、定期点検、交換や修理などのメンテナンスをする際において、個別に移動及び搬出させることが可能となっている。
このようなロールセグメントを交換する装置としては、特許文献1〜3に開示されたものがある。
特許文献1には、鋳型の直下に二次冷却ロール装置を垂直に配置した縦型ストランドを隣接して複数配置した複数ストランドの連続鋳造設備において、フロアレベルの異なる二次冷却ロール装置の各セグメントに対し、夫々独立の1台の横行台車を設け、該横行台車をストランド横方向に移動可能として複数ストランド共用とすると共に、上記横行台車上にセグメント引出用ガイドレールを設け、二次冷却ロール装置側のビーム上のレールと滑らかにつながるように構成することを目的とした連続鋳造設備におけるセグメントの交換装置が開示されている。
特許文献2には、鋳型より下方に複数の案内ロールによって構成された複数のセグメントを備える垂直型連続鋳造設備のセグメント交換装置において、フロアレベルの異なる鋳片案内装置の少なくとも一つのセグメントに対し、垂直方向に回動自在な傾動梁の回動軸が鋳片案内装置に対向する側の支持フレームに軸支され、この傾動梁上に前記セグメントを引出しまたは引込み可能なガイドレールが設けられると共に、このガイドレールと前記鋳片案内装置側の支持フレーム上の固定レールとが直接または中間部材を介して滑らかにつながる様に構成され、前記セグメント引出し時または引込み時には、前記傾動梁を回動させて傾動梁の遊端部を、前記鋳片案内装置側の支持フレーム、前記中間部材またはこの支持フレーム上に固定された機械受梁に載置することにより、前記傾動梁上のガイドレールが略水平状態に保持されてなることを目的とした連続鋳造設備のセグメント交換装置が開示されている。
特許文献3には、モールドから鋳造ラインに沿って鋳片を引き抜くようにした連続鋳造設備において、前記鋳造ラインに沿って昇降可能な昇降台と、該昇降台上に水平移動可能に配置した台車とを有し、該台車により前記鋳造ラインを構成する所定のロールセグメントを前記昇降台上に引き込むと共に、その逆に、昇降台上のロールセグメントを前記鋳造ライン内に押し込むことを目的とした連続鋳造設備におけるロールセグメント交換装置が開示されている。
実公昭61−42667号公報 特開2011−104621号公報 特開平11−277203号公報
ところで、特許文献1の第1図を参照すると、各ロールセグメントは各ビーム部材6A〜6Fの上面に一つずつ配置されていて、それぞれのロールセグメントの上方は所定の空間が存在している。また、特許文献2の図1を参照すると、各ロールセグメントの配備が特許文献1と同様であり、各ロールセグメントの上方に所定の空間が存在している。
それ故、特許文献1、2においては、各ロールセグメントが各階層に1つずつ配備されている非積層構造であるため、ビーム部材に対して横切る(交差する)ように設けられたビーム受梁(例えば、特許文献1では、符号6C、6Eなどの下方に図示されている梁部材、特許文献2では、符号10などの下方に図示されている符号18などの支持フレームに干渉せずに、各ロールセグメントを容易に搬入・搬出(移動)が可能となっている。
ところで、連続鋳造設備において、引き抜かれた鋳片が凝固末期となる箇所では、鋳片の凝固収縮部分を連続して圧下するために、鋳片引抜スタンドや軽圧下スタンドなどの複数のロールセグメントを上下方向に積層(連接)して構成された縦型ロールスタンドを使用されている。
上述した積層構造の縦型ロールスタンドは重量物であり、それを支えるためには、左右方向から挟んで支持するビーム部材が必要とされる。このビーム部材は、重量物をさせるために両持ち梁の構造で支持される必要があるため、ビーム部材に対して横切る方向に前後一対のビーム受梁が配備され、このビーム受梁により下方からビーム部材が支持されるものとなっている。
しかしながら、定期点検、交換や修理などのメンテナンスなどをする目的で、ロールセグメントごとに外して、鋳片の搬送路上(オンライン)から搬出する際に、前方向にロールセグメントを移動させると、ロールセグメントの上部などがビーム受梁に干渉してしまい、容易に移動させることができない。例えば、特許文献1の第1図の符号6C、6Eなどの下方に図示されている梁部材、特許文献2の図1の符号18、19の基礎梁などに、ロールセグメントが干渉してしまう虞がある。
そもそもロールセグメントは重量物であるので、寝かせたり傾けたりして移動させることは操業上、不可能である。また、前側のビーム受梁は建屋に備え付けられているものであるので、取り外すことは不可能である。一方で、メンテナンス後のロールセグメントをオンライン上に搬入する場合も、ビーム受梁が邪魔となり、ロールセグメントをオンライン上の適正な位置に配備することができない。
特に特殊鋼用途の連鋳鋳造設備では、鋳片内部の品質向上のために、軽圧下スタンドが必ず用いられていて、その軽圧下スタンドにおける圧下位置は極めて重要な技術的要素である。それ故、オンライン上の軽圧下スタンドにおいては、鋳片の凝固末期における適正な位置で、且つ適正な圧下量としなければ、反って鋳片の品質を悪化させる虞がある。
すなわち、軽圧下スタンド(圧下ロール)を自在に配置できないということは、鋳片の品質を向上させる上で、欠点となりうる。
さて、ロールセグメントを左右方向に搬入・搬出することも考えられるが、連続鋳造設備は複数のストランドが左右方向に隣接配備されているので、ロールセグメントを左右方向に搬入・搬出することは、隣接するスタンドのロールスタンドが邪魔をし困難を極める。
なお、特許文献3の図10には、複数のロールセグメントを積層して構成された縦型ロールスタンドが開示されているが、ビーム部材やビーム受梁が記載されていないので、どのような構造となっているかが不明であり、この設備においてロールセグメントとビーム受梁が干渉するかがわからない。
そこで、本発明は、上記問題点を鑑み、前方向を向くビーム部材に対して横切る方向に配備されたビーム受梁に干渉することなく、ロールセグメントの交換が容易とされた連続鋳造設備に備えられたロールスタンドを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかる連続鋳造設備に備えられたロールスタンドは、床面上に配置され、上下方向に延びるストランドが左右方向に複数配備されている連続鋳造設備に備えられたロールスタンドであって、前記各ストランドは、一対のロールを1つ以上備えたロールセグメントが、上下方向に複数積層されて構成されたロールスタンドを有していて、前記ロールセグメントの少なくとも1つが、前後方向に延び且つ左右に一対設けられ、床面より上方に配置された第1のビーム部材または当該第1のビーム部材の上方に配置された第2のビーム部材によって支持されていて、前記第1のビーム部材は、支持している前記ロールセグメントの前側を左右方向に横切るように設けられた第1のビーム受梁にて支持されていて、前記第2のビーム部材は、支持している前記ロールセグメントの前側を左右方向に横切るように設けられた第2のビーム受梁にて支持されていて、前記少なくとも1つのロールセグメントの高さ方向の長さは、前記第1のビーム受梁の下面と床面との間あるいは前記第2のビーム受梁の下面と前記第1のビーム受梁の上面との間よりも小さいことを特徴とする。
好ましくは、前記ロールセグメントは、軽圧下スタンドとされているとよい。
好ましくは、前記ビーム部材で支えられている前記ロールセグメントと、その下方に配備される前記ロールセグメントの分割面には、スペーサが挿入される構成とされているとよい。
本発明によれば、前方向を向くビーム部材に対して横切る方向に配備されたビーム受梁に干渉することなく、ロールセグメントの移動が容易である。
本発明にかかる連続鋳造設備に備えられたロールスタンドの概略を示した側面図である。 本発明にかかる連続鋳造設備に備えられたロールスタンドを正面から見た図であって、図1のAーA矢視図である。 図1の部分拡大図である。 第1実施例におけるロールセグメントの交換方法を示した図である(CASE1)。 第2実施例におけるロールセグメントの交換方法を示した図である(CASE2)。 垂直型連続鋳造設備の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
以下、本発明にかかるロールスタンド16を説明する前に、本発明のロールスタンド16が配備された連続鋳造設備1についての説明を行う。
本実施形態にかかる連続鋳造設備1は、床面F上に配置され、ストランドが複数配備された垂直型の連続鋳造設備である。なお、本実施形態においては、図2に示すように、上下方向に延びるストランドが左右方向に3本配備されている連続鋳造設備1を例示して説明するが、多ストランド型であれば、本数は限定しない。また、図2において、紙面の左側から右側へ順に、No.1ストランド〜No.3ストランドと呼ぶこととする。
図6に示すように、上下方向に延びるストランドが3本配備された垂直型の連続鋳造設備1は、溶鋼4を一時的に貯留するタンディッシュ2と、溶鋼4を鋳造する鋳型3と、鋳型3から出た鋳片5(ブルーム、ビレット、スラブ)を支えつつ移送する複数のロール6(案内ロール)を備えたロールスタンド16とを有している。
ロールスタンド16は、内部に一対のロール6を縦方向に複数並べ、且つ上下方向に背高の装置であって、No.1〜No.3の各ストランドに配備されている。このロールスタンド16は、複数のロールセグメント17が上下方向に積層されて形成される構造を有する。
このような構成の連続鋳造設備1では、取鍋7により運ばれてきた溶鋼4がタンディッシュ2に注がれ、注がれた溶鋼4はタンディッシュ2に設けた浸漬ノズル8を介して鋳型3に注入される。鋳型3では注入された溶鋼4が冷却され、その表面部が凝固した状態の鋳片5となって、ロールスタンド16内のロール6に保持されながら鋳型3下部から垂直方向に引き抜かれて下流側に搬送される。
以降、説明においては、図1の紙面左側を前側とし、紙面右側を後側とする。また、図1の紙面貫通方向において、手前側を右側とし、奥側を左側とする。
図1〜図3に示すように、上記したロールスタンド16を水平方向の所定の位置に配設するために、ビーム部材9が設けられている。
ビーム部材9は、上下方向に積層されているロールセグメント17のうち、少なくとも1つ以上を挟むようにロールセグメント17の左右両側に配備され、ロールセグメント17の左右両側側壁から張り出すように設けられた張出部24を支えることで、ロールセグメント17、ひいてはロールスタンド16が上下方向の所定の場所に固定されることになる。
なお、図1、図2は、建屋の床面F(載置面)から上下方向に2つ設けられた箇所を着目して図示したものであり、建屋の床面Fより上方に設けられたビーム部材9を第1のビーム部材10(載置面)とし、その第1のビーム部材10の上方に設けられたビーム部材9を第2のビーム部材11(載置面)とする。図示はしないが、第2のビーム部材11の上方には複数のビーム部材が設けられている。
一方、連続鋳造設備1が屋内に配備されている建屋には、前述したビーム部材9を受け支えるためのビーム受梁12が設けられている。このビーム受梁12は、建屋を構成する梁であり、建屋内で左右方向に延びるように設けられている。
ビーム受梁12は、ビーム部材9が支持しているロールセグメント17の前側を左右方向に横切るように、ビーム部材9の前端下方に1本設けられている。また、ロールセグメント17の後側を左右方向に横切るように、ビーム部材9の後端下方にビーム受梁15が1本設けられている。前後に一対設けられたビーム受梁12,15により、ビーム部材9は両持ち梁(両端支持梁)の構造とされている。
以降、本実施形態においては、前側に設けられたビーム受梁12に着目して説明する。
前側のビーム受梁12は、断面が長方形状の鉄筋コンクリート構造であって、建屋の床面Fから上下方向に、所定の間隔で複数設けられている。例えば、図1、図2に示すように、ビーム受梁12が上下方向に所定の間隔で2つ設けられている。
ここで、図1、図2に示す、建屋の床面Fより上方に設けられたビーム受梁12を第1のビーム受梁13とし、その第1のビーム受梁13の上方に設けられたビーム受梁を第2のビーム受梁14とする。
すなわち、第1のビーム部材10は、支持しているロールセグメント17の前側を左右方向に横切るように設けられた第1のビーム受梁13にて支持されている。また、第2のビーム部材11は、支持しているロールセグメント17の前側を左右方向に横切るように設けられた第2のビーム受梁14にて支持されている。なお、図示はしないが、第2のビーム受梁14の上方には、複数のビーム受梁が設けられている。
なお、後側のビーム受梁15は、前側のビーム受梁12の構成とほぼ同様な梁部材であり、詳細な説明は省略する。
以降、建屋の床面Fと、その上の第1のビーム受梁13との空間を建屋の1階とし、第1のビーム受梁13と、その上の第2のビーム受梁14との空間を建屋の2階とする。
次に、本実施形態にかかるロールスタンド16(鋳片案内装置)について、図を基に説明する。
図1、図2に示すように、ロールスタンド16は、左右方向に複数配備されたNo.1〜No.3の各ストランドをそれぞれ構成するものである。このロールスタンド16は、鋳片5の流れ方向に対して複数に分割したような装置、すなわち一対のロール6を1つ以上備えたロールセグメント17が、上下方向に複数積層されて構成された装置である。
このロールセグメント17の少なくとも1つが、前後方向に延び且つ左右に一対設けられ、床面Fより上方に配置された第1のビーム部材10または当該第1のビーム部材10の上方に配置された第2のビーム部材11によって支持されている。
なお、本実施形態にかかるロールスタンド16は、4つのロールセグメント17が上下方向に積層されて構成された装置である。4つのロールセグメント17は、下側から第1ロールセグメント18、第2ロールセグメント19、第3ロールセグメント20と呼び、最上段が第4ロールセグメント21と呼ぶこととする。これら各ロールセグメント18〜21は、メンテナンスなどによって交換(搬入・搬出)される際には、ビーム受梁12(前側のビーム受梁)に対して横切るように、前後方向に移動されるものとされている。
また、本実施形態においては、第1ロールセグメント18に、鋳型3から搬送される鋳片4を挟持して引き抜く、前後一対のピンチロール22が、上下に複数配備されている鋳片引抜スタンドを採用している。なお、ピンチロール22には、駆動装置(図示せず)により回転駆動力が付与されている。
第1ロールセグメント18は、背高のセグメントであって、下部が建屋の床面Fに対して、固定して配備されている。第1ロールセグメント18の上部には、第2ロールセグメント19が配備され、第1ロールセグメント18の上部と第2ロールセグメント19の下部とが、締結具30を介して固定されている。第2ロールセグメント19の上部には、第3ロールセグメント20が配備されている。
第3ロールセグメント20には、左右方向側壁に張出部24がそれぞれ形成されており、その張出部24を介して、第1のビーム部材10に確実に支持されている。この第3ロールセグメント20は、下部が1階に位置し、且つ上下方向中途部〜上部が2階に位置している。すなわち第3ロールセグメント20は、下部が1階上部と2階をまたぐように配備されている背高のセグメントである。なお、第3ロールセグメント20が配備されている階層としては、便宜的に2階とする。
第3ロールセグメント20下面と第2ロールセグメント19の上面との間には、所定の空間28(隙間)が形成されている。この隙間28は、第1ロールセグメント18及び第2ロールセグメント19を1階に搬入・搬出する際における上下方向の「逃げ」の空間とされている。つまり、第3ロールセグメント20は、張出部24を介して、第2ロールセグメント19に対して宙づり支持状態とされている。
一方、第3ロールセグメント20の上部には、第4ロールセグメント21が配備され、第3ロールセグメント20の上部と第4ロールセグメント21の下部とが、締結具30を介して固定されている。そして、第4ロールセグメント21の上部と第2のビーム部材11の下面との間には、所定の空間36(隙間)が形成されている。この隙間36は、第3ロールセグメント20及び第4ロールセグメント21を2階に搬入・搬出する際における上下方向の「逃げ」の空間とされている。
また、本実施形態においては、第2ロールセグメント19〜第4ロールセグメント21に、鋳片4に対して所定の圧下量を付与する、前後一対のサポートロール23(案内ロール)が上下に複数配備されている軽圧下スタンドを採用している。サポートロール23は、鋳片4に対して押さえつけるだけで、回転駆動力が付与されていないフリーロールである。
これらサポートロール23及びピンチロール22で構成される鋳片4のパスライン(搬送路)は、垂下方向にほぼ一直線上となっている。
なお、第1ロールセグメント18は、メンテナンスする際に床面Fから着脱可能とされ、第2ロールセグメント19〜第4ロールセグメント21もそれぞれ着脱可能とされている。
ところで、図1〜図3は、各ロールセグメント18〜21を模式的に示した図であり、それぞれのロールセグメント18〜21の形状及び、それらロールセグメント18〜21におけるピンチロール22、サポートロール23の配備数は、任意である。
続いて、本発明の特徴である、ロールセグメント17が複数積層されたロールスタンド16における分割面の位置について、詳しく説明する。
本実施形態においては、当該ロールセグメント17の上下方向中途部であって、ビーム受梁13,14の下面より低い位置に、当該ロールセグメント17を上下方向に分割可能とする分割面(以降で述べる第1分割面25、第3分割面27)が設けられている。
この場合、分割面の下側のロールセグメント17が第1ロールセグメント18又は第3ロールセグメント20とされ、分割面の上側のロールセグメント17が第2ロールセグメント19又は第4ロールセグメント21とされる。
また、ロールセグメント17の上下方向中途部であって、ビーム受梁13の上面より高い位置に、当該ロールセグメント17を上下方向に分割可能とする分割面(以降で述べる第2分割面26)が設けられている。
この場合、分割面の下側のロールセグメント17が第2ロールセグメント19とされ、分割面の上側のロールセグメント17が第3ロールセグメント20とされる。
図1、図2に示すように、床面Fと第1のビーム受梁13の間、すなわち1階においては、第1ロールセグメント18と第2ロールセグメント19が積層されて配備されていて、第1ロールセグメント18の上面と、第2ロールセグメント19の下面との間における水平方向の分割面(接合面)である第1分割面25は、第1のビーム受梁13の下面より下方に位置している。
また1階から2階においては、第2ロールセグメント19と第3ロールセグメント20が、所定の間隔を空けて、積層されて配備されていて、第2ロールセグメント19の上面と、第3ロールセグメント20の下面との間における水平方向の分割面である第2分割面26は、第1のビーム受梁13の上面より上方に位置している。
第1のビーム受梁13と第2のビーム受梁14の間、すなわち2階においては、第3ロールセグメント20と第4ロールセグメント21が積層されて配備されていて、第3ロールセグメント20の上面と、第4ロールセグメント21の下面との間における水平方向の分割面である第3分割面27は、第2のビーム受梁14の下面より下方に位置している。
言い換えれば、少なくとも1つのロールセグメント17の高さ方向の長さは、第1のビーム受梁13の下面と床面Fとの間、あるいは、第2のビーム受梁14の下面と第1のビーム受梁13の上面との間よりも小さいともいえる。
このように、第1分割面25を、第1のビーム受梁13の下面より低くすることで、第1ロールセグメント18の上部が第1のビーム受梁13の下面に干渉することがなくなり、各ロールセグメント18,19を容易に前後方向に移動させることが可能となる。
また、第2分割面26を第1のビーム受梁13の上面より高くすることで、第3ロールセグメント20の下部が第1のビーム受梁13の上面に干渉することがなくなり、且つ第3分割面27を第2のビーム受梁14の下面より低くすることで、第3ロールセグメント20の上部が第2のビーム受梁14の下面に干渉することがなくなるので、各ロールセグメント19〜21を容易に前後方向に移動させることが可能となる。
なお、第1のビーム部材10で支えられている第3ロールセグメント20の下面と、その下方に配備される第2ロールセグメント19の上面との間の第2分割面26には、隙間28が形成されていて、その隙間28にスペーサ29が挿入される構成とされている。本実施形態では、スペーサ29をコッタとしているが、平ライナでもよいし、第2ロールセグメント19及び第3ロールセグメント20いずれかにボルトを配備し、そのボルト先端を相手側に当接させるような構造でもよい。すなわち、第2ロールセグメント19及び第3ロールセグメント20が、スペーサ29を介して当接する構成であれば、スペーサ29の形状は特に限定しない。
鋳造中の引抜力により、第3ロールセグメント20、第4ロールセグメント21の引き抜き抵抗が下方向に作用して、第1のビーム部材10に対して大きな力が作用する。そこで、第2分割面26の隙間28にスペーサ29を挿入することで、スペーサ29を介して、第2ロールセグメント19と第3ロールセグメント20が当接して、第3ロールセグメント20が宙づり支持状態を解消することとなるので、第1のビーム部材10に作用していた力が第1ロールセグメント18〜第4ロールセグメント21の内力となり、ビーム受梁12、床面Fなどに大きな外力が作用することを回避することができる。それ故、各ビーム部材10,11、各ビーム受梁13,14の撓み、及び各ロールセグメント18〜21の所定位置からの変位などを抑制することができる。
また、例えば何らかの理由で、異物が第4ロールセグメント21のサポートロール23に噛込むようなトラブルがあっても、第1ロールセグメント18〜第4ロールセグメント21の内力となるので、各ビーム部材10,11、各ビーム受梁13,14,15を損傷させることはない。なお、スペーサ29は取り外し可能であって、それを取り外した際に、第2ロールセグメント19と第3ロールセグメント20には間隙が生じるので、第2ロールセグメント19,第1ロールセグメント18,第3ロールセグメント20の搬入・搬出が容易となる。
次に、上述したロールセグメント17が積層されたロールスタンド16の搬入及び搬出方法を、図に基づいて説明する。
[実施例1]
まず、建屋の床面Fと第1のビーム部材10との空間、すなわち建屋の1階にロールセグメント18,19を搬入する方法を、図4に示すCASE1(1)〜(9)の手順に従って、説明する。
なお、第3ロールセグメント20及び第4ロールセグメント21は、鋳片4のパスライン上に配備されているものとする。
CASE1(1)では、第1のビーム受梁13の前側において、第2ロールセグメント19を天井クレーン34で吊上げて、その吊上げた状態から徐々に降下させて1階へ降ろし、床面F上に敷設されたレール33上を前後方向に走行可能とされている搬送台車31に載置する。
CASE1(2)では、第2ロールセグメント19が載置された搬送台車31を、第1のビーム受梁13の前側から鋳片4のパスライン方向に移動させる。その第2ロールセグメント19のサポートロール23を、鋳片4のパスライン上に位置するように調整しながら、第2ロールセグメント19を配備する。
CASE1(3)では、鋳片4のパスライン上に配備した第2ロールセグメント19を、再度天井クレーン34で吊上げる。
CASE1(4)では、第2ロールセグメント19を、第3ロールセグメント20の下面に対して所定の間隔を空けた状態になるまで、天井クレーン34で吊上げる。ここで吊上げた後、搬送台車31を元の位置に戻しておく。
CASE1(5)では、第2ロールセグメント19の上部と、第3ロールセグメント20の下部とを、固定部材35などで一旦仮止めしておく。
CASE1(6)では、第1のビーム受梁13の前側において、第1ロールセグメント18を天井クレーン34で吊上げて、その吊上げた状態から徐々に降下させて、床面F上に載置する。
CASE1(7)では、第1ロールセグメント18を第1のビーム受梁13の前側から、鋳片4のパスライン方向に徐々に移動させる。そして、第1ロールセグメント18のピンチロール22を、鋳片4のパスライン上に位置するように調整しながら、第1ロールセグメント18を配備する。
このとき、第1分割面25が第1のビーム受梁13の下面より低くなっているので、第1ロールセグメント18の上部が第1のビーム受梁13の下面に干渉することがない。それ故、第1ロールセグメント18を容易に鋳片4のパスライン方向に移動させることが可能となる。
CASE1(8)では、仮止めの固定部材35を解除して、第2ロールセグメント19を第1ロールセグメント18の上部に配備して、締結具30などを用いて第1ロールセグメント18と第2ロールセグメント19を固定する。
CASE1(9)では、第2分割面26にできた隙間28に、スペーサ29を挿入する。
以上が、No.3ストランドにおける第1ロールセグメント18と第2ロールセグメント19の搬入方法である。
なお、No.1ストランド、No.2ストランドにおいても、同様である。また、第1ロールセグメント18と第2ロールセグメント19の搬出方法は、CASE1の手順を逆に進める、すなわちCASE1(9)〜CASE1(1)の順に進めるとよい。
[実施例2]
次いで、第1のビーム部材10と第2のビーム部材11との空間、すなわち建屋の2階にロールセグメント19〜21を搬入する方法を、図5に示すCASE2(1)〜(12)の手順に従って、説明する。
なお、第1ロールセグメント18は、鋳片4のパスライン上に配備されているものとする。
CASE2(1)では、第2のビーム受梁14の前側において、第2ロールセグメント19を天井クレーン34で吊上げて、その吊上げた状態から徐々に降下させて2階へ降ろし、第1のビーム部材10上に敷設されたレール33上を前後方向に走行可能とされている搬送台車32に載置する。
CASE2(2)では、第2ロールセグメント19が載置された搬送台車32を、第2のビーム受梁14の前側から鋳片4のパスライン方向に移動させる。その第2ロールセグメント19のサポートロール23を、鋳片4のパスライン上に位置するように調整しながら、第2ロールセグメント19を配備する。
CASE2(3)では、鋳片4のパスライン上に配備した第2ロールセグメント19を、天井クレーン34で吊り上げて降下させる。ここで吊上げた後、搬送台車32を元の位置に戻しておく。
CASE2(4)では、第2ロールセグメント19を、第1ロールセグメント18の上部に配備して、締結具30などを用いて固定する。
CASE2(5)では、第2のビーム受梁14の前側において、第4ロールセグメント21を天井クレーン34で吊上げて、その吊上げた状態から徐々に降下させて、第1のビーム部材10上の搬送台車32に載置する。
CASE2(6)では、第4ロールセグメント21を第2のビーム受梁14の前側から、鋳片4のパスライン方向に移動させる。そして、第4ロールセグメント21のサポートロール23を、鋳片4のパスライン上に位置するように調整しながら、第4ロールセグメント21を配備する。
CASE2(7)では、第4ロールセグメント21を、第2のビーム受梁14の下面に対して所定の間隔を空けた状態になるまで、天井クレーン34で吊上げる。
CASE2(8)では、第4ロールセグメント21の上部と第2のビーム部材11とを、固定部材35などで一旦仮止めしておく。ここで吊上げた後、搬送台車32を元の位置に戻しておく。
CASE2(9)では、第2のビーム受梁14の前側において、第3ロールセグメント20を天井クレーン34で吊上げて、その吊上げた状態から、下部が第1のビーム受梁13とオーバーラップするまで徐々に降下させる。
CASE2(10)では、第3ロールセグメント20の張出部24が、2階に配置されているレール33に当接したら、天井クレーン34を外し、第3ロールセグメント20を第2のビーム受梁14の前側から、鋳片4のパスライン方向に移動させる。
このとき、第2分割面26が第1のビーム受梁13の上面より高く、且つ第3分割面27が第2のビーム受梁14の下面より低くなっているので、第3ロールセグメント20の下部が第1のビーム受梁13の上面に干渉することがなく、また上部が第2のビーム受梁14の下面に干渉することがない。それ故、第3ロールセグメント20を容易に鋳片4のパスライン方向に移動させることが可能となる。
CASE2(11)では、仮止めの固定部材35を解除して、第4ロールセグメント21を第3ロールセグメント20の上部に配備して、締結具30などを用いて第3ロールセグメント20と第4ロールセグメント21を固定する。
CASE2(12)では、第2分割面26にできた隙間28に、スペーサ29を挿入する。
なお、上述した一連の搬入方法の手順(CASE1、CASE2)においては、オンライン(パスライン上)にある第4ロールセグメント21又は第2ロールセグメント19を、一旦持ち上げる必要がある。
そこで、上述の実施例1、2では、非鋳造中においては鋳片通過エリア(パスライン)が空洞になっていて、その空洞をワイヤが垂下可能であることを利用して、この空洞中に天井クレーン34からワイヤを垂下させて、第4ロールセグメント21又は第2ロールセグメント19を吊上げている(図4のCASE1(3),(4)、図5のCASE2(3),(4),(7)など参照)。
また、図4のCASE1(5)〜(7)に示すように、第2ロールセグメント19を、固定部材35などを介して、第3ロールセグメント20から一旦懸吊させるのが好ましい。あるいは、第2ロールセグメント19を第1のビーム部材10などから懸吊させてもよいし、天井クレーン34で吊上げた状態を保持してもよい。
また、第4ロールセグメント21も同様に、図5のCASE2(8)〜(10)に示すように、第4ロールセグメント21を、固定部材35などを介して、第2のビーム部材11から一旦懸吊させるのが好ましい。あるいは、第4ロールセグメント21を、上方にある他のロールセグメントから一旦懸吊させてもよいし、天井クレーン34で吊上げた状態を保持してもよい。
つまり、第2ロールセグメント19、および、第4ロールセグメント21を何らかの手段を利用して、一時的に吊下させておくことが好ましい。
さて、床面F側の搬送台車31は、第2ロールセグメント19をオンライン上に移動させるための手段であるが、第1ロールセグメント18と同様に前後方向にスライド可能とすれば、床面F側の搬送台車31を不要とすることができる。また、第1のビーム部材10側の搬送台車32は、第4ロールセグメント21及び第2ロールセグメント19を、オンライン上に移動させるための手段であるが、第3ロールセグメント20と同様の張出部24を、第2ロールセグメント19、第4ロールセグメント21にそれぞれ設けていれば、搬送台車32を不要とすることができる。
以上、本発明によれば、垂直型の連続鋳造設備1に配備された複数のストランドにそれぞれ備えられ、且つ複数のロールセグメント18〜21が上下方向に積層されて構成されたロールスタンド16において、各ロールセグメント18〜21の当接面(第2ロールセグメント19と第3ロールセグメント20の間は隙間28があるが便宜上当接面とする)、すなわちロールセグメント18〜21ごとの分割面を、左右方向に設けられた各ビーム受梁13,14に対して、回避可能な位置に設定することで、ロールスタンド16を定期点検及び交換などのメンテナンスをする際に、各ビーム受梁13,14に干渉することなく、外部からオンラインへの搬入、および、オンラインから外部への搬出を可能にする。また、ロールセグメント18〜21ごとの分割面を上述した位置とすることさえ守れれば、ロール配置上の制約を受けずに、自由にロール6を配置することができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
また、本実施形態においては、鋳片引抜スタンドと軽圧下スタンドとを組み合わせたロールスタンド16を例に挙げて説明したが、これらのスタンドが鋳片バルジングを防止するためのフリーローラの場合であっても同様に、本発明に適用可能である。
1 連続鋳造設備
2 タンディッシュ
3 鋳型
4 溶鋼
5 鋳片
6 ロール
7 取鍋
8 浸漬ノズル
9 ビーム部材
10 第1のビーム部材(載置面)
11 第2のビーム部材(載置面)
12 ビーム受梁(前側)
13 第1のビーム受梁
14 第2のビーム受梁
15 ビーム受梁
16 ロールスタンド
17 ロールセグメント
18 第1ロールセグメント
19 第2ロールセグメント
20 第3ロールセグメント
21 第4ロールセグメント
22 ピンチロール
23 サポートロール
24 張出部
25 第1分割面
26 第2分割面
27 第3分割面
28 空間(隙間)
29 スペーサ
30 締結具
31 搬送台車(床面側)
32 搬送台車(第1のビーム部材側)
33 レール
34 天井クレーン
35 固定部材
36 空間(隙間)
F 床面(載置面)

Claims (3)

  1. 床面上に配置され、上下方向に延びるストランドが左右方向に複数配備されている連続鋳造設備に備えられたロールスタンドであって、
    前記各ストランドは、一対のロールを1つ以上備えたロールセグメントが、上下方向に複数積層されて構成されたロールスタンドを有していて、
    前記ロールセグメントの少なくとも1つが、前後方向に延び且つ左右に一対設けられ、床面より上方に配置された第1のビーム部材または当該第1のビーム部材の上方に配置された第2のビーム部材によって支持されていて、
    前記第1のビーム部材は、支持している前記ロールセグメントの前側を左右方向に横切るように設けられた第1のビーム受梁にて支持されていて、
    前記第2のビーム部材は、支持している前記ロールセグメントの前側を左右方向に横切るように設けられた第2のビーム受梁にて支持されていて、
    前記少なくとも1つのロールセグメントの高さ方向の長さは、前記第1のビーム受梁の下面と床面との間あるいは前記第2のビーム受梁の下面と前記第1のビーム受梁の上面との間よりも小さい
    ことを特徴とする連続鋳造設備に備えられたロールスタンド。
  2. 前記ロールセグメントは、軽圧下スタンドとされていることを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造設備に備えられたロールスタンド。
  3. 前記ビーム部材で支えられている前記ロールセグメントと、その下方に配備される前記ロールセグメントの分割面には、スペーサが挿入される構成とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳造設備に備えられたロールスタンド。
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