JP2018030366A - スクライブヘッド及びスクライブ方法 - Google Patents

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坂東 和明
Kazuaki Bando
和明 坂東
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Abstract

【課題】スクライブ時又はスクライブ後の分断時に発生し、ガラス面に飛び散り、ガラス板に付着するカレットの発生を抑止することができるスクライブヘッド及びスクライブ方法を提供する。
【解決手段】スクライブ装置Aは、超音波発振機スプレーノズル装置15によるミスト9によって、カッタホイール13、スクライブポイント22、カッタホイール進行直前の加工面18及び直後の加工面23に形成されたスクライブ溝12をウェット状態とすることにより、また、ミスト9の噴霧内でのスクライブ溝加工により、発生切り粉の飛散を抑制させるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板、ガラス基板又はシリコン基板等の脆性材料板を分断するためのスクラブ溝を形成するスクライブ装置に取付けられるスクライブヘッド及びスクライブ方法に関する。
従来、ガラス板等の脆性材料板に対するスクライブ溝の形成にあたっては、脆性材料板の表面にカッタホイールをドライで圧接転動させる方法と、カッター専用オイルや白灯油などをカッタホイールに供給しながら当該カッタホイールを脆性材料板の表面に圧接転動させる方法とがある。
特開2012−232881号公報
ところで、上記のいずれの方法においても、スクライブ時又はスクライブ後の分断時において、カレット(ガラス微細破片)が発生し、この発生で飛散したカレットがガラス表面に付着し、ガラス表面に付着したカレットが後工程において不具合をもたらすことが多い。
本発明は、上記不具合に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スクライブ時又はスクライブ後の分断時に発生し、ガラス面に飛び散り、ガラス板に付着するカレット(ガラス微細破片)の発生を抑止することができるスクライブヘッド及びスクライブ方法を提供することにある。
また、本発明は、カレットの飛び散り、ガラス板への付着を抑制できるスクライブヘッド及びスクライブ方法を提供することにある。
本発明のスクライブ方法は、カッタホイールの軌道面をウェット状態にすべく、ミスト(液体微粒子)、好ましくは、超音波発振機により発生させたミストをスクライブ成形中のカッタホイールに向って噴霧することにある。
本発明のスクライブヘッドは、超音波発振機スプレーノズル装置を備えており、この超音波発振機スプレーノズル装置により発生されたミストがスクライブ溝形成中のカッタホイールに噴霧されるよう超音波発振機スプレーノズル装置が当該スクライブヘッドに取付けられている。
本発明によれば、超音波発振機スプレーノズル装置により発生した噴霧ミストによって、カッタホイール、スクライブポイント、カッタホイール進行直前の加工面及び形成されたスクライブ溝等からなる軌道面をウェット状態(ミスト膜形成状態)にすることができるために、ミスト噴霧内で発生するカレットの飛散を抑制することができる。
図1は、本発明に係るスクライブヘッドを取付けたスクライブ装置の一具体例を示す正面説明図である。 図2は、図1に示す例のスクライブヘッドの拡大正面説明図である。 図3は、図1に示す例のスクライブヘッドの拡大底面説明図である。 図4は、図1に示す例の超音波発振機スプレーノズル装置の取付け位置を変化させたスクライブヘッドの説明図である。
以下、本発明の好ましい一具体例を図面を参照して説明する。本発明は、これらの具体例に限定されない。
図1から図4において、スクライブ装置Aは、脆性材料板としてのガラス基板Wを上面で平面支持するテーブル1と、スクライブヘッド2とを備えている。
スクライブヘッド2は、カッタホイール装置3と、下端にカッタホイール装置3を備えていると共にガラス基板Wの上面に対して垂直方向(上下方向)Vに直動する上下直動体4と、上下直動体4を保持していると共に当該上下直動体4を上下方向Vに直動させるスクライブヘッド本体5と、スクライブヘッド本体5を走行ブリッヂ6に取付けるブラケット7とを備える。
走行ブリッヂ6は、テーブル1の上面に平面支持されたガラス基板Wの上方をX方向に直動する。即ち、スクライブ装置Aの走行ブリッヂ6は、図1において、当該図1の紙面に垂直な方向であるX方向に直動する。走行ブリッヂ6のX方向の直動は、X方向移動装置31により行われる。ブラケット7は、ガラス基板Wの上方を水平面内においてX方向に対して直交するY方向に直動する。ブラケット7のY方向の直動は、Y方向移動装置32により行われる。
上下直動体4の下端部に取付けられたカッタホイール装置3は、上下直動体4の下端に着脱自在に取付けられるホルダー10と、ホルダー10の下部に水平面内、即ちX―Y平面内で回転自在に取付けられたカッタホイール取付け体11と、カッタホイール13を両側から挟むようにしたカッタホイール取付け体11の部位に支持された軸部材8と、軸部材8に回転自在に取付けられたカッタホイール13とを具備している。
スクライブヘッド2は、ガラス基板Wへのスクライブ溝12の形成加工時、スクライブヘッド本体5の作動で上下直動体4を降下させ、下端のカッタホイール装置3のカッタホイール13を、ガラス基板Wの上面に圧接させた状態で、走行ブリッヂ6及びブラケット7のX方向及びY方向の走行により、移動させる。カッタホイール13は、この走行で、刃先をスクライブ方向に向けられて、転動、走行する。
スクライブヘッド2には、超音波発振機16とスプレーノズル17とからなる超音波発振機スプレーノズル装置15が複数機備えられており、超音波発振機スプレーノズル装置15の夫々は、超音波発振機16により発生させたミスト9(液体微粒子としての水の微粒子)をスプレーノズル17から噴霧させるようになっている。各超音波発振機スプレーノズル装置15は、そのスプレーノズル17からのミスト9がカッタホイール13に向けて噴霧されるように、ブラケット7に配設されている。
超音波発振機スプレーノズル装置15は、スクライブ溝12を形成中のカッタホイール13の回り及びカッタホイール13の前後のガラス基板Wの加工面18に、ミスト9の噴射、噴霧を行い、スクライブ溝12の形成中のカッタホイール13及びカッタホイール13の直近直後の軌道面20をミスト9によりウェット状態とする。超音波発振機スプレーノズル装置15は、スクライブヘッド2のブラケット7にブラケット21を介して取付けられ、図2に示すように、カッタホイール13の両面において、カッタホイール13及びスクライブポイント22に向けてミスト9を噴霧するように、カッタホイール13及びスクライブポイント22を間にして対向して複数機配置されても、また、図3に示すように、カッタホイール13及びカッタホイール13直前のスクライブ予定面19に向けて複数機配置されても、さらには、図4に示すように、カッタホイール13の直前のスクライブ予定面19に向けて一機配置されてもよい。
以上の超音波発振機スプレーノズル装置15の例は、カッタホイール13がX方向のみに移動される場合に好適であるが、カッタホイール13がX方向及びY方向に移動される場合には、その移動方向のカッタホイール13及びカッタホイール13直前のスクライブ予定面19に向けてミスト9が噴射されるように、ブラケット21をカッタホイール13の移動方向に対応して回転させるようにしてもよい。
スクライブ装置Aは、超音波発振機スプレーノズル装置15によるミスト9によって、カッタホイール13、スクライブポイント22、カッタホイール進行直前の加工面18及び直後の加工面23に形成されたスクライブ溝12をウェット状態(ミスト9による膜形成)とすることにより、また、ミスト9の噴霧内でのスクライブ溝加工により、発生切り粉の飛散を抑制させるようになっている。
走行ブリッヂ6のY方向の両端の夫々には、支持板41が取付けられており、支持板41の夫々には、テーブル1のY方向の両側面に取付けられていると共にX方向に伸びたX方向案内軌条42にX方向に移動自在に嵌合した滑り部材43が取付けられており、テーブル1の下面のY方向の両端の夫々には、X方向に伸びたラックバー44が取付けられており、ブラケット7の下面には、走行ブリッヂ6の上面に取付けられていると共にY方向に伸びた一対のY方向案内軌条45の夫々にY方向に移動自在に嵌合した滑り部材46が取付けられており、走行ブリッヂ6のX方向の一方の側面には、Y方向に伸びたラックバー47が取付けられている。
X方向移動装置31は、各支持板41に同一の回転軸をもって回転自在に支持された駆動プーリ51と、各支持板41に各回転軸をもって回転自在に支持された従動プーリ52と、駆動プーリ51及び従動プーリ52に掛け回された無端ベルト53と、従動プーリ52の回転軸をもって各支持板41に回転自在に支持されていると共にラックバー44に噛合ったピニオン歯車54と、駆動プーリ51の共通の回転軸に連結された出力回転軸を有すると共に支持板41に取付けられた電動モータ55とを具備しており、X方向移動装置31は、電動モータ55の作動によるその出力回転軸の回転で、一対の駆動プーリ51の回転、一対の無端ベルト53の走行、一対の従動プーリ52の回転及び一対のピニオン歯車54の回転で、一対のラックバー44に沿って且つ一対の滑り部材43の夫々がX方向に移動自在に嵌合した一対のX方向案内軌条42に案内されて走行ブリッヂ6をX方向に直動走行させるようになっている。
Y方向移動装置32は、ブラケット7に取付けられた電動モータ61と、電動モータ61の出力回転軸に取付けられていると共にラックバー47に噛合ったピニオン歯車62とを具備しており、Y方向移動装置32は、電動モータ61の作動によるその出力回転軸の回転を介するピニオン歯車62の回転で、ラックバー47に沿って且つ一対の滑り部材46の夫々がY方向に移動自在に嵌合した一対のY方向案内軌条45に案内されてブラケット7をY方向に直動走行させるようになっている。
X方向移動装置31及びY方向移動装置32による走行ブリッヂ6のX方向の直動走行とブラケット7のY方向の直動走行とで、スクライブヘッド2は、X方向及びY方向に走行され、この走行において、スクライブ装置Aは、カッタホイール13を介してスクライブ溝12をガラス基板Wの加工面18に形成するようになっている。スクライブ溝12のガラス基板Wの加工面18への形成において、超音波発振機スプレーノズル装置15は、スクライブ溝12を形成中のカッタホイール13の回り及びカッタホイール13の前後のガラス基板Wの加工面18に、ミスト9の噴射、噴霧を行うようになっている。
1 テーブル
2 スクライブヘッド
3 カッタホイール装置
4 上下直動体
5 スクライブヘッド本体

Claims (3)

  1. ミスト(液体微粒子)を、スクライブ形成中のカッタホイールに向って噴霧し、カッタホイールの軌道面をウェット状態にするスクライブ方法。
  2. 超音波発振機により発生させたミスト(液体微粒子)を、スクライブ形成中のカッタホイールに向って噴霧し、カッタホイールの軌道面をウェット状態とするスクライブ方法。
  3. 超音波発振機スプレーノズル装置を備えており、この超音波発振機スプレーノズル装置により発生されたミスト(液体微粒子)がスクライブ溝形成中のカッタホイールに噴霧されるよう超音波発振機スプレーノズル装置が取付けられたスクライブヘッド。
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