JP2018020459A - 画像形成装置、インバータ装置の制御装置、及びインバータ装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、インバータ装置の制御装置、及びインバータ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の蓄電装置による動作可能時間をより長くすること。【解決手段】制御部212は、画像形成装置本体21の動作モードをインバータ装置24に通知する。インバータ装置24の制御部243は、商用電源遮断検出回路26から商用電源200からの電力供給の遮断が通知されている場合に、制御部212から通知された動作モードに応じて、インバータ装置24に発生させる交流電圧の周波数を決定し、決定した周波数でインバータ回路部242に交流電圧を発生させる。そのような動作モードに応じた交流電圧の周波数の操作により、コンデンサ2424等により発生する損失を低減させる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、インバータ装置の制御装置、及びインバータ装置の制御方法に関する。
現在、複写機、ファクシミリ、及びプリンタ、等の記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置は、業務のための情報機器として不可欠の存在となっている。その画像形成装置のなかには、停電時を想定し、蓄電装置を搭載したものがある。
画像形成装置は、外部電源(例えば商用電源)からの給電を想定している。その外部電源は、通常、交流電力を供給する。このことから、画像形成装置に搭載される蓄電装置は、停電時、外部電源の代わりに、交流電力を供給するようになっている。
このような蓄電装置は、二次電池、及びインバータ装置を備えている。二次電池の充電には、外部電源から供給される交流電力が用いられる。インバータ装置は、二次電池から印加される直流電圧を交流電圧に変換する。それにより、画像形成装置は、停電時、蓄電装置から供給される交流電力を用いて動作することができる。
停電により、二次電池への充電は不可能となる。そのため、停電時に画像形成装置が動作可能な時間は二次電池の容量によって制限される。その動作可能な時間をより長くさせるために、画像形成装置のなかには、停電時、つまり蓄電装置による動作時、記録媒体上への画像形成、つまりプリント動作を行わないようにさせているものがある(例えば特許文献1参照)。
画像形成装置の動作のなかで、記録媒体上への画像形成は消費電力量が非常に大きいのが普通である。このため、プリント動作を行わせないことにより、画像形成装置の動作可能時間はより長くさせることができる。
蓄電装置には、電力供給を安定的に行うことが求められる。そのため、電力供給が一時的に停止する瞬断の発生は回避させる必要がある。その必要性から、供給する電力の出力段にコンデンサを配置するのが普通である。
このコンデンサの配置により、無効電力による損失が発生する。この無効電力による損失は、画像形成装置の蓄電装置(の二次電池)による動作可能時間を短くする。その動作可能時間をより長くするうえで、無効電力による損失を抑制することが重要である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、画像形成装置の蓄電装置による動作可能時間をより長くすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、搭載された二次電池から印加される直流電圧を交流電圧に変換するインバータ装置を有する画像形成装置であって、前記画像形成装置の本体の動作状態を認識する認識部と、前記認識部が認識した前記本体の前記動作状態に基づいて、前記インバータ装置を制御し、前記交流電圧を操作する給電制御部と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の蓄電装置による動作可能時間をより長くすることができる。
第1の実施形態による画像形成装置の概略構成例を説明する図である。 第1の実施形態による画像形成装置の回路構成例を説明する図である。 インバータ装置が供給する交流電力の周波数と出力コンデンサによる損失の関係を説明する図である。 動作モードに応じて決定するパルスの周波数を説明する図である。 各動作モードでインバータ装置から供給される交流電力の電圧波形、及びその総損失を説明する図である。 画像形成装置本体の動作モードの遷移、その遷移に応じた周波数の操作、及び総損失を説明する図である。 交流電圧操作処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態で実行する間引き制御の内容例を説明する図である。 第2の実施形態における各動作モードでインバータ装置から供給される交流電力の電圧波形、及びその総損失を説明する図である。 画像形成装置本体の動作モードの遷移、その遷移に応じた間引き制御、及びその負荷状態を説明する図である。 交流電圧操作処理を示すフローチャートである(第2の実施形態)。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施形態による画像形成装置の概略構成例を説明する図である。
第1の実施形態による画像形成装置1は、複写機、ファクシミリ、及びプリンタ、等として用いることが可能なMFP(Multi Function Printer)である。この画像形成装置1は、図1に示すように、ADF(Auto Document Feeder)2、画像読取装置3、画像書込装置4、及びプリンタユニット5を備える。
ADF2は、セットされた原稿を1枚ずつ繰り出して搬送する。その搬送中、原稿の画像が画像読取装置3によって光学的に読み取られる。その読み取りによって得られた画像データは、画像書込装置4による露光、つまり感光体12上への画像の書き込みに用いられる。
プリンタユニット5は、電子写真方式により記録媒体上に画像形成を行うユニットである。このプリンタユニット5は、上記感光体12の他に、複数の給紙カセット11(11−1、11−2)、現像装置13、搬送ベルト14、定着装置15、及び排紙トレイ16を備える。
各給紙カセット11には、それぞれ、所定のサイズの用紙が記録媒体として収納される。各給紙カセット11に収納された用紙は、1枚ずつ繰り出され、感光体12に向けて搬送される。
感光体12の表面は、帯電器により一様に帯電される。画像書込装置4による露光は、帯電器により帯電された感光体12の表面に対して行われる。その露光により感光体12の表面に形成された静電潜像は、現像装置13によって現像され、その現像によってトナー像が形成される。
感光体12まで搬送された用紙は、搬送ベルト14によって定着装置15に向けて搬送される。搬送ベルト14によって搬送される用紙には、この搬送ベルト14によって電圧が印加され、その印加によって感光体12上のトナー像は用紙に転写される。
トナー像が転写された用紙は、定着装置15によって熱が伝達され、それによってトナー像が用紙に定着される。そのようにしてトナー像が定着された用紙は排紙トレイ16上に排出される。
図2は、第1の実施形態による画像形成装置の回路構成例を説明する図である。次に、図2を参照し、この画像形成装置1の回路構成例について具体的に説明する。
この画像形成装置1は、図2に示すように、商用電源200から供給される交流(AC:Alternating Current)電力によって動作する情報機器である。この画像形成装置本体21には、この商用電源200からの交流電力、及びインバータ装置24からの交流電力のうちの一方が供給されるようになっている。
画像形成装置本体21は、図1に示す構成要素2〜5を制御して、用紙上に画像形成を行う。この画像形成装置本体21は、図2に示すように、電源装置211、及び制御部212を備えている。
制御部212は、画像形成装置1全体を制御する情報処理装置である。図1に示す構成要素2〜5は、制御部212によって間接的に制御される。
画像形成装置本体21には、交流電力が供給される。電源装置211は、その交流電力を直流(DC:Direct Current)に変換し、画像形成装置本体21に供給する。そのために、電源装置211は、図2に示すように、入力フィルタ2111、DC/DC回路2112、及びコンデンサ2113を備えている。
入力フィルタ2111は、供給された交流電力を整流して直流電力を出力するフィルタ(整流回路)である。DC/DC回路2112は、入力フィルタ2111が出力する直流電力を所定電圧の直流電力に変換する。
コンデンサ2113は、入力フィルタ2111が備える2つの出力端子、及びDC/DC回路2112が備える2つの入力端子とそれぞれ接続されている。それにより、コンデンサ2113は、DC/DC回路2112への直流電力の供給を安定化させるように機能する。
入力フィルタ2111からの直流電力の供給が停止した場合、コンデンサ2113に蓄積された電荷がDC/DC回路2112に供給される。それにより、入力フィルタ2111からの直流電力の供給が停止した後の一定時間、DC/DC回路2112は直流電力を供給することができる。その一定時間、つまり瞬断耐量は、画像形成装置本体21の動作状態、つまり消費電力量によって変化する。
定着装置15は、ハロゲンランプ等の熱源を備え、その熱源から供給される熱量を用いて用紙上のトナー像を用紙に定着させる。
商用電源200、及びインバータ装置24からそれぞれ供給される交流電力は、切替回路23に出力される。この切替回路23は、その2つの交流電力のうちの一方を画像形成装置本体21に供給させるためのものであり、2つのスイッチ231を備えている。
2つのスイッチ231のa端子は、共に商用電源200に接続され、b端子は共にインバータ装置24に接続されている。共通端子であるc端子は、画像形成装置本体21と接続されている。それにより、c端子とa端子を接続させた場合、商用電源200からの交流電力が、c端子とb端子を接続させた場合には、インバータ装置24からの交流電力が、画像形成装置本体21に供給される。
商用電源200には、商用電源遮断検出回路26が接続されている。この商用電源遮断検出回路26は、商用電源200から交流電力が供給されているか否かを検出するための回路である。その検出結果は、切替回路23に出力され、スイッチ231の切替動作に用いられる。それにより、商用電源200から交流電力が供給されていない状況でのみ、インバータ装置24からの交流電力が切替回路23を介して画像形成装置本体21に供給される。
インバータ装置24は、二次電池22を電源として動作する。この二次電池22は、充電回路25によって充電される。その充電回路25は、商用電源200から供給される交流電力を用いて生成する直流電力により二次電池22を充電する。このようなことから、二次電池22、インバータ装置24、及び充電回路25は、1つの蓄電装置を構成する。
インバータ装置24は、図2に示すように、直流昇圧部241、インバータ回路部242、及び制御部243を備える。
直流昇圧部241は、二次電池22の直流電圧をより高い電圧の直流電圧に変換する。インバータ回路部242は、直流昇圧部241から供給される直流電力を交流電力に変換する回路である。そのインバータ回路部242は、図2に示すように、駆動回路2421、コンデンサ2422、コイル2423、及びコンデンサ2424、を備えている。
駆動回路2421は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路である。これは、本実施形態における狭義のインバータ装置に相当する。インバータ回路部242、及びインバータ装置24は共に、本実施形態におけるより広義のインバータ装置に相当する。その入力側(前段)に配置されたコンデンサ2422は、直流昇圧部241から供給される直流電力の安定化のために設けられている。
コイル2423、及びコンデンサ2424は、駆動回路2421の出力側(後段)に配置されている。コイル2423の一端は駆動回路2421に接続され、その他端はコンデンサ2424の一端に接続されている。コンデンサ2424の他端は、駆動回路2421のコイル2423に接続されていないほうの端子に接続されている。それにより、駆動回路2421が出力する交流電力は、コンデンサ2424の端子間を介して出力される。
コイル2423、及びコンデンサ2424は、インバータ回路部242が供給する交流電力を平滑化する平滑フィルタとして機能する。この平滑フィルタを介してインバータ回路部242から出力される交流電力が、インバータ装置24から供給される交流電力となる。コンデンサ2424は、他のコンデンサ2422等と区別するために、以降「出力コンデンサ」と表記する。
本実施形態で採用の駆動回路2421は、パルス(矩形波)を用いたスイッチング素子のオン/オフにより、直流電力を交流電力に変換するものである。制御部243は、この駆動回路2421に供給すべきパルスの生成を通して、インバータ装置24(インバータ回路部242)から供給する交流電力を制御する。
この制御部243は、1つの情報処理装置であり、本実施形態における制御装置に相当する。その制御部243は、図2に示すように、駆動パルス変換部2431、出力周波数決定部2432、及びデータ受信部2433を備えている。
駆動パルス変換部2431は、駆動回路2421に供給すべきパルスを生成する回路である。出力周波数決定部2432は、駆動パルス変換部2431に生成させるパルスの周波数を決定し、決定した周波数で駆動パルス変換部2431にパルスを発生させる。この出力周波数決定部2432は、本実施形態における給電制御部に相当する。
データ受信部2433は、商用電源遮断検出回路26から、商用電源200から交流電力が供給されているか否かを示す情報(以降「供給状況情報」と表記)を受信し、制御部212から、画像形成装置本体21の動作状態を示す情報(以降「動作状態情報」と表記)を受信する。これらの情報は出力周波数決定部2432に出力される。供給状況情報は、上記のように、切替回路23に入力される情報であり、切替回路23は、この情報を用いてスイッチ231の切り替えを行う。
画像形成装置本体21の動作状態(動作モード)の認識は、データ受信部2433が受信した動作状態情報を用いて出力周波数決定部2432が行う。このことから、データ受信部2433、及び出力周波数決定部2432は、本実施形態における認識部に相当する。その動作状態情報は、画像形成装置本体21の制御部212から送信される。このことから、より広義には、この制御部212は本実施形態における認識部に含めることができる。
出力周波数決定部2432は、データ受信部2433から入力する供給状況情報、及び動作状態情報を用いて、駆動パルス変換部2431に生成させるパルスの周波数を決定する。その決定方法について、図3〜図7を参照して詳細に説明する。
図3は、インバータ装置が供給する交流電力の周波数と出力コンデンサによる損失の関係を説明する図である。図3に示す損失Pcは、無効電力に起因するものである。ここで、出力コンデンサ2424による損失Pcについて説明する。
損失Pcは以下により求められる。
Pc = V×2πfc ・・・(1)
ここで、Vは交流電圧、fは交流周波数、cはコンデンサの静電容量、である。
この式(1)から明らかなように、無効電力によってコンデンサ2424に発生する損失Pcは、その静電容量に比例すると共に、そのコンデンサ2424に供給される交流電力の周波数facに比例する。
この損失Pcの程度に応じて、二次電池22が直流電力を供給できる供給可能時間は変化する。停電等の何らかの理由により商用電源200からの交流電力の供給が停止している状況では、画像形成装置1はより長い時間、利用できるようにすることが望まれる。このことから、本実施形態では、商用電源200からの交流電力の供給が停止した供給遮断状況時、損失Pcの低減により、画像形成装置1全体での消費電力量を抑制して、画像形成装置1をより長く利用できるようにしている。それにより、上記供給状況情報は、供給遮断状況時か否かの判断に用いられる。
本実施形態では、損失Pcの低減は、交流電力の交流電圧への操作により行うようにしている。その交流電圧への操作として、その周波数facの変更を行うようにしている。その周波数facは、駆動回路2421に駆動パルス変換部2431が出力するパルスの周波数に応じて変化する。パルスの周波数=周波数fac、である。このことから、周波数facの変更は、駆動回路2421に駆動パルス変換部2431から出力させるパルスの周波数の変更を通して行うようにしている。
画像形成装置1全体の消費電力量は、画像形成装置本体21の動作状態によって変化する。インバータ装置24から供給する交流電力は、画像形成装置本体21が動作可能なレベルとする必要がある。このことから、駆動パルス変換部2431から出力させるパルスの周波数の決定に、上記動作状態情報が用いられる。この動作状態情報を用いてパルスの周波数を決定することにより、画像形成装置本体21の動作を可能にしつつ、出力コンデンサ2424による損失Pcを低減することができる。その損失Pcの低減により、画像形成装置本体21の二次電池22による動作可能時間はより長くなる。
画像形成装置本体21の消費電力量は、動作モードによって変化する。このことから、本実施形態では、制御部212に、動作状態情報として、動作モードをインバータ装置24の制御部243に通知させるようにしている。ここでは便宜的に、その動作モードとして、スリープモード、スタンバイモード、及びプリントモードの3つを想定する。
スリープモードは、画像形成装置本体21の消費電力量が最低となるモード、つまり負荷が最も軽いモードである。スタンバイモードは、画像形成装置本体21の多くの部分への電力供給が遮断されるモードである。消費電力量は、スリープモードよりは大きくなる。プリントモードは、用紙上に画像形成を行うプリントが実行可能なモードである。消費電力量は、動作モードのなかで最大となる。
図4は、動作モードに応じて決定するパルスの周波数を説明する図である。図4において、「瞬断耐量」は、コンデンサ2113によって電力供給が維持されると推定される時間であり、「インバータ出力周波数」は、インバータ装置24から出力される交流電力の周波数fac=パルスの周波数、である。「(半周期)」は、周波数facの半周期を指している。
上記のように、画像形成装置本体21の消費電力量は、動作モードによって変化する。そのため、瞬断耐量も、その動作モードによって変化する。画像形成装置本体21の動作を可能とさせるうえでは、瞬断耐量は重要なパラメータである。このことから、本実施形態では、画像形成装置本体21が確実に動作可能なように、スリープモード、及びスタンバイモードの場合、瞬断耐量よりも半周期が短い周波数facを決定するようにしている。それにより、スリープモードの場合、周波数facは2Hz(半周期は250ms)、スタンバイモードの場合、周波数は10Hz(半周期は50ms)とそれぞれ決定される。
一方、プリントモードでは、周波数facは50Hz(半周期は10ms)と決定される。この50Hzは、商用電源200が供給する交流電力の周波数、つまり定格である。本実施形態では、プリントモード時のみ、周波数facを定格とすることにより、他の動作モードで損失Pcを低減させるようにしている。
図5は、各動作モードでインバータ装置から供給される交流電力の電圧波形、及びその総損失を説明する図である。その電圧波形(図5中「インバータ出力電圧波形」と表記)、及び総損失(W)は、図5(a)ではプリントモード時、図5(b)ではスタンバイ時、図5(c)ではスリープモード時のものをそれぞれ示している。この総損失は、上記損失Pcと、インバータ装置24のそれ以外の損失との合計である。
プリントモード時に交流電力の周波数facは最大となる。それにより、インバータ装置24の総損失も最大となる。図5(b)、及び図5(c)では、比較が容易なように、プリントモード時の総損失を併せて示している。それにより、「損失低減分」は、そのプリントモード時からの低減分を意味している。その低減分の大部分は、損失Pcの低減によるものである。このことから、図5は、周波数facの動作モードに応じた操作により、損失Pcを適切に低減させることができることを示している。プリントモード時と比較して、損失Pcは、スリープモードでは80%、スタンバイモードでは55%、低減されたことが確認できている。
図6は、画像形成装置本体の動作モードの遷移、その遷移に応じた周波数の操作、及び総損失を説明する図である。この図6において、「出力電圧波形」はインバータ装置24から供給される交流電力の電圧波形、「総損失」はインバータ装置24に発生する総損失、をそれぞれ示している。スタンバイモード、及びプリントモードは、矩形波でそのモードに遷移しているか否かを示している。H(High)はそのモードへの遷移時、L(Low)はそのモードへの非遷移時、をそれぞれ示している。それにより、スタンバイモード、及びプリントモードが共にLのときはスリープモードへの遷移を示している。
図6に示すように、インバータ装置24から供給される交流電力の周波数facは、動作モード間の遷移により切り替えられる(変更される)。その結果、画像形成装置本体21の動作に必要な電力量がインバータ装置24から供給されると共に、そのインバータ装置24に発生する総損失も動作モードに応じて低減される。その総損失の低減により、商用電源200からの電力供給の停止時、画像形成装置本体21は、より長い期間、利用できるようになる。
出力周波数決定部2432は、図4に示すような動作モードと決定すべきパルスの周波数の対応関係を示す情報(以降「対応関係情報」と表記)を参照し、駆動パルス変換部2431に生成させるパルスの周波数を決定する。その決定を通して、上記のように動作モードに応じて交流電力の周波数facを操作する。
この出力周波数決定部2432自体も1つの情報処理装置であり、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(InterFace)コントローラ、及びバスを少なくとも備えている。それにより、出力周波数決定部2432は、CPUが、ROMにファームウェアとして格納されているプログラムをRAMに読み出して実行することにより、駆動パルス変換部2431に生成させるパルスの周波数を決定する。対応関係情報は、ROMに保存される。I/Fコントローラは、駆動パルス変換部2431の制御に用いられる。
図7は、交流電圧操作処理を示すフローチャートである。この交流電圧操作処理は、出力周波数決定部2432を構成するCPUが、ROMに格納されているプログラムを実行することで実現される処理である。このことから、交流電圧操作処理を実行する主体としてはCPUを想定する。
そのプログラムは、例えばデータ受信部2433による割り込みによって起動される。例えばデータ受信部2433は、商用電源遮断検出回路26からの遮断状況情報の受信、或いは制御部212からの動作状態情報の受信、によって出力周波数決定部2432への割り込みを発生させる。商用電源遮断検出回路26は、交流電力の供給状況の変化により、直ちに遮断状況情報を送信する。制御部212も、動作モードの遷移により、遷移後の動作モードを表す動作状態情報を直ちに送信する。このことから、交流電圧操作処理は、状況が変化した場合に、直ちに実行される(図6参照)。
上記プログラムに制御が渡った場合、CPUは、先ず、商用電源200からの交流電力の供給が遮断しているか否か判定する(S701)。データ受信部2433が直前に受信した遮断状況情報が商用電源200からの交流電力の供給の遮断を示していない場合、S701の判断はNOとなってS706に移行する。その交流電力の供給の遮断をその遮断状況情報が示していない場合、S701の判断はYESとなってS702に移行する。
S702では、CPUは、データ受信部2433が直前に受信した動作状態情報を参照して、画像形成装置本体21の現在の動作モードを確認する。その後はS703に移行して、CPUは、現在の動作モードがプリントモードか否か判断する。画像形成装置本体21の現在の動作モードがプリントモードであった場合、S703の判断はYESとなって上記S706に移行する。その現在の動作モードがプリントモードではない場合、S703の判断はNOとなってS704に移行する。
S704では、CPUは、動作状態情報が示す動作モードに応じて、駆動パルス変換部2431に生成させるパルスの周波数、つまりインバータ装置24から出力させる交流電力の周波数facを決定する(図4)。その決定後、CPUは、決定した周波数に設定を変更する(S705)。その設定変更を行った後、交流電圧操作処理が終了する。その設定変更により、以降、駆動パルス変換部2431は、決定した周波数でパルスを生成することになる。
上記S701でのNOの判断、或いはS703でのYESの判断によって移行するS706では、CPUは、交流電力の周波数facを定格、つまり50Hzと決定する(図4)。その後は上記S705に移行して、パルス生成上の設定変更を行う。
なお、本実施形態では、商用電源200からの電力供給が行われている場合、インバータ装置24に出力させる交流電力の周波数facを定格(=50Hz)としているが、その周波数facは定格より低い周波数としても良い。これは、インバータ装置24からの交流電力は画像形成装置本体21に供給されないからである。つまり、その交流電力が画像形成装置本体21に供給されないことから、インバータ装置24による総損失を低減して、画像形成装置1全体の消費電力量をより抑制しても良い。
また、本実施形態では、交流電力の周波数facの決定は、画像形成装置本体21の動作モードに応じて行っているが、その決定は、他の状態を考慮して行うようにしても良い。この他の状態としては、例えばコンデンサ2113の端子間電圧が考えられる。これは、画像形成装置本体21の動作モードに遷移が無くとも、画像形成装置本体21の消費電力量が比較的に大きく変動する可能性が考えられるからである。
画像形成装置本体21の消費電力量が一時的に増大し、このコンデンサ2113に蓄積された電荷量が想定より減少した場合、実際の遮断耐量はより短いものとなる。それにより、画像形成装置本体21への電力の安定供給の面から、電荷量の想定外の減少は望ましくない。しかし、その減少はコンデンサ2113の端子間電圧により確認することができる。このことから、コンデンサ2113の端子間電圧を監視し、その監視結果を周波数facの決定に反映させることが望ましい。その端子間電圧を周波数facの決定に反映させる場合、画像形成装置本体21への電力供給はより安定的に行えるようになる。また、損失Pcを含む総損失の更なる低減も可能となる。
一般的に、コンデンサの静電容量は温度によって変化する。このことから、コンデンサ2113の温度を測定するか、或いは推定して、その測定結果、或いは推定結果を更に周波数facの決定に反映させるようにしても良い。その場合、画像形成装置本体21への電力供給は更に安定的に行えるようになると共に、損失Pcを含む総損失の更なる低減も可能となる。
次に、第2の実施形態について詳細に説明する。この第2の実施形態による画像形成装置の構成の大部分は、上記第1の実施形態と同じである。このことから、第2の実施形態の説明は、第1の実施形態で付した符号を用い、その第1の実施形態から異なる部分にのみ着目する形で行うこととする。
上記第1の実施形態では、インバータ装置24に発生させる交流電圧への操作として、その周波数facの変更を行っている。これに対し、第2の実施形態は、交流電圧への操作として、交流電圧の間欠的な発生を行うようにしている。交流電圧を間欠的に発生させた場合、つまり交流電圧の発生終了から次の発生開始までの時間間隔(以降「停止時間」と表記)を設け、その交流電圧の発生を一時的に停止させた場合、交流電圧を発生させていない間の損失Pcを含む総損失は最小限に抑えられる。そのため、第1の実施形態と同様に、損失Pcを含む総損失の低減により、商用電源200からの電力供給の停止時、画像形成装置本体21は、より長い期間、利用できるようになる。以降、交流電圧の発生を一時的に停止させる制御を「間引き制御」と表記する。
第1の実施形態では、動作モードとして、スリープモード、スタンバイモード、及びプリントモードの3つのみを想定している。第2の実施形態でも便宜的に、この3つの動作モードのみを想定する。
第1の実施形態では、全ての動作モードは、画像形成装置本体21の制御部212がインバータ装置24側に動作状況情報の形で通知するようになっている。これに対し、第2の実施形態では、制御部212は、スリープモードへの遷移の有無を、専用の信号線(以降「スリープ信号」と表記)を介してインバータ装置24側に通知するようになっている。また、制御部212は、プリント開始時とその終了時を、それぞれ専用の信号線を介してインバータ装置24側に通知するようにしている。
以降、専用の信号線を介してスリープモードへの遷移の有無を通知する信号は「スリープ信号」と表記する。また、別の専用の信号線を介してプリント開始時とその終了時を通知する信号は「プリント信号」と総称する。プリント開始時を通知する信号は「プリント開始信号」、その終了時を通知する信号は「プリント完了信号」とそれぞれ表記する。
第2の実施形態では、データ受信部2433は、スリープ信号、及びプリント信号を動作状態情報として受信し、その受信結果を割り込みにより出力周波数決定部2432に通知する。出力周波数決定部2432は、スリープ信号がスリープモードへの遷移を示していた場合、画像形成装置本体21の動作モードをスリープモードと判断する。プリント開始信号の受信からプリント完了信号の受信までの間をプリントモードと判断する。それ以外をスタンバイモードと判断する。このようなことから、第2の実施形態では、第1の実施形態とはスタンバイモードの内容が異なっている。
図8は、第2の実施形態で実行する間引き制御の内容例を説明する図である。図8では、画像形成装置本体21の状態として、動作状態(動作モード)の他に、「負荷の程度」を「軽負荷」「中負荷」及び「重負荷」の3段階で示している。間引き制御の内容は、「インバータ装置AC出力」に示している。
「インバータ装置AC出力」には、「停止時間」「制御方法」の2つの内容を表記している。「停止時間」は、交流電圧の発生を一時的に停止させる時間である。「制御方法」では、間引き制御が行われるか否かを表している。
図8に示すように、間引き制御はスリープモード時、及びスタンバイモード時に行われ、プリントモード時には行われない。それにより、プリントモード時には、インバータ装置24は、一時的に停止させることなく、定格の周波数facで交流電圧を発生させる。
間引き制御が行われる場合、停止時間として予め設定された時間、交流電圧の発生が一時的に停止される。この停止時間は、瞬断耐量を考慮して決定された時間であり、対応する動作モードの瞬断耐量よりも短い時間となっている。例えばスリープモードでは、瞬断耐量は1sであるのに対し、停止時間は800msとなっている。そのような停止時間を設定することにより、コンデンサ2113に対し、電荷が残っている間の充電を行うことができる。従い、画像形成装置本体21への適切な電力供給を安定的に行うことができる。
駆動回路2421は、入力するパルスの電圧レベルに応じてスイッチング素子のオン/オフを行う。このことから、出力周波数決定部2432は、停止時間の間、駆動パルス変換部2431に一定電圧を生成させることにより、交流電圧の発生をその停止時間の間、停止させる。
図9は、第2の実施形態における各動作モードでインバータ装置から供給される交流電力の電圧波形、及びその総損失を説明する図である。その電圧波形、及び総損失(W)は、図9(a)ではプリントモード時、図9(b)ではスリープモード時、図9(c)ではスタンバイ時のものをそれぞれ示している。この総損失は、上記損失Pcと、インバータ装置24のそれ以外の損失との合計である。
第2の実施形態では、間引き制御時に交流電圧を発生させる時間間隔は20msと一定とさせている。この時間間隔は、コンデンサ2113への十分な充電を考慮して決定した時間である。そのため、このような交流電圧の一時的な発生により、画像形成装置本体21への安定した電力供給が実現できる。
プリントモード時に交流電力の周波数facは最大となる。それにより、インバータ装置24の総損失も最大となる。図9(b)、及び図9(c)では、図5と同様に、プリントモード時の総損失を併せて示している。それにより、「損失低減分」は、そのプリントモード時からの低減分を意味している。このことから、図9は、周波数facの動作モードに応じた間引き制御により、損失Pcを適切に低減させることができることを示している。プリントモード時と比較して、損失Pcは、スリープモード(軽負荷時)では97%、スタンバイモード(中負荷時)では80%、低減されたことが確認できている。
図10は、画像形成装置本体の動作モードの遷移、その遷移に応じた間引き制御、及びその負荷状態を説明する図である。この図10において、スリープ信号では、矩形波でそのモードに遷移しているか否かを示している。L(Low)はそのモードへの遷移時、H(High)はそのモードへの非遷移時、をそれぞれ示している。プリント信号では、パルスでプリント開始信号、及びプリント完了信号を示している。最初のパルスがプリント開始信号を示し、次のパルスがプリント完了信号を示している。
「インバータ装置制御部出力波形」は、制御部243からインバータ回路部242に出力されるパルス信号を矩形波で示している。Hはパルス信号が出力されている期間を示し、Lはパルス信号が出力されていない期間を示している。「インバータ装置出力波形」は、インバータ装置24が印加する交流電圧波形を示している。それにより、交流電圧の発生は、Hとなっている期間のみ行われる。
画像形成装置本体21の制御部212は、実際にプリントのための動作を開始する前にプリント開始信号を送信し、その動作が完了した後、プリント完了信号を送信する。そのため、プリント開始信号が送信されてから実際に負荷が重くなるまでにタイムラグが存在する。
インバータ装置24(の出力周波数決定部2432)は、プリント開始信号の受信により、間引き制御を終了させ、定格の周波数facで交流電圧を発生させる。このため、図10に示すように、画像形成装置本体21の負荷が重負荷となる期間を含む期間、画像形成装置本体21には通常の交流電力がインバータ装置24から供給される。それにより、画像形成装置本体21は、十分な電力供給により動作させることができる。
出力周波数決定部2432は、図8に示すような内容の対応関係情報を参照し、駆動パルス変換部2431によるパルスの生成を必要に応じて一時的に停止させる。それにより、図10に示すような動作モードに応じた交流電圧の操作を行う。
図11は、交流電圧操作処理を示すフローチャートである。この交流電圧操作処理は、第1の実施形態と同様に、出力周波数決定部2432を構成するCPUが、ROMに格納されているプログラムを実行することで実現される処理である。このことから、交流電圧操作処理を実行する主体としてはCPUを想定する。
第2の実施形態における交流電圧操作処理の内容は、大部分が第1の実施形態と同じか、或いは略同じである。このことから、ここでは、第1の実施形態から異なる部分にのみ着目して説明する。
第2の実施形態では、S703でのNOの判定によりS1101に移行する。そのS1101では、CPUは、動作状態情報(プリント信号、及びスリープ信号)が示す動作モードに応じて、交流電圧の発生を一時的に停止させる停止時間を決定する(図8)。その決定後、CPUは、決定した停止時間に設定を変更する(S1102)。その設定変更を行った後、交流電圧操作処理が終了する。
第2の実施形態では、S706での定格出力の決定を行った後、そのS1102に移行する。それにより、プリントモード時、及び商用電源200からの電力供給時には、通常の交流電力がインバータ装置24から供給される。
なお、第2の実施形態では、画像形成装置本体21の動作モードの遷移に合わせ、間引き制御の実行、或いは間引き制御の実行の解除を直ちに行っている。しかし、間引き制御の実行(ここでは、動作モードの遷移による内容の変更を含む)は、動作モードの遷移により直ちに行わなくても良い。これは、インバータ装置24が発生させる交流電圧の位相により、コンデンサ2113の充電量が変化するからである。実際の遮断耐量と想定する遮断耐量との差を抑え、画像形成装置本体21へのより安定した電力供給を実現するために、交流電圧の位相を監視し、その監視結果を間引き制御の実行開始タイミングに反映させても良い。この第2の実施形態でも、上記第1の実施形態における変形例を適用することができる。
また、本実施形態(第1、及び第2の実施形態)では、制御部243を搭載したインバータ装置24を採用している。そのインバータ装置24は、制御部243を搭載していないものであっても良い。つまり、インバータ装置24は、外部、或いは画像形成装置本体21に搭載の情報処理装置(制御装置)により制御されるものであっても良い。また、インバータ装置24は、充電回路25を備えると共に、二次電池22を着脱可能とする蓄電装置に搭載させても良い。このようなことを含め、様々な変形が可能である。
1 画像形成装置
2 ADF
3 画像読取装置
4 画像書込装置
5 プリンタユニット
11 11−1、11−2 給紙カセット
12 感光体
13 現像装置
14 搬送ベルト
15 定着装置
16 排紙トレイ
21 画像形成装置本体
22 二次電池
23 切替回路
24 インバータ装置
25 充電回路
26 商用電源遮断検出回路
200 商用電源
211 電源装置
212 制御部
231 スイッチ
241 直流昇圧部
242 インバータ回路部
243 制御部
2111 入力フィルタ
2112 DC/DC回路
2113、2422、2424 コンデンサ
2421 駆動回路
2423 コイル
2431 駆動パルス変換部
2432 出力周波数決定部
2433 データ受信部
特開2001−253152号公報

Claims (11)

  1. 搭載された二次電池から印加される直流電圧を交流電圧に変換するインバータ装置を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の本体の動作状態を認識する認識部と、
    前記認識部が認識した前記本体の前記動作状態に基づいて、前記インバータ装置を制御し、前記交流電圧を操作する給電制御部と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給電制御部は、前記認識部が認識した前記動作状態に基づく前記インバータ装置の制御により、前記交流電圧への操作として、前記交流電圧の周波数を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記認識部は、前記本体への外部電源からの給電の有無を更に認識し、
    前記給電制御部は、前記本体への給電が行われている場合に、前記本体の前記動作状態に基づく前記インバータ装置の制御により、前記交流電圧の周波数を変更する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給電制御部は、前記本体の前記動作状態に基づいて、前記交流電圧の周波数を決定する、ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記給電制御部は、前記認識部が認識した前記本体の動作状態に基づく前記インバータ装置の制御により、前記交流電圧への操作として、前記交流電圧を間欠的に発生させる、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記認識部は、前記本体への外部電源からの給電の有無を更に認識し、
    前記給電制御部は、前記本体への給電が行われている場合に、前記本体の前記動作状態に基づく前記インバータ装置の制御により、前記交流電圧を間欠的に発生させる、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記給電制御部は、前記本体の前記動作状態に基づいて、前記交流電圧の発生を一時的に停止させる停止時間を決定する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記給電制御部は、前記停止時間の決定に、前記交流電圧の位相を反映させる、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記認識部は、前記本体に搭載の電源装置に瞬断防止用に配置されているコンデンサの端子間電圧を更に認識し、
    前記給電制御部は、前記認識部が認識した前記端子間電圧を前記インバータ装置の制御に反映させて、前記交流電圧を操作する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の電源装置として用いられ、該画像形成装置に搭載される二次電池から印加される直流電圧を交流電圧に変換するインバータ装置を制御する制御装置であって、
    前記画像形成装置の本体の動作状態を認識する認識部と、
    前記認識部が認識した前記本体の前記動作状態に基づいて、前記インバータ装置を制御し、前記交流電圧を操作する給電制御部と、
    を備えていることを特徴とするインバータ装置の制御装置。
  11. 画像形成装置の電源装置として用いられ、該画像形成装置に搭載される二次電池から印加される直流電圧を交流電圧に変換するインバータ装置を制御する方法であって、
    前記インバータ装置を制御する制御装置として用いられる情報処理装置に、
    前記画像形成装置の本体の動作状態を認識させ、
    前記本体の前記動作状態に基づいて、前記インバータ装置を制御し、前記交流電圧を操作させる、
    ことを特徴とするインバータ装置の制御方法。
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