JP2020086147A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストアップを抑制しつつ、省電力モード時における入力交流電圧の電圧異常に起因するコンデンサーの劣化を抑制することができる画像形成装置を提供すること。【解決手段】画像形成装置10は、電源装置5と、検出信号出力部6と、変更処理部11と、異常処理部12とを備える。前記電源装置5は、入力される交流電圧を直流電圧に変換する。前記検出信号出力部6は、前記交流電圧の絶対値が特定電圧以下又は以上である場合に検出信号を出力する。前記変更処理部11は、前記画像形成装置10が省電力モードであるか否かに応じて前記特定電圧を変更可能である。前記異常処理部12は、前記検出信号出力部6から出力される前記検出信号に基づいて前記画像形成装置10を制御する。【選択図】図2
Description
本発明は、交流電源で稼働する画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置において、交流電源から供給される入力交流電圧におけるゼロクロスタイミングを検出し、その検出時に出力されるゼロクロス信号に基づいて電圧値の異常の有無を判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、画像形成装置に供給される入力交流電圧にはサージノイズのような電圧異常が発生することがある。そして、特に画像形成装置の省電力モードでは、入力交流電圧に電圧異常が生じると、画像形成装置に設けられる電源装置内のコンデンサーが劣化するおそれがある。しかしながら、ゼロクロスタイミングを検出する回路とは別に前記電圧異常を検出するための回路を設けると画像形成装置のコストアップに繋がる。
本発明の目的は、コストアップを抑制しつつ、省電力モード時における入力交流電圧の電圧異常に起因するコンデンサーの劣化を抑制することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、電源装置と、検出信号出力部と、変更処理部と、異常処理部とを備える。前記電源装置は、入力される交流電圧を直流電圧に変換する。前記検出信号出力部は、前記交流電圧の絶対値が特定電圧以下又は以上である場合に検出信号を出力する。前記変更処理部は、前記画像形成装置が省電力モードであるか否かに応じて前記特定電圧を変更可能である。前記異常処理部は、前記検出信号出力部から出力される前記検出信号に基づいて前記画像形成装置を制御する。
本発明によれば、コストアップを抑制しつつ、省電力モード時における入力交流電圧の電圧異常に起因するコンデンサーの劣化を抑制することができる画像形成装置を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[画像形成装置10の構成]
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、制御部1、画像形成部2、給紙部3、排紙部4、及び電源装置5などを備える電子写真方式のモノクロプリンターである。なお、画像形成装置10は、ユーザー操作を受け付け可能なタッチパネルのような操作表示部、及び通信網を介してパーソナルコンピューター等の情報処理装置と通信する通信処理部なども備える。そして、画像形成装置10は、前記通信処理部を介して受信する画像データに基づいてシートに画像を形成する画像形成処理を実行することが可能である。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、制御部1、画像形成部2、給紙部3、排紙部4、及び電源装置5などを備える電子写真方式のモノクロプリンターである。なお、画像形成装置10は、ユーザー操作を受け付け可能なタッチパネルのような操作表示部、及び通信網を介してパーソナルコンピューター等の情報処理装置と通信する通信処理部なども備える。そして、画像形成装置10は、前記通信処理部を介して受信する画像データに基づいてシートに画像を形成する画像形成処理を実行することが可能である。
本発明に係る画像形成装置の他の例には、ファックス、コピー機、及び複合機などが含まれる。また、本発明に係る画像形成装置は、本実施形態で説明するようにモノクロ対応の画像形成装置10に限らず、各色に対応する画像形成部を備えるタンデム方式などのカラー印刷可能な電子写真方式の画像形成装置であってもよい。
電源装置5は、商用交流電源などの交流電源100から供給される入力交流電圧AC0を直流電圧DC1、DC2へ変換して出力する。そして、電源装置5から出力される直流電圧DC1、DC2は、画像形成装置10に設けられた制御部1、画像形成部2、及び給紙部3などに設けられている各種の電気機器に供給される。なお、直流電圧DC2の電位レベルは、直流電圧DC1よりも低い。
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサー、RAM(Random Access Memory)のような揮発性の主記憶装置、及びEEPROM(登録商標)のような不揮発性メモリなどを備える。そして、制御部1は、前記不揮発性メモリに記憶されている制御プログラムに従って前記プロセッサーで各種の処理を実行することにより画像形成装置10を制御する。なお、制御部1は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの回路であってもよい。
画像形成部2は、感光体ドラム21、帯電装置22、光走査装置23、現像装置24、転写ローラー25、クリーニング部材26、除電部材27、及び定着装置28などを備える電子写真方式の画像形成部である。なお、画像形成部2は、インクジェット方式の画像形成部であってもよい。
帯電装置22は、感光体ドラム21に接触する帯電ローラーを備え、電源装置5から供給される直流電圧を前記帯電ローラーから感光体ドラム21に印加して感光体ドラム21を所定の帯電電位に帯電させる。定着装置28は、電源装置5から供給される直流電圧で駆動するヒーター281及び当該ヒーター281で加熱される加熱ローラー282を備える。
そして、画像形成装置10では、制御部1によって画像形成部2が制御されることにより、給紙部3の給紙カセット31から供給される紙などのシートに画像が形成される画像形成処理(印刷処理)が実行され、画像形成処理後のシートが排紙部4に排紙される。
具体的に、前記画像形成処理では、帯電装置22によって帯電された感光体ドラム21の表面に、光走査装置23による光ビームの走査によって画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像は、現像装置24によりトナーで現像された後、転写ローラー25によって前記シートに転写される。
その後、前記シートに転写されたトナーは、定着装置28の加熱ローラー282によって加熱され、前記シートに溶融定着される。なお、感光体ドラム21の表面に残存するトナーは、クリーニング部材26によってクリーニングされる。また、感光体ドラム21に残存する電荷は、クリーニング部材26の下流側に配置された除電部材27によって除去される。
ところで、画像形成装置10に供給される入力交流電圧AC0にはサージノイズのような電圧異常が発生することがある。そして、特に画像形成装置10の省電力モードでは、入力交流電圧AC0に電圧異常が生じると、画像形成装置10に設けられる電源装置5内のコンデンサーが劣化するおそれがある。具体的に、本実施形態に係る画像形成装置10では、後述するように、電源装置5内に、一次電解コンデンサー52b、補助電解コンデンサー54、二次電解コンデンサー56、負荷検出コンデンサー57cなどのコンデンサーが設けられている。しかしながら、ゼロクロスタイミングを検出する回路とは別に前記電圧異常を検出するための回路を設けると画像形成装置10のコストアップに繋がる。これに対し、本実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、コストアップを抑制しつつ、省電力モード時における入力交流電圧AC0の電圧異常に起因するコンデンサーの劣化を抑制することができる。
[電源装置5の構成]
次に、図2〜図4を用いて電源装置5について説明する。図2に示されるように、電源装置5は、電源スイッチ50、保護回路51、全波整流回路52、電圧調整回路53、補助電解コンデンサー54、高周波トランス55、二次電解コンデンサー56、負荷フィードバック回路57および電圧変換回路58などを含む。
次に、図2〜図4を用いて電源装置5について説明する。図2に示されるように、電源装置5は、電源スイッチ50、保護回路51、全波整流回路52、電圧調整回路53、補助電解コンデンサー54、高周波トランス55、二次電解コンデンサー56、負荷フィードバック回路57および電圧変換回路58などを含む。
電源スイッチ50は、制御部1によって制御されることにより、交流電源100から画像形成装置10への入力交流電圧AC0の供給を遮断することが可能なスイッチ等である。例えば、制御部1は、後述するように入力交流電圧AC0におけるサージノイズの発生頻度が高くなった場合に電源スイッチ50によって入力交流電圧AC0の画像形成装置10への供給を遮断する。また、電源スイッチ50は、ユーザーによって操作可能であり、ユーザーは、電源スイッチ50を操作することにより、交流電源100から画像形成装置10への入力交流電圧AC0の供給の有無を切り替えることが可能である。
保護回路51は、過電流が流れることを防ぐヒューズ51a、過電圧が印加されることを防ぐバリスタ51bおよびノイズフィルター51cを含む。全波整流回路52は、入力交流電圧AC0を全波整流するブリッジ整流回路52aおよび全波整流後の電圧を平滑化する一次電解コンデンサー52bを含む。また、高周波トランス55は、入力交流電圧AC0が印加される一次側回路から二次側回路へ電力を伝達する。
前記一次側回路は、保護回路51、全波整流回路52、電圧調整回路53、補助電解コンデンサー54および負荷フィードバック回路57の一部を含む。前記二次側回路は、二次電解コンデンサー56および負荷フィードバック回路57の残りの一部を含む。
電圧調整回路53は、電圧制御素子53aおよびスイッチング素子53bを含む。電圧制御素子53aは、負荷フィードバック回路57によって検出される二次側負荷のレベルに基づくPWM制御によってスイッチング素子53bを制御する。スイッチング素子53bは、電圧制御素子53aによる制御に従って、一次コイル55aに供給する電力を調節する。これにより、電源装置5の出力電圧が予め定められた一定の目標電圧に維持される。なお、前記二次側負荷は、電源装置5の出力端に接続された負荷である。
負荷フィードバック回路57は、シャントレギュレータ57a、フォトカプラ57b、負荷検出コンデンサー57cおよび定電流回路57dを含む。シャントレギュレータ57aおよびフォトカプラ57bの発光素子は、電源装置5の出力端に接続されている。フォトカプラ57bの受光素子および負荷検出コンデンサー57cは、電源装置5の一次側において電気的に並列に接続されている。定電流回路57dは、フォトカプラ57bの前記受光素子および負荷検出コンデンサー57cに対して電気的に直列に接続されている。なお、本実施形態における定電流回路57dは、電圧制御素子53aに内蔵されている。
電源装置5の出力電圧が、前記二次側負荷の低下によって前記目標電圧を上回った場合、シャントレギュレータ57aおよびフォトカプラ57bがON状態となり、負荷検出コンデンサー57cの電圧が低下する。一方、電源装置5の出力電圧が、前記二次側負荷の増大によって前記目標電圧を下回った場合、シャントレギュレータ57aおよびフォトカプラ57bがOFF状態となり、負荷検出コンデンサー57cの電圧が、定電流回路57dから流れ込む電荷によって上昇する。
フォトカプラ57bは、シャントレギュレータ57aの動作状態を前記二次回路から前記一次回路へ帰還させる役割を果たす。負荷検出コンデンサー57cの電圧レベルが、前記二次側負荷のレベルを表す。電圧制御素子53aは、負荷検出コンデンサー57cの電圧レベルに基づくPWM制御によってスイッチング素子53bを制御する。
また、電圧制御素子53aおよびスイッチング素子53bは、前記一次側回路において、負荷フィードバック回路57から出力される信号のレベルに応じて前記一次側回路の出力電力を調節する。
二次電解コンデンサー56は、高周波トランス55の二次コイル55bから出力される高周波の電圧を整流する。二次電解コンデンサー56は、電源装置5への入力交流電圧AC0の供給が意図せず遮断された場合の二次電池でもある。
電圧変換回路58は、二次電解コンデンサー56から出力される直流電圧DC1をそれより低い電位レベルの直流電圧DC2へ変換する。電源装置5は、出力端に接続された前記二次側負荷へ直流電圧DC1および直流電圧DC2を印加する。
前記二次側負荷は、直流電圧DC1が印加される帯電装置22、転写ローラー25、及び定着装置28のヒーター281などの高電圧系の電気機器と、直流電圧DC2が印加される制御部1及び給紙部3の搬送用モーターなどの低電圧系の電気機器とを含む。
なお、電源装置5は、一次電解コンデンサー52bおよび二次電解コンデンサー56などを備えることにより、入力交流電圧AC0の供給が途絶えた後も、しばらくの間は直流電圧DC1および直流電圧DC2の出力を維持することができる。
[検出信号出力部6の構成]
検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0の絶対値が予め定められている特定電圧以下であるか否かを示す検出信号Zx0を出力する。具体的に、検出信号出力部6は、両波整流回路61及び検出回路62を含み、入力交流電圧AC0のゼロクロスポイントを検出するために用いられる所謂ゼロクロス検出回路である。
検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0の絶対値が予め定められている特定電圧以下であるか否かを示す検出信号Zx0を出力する。具体的に、検出信号出力部6は、両波整流回路61及び検出回路62を含み、入力交流電圧AC0のゼロクロスポイントを検出するために用いられる所謂ゼロクロス検出回路である。
両波整流回路61は、電源装置5に入力される入力交流電圧AC0を整流する。検出回路62は、前記入力交流電圧AC0が前記特定電圧になる場合にHレベルの検出信号Zx0を制御部1に出力する。具体的に、検出回路62は、両波整流回路61から入力される出力信号の電圧が、前記入力交流電圧AC0が前記特定電圧になる場合に両波整流回路61から出力される電圧の値として設定された閾値電圧以下になる場合に、Hレベルの検出信号Zx0を制御部1に出力する。
なお、本実施形態では、入力交流電圧AC0が前記特定電圧以下である場合にH信号の検出信号Zx0が出力され、入力交流電圧AC0が前記特定電圧より高い場合にL信号の検出信号Zx0が出力される構成について説明する。一方、他の実施形態として、入力交流電圧AC0が前記特定電圧以下である場合にL信号の検出信号Zx0が出力され、入力交流電圧AC0が前記特定電圧より高い場合にH信号の検出信号Zx0が出力されてもよい。即ち、検出信号Zx0は、入力交流電圧AC0が前記特定電圧以下であるか否かを制御部1が判断することが可能な態様で出力される信号であればよい。
そして、本実施形態に係る画像形成装置10にでは、検出回路62が、制御部1によって制御されることにより、前記特定電圧を変更することが可能である。
具体的に、制御部1は、変更処理部11及び異常処理部12を含む。例えば、制御部1は、前記不揮発性メモリに記憶されている前記制御プログラムに従って前記プロセッサーが各種の処理を実行することにより、変更処理部11及び異常処理部12として機能する。なお、制御部1は、変更処理部11及び異常処理部12のそれぞれに対応する回路を備える構成であってもよい。
異常処理部12は、後述する異常検出処理(図6参照)に示されるように、検出信号出力部6から出力される検出信号Zx0に基づいて画像形成装置10を制御することが可能である。
変更処理部11は、後述するモード切替処理(図5参照)に示されるように、画像形成装置10が省電力モードであるか否かに応じて前記特定電圧を変更することが可能である。即ち、変更処理部11は、検出信号出力部6から出力される検出信号Zx0がHレベル及びLレベルとなる条件を変更する可能である。
具体的に、検出回路62は、制御部1からの制御指示に従って、前記特定電圧を予め定められた第1特定電圧V1及び第2特定電圧V2の間で切り替えることが可能である。より詳細に、検出回路62は、Hレベルの検出信号Zx0を出力する条件となる前記閾値電圧を、入力交流電圧AC0が第1特定電圧V1又は第2特定電圧V2になる場合に両波整流回路61から出力される電圧の値に切替えることが可能である。第1特定電圧V1は、入力交流電圧AC0のゼロクロスを検出するために予め定められた値である。第2特定電圧V2は、入力交流電圧AC0におけるサージノイズなどの電圧異常を検出するために予め定められた値であり、第1特定電圧Vよりも大きい値である。
例えば、検出回路62は、制御部1から入力される制御信号に応じて抵抗値が変更可能な可変抵抗素子を含むことが考えられる。この場合、変更処理部11は、検出回路62の前記可変抵抗素子の抵抗値を変更させることにより、前記特定電圧を第1特定電圧V1又は第2特定電圧V2となるように前記閾値電圧を変更する。
また、検出回路62は、前記特定電圧が第1特定電圧V1又は第2特定電圧V2となるように前記閾値電圧がそれぞれ設定された二つの検出回路と両波整流回路61の出力信号の入力先を前記二つの検出回路のいずれかに切り替えるスイッチとを備えることが考えられる。この場合、変更処理部11は、前記スイッチを切り替えることにより、前記特定電圧を第1特定電圧V1又は第2特定電圧V2となるように前記閾値電圧を変更する。なお、検出回路62は、前記特定電圧が変更可能であればこれらの構成に限らない。
そして、変更処理部11は、後述するように、画像形成装置10の動作モードが前記省電力モードである場合に、検出回路62に第1制御指示を入力して前記特定電圧を第1特定電圧V1に設定する。また、変更処理部11は、画像形成装置10の動作モードが前記通常モードである場合に、検出回路62に第2制御指示を入力して前記特定電圧を第2特定電圧V2に設定する。
これにより、前記特定電圧が第1特定電圧V1に設定されている場合には、図3に示されるように、入力交流電圧AC0の周波数に応じた周期で入力交流電圧AC0が第1特定電圧V1以下となるタイミングでHレベルの検出信号Zx0が出力される。また、前記特定電圧が第2特定電圧V2に設定されている場合には、図4に示されるように、入力交流電圧AC0に電圧異常が発生した場合にLレベルの検出信号Zx0が出力されることになる。
具体的に、画像形成装置10では、制御部1によって後述のモード切替処理(図5参照)及び異常検出処理(図6参照)が実行される。前記モード切替処理は、画像形成装置10の動作モードを省電力モードと通常モードとの間で切替えるための処理である。前記異常検出処理は、画像形成装置10に入力される入力交流電圧AC0の電圧異常を検出するための処理である。
前記省電力モードは、画像形成装置10の一部の機能が制限され、前記通常モードよりも消費電力が抑制された動作モードである。より具体的に、前記省電力モードは、電源装置5に設けられているコンデンサーの放電量が少なく、入力交流電圧AC0にサージノイズが含まれる場合に、そのサージノイズが前記コンデンサーの劣化に影響する可能性が高い動作モードである。例えば、前記省電力モードは、電源装置5から制御部1への給電は行われるが、電源装置5から画像形成部2への給電が停止され、画像形成部2による画像形成処理が実行できない動作モードである。なお、前記省電力モードでは、電源装置5から制御部1及び前記通信処理部への給電のみが行われてもよい。また、前記通常モードは、制御部1及び前記通信処理部などに加えて、画像形成部2及び給紙部3などに対する電源装置5からの給電も行われ、画像形成部2による画像形成処理が実行可能な動作モードである。
[モード切替処理]
まず、図5を参照しつつ、制御部1によって実行される前記モード切替処理について説明する。なお、前記モード切替処理は、画像形成装置10の電源投入後に制御部1によって実行される。また、画像形成装置10の電源投入時における当該画像形成装置10の動作モードは前記通常モードであり、前記特定電圧の初期値は第1特定電圧V1であるとする。
まず、図5を参照しつつ、制御部1によって実行される前記モード切替処理について説明する。なお、前記モード切替処理は、画像形成装置10の電源投入後に制御部1によって実行される。また、画像形成装置10の電源投入時における当該画像形成装置10の動作モードは前記通常モードであり、前記特定電圧の初期値は第1特定電圧V1であるとする。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記通常モードから前記省電力モードに移行させるか否かを判定する。例えば、変更処理部11は、画像形成装置10のアイドルタイムが予め定められた時間以上となった場合、又は、ユーザー操作による省電力モードへの移行要求を受け付けた場合などの移行条件が充足した場合に前記省電力モードに移行させると判定する。ここで、前記省電力モードに移行させると判定された場合は(S11:Yes)、処理がステップS12に移行し、前記省電力モードに移行させないと判定されている場合は(S11:No)、処理がステップS11で待機する。
ステップS11において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記通常モードから前記省電力モードに移行させるか否かを判定する。例えば、変更処理部11は、画像形成装置10のアイドルタイムが予め定められた時間以上となった場合、又は、ユーザー操作による省電力モードへの移行要求を受け付けた場合などの移行条件が充足した場合に前記省電力モードに移行させると判定する。ここで、前記省電力モードに移行させると判定された場合は(S11:Yes)、処理がステップS12に移行し、前記省電力モードに移行させないと判定されている場合は(S11:No)、処理がステップS11で待機する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記通常モードから前記省電力モードに移行させる。なお、ステップS12及びS13の処理は実行順序が逆であってもよい。
ステップS12において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記通常モードから前記省電力モードに移行させる。なお、ステップS12及びS13の処理は実行順序が逆であってもよい。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部1の変更処理部11は、前記特定電圧を第2特定電圧V2に設定する。具体的に、変更処理部11は、検出回路62に前記第2制御信号を入力して前記特定電圧が第2特定電圧V2に設定されるように、検出回路62における前記閾値電圧の値を変更する。これにより、検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0にサージノイズのように第2特定電圧V2を超える電圧異常が発生した場合に、Lレベルの検出信号Zx0を出力することになる(図4参照)。
ステップS13において、制御部1の変更処理部11は、前記特定電圧を第2特定電圧V2に設定する。具体的に、変更処理部11は、検出回路62に前記第2制御信号を入力して前記特定電圧が第2特定電圧V2に設定されるように、検出回路62における前記閾値電圧の値を変更する。これにより、検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0にサージノイズのように第2特定電圧V2を超える電圧異常が発生した場合に、Lレベルの検出信号Zx0を出力することになる(図4参照)。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記省電力モードから前記通常モードに移行させるか否かを判定する。例えば、変更処理部11は、画像形成装置10の前記操作表示部へのユーザー操作が行われた場合、又は、画像データの印刷指示を前記通信処理部が受信した場合などの復帰条件が充足した場合に前記通常モードに移行させると判定する。ここで、前記通常モードに移行させると判定された場合は(S14:Yes)、処理がステップS15に移行し、前記通常モードに移行させないと判定されている場合は(S14:No)、処理がステップS14で待機する。
ステップS14において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記省電力モードから前記通常モードに移行させるか否かを判定する。例えば、変更処理部11は、画像形成装置10の前記操作表示部へのユーザー操作が行われた場合、又は、画像データの印刷指示を前記通信処理部が受信した場合などの復帰条件が充足した場合に前記通常モードに移行させると判定する。ここで、前記通常モードに移行させると判定された場合は(S14:Yes)、処理がステップS15に移行し、前記通常モードに移行させないと判定されている場合は(S14:No)、処理がステップS14で待機する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記省電力モードから前記通常モードに移行させる。なお、ステップS15及びS16の処理は実行順序が逆であってもよい。
ステップS15において、制御部1の変更処理部11は、画像形成装置10を前記省電力モードから前記通常モードに移行させる。なお、ステップS15及びS16の処理は実行順序が逆であってもよい。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部1の変更処理部11は、前記特定電圧を第1特定電圧V1に設定する。具体的に、変更処理部11は、検出回路62に前記第1制御信号を入力して前記特定電圧が第1特定電圧V1に設定されるように、検出回路62における前記閾値電圧の値を変更する。これにより、検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0の周波数に応じた周期でHレベルの検出信号Zx0を出力することになる(図3参照)。
ステップS16において、制御部1の変更処理部11は、前記特定電圧を第1特定電圧V1に設定する。具体的に、変更処理部11は、検出回路62に前記第1制御信号を入力して前記特定電圧が第1特定電圧V1に設定されるように、検出回路62における前記閾値電圧の値を変更する。これにより、検出信号出力部6は、入力交流電圧AC0の周波数に応じた周期でHレベルの検出信号Zx0を出力することになる(図3参照)。
このように、画像形成装置10では、前記モード切替処理において、前記特定電圧を第1特定電圧V1及び第2特定電圧V2のいずれかに切り替える処理が制御部1の変更処理部11によって実行される。
[異常検出処理]
次に、図6を参照しつつ、制御部1によって実行される前記異常検出処理について説明する。なお、前記異常検出処理は、画像形成装置10の電源投入後に制御部1の異常処理部12によって実行される。即ち、前記異常検出処理は、前記モード切替処理と並行して実行される。
次に、図6を参照しつつ、制御部1によって実行される前記異常検出処理について説明する。なお、前記異常検出処理は、画像形成装置10の電源投入後に制御部1の異常処理部12によって実行される。即ち、前記異常検出処理は、前記モード切替処理と並行して実行される。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部1の異常処理部12は、画像形成装置10の動作モードが前記省電力モードであるか否かを判定する。なお、制御部1は、画像形成装置10の動作モードを示すモードフラグを前記主記憶装置などに記憶しており、ステップS21では、前記モードフラグに応じて画像形成装置10の現在の動作モードが判定可能である。ここで、前記動作モードが前記省電力モードである場合には(S21:Yes)、処理がステップS22に移行し、前記動作モードが前記省電力モードでない場合には(S21:No)、処理がステップS211に移行する。
ステップS21において、制御部1の異常処理部12は、画像形成装置10の動作モードが前記省電力モードであるか否かを判定する。なお、制御部1は、画像形成装置10の動作モードを示すモードフラグを前記主記憶装置などに記憶しており、ステップS21では、前記モードフラグに応じて画像形成装置10の現在の動作モードが判定可能である。ここで、前記動作モードが前記省電力モードである場合には(S21:Yes)、処理がステップS22に移行し、前記動作モードが前記省電力モードでない場合には(S21:No)、処理がステップS211に移行する。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部1の異常処理部12は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されているか否かを判定する。ここで、Lレベルの検出信号Zx0が出力されている場合には(S22:Yes)、処理がステップS23に移行し、Lレベルの検出信号Zx0が出力されていない場合には(S22:No)、処理がステップS21に戻される。
ステップS22において、制御部1の異常処理部12は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されているか否かを判定する。ここで、Lレベルの検出信号Zx0が出力されている場合には(S22:Yes)、処理がステップS23に移行し、Lレベルの検出信号Zx0が出力されていない場合には(S22:No)、処理がステップS21に戻される。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部1の異常処理部12は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されている時間の累積値を示す累積時間を更新する。即ち、ステップS23では、入力交流電圧AC0が前記特定電圧を超えている時間が前記累積時間としてカウントされる。前記累積時間は、制御部1の前記不揮発性メモリなどに記憶され、異常処理部12は、ステップS23において前記累積時間を所定値ずつ加算した値に更新する。また、異常処理部12は、予め設定されたタイミングで自動的に前記累積時間を0にリセットしてもよい。なお、異常処理部12は、画像形成装置10に対するリセット操作に応じて前記累積時間を0に自動的にリセットしてもよい。
ステップS23において、制御部1の異常処理部12は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されている時間の累積値を示す累積時間を更新する。即ち、ステップS23では、入力交流電圧AC0が前記特定電圧を超えている時間が前記累積時間としてカウントされる。前記累積時間は、制御部1の前記不揮発性メモリなどに記憶され、異常処理部12は、ステップS23において前記累積時間を所定値ずつ加算した値に更新する。また、異常処理部12は、予め設定されたタイミングで自動的に前記累積時間を0にリセットしてもよい。なお、異常処理部12は、画像形成装置10に対するリセット操作に応じて前記累積時間を0に自動的にリセットしてもよい。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部1の異常処理部12は、前記累積時間が予め設定された特定時間以上であるか否かを判定する。前記特定時間は、電源装置5内のコンデンサーの劣化への影響を考慮して予め定められる時間である。ここで、前記累積時間が前記特定時間以上である場合には(S24:Yes)、処理がステップS25に移行し、前記累積時間が前記特定時間以上でない場合には(S24:No)、処理がステップS21に戻される。なお、他の実施形態として、前記ステップS23〜S24に代えて、前記累積時間ではなく、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されたか否か、又は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力された回数が特定回数に達したか否かが判断されてもよい。
ステップS24において、制御部1の異常処理部12は、前記累積時間が予め設定された特定時間以上であるか否かを判定する。前記特定時間は、電源装置5内のコンデンサーの劣化への影響を考慮して予め定められる時間である。ここで、前記累積時間が前記特定時間以上である場合には(S24:Yes)、処理がステップS25に移行し、前記累積時間が前記特定時間以上でない場合には(S24:No)、処理がステップS21に戻される。なお、他の実施形態として、前記ステップS23〜S24に代えて、前記累積時間ではなく、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力されたか否か、又は、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力された回数が特定回数に達したか否かが判断されてもよい。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部1の異常処理部12は、電源スイッチ50を制御することにより、交流電源100から画像形成装置10への入力交流電圧AC0の供給を遮断する。これにより、電源装置5への入力交流電圧AC0の入力が停止するため、入力交流電圧AC0に含まれるサージノイズなどの電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーへの悪影響が抑制され、当該コンデンサーの劣化が抑制される。
ステップS25において、制御部1の異常処理部12は、電源スイッチ50を制御することにより、交流電源100から画像形成装置10への入力交流電圧AC0の供給を遮断する。これにより、電源装置5への入力交流電圧AC0の入力が停止するため、入力交流電圧AC0に含まれるサージノイズなどの電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーへの悪影響が抑制され、当該コンデンサーの劣化が抑制される。
また、他の実施形態として、ステップS25において、制御部1の異常処理部12は、入力交流電圧AC0に異常が発生している旨を示すメッセージ等を報知し、ユーザー操作に応じて交流電源100から画像形成装置10への入力交流電圧AC0の供給を遮断してもよい。
また、他の実施形態として、ステップS25において、異常処理部12が、画像形成装置10の動作モードを前記省電力モードから前記通常モードに移行させることも考えられる。この場合にも、電源装置5から画像形成部2などの負荷に対して給電が開始されることにより、入力交流電圧AC0に含まれるサージノイズなどの電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーへの悪影響が抑制され、当該コンデンサーの劣化が抑制される。
さらに、本実施形態では、前記累積時間に基づいて電源装置5内のコンデンサーへの影響の程度が判断される場合について説明するが、前記累積時間に代えて、入力交流電圧AC0における電圧異常の発生頻度に基づいて電源装置5内のコンデンサーへの影響の程度が判断されてもよい。より具体的に、制御部1の異常処理部12は、前記ステップS23において、予め設定された期間において、検出信号出力部6からLレベルの検出信号Zx0が出力された回数をカウントし、前記省電力モード時に入力交流電圧AC0が前記特定電圧を超える頻度を取得する。そして、異常処理部12は、前記ステップS24において、前記頻度が予め設定された特定頻度以上であるか否かを判定し、前記特定頻度以上であると判定した場合に、処理をステップS25に移行させる。この場合でも、電源装置5への入力交流電圧AC0の入力が停止するため、入力交流電圧AC0に含まれるサージノイズなどの電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーへの悪影響が抑制され、当該コンデンサーの劣化が抑制される。なお、この場合にも同様に、前記ステップS25において、異常処理部12が、画像形成装置10の動作モードを前記省電力モードから前記通常モードに移行させてもよい。
<ステップS211>
一方、画像形成装置10の動作モードが前記省電力モードでない場合(S21:No)、続くステップS211において、制御部1の異常処理部12は、予め設定された特定間隔で定期的にHレベルの検出信号Zx0が出力されているか否かを判定する。ここで、Hレベルの検出信号Zx0が前記特定間隔で出力されている場合には(S211:Yes)、処理がステップS21に戻され、Hレベルの検出信号Zx0が前記特定間隔で出力されていない場合には(S211:No)、処理がステップS212に移行する。
一方、画像形成装置10の動作モードが前記省電力モードでない場合(S21:No)、続くステップS211において、制御部1の異常処理部12は、予め設定された特定間隔で定期的にHレベルの検出信号Zx0が出力されているか否かを判定する。ここで、Hレベルの検出信号Zx0が前記特定間隔で出力されている場合には(S211:Yes)、処理がステップS21に戻され、Hレベルの検出信号Zx0が前記特定間隔で出力されていない場合には(S211:No)、処理がステップS212に移行する。
<ステップS212>
ステップS212において、制御部1の異常処理部12は、電源装置5からの直流電圧DC1の出力を停止させる。これにより、前記通常モードにおいて、電源装置5から出力される直流電圧DC1で駆動する各種の電気機器に対する悪影響が抑制される。
ステップS212において、制御部1の異常処理部12は、電源装置5からの直流電圧DC1の出力を停止させる。これにより、前記通常モードにおいて、電源装置5から出力される直流電圧DC1で駆動する各種の電気機器に対する悪影響が抑制される。
なお、他の実施形態として、ステップS212において、制御部1の異常処理部12は、電源装置5からの直流電圧DC1及びDC2の出力を共に停止させること、又は、電源スイッチ50を制御して入力交流電圧AC0の供給を遮断することも考えられる。
<ステップS213>
ステップS213において、制御部1の異常処理部12は、入力交流電圧AC0に電圧異常が発生している旨を示すメッセージ等を報知する。例えば、前記メッセージ等は、前記操作表示部によって表示出力又は音声出力される。
ステップS213において、制御部1の異常処理部12は、入力交流電圧AC0に電圧異常が発生している旨を示すメッセージ等を報知する。例えば、前記メッセージ等は、前記操作表示部によって表示出力又は音声出力される。
以上説明したように、画像形成装置10では、前記省電力モード時に入力交流電圧AC0に電圧異常が発生したことが検出信号Zx0に基づいて判断され、当該電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーへの悪影響が抑制される処理(ステップS25)が実行される。従って、前記省電力モード時に入力交流電圧AC0に生じ得る電圧異常に起因する電源装置5内のコンデンサーの劣化を抑制することができる。また、省電力モードにおける入力交流電圧AC0における電圧異常が検出信号出力回路6を用いて検出されるため、画像形成装置10のコストアップも抑制される。即ち、画像形成装置10では、検出信号出力回路6を、前記通常モードにおけるゼロクロス検出と前記省電力モードにおける電圧異常の検出とに併用することが可能である。
1 制御部
11 変更処理部
12 異常処理部
2 画像形成部
3 給紙部
4 排紙部
5 電源装置
6 検出信号出力部
61 両波整流回路
62 検出回路
10 画像形成装置
100 交流電源
11 変更処理部
12 異常処理部
2 画像形成部
3 給紙部
4 排紙部
5 電源装置
6 検出信号出力部
61 両波整流回路
62 検出回路
10 画像形成装置
100 交流電源
Claims (8)
- 入力される交流電圧を直流電圧に変換する電源装置と、
前記交流電圧の絶対値が特定電圧以下であるか否かを示す検出信号を出力する検出信号出力部と、
画像形成装置が省電力モードであるか否かに応じて前記特定電圧を変更可能な変更処理部と、
前記検出信号出力部から出力される前記検出信号に基づいて前記画像形成装置を制御する異常処理部と、
を備える画像形成装置。 - 前記変更処理部は、前記省電力モードでない場合に、前記交流電圧のゼロクロスを検出するために予め定められた第1特定電圧を前記特定電圧として設定し、前記省電力モードである場合に、前記第1特定電圧よりも高く前記交流電圧における電圧異常を検出するために予め定められた第2特定電圧を前記特定電圧として設定する、
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記検出信号出力部は、前記特定電圧を規定する可変抵抗素子を含み、
前記変更処理部は、前記可変抵抗素子の抵抗値の変更により前記特定電圧を変更する、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記検出信号出力部は、前記特定電圧が異なる値に設定された電気回路を少なくとも2つ含み、
前記変更処理部は、前記電気回路の切り替えにより前記特定電圧を切り替える、
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記異常処理部は、前記省電力モードにおける前記検出信号に基づいて、前記交流電圧が前記特定電圧を超えている時間の累積時間が特定時間以上であると判定した場合に、前記電源装置への前記交流電圧の供給を遮断する、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記異常処理部は、前記省電力モードにおける前記検出信号に基づいて、前記交流電圧が前記特定電圧を超える頻度が特定頻度以上であると判定した場合に、前記電源装置への前記交流電圧の供給を遮断する、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記異常処理部は、前記省電力モードにおける前記検出信号に基づいて、前記交流電圧が前記特定電圧を超えている時間の累積時間が特定時間以上であると判定した場合に、前記省電力モードから通常モードに復帰させる、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記異常処理部は、前記省電力モードにおける前記検出信号に基づいて、前記交流電圧が前記特定電圧を超える頻度が特定頻度以上であると判定した場合に、前記省電力モードから通常モードに復帰させる、
請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220936A JP2020086147A (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018220936A JP2020086147A (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020086147A true JP2020086147A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70907831
Family Applications (1)
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JP2018220936A Pending JP2020086147A (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020086147A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020116470A (ja) * | 2020-05-15 | 2020-08-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2018
- 2018-11-27 JP JP2018220936A patent/JP2020086147A/ja active Pending
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