JP2018032774A - ダクト部材 - Google Patents

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【課題】部品点数を抑制しつつ、ダクト部材を摺動可能な構成とすること。【解決手段】電気機器収納用箱に設けられたマウント部材に装着される支持部材に取付けられ、電気機器の配線を保持するダクト部材1であって、ダクト部材1の左右側面に、支持部材との摺動方向をガイドするガイド部12を備えた構成とする。ダクト部材1は、基端部11と、基端部11より伸びる櫛部14を備え、ガイド部12は、基端部11の左右側面に設けられ、基端部よりも前方及び/又は後方の何れかに突出する構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、 電気機器より引き出される配線を収納するために利用されるダクト部材に関するものである。
特許文献1に記載されているように、電気機器より引き出される配線を収納するために利用されるダクト部材を位置調整可能にする構造は知られている。
特開2012−231144号公報
ところで、特許文献1に記載の構造は複数の部材を用いることで、ダクト部材の位置を調整可能な構造としているため、製造コストが高くなる傾向にあった。また、複数の部材を用いているため、構造が複雑になっていた。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、部品点数を抑制しつつ、ダクト部材を摺動可能な構成とすることである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、電気機器収納用箱に設けられたマウント部材に装着される支持部材に取付けられ、電気機器の配線を保持するダクト部材であって、ダクト部材の左右側面に、支持部材との摺動方向をガイドするガイド部を備えたダクト部材である。
第一の手段において、前記ダクト部材は、基端部と、基端部より伸びる櫛部を備え、前記ガイド部は、基端部の左右側面に設けられ、前記ガイド部は、基端部よりも前方及び/又は後方の何れかに突出する構成とすることが好ましい。
第一の手段において、前記ダクト部材は、支持部材と嵌合することで支持部材とダクト部材とを固定する嵌合部を、基端部の左右側面に備えた構成とすることが好ましい。
第一の手段において、前記ガイド部は、摺動方向に延びる溝部を有し、前記ダクト部材は、前記ガイド部の側面から左右方向に突出する第二のガイド部を有し、前記ガイド部と第二のガイド部は、支持部材に対して摺動自在である構成とすることが好ましい。
本発明では、部品点数を抑制しつつ、ダクト部材を摺動可能な構成とすることができる。部品点数を抑制する結果、製造コストを抑えることができる。また、より簡単な構造で、ダクト部材の摺動を可能としている。
実施形態のダクト部材を電気機器収納用箱に取り付けた状態を示した斜視図である。 ダクト部材の斜視図である。 ダクト部材に支持部材とカバーを取り付けた状態を示した斜視図である。 ダクト部材の部分拡大図である。 図4とは異なる方向から見たダクト部材の部分拡大図である。 ダクト部材と支持部材を組み付ける前の状態を示した背面図である。 支持部材の斜視図である。 ダクト部材と支持部材を組み付けた状態を示した背面図である。 第一の固定箇所でダクト部材を固定した状態を示した平面図である。 第二の固定箇所でダクト部材を固定した状態を示した平面図である。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態のダクト部材1は、電気の配線を保持するために利用され、図1に示すように、支持部材3を介して電気機器収納用箱9に取り付けられるものである。また、図2に示すように、ダクト部材1の左右側面に支持部材3との摺動方向をガイドするガイド部12を備えている。このため、部品点数を抑制しつつ、ダクト部材1を摺動可能とすることができる。
本実施形態のダクト部材1は、基端部11と、基端部11の上下から前面方向に延びる櫛部14で構成される。櫛部14は、複数の腕部15を備え、腕部15の間に配線を通すことでダクト部材1の上下方向への配線を可能としている。また、図3に示すように、櫛部14の先端には、ダクト部材1の開口を覆うカバー22が取り付け可能となっている。
図4及び図5に示すように、本実施形態のガイド部12は、ダクト部材1の側面に設けられている。より詳しくは、基端部11の左右両側面の上下二カ所にガイド部12が設けられている。図6に示すように、本実施形態のガイド部12は、基端部11の左右方向に延びる水平部18と、水平部18の端部から上下方向に延びる垂直部19とからなる断面略L字形状に構成されている。このため、本実施形態のガイド部12は、摺動方向に延びる溝部を有する構成となっている。本実施形態では水平部18と垂直部19とを備えるガイド部12としているため、ダクト部材1が上下方向や左右方向にガタツクことを抑制することができる。なお、基端部11には、配線挿通孔16が設けられており、基端部11の前後に亘って配線可能な構成としている。また、ガイド部12は、樹脂製のダクト部材1の基端部11と一体的に構成されている。
図4及び図5に示される事項から理解されるように、ガイド部12の前後方向の長さは、基端部11の前後方向の長さよりも長く構成されており、ガイド部12が基端部11の前方に突出するように構成されている。なお、ガイド部12は基端部11の後方に突出するように構成しても良い。基端部11の左右側面に設けられたガイド部12が、基端部11よりも前方又は後方に突出するようにすれば、支持部材3とガイド部12との接触面積を大きくすることが可能となり、ダクト部材1のガタツキを抑制してダクト部材1を固定することができる。また、基端部11の厚みを厚くせずとも、支持部材3とダクト部材1をガタツキなく摺動させることが可能となるため、基端部11の厚みを増すことにより配線空間が圧迫されるようなことが回避される。したがって、配線容量を確保しつつ、ダクト部材1のガタツキを抑制可能な構造とすることができる。
また、図4〜図6に示されている事項から理解されるように、本実施形態のガイド部12の側方には、ガイド部12の側面から左右方向に突出する第二のガイド部13が設けられている。第二のガイド部13は、垂直部19よりも外方に向けて水平方向に突出するように形成されている。また、この第二のガイド部13は、垂直部19の側面に設けられた凸条として形成されており、その前後方向の長さは、垂直部19の前後方向の長さよりも短くなるように構成されている。この第二のガイド部13は、支持部材3に設けられた第二のガイド溝32に挿入される部位であり、支持部材3との摺動をガイドするように機能する。
この第二のガイド部13は、基端部11の左右方向に延びる水平部18と、この水平部18の端部から上下方向に延びる垂直部19とからなるガイド部12とともに支持部材3との摺動をガイドするように構成されており、ガイド部12の側面から水平方向に突出する形状に構成されている。したがって、支持部材3と接触する面積を更に大きくすることが可能となり、より効果的にダクト部材1のガタツキを抑制しながら固定することが可能となる。
また、ダクト部材1の基端部11の側方には、支持部材3の被嵌合部33と嵌合することによって、ダクト部材1を支持部材3に固定することが可能な嵌合部17が設けられている。このため、支持部材3にガイド部12を固定することが可能となる。
本実施形態の支持部材3は、図3に示すように、ダクト部材1の左右側面に取り付けられるものであり、ダクト部材1を電気機器収納用箱9のマウント部材92などに固定するために用いられる。図6及び図7に示すように、支持部材3にはガイド溝31及び第二のガイド溝32を備えている。ガイド溝31は、ダクト部材1のガイド部12を挿入可能な部位であり、第二のガイド溝32は第二のガイド部13を挿入可能な部位である。ダクト部材1を摺動可能とするため、ガイド溝31はガイド部12よりも長くなるように設けられており、第二のガイド溝32は第二のガイド部13よりも長くなるように設けられている。
図6に示すように、ガイド溝31は、上方若しくは下方に凹むような形態を備えた構成とされており、ガイド部12の垂直部19が嵌ることが可能なように構成されている。これにより、図8に示すように、支持部材3とダクト部材1を組み合わせると、ダクト部材1が左右方向に移動することを抑制することが可能となるとともに、上下方向に移動することも抑制可能となる。
図7に示すように、本実施形態では、支持部材3に二つ被嵌合部33を設けている。これらの被嵌合部33は、弾性変形可能なアーム部位34の先に設けた凸状の部位である。通常、支持部材3をダクト部材1に摺動させると、一方の被嵌合部33が嵌合部17に嵌り、図9に示すような位置で、支持部材3とダクト部材1の摺動が抑制される。この状態から、使用者がアーム部位34を反らすように操作して、被嵌合部33を嵌合部17から抜き出すと、更なる摺動が可能となる。摺動させていくと、図10に示すような位置で、もう一方の被嵌合部33が嵌合部17に嵌ることが可能となる。被嵌合部33は二つに限ることは無いため、同様な構成にして三以上の複数個所で固定させることも可能である。
図7に示すように、第二のガイド溝32には、第二のガイド部13と接触することで、ダクト部材1の更なる摺動を規制する規制片35が設けられている。この規制片35は、本実施形態では、支持部に備えられた被嵌合部33で固定する箇所を越えた位置でダクト部材1の更なる摺動を規制することが可能なように規制片35を設けているが、規制片35は所望の位置に設けることができる。例えば、最も奥で嵌ることになる被嵌合部33の位置に合わせて規制片35を配置することも可能である。
なお、本実施形態では、支持部材3をダクト部材1の前端側から後端側に向けて摺動させることで支持部材3とダクト部材1を組み付ける構成であるが、逆に、ダクト部材1を支持部材3の前端側から後端側に向けて摺動させることで、支持部材3とダクト部材1を組み付ける構成とすることも可能である。このようにすれば、マウント部材92などに支持部材3を固定した後であっても、ダクト部材1を支持部材3に取り付けることが容易となる。
以上、一つの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、ダクト部材は複数の部材が組み合わされて構成されるものとすることも可能である。
ガイド部は基端部の前方及び後方の双方に突出するように構成することが可能である。
ガイド部と第二のガイド部の双方が支持部材に対して摺動自在である構成とする必要は無く、第二のガイド部を設けない構成とすることなども可能である。
1 ダクト部材
3 支持部材
9 電気機器収納用箱
11 基端部
12 ガイド部
13 第二のガイド部
14 櫛部
17 嵌合部
18 水平部
19 垂直部

Claims (4)

  1. 電気機器収納用箱に設けられたマウント部材に装着される支持部材に取付けられ、電気機器の配線を保持するダクト部材であって、
    ダクト部材の左右側面に、支持部材との摺動方向をガイドするガイド部を備えたダクト部材。
  2. 前記ダクト部材は、基端部と、基端部より伸びる櫛部を備え、
    前記ガイド部は、基端部の左右側面に設けられ、
    前記ガイド部は、基端部よりも前方及び/又は後方の何れかに突出する請求項1に記載のダクト部材。
  3. 前記ダクト部材は、支持部材と嵌合することで支持部材とダクト部材とを固定する嵌合部を、基端部の左右側面に備えた請求項1又は2に記載のダクト部材。
  4. 前記ガイド部は、摺動方向に延びる溝部を有し、
    前記ダクト部材は、前記ガイド部の側面から左右方向に突出する第二のガイド部を有し、
    前記ガイド部と第二のガイド部は、支持部材に対して摺動自在である請求項1乃至3の何れかに記載のダクト部材。
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