JP2018037897A - 監視カメラシステム及び再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】何かしらのインシデントが発生した場合に、監視者が確認したい映像の内容確認時間を短縮し、監視者が煩雑な操作を行うこと無く、インシデントの原因究明を行う際の監視者の使い勝手を向上する。【解決手段】監視カメラシステムは、少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続される。監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、領域の撮像画像における動きを検知し、動きに関する情報と撮像映像とを対応付けてレコーダに送信する。レコーダは、監視カメラにより撮像された領域の撮像映像と動きに関する情報とを監視カメラに対応付けて記録する。レコーダは、動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された領域の撮像映像をモニタ上に再生する。【選択図】図6

Description

本発明は、カメラにより撮像されてレコーダに録画された画像又は映像のデータを再生する監視カメラシステム及び再生方法に関する。
昨今、例えば防犯等のセキュリティを向上すること、又は何かしらのトラブルがあった時の原因究明を支援する証拠映像を記録することを目的として、多数の監視カメラが屋内、屋外に限らず、様々な場所(例えば店舗)に設定されている。
ここで、侵入者近辺の画像部分を拡大して監視する監視カメラシステムの先行技術として、例えば特許文献1が提案されている。特許文献1に示す監視カメラシステムは、監視カメラからの出力映像信号を表示装置に表示し、又はVTRに録画した後に再生して監視する。監視カメラシステムは、赤外線センサにより侵入者の監視領域内への侵入を検知すると、監視カメラからの出力映像信号の輝度変化等から画像の動き部分を検出し、この動き部分から、画像上の侵入者の場所を特定する。また、監視カメラシステムは、画像フレーム中の侵入者近辺のデータを新たな映像信号として拡大して読み出す。これにより、監視カメラシステムは、侵入者を容易に特定して監視することができる。
特開2000−209571号公報
しかし、特許文献1の構成では、監視カメラシステムは、録画された出力映像信号において侵入者がいない区間(即ち、監視者が監視しなくてもいい区間)でも等倍に再生してしまう。このため、監視者は、その出力映像信号が再生された映像をじっと閲覧する必要があるか、或いは例えば早送りボタンが備えられていればその区間(即ち、上記した監視者が監視しなくてもいい区間)だけ早送りボタン等で進めながら映像を再生する必要があった。従って、監視者が確認したい映像の内容確認に相応の時間がかかり、映像の内容を早く確認するために監視者に求められる操作も煩雑となり、監視者の使い勝手が良くなかった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するために、何かしらのインシデントが発生した場合に、監視者が確認したい映像の内容確認時間を短縮し、監視者が煩雑な操作を行うこと無く、インシデントの原因究明を行う際の監視者の使い勝手を向上する監視カメラシステム及び再生方法を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムであって、前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、前記レコーダは、前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像をモニタ上に再生する、監視カメラシステムを提供する。
また、本発明は、少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムにおける再生方法であって、前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、前記レコーダは、前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像をモニタ上に再生する、再生方法を提供する。
本発明によれば、何かしらのインシデントが発生した場合に、監視者が確認したい映像の内容確認時間を短縮でき、監視者が煩雑な操作を行うこと無く、インシデントの原因究明を行う際の監視者の使い勝手を向上できる。
本実施形態の監視カメラシステムのシステム構成の一例を詳細に示すシステム構成図 本実施形態の監視カメラの内部構成の一例を詳細に示すブロック図 本実施形態のレコーダの内部構成の一例を詳細に示すブロック図 本実施形態の監視カメラの配信用データの生成に関する動作手順の第1例を詳細に説明するフローチャート 本実施形態の監視カメラの配信用データの生成に関する動作手順の第2例を詳細に説明するフローチャート 本実施形態のレコーダにおいて撮像映像(例えば動画ファイル)が再生される時の再生速度の設定に関する動作手順の一例を詳細に説明するフローチャート 動き差分の有無と再生速度との関係の一例を示す模式図 (A)撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠の第1例の説明図、(B)撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠の第2例の説明図、(C)撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠の第3例の説明図 本実施形態の変形例のレコーダの再生速度の設定に関する動作手順の一例を詳細に説明するフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、本発明に係る監視カメラシステム及び再生方法を具体的に開示した実施形態(以下、「本実施形態」という)を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下、本実施形態の監視カメラシステム50(図1参照)は、店舗(例えばコンビニエンスストア)に設置されるとして説明する。但し、本実施形態の監視カメラシステムが設置される場所は、店舗に限定されず、例えば公共施設(例えば図書館)、オフィス、工場等の防犯等のセキュリティが確保される必要がある各種の施設でよい。
図1は、本実施形態の監視カメラシステム50のシステム構成の一例を詳細に示すシステム構成図である。監視カメラシステム50は、例えば4台の監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4と、集線装置としてのハブ5と、レコーダ30及びモニタDPを含む構成である。それぞれの監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4とレコーダ30とはハブ5を介して、有線にて接続されている。なお、監視カメラシステム50において、それぞれの監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4とレコーダ30とは、例えばWifi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)を用いた無線ルータを介して無線にて接続されてよい。
監視カメラシステム50では、監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4は、それぞれ監視対象として撮像するように予め設定された領域(つまり、監視対象の領域)を撮像し、撮像により得た画像(以下、「撮像画像」ともいう)、又は複数の撮像画像により構成される映像(以下、「撮像映像」ともいう)を得る。また、監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4は、それぞれ撮像映像を構成する撮像画像内における被写体(例えば人物、車両等の移動体)の動きの有無も検知する。監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4は、それぞれ撮像画像又は撮像映像のデータと被写体の動きの有無に関する情報とを対応付けて、ハブ5を介してレコーダ30に送信する。それぞれの監視カメラから送信される撮像画像又は撮像映像のデータと撮像映像中の被写体の動きの有無に関する情報との組み合わせを、以下、「配信用データ」という。レコーダ30は、監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4からそれぞれ送信された配信用データを記録(録画)する。
レコーダ30に記録された配信用データのうち撮像映像のデータは、レコーダ30を使用するユーザ(以下、「監視者」という)のマウス等の操作部OPを用いた操作により、レコーダ30において再生されてモニタDPに表示される。
レコーダ30に記録された撮像映像のデータは、例えば監視カメラシステム50が設置された店舗(例えばコンビニエンスストア)において何かしらのインシデント(例えば窃盗、傷害等の事件)が発生した場合、監視者が事件の発生した当時の詳細な状況を把握及び解析し、事件の発生した原因を究明するために利用される。また、上記した事件が発生した場合、監視カメラシステム50自体、レコーダ30自体、或いはレコーダ30に内蔵されたHDD39が店舗から証拠品として警察署に渡されることもある。この場合、警察署内で事件の詳細が解析される際に、レコーダ30に記録された撮像映像のデータが利用されてよい。このような撮像映像のデータ解析では、監視者が撮像映像中において通常注目する対象には、移動体(例えば人物、車両。以下同様。)の動きがある瞬間の映像又は移動体の動きがあってからその動きが継続する区間の映像であって、移動体の動きの無い瞬間の映像又は移動体の動きが無い区間の映像は通常注目することが少ない。移動体の動きがある瞬間の映像は、例えば不審な人物又は車両が動いた瞬間の映像である。移動体の動きがあってからその動きが継続する区間の映像は、例えば不審な人物又は車両が動きだしてからその動きが継続する区間の映像である。
ハブ5は、それぞれの監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4とレコーダ30とを有線にて接続する集線装置である。なお、図1では4台の監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4が図示されているが、監視カメラシステム50を構成する監視カメラは、4台に限定されず、いずれもハブ5に接続され、ハブ5を介してレコーダ30に有線にて接続される。
レコーダ30は、表示装置の一例としてのモニタDPに接続され、監視者の操作部OP(図3参照)を用いた入力操作を受け付ける。レコーダ30は、それぞれの監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4から送信された配信用データを受信するとともに、それらの配信用データを大容量のHDD39(図3参照)において記録する。
モニタDPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)を用いて構成される。モニタDPは、監視者の入力操作によりレコーダ30に対して指定された監視カメラ及び録画日時に対応する撮像映像(録画映像)のデータを表示する。
図2は、本実施形態の監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4の内部構成の一例を詳細に示すブロック図である。監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4はいずれも同一の構成であり、図2の説明では監視カメラCA1を例示して説明する。監視カメラCA1は、撮像部11と、制御部13と、画像データ生成部15と、動き差分判定部17と、メモリ19と、配信用データ生成部21と、ネットワーク通信部23と、電源部PW1とを含む構成である。
撮像部11は、少なくとも1つのレンズとイメージセンサとを含む構成であり、レンズに入射した入射光をイメージセンサの所定の撮像面(「受光面」ともいう)に結像する。イメージセンサは、例えばCCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いて構成される。これにより、撮像部11は、レンズに入射した入射光の光学像の電気信号を得て制御部13に出力する。
制御部13は、プロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor))を用いて構成される。制御部13は、監視カメラCA1の各部の動作を統括して制御するための信号処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算処理及びデータの記憶処理を行う。
制御部13は、例えばレコーダ30から送信された撮像画像又は撮像映像の配信要求がネットワーク通信部23により受信されると、配信用データ生成部21を介してこの配信要求を取得する。制御部13は、この配信要求に従い、メモリ19に記憶して保持している撮像画像又は撮像映像のデータと、撮像画像又は撮像映像を構成するフレーム画像毎の動き差分の検知結果データとを含む配信用データの生成を配信用データ生成部21に指示する。
画像データ生成部15は、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。画像データ生成部15は、撮像部11の出力(つまり、光学像の電気信号)を用いて既存の画像処理を施すことにより、所定の形式(例えばH.264)を満たす映像データを構成する、又は所定の形式(例えばJPEG形式)の静止画データである、RGB画像又はYUV画像(以下、「フレーム画像」という)のデータを生成する。画像データ生成部15は、このフレーム画像のデータを用いて、監視対象の領域の撮像画像のデータを生成して制御部13に出力する。撮像画像のデータには、撮像された日時の情報も含まれ、以下同様とする。なお、画像データ生成部15の機能は制御部13に取り込まれ、画像データ生成部15の処理は制御部13において実行されてもよい。この場合には、画像データ生成部15の構成は図2から省略可能となる。
動き差分判定部17は、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。動き差分判定部17は、撮像画像(フレーム画像)のデータを基に、撮像画像のデータを構成する画素又は所定個(例えば4個×4個)の画素毎に、既存の動き検知処理(例えば、直前のフレーム画像の画素値(例えばRGB値又は輝度値。以下同様。)と現在のフレーム画像の画素値との差分を抽出する処理)を行う。以下、1個の画素を処理単位として、動き検知処理が実行されるものとして説明するが、上記した所定個の画素を処理単位としても同様である。動き差分判定部17は、この動き検知処理を画素毎に行うことにより、撮像画像中(言い換えると、監視カメラCA1の画角内)の動きがあるか否かを判定する。動き差分判定部17は、同一の画素に関する直前のフレーム画像の画素値と現在のフレーム画像の画素値との差分が所定値以上である場合には、その画素に動きがあると判定する。一方、動き差分判定部17は、同一の画素に関する直前のフレーム画像の画素値と現在のフレーム画像の画素値との差分が上記所定値未満である場合には、その画素に動きが無いと判定する。動き差分判定部17は、画素毎の動きのある旨又は動きのない旨を示す情報を、動き差分の検知結果データとして生成して制御部13に出力する。なお、動き差分判定部17の機能は制御部13に取り込まれ、動き差分判定部17の処理は制御部13において実行されてもよい。この場合には、動き差分判定部17の構成は図2から省略可能となる。
メモリ19は、例えば監視カメラCA1の動作を規定するプログラムや設定値のデータが格納されたROM(Read Only Memory)と、監視カメラCA1の各部の処理時に使用される各種の情報や、撮像画像又は撮像映像のデータを一時的に保存するRAM(Random Access Memory)を有する。
配信用データ生成部21は、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。配信用データ生成部21は、制御部13からの指示に従い、画像データ生成部15により生成された撮像画像又は撮像映像のデータと、動き差分判定部17により生成された動き差分の検知結果データとを含む配信用データを生成してネットワーク通信部23に出力する。上記したように、以下の説明において、配信用データを構成する撮像画像又は撮像映像のデータには、撮像部11により撮像された日時の情報が、例えば撮像時刻情報として含まれる。なお、配信用データ生成部21の機能は制御部13に取り込まれ、配信用データ生成部21の処理は制御部13において実行されてもよい。この場合には、配信用データ生成部21の構成は図2から省略可能となる。
ネットワーク通信部23は、配信用データ生成部21により生成された配信用データを、ハブ5を介してレコーダ30に送信する。ネットワーク通信部23は、レコーダ30からの撮像画像又は撮像映像の配信要求を受信すると、配信用データ生成部21を介して制御部13にその配信要求を出力する。
電源部PW1は、監視カメラCA1の各部に電源を供給する。
図3は、本実施形態のレコーダ30の内部構成の一例を詳細に示すブロック図である。レコーダ30は、制御部31と、ネットワーク通信部33と、動き差分記録制御部35aと、画像データ記録制御部35bと、記録装置制御部37と、HDD39と、動き差分制御部41aと、画像データ制御部41bと、メモリ43と、モニタ出力部45と、電源部PW2とを含む構成である。
制御部31は、プロセッサ(例えばCPU、MPU又はDSP)を用いて構成される。制御部31は、レコーダ30の各部の動作を統括して制御するための信号処理、他の各部との間のデータの入出力処理、データの演算処理及びデータの記憶処理を行う。
制御部31は、例えば動き差分制御部41aから取得した動き差分の検知結果データを基に、画像データ制御部41bから取得した撮像画像又は撮像映像のデータをモニタDPに再生して表示する時の再生速度を決定する。制御部31は、決定された再生速度(言い換えると、撮像画像又は撮像映像を構成するフレーム画像を切り替えてモニタDPに表示する速度)をフレーム画像毎に設定する。
制御部31は、ハブ5を介してレコーダ30と現在接続されている監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4に関する情報をメモリ43に記憶して保持している。監視カメラに関する情報は、例えばIP(Internet Protocol)アドレスが該当する。
ネットワーク通信部33は、監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4からそれぞれ送信された配信用データを、ハブ5を介して受信する。また、ネットワーク通信部33は、制御部31からの指示に応じて、ハブ5を介して接続されている監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4に対し、それぞれ撮像画像又は撮像映像の配信要求を送信する。この制御部31からの指示は、監視カメラのIPアドレスが含まれ、定期的な周期(例えば1日に1回)で制御部31により生成されてもよいし、監視者の操作部OPを用いた入力操作によって制御部31により生成されてもよい。
動き差分記録制御部35aは、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。動き差分記録制御部35aは、制御部31の指示に従い、ネットワーク通信部33により受信された配信用データのうち、撮像画像又は撮像映像を構成する画像フレーム毎の動き差分の検知結果データを監視カメラの識別情報と対応付けて記録装置制御部37に出力する。なお、動き差分記録制御部35aの機能は制御部31に取り込まれ、動き差分記録制御部35aの処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、動き差分記録制御部35aの構成は図3から省略可能となる。
画像データ記録制御部35bは、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。画像データ記録制御部35bは、制御部31の指示に従い、ネットワーク通信部33により受信された配信用データのうち、撮像画像又は撮像映像のデータを監視カメラの識別情報と対応付けて記録装置制御部37に出力する。なお、画像データ記録制御部35bの機能は制御部31に取り込まれ、画像データ記録制御部35bの処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、画像データ記録制御部35bの構成は図3から省略可能となる。
記録装置制御部37は、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。記録装置制御部37は、同一の監視カメラの識別情報により紐付けられた、動き差分記録制御部35aからの動き差分の検知結果データと画像データ記録制御部35bからの撮像画像又は撮像映像のデータとをその監視カメラの識別情報と対応付けてHDD39に記録する。記録装置制御部37は、動き差分制御部41aからの取得要求に従い、その取得要求に含まれる監視カメラの識別情報に対応付けられた動き差分の検知結果データを動き差分制御部41aに出力する。記録装置制御部37は、画像データ制御部41bからの取得要求に従い、その取得要求に含まれる監視カメラの識別情報に対応付けられた撮像画像又は撮像映像のデータを画像データ制御部41bに出力する。なお、記録装置制御部37の機能は制御部31に取り込まれ、記録装置制御部37の処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、記録装置制御部37の構成は図3から省略可能となる。
HDD39は、大容量のハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)により構成される。HDD39は、同一の監視カメラの識別情報により紐付けられた、動き差分記録制御部35aからの動き差分の検知結果データと画像データ記録制御部35bからの撮像画像又は撮像映像のデータとをその監視カメラの識別情報と対応付けて記録する。HDD39は、撮像画像又は撮像映像のデータに含まれる日時の情報(つまり、監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4の撮像部11により撮像された日時の情報)を、HDD39への記録日時情報(つまり、録画日時情報)として記録する。なお、レコーダ30における大容量の記憶装置として、HDD39の代わりに、SSD(Solid State Drive)が設けられてもよい。
動き差分制御部41aは、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。動き差分制御部41aは、制御部31からの指示に従い、監視カメラの識別情報及び録画日時情報に該当する撮像画像又は撮像映像のデータに対応する動き差分の検知結果データの取得要求を記録装置制御部37に出力する。制御部31からの指示には、監視カメラの識別情報及び録画日時情報が含まれる。動き差分制御部41aは、制御部31からの指示に該当する動き差分の検知結果データを記録装置制御部37から取得して制御部31に出力する。なお、動き差分制御部41aの機能は制御部31に取り込まれ、動き差分制御部41aの処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、動き差分制御部41aの構成は図3から省略可能となる。
画像データ制御部41bは、例えばCPU、MPU又はDSPを用いて構成される。画像データ制御部41bは、制御部31からの指示に従い、監視カメラの識別情報及び録画日時情報に該当する撮像画像又は撮像映像のデータの取得要求を記録装置制御部37に出力する。制御部31からの指示には、監視カメラの識別情報及び録画日時情報が含まれる。画像データ制御部41bは、制御部31からの指示に該当する撮像画像又は撮像映像のデータを記録装置制御部37から取得して制御部31に出力する。なお、画像データ制御部41bの機能は制御部31に取り込まれ、画像データ制御部41bの処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、画像データ制御部41bの構成は図3から省略可能となる。
メモリ43は、例えばレコーダ30の動作を規定するプログラムや設定値のデータが格納されたROMと、レコーダ30の各部の処理時に使用される各種の情報や、動き差分の検知結果データ、撮像画像又は撮像映像のデータを一時的に保存するRAMを有する。
モニタ出力部45は、制御部31からの指示に従い、制御部31によりフレーム画像毎に設定された再生速度にて、撮像画像又は撮像映像を構成するフレーム画像をモニタDPに出力して表示させる。なお、モニタ出力部45の機能は制御部31に取り込まれ、モニタ出力部45の処理は制御部31において実行されてもよい。この場合には、モニタ出力部45の構成は図3から省略可能となる。
電源部PW2は、レコーダ30の各部に電源を供給する。
操作部OPは、監視者の入力操作の内容を制御部31に通知するユーザインターフェース(UI:User Interface)であり、例えばマウス、キーボード等のポインティングデバイスにより構成される。また、操作部OPは、例えばモニタDPの画面に対応して配置され、監視者の指やスタイラスペンによって直接入力操作が可能なタッチパネル又はタッチパッドを用いて構成されてもよい。
図4は、本実施形態の監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4の配信用データの生成に関する動作手順の第1例を詳細に説明するフローチャートである。図4に示す各処理は、いずれの監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4においても同様に行われるものであり、以下、監視カメラCA1を例示して説明する。
図4において、監視カメラCA1の撮像部11は、監視対象の領域の被写体から反射した光を入射してイメージセンサにおいて光学像の電気信号を得て制御部13に出力する。監視カメラCA1の画像データ生成部15は、撮像部11の出力(つまり、光学像の電気信号)を用いて既存の画像処理を施すことにより、所定の形式(例えばH.264)を満たす映像データを構成する、又は所定の形式(例えばJPEG形式)の静止画データである、フレーム画像のデータを生成する(S1)。
監視カメラCA1の動き差分判定部17は、撮像画像(フレーム画像)のデータを基に、撮像画像のデータを構成する画素毎に、前回(つまり、直前)のフレーム画像の画素値(例えばRGB値又は輝度値。以下同様。)と現在のフレーム画像の画素値との差分を抽出する(S2)。
動き差分判定部17は、直前のフレーム画像の画素値と対応する現在のフレーム画像の画素値との差分が所定値未満であると判断した場合(S2、NO)、その画素について動き差分が無い旨を示す動き差分の検知結果データ(例えば「0」、又は「無し」)を生成する(S3)。
一方、動き差分判定部17は、直前のフレーム画像の画素値と対応する現在のフレーム画像の画素値との差分が所定値以上であると判断した場合(S2、YES)、その画素について動き差分がある旨を示す動き差分の検知結果データ(例えば「1」、又は「あり」)を生成する(S4)。なお、動き差分判定部17は、ステップS1により得られたフレーム画像の全体(全域)を構成する画素又は所定個(例えば4個×4個)の画素を単位として、ステップS2〜S4の処理をループ処理として繰り返し実行する(点線部参照)。これにより、動き差分判定部17は、ステップS1により得られたフレーム画像の全体(全域)に関する動き差分の検知結果データを生成する(S5)。
ここで、レコーダ30から撮像画像又は撮像映像の配信要求が監視カメラCA1のネットワーク通信部23により受信されたとする(S6、YES)。監視カメラCA1は、レコーダ30からの配信要求をいつ受信するのか予め知っておくことはできない場合がある。また、監視カメラCA1には、過去の一定期間(例えば1日)前に生成された撮像映像のデータを作り置きできる程の大容量のメモリは通常備えられておらず、現在撮像している撮像画像に基づく撮像映像のデータを記憶して保持する程のメモリ19しか備えられていない。このため、監視カメラCA1は、レコーダ30からの配信要求を受信した後であれば、配信要求を受信した後に撮像した複数の撮像画像(フレーム画像)により構成される撮像映像(動画)のデータを生成でき、この撮像映像(動画)のデータを配信用データに含めてレコーダ30に配信できる。
一方、レコーダ30から撮像画像又は撮像映像の配信要求が監視カメラCA1のネットワーク通信部23により受信されない場合(S6、NO)、監視カメラCA1の処理はステップS1に戻る。
監視カメラCA1の配信用データ生成部21は、画像データ生成部15により生成された複数の撮像画像に基づく撮像映像(例えばH.264形式)のデータと、動き差分判定部17により生成された動き差分の検知結果データ(つまり、撮像映像を構成する複数のフレーム画像毎の動き差分の検知結果データ)とを含む配信用データを生成する(S7)。監視カメラCA1のネットワーク通信部23は、ステップS7により生成された配信用データを、ハブ5を介して監視カメラCA1に送信する(S8)。
図5は、本実施形態の監視カメラCA1,CA2,CA3,CA4の配信用データの生成に関する動作手順の第2例を詳細に説明するフローチャートである。図5の説明では、図4中の処理と同一の処理については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図5では、図4と異なり、監視カメラCA1が配信用データを生成するタイミングは、ステップS6Aの前(つまり、レコーダ30からの配信要求が受信される前)である。従って、図4では、監視カメラCA1は、レコーダ30からの配信要求を受信した後に撮像した複数の撮像画像により構成される撮像映像を生成してレコーダ30に配信できる。しかし、図5では、監視カメラCA1は、レコーダ30からの配信要求を受信する前に配信用データを生成するので、撮像映像の作り置きができず、レコーダ30からの配信要求を受信する前に撮像した撮像画像(つまり、静止画)のデータを配信用データに含めてレコーダ30に配信することになる。
図5において、ステップS5の後、監視カメラCA1の配信用データ生成部21は、画像データ生成部15により生成された撮像画像(例えばJPEG形式)のデータと、動き差分判定部17により生成された動き差分の検知結果データ(つまり、フレーム画像毎の動き差分の検知結果データ)とを含む配信用データを生成する(S7A)。
ステップS7Aの後、レコーダ30から撮像画像又は撮像映像の配信要求が監視カメラCA1のネットワーク通信部23により受信された場合(S6A、YES)、監視カメラCA1のネットワーク通信部23は、ステップS7Aにより生成された配信用データを、ハブ5を介して監視カメラCA1に送信する(S8)。
一方、ステップS7Aの後、レコーダ30から撮像画像又は撮像映像の配信要求が監視カメラCA1のネットワーク通信部23により受信されない場合(S6A、NO)、監視カメラCA1の処理はステップS1に戻る。
図6は、本実施形態のレコーダ30において撮像映像(例えば動画ファイル)が再生される時の再生速度の設定に関する動作手順の一例を詳細に説明するフローチャートである。図6の説明の前提として、レコーダ30において再生される対象となる撮像映像(例えば動画ファイル)はHDD39に既に記録されている。
図6において、監視者の操作部OPを用いた入力操作により、レコーダ30において再生される対象となる撮像映像が選択されるために、監視カメラの識別情報と録画日時情報とが指定されると(S11、YES)、制御部31は、指定された監視カメラの識別情報と録画日時情報とに該当する各種のデータの取得要求の生成を動き差分制御部41a、画像データ制御部41bに指示する。なお、監視者の入力操作により、監視カメラの識別情報と録画日時情報とが指定されない限り(S11、NO)、レコーダ30の処理はステップS12に進まない。
動き差分制御部41aは、制御部31からの指示に従い、監視カメラの識別情報及び録画日時情報に該当する撮像画像又は撮像映像のデータに対応する動き差分の検知結果データの取得要求を記録装置制御部37に出力する。記録装置制御部37は、動き差分制御部41aからの取得要求に従い、その取得要求に含まれる監視カメラの識別情報に対応付けられた動き差分の検知結果データをHDD39から読み出して動き差分制御部41aに出力する(S12)。動き差分制御部41aは、制御部31からの指示に該当する動き差分の検知結果データを制御部31に出力する。
画像データ制御部41bは、制御部31からの指示に従い、監視カメラの識別情報及び録画日時情報に該当する撮像画像又は撮像映像のデータの取得要求を記録装置制御部37に出力する。記録装置制御部37は、画像データ制御部41bからの取得要求に従い、その取得要求に含まれる監視カメラの識別情報に対応付けられた撮像映像のデータをHDD39から読み出して画像データ制御部41bに出力する(S12)。画像データ制御部41bは、制御部31からの指示に該当する撮像映像のデータを制御部31に出力する。
制御部31は、ステップS11により指定された監視カメラの識別情報及び録画日時情報を満たす撮像映像(例えば動画ファイル)を構成するフレーム画像毎に、動き差分の検知結果データにおける動き差分の有無を判断する(S13)。制御部31は、例えば動き差分の検知結果データの中で判断の対象となるフレーム画像の全体(全域、例えば320画素×480画素)のうち1つの画素において動きがある旨を示す情報(例えば「1」、又は「あり」があると判断した場合には、そのフレーム画像について動きがあると判断する。同様に、制御部31は、例えば動き差分の検知結果データの中で判断の対象となるフレーム画像の全体(全域、例えば320画素×480画素)のうちいずれの画素において動きが無い旨を示す情報(例えば「0」、又は「無し」があると判断した場合には、そのフレーム画像について動きが無いと判断する。
制御部31は、フレーム画像について動きが無いと判断した場合(S13、NO)、そのフレーム画像を現在モニタDPに表示されているフレーム画像から切り替えて表示する時の速度(言い換えると、再生速度)を、高速再生を示す速度(例えば高速である1.5倍)に設定する(S14)。なお、高速再生を示す速度は1.5倍として例示しているが、1.5倍に限定されず、例えば2.0倍でも良いし、1.5倍〜2.0倍のいずれの範囲の倍速でもよいし、2.0倍以上の倍速でも構わない。
一方、制御部31は、フレーム画像について動きがあると判断した場合(S13、YES)、そのフレーム画像を現在モニタDPに表示されているフレーム画像から切り替えて表示する時の速度(言い換えると、再生速度)を、通常再生を示す速度(例えば既定倍速である1.0倍)に設定する(S15)。
制御部31は、ステップS14又はステップS15において設定された再生速度に合わせて、そのフレーム画像を切り替えてモニタDPに表示するようにモニタ出力部45に指示する。モニタ出力部45は、制御部31からの指示に従い、ステップS14又はステップS15において設定された再生速度に合わせて、該当するフレーム画像を切り替えてモニタDPに表示する(S16)。
ステップS11により指定された監視カメラの識別情報及び録画日時情報を満たす撮像映像(例えば動画ファイル)を構成するフレーム画像が未だ残っている(つまり、次のフレーム画像のデータがある)場合(S17、YES)、レコーダ30の処理はステップS12に戻る。一方、ステップS11により指定された監視カメラの識別情報及び録画日時情報を満たす撮像映像(例えば動画ファイル)を構成するフレーム画像が無い場合(S17、NO)、図6に示すレコーダ30の処理は終了する。
図7は、動き差分の有無と再生速度との関係の一例を示す模式図である。
図7では、時刻t1〜時刻t4までの区間では、再生によってモニタDPに表示されるフレーム画像FR1,FR2,FR3,FR4は動き差分があると判断された結果、レコーダ30により再生速度A1(A1:既定値)でモニタDPに表示される。再生速度は、現在表示されているフレーム画像が次のフレーム画像に切り替えられるまでのモニタDPへの表示時間に相当する。例えば図7では、フレーム画像FR1は時刻t1〜時刻t2までの区間(t2−t1)の間、モニタDPに表示される。また、フレーム画像FR2は時刻t2〜時刻t3までの区間(t3−t2)の間、モニタDPに表示される。同様に、フレーム画像FR3,FR4において同様に動き差分があると判断された場合には、これらのフレーム画像FR3,FR4も再生速度A1でモニタDPに表示される。
一方、時刻t4〜時刻t6までの区間では、再生によってモニタDPに表示されるフレーム画像FR5,FR6,FR7,FR8,FR9,FR10,FR11は動き差分が無いと判断された結果、レコーダ30により再生速度A2(A2:A2>A1を満たす既定値)でモニタDPに表示される。例えば図7では、フレーム画像FR5は時刻t4〜時刻t5までの区間(t5−t4)の間、モニタDPに表示される。同様に、フレーム画像FR6〜FR11において同様に動き差分が無いと判断された場合には、これらのフレーム画像FR6〜FR11も再生速度A2でモニタDPに表示される。
また、時刻t6以降の区間においても、時刻t1〜時刻t4までの区間と同様に、フレームFR12,FR13は動き差分があると判断された結果、レコーダ30により再生速度A1(A1:既定値)でモニタDPに表示される。
以上により、本実施形態の監視カメラシステム50では、ハブ5に接続されたいずれの監視カメラも、予め既定された監視対象の領域を撮像するとともに、領域の撮像画像における動きの有無を検知し、動きに関する情報と撮像映像とを対応付けてレコーダ30に送信する。レコーダ30は、監視カメラにより撮像された領域の撮像映像と動きに関する情報とを監視カメラの識別情報に対応付けて記録する。レコーダ30は、動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度(図7に示す再生速度A2)を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度(図7に示す再生速度A1)よりも速く、記録された領域の撮像映像をモニタDP上に再生する。
これにより、監視カメラシステム50は、監視カメラシステムが設置された店舗において何かしらのインシデント(例えば窃盗、傷害等の事件)が発生した場合に、監視者が事件発生時の監視カメラの映像を確認する際に、その映像の内容確認時間を短縮することができる。また、監視カメラシステム50は、レコーダ30においてインシデントの発生当時の映像を再生している際に、監視者による早送りボタン等の操作が必要無いので、映像監視者が煩雑な操作を行うこと無く、インシデントの原因究明を行う際の監視者の使い勝手を向上することができる。
また、レコーダ30は、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度を既定速度(例えば1.0倍)の再生速度で再生し、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を既定速度の1.5倍の再生速度で再生する。これにより、監視者は、動きが検知されなかった区間の撮像映像の内容確認時間を短縮かつ簡略化できるので、本来確認したい動きが検知された区間の撮像映像は既定速度で再生されるので、その部分の撮像映像の内容確認に注力することができる。
(本実施形態の変形例)
上記した本実施形態では、レコーダ30は、フレーム画像毎の動き差分の検知結果データを参照して動き差分の有無を判断する際、フレーム画像の全体(全域)において一つの画素又は所定個の画素を単位とした動き差分の有無に応じて、再生速度を決定した。
以下の本実施形態の変形例(以下、単に「変形例」という)では、レコーダ30は、例えば監視者により監視カメラの識別情報及び録画日時情報が指定された際、該当する撮像映像の再生を開始した後に、監視者により指定される対象領域内の一つの画素又は所定個の画素を単位とした動き差分の有無に応じて、再生速度を決定する。
図8(A)は、撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠AR1の第1例の説明図である。図8(B)は、撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠AR2の第2例の説明図である。図8(C)は、撮像映像中において動きの有無を検知する対象となる監視者指定領域の対象枠AR3,AR4の第3例の説明図である。
図8(A)には、例えば監視カメラシステム50が店舗(例えばコンビニエンスストア)に設置され、かつ店舗の出入り口の自動ドアADRを店舗内から撮像可能となるように設置された監視カメラ(例えば監視カメラCA1)の撮像画像がモニタDPに表示された例が示されている。例えば店舗のセキュリティポリシーによっては、監視カメラCA1の撮像範囲全体ではなく、図8(A)に示す画面中央付近の自動ドアADRの付近を特に監視したいというニーズが考えられる。このようなニーズを満たすために、監視者によって対象枠AR1が指定されると、レコーダ30は、撮像画像全体ではなく撮像画像内で指定された対象枠AR1内において動き差分の有無を判断する。レコーダ30は、動き差分が無いと判断するとフレーム画像の再生速度を既定倍速の1.5倍に設定し、一方で、動き差分があると判断するとフレーム画像の再生速度を既定倍速に設定する。
図8(B)及び図8(C)では、監視カメラシステム50が店舗ではなく、例えば公園に設置され、かつ公園内のある地点を撮像可能となるように設置された監視カメラ(例えば監視カメラCA2)の撮像画像がモニタDPに表示された例が示されている。例えば監視カメラCA2の撮像範囲全体ではなく、図8(B)に示す画面上半分の領域や、図8(C)に示す画面左上端部及び右上端部の付近を特に監視したいというニーズが考えられる。このようなニーズを満たすために、監視者によって対象枠AR2,AR3,AR4がそれぞれ指定されると、レコーダ30は、撮像画像全体ではなく撮像画像内で指定された対象枠AR2,AR3,AR4内において動き差分の有無を判断する。レコーダ30は、動き差分が無いと判断するとフレーム画像の再生速度を既定倍速の1.5倍に設定し、一方で、動き差分があると判断するとフレーム画像の再生速度を既定倍速に設定する。
図9は、本実施形態の変形例のレコーダ30の再生速度の設定に関する動作手順の一例を詳細に説明するフローチャートである。図9の説明では、図6中の処理と同一の処理については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図9において、ステップS12の後、制御部31は、画像データ制御部41bから取得した撮像映像のデータを再生し、モニタ出力部45に出力してモニタDPに表示させる(S21)。これにより、図8(A)〜図8(C)に示すように、レコーダ30の再生処理により、モニタDPに撮像映像が表示される。このように撮像映像の内容が監視者にとって目視で確認できるようになった段階で、監視者の操作部OPを用いた操作(監視者指定操作)により、動き差分の有無が検知される対象枠がモニタDPに対して指定される(S22)。指定された対象枠(例えば対象枠AR1,AR2,AR3,AR4)の位置及び大きさを示す情報は、制御部31に入力される。
制御部31は、ステップS11により指定された監視カメラの識別情報及び録画日時情報を満たす撮像映像(例えば動画ファイル)を構成するフレーム画像毎に、ステップS22において指定された対象枠内において動き差分の検知結果データにおける動き差分の有無を判断する(S13A)。ステップS13A以降の処理は図6と同一であるため、詳細な説明は省略する。
以上により、本変形例では、モニタDPに表示された撮像映像に対する少なくとも1つの対象枠(例えば対象枠AR1,AR2,AR3,AR4)の指定に応じて、レコーダ30は、指定された対象枠内の動き差分の検知結果データを基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度(図7に示す再生速度A2)を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度(図7に示す再生速度A1)よりも速く再生する。これにより、レコーダ30は、フレーム画像の全体(全域)ではなく、監視者により指定された対象枠の範囲において動き差分があるか否かを判断すればよいので、フレーム画像の全体(全域)に対して動き差分の有無を判断する時に比べて、フレーム画像の再生速度を決定する時の処理負荷を軽減できる。
また、本変形例において、対象枠(例えば対象枠AR1,AR2,AR3,AR4)は、モニタDP上に表示された監視対象の領域の撮像映像の位置及び大きさが、監視者の操作部OPを用いた操作(監視者指定操作)により可変である。これにより、監視者は、モニタDPに表示された撮像映像上で防犯等のセキュリティの観点において注目する箇所を、位置及び大きさを任意に選択でき、監視者の利便性を向上できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、何かしらのインシデントが発生した場合に、監視者が確認したい映像の内容確認時間を短縮し、監視者が煩雑な操作を行うこと無く、インシデントの原因究明を行う際の監視者の使い勝手を向上する監視カメラシステム及び再生方法として有用である。
5 ハブ
11 撮像部
13、31 制御部
15 画像データ生成部
17 動き差分判定部
19、43 メモリ
21 配信用データ生成部
23、33 ネットワーク通信部
30 レコーダ
35a 動き差分記録制御部
35b 画像データ記録制御部
37 記録装置制御部
39 HDD
41a 動き差分制御部
41b 画像データ制御部
45 モニタ出力部
50 監視カメラシステム
ADR 自動ドア
AR1、AR2、AR3、AR4 対象枠
CA1、CA2、CA3、CA4 監視カメラ
DP モニタ
OP 操作部
PW1、PW2 電源部
本発明は、少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムであって、前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、前記レコーダは、モニタに表示された前記領域の撮像映像に対する少なくとも1つの対象枠の指定に応じて、指定された前記対象枠に対応する前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像を前記モニタ上に再生する、監視カメラシステムを提供する。
また、本発明は、少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムにおける再生方法であって、前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、前記レコーダは、モニタに表示された前記領域の撮像映像に対する少なくとも1つの対象枠の指定に応じて、指定された前記対象枠に対応する前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像を前記モニタ上に再生する、再生方法を提供する。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムであって、
    前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、
    前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、
    前記レコーダは、前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像をモニタ上に再生する、
    監視カメラシステム。
  2. 前記レコーダは、前記動きが検知された区間の撮像映像の再生速度を既定速度で再生し、前記動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を前記既定速度の1.5倍の再生速度で再生する、請求項1に記載の監視カメラシステム。
  3. 前記モニタに表示された前記領域の撮像映像に対する少なくとも1つの対象枠の指定に応じて、前記レコーダは、指定された前記対象枠に対応する前記動きに関する情報を基に、前記動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、前記動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く再生する、請求項1に記載の監視カメラシステム。
  4. 前記対象枠は、前記領域の撮像映像の位置及び大きさが可変である、請求項3に記載の監視カメラシステム。
  5. 少なくとも1つの監視カメラとレコーダとが接続された監視カメラシステムにおける再生方法であって、
    前記監視カメラは、監視対象の領域を撮像するとともに、前記領域の撮像映像における動きを検知し、前記動きに関する情報と前記撮像映像とを対応付けて前記レコーダに送信し、
    前記レコーダは、前記監視カメラにより撮像された前記領域の撮像映像と前記動きに関する情報とを前記監視カメラに対応付けて記録し、
    前記レコーダは、前記動きに関する情報を基に、動きが検知されなかった区間の撮像映像の再生速度を、動きが検知された区間の撮像映像の再生速度よりも速く、記録された前記領域の撮像映像をモニタ上に再生する、
    再生方法。
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