JP2021067212A - ターボチャージャ - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボチャージャにおいて、ブッシュとリンクアームとの間に配置されている環状のばね部材を取り外すことができない。【解決手段】タービンハウジングにおいて、ボス34の貫通孔35には、筒状のブッシュ80が圧入されている。ブッシュ80の内部には、ウェイストゲートバルブの回転軸41が挿通されている。回転軸41の端部には、当該回転軸41に回転トルクを伝達するためのリンクアーム71が連結されている。ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間には、回転軸41よりも径方向外側において回転軸41の周方向に延びるリング50が配置されている。リング50は、両端が互いに連結されていない有端形状になっている。リング50の延設方向に直交する断面視において、リング50のブッシュ80側の側面50Aは、リング50の径方向外側に向かうほどブッシュ80側に向かうように傾斜している。【選択図】図4

Description

本発明は、ターボチャージャに関する。
特許文献1のターボチャージャは、タービンホイールが収容されるタービンハウジングを備えている。タービンハウジングには、タービンホイールよりも排気上流側と排気下流側とをバイパスするバイパス通路が区画されている。そして、タービンハウジングには、バイパス通路を開閉するためのウェイストゲートバルブが取り付けられている。
タービンハウジングの壁部においては、ウェイストゲートバルブのシャフトを挿通するための貫通孔が貫通している。貫通孔には、筒状のブッシュが圧入されており、このブッシュの内部には、ウェイストゲートバルブの回転軸が挿通されている。ウェイストゲートバルブの回転軸は、ブッシュの内周面に摺動しつつ回動できるように支持されている。
ウェイストゲートバルブの回転軸におけるタービンハウジングの外部側の端部には、リンクアームが連結されている。このリンクアームには、アクチュエータが駆動連結されている。また、リンクアームとブッシュの端面との間には、弾性変形可能なばね部材が配置されている。ばね部材は、ウェイストゲートバルブのシャフトの径方向外側を全周に亘って延びる無端の環状になっている。
特開2014−218945号公報
特許文献1のターボチャージャにおいて、経時的な劣化によって、ばね部材が弾性変形しにくくなる現象、いわゆるへたりが生じることがある。そして、ばね部材にへたりが生じた場合には、当該ばね部材を交換したいことがある。しかし、特許文献1のばね部材は環状になっているため、ブッシュやリンクアームが邪魔をして、ばね部材のみを回転軸から取り外して交換することができない。
上記課題を解決するため、本発明は、タービンホイールを収容するとともに前記タービンホイールよりも排気上流側及び排気下流側をバイパスするバイパス通路が区画されたタービンハウジングと、前記タービンハウジングに取り付けられて前記バイパス通路を開閉するウェイストゲートバルブとを備えているターボチャージャであって、前記タービンハウジングの壁部を貫通する貫通孔には、筒状のブッシュが圧入されており、前記ブッシュの内部には、前記ウェイストゲートバルブの回転軸が挿通され、当該回転軸が、当該ブッシュに対して摺動回動可能に支持されており、前記回転軸における前記タービンハウジングの外部側の端部には、当該回転軸に回転トルクを伝達するためのリンクアームが連結されており、前記ブッシュの端面と前記リンクアームとの間には、前記回転軸よりも径方向外側において前記回転軸の周方向に延びるリングが配置されており、前記リングは、両端が互いに連結されていない有端形状になっており、前記リングの延設方向に直交する断面視において、前記リングの前記ブッシュ側の側面は、前記リングの径方向外側に向かうほど前記ブッシュ側に向かうように傾斜している。
上記構成によれば、リングが有端形状になっているため、当該リングの両端が互いに離れるようにリングを弾性変形させることで、リングを回転軸から取り外すことができる。したがって、例えばリングにへたりが生じた場合には、ウェイストゲートバルブの回転軸からリンクアームを取り外さなくても、リングを新たなものに交換できる。
また、上記構成によれば、回転軸にリングが取り付けられた状態では、リングは径方向内側へと縮もうとする。このとき、リングにおけるブッシュ側の側面が傾斜しているため、リングが径方向内側へと弾性変形しようとしたときにブッシュが当接する。そして、リングが径方向内側へと弾性変形しようとする力の一部が、リングをリンクアーム側へと押し付ける力として作用する。このようにリングをリンクアームに押し付けることで、リンクアームやこれに連結されているウェイストゲートバルブの回転軸のがたつきを抑制できる。
ターボチャージャの概略構成図。 ターボチャージャの側面図。 ターボチャージャの一部断面図。 図2の部分拡大図。 リングの斜視図。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
まず、車両の内燃機関10における吸気及び排気の通路構成について説明する。
図1に示すように、内燃機関10は、外部からの吸気が流通する吸気通路11を備えている。吸気通路11の下流端には、燃料を吸気と混合して燃焼させるための気筒12が接続されている。気筒12には、当該気筒12から排ガスを排出するための排気通路13が接続されている。内燃機関10は排ガスの流れを利用して吸気を圧縮するためのターボチャージャ20を備えている。
ターボチャージャ20は、略円筒状のコンプレッサハウジング21を備えている。当該コンプレッサハウジング21は吸気通路11の途中に取り付けられている。コンプレッサハウジング21の一端には略円筒状のベアリングハウジング22が取り付けられている。当該ベアリングハウジング22においてコンプレッサハウジング21と反対側にはタービンハウジング30が取り付けられている。タービンハウジング30は全体として円筒状であり、排気通路13の途中に取り付けられている。
図2に示すようにタービンハウジング30は全体として円筒状の筒状部31と、筒状部31の内部空間に排ガスを導入する円弧部32とを備えている。円弧部32は、筒状部31の外周を取り囲むように配置されている。円弧部32の上流端からは、外側に向ってフランジ33が張り出している。なお、このフランジ33には、排気通路13におけるタービンハウジング30よりも上流側の部分が接続されている。
図1に示すように、タービンハウジング30における筒状部31及び円弧部32の内部には、排ガスが流通する主通路23が区画されている。主通路23には、タービンホイール90が収容されている。タービンホイール90は羽根車であり、排ガスが吹き付けられることで回転する。また、タービンハウジング30における筒状部31及び円弧部32の内部には、主通路23におけるタービンホイール90よりも上流側の部分と、主通路23におけるタービンホイール90よりも下流側の部分とを連通するバイパス通路24が区画されている。すなわち、バイパス通路24は、タービンホイール90よりも上流側からタービンホイール90を迂回してタービンホイール90よりも下流側へと至っている。
タービンホイール90には、連結シャフト91の一端部が接続されている。連結シャフト91の軸線方向中央部分は、ベアリングハウジング22の内部に収容されている。連結シャフト91は、ベアリングハウジング22の内部の図示しないベアリングによって回転可能に支持されている。連結シャフト91の他端部には羽根車であるコンプレッサホイール92が接続されている。
タービンハウジング30における主通路23内を流通する排ガスがタービンホイール90に吹き付けられることで、タービンホイール90が回転する。タービンホイール90が回転すると、連結シャフト91を介してコンプレッサホイール92が回転して吸気の過給が行われる。
図1に示すように、タービンハウジング30には、バイパス通路24を開閉するウェイストゲートバルブ40が取り付けられている。ウェイストゲートバルブ40はリンク機構70を介してアクチュエータ74の出力軸に連結されている。
次にウェイストゲートバルブ40及びウェイストゲートバルブ40の周辺構成について説明する。
図2に示すように、タービンハウジング30における筒状部31の一部からは略円柱形状のボス部34が突出している。ボス部34は、タービンハウジング30の外面から突出している。図3に示すように、タービンハウジング30の壁部である筒状部31及びボス部34には、略円柱形状の貫通孔35が貫通している。貫通孔35はタービンハウジング30の内部とタービンハウジング30の外部とを連通している。
図3に示すように、貫通孔35には、全体として円筒状のブッシュ80が挿入されている。ブッシュ80の外径は貫通孔35の内径と略同じになっている。ブッシュ80は、貫通孔35に圧入されている。図4に示すように、ブッシュ80におけるタービンハウジング30の外部側の端面である外部端面80Aは、ボス部34の端面よりも突出している。また、外部端面80Aは、径方向内側に向かうほどタービンハウジング30の外側へ向かうように傾斜している。換言すると、ブッシュ80の外部端面80Aは、先細り形状になっている。図3に示すように、ブッシュ80におけるタービンハウジング30の内部側の端面である内部端面80Bは、タービンハウジング30の内面よりも内側に位置している。
図3に示すように、ウェイストゲートバルブ40は略円柱形状の回転軸41を備えている。回転軸41は、ブッシュ80の内部に挿通されている。また、回転軸41は、ブッシュ80の内周面に対して回転軸41の外周面が摺動できるように支持されている。すなわち、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41は、軸受としてのブッシュ80に支持されている。回転軸41の一端部はタービンハウジング30の外側に露出しており、回転軸41の他端部はタービンハウジング30の内側に位置している。
回転軸41におけるタービンハウジング30の内部側の端部からは、アーム42が延びている。アーム42は、回転軸41の中心軸線に対して直角に湾曲するように延びている。また、アーム42の回転軸41側の端部は円柱状になっていて、その外径は回転軸41の外径よりも大きくなっている。したがって、回転軸41とアーム42との間には段差が生じている。
アーム42の先端部、すなわち回転軸41とは反対側の端部には、バイパス通路24を開閉する弁体44が取り付けられている。弁体44は、略円柱形状の弁軸45を備えている。弁軸45は、アーム42の先端部を貫通している。弁軸45の一端側、すなわち図3における紙面奥側の端部は、アーム42に対して突出している。弁軸45の一端側の端部には、略円板形状の弁板46が固定されている。弁板46の外径は、弁軸45の外径よりも大きくなっている。弁軸45の他端側、すなわち図3における紙面手前側の端部は、アーム42に対して突出している。弁軸45の他端側の端部には、略円板形状の支持プレート47が固定されている。この支持プレート47により、弁体44がアーム42から脱落しないように固定されている。
図2に示すように、回転軸41におけるタービンハウジング30の外部側の端部には、リンク機構70における略板形状のリンクアーム71の一端部が固定されている。この実施形態では、リンクアーム71は、溶接により回転軸41に固定されている。リンクアーム71の他端部には、連結ピン72を介して全体として棒状のリンクロッド73の一端部が連結されている。リンクロッド73の他端部は、アクチュエータ74の出力軸に連結されている。アクチュエータ74は、コンプレッサハウジング21に対して固定されている。
アクチュエータ74が駆動するとリンクロッド73が当該リンクロッド73の長手方向の一方側に運動する。リンクアーム71はリンクロッド73の運動を回転運動に変換する。リンクロッド73の回転運動を受けて、回転軸41は当該回転軸41の周方向一方側に運動する。したがって、ウェイストゲートバルブ40は、回転軸41の周方向一方側に回転する。すると、ウェイストゲートバルブ40における弁体44はタービンハウジング30のバイパス通路24の開口縁と当接し、バイパス通路24が閉状態となる。
図4に示すように、ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間には、全体として円環状のリング50が配置されている。リング50の内部には、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41が挿通されている。すなわち、リング50は、回転軸41よりも径方向外側において当該回転軸41の周方向に延びている。
図5に示すように、リング50は、両端が互いに連結されていない有端形状になっている。リング50の一端部は、先端側に向かうほど、当該リング50の中心軸線J方向の幅が狭くなる先細り形状になっている。同様に、リング50の他端部も、先細り形状になっている。また、当該リング50に外力が作用していない状態では、中心軸線J方向において、リング50の両端部の位置がずれている。なお、リング50の両端部同士を突き合わせた状態では、リング50は、360度全周に亘って延びている。
図4に示すように、リング50の両端部を除く部分においては、当該リング50の延設方向に直交する断面視で、径方向外側を長辺、径方向内側を短辺とする左右対称の台形状になっている。つまり、図5に示すように、中心軸線J方向に関して、リング50の内面の寸法W1よりも、リング50の外面の寸法W2の方が大きくなっている。したがって、図4に示すように、この実施形態では、リング50におけるブッシュ80側の側面50Aは、当該リングの径方向外側に向かうほどブッシュ80側に向かうように傾斜している。また、リング50の外面の寸法W2は、ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間に生じる隙間以上の寸法になっている。
この実施形態では、リング50に外力が作用していない状態において、リング50の内径は、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41の外径と略同じが、それよりも僅かに小さくなっている。また、リング50に外力が作用していない状態において、リング50の外径は、ブッシュ80の外径と略同じになっている。
図4に示すように、リング50の側面50Aの傾斜角度は、ブッシュ80の外部端面80Aの傾斜角度と対応している。具体的には、リング50をブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間に配置したときに、回転軸41の径方向に対するリング50の側面50Aの傾斜角度と、回転軸41の径方向に対するブッシュ80の外部端面80Aの傾斜角度とが略一致している。したがって、リング50をブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間に配置したときに、側面50Aと外部端面80Aとが面接触している。
本実施形態の作用について説明する。
アクチュエータ74が駆動するとリンクロッド73が当該リンクロッド73の長手方向の一方側に運動する。リンクアーム71はリンクロッド73の運動を回転運動に変換する。リンクロッド73の回転運動を受けて、回転軸41及びアーム42は当該回転軸41の周方向一方側に運動する。したがって、ウェイストゲートバルブ40は、回転軸41の周方向一方側に回転する。すると、ウェイストゲートバルブ40における弁体44はタービンハウジング30のバイパス通路24における開口と当接し、バイパス通路24が閉状態となる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)上記実施形態では、リング50は、両端が互いに連結されていない有端形状になっている。そのため、リング50の両端が互いに離れるように当該リング50を弾性変形させることで、リング50の両端部間の隙間に回転軸41を通して、リング50を回転軸41から取り外すことができる。したがって、例えばリング50にへたりが生じた場合には、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41からリンクアーム71を取り外さなくても、リング50を新たなものに交換できる。特に、上記実施形態のように、回転軸41にリンクアーム71が溶接で固定されていて、両者を取り外すことが現実的でないような構造の場合には、上記のリング50の構造は特に好適である。
(2)上記実施形態では、リング50がウェイストゲートバルブ40の回転軸41に取り付けられた状態では、リング50が自身の弾性力によって、径方向内側へと縮もうとする。そして、リング50は、外面の寸法W2よりも内面の寸法W1の方が小さいくさび型である。そのため、リング50が、ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間にはまり込むような状態になって、ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間がリング50によって埋められる。したがって、リンクアーム71ががたつくことを抑制できる。
(3)上記実施形態では、リング50が径方向内側へと縮もうとする力の一部が、当該リング50の側面50Aによって向きが変換され、回転軸41の中心軸線方向の力としてブッシュ80に作用する。そして、リング50は、その反作用で、リンクアーム71側への力を受ける。このように、リング50の径方向内側へと縮もうとする力の一部は、リング50がリンクアーム71を押し付ける力として作用し、リンクアーム71のがたつきをより好適に抑制できる。しかも、上記実施形態では、ブッシュ80の外部端面80Aも、リング50の側面50Aに対応して傾斜している。したがって、リング50が縮もうとする力を効率よく回転軸41の中心軸線方向の力に変換できる。
(4)上記実施形態では、中心軸線J方向においてリング50の両端部の位置がずれていて、リング50が中心軸線J方向に伸縮可能なばねとして機能する。したがって、リング50は、中心軸線J方向の弾性力によってもリンクアーム71を押し付けることができる。
(5)上記実施形態では、リング50は、リンクアーム71を回転軸41に溶接で固定した後に取り付けることができる。換言すれば、リンクアーム71を回転軸41に溶接で固定する際には、リング50を取り付けておく必要はない。したがって、リンクアーム71を回転軸41に溶接で固定する際に、リンクアーム71がリング50に押されて、リンクアーム71の位置決めがしにくくなるといった事態は生じない。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・リング50は、必ずしも360度全周に亘って延びていなくてもよい。少なくともリング50が周方向に180度を超えて延びていれば、両端部が離れるように弾性変形させなければ、リング50が回転軸41から外れることはない。
・中心軸線J方向においてリング50の両端部の位置が一致していてもよい。
・リング50の側面50Aの傾斜の仕方は、上記実施形態の例に限らない。例えば、リング50の側面50Aは曲面状であってもよい。
・リング50においてリンクアーム71側の側面の形状は問わない。例えば、上記実施形態の例のようにリング50においてリンクアーム71側の側面が傾斜している必要はなく、リング50の径方向に沿って延びる平面であってもよい。
・リング50の断面形状は、台形状でなくてもよい。リング50におけるブッシュ80側の側面50Aが傾斜していればよく、例えば三角形状であってもよいし、半円形状であってもよい。
・ブッシュ80の外部端面80Aの傾斜角度は、リング50の側面50Aの傾斜角度に対応していなくてもよい。また、ブッシュ80の外部端面80Aは傾斜していなくてもよく、ブッシュ80の径方向に沿う平面であってもよい。
・リング50を、ブッシュ80の外部端面80Aとリンクアーム71との間だけでなく、ブッシュ80の内部端面80Bとアーム42との間に配置してもよい。
10…内燃機関、11…吸気通路、12…気筒、13…排気通路、20…ターボチャージャ、21…コンプレッサハウジング、22…ベアリングハウジング、23…主通路、24…バイパス通路、30…タービンハウジング、31…筒状部、32…円弧部、33…フランジ、34…ボス部、35…貫通孔、40…ウェイストゲートバルブ、41…回転軸、42…アーム、44…弁体、45…弁軸、46…弁板、47…支持プレート、50…リング、50A…側面、70…リンク機構、71…リンクアーム、72…連結ピン、73…リンクロッド、74…アクチュエータ、80…ブッシュ、80A…外部端面、80B…内部端面、90…タービンホイール、91…連結シャフト、92…コンプレッサホイール。

Claims (1)

  1. タービンホイールを収容するとともに前記タービンホイールよりも排気上流側及び排気下流側をバイパスするバイパス通路が区画されたタービンハウジングと、前記タービンハウジングに取り付けられて前記バイパス通路を開閉するウェイストゲートバルブとを備えているターボチャージャであって、
    前記タービンハウジングの壁部を貫通する貫通孔には、筒状のブッシュが圧入されており、
    前記ブッシュの内部には、前記ウェイストゲートバルブの回転軸が挿通され、当該回転軸が、当該ブッシュに対して摺動回転可能に支持されており、
    前記回転軸における前記タービンハウジングの外部側の端部には、当該回転軸に回転トルクを伝達するためのリンクアームが連結されており、
    前記ブッシュの端面と前記リンクアームとの間には、前記回転軸よりも径方向外側において前記回転軸の周方向に延びるリングが配置されており、
    前記リングは、両端が互いに連結されていない有端形状になっており、
    前記リングの延設方向に直交する断面視において、前記リングの前記ブッシュ側の側面は、前記リングの径方向外側に向かうほど前記ブッシュ側に向かうように傾斜している
    ことを特徴とするターボチャージャ。
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