JP2018034247A - ロボット及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができるロボットを提供する。【解決手段】筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部10Aが設けられている第1アーム13Aと、板状又は棒状に形成されている第2保持部10Bが設けられている第2アーム13Bとを備える、ロボット100。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット及びその運転方法に関する。
ロボットの先端部分に設けられたハンド部により、物品を把持し、移動させる装置として、物品移送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている物品移送装置では、パラレルロボットで移送する物品群を収納するバケットの側面に切欠部を設けて、当該切欠部内をハンド部が移動することにより、ハンド部がスムーズにバケット内に侵入できるとしている。
特開2016−88721号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている物品移送装置では、ハンド部がスムーズにバケット内に侵入するためには、側面に切欠部が設けられている特殊なバケットを用いなければならないため、未だ改善の余地があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができる、ロボット及びその運転方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係るロボットは、筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部が設けられている第1アームと、板状又は棒状に形成されている第2保持部が設けられている第2アームと、を備える。
これにより、筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができる。
また、本発明に係るロボットの運転方法は、第1アームと第2アームを備えるロボットの運転方法であって、前記第1アームには、筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部が設けられていて、前記第2アームには、板状又は棒状に形成されている第2保持部が設けられていて、前記第1保持部の前記当接面が前記筒状ワークの外周面と当接するように、前記第1アームが動作する(A)と、前記第2保持部が前記筒状ワークの開口部と当接するように、前記第2アームが動作する(B)と、前記(A)及び前記(B)を実行した後に、前記第1保持部と前記第2保持部とが近接するように、前記第1アーム及び前記第2アームの少なくとも一方のアームが動作する(C)と、を備える。
これにより、筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができる。
本発明のロボット及びロボットの運転方法によれば、筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができる。
図1は、本実施の形態1に係るロボットの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示すロボットが、筒状ワークを保持・搬送するときの動作を示す模式図である。 図3は、図1に示すロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図4は、図1に示すロボットにおける第1ハンド部の左側側面の概略構成を示す模式図である。 図5は、図4に示す第1ハンド部における第1保持部のA−A線断面図である。 図6は、図1に示すロボットにおける第2ハンド部の右側側面の概略構成を示す模式図である。 図7は、図6に示す第2ハンド部における第2保持部の正面図である。 図8は、本実施の形態1に係るロボットの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、図8に示すフローチャートに沿って、ロボットが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図10は、図8に示すフローチャートに沿って、ロボットが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図11は、図8に示すフローチャートに沿って、ロボットが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。 図12は、本実施の形態1における変形例1のロボットの第1ハンド部の概略構成を示す模式図である。 図13は、本実施の形態1における変形例2のロボットの第2ハンド部の概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係るロボットは、筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部が設けられている第1アームと、板状又は棒状に形成されている第2保持部が設けられている第2アームと、を備える。
また、本実施の形態1に係るロボットでは、第1保持部における当接面は、一端から他端に向かって、傾斜するように形成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係るロボットでは、第1保持部の当接面には、弾性部材が設けられていてもよい。
また、本実施の形態1に係るロボットでは、第2保持部には、突起部が形成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係るロボットでは、第2保持部の先端部は、先端に向かうにつれて、その厚みが小さくなるようにテーパー状に形成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係るロボットでは、第2保持部は板状に形成されていて、突起部は、第2保持部の主面の法線方向から見て、筒状ワークの開口部の形状に相当するように形成されていてもよい。
さらに、本実施の形態1に係るロボットでは、第1保持部の当接面を筒状ワークの外周面と当接するように、第1アームを動作させ、第2保持部を筒状ワークの開口部と当接するように、第2アームを動作させ、その後、第1保持部と第2保持部とが近接するように、第1アーム及び第2アームの少なくとも一方のアームを動作させる、制御装置をさらに備えていてもよい。
以下、本実施の形態1に係るロボットの一例について、図1〜図11を参照しながら説明する。
[ロボットの構成]
図1は、本実施の形態1に係るロボットの概略構成を示す模式図である。図2は、図1に示すロボットが、筒状ワークを保持・搬送するときの動作を示す模式図である。図3は、図1に示すロボットの制御装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
なお、図1においては、ロボットにおける上下方向及び左右方向を図における上下方向及び左右方向として表している。また、図2においては、ロボットにおける前後方向及び左右方向を図における前後方向及び左右方向として表している。
図1及び図2に示すように、本実施の形態1に係るロボット100は、第1アーム13A及び第2アーム13Bと、制御装置11と、を備えていて、第1アーム13A及び第2アーム13Bにより、筒状のワーク202を保持して、搬送するように構成されている。また、ロボット100は、オペレータが、適宜な手段により、制御装置11へ所要事項を教示することにより、制御装置11が、ロボット100の自動運転を実行するように構成されている。
まず、図2を参照しながら、本実施の形態1に係るロボット100が作業する作業空間内に配置されている各機器等の構成について、説明する。
図2に示すように、本実施の形態1に係るロボット100が作業する作業空間内には、箱(例えば、段ボール箱)201、ワーク202、基台203、撮影装置204、及びベルトコンベア205が配置されている。箱201は上面が開封された状態で、基台203の上面に配置されている。
箱201の内部空間には、積み重ねられた状態のワーク202が並列して、収納されている。具体的には、ワーク202は、当該ワーク202の軸心が左右方向に向くように、横倒しにされていて、積み重ねられた状態のワーク202が、前後方向に並ぶように、箱201内に収納されている。なお、以下においては、積み重ねられた状態のワーク202をワーク積層体202Aということもある。
ワーク202は、ここでは、略円筒状に形成されていて、一方の開口部が開放されていて、他方の開口部が閉鎖されている。また、ワーク202は、一方の開口部から他方の開口部に向かうにつれて、その開口面積が小さくなるように形成されている。なお、以下においては、他方の開口部を底面ということもある。また、本実施の形態1においては、ワーク202が円筒状に形成されている形態を採用したが、これに限定されず、ワーク202の断面形状が多角形状に形成されている形態を採用してもよい。
また、基台203における上面の前方側には、水平方向から見て、逆L字状の支持部材203Aの基端部が固定されている。支持部材203Aの先端部には、撮影装置204が配設されている。撮影装置204は、箱201の上方から、箱201内に収納されているワーク202を撮影し、撮影した映像情報をロボット100の制御装置11に出力するように構成されている。なお、撮影装置204は、ロボット100に配設されていてもよい。
ベルトコンベア205は、ロボット100の側方(ここでは、左側)に配置されていて、ロボット100により、ベルトコンベア205の上面に配置されたワーク202を前後方向に送るように構成されている。
次に、図1及び図2を参照しながら、ロボット100の具体的構成について、説明する。
図1に示すように、ロボット100は、台車12を備えている。台車12の下面には、車輪12a及び固定部12bが設けられていて、ロボット100は、車輪12aにより、移動可能に構成されている。なお、本実施の形態1においては、ロボット100は、固定部12bにより、床に固定されている。
また、台車12の上面には、基軸16が固定されている。基軸16には、当該基軸16の軸心を通る回転軸線L1周りに回動可能に第1アーム13A及び第2アーム13Bが設けられている。具体的には、第1アーム13Aと第2アーム13Bとが上下に高低差を有するように設けられている。さらに、台車12内には、制御装置11が収納されている。なお、第1アーム13A及び第2アーム13Bは、独立して動作したり、互いに関連して動作したりすることができるように構成されている。
第1アーム13Aは、アーム部15、リスト部17、第1ハンド部18A、及び装着部20を有している。同様に、第2アーム13Bは、アーム部15、リスト部17、第2ハンド部18B、及び装着部20を有している。
アーム部15は、本実施の形態1においては、略直方体状の第1リンク15a及び第2リンク15bで構成されている。第1リンク15aは、基端部に回転関節J1が設けられていて、先端部に回転関節J2が設けられている。また、第2リンク15bは、先端部に直動関節J3が設けられている。
そして、第1リンク15aは、回転関節J1を介して、その基端部が基軸16と連結されていて、回転関節J1により、回転軸線L1周りに回動することができる。また、第2リンク15bは、回転関節J2を介して、その基端部が第1リンク15aの先端部と連結されていて、回転関節J2により、回転軸線L2周りに回動することができる。
第2リンク15bの先端部には、直動関節J3を介して、リスト部17が第2リンク15bに対し昇降移動可能に連結されている。リスト部17の下端部には、回転関節J4が設けられていて、回転関節J4の下端部には、装着部20が設けられている。
装着部20は、第1ハンド部18A、又は第2ハンド部18Bを着脱可能に構成されている。具体的には、例えば、装着部20は、その間隔が調整可能に構成されている、一対の棒部材を有していて、当該一対の棒部材により、第1ハンド部18A又は第2ハンド部18Bを挟み込むことにより、第1ハンド部18A又は第2ハンド部18Bをリスト部17に装着することができる。これにより、第1ハンド部18A又は第2ハンド部18Bは、回転関節J4により、回転軸線L3周りに回動することができる。なお、棒部材は先端部分が折れ曲がっていてもよい。
ここで、図4及び図5を参照しながら、第1アーム13Aの第1ハンド部18Aについて、詳細に説明する。
図4は、図1に示すロボットにおける第1ハンド部の左側側面の概略構成を示す模式図である。図5は、図4に示す第1ハンド部における第1保持部のA−A線断面図である。なお、図4においては、ロボットにおける上下方向及び前後方向を図における上下方向及び前後方向として表している。また、図5においては、ロボットにおける前後方向及び左右方向を図における前後方向及び左右方向として表している。
図4及び図5に示すように、第1アーム13Aの第1ハンド部18Aは、固定部8A、中間部9A、及び第1保持部10Aにより構成されていて、固定部8Aは、中間部9Aを介して、第1保持部10Aに接続(固定)されている。なお、本実施の形態1においては、中間部9Aを介して、固定部8Aと第1保持部10Aを接続する形態を採用したが、これに限定されず、固定部8Aと第1保持部10Aを直接、接続する形態を採用してもよい。
固定部8Aは、第1部材81と第2部材82から構成されている。第1部材81は、装着部20が当接する部位であり、ここでは、板状に形成されている。第2部材82は、第1部材81の下面に固定されていて、水平方向から見て、逆L字状に形成されている。
第1保持部10Aは、板状の第3部材103と、当該第3部材103を中間部9Aに接続するための第4部材104及び第5部材105と、から構成されている。なお、第3部材103は、その主面に格子状の貫通孔を設けて、網状に形成されていてもよく、その主面に上下又は前後方向に延びるスリットを設けてもよい。
第4部材104は、前後方向から見て、逆L字状に形成されていて、第5部材105は、左右方向から見て、L字状に形成されている。第4部材104の上面には、第5部材105の下面が接続(固定)されている。また、第4部材104の右側側面には、第3部材103が接続(固定)されていて、第3部材103の主面の法線方向が、左右方向に向くように配設されている。
第3部材103の主面の下部には、切欠き部(当接面)103aが設けられている。切欠き部103aは、切欠き部103aの主面の法線方向から見て、ワーク202の外周面の形状と対応するように形成されている。ここで、ワーク202の外周面の形状と対応するとは、ワーク202の外周面と当接することができる形状を意味する。
具体的には、本実施の形態1においては、切欠き部103aは、第3部材103の下端から円弧(半円)状に切り欠かれていて、略U字状に形成されている。すなわち、切欠き部103aの内周面が、円弧(半円)状に形成されている。なお、切欠き部103aは、内周面が、矩形状、又は台形状等の多角形状であってもよく、U字状、楕円状、放物線状等の曲線を有する形状であってもよい。また、切欠き部103aの内周面には、ワーク202との摩擦抵抗を増加させる観点から、ゴム等の弾性部材が設けられていてもよい。
また、本実施の形態1においては、図5に示すように、切欠き部103aの内周面は、一端(ここでは、左側主面;内面)から他端(ここでは、右側主面;外面)に向かうにつれて、その開口面積が小さくなるように、傾斜していてもよい。これにより、ワーク202の外周面とより接触面積を大きくすることができる。
次に、図6及び図7を参照しながら、第2アーム13Bの第2ハンド部18Bについて、詳細に説明する。
図6は、図1に示すロボットにおける第2ハンド部の右側側面の概略構成を示す模式図である。図7は、図6に示す第2ハンド部における第2保持部の正面図である。なお、図6においては、ロボットにおける上下方向及び前後方向を図における上下方向及び前後方向として表している。また、図7においては、ロボットにおける上下方向及び左右方向を図における上下方向及び左右方向として表している。
図6及び図7に示すように、第2アーム13Bの第2ハンド部18Bは、固定部8B、中間部9B、及び第2保持部10Bにより構成されていて、固定部8Bは、中間部9Bを介して、第2保持部10Bに接続(固定)されている。なお、本実施の形態1においては、中間部9Bを介して、固定部8Bと第2保持部10Bを接続する形態を採用したが、これに限定されず、固定部8Bと第2保持部10Bを直接、接続する形態を採用してもよい。
固定部8Bは、第1部材81と第2部材82から構成されている。第1部材81は、装着部20が当接する部位であり、ここでは、板状に形成されている。第2部材82は、第1部材81の下面に固定されていて、水平方向から見て、逆L字状に形成されている。
第2保持部10Bは、板状の第6部材106と、当該第6部材106を中間部9Bに接続するための第7部材107及び第8部材108と、から構成されている。なお、第6部材106は、その主面に格子状の貫通孔を設けて、網状に形成されていてもよく、その主面に上下又は前後方向に延びるスリットを設けてもよい。
第7部材107は、前後方向から見て、逆L字状に形成されていて、第8部材108は、左右方向から見て、L字状に形成されている。第7部材107の上面には、第8部材108の下面が接続(固定)されている。また、第7部材107の左側側面には、第6部材106が接続(固定)されていて、第6部材106の主面の法線方向が、左右方向に向くように配設されている。
第6部材106の主面の下端部(先端部)は、当該主面の法線方向から見て、円弧(半円)状に形成されていて、下方(先端)に向かうにつれて、その厚みが小さくなるように形成されている。
また、第6部材106の一方の主面(ここでは、右側主面;内面)の下部には、突起部106aが配設されている。突起部106aは、第6部材106の主面の法線方向から見て、ワーク202の開口部(ここでは、一方の開口部)の形状に相当するように形成されている。ここで、ワーク202の開口部の形状に相当するように形成されているとは、ワーク202の開口部の内周面と当接することができることを意味する。
突起部106aは、本実施の形態1においては、第6部材106の主面の法線方向から見て、円状に形成されているが、これに限定されず、円弧状に形成されていてもよく、U字状に形成されていてもよく、多角形状に形成されていてもよい。また、突起部106aは、下方に向かうにつれて、その厚みが小さくなるように形成されていてもよい。
なお、本実施の形態1においては、第1アーム13A及び第2アーム13Bは、第1ハンド部19A、第2ハンド部19Bを除いて、実質的に同じ構成とする形態を採用したが、これに限定されず、アーム部15及びリスト部17が、第1アーム13Aと第2アーム13Bで異なる構成である形態を採用してもよい。
また、第1アーム13A及び第2アーム13Bの各関節J1〜J4には、それぞれ、各関節が連結する2つの部材を相対的に回転又は昇降させるアクチュエータの一例としての駆動モータが設けられている(図示せず)。駆動モータは、例えば、制御装置11によってサーボ制御されるサーボモータであってもよい。また、各関節J1〜関節J4には、それぞれ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ(図示せず)と、駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサ(図示せず)と、が設けられている。回転センサは、例えば、エンコーダであってもよい。
図3に示すように、制御装置11は、CPU等の演算部11aと、ROM、RAM等の記憶部11bと、サーボ制御部11cと、を備える。制御装置11は、例えばマイクロコントローラ等のコンピュータを備えたロボットコントローラである。
なお、制御装置11は、集中制御する単独の制御装置11によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置11によって構成されていてもよい。また、本実施の形態1においては、記憶部11bが、制御装置11内に配置されている形態を採用したが、これに限定されず、記憶部11bが、制御装置11と別体に設けられている形態を採用してもよい。
記憶部11bには、ロボットコントローラとしての基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。演算部11aは、記憶部11bに記憶された基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、ロボット100の各種動作を制御する。すなわち、演算部11aは、ロボット100の制御指令を生成し、これをサーボ制御部11cに出力する。サーボ制御部11cは、演算部11aにより生成された制御指令に基づいて、ロボット100の各アーム13の関節J1〜J4に対応するサーボモータの駆動を制御するように構成されている。
なお、本実施の形態1においては、ロボット100が、水平多関節型ロボットである態様を例示したが、これに限定されず、ロボット100は、垂直多関節型ロボットであってもよい。また、上述したロボット100の構成は一例であって、ロボット100の構成はこれに限定されるものではなく、該ロボット100を用いて実施する作業内容及び作業空間等に応じて適宜、その構成を変更することができる。
[ロボットの動作及び作用効果]
次に、本実施の形態1に係るロボット100の動作及び作用効果について、図1〜図11を参照しながら説明する。なお、以下では、箱201内に収納されているワーク202(正確には、ワーク積層体202A)を取り出して、ベルトコンベア205に載置する動作について、説明する。また、以下の動作は、制御装置11の演算部11aが、記憶部11bに格納されているプログラムを読み出すことにより実行される。
図8は、本実施の形態1に係るロボットの動作の一例を示すフローチャートである。図9〜図11は、図8に示すフローチャートに沿って、ロボットが動作しているときのロボットの状態を示す模式図である。具体的には、図9は、ワークの上方に位置する第1アームと第2アームが、それぞれ、ワークと当接するように下降している状態を示す斜視図である。図10は、第1アームの第1保持部及び第2アームの第2保持部により、ワークを把持している状態を示す斜視図である。図11は、第1保持部及び第2保持部により、ワークを保持した状態を維持しながら、第1アーム及び第2アームが上昇している状態を示す斜視図である。
まず、図2に示すように、ロボット100の前方には、ワーク202が収納された箱201が配置されていて、ロボット100の側方には、ベルトコンベア205が配置されているとする。そして、制御装置11に、オペレータから、図示されない入力装置を介して、箱201内に収納されているワーク202を取り出して、ベルトコンベア205に載置する動作を実行することを示す指示情報が入力されたとする。
すると、制御装置11は、図8に示すように、撮影装置204が撮影した映像情報を取得し、取得した映像情報から、箱201内に収納されているワーク202の位置情報を取得する(ステップS101)。
次に、制御装置11は、ステップS101で取得したワーク202の位置情報を基に、第1アーム13A及び第2アーム13Bをワーク202の上方に位置するように動作させる(ステップS102)。
具体的には、制御装置11は、ワーク積層体202A(例えば、最も前方に位置するワーク積層体202A)のうち、最も右側に位置するワーク202の外周面の上方に第1保持部10Aが位置するように、第1アーム13Aを動作させる。このとき、制御装置11は、ワーク202における他方の開口部(底面)近傍の外周面の上方に第1保持部10Aが位置するように、第1アーム13Aを動作させてもよい。
また、制御装置11は、ワーク積層体202A(例えば、最も前方に位置するワーク積層体202A)のうち、最も左側に位置するワーク202の一方の開口部の上方に第2保持部10Bが位置するように、第2アーム13Bを動作させる。
次に、制御装置11は、第1保持部10Aの切欠き部103aの内周面が、ワーク202の外周面と当接するように、第1アーム13Aを動作(下降)させる(ステップS103;図9及び図10参照)。
また、制御装置11は、第2保持部10Bの内面が、ワーク202の一方の開口部と当接するように、第2アーム13Bを動作(下降)させる(ステップS104;図9及び図10参照)。このとき、制御装置11は、第2アーム13Bにおける第6部材106の突起部106aの主面と、ワーク202の一方の開口端と、が、摺動するように、第2アーム13Bを動作させてもよい。
なお、制御装置11は、ステップS103の動作(処理)を実行した後に、ステップS104の動作(処理)を実行してもよく、ステップS103とステップS104の動作を同時に実行してもよい。また、制御装置11は、ステップS104の動作を実行した後に、ステップS103の動作を実行してもよい。
次に、制御装置11は、第1保持部10Aと第2保持部10Bが、互いに近接するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bの少なくとも一方のアーム(第1アーム13A又は第2アーム13B)を動作させる(ステップS105)。
これにより、第1保持部10Aがワーク202の一方の開口部を他方の開口部側(ここでは、右側)に押圧すると、その押圧力は、第2保持部10Bの内面によって受け止められ、第2保持部10Bの内面とワーク202の外周面との摩擦抵抗が大きくなる。また、第2保持部10Bがワーク202の他方の開口部を一方の開口部側(ここでは、左側)に押圧すると、その押圧力は、第1保持部10Aの内周面によって受け止められる。
このため、ワーク202(正確には、ワーク積層体202A)は、第1保持部10Aと第2保持部10Bにより、充分に挟み込まれるので、第1保持部10Aと第2保持部10Bの間で固定される。したがって、ロボット100は、第1保持部10Aと第2保持部10Bにより、ワーク202(ワーク積層体202A)を上方に移動させることができる。
なお、制御装置11は、ステップS105の動作において、ワーク202(ワーク積層体202A)を第1保持部10A及び第2保持部10Bで挟み込むときに、第2保持部10Bにおける第6部材106の突起部106aの上端面が、ワーク202における上方側内周面と当接するように、第2アーム13Bを動作させてもよい。
次に、制御装置11は、ワーク202(ワーク積層体202A)を保持した状態で、第1アーム13A及び第2アーム13Bを上方に位置するように動作させる(ステップS106;図11参照)。すなわち、制御装置11は、ワーク202(ワーク積層体202A)を上方に移動させて、箱201から取り出すように第1アーム13A及び第2アーム13Bを動作させる。
次に、制御装置11は、ワーク202(ワーク積層体202A)をベルトコンベア205に載置するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bを動作させ(ステップS107)、本プログラムを終了する。
具体的には、制御装置11は、ワーク202をベルトコンベア205の上方に位置するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bを回動させて、その後、ワーク202がベルトコンベア205に載置するように、第1アーム13A及び第2アーム13Bを下方に移動させる。そして、制御装置11は、第1保持部10A及び第2保持部10Bが離間するように、第1アーム13A又は第2アーム13Bを動作させ、ワーク202の保持状態を解放し、本プログラムを終了する。
なお、制御装置11は、第1アーム13A及び第2アーム13Bが予め設定されている所定の位置(初期位置)に位置するように動作させて、本プログラムを終了してもよい。また、制御装置11は、本プログラムを繰り返して、箱201内に収納されているワーク202を全て、搬送すると、搬送が終了したことを示す情報(例えば、映像、音、光等)を出力してもよい。
このように構成された、本実施の形態1に係るロボット100では、ワーク202の外周面の形状に対応する切欠き部103aを有する第1保持部10Aと、板状の第2保持部10Bを備えているので、筒状形状を有するワーク202を容易に保持して、移動させることができる。
また、本実施の形態1に係るロボット100では、第1保持部10Aにおける切欠き部103aの内周面が、テーパー状に形成されているため、ワーク202の外周面と充分に当接することができる。このため、切欠き部103aの内周面とワーク202の外周面との間の摩擦抵抗を大きくすることができ、ワーク202を充分に保持することができる。
また、本実施の形態1に係るロボット100では、第2保持部10Bの第6部材106の先端部分がテーパー状に形成されているため、箱201内に収納されているワーク202を取り出すときに、箱201の内周面とワーク202の一方の開口部との隙間に、第2保持部10Bの先端部分が容易に入り込むことができる。このため、第2保持部10Bが、ワーク202の外周面を押しつぶす等することが抑制され、ワーク202の変形を抑制することができ、ワーク202の外観不良の発生を抑制することができる。
また、第2保持部10Bの主面をワーク202の一方の開口部と当接させるときに、第2保持部10Bが、ワーク202の外周面を押しつぶす等することが抑制され、ワーク202の変形を抑制することができ、ワーク202の外観不良の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態1に係るロボット100では、第2保持部10Bにおける第6部材106の主面に突起部106aが設けられている。このため、ワーク202を上方に移動させるときに、ワーク202の内周面と突起部106aの上端面とが当接して、ワーク202が下方に落ちることをより抑制することができる。
また、本実施の形態1に係るロボット100では、第2保持部10Bの突起部106aが、下方に向かうにつれて、その厚みが小さくなるようにテーパー状に形成されているため、突起部106aの主面をワーク202の一方の開口部と当接させるときに、突起部106aが、ワーク202の外周面を押しつぶす等することが抑制される。このため、ワーク202の変形を抑制することができ、ワーク202の外観不良の発生を抑制することができる。
さらに、本実施の形態1に係るロボット100では、第2保持部10Bの突起部106aが、ワーク202の一方の開口部の形状に相当するように形成されている。このため、突起部106aの外周面と、ワーク202における一方の開口部側の内周面と、を充分に当接することができ、ワーク202を充分に保持することができる。
なお、本実施の形態1においては、ロボット100が、箱201内に収納されているワーク積層体202Aを取出し、ベルトコンベア205に載置する動作を例示したが、これに限定されず、床面に横倒しした状態で配置されている1つのワーク202をロボット100が保持して、搬送する動作を実行してもよい。
[変形例1]
次に、本実施の形態1に係るロボット100の変形例について、説明する。
本実施の形態1における変形例1のロボットは、第1保持部が棒状部材で構成されている。以下、本変形例1のロボットの一例について、図12を参照しながら説明する。
図12は、本実施の形態1における変形例1のロボットの第1ハンド部の概略構成を示す模式図である。なお、図12においては、ロボットにおける上下方向及び前後方向を図における上下方向及び前後方向として表している。
図12に示すように、本変形例1のロボット100は、実施の形態1に係るロボット100と基本的構成は同じであるが、第1保持部10Aの第3部材103の構成が異なる。具体的には、第3部材103は、第1棒部材103Aと第2棒部材103Bを有していて、第1棒部材103Aは、ワーク202の外周面の形状と対応するように、屈曲(湾曲)している。また、第2棒部材103Bは、第1棒部材103Aと第4部材104とを接続している。なお、第1棒部材103Aが直接、第4部材104に接続されていてもよい。
また、第1棒部材103Aの内周面103bが、当接面を構成する。内周面103bは、実施の形態1の切欠き部103aと同様に、一端から他端に向かうにつれて、傾斜していていもよい。
このように構成された、本変形例1のロボット100であっても、実施の形態1に係るロボット100と同様の作用効果を奏する。
[変形例2]
本実施の形態1における変形例2のロボットは、第2保持部が棒状部材で構成されている。以下、本変形例2のロボットの一例について、図13を参照しながら説明する。
図13は、本実施の形態1における変形例2のロボットの第2ハンド部の概略構成を示す模式図である。なお、図13においては、ロボットにおける上下方向及び前後方向を図における上下方向及び前後方向として表している。
図13に示すように、本変形例2のロボット100は、実施の形態1に係るロボット100と基本的構成は同じであるが、第2保持部10Bの第6部材106が棒状に形成されている点が異なる。なお、本変形例2においては、第6部材106は、1本の棒部材で構成されている形態を採用したが、これに限定されず、複数本の棒部材で構成されている形態を採用してもよい。
このように構成された、本変形例2のロボット100であっても、実施の形態1に係るロボット100と同様の作用効果を奏する。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明のロボット及びその運転方法は、筒状形状を有する物品を容易に保持して、移動させることができるため、産業ロボットの分野において有用である。
J1 回転関節
J2 回転関節
J3 直動関節
J4 回転関節
L1 回転軸線
L2 回転軸線
L3 回転軸線
8A 固定部
8B 固定部
9A 中間部
9B 中間部
10A 第1保持部
10B 第2保持部
11 制御装置
11a 演算部
11b 記憶部
11c サーボ制御部
12 台車
12a 車輪
12b 固定部
13A 第1アーム
13B 第2アーム
15 アーム部
15a 第1リンク
15b 第2リンク
16 基軸
17 リスト部
18A 第1ハンド部
18B 第2ハンド部
20 装着部
81 第1部材
82 第2部材
100 ロボット
101 第1部材
102 第2部材
103 第3部材
103a 切欠き部
104 第4部材
105 第5部材
106 第6部材
106a 突起部
107 第7部材
108 第8部材
201 箱
202 ワーク
202A ワーク積層体
203 基台
203A 支持部材
204 撮影装置
205 ベルトコンベア

Claims (15)

  1. 筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部が設けられている第1アームと、
    板状又は棒状に形成されている第2保持部が設けられている第2アームと、を備える、ロボット。
  2. 前記第1保持部における当接面は、一端から他端に向かって、傾斜するように形成されている、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1保持部の前記当接面には、弾性部材が設けられている、請求項1に記載のロボット。
  4. 前記第2保持部の先端部は、先端に向かうにつれて、その厚みが小さくなるようにテーパー状に形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット。
  5. 前記第2保持部には、突起部が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット。
  6. 前記第2保持部は板状に形成されていて、
    前記突起部は、前記第2保持部の主面の法線方向から見て、前記筒状ワークの開口部の形状に相当するように形成されている、請求項5に記載のロボット。
  7. 前記第1保持部の前記当接面を前記筒状ワークの外周面と当接するように、前記第1アームを動作させ、前記第2保持部を前記筒状ワークの開口部と当接するように、前記第2アームを動作させ、その後、前記第1保持部と前記第2保持部とが近接するように、前記第1アーム及び前記第2アームの少なくとも一方のアームを動作させる、制御装置をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のロボット。
  8. 第1アームと第2アームを備えるロボットの運転方法であって、
    前記第1アームには、筒状ワークの外周面の形状に対応するように形成されている当接面を有する第1保持部が設けられていて、
    前記第2アームには、板状又は棒状に形成されている第2保持部が設けられていて、
    前記第1保持部の前記当接面が前記筒状ワークの外周面と当接するように、前記第1アームが動作する(A)と、
    前記第2保持部が前記筒状ワークの開口部と当接するように、前記第2アームが動作する(B)と、
    前記(A)及び前記(B)を実行した後に、前記第1保持部と前記第2保持部とが近接するように、前記第1アーム及び前記第2アームの少なくとも一方のアームが動作する(C)と、を備える、ロボットの運転方法。
  9. 前記第1保持部における当接面は、一端から他端に向かって、傾斜するように形成されている、請求項8に記載のロボットの運転方法。
  10. 前記第1保持部の前記当接面には、弾性部材が設けられている、請求項8又は9に記載のロボットの運転方法。
  11. 前記第2保持部の先端部は、先端に向かうにつれて、その厚みが小さくなるようにテーパー状に形成されている、請求項8〜10に記載のロボットの運転方法。
  12. 前記第2保持部には、突起部が形成されている、請求項8〜11に記載のロボットの運転方法。
  13. 前記第2保持部は板状に形成されていて、
    前記突起部は、前記第2保持部の主面の法線方向から見て、前記筒状ワークの開口部の形状に相当するように形成されている、請求項12に記載のロボットの運転方法。
  14. 前記(B)は、前記第2アームが、前記第2保持部の前記突起部と前記筒状ワークの開口部とが摺動するように動作する(B1)を有する、請求項12又は13に記載のロボットの運転方法。
  15. 前記(C)は、前記第2アームが、前記第2保持部の前記突起部の上面と前記筒状ワークにおける開口部の内周面とが当接するように動作する(C1)を有する、請求項12〜14のいずれか1項に記載のロボットの運転方法。




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