JP2018024962A - 着付け安定帯 - Google Patents

Abstract

【課題】締め付けの負担を軽くし、着付けが容易な帯を開発すること。【解決手段】接触物に対して抵抗を与えられる傾斜パイル地１を素材に、ゴムを介して伸縮する本着付け安定帯であって、表裏に抑止力を有した本着付け安定帯を適宜に着装。さまざまな衣装を着付けるには主眼となる本着付け安定帯を程良い位置に留めることで、着付けの準備を軽減しても内外衣類のズレを抑制可能になる。【選択図】図１

Description

本発明は着付けに関するものである。

着くずれを防ぐには多様な紐、帯なので胴部を強く締め付けないと、そんな状態でも着用中、部分にズレが生じやすく都度調整が必要とされ、その煩わしさ窮屈感は脱衣するまで我慢するのが常識であった。

そのために次のような解決すべき課題があった。
（イ）着付けの準備が煩雑で手間がかかる。
（ロ）締めつけによる身体への負担が大きい。
（ハ）通気性が無く、蒸れ汗で着衣が汚れる。

本発明は以上の点を解決するために、次のような構成を採用する。
接触物に対して抵抗を与えられる傾斜パイル地の端とゴムを連結の両端に面ファスナーを備えた柔軟な着付け安定帯。

本発明の着付け安定帯には次のような効果がある。
１、着付けに必需の小物類を減らしても、内側及び外側着衣のズレを抑え留めることができる。
２、着脱が容易で着付け時の加減を自分好みに何度でも調整できる。
３、締め付けによる身体への負担、汗、蒸れを軽減。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
傾斜パイル地表面に起状の無い側を背中合わせに貼り付けた図１．に伸縮ゴム２．を介して横長の両端に面ファスナー３．を取り付けた。及び図２．の傾斜パイル地をマス目にカット。それぞれの面の向きを変えひと繋ぎの帯状とした着付け安定帯。

以上の着付け安定帯は次のようにして使用する。
摩擦抵抗を与えられる傾斜パイル地が素材の本着付け安定帯を襦袢など内側衣類の胴部表面に図３、図４、図５の手順で程良い加減に留め、内側衣類、外側の着物類との間に本着付け安定帯をサンドイッチ状に両面から挟まれることで一体となり、内外着衣のズレを抑制できる。

外観図 マス目の正面図 着付け準備図 全体図 着装図

１ 傾斜パイル地
２ 伸縮ゴム
３ 面ファスナー
４ 傾斜面
５ マス目

Claims (2)

1. 横長の傾斜パイル地をゴムで連結。両端部に面ファスナーを備えたことを特徴とする着付け安定帯。
2. 傾斜パイル地をマス目にカット。それぞれ面の向きを変え、ゴムを介して一連に。とすることを特徴とする請求項１記載の着付け安定帯。

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