JP2018020785A - 折りたたみ式通い箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に簡易に折りたため、側面を開放することができる折りたたみ式通い箱を提供すること。
【解決手段】本発明の折りたたみ式通い箱は、上面部10と、底面部20と、上面部10および底面部20の各辺に対応した前後および左右の側壁部30,40,50,50と、上面部10を補強する上面補強板11と、底面部20を補強する底面補強板21とを備え、上面補強板11は、後の側壁部40の上辺に回動自在に取り付けられ、該底面補強板21は、後の側壁部40の下辺に回動自在に取り付けられ、左右の側壁部50,50は内側に折り曲げ可能に構成され、前の側壁部30の全部または一部が開閉可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品等の輸送に用いられる箱であって、製品等を目的地に輸送した後、その空箱は輸送元に返送され、繰り返し使用される通い箱に関する。
製品等の輸送に用いられる箱からの内容物の取り出しは、通常、上部の蓋を開放することにより行う。この点、上部の蓋を開放しなくても、一側面のみを開放して中身を取り出すことができる箱が望まれている。側面から中身を取り出すためには、側面に切れ目が入った紙段ボール箱を使用することが通常である。しかし、紙段ボール箱の場合、側面を切り開く必要があって煩雑であり、使い捨てであるので環境に悪い影響を与える。
そこで、前後左右の側部のつなぎ目全てをスライドファスナにより開閉可能とすることにより、一側面のみを開放して、側部からも中身を取り出すようなこともできるようにした通い箱が提案されている(特許文献1)。しかし、上記通い箱は容易に折りたたむことができないという問題がある。
特開2009−298433号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、非常に簡易に折りたため、側面を開放することができる折りたたみ式通い箱を提供することにある。
本発明の折りたたみ式通い箱は、正方形ないし長方形の上面部と、正方形ないし長方形の底面部と、該上面部および該底面部の各辺に対応した前後および左右の側壁部と、該上面部を補強する上面補強板と、該底面部を補強する底面補強板とを備え、該上面補強板は、後の側壁部の上辺に回動自在に取り付けられ、該底面補強板は、後の側壁部の下辺に回動自在に取り付けられ、該左右の側壁部は内側に折り曲げ可能に構成され、該前の側壁部の全部または一部が開閉可能に構成されている。
1つの実施形態においては、上記前後および左右の側壁部が上下方向に長い長方形である。
1つの実施形態においては、上記前の側壁部の全部または一部がファスナにより開閉可能に構成されている。
1つの実施形態においては、本発明の折りたたみ式通い箱は、上記上面部と上記上面補強板とを連結する連結部材、および、上記底面部と上記底面補強板とを連結する連結部材、の少なくとも1つを備える。
1つの実施形態においては、本発明の折りたたみ式通い箱には、折りたたんだ状態の上記折りたたみ式通い箱を巻回する巻回手段が設けられている。
1つの実施形態においては、本発明の折りたたみ式通い箱は、上記折りたたみ式通い箱の内部にハンガー掛けが水平方向に配置されるように該ハンガー掛けを取付け可能に構成されている。
1つの実施形態においては、本発明の折りたたみ式通い箱は、上記折りたたみ式通い箱が折りたたまれた状態でハンガー掛けを収納可能に構成されている。
1つの実施形態においては、上記左右の側壁部、上記後の側壁部、上記上面補強板、および上記底面補強板がシート材に板材を内包して形成されている。
本発明の折りたたみ式通い箱は、非常に簡易に折りたため、側面を開放することができる。
本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱の1つの状態を説明する概略斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱の別の状態を説明する概略斜視図である。 本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱のさらに別の状態を説明する概略斜視図である。 本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱のさらに別の状態を説明する概略斜視図である。 本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱のさらに別の状態を説明する概略斜視図である。 本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱のさらに別の状態を説明する概略斜視図である。 本発明の別の実施形態による折りたたみ式通い箱の縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図面における上下左右の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。図面に示す寸法比率は、図示の比率に限られるものではない。
A.折りたたみ式通い箱の全体構成
図1は、本発明の1つの実施形態による折りたたみ式通い箱の閉じた状態を説明する概略斜視図である。折りたたみ式通い箱100は、上面部10と底面部20とを備える。上面部10および底面部20は、それぞれ正方形または長方形とされる。上面部10は、代表的には、底面部20と略同一形状である。折りたたみ式通い箱100は、さらに、上面部10および底面部20の各辺に対応した前後および左右の側壁部とを備える。前後および左右の側壁部は、前の側壁部30、後の側壁部40、および左右の側壁部50,50とからなる。図示例では、前後および左右の側壁部は上下方向に長い長方形である。折りたたみ式通い箱100は、上面部10を補強する上面補強板11をさらに備える。折りたたみ式通い箱100は、底面部20を補強する底面補強板21をさらに備える。折りたたみ式通い箱100は、代表的には、上面部10が上面補強板11により補強され、かつ、底面部20が底面補強板21により補強された状態で製品等を収納する。
上面補強板11は、後の側壁部40の上辺に回動自在に取り付けられている。底面補強板21は、後の側壁部40の下辺に回動自在に取り付けられている。左右の側壁部50,50は内側に折り曲げ可能に構成されている。前の側壁部30の全部または一部は開閉可能に構成されている。上記上面補強板、上記底面補強板、上記左右の側壁部、および上記前の側壁部を備えることにより、非常に簡易に折りたため、側面を開放することができる折りたたみ式通い箱を実現することができる。
B.前の側壁部
前の側壁部の全部または一部は、上述のように、開閉可能に構成されている。上記構成としては、任意の適切な構成を採用し得る。上記構成としては、例えば、前の側壁部にファスナが設けられている構成が挙げられる。前の側壁部にファスナを設けることにより、優れた密閉性を実現し、かつ、ほこりや水等の箱本体内への浸入を防止することができる。
上記ファスナとしては、任意の適切なファスナを採用し得る。上記ファスナとしては、例えば、スライドファスナ、面ファスナ、およびスナップボタンが挙げられる。図示例では、上記ファスナはスライドファスナである。
上記ファスナは、前の側壁部30の任意の適切な部位に設けられ得る。上記ファスナは、好ましくは、前の側壁部の辺近傍に設けられる。図示例では、上記ファスナは、前の側壁部30の右辺下端近傍から、右辺上端、上辺全域、および左辺上端を経て、左辺下端近傍まで前の側壁部30の辺上を延びるように設けられている。上記ファスナの、前の側壁部30の右辺、上辺、および左辺上の部分を、それぞれ31a、31b、および31cとして図示する。ファスナ31a、31b、および31cにそれぞれ対応して、左の側壁部50、上面部10、および右の側壁部50の前辺に設けられているファスナを、それぞれファスナ31a’、31b’、および31c’として図示する。ファスナ31a〜c,31a’〜c’は、スライダー32によって開閉可能に構成されている。
C.左右の側壁部
左右の側壁部は、上述のように、内側に折り曲げ可能に構成されている。上記構成としては、任意の適切な構成を採用し得る。図2は、図1におけるA−A断面図である。図示例では、前の側壁部30、後の側壁部40、および左の側壁部50は、シート材に各側壁部を構成する板材を内包し、前後の側壁部と左の側壁部との間でシート材が縫合されている。図1および図2に示す例では、左の側壁部50は、2枚の分割板51a,51aが所定の間隔をあけて横に並んだ状態でシート材に内包され、2枚の分割板51a,51aの間でシート材が縫合されている。右の側壁部50も同様の構成を有している(図示せず)。上記構成を有することにより、左右の側壁部50,50を上記2枚の分割板51a,51aの間の分割線51bに沿って容易に折り曲げることができるので、折りたたみ式通い箱をさらに簡易に折りたたむことができる。
図1に示す例では、左右の側壁部50,50の外面には、それぞれ、帯状の持ち手52が設けられている(右の側壁部50の持ち手52は図示せず)。持ち手52は、分割線51bを跨ぐように、その両端がシート材に取付けられている。
D.上面部および底面部
上面部10および底面部20は、代表的には、折りたたみ式通い箱の折りたたみ時に変形自在に構成されている。上面部および底面部が折りたたみ時に変形自在に構成されていることにより、さらに容易に左右の側壁部を内側に折り曲げることができるので、折りたたみ式通い箱をさらに簡易に折りたたむことができる。
1つの実施形態においては、上面部10および/または底面部20の周縁は縁取りテープで縁取られる(図示せず)。この縁取りテープを介して、上面部10および/または底面部20と側壁部とが縫合され得る。なお、側壁部の上辺および/または下辺も縁取りテープで縁取られ得る。
E.底面補強板および上面補強板
底面補強板21は、上述のように、後の側壁部40の下辺に回動自在に取り付けられている。図1に示す例では、底面補強板21の左辺、前辺、および右辺は、それぞれ、底面部20の左辺、前辺、および右辺の近傍において、これらの辺に沿って延びるように設けられている。図示例では、底面補強板21の上面には、取っ手23が設けられている。取っ手が設けられていることにより、底面補強板21をさらに容易に回動させることができる。図示例では、底面補強板21の下面にファスナ22が設けられており、底面部20の上面にファスナ22に対応するファスナ(図4の符号22’、図1では図示せず)が設けられている。ファスナ22およびファスナ22’は面ファスナである。これらのファスナが設けられていることにより、底面部がさらに安定して補強されるので、折りたたみ式通い箱が、外部からの衝撃にさらに強くなり、かつ積載時の安定性がさらに向上する。1つの実施形態においては、底面補強板21は、そのシート材の端部が後の側壁部40を構成するシート材および/または底面部20のシート材と縫合されている。
上面補強板11は、上述のように、後の側壁部40の上辺に回動自在に取り付けられている。図示例では、上面補強板11の左辺、前辺、および右辺は、それぞれ、上面部10の左辺、前辺、および右辺の近傍に、これらの辺に沿って延びている。1つの実施形態においては、上面補強板11には、底面補強板21の取っ手23およびファスナ22にそれぞれ対応する取っ手(図示せず)およびファスナ12が設けられている。ファスナ12に対応する上面部10のファスナ(図4の符号12’、図1では図示せず)は、上面部10の下面に設けられている。1つの実施形態においては、上面補強板11は、そのシート材の端部が後の側壁部40を構成するシート材および/または上面部10のシート材と縫合されている。
F.ハンガー掛け取付け部
1つの実施形態においては、折りたたみ式通い箱100は、折りたたみ式通い箱100の内部にハンガー掛け60が水平方向に配置されるようにハンガー掛け60を取付け可能に構成されている。上記構成としては、任意の適切な構成を採用し得る。上記構成としては、例えば、折りたたみ式通い箱100の内面にハンガー掛け取付け部53が設けられている構成が挙げられる。ハンガー掛け取付け部としては、任意の適切な部材を採用し得る。ハンガー掛け取付け部としては、例えば留め具および吊り具が挙げられる。図示例では、ハンガー掛け取付け部53は留め具である。ハンガー掛け取付け部は、好ましくは、左右の側壁部の内面の上部近傍、または上面補強板11の下面に設けられる。図示例では、ハンガー掛け取付け部53は、左右の側壁部50,50の内面の上部近傍に設けられている。
G.ハンガー掛け収納部
1つの実施形態においては、折りたたみ式通い箱100は、折りたたみ式通い箱100が折りたたまれた状態でハンガー掛け60を収納可能に構成されている。上記構成としては、任意の適切な構成を採用し得る。上記構成としては、例えば、折りたたみ式通い箱100にハンガー掛け収納部33が取付けられている構成が挙げられる。ハンガー掛け収納部としては、任意の適切な部材を採用し得る。図示例では、ハンガー掛け収納部33は留め具である。ハンガー掛け収納部33は、好ましくは、前の側壁部30の外面もしくは内面、または後の側壁部40の外面に取付けられる。図示例では、ハンガー掛け収納部33は、前の側壁部30の内面に取付けられている。
H.巻回手段
1つの実施形態においては、折りたたみ式通い箱100には、折りたたんだ状態の折りたたみ式通い箱100を巻回する巻回手段34が設けられる。上記巻回手段は、任意の適切な構成を有し得る。上記巻回手段は、好ましくは帯状またはひも状である。1つの実施形態においては、上記巻回手段は弾性体である。1つの実施形態においては、上記巻回手段はファスナを備える。図示例では、巻回手段34はゴムバンドである。巻回手段は、好ましくは、前の側壁部30の外面もしくは内面、または後の側壁部40の外面に取付けられる。図示例では、巻回手段34は、前の側壁部30の内面の上部に取付けられている。巻回手段が設けられていることにより、折りたたみ式通い箱をさらにコンパクトに折りたたむことができ、かつ、折りたたみ式通い箱が折りたたまれた状態をより安定に維持することができる。
I.連結部材
図8は、本発明の別の実施形態による折りたたみ式通い箱の縦断面図である。図8に示すように、折りたたみ式通い箱100’は、底面部20と底面補強板21とを連結する連結部材24を備える。連結部材24は、好ましくは、底面補強板21の下面と底面部20の上面中央部とを連結する。連結部材24を備えることにより、底面補強板21を上方に回動させると同時に、底面部20を引き上げ、左右の側壁部50,50を内側に折り曲げることができる。その結果、折りたたみ式通い箱をさらに簡易に折りたたむことができる。さらに、折りたたみ式通い箱を折りたたんだ状態では、底面部20は底面補強板21に引っ張られて前後の側壁部から外方に延出することがないので、折りたたみ式通い箱をより確実にコンパクトに折りたたむことができる。1つの実施形態においては、連結部材24は、ポリプロピレン製等のベルトやゴムバンドで構成されている。連結部材24は、例えば、面ファスナを用いて、取り換え可能に設けられていてもよい。連結部材が取り換え可能であることにより、連結部材が劣化した場合(例えば、ゴムが伸びきった場合)でも、新しい連結部材に取り換えることができる。
図8に示すように、折りたたみ式通い箱100’には、連結部材24に対応して、上面部10と上面補強板11とを連結する連結部材14が設けられている。連結部材14の構成は、連結部材24の構成に対応する。
J.その他
1つの実施形態においては、側壁部の外面および/または内面にポケットが設けられ得る(図示せず)。当該ポケットは、伝票を入れたりシールを貼着したりして使用する他、トレーサビリティを目的として使用することができる。さらに、当該ポケットは、納品書などを収容することを目的として使用することができる。さらに、当該ポケットは、例えば食品などを輸送する場合には、蓄冷剤や保冷剤などを収容することを目的として使用することができる。
1つの実施形態においては、底面部の下面の全部または一部に補強手段を設けてもよい。上記構成を有することにより、重量物を輸送する場合等に折りたたみ式通い箱を引きずって持ち運んでも底面部が破れたりすることを確実に防止することができる。
K.各部材の材料
折りたたみ式通い箱の各部材の材料としては、任意の適切な材料を採用し得る。
1つの実施形態においては、左右の側壁部50,50、後の側壁部40、上面補強板11、および底面補強板21は、シート材に板材を内包して形成される。上記構成を有することにより、折りたたみ式通い箱が、外部からの衝撃にさらに強くなり、かつ積載時の安定性がさらに向上する。さらに、折りたたみ式通い箱の外観が向上し、板材が汚れたり溶けたりすることがなく良好にリサイクル(マテリアルまたはケミカル)することができる。さらに、板材に傷(例えば、縫い目)をつけることがないので、容易にリユースすることができる。さらに、シート材に容易に染色や印刷を行うことができる。
前の側壁部30は、例えば、シート材で形成されていてもよいし、シート材に板材を内包して形成されていてもよい。前の側壁部30は、好ましくは、シート材で形成される。前の側壁部30がシート材で形成されていることにより、折りたたみ式通い箱の側面をさらに容易に開放することができる。
1つの実施形態においては、上面部10および底面部20はシート材で形成される。
シート材としては、任意の適切なシート材が用いられる。1つの実施形態においては、シート材として、織布および/または不織布が用いられる。織布および/または不織布を用いることにより、助燃材などへのマテリアルリサイクルができる。織布または不織布を構成する繊維としては、例えば、ポリエステル繊維が挙げられる。さらに、シート材としては、レジャーシートに用いられるようなポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンシート、農業用シートに用いられるような塩化ビニルシート、ナイロンシート、ポリウレタンシート、生分解性樹脂シート等も好ましく用いられる。これらの繊維を用いることにより、防水性が向上し、油汚れなどを拭き取ることができる。シート材の表面には撥水処理や帯電防止処理が施されていてもよい。
板材としては、任意の適切な板材が用いられる。板材としては、好ましくは、プラスチック板が用いられ、特に好ましくは、プラスチック段ボール板が用いられる。板材としてプラスチック板を用いることにより、折りたたみ式通い箱を軽量化することができる。中身の重量が重い場合は、合板や平板等が好ましく用いられる。折りたたみ式通い箱を構成する材料としては、難燃性、不燃性、防水性、防湿性、断熱性(保冷)等の機能を備え得る。
L.折りたたみ式通い箱の使用方法
折りたたみ式通い箱100を用いて製品等を収納および輸送する方法を説明する。図3は、折りたたみ式通い箱100の開いた状態を説明する概略斜視図である。製品等の輸送に際しては、代表的には、図3に示す状態の折りたたみ式通い箱100内部に製品等を収納する。例えば、ハンガー掛け60をハンガー掛け収納部33から取り外し、ハンガー掛け取付け部53に取付け、ハンガー掛け60に製品等が掛かったハンガーを掛けることにより、製品等を収納する。そして、スライダー32を動かしてファスナ31aと31a’、31bと31b’、および31cと31c’を閉じることにより、折りたたみ式通い箱100を閉じた状態(すなわち、図1に示す状態)にする。そして、製品等を収納した折りたたみ式通い箱100を持ち手52,52により持ち上げる等して搬送する。
次に、折りたたみ式通い箱100を折りたたむ方法を説明する。図1の状態の折りたたみ式通い箱100において、スライダー32を動かしてファスナ31aと31a’、31bと31b’、および31cと31c’を開くことにより、折りたたみ式通い箱100を開いた状態にする。さらに、折りたたみ式通い箱100の内部に水平方向に配置されているハンガー掛け60をハンガー掛け取付け部53から外し、ハンガー掛け収納部33に収納する。その結果、折りたたみ式通い箱100は図3に示す状態になる。
次に、図4に示すように、底面補強板21の下面のファスナ22を、底面部20の上面のファスナ22’からはがし、底面補強板21を後の側壁部40の内面に向かって回動させる。この際、取っ手23を持って底面補強板21を回動させることができる。同様に、上面補強板11の上面のファスナ12を、上面部10の下面のファスナ12’からはがし、上面補強板11を後の側壁部40の内面に向かって回動させる。この際、上面補強板11の下面の取っ手(図示せず)を持って上面補強板11を回動させることができる。
次に、図5に示すように、底面補強板21の上面と後の側壁部40の内面とが接触し、上面補強板11の下面と後の側壁部40の内面とが接触した状態にする。図示しないが、底面補強板21の上面に面ファスナが設けられ、後の側壁部40の内面に該面ファスナに対応する面ファスナが設けられていてもよい。上面補強板11の下面に面ファスナが設けられ、後の側壁部40の内面に該面ファスナに対応する面ファスナが設けられていてもよい。上記構成を有することにより、底面補強板の上面および/または上面補強板の下面が後の側壁部の内面と接触した状態をより安定に維持することができるので、折りたたみ式通い箱をさらに簡易に折りたたむことができる。
次に、図6に示すように、左右の側壁部50,50を、分割板51a,51aどうしが重なるようにして分割線51bに沿って内側に折り曲げる。
次に、図7に示すように、折りたたんだ状態の折りたたみ式通い箱100において、ファスナ31aと31a’、31bと31b’、および31cと31c’とがそれぞれ重なるように前の側壁部30を持ちあげる。さらに、巻回手段34で、後の側壁部40および左右の側壁部50,50を巻回する。
以上のように、非常に簡易な作業で折りたたみ式通い箱100を折りたたむことができ、側面を開放することができる。
本発明の折りたたみ式通い箱は、製品等の輸送、特に衣類の輸送に好適に用いられる。
10 上面部
11 上面補強板
20 底面部
21 底面補強板
30 前の側壁部
31a〜c、31a’〜c’ ファスナ
32 スライダー
33 ハンガー掛け収納部
40 後の側壁部
50 左右の側壁部
51a 分割板
51b 分割線
53 ハンガー掛け取付け部
60 ハンガー掛け
100、100’ 折りたたみ式通い箱

Claims (8)

  1. 正方形ないし長方形の上面部と、正方形ないし長方形の底面部と、該上面部および該底面部の各辺に対応した前後および左右の側壁部と、該上面部を補強する上面補強板と、該底面部を補強する底面補強板とを備え、
    該上面補強板は、後の側壁部の上辺に回動自在に取り付けられ、
    該底面補強板は、後の側壁部の下辺に回動自在に取り付けられ、
    該左右の側壁部は内側に折り曲げ可能に構成され、
    該前の側壁部の全部または一部が開閉可能に構成されている、
    折りたたみ式通い箱。
  2. 前記前後および左右の側壁部が上下方向に長い長方形である、請求項1に記載の折りたたみ式通い箱。
  3. 前記前の側壁部の全部または一部がファスナにより開閉可能に構成されている、請求項1または2に記載の折りたたみ式通い箱。
  4. 前記上面部と前記上面補強板とを連結する連結部材、および、前記底面部と前記底面補強板とを連結する連結部材、の少なくとも1つを備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の折りたたみ式通い箱。
  5. 折りたたんだ状態の前記折りたたみ式通い箱を巻回する巻回手段が設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の折りたたみ式通い箱。
  6. 前記折りたたみ式通い箱の内部にハンガー掛けが水平方向に配置されるように該ハンガー掛けを取付け可能に構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の折りたたみ式通い箱。
  7. 前記折りたたみ式通い箱が折りたたまれた状態でハンガー掛けを収納可能に構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の折りたたみ式通い箱。
  8. 前記左右の側壁部、前記後の側壁部、前記上面補強板、および前記底面補強板がシート材に板材を内包して形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の折りたたみ式通い箱。
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