JP2007182338A - ガラス基板の切断方法およびその切断装置 - Google Patents

ガラス基板の切断方法およびその切断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007182338A
JP2007182338A JP2006000432A JP2006000432A JP2007182338A JP 2007182338 A JP2007182338 A JP 2007182338A JP 2006000432 A JP2006000432 A JP 2006000432A JP 2006000432 A JP2006000432 A JP 2006000432A JP 2007182338 A JP2007182338 A JP 2007182338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
cutting
cutter
glass
aqueous solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006000432A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Hirabayashi
孝夫 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuhei Glass Kakou Co Ltd
Original Assignee
Kyokuhei Glass Kakou Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuhei Glass Kakou Co Ltd filed Critical Kyokuhei Glass Kakou Co Ltd
Priority to JP2006000432A priority Critical patent/JP2007182338A/ja
Publication of JP2007182338A publication Critical patent/JP2007182338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】カッタの走行時によって板ガラスの上面に切り線を形成する際に生じる微細なガラスカレットを、板ガラスの上面に付着させることなく確実かつ効率よく排出除去できるガラス基板の切断方法およびその切断装置を提供すること。
【解決手段】ガラス基板1の表面1aに沿って、カッタ17aを走行させることで前記ガラス基板1の表面1aに切り線2を刻設し、該切り線2に沿って前記ガラス基板1を割断するガラス基板の切断方法であって、前記ガラス基板1の表面1aに前記切り線2の刻設予定箇所よりカッタ17側に向けて水流を噴射し、該予定箇所に水溶液22の水膜を形成しながらカッタ17aを走行させて切り線を刻設する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガラス基板の表面に沿って、カッタを走行させることで前記ガラス基板の表面に切り線を刻設し、該切り線に沿って前記ガラス基板を割断するガラス基板の切断方法および切断装置に関する。
従来、板ガラスの表面に切り線を刻設する場合、テーブルに板ガラスを載置した状態で、板ガラスの上面にカッタを当接させて、切断したい方向にカッタを走行させることで表面に切り線を入れていた。その際、カッタの走行方向後側に設けた噴射ノズルから切り込み部分に向けて洗滌水を絶えず噴射させることで、カッタの切り込みにともない板ガラスの表面に発生したガラス小片やガラス粉末等のいわゆる微細ガラスカレットを洗い流している。また、微細ガラスカレットを除去する別の手段として、カッタにより板ガラスの表面に切り線を刻設した後、板ガラスを水槽内に沈め板ガラスの表面に残った微細ガラスカレットを浮かせ水槽内の水を排出することで微細ガラスカレットを取り除くことも知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−7362号公報(段落0027〜0032,0039,0040、図5)
しかしながら、カッタの走行方向後側に設けた噴射ノズルから切り込み部分に向けて洗滌水を噴射させる方法は、カッタの走行方向前方は水溶液による水膜が充分形成されていない状態にあるので、切り込みの際に生じた微細ガラスカレットは水膜が形成されていない板ガラス表面に付着してしまう虞があった。そして微細ガラスカレットには三角状にとがったものも多く含まれ、このようなガラスカレットが一度板ガラス表面に付着すると、その後に水を流しても容易に取り除くことができなかった。また、板ガラスの表面に切り線を刻設した後、板ガラスを水槽内に沈めて微細ガラスカレットを洗い流す方法も、ガラスカレットが板ガラス表面に付着した後に洗い流すので、前記した除去方法と同様に、完全に板ガラスの上面から除去することができなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、カッタの走行時によって板ガラスの上面に切り線を形成する際に生じる微細なガラスカレットを、板ガラスの上面に付着させることなく確実かつ効率よく排出除去できるガラス基板の切断方法およびその切断装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のガラス基板の切断方法は、ガラス基板の表面に沿って、カッタを走行させることで前記ガラス基板の表面に切り線を刻設し、該切り線に沿って前記ガラス基板を割断するガラス基板の切断方法であって、前記ガラス基板の表面に前記切り線の刻設予定箇所よりカッタ側に向けて水流を噴射し、該予定箇所に水溶液の水膜を形成しながらカッタを走行させて切り線を刻設することを特徴としている。
この特徴によれば、切り線の刻設予定箇所よりカッタに向けて水流を噴射し、該予定箇所に水溶液の水膜を形成することで、カッタの走行時の切削によって板ガラスの表面に生じた微細な無数のガラスカレットを水溶液に浮かせながら水流でガラス基板の表面から順次排出できるので、切削により生じるガラスカレットをガラス基板の表面に直接付着させることなく確実かつ効率よく排出除去できる。
上記課題を解決するために、本発明の請求項2に記載のガラス基板の切断装置は、ガラス基板の表面に沿って、カッタを走行させることで前記ガラス基板の表面に切り線を刻設し、該切り線に沿って前記ガラス基板を割断するガラス基板の切断装置であって、前記カッタと同期して走行し、かつ前記切り線の刻設予定箇所よりカッタ側に向けてガラス基板の表面に水溶液を噴射する噴射機を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、カッタと同期して走行し、かつ切り線の刻設予定箇所よりカッタ側に向けてガラス基板の表面に水溶液を噴射する噴射機を備えることにより、切り線の刻設時に発生した直後の微細な無数のガラスカレットを常に水溶液に浮かせながら噴射機による水流でガラス基板の表面から効率良く排出できる。
本発明の請求項3に記載のガラス基板の切断方法およびその切断装置は、請求項2に記載のガラス基板の切断装置であって、前記カッタの走行開始前に前記噴射機による水溶液の噴射が開始することを特徴としている。
この特徴によれば、噴射機による水溶液の噴射後に、連動してカッタの切削走行が行われるので、切削前に切り線の刻設予定箇所処理に水溶液の水膜を形成することができ、ガラスカレットがガラス基板の表面に直接付着することを確実に防止することができる。
本発明の請求項4に記載のガラス基板の切断装置は、請求項2または3に記載のガラス基板の切断装置であって、前記カッタは上下方向に移動調整可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、ガラス基板の厚みに応じてカッタの高さを適宜調整できるので、カッタによる最適な切り線の刻設深度をガラス基板の表面に形成することができる。
本発明の請求項5に記載のガラス基板の切断装置は、請求項2乃至4のいずれかに記載のガラス基板の切断装置であって、前記水溶液は帯電しにくい界面活性剤入り水溶液であることを特徴としている。
この特徴によれば、帯電しにくい界面活性剤入り水溶液を用いることで、ガラス基板が帯電し易い状態であっても、この界面活性剤溶液の作用によって帯電によるガラスカレットの付着を防止できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
図1は、本発明の実施例におけるガラス基板の切断装置の全体像を示す平面図であり、図2は、図1のA−A線を示す断面図であり、図3は、ガラス基板の切り線の刻設方法を示す要部拡大斜視図であり、図4は、ガラス基板の切り線の刻設状況を示す平面図であり、図5は、図4のB−B線を示す断面図であり、図6(a)は、ガラス基板の切り線刻設後の割断処理を示す概略断面図であり、図6(b)は、2つに割断されたガラス基板を示す断面図である。
図1には、特に近年では液晶ディスプレイ等に用いられる上面視矩形のガラス基板1を複数枚に割断するための切り線形成装置10と、この切り線形成装置10に向けてガラス基板1を搬送する搬送コンベア装置7が示されている。尚、図1において、左側に設置された切り線形成装置10を前方とし、右側に設置された搬送コンベア装置7を後方とし、これら装置7,10の両側部のそれぞれに設けられた後述するローラ支持体7cおよび走行体支持部材12を左方とし、ローラ支持体7c’および走行体支持部材12’を右方として以下本実施例を説明する。
まず、後方の搬送コンベア装置7には、左右のローラ支持体7c,7c’間に軸支された搬送ローラ7aが前後方向に向けて複数設けられ、これら搬送ローラ7a,・・・に搬送ベルト7bが掛け渡され、モータ(図示省略)で回動制御されることで、搬送ベルト7bが後方から前方に向けて駆動制御されている。さらに搬送ベルト7bの表面には、搬送ローラ7aの回動に伴う振動をガラス基板1に直接与えないように緩衝帯8が貼着されている。
図1および図2に示されるように、切り線形成装置10は、左右に前後方向に向けて配置された走行体支持部材12,12’と、この走行支持体12,12’に直交するように横架支持された走行体11と、ガラス基板1を支持する基台13と、から主に構成されている。左右の走行体支持部材12,12’はそれぞれ床面40に立設され、上部にガイドレール12a,12aが敷設されている。左方のガイドレール12aには、ネジ切りされた前後方向に延びる回動軸12bが架設され、右方のガイドレール12a’には、ネジ切りされていない案内軸12dが架設されている。
基台13は床面40に安定した状態で設置され、基台13の上部にはガラス基板1の下面1bに傷等を生じさせず、且つ基台13に対して移動不能に保持可能な緩衝性に優れるとともに滑り止め効果を有する例えば、ゴム状のシート体からなるガラス保持板14が設けられている。そこで、搬送コンベア7の後方から前方へ向けてからガラス基板1が搬送されてくると、傷や振動等をガラス基板1に生じさせることなく、安定した状態で円滑に基台13のガラス保持板14に載置される。
走行体11は、その左右端部にスライダー11b,11b’が設けられているとともに、この両スライダー11b,11b’間を連接するコ字状の保持部11aが設けられている。保持部11aには、左方から右方に向けて切り線制御装置15、2つの切削機16,16および噴射制御装置20が設置されている。
切削機16は切り線制御装置15からの信号により回転制御されるモータ16c,16cを有し、モータ16c,16cの回動制御でネジ軸16a,16aが回転し、切削機16,16を上下方向に移動調整できる構成になっている。切削機16,16は、外周先端がダイヤ等からなる超硬のカッタ17aを有する円盤状のローラ体17,17を備え、このローラ体17,17は保持部11aに固設した二股状のローラ支持部材18に支持されたローラ軸16b,16bを介して回動自在に軸支されている。
これら切削機16,16の後部位置に各々対応するように、保持部11aの後方側には下方に向けて延設された噴射ノズル21a,21aを有する噴射機21,21が一対で設けられている。噴射ノズル21a,21aから噴射される水溶液は前述の噴射制御装置20で制御される。
保持部11aを保持する一方のスライダー11bはガイドレール12aに対して、前後方向に摺接可能な摺動部11cを介して取り付けられるとともに、この摺動部11cの中央部が回動軸12bに螺合されている。他方のスライダー11b’はガイドレール12a’に対して、前後方向に摺接可能な摺動部11c’を介して取り付けられるとともに、この摺動部11c’の中央部が案内軸12dの長さ方向に摺動可能に嵌合されている。
走行体支持部材12の前端には、回動軸12bの回動制御を行う回動モータ12cが取り付けられており、回動モータ12cの回動によって回動軸12bが回動されることで、スライダー11bが摺動部11cを介して前方または後方に案内されるとともに、この動きに連動してスライダー11b’も同様に、摺動部11c’を介して案内軸12dに沿って、前方または後方に案内される。したがって、両スライダー11b,11b’間に設けられた保持部11aが前後方向に安定して移動制御される。
次に、図3〜図5に基づいて、ガラス基板1における切り線の形成について具体的に説明する。図3に示されるように、噴射制御装置20によって噴射機21からは噴射ノズル21aを介して、ガラス基板1の上面1aに向けて水溶液22が継続して噴射され、ガラス基板1の上面1aには水溶液22の水膜が形成される。
そして、この噴射機21による水溶液22の噴射とともに、切り線制御装置15が連動制御して、ローラ体17がネジ軸16aにり高さ調整される。このように、切削機16は上下方向に移動調整可能になっていることで、ガラス基板1の上面1aから下面1bまでの厚みに応じて、ローラ体17の高さが適宜微調整され、カッタ17aによる最適な切り線2の刻設深度を設定できる。
次いで、図4に示されるように、噴射ノズル21aからの水溶液22の噴射を継続した状態で、前述の走行体11が回動モータ12c(図1参照)の回動制御によって回動軸12bを介して、一定の速度で後方に向けて移動されていくと、カッタ17aの切削走行によって、ガラス基板1の上面1aに前方から後方に向けて直線状に切り線2が刻設されていく。この走行体11の走行に伴ってガラス基板1の上面1aからは細かくガラスが切削されることで、ガラス小片やガラス粉末等のガラスの微細な欠片である無数の微細なガラスカレット6が発生し、切り線2よりも若干左右側に離間した位置で前後方向に向けて帯状に形成されていく。
このように、噴射機21による水溶液22の噴射直後に、連動してカッタ1aの切削走行が連動して行われるので、切削前に切り線2の刻設予定箇所処理に水溶液22の水膜を形成して、微細な無数のガラスカレット6がガラス基板1の上面1aの広範囲に拡散される前に、水溶液22に確実に付着させることができるので、これらガラスカレット6をガラス基板1の上面1aに直接付着しないようにすることができる。特に、切り線2が刻設される後方側から前方のローラ体17に向けて水溶液22が噴霧されるので、後方側に飛ぶガラスカレット6も充分水溶液22に確実に付着させることができる。
走行体11が前方から後方に向けて走行され続けることで、ガラス基板1の前端から後端に切り線2が完全に刻設され、切削機16による切り線2の刻設工程が終了となる。さらに、噴射ノズル21aから継続して噴射される水溶液22の水流によって、水溶液22の水膜に付着する複数のガラスカレット6を、この水膜とともに水溶液22に浮かせながら、ガラス基板1の上面1aから外方に向けて順次排出できるので、カッタ17aの切削により生じるガラスカレット6をガラス基板1の上面1aに直接付着させることなく、確実かつ効率よく排出除去できる。
そして、例えば、走行体11に、カッタ1aを備えた2つの切削機16,16を、ガラス基板1に対して等間隔で並列して配置すれば、走行体11の走行後には、ガラス基板1の上面1aに前後方向に平行して2本の切り線2,2が同時に形成されることから、一枚のガラス基板1に対して均等幅な切り線2,2を正確に刻設することも可能である。
図5に示されるように、切り線2の断面形状はカッタ17aの形状に沿って略V字状の切溝となっており、この切削走行中に切り線2よりも下方に向けてニュー3が形成される。無数のガラスカレット6は水溶液22の水膜によって、直にガラス基板1の上面1aに付着されることなく、水溶液22の上面で保持された状態になっている。そこで特に図示しないが、水等をガラス基板1の上面1aを用いて洗浄するだけで、ガラスカレット6がガラス基板1の上面1aに残留することなく、微細な無数のガラスカレット6を水溶液22と同時に洗い流すことができる。
本実施例で使用された水溶液22には、静電防止の特性を持つ陽イオン系(カチオン)の帯電しにくい界面活性剤溶液が使用されており、例えばガラス基板1に帯電が発生している場合おいても、この界面活性剤溶液を用いた水溶液22の水膜をガラス基板1の上面に形成することによって帯電が遮断されることから、ガラス基板1の帯電によりガラスカレット6を吸着しようとする付着力を低減させることができるので、ガラスカレット6とガラス基板1との付着を確実に防止することができる。
次に、ガラス基板1の割断過程について具体的に説明する。図6(a)に示されるように、洗浄後のガラス基板1を載置台30の上部に設けられたテンプレート31に、切り線2が形成された上面1aを上向きにした状態で下面1bを載置する。この載置位置はガラス基板1のニュー3の形成位置とテンプレート31の側端位置が上下方向に重なり合った位置となっている。そこで、テンプレート31に載置されたガラス基板1側の上面1aをガラス押え部材32,32で上方より下方に向けて押圧することで、ガラス基板1がテンプレート31を介して載置台30に位置固定される。
そして、テンプレート31に載置されていないガラス基板1側の上面1aに向けて、上方より下方に向けて押圧力を加えることにより、さらにニュー3が下方に向けて深く形成されていき、図6(b)に示されるようにガラス基板1が割断され、割断元のガラス基板1と新たなガラス基板5に分割され、ガラス基板1の割断処理が完了する。
本実施例では、カッタ17aの走行時の切削によってガラス基板1の上面1aに切り線2が刻設される際に生じる微細な無数のガラスカレット6を、予めガラス基板1の上面1aに形成された水溶液22の水膜に常に浮かせることができる。したがって、切り線2に沿ってガラス基板1を割断処理する前工程にて、ガラス基板1の上面1aを洗浄するだけで、無数のガラスカレット6を一度に洗い流すことができるので、簡便かつ確実にガラス基板1からガラスカレット6を効率良く排出できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれ、例えば上記実施例では、ガラス基板1の割断処理前にガラスカレット6を水溶液22とともに洗い流しているので、確実にガラス基板2の上面1aにガラスカレット6が取り除かれ好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、ガラス基板1の割断処理後にガラス基板1と割断された新たなガラス基板5の上面から、ガラスカレット6を水溶液22とともに洗い流しても良い。
また、上記実施例では、ローラ体17の位置調整にモータ16cにより駆動されるネジ軸16aを用いたが、シリンダ装置等を用いてローラ体の高さ位置を設定するようにしても良い。
本発明の実施例におけるガラス基板の切断装置の全体像を示す平面図である。 図1のA−A線を示す断面図である。 ガラス基板の切り線の刻設方法を示す要部拡大斜視図である。 ガラス基板の切り線の刻設状況を示す平面図である。 図4のB−B線を示す断面図である。 (a)は、ガラス基板の切り線刻設後の割断処理を示す概略断面図であり、(b)は、2つに割断されたガラス基板を示す断面図である。
符号の説明
1 ガラス基板
1a 上面(ガラス基板の表面)
1b 下面
2 切り線(断面V字状の切溝)
3 ニュー
5 割断処理により生じた新たなガラス基板
6 微細なガラスカレット
7 搬送コンベア装置
7a 搬送ローラ
7b 搬送ベルト
7c、7c’ ローラ支持体
8 緩衝帯
10 切り線形成装置(切断装置)
11 走行体
11a 保持部
11b、11b’ スライダー
11c、11c’ 摺動部
12、12’ 走行体支持部材
12a、12a’ ガイドレール
12b 回動軸
12c 回動モータ
12d 案内軸
13 基台
14 ガラス保持板
15 切り線制御装置
16 切削機
16a ネジ軸
16b ローラ軸
16c モータ
17 ローラ体
17a カッタ(ダイヤ等の超硬カッタ)
18 ローラ支持部材
20 噴射制御装置
21 噴射機
21a 噴射ノズル
22 水溶液
30 載置台
31 テンプレート
32 ガラス押え部材
40 床面

Claims (5)

  1. ガラス基板の表面に沿って、カッタを走行させることで前記ガラス基板の表面に切り線を刻設し、該切り線に沿って前記ガラス基板を割断するガラス基板の切断方法であって、
    前記ガラス基板の表面に前記切り線の刻設予定箇所よりカッタ側に向けて水流を噴射し、該予定箇所に水溶液の水膜を形成しながらカッタを走行させて切り線を刻設することを特徴とするガラス基板の切断方法。
  2. ガラス基板の表面に沿って、カッタを走行させることで前記ガラス基板の表面に切り線を刻設し、該切り線に沿って前記ガラス基板を割断するガラス基板の切断装置であって、
    前記カッタと同期して走行し、かつ前記切り線の刻設予定箇所よりカッタ側に向けてガラス基板の表面に水溶液を噴射する噴射機を備えていることを特徴とするガラス基板の切断装置。
  3. 前記カッタの走行開始前に前記噴射機による水溶液の噴射が開始する請求項2に記載のガラス基板の切断装置。
  4. 前記カッタは上下方向に移動調整可能である請求項2または3に記載のガラス基板の切断装置。
  5. 前記水溶液は帯電しにくい界面活性剤入り水溶液である請求項2乃至4のいずれかに記載のガラス基板の切断装置。
JP2006000432A 2006-01-05 2006-01-05 ガラス基板の切断方法およびその切断装置 Pending JP2007182338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000432A JP2007182338A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 ガラス基板の切断方法およびその切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000432A JP2007182338A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 ガラス基板の切断方法およびその切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007182338A true JP2007182338A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38338735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000432A Pending JP2007182338A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 ガラス基板の切断方法およびその切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007182338A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101350369B1 (ko) * 2013-04-25 2014-01-13 다카하시 사토시 유리기판 가공 장치
CN105196438A (zh) * 2015-10-30 2015-12-30 江苏美科硅能源有限公司 一种用于线开方机切割室的浆料喷淋机构
CN110466076A (zh) * 2019-07-08 2019-11-19 陈超 一种用于瓷砖的切割设备
CN116354595A (zh) * 2023-03-28 2023-06-30 中建材玻璃新材料研究院集团有限公司 一种浮法玻璃生产线玻璃切割装置及其切割方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101350369B1 (ko) * 2013-04-25 2014-01-13 다카하시 사토시 유리기판 가공 장치
CN105196438A (zh) * 2015-10-30 2015-12-30 江苏美科硅能源有限公司 一种用于线开方机切割室的浆料喷淋机构
CN110466076A (zh) * 2019-07-08 2019-11-19 陈超 一种用于瓷砖的切割设备
CN116354595A (zh) * 2023-03-28 2023-06-30 中建材玻璃新材料研究院集团有限公司 一种浮法玻璃生产线玻璃切割装置及其切割方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6255595B2 (ja) 割断装置
WO2013175535A1 (ja) 薄板ガラス材の分断装置
TWI658014B (zh) 刻劃裝置
JP2007182338A (ja) ガラス基板の切断方法およびその切断装置
WO2014077066A1 (ja) 板ガラスのレーザー溶断方法
JP3611563B2 (ja) 板材の縦型加工ライン
JP5849606B2 (ja) スクライブ装置
JP2014031293A (ja) 脆性材料基板のスクライブ方法
JP3611122B2 (ja) 板材のスクライブユニットおよび分断設備
KR101750995B1 (ko) 금속시트재용 에칭장치
US11459271B2 (en) Method for producing glass plate
CN104803592A (zh) 脆性材料基板的刻划装置
JP5527618B2 (ja) ワイヤーソー切断装置
KR100956355B1 (ko) 스크라이빙 장치
CN108698189B (zh) 板状玻璃的制造方法
JP6269830B2 (ja) 脆性材料基板の割断方法及び脆性材料基板の割断装置
TWI637920B (zh) Glass plate manufacturing method and glass plate manufacturing device
JP2006148144A (ja) 板材の洗浄設備およびその水切り装置
JP4960405B2 (ja) 板材の分断ユニット
JP2004026524A (ja) 硬質脆性板のスクライブ方法及び装置
TWI571446B (zh) 一種製作一玻璃片的方法
TW202005767A (zh) 劃線頭及劃線方法
JP2004066389A (ja) インゴットのスライス方法及びワイヤソー切断装置
JP5760904B2 (ja) ガラスシート切断装置
KR20140142529A (ko) 슬러리 제거 장치 및 이를 포함하는 유리판 연마 시스템