JP2018031310A - ターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置 - Google Patents

ターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】皿バネが摩耗しにくいターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置を提供する。
【解決手段】このウェイストゲートバルブ装置は、駆動ロッド30とともに連結ピン14に組み付けられていて駆動ロッド30を連結ピン14の中心軸の延伸方向に付勢する皿バネ40を備えている。このウェイストゲートバルブ装置では、駆動ロッド30におけるブシュ31の硬度が、駆動ロッド30におけるブシュ31を取り囲んでいる部分の硬度及び皿バネ40の硬度よりも高くなっている。そして、皿バネ40における駆動ロッド30に当接している外周側部分44の内径D5が、ブシュ31の外径D4よりも大きくなっており、前記皿バネ40が、駆動ロッド30におけるブシュ31を取り囲んでいる部分に当接している。
【選択図】図4

Description

この発明はターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置に関するものである。
特許文献1に記載されているウェイストゲートバルブ装置では、ウェイストゲートポートを開閉する弁体の回転軸が、タービンハウジングを貫通してタービンハウジングの外側まで延びている。そして、この回転軸におけるタービンハウジングの外側に突出している部分にリンクアームが固定されている。リンクアームには、回転軸の中心軸と中心軸が平行になるように円柱状の連結ピンが固定されており、同リンクアームには、アクチュエータに連結された駆動ロッドの先端が、同先端に設けられた挿通孔にこの連結ピンを挿通させた状態で連結されている。これにより、このウェイストゲートバルブ装置では、アクチュエータで駆動ロッドを駆動すると、リンクアームが回転軸を中心に回動し、それに伴って弁体がウェイストゲートポートを開閉するようになっている。
特開2012‐67698号公報
ところで、駆動ロッドとリンクアームとが連結ピンを介して連結されている部分において、駆動ロッドとリンクアームとの間に隙間があると、駆動ロッドががたつき、駆動ロッドが振動してしまう。これに対して、駆動ロッドとリンクアームとの間に皿バネを挟み、駆動ロッドを付勢してがたつきを抑制するようにすれば、駆動ロッドの振動を抑制することができる。
しかし、こうした構成を採用していても、皿バネの摩耗が進行すると、上記のような駆動ロッドのがたつきを抑制する機能が損なわれて駆動ロッドが振動しやすくなり、駆動ロッドと連結ピンとの摺動部における摩耗が進行したり、異音が発生したりしやすくなってしまうおそれがある。
そこで、皿バネが摩耗しにくいウェイストゲートバルブ装置が望まれている。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するためのターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置は、円柱状の連結ピンを介してリンクアームに回動可能に連結された駆動ロッドを、アクチュエータの駆動力を利用して駆動することにより、ウェイストゲートポートを開閉する弁体を駆動するターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置である。このウェイストゲートバルブ装置は、前記駆動ロッドとともに前記連結ピンに組み付けられていて前記駆動ロッドを前記連結ピンの中心軸の延伸方向に付勢する皿バネを備えている。そして、このウェイストゲートバルブ装置では、前記駆動ロッドにおける前記連結ピンが挿通する挿通孔が設けられているブシュ部の硬度が、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部を取り囲んでいる部分の硬度及び前記皿バネの硬度よりも高くなっている。また、このウェイストゲートバルブ装置では、前記皿バネにおける前記駆動ロッドに当接している外周側部分の内径が、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部の外径よりも大きくなっており、前記皿バネが、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部を取り囲んでいる部分に当接している。
上記構成によれば、硬度の高いブシュ部に皿バネが当接しておらず、駆動ロッドにおけるブシュ部よりも硬度の低い部分に皿バネの外周側部分が当接しているため、ブシュ部と皿バネとが当接している場合よりも皿バネの摩耗が進行しにくくなる。
ターボチャージャに搭載されているウェイストゲートバルブ装置の分解斜視図。 同ウェイストゲートバルブ装置におけるリンク機構の構成を説明するためのタービンハウジングの部分断面図。 同ウェイストゲートバルブ装置を構成する部品の1つである皿バネの斜視図。 同ウェイストゲートバルブ装置における駆動ロッドとウェイストゲート側リンクアームとの連結部分の断面図。 他の例のウェイストゲートバルブ装置における駆動ロッドとウェイストゲート側リンクアームとの連結部分の断面図。
以下、ターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されているように、ウェイストゲートバルブ装置10が搭載されているターボチャージャ100はコンプレッサハウジング110と、ベアリングハウジング120と、タービンハウジング130とを組み合わせて構成されている。
コンプレッサハウジング110内に収容されているコンプレッサホイールとタービンハウジング130内に収容されているタービンホイールとを連結しているシャフトを支持するベアリングハウジング120は、ボルトによってコンプレッサハウジング110と締結されている。
そして、タービンハウジング130は、クランプ140によってベアリングハウジング120に組み付けられている。
図2に示されているように、タービンハウジング130内にはタービンホイール135が収容されており、タービンハウジング130にはタービンホイール135を取り囲むように延びるスクロール通路131が形成されている。
スクロール通路131を通ってタービンホイール135に吹き付けられた排気は、排出通路132を通じてタービンハウジング130から排気通路へと排出されるようになっている。
ターボチャージャ100においては、スクロール通路131を通過した排気がタービンホイール135に吹き付けられることにより、タービンホイール135が回転する。タービンホイール135が回転するとタービンホイール135とシャフトを介して連結されているコンプレッサホイールが回転して吸入空気の過給が行われる。
図2に示されているように、タービンハウジング130には、ウェイストゲートポート133が設けられている。ウェイストゲートポート133は、タービンホイール135を迂回してスクロール通路131と排出通路132とを繋ぐ通路である。
図2に示されているように、ウェイストゲートバルブ装置10は、タービンハウジング130内に形成されているウェイストゲートポート133を塞ぐ弁体11を有しており、この弁体11を駆動することによって、弁体11によってウェイストゲートポート133を開閉するものである。
弁体11がウェイストゲートポート133から離間していてウェイストゲートポート133が開放されているときには、スクロール通路131を通過した排気がウェイストゲートポート133を通じて排出通路132に流れ込むようになり、タービンホイール135に吹き付けられる排気の量が少なくなる。そのため、ウェイストゲートポート133が開放されている場合には、タービンホイール135及びコンプレッサホイールの回転が抑制され、過給が抑制されるようになる。
弁体11は、タービンハウジング130を貫通してタービンハウジング130の外側まで延びている回転軸12の一端に固定されている。回転軸12は、タービンハウジング130に回動自在に支持されており、弁体11は回転軸12を中心に回動することにより、ウェイストゲートポート133を開閉する。
図1及び図2に示されているように、タービンハウジング130の外側に位置する回転軸12の他端にはウェイストゲート側リンクアーム13が固定されている。ウェイストゲート側リンクアーム13における回転軸12が固定されている部分から離間した位置には、回転軸12の中心軸と中心軸が平行になるように円柱状のウェイストゲート側連結ピン14が固定されている。
また、図1に示されているように、コンプレッサハウジング110には、弁体11を駆動するためのアクチュエータ20が固定されている。アクチュエータ20は、モータを内蔵しており、モータによって回転軸22を駆動する。回転軸22にはアクチュエータ側リンクアーム23が固定されている。アクチュエータ側リンクアーム23における回転軸22が固定されている部分から離間した位置には回転軸22の中心軸と中心軸が平行になるように円柱状のアクチュエータ側連結ピン24が固定されている。
ウェイストゲートバルブ装置10では、アクチュエータ側リンクアーム23とウェイストゲート側リンクアーム13とを駆動ロッド30を介して連結している。駆動ロッド30の両端部には、挿通孔32が設けられている。駆動ロッド30では、両端部が円盤状に広くなっている棒状のロッド本体33の両端部に、ロッド本体33よりも硬度の高い円筒状のブシュ31がそれぞれ取り付けられている。これにより、駆動ロッド30では、ブシュ31の内周面によって挿通孔32が構成され、ロッド本体33よりも硬度の高いブシュ部がブシュ31によって構成されている。
なお、ウェイストゲート側連結ピン14とアクチュエータ側連結ピン24は、同一の寸法になっており、挿通孔32の直径は、連結ピン14,24の直径よりも僅かに大きくなっている。また、連結ピン14,24は、いずれも硬度を高める表面処理が施されており、ブシュ31と同等の硬度まで硬度が高められている。
駆動ロッド30の一端は、ウェイストゲート側連結ピン14を挿通孔32に挿通させるように、ウェイストゲート側リンクアーム13に組み付けられ、ウェイストゲート側連結ピン14の先端部に設けられた溝14aに嵌め込まれるEリング50によって抜け止めされている。
駆動ロッド30の他端は、アクチュエータ側連結ピン24を挿通孔32に挿通させるように、アクチュエータ側リンクアーム23に組み付けられ、アクチュエータ側連結ピン24の先端部に設けられた溝24aに嵌め込まれるEリング50によって抜け止めされている。
なお、駆動ロッド30の一端とウェイストゲート側リンクアーム13との間、駆動ロッド30の他端とアクチュエータ側リンクアーム23との間には、駆動ロッド30を連結ピン14,24の中心軸の延伸方向に付勢する皿バネ40がそれぞれ挟み込まれている。
図3に示されているように、皿バネ40は、中央に挿通孔41が設けられた外歯付き皿バネであり、挿通孔41が設けられているリング状の内周側部分42の外側に6つの外歯45が周方向に均等に離間するように配置されている。外歯45は、皿バネ40における外周側に位置している外周側部分44と、内周側部分42に対して傾斜して延びており外周側部分44を内周側部分42と連結している傾斜部分43と、によって構成されている。なお、皿バネ40は、特に硬度を高める表面処理は施されておらず、皿バネ40の硬度は、ブシュ31の硬度及び連結ピン14,24の硬度よりも低くなっている。
図1に示すように、それぞれの皿バネ40は、連結ピン14,24をそれぞれの挿通孔41に挿通させるように、外周側部分44が駆動ロッド30側に位置し、内周側部分42がリンクアーム13,23側に位置する向きで、駆動ロッド30とともに連結ピン14,24に取り付けられている。
図4に示すように、皿バネ40の外周側部分44は駆動ロッド30と当接している。なお、図4には、説明の便宜上、ウェイストゲート側リンクアーム13と駆動ロッド30との連結部分のみを拡大して示しているが、連結ピン14,24は同一の寸法であり、ブシュ31と皿バネ40はウェイストゲート側もアクチュエータ側も同じ寸法のものである。したがって、アクチュエータ側の連結部分における構成はウェイストゲート側の連結部分の構成と同様であるため、アクチュエータ側の連結部分についての図示は省略する。
皿バネ40は弾性変形した状態で駆動ロッド30とリンクアーム13,23との間に挟み込まれており、外周側部分44が駆動ロッド30と当接している一方で、皿バネ40の内周側部分42はリンクアーム13,23に当接している。これにより、皿バネ40は復元力によって駆動ロッド30をEリング50に押し付けるように付勢しており、駆動ロッド30のがたつきを抑制している。
皿バネ40において、リンクアーム13,23に当接している内周側部分42に形成されている挿通孔41の直径D3は、連結ピン14,24の直径D1よりも僅かに大きくなっている。また、皿バネ40において、駆動ロッド30に当接している外周側部分44の内径D5は、駆動ロッド30におけるブシュ31の外径D4よりも大きくなっている。そのため、外周側部分44は、駆動ロッド30におけるブシュ31の径方向外側に位置するロッド本体33に当接している。すなわち、皿バネ40の外周側部分44はブシュ31よりも硬度の低いロッド本体33に当接していて、皿バネ40はブシュ31には当接していない。
また、上述したように、挿通孔32の直径D2は、連結ピン14,24の直径D1よりも僅かに大きくなっている。そのため、駆動ロッド30は、ウェイストゲート側連結ピン14を介してウェイストゲート側リンクアーム13と相対回動可能に連結されているとともに、アクチュエータ側連結ピン24を介してアクチュエータ側リンクアーム23と相対回動可能に連結されている。
これにより、アクチュエータ20によって回転軸22が駆動され、回転軸22を中心にアクチュエータ側リンクアーム23が回動すると、アクチュエータ20の駆動力が駆動ロッド30を介してウェイストゲート側リンクアーム13に伝達される。そして、ウェイストゲート側リンクアーム13が回転軸12を中心に回動し、回転軸12に固定された弁体11がウェイストゲートポート133に近接するように、又はウェイストゲートポート133から離間するように駆動される。
なお、挿通孔32の直径D2が、連結ピン14,24の直径D1よりも僅かに大きくなっているため、挿通孔32の内周面と連結ピン14,24とが当接するように、図4における左右方向に駆動ロッド30の位置がずれたときには、ブシュ31と外周側部分44とが近づく。また、皿バネ40における挿通孔41の直径D3が、連結ピン14,24の直径D1よりも僅かに大きくなっているため、挿通孔41の内周面と連結ピン14,24とが当接するように、図4における左右方向に皿バネ40の位置がずれたときにも、ブシュ31と外周側部分44とが近づく。しかし、挿通孔32の直径D2と連結ピン14,24の直径D1との差や、皿バネ40における挿通孔41の直径D3と連結ピン14,24の直径D1との差はごく僅かである。そのため、駆動ロッド30に当接している外周側部分44の内径D5とブシュ31の外径D4との差を十分に大きく確保すれば、挿通孔32,41の内周面と連結ピン14,24とが当接するように、駆動ロッド30や皿バネ40の位置がずれたとしても、外周側部分44がブシュ31に当接することはない。
こうしたウェイストゲートバルブ装置10によれば、以下のような効果が得られるようになる。
(1)ブシュ31及び連結ピン14,24の硬度が高くなっているため、ブシュ31と連結ピン14,24との摺動部分における摩耗が抑制される。
(2)硬度の高いブシュ31に皿バネ40が当接しておらず、駆動ロッド30におけるブシュ31よりも硬度の低いロッド本体33に皿バネ40の外周側部分44が当接しているため、ブシュ31と皿バネ40とが当接している場合よりも皿バネ40の摩耗が進行しにくくなる。すなわち、ブシュ31の硬度を高くしてブシュ31における摩耗を抑制する構成を採用していても、皿バネ40が摩耗しにくくなる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・ウェイストゲート側の連結部分とアクチュエータ側の連結部分のいずれか一方において、上記のような構成を採用するようにしてもよい。
・連結ピン14,24の硬度は、ブシュ31と同等の硬度まで高められていなくてもよい。連結ピン14,24に対して硬度を高める表面処理を施していなくてもよい。
・連結ピン14,24は、リンクアーム13,23の一部としてリンクアーム13,23と一体に形成されていてもよい。
・アクチュエータは、負圧を利用して駆動するダイアフラム式のアクチュエータでもよい。
・皿バネ40は、駆動ロッド30を付勢して駆動ロッド30のがたつきを抑制するように、駆動ロッド30とともに連結ピン14,24に組み付けられていればよい。例えば、図5に示すように、Eリング50と駆動ロッド30との間に皿バネ40が挟み込まれていてもよい。この場合には、それぞれの皿バネ40は、外周側部分44が駆動ロッド30側に位置し、内周側部分42がEリング50側に位置する向きで、連結ピン14,24をそれぞれの挿通孔41に挿通させるように、駆動ロッド30とともに連結ピン14,24に取り付けられている。
この場合には、皿バネ40は弾性変形した状態で駆動ロッド30とEリング50との間に挟み込まれており、外周側部分44が駆動ロッド30と当接している一方で、皿バネ40の内周側部分42はEリング50に当接している。これにより、皿バネ40は復元力によって駆動ロッド30をリンクアーム13,23に押し付けるように付勢しており、駆動ロッド30のがたつきを抑制している。
なお、図5におけるD1〜D5の寸法の大小関係は、図4を参照して説明した上記実施形態における大小関係と同一である。こうした構成を採用した場合にも、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・駆動ロッド30の両面に皿バネ40を配設するようにしてもよい。すなわち、駆動ロッド30とリンクアーム13,23との間、駆動ロッド30とEリング50との間の双方に、皿バネ40を配設するようにしてもよい。この場合には、それぞれの皿バネ40の外周側部分44が駆動ロッド30側に位置する向きで各皿バネ40を配設することになる。
・皿バネ40は外歯付きの皿バネであったが、皿バネにおける駆動ロッド30に当接している部分を外周側部分としたとき、外周側部分の内径が、駆動ロッド30におけるブシュ31の外径D4よりも大きくなっているのであれば、内歯付きの皿バネでも、歯の付いていないリング状の皿バネでもよい。
・ロッド本体33にロッド本体33よりも硬度の高いブシュ31を取り付けることによって駆動ロッド30におけるブシュ部を取り囲んでいる部分よりも硬度の高いブシュ部を構成している例を示したが、駆動ロッドの構成はこうしたものに限らない。例えば、ブシュ31を取り付けるのではなく、単一の部材として成形された駆動ロッドにおける挿通孔の内周面になる部分を表面処理により硬化させ、硬度の高いブシュ部を構成するようにしてもよい。この場合にはブシュ部の外径とは、表面処理の効果により硬度が高められた領域の外径のことになる。
10…ウェイストゲートバルブ装置、11…弁体、12…回転軸、13…ウェイストゲート側リンクアーム、14…ウェイストゲート側連結ピン、14a…溝、20…アクチュエータ、22…回転軸、23…アクチュエータ側リンクアーム、24…アクチュエータ側連結ピン、24a…溝、30…駆動ロッド、31…ブシュ、32…挿通孔、33…ロッド本体、40…皿バネ、41…挿通孔、42…内周側部分、43…傾斜部分、44…外周側部分、45…外歯、50…Eリング、100…ターボチャージャ、110…コンプレッサハウジング、120…ベアリングハウジング、130…タービンハウジング、131…スクロール通路、132…排出通路、133…ウェイストゲートポート、135…タービンホイール、140…クランプ。

Claims (1)

  1. 円柱状の連結ピンを介してリンクアームに回動可能に連結された駆動ロッドを、アクチュエータの駆動力を利用して駆動することにより、ウェイストゲートポートを開閉する弁体を駆動するターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置であり、
    前記駆動ロッドとともに前記連結ピンに組み付けられていて前記駆動ロッドを前記連結ピンの中心軸の延伸方向に付勢する皿バネを備え、
    前記駆動ロッドにおける前記連結ピンが挿通する挿通孔が設けられているブシュ部の硬度が、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部を取り囲んでいる部分の硬度及び前記皿バネの硬度よりも高くなっており、
    前記皿バネにおける前記駆動ロッドに当接している外周側部分の内径が、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部の外径よりも大きくなっており、
    前記皿バネが、前記駆動ロッドにおける前記ブシュ部を取り囲んでいる部分に当接している
    ターボチャージャのウェイストゲートバルブ装置。
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