JP2018022624A - 表示装置、表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示素子上に配線を断線させることなくタッチパネルを有した表示装置を提供することを目的の一つとする。
【解決手段】表示領域103を覆うように設けられた第1の無機絶縁層162と、第1の無機絶縁層上の第1の有機絶縁層163と、第1の有機絶縁層上の第2の無機絶縁層164と、第2の無機絶縁層上の第2の有機絶縁層165と、第2の有機絶縁層上に設けられた第3の無機絶縁層169と、を有する表示装置であって、第2の有機絶縁層165は、水分と反応する色素を含み、第1の有機絶縁層は、第2の有機絶縁層よりも厚い表示装置10。
【選択図】図1

Description

本発明の一実施形態は、表示装置、及び表示装置の製造方法に関する。
電気器具及び電子機器に用いられる表示装置として、液晶の電気光学効果を利用した液晶表示装置や、有機エレクトロルミネセンス(有機EL:OrganicElectro−Luminescence)素子を用いた有機EL表示装置が開発されている。これらの表示装置は、基板上に設けられた複数の画素によって表示画面が形成される。表示装置の各画素には、表示素子として、液晶素子又は有機エレクトロルミネセンス素子等が設けられる。表示装置は、このような画素が配列する表示領域を、トランジスタによって構成される画素回路及び駆動回路によって駆動することで、信号が入力され、動画及び静止画を表示する。
一方で、表示素子として有機EL素子を用いた場合、有機EL層が水分によって劣化してしまうことが知られている。劣化した有機EL層を用いて表示素子を駆動させると、輝度の低下や表示不良が起こる恐れがある。このため、有機EL層に水分が混入しないように封止膜が設けられている。封止膜には、有機絶縁層、バリア層となる無機絶縁層を組み合わせて用いることができる。
また、万が一水分が有機絶縁層まで水分が浸入してきた場合、不良を検出できるように、特許文献1には、水分と反応して発色する材料を添加した有機絶縁層を有する表示装置が公開されている。
また、特許文献2においては、封止性能を向上させるために、有機絶縁層、バリア膜を交互に1層以上積層させた表示装置が公開されている。
特開2010−272270号公報 特開2011−138748号公報
上記水分検出機能を有した有機絶縁層を用いた場合、十分な封止性能が得られない可能性がある。また、水分検出機能を有する有機絶縁層において、色素の場所を制御することが困難であり、水分検出機能を十分に果たせない可能性がある。
このような課題に鑑み、本発明の一実施形態は、封止膜に覆われた表示領域全域における早期の水分浸入検出と、発光素子への水分浸入を防止する十分な封止性能を両立させた表示装置を提供することを目的の一つとする。また、高信頼性を有した表示装置を製造することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態によれば、表示領域を覆うように設けられた第1の無機絶縁層と、第1の無機絶縁層上の第1の有機絶縁層と、第1の有機絶縁層上の第2の無機絶縁層と、第2の無機絶縁層上の第2の有機絶縁層と、第2の有機絶縁層上に設けられた第3の無機絶縁層と、を有する表示装置であって、第2の有機絶縁層は、水分と反応する色素を含み、第1の有機絶縁層は、第2の有機絶縁層よりも厚いことを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す上面図および断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の製造方法を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号(又は数字の後にa、bなどを付した符号)を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。さらに各要素に対する「第1」、「第2」と付記された文字は、各要素を区別するために用いられる便宜的な標識であり、特段の説明がない限りそれ以上の意味を有さない。
また、本明細書において、ある部材又は領域が他の部材又は領域の「上に(又は下に)」あるとする場合、特段の限定がない限りこれは他の部材又は領域の直上(又は直下)にある場合のみでなく、他の部材又は領域の上方(又は下方)にある場合を含み、すなわち、他の部材又は領域の上方(又は下方)において間に別の構成要素が含まれている場合も含む。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、断面視においては、第1基板に対して第2基板が配置される側を「上」又は「上方」といい、その逆を「下」又は「下方」として説明する。
また、本明細書において説明される第1基板は、少なくとも平面状の一主面を有し、この一主面上に絶縁層、半導体層及び導電層の各層、あるいはトランジスタ及び表示素子等の各素子が設けられる。以下の説明では、断面方向から見た場合において、第1基板の一主面を基準とし、第1基板に対して「上」、「上層」、「上方」又は「上面」として説明する場合には、特に断りのない限り、第1基板の一主面を基準にして述べるものとする。
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置10を示す。図1(A)は、表示装置10の上面図を示す。
図1(A)において、表示装置10は、基板100と、画素102を有する表示領域103と、表示領域103の周辺に位置する周縁部104と、ソースドライバとしての機能を有する駆動回路106と、ゲートドライバとしての機能を有する駆動回路107と、フレキシブルプリント配線基板108を有する。
表示装置10は、フレキシブルプリント基板108を介して外部からの映像信号を入力することにより駆動回路106、駆動回路107が画素102を駆動し、表示領域103において静止画および動画を表示することができる。
次に、表示装置10の周縁部104に相当するA1−A2間の上面図を図1(B)、及び断面図を図1(C)に示す。
表示装置10は、表示領域103を覆うように封止膜161が設けられる。封止膜161は、後述する表示素子130の電極として用いられる導電層160上に設けられ、図1(C)において表示素子側から無機絶縁層162、有機絶縁層163、無機絶縁層164、有機絶縁層165、無機絶縁層169の順に積層されている。
無機絶縁層162、無機絶縁層164、無機絶縁層169は、無機絶縁材料が用いられる。無機絶縁材料としては、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコンから選ばれた一種又は複数種を用いることができる。また、無機絶縁層162、無機絶縁層164、無機絶縁層169の膜厚は、数十nmから数μmとすることができる。無機絶縁層162、無機絶縁層164、無機絶縁層169は、上記材料と用いることで、水分に対するバリア機能を有することができる。
有機絶縁層163は、アクリル、ポリイミド、エポキシ等の有機絶縁材料を用いることができる。有機絶縁層163の膜厚は、10μm以上、100μm未満であることが好ましい。有機絶縁層163は、単層で用いてもよいし、積層で設けてもよい。
有機絶縁層165は、有機絶縁層163と同様の有機絶縁材料が用いられる。有機絶縁層165は、有機絶縁材料の中に水分または酸素と反応する化合物がさらに含まれる。水分と反応して発色する化合物としては、例えば、色素を用いることが好ましい。水分と反応して発色する色素としては、フェノールフタレイン、チモールフタレイン、炭酸ナトリウムなどが挙げられる。酸素と反応して発色する化合物としては、インジゴガーミン、またはメチレンブルーなどが挙げられる。例えば、色素としてフェノールフタレイン、炭酸ナトリウムを有した場合、有機絶縁層165に水分が浸入すると、水分が炭酸ナトリウムと反応して、アルカリ性を示す。このとき、フェノールフタレインが水分中の水酸化物イオン(OH-)と反応することでピンク色を示すことになる。上記化合物の含有量は、有機絶縁層165の全体に対して3重量パーセント程度有することが好ましい。有機絶縁層165は、有機絶縁層163よりも薄く設けることが好ましく、有機絶縁層165の膜厚は、0.5μm以上、10μm未満であることが好ましい。
なお、水分と反応する材料として、色素以外にアルカリ金属、アルカリ土類金属などを用いてもよい。
上記に示すように、有機絶縁層を二層構造とし、上層側の有機絶縁層に色素を含ませることで、封止性能を高めつつ、封止膜161に水分が浸入した場合には欠陥の発生を容易に発見することができる。
また、有機絶縁層165の膜厚を薄くすることで、有機絶縁層165中の色素の密度を高めることができる。これにより、封止膜161に水分が浸入した場合には水分検出精度を高めることができ、早期に欠陥の発生を発見することができる。また、下層の有機絶縁層163の膜厚を厚くできることにより、封止性能を向上させることができる。
また、図1(B)、図1(C)に示すように、封止膜161において、有機絶縁層163、有機絶縁層165の端部は、表示領域103と、無機絶縁層162、無機絶縁層164、および無機絶縁層169の端部の間に位置することが望ましい。あるいは、表示領域103の外側に、無機絶縁層162と無機絶縁層164とが直に接して積層し、且つ無機絶縁層164と無機絶縁層169とが直に接して積層する領域(無機絶縁層積層領域)を有し、有機絶縁層163の端部および有機絶縁層165の端部は、表示領域103と無機絶縁層積層領域との間に位置することが望ましい。すなわち、有機絶縁層163の下層側に無機絶縁層162が配置され、上層側に無機絶縁層164が配置されることにより、有機絶縁層163の端部は無機絶縁層164に覆われて、当該端部の外側領域では、無機絶縁層162と無機絶縁層164とが接していることが好ましい。このように、有機絶縁層163の端部を、無機絶縁層162及び無機絶縁層164の端部に至らない内側領域に配置し、下層側の無機絶縁層162と上層側の無機絶縁層164とで挟み込むことにより、有機絶縁層163の端部が外面に露出しないようにすることができる。これにより、無機絶縁層162、無機絶縁層164、無機絶縁層169が接することができ、封止膜161の封止性能が向上し、水分の遮断効果を高めることができる。
また、封止膜161において、有機絶縁層163、および有機絶縁層165の端部は、なだらかなテーパー形状を有することが望ましい。これにより、無機絶縁層164、無機絶縁層169の被覆率を高めることができ、水分の遮断効果を高めることができる。なお、有機絶縁層163と、有機絶縁層165の端部は、どちらが外側にあってもよい(図1(C)、図2(A)参照)。
したがって、上記構造を有することにより、高い封止性能と、早期の水分浸入検出を両立する表示装置を提供することができる。
なお、図2(B)に示すように、無機絶縁層164は、無機絶縁層169、無機絶縁層169の膜厚と同一であってもよいし、いずれか一方、あるいはいずれの無機絶縁層の膜厚よりも薄くてもよい。なお、無機絶縁層164の膜厚を薄くすることにより、製造コストの削減や、発光素子からの出射される光の透過率を向上させることができる。
また、表示装置10は、封止膜161上に、吸湿層166、ガス放出層167を設けてもよい。
吸湿層166は、水分を吸収する機能を有する。吸湿層166には、有機絶縁材料、無機材料、または有機材料と無機材料の複合材料を用いることができる。例えば、吸湿層166として、ケイ素含有ポリマーを用いることが好ましい。具体的には、ポリシラザンなどが挙げられる。吸湿層166を設けることで、無機絶縁層169より下側に水分が浸入することを防ぐことができる。
また、図2(C)、図2(D)に示すように、封止膜161は、無機絶縁層169上に、吸湿層166、ガス放出層167を設けることができる。
ガス放出層167は、膜中に存在するガスを放出する機能を有する。ガス放出層167には、アクリル、ポリイミド、エポキシなどの材料を用いることができる。
例えば、吸湿層166にポリシラザンを用いた場合、ポリシラザンと水が反応しアンモニアガスが発生する。このとき、ガス放出層167を有することで、アンモニアガスが、ガス放出層167を介して封止膜161から放出される。これにより、ガス発生・滞留に伴う気泡の発生、膜界面の剥離不良を抑制することができる。
したがって、上記構造を有した表示装置は、高い封止性能と、仮に水分が浸入してしまった場合の早期の水分浸入検出のみならず、その他不良も抑制できるという点において、高い信頼性を有しているということができる。
なお、本実施形態に示す構成及び方法などは、他の実施形態に示す構成及び方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(第2実施形態)
以下、表示装置10のその他の構成を含めた構造を、図面を用いて説明する。
図3に、表示装置10の上面図および断面図を示す。図3は、図1(A)の周縁部A1−A2間、画素部B1−B2間、駆動回路部C1−C2間、端子部D1−D2間の断面図を示す。なお、図3は、封止膜161の構造が図1(C)の構造を有したものであり、図4は、図2(A)の構造を有したものである。また、図5は、図2(B)の構造を有したものである。また、図6は、図2(C)の構造を有したものである。また、図7は、図2(D)の構造を有したものである。
なお、周縁部A1−A2の構造は、図8に示すように画素部を有する表示領域と駆動回路部の間に設けてもよい。
トランジスタ110、トランジスタ111は、半導体層120、ゲート絶縁層143、ゲート電極層145、ソース・ドレイン電極層147等を有する。図3において、トップゲート・トップコンタクト構造を有しているが、これに限定されず、ボトムゲート構造としてもよいし、ボトムコンタクト構造としてもよい。また、トランジスタ110、トランジスタ111が、nチャネルおよびPチャネル両方を有している場合は、CMOS構造とすることで、集積度を向上させることができ、また低消費電力化を実現することができる。
第1基板100、第2基板101は、ガラス基板又は有機樹脂基板が用いられる。有機樹脂基板としては、例えば、ポリイミド基板が用いられる。有機樹脂基板は、板厚を数マイクロメートルから数十マイクロメートルにすることができ、可撓性を有するシートディスプレイを実現することが可能となる。なお、第1基板100、第2基板101の第2面(断面を見た際の、基板外側の面)にカバーガラス、保護フィルムなどを設けてもよい。これにより、表示装置をキズ、カケから防ぐことができる。
絶縁層141は、下地膜としての機能を有する。絶縁層141は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化ガリウム、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム等を用いて形成される。絶縁層141は、単層であっても、積層であってもよい。上記材料を用いることで、第1基板100から不純物、代表的にはアルカリ金属、水、水素等の半導体層142への拡散を抑制することができる。
半導体層142は、シリコン、シリコンゲルマニウム、酸化物半導体、有機物半導体などが用いられる。シリコンでは、例えばアモルファスシリコン、微結晶シリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコンが用いられる。酸化物半導体には、例えばインジウム、ガリウム、亜鉛、チタン、アルミニウム、錫、ハフニウム、ネオジム、ジルコニウム、ランタン、セリウム、イットリウムのうち、少なくとも1つ以上の金属を用いることができる。例えば、半導体層142として、インジウム、ガリウム、亜鉛を有する酸化物半導体(IGZO)を用いることができる。
ゲート絶縁層143には、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコン、酸化ガリウム、酸化ジルコニウム、酸化ランタン、酸化ネオジム、酸化ハフニウムおよび酸化タンタルを一種以上含む絶縁膜を用いることができる。
絶縁層149、絶縁層154は、ゲート絶縁層143と同様の材料を用いて形成することができる。また、絶縁層149、絶縁層154は、単層としてもよいし、上記材料の積層構造としてもよい。
ゲート電極層145、ソース・ドレイン電極層147には、タングステン、アルミニウム、クロム、銅、チタン、タンタル、モリブデン、ニッケル、鉄、コバルト、タングステン、インジウム、亜鉛から選ばれた金属元素、または上記金属元素を成分とする合金か、上述した金属元素を組み合わせた合金等を用いて形成される。また、ゲート電極層145、ソース・ドレイン電極層147は、窒素、酸素、水素などを有してもよい。また、ゲート電極層145、ソース・ドレイン電極層147は、上記材料の積層としてもよい。
絶縁層150は、平坦化膜としての機能を有する。絶縁層150には有機絶縁材料、無機絶縁材料、または有機材料と無機材料の積層された絶縁材料をもちいることができる。例えば、酸化シリコン、窒化シリコンなどを含む膜、アクリル、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリシロキサンなどの高分子材料、または感光性樹脂を用いることができる。
なお、導電層153は、ゲート電極層145、ソース・ドレイン電極層147と同様の材料を用いることができる。
容量素子120は、ゲート絶縁層143を誘電体層として、半導体層142のソースまたはドレイン領域とゲート電極層145と同様の材料を用いた導電層146が重畳する領域に設けることができる。また、容量素子121は、絶縁層149を誘電体として導電層146とソース・ドレイン電極層147と同様の材料を用いた導電層148aを用いることができる。また、容量素子122は、絶縁層154を誘電体として導電層153、導電層155を用いることができる。
発光素子130は、導電層155、有機EL層159、導電層160を用いて形成することができる。本発明の一実施形態において、発光素子130は、有機EL層159で発光した光を導電層160側に放射する、いわゆるトップエミッション型の構造を有する。なお、発光素子130は、トップエミッション型に限定されず、ボトムエミッション型、とすることができる。
有機EL層159は、有機エレクトロルミネセンス材料などの発光材料を含む層である。有機EL層159は、低分子系又は高分子系の有機材料を用いて形成される。低分子系の有機材料を用いる場合、有機EL層159は発光性の有機材料を含む発光層に加え、当該発光層を挟むように正孔注入層や電子注入層、さらに正孔輸送層や電子輸送層等含んで構成されていてもよい。例えば、有機EL層159は、発光層をホール注入層と電子注入層とで挟んだ構造とすることができる。また、有機EL層159は、ホール注入層と電子注入層に加え、ホール輸送層、電子輸送層、ホールブロック層、電子ブロック層などを適宜付加されていていてもよい。
導電層155は、画素電極としての機能を有し、さらに光を反射させる性質を有することが好ましい。例えば導電層155は、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、等の光反射性の金属材料を用いてもよいし、正孔注入性に優れるITO(IndiumTinOxide:酸化インジウムスズ)やIZO(IndiumZincOxide:酸化インジウム亜鉛)による透明導電層と、光反射性の金属層とが積層された構造を有していてもよい。
導電層160は、有機EL層159で発光した光を透過させるため、透光性を有し、かつ導電性を有するITO(酸化スズ添加酸化インジウム)やIZO(酸化インジウム・酸化亜鉛)等の透明導電膜を用いることができる。また、マグネシウムと銀との合金を用いることもできる。
リブ157は、導電層155の周縁部を覆うと共に、導電層155の端部で滑らかな段差を形成するために設けられる。リブ157には、有機樹脂材料を用いることができる。例えば、リブ157として、アクリルやポリイミドなどを用いることができる。
シール材173、充填材174には、無機材料、有機材料、または、有機材料と無機材料の複合材料を用いることができる。例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、イミド樹脂、シリカゲルなどをもちいることができる。
カラーフィルタ層175は、特定の波長帯域の光を透過する機能を有する。カラーフィルタ層175を用いることで、例えば、赤色、緑色、青色、又は黄色の波長帯域の光を透過させることができる。なお、有機EL層159から出射される光の色を画素ごとに変えている場合には、カラーフィルタ層175を必ずしも設けなくてもよい。
遮光層177は、遮光する機能を有する。例えば、遮光層177として、顔料を分散した樹脂、染料を含む樹脂の他、黒色クロム膜等の無機膜、カーボンブラック、複数の無機酸化物の固溶体を含む複合酸化物等を用いることができる。
フレキシブルプリント基板108は、異方性導電膜181を用いて導電層148bと電気的に接続することができる。
なお、本実施形態に示す構成及び方法などは、他の実施形態に示す構成及び方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(第3実施形態)
以下、表示装置10の製造方法について、図9乃至図12を用いて説明する。
図9に示すように、第1基板100の第1面(断面方向から見た場合の上面)に、絶縁層141、画素部B1−B2間のトランジスタ110(半導体層142、ゲート絶縁層143及びゲート電極145を含んで形成される)及び容量素子120(導電層146、ゲート絶縁層132、半導体層142のソース・ドレイン領域によって形成される)、駆動回路部C1−C2間のトランジスタ111、容量素子121(導電層146、絶縁層149、導電層148aによって形成される)、ソース・ドレイン電極147、端子部D1−D2の第1端子層148b、絶縁層149、絶縁層150を形成する。画素部B1−B2間のトランジスタ110と、駆動回路部C1−C2間のトランジスタ111とは同じ構造を有している。
また、導電層148a、端子部D1−D2の導電層148bは、絶縁層149上に、ソース・ドレイン電極層147と同じ導電層で形成されている。例えば、ソース電極層147として、下層側からチタン(Ti)層、アルミニウム(Al)層、チタン層(Ti)の3層の積層膜を形成することができる。各層は、適宜フォトグラフィー法、ナノインプリンティング法、インクジェット法、エッチングなどを用いて、所定の形状とすることができる。
図9において示される絶縁層142、絶縁層149は、CVD法(プラズマCVD法、熱CVD法)、スパッタリング法等によって単層又は複数の層で形成される。例えば、絶縁層149として、窒化シリコンと酸化シリコンの積層膜を形成することができる。
絶縁層149上に形成される絶縁層150は、有機絶縁材料で形成される。有機絶縁材料としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリシロキサンなどの高分子材料を含むことが好ましい。絶縁層150は、このような有機絶縁材料を用い、スピンコーティング法、インクジェット法、ラミネート法、ディップコーティング法、蒸着重合法等を用いて第1基板100の略全面に形成される。絶縁層150は、1μm以上の厚みで形成することが好ましい。これにより、絶縁層150によってトランジスタ110等による凹凸が埋設され、平坦な表面を第1基板100上に形成することができる。
次に、図10に示すように、画素部B1−B2間において絶縁層150上に、容量素子122(導電層153、絶縁層154、導電層155で形成される)、発光素子130(導電層155、有機EL層159、導電層160で形成される)、リブ157を形成する。各層は、適宜フォトグラフィー法、ナノインプリンティング法、インクジェット法、エッチングなどを用いて、所定の形状とすることができる。
導電層153、導電層155は、スパッタリング法、蒸着法、メッキ法などを用いて数十nmから数百nmの厚さに形成することができる。例えば、導電層153として、スパッタリング法により形成したモリブデン、アルミニウム、モリブデンの積層膜を用いることができる。例えば、導電層155として、スパッタリング法により形成したITO、銀、ITOの積層膜を用いることができる。
絶縁層154は、CVD法(プラズマCVD法、熱CVD法)、スピンコーティング法、印刷法などにより形成することができる。例えば、絶縁層154として、プラズマCVD法により形成した窒化シリコン膜を用いることができる。
リブ157は、有機EL層159の上面を露出するように開口部が形成される。リブ157の開口部の端部は、なだらかなテーパー形状となるのが好ましい。これにより段差被覆性を向上させることができる。また、リブ157は、端子部D1−D2において、導電層148の上面には設けられないように形成してもよいし、導電層148の上面が露出するように開口部を形成してもよい。また、リブは数μmの厚さを用いて形成することができる。例えば、リブ157として、スピンコーティング法により形成したポリイミド膜を用いることができる。
有機EL層159は、少なくとも導電層155と重なるように形成することが好ましい。例えば、有機EL層159は、真空蒸着法、印刷法、スピンコーティング法などにより成膜することができる。有機EL層159を真空蒸着法により形成する場合、シャドーマスクを用い、端子部D1−D2間には成膜されないように形成することが好ましい。有機EL層159は、隣接する画素と異なる材料を用いて形成してもよいし、全ての画素において同一の有機EL層159を用いてもよい。例えば、白色光を出射する有機EL層159を全ての画素に共有されるように形成した場合、カラーフィルタ層175などを用いて各画素から取り出す光の波長を選択すればよい。
有機EL層159を形成した後、導電層160を形成する。導電層160は、透光性を有する導電層をスパッタリング法により成膜することができる。例えば、発光素子130は導電層160側から光を出射するトップエミッション型とした場合、導電層160の膜厚は均一であることが好ましい。
導電層160は、真空蒸着法、スパッタリング法により形成することができる。導電層160は、端子部D1−D2に成膜されないようにしてもよいし、形成後に除去してもよい。例えば、導電層160として、スパッタリング法により成膜したIZO膜を用いることができる。また、マグネシウムと銀との合金を用いることもできる。
次に、封止膜161を形成する。
まず、導電層160、および絶縁層149上に無機絶縁層162を形成する。無機絶縁層162は、CVD法(プラズマCVD法、熱CVD法)、スパッタリング法、スピンコーティング法、印刷法などにより形成することができる。例えば、無機絶縁層162として、プラズマCVD法により形成した窒化シリコン膜を用いることができる。
次に、無機絶縁層162上に、有機絶縁層163を形成する。有機絶縁層163は、真空蒸着法、印刷法、スピンコーティング法などにより成膜することができる。例えば、有機絶縁層163としてスピンコーティング法により形成したアクリル樹脂を用いることができる。なお、周縁部A1−A2間において、有機絶縁層163は、除去された領域が設けられていることが好ましい。
次に、有機絶縁層163上に、無機絶縁層164を形成する。無機絶縁層164は、無機絶縁層162と同様の方法を用いて形成することができる。例えば、無機絶縁層164として、プラズマCVD法により形成した窒化シリコン膜を用いることができる。
次に、無機絶縁層164上に、有機絶縁層165を形成することができる。有機絶縁層165は、有機絶縁層163と同様の方法を用いて形成することができる。例えば、有機絶縁層165として、スピンコーティング法により形成した、アクリル樹脂を用いることができ、フェノールフタレイン、炭酸ナトリウムを全体として3重量パーセント程度含有させたアクリル樹脂を用いることができる。なお、なお、A1−A2間において、有機絶縁層165は、除去された領域が設けられていることが好ましい。
次に、有機絶縁層165、無機絶縁層164上に、無機絶縁層169を形成する。無機絶縁層169は、無機絶縁層162と同様に形成することができる。例えば、無機絶縁層169として、酸化シリコンと、窒化シリコンの積層膜を用いることができる。
なお、周縁部A1−A2間において、絶縁層150、およびリブ157が除去された領域が形成される。絶縁層150上の絶縁層154は、絶縁層150の側面及び絶縁層149の上面に沿って設けられる。リブ157上の導電層160は、リブ157の側面、絶縁層154の上面に沿って設けられる。
このように、周縁部A1−A2間において、有機絶縁材料で形成される絶縁層150及びリブ157が除去された領域を形成し、無機材料で形成される絶縁層154及び導電層160が配設されることで、有機絶縁材料で形成される絶縁層150及びリブ157を、無機材料の層により挟み込むことができる。これにより、周縁部A1−A2側から画素部B1−B2への水分等の浸入を防ぐことができる。また、本発明の一実施形態である封止膜161に含まれる無機絶縁層162、無機絶縁層164、無機絶縁層169を組み合わせることで、水分遮断効果をさらに高めることができる。したがって、上記領域を水分遮断領域179として機能させることができ、その構造を「水分遮断構造」ということができる。
なお、図10に示すように画素部を有する表示領域と駆動回路の間に上記構造を有することで、さらに水分遮断効果が高めることができる。
なお、図6、図9に示す無機絶縁層169上に吸湿層166を形成する場合には、スピンコーティング法や、スプレー法、インクジェット法などを用いることができる。例えば、吸湿層166として、スピンコーティング法によりケイ素含有ポリマー膜を形成することができる。
また、吸湿層166上にガス放出層167を形成する場合には、スピンコーティング法や、スプレー法、インクジェット法などを用いることができる。例えば、ガス放出層167として、スピンコーティング法によりアクリル、ポリイミド、エポキシなどの熱可塑性材料を形成することができる。
次に、第2基板101上に、カラーフィルタ層175、遮光層177を形成し、シール材173、充填材174を用いて、第1基板100と貼り合わせる。
遮光層177、は、スピンコーティング法、スプレー法、インクジェット法を用いて形成することができる。また、遮光層177は、画素部B1−B2間において発光素子130からの光が出射する領域に開口部を有するように形成される。例えば、遮光層177として、スピンコーティング法により形成した黒色顔料を有する感光性有機樹脂材料(黒レジスト)を用いることができる。
カラーフィルタ層175は、印刷法、インクジェット法、フォトリソグラフィ法を用いたエッチング方法などにより、画素部B1−B2間において発光素子130からの光が出射する領域に設けられるように形成される。なお、有機EL層159に用いる材料を画素ごとに変える場合には、カラーフィルタ層175は、必ずしも形成しなくてもよい。
第1基板100、第2基板101をシール材173、充填材174を介して貼り合わせる場合、基板間の距離を安定させるため、スペーサーなどをあらかじめ設けてもよい。スペーサーは、有機絶縁材料、無機絶縁材料いずれを用いてもよい。また、充填材174には、光硬化性の光硬化型接着剤を用いた場合、材料の硬化速度が速く、作業時間を短縮することが可能である。
フレキシブルプリント基板108は、異方性導電膜181を用いて導電層148bと電気的に接続することができる。このとき、端子部D1−D4間に存在する膜は、レーザー照射を行うなどして、除去することが好ましい。異方性導電膜181には、銀、銅などの金属粒子を樹脂中に含ませ、塗布することで形成することができる。
上記実施形態を用いることにより、封止膜に覆われた表示領域全域における早期の水分浸入検出と、発光素子への水分浸入を防止する十分な封止性能を両立させた表示装置を製造することができる。
なお、本実施形態に示す構成及び方法などは、他の実施形態に示す構成及び方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
10・・・表示装置、100・・・第1基板、101・・・第2基板、102・・・画素、103・・・表示領域、104・・・周縁部、106・・・駆動回路、107・・・駆動回路、108・・・フレキシブルプリント基板、110・・・トランジスタ、111・・・トランジスタ、120・・・容量素子、121・・・容量素子、122・・・容量素子、130・・・発光素子、141・・・絶縁層、142・・・半導体層、143・・・ゲート絶縁層、145・・・ゲート電極層、147・・・ソース・ドレイン電極層、148a・・・導電層、148b・・・導電層、149・・・絶縁層、153・・・導電層、154・・・絶縁層、155・・・導電層、157・・・リブ、159・・・有機EL層、160・・・導電層、161・・・封止膜、162・・・無機絶縁層、163・・・有機絶縁層、164・・・無機絶縁層、165・・・有機絶縁層、166・・・吸湿層、167・・・ガス放出層、169・・・無機絶縁層、171・・・導電層、173・・・シール材、174・・・充填材、175・・・カラーフィルタ層、177・・・遮光層、179・・・水分遮断領域、181・・・異方性導電膜

Claims (20)

  1. 表示領域を覆うように設けられた第1の無機絶縁層と、
    前記第1の無機絶縁層と上の第1の有機絶縁層と、
    前記第1の有機絶縁層上の第2の無機絶縁層と、
    前記第2の無機絶縁層上の第2の有機絶縁層と、
    前記第2の有機絶縁層上に設けられた第3の無機絶縁層と、を有する表示装置であって、
    前記第2の有機絶縁層は、水分と反応する化合物を含み、
    前記第1の有機絶縁層は、前記第2の有機絶縁層よりも厚いことを特徴とする、表示装置。
  2. 前記第2の無機絶縁層は、前記第1の無機絶縁層、または前記第3の無機絶縁層よりも薄いことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の有機絶縁層の膜厚は、0.5μm以上、5μm以下であって、
    前記第2の有機絶縁層の膜厚は、10μm以上、100μm以下であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記化合物は、フェノールフタレイン、または炭酸ナトリウムであることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第3の無機絶縁層上に吸湿層を有することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記吸湿層は、ケイ素含有ポリマーを有することを特徴とする、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記吸湿層に前記吸湿層上のガス放出層を有することを特徴とする、請求項5又は請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記ガス放出層は、熱硬化樹脂または熱可塑性樹脂を有することを特徴とする、請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1の有機絶縁層、または前記第2の有機絶縁層は、端部においてテーパー形状を有することを特徴とする、請求項1から請求項8の何れか1項に記載の表示装置。
  10. 前記第1の有機絶縁層の端部、および前記第2の有機絶縁層の端部は、表示領域の端部と、前記第1の無機絶縁層、前記第2の無機絶縁層、および前記第3の無機絶縁層の端部との間にあることを特徴とする、請求項1から請求項9の何れか1項に記載の表示装置。
  11. 前記表示領域の外側に、前記第1の無機絶縁層と前記第2の無機絶縁層とが直に接して積層し、且つ前記第2の無機絶縁層と前記第3の無機絶縁層とが直に接して積層する無機絶縁層積層領域を有し、
    前記第1の有機絶縁層の端部、および前記第2の有機絶縁層の端部は、前記表示領域と前記無機絶縁層積層領域との間にあることを特徴とする、請求項1から請求項10の何れか1項に記載の表示装置。
  12. 前記表示領域には、有機EL素子を備えた複数の画素が配置され、
    前記複数の画素は、第1の無機絶縁層と、第1の有機絶縁層と、前記第2の無機絶縁層と、前記第2の有機絶縁層と、前記第3の無機絶縁層とに覆われていることを特徴とする、請求項1から請求項11の何れか1項に記載の表示装置。
  13. 表示領域を覆うように第1の無機絶縁層を形成し、
    前記第1の無機絶縁層上に第1の有機絶縁層を形成し、
    前記第1の有機絶縁層上に、第2の無機絶縁層を形成し、
    前記第2の無機絶縁層上に、水分と反応する化合物を含み、かつ前記第1の有機絶縁層よりも薄い第2の有機絶縁層を形成し、
    前記第2の有機絶縁層上に、第3の無機絶縁層を形成することを特徴とする、表示装置の製造方法。
  14. 前記第2の無機絶縁層を、前記第1の無機絶縁層、または前記第3の無機絶縁層よりも薄く形成することを特徴とする、請求項13に記載の表示装置の製造方法。
  15. 前記化合物に、フェノールフタレイン、または炭酸ナトリウムを用いることを特徴とする、請求項13又は請求項14に記載の表示装置の製造方法。
  16. 前記第3の無機絶縁層上に吸湿層を形成することを特徴とする、
    請求項13から請求項15の何れか1項に記載の表示装置の製造方法。
  17. 前記吸湿層を、ケイ素含有ポリマーを用いて形成することを特徴とする、請求項16に記載の表示装置の製造方法。
  18. 前記吸湿層上にガス放出層を形成することを特徴とする、
    請求項16又は請求項17に記載の表示装置の製造方法。
  19. 前記ガス放出層を、熱硬化樹脂または熱可塑性樹脂を用いて形成することを特徴とする、請求項18に記載の表示装置の製造方法。
  20. 有機EL素子を備えた複数の画素を形成する工程を含み、
    前記複数の画素は、第1の無機絶縁層と、第1の有機絶縁層と、前記第2の無機絶縁層と、前記第2の有機絶縁層と、前記第3の無機絶縁層とに覆われていることを特徴とする、請求項13から請求項19の何れか1項に記載の表示装置の製造方法。


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