JP2018019564A - 電動工具用モータにおけるコイルの形成方法、電動工具 - Google Patents

電動工具用モータにおけるコイルの形成方法、電動工具 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイヤの径に応じた複数のインシュレータを用意しなくても異なるワイヤの径に対応して巻回可能とする。【解決手段】径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、ステータコアに組み付けられ、各ティースに沿って突出する複数の絶縁部40を有する前インシュレータ33と、各ティースに絶縁部40ごと巻回されたマグネットワイヤWによって形成された複数のコイル35とを含んでなるブラシレスモータにおいて、前インシュレータ33の各絶縁部40の上面に、巻回されるマグネットワイヤWの張力により変形可能な変形リブ54を予め設け、マグネットワイヤWを変形リブ54に巻回して変形リブ54をマグネットワイヤWの外形に合わせて変形させながらコイル35を形成する。【選択図】図8

Description

本発明は、インパクトドライバ等の電動工具に用いられる巻線形のモータにおいて、ステータにコイルを形成する方法と、電動工具とに関する。
インパクトドライバ等の電動工具においては、ブラシレスモータを駆動源として用いたものが知られている。ブラシレスモータは、特許文献1に示すように、軸方向の前後端面に樹脂製のインシュレータ(絶縁部材)を備えて複数のコイルが巻回されるステータと、回転軸を有するロータとを備える。コイルは、ステータに設けたT字状のティースと、インシュレータに設けたティースと同形状の絶縁部との外周に沿ってマグネットワイヤを複数回巻回することで形成されている。
特開2008−54391号公報
このようなブラシレスモータにおいて、インシュレータの絶縁部の表面には、マグネットワイヤと同径のU字溝を連続形成して、U字溝に合わせてマグネットワイヤを巻回することでマグネットワイヤを整列させている。
しかし、巻回するマグネットワイヤの径が異なると、単一径のU字溝を有する絶縁部では対応できないため、マグネットワイヤの径に応じたU字溝を有する複数のインシュレータを用意する必要があり、コスト高となって管理の手間も生じる。また、U字溝に合わせるためにマグネットワイヤの巻回設備に高い巻き精度が要求されるため、調整に時間と手間もかかってしまう。
そこで、本発明は、ワイヤの径に応じた複数のインシュレータを用意しなくても異なるワイヤの径に対応して巻回可能で、且つ巻き精度が高くなくてもマグネットワイヤを整列して巻回させることができる電動工具用モータにおけるコイルの形成方法及び電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、ステータコアに組み付けられ、各ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各ティースに絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなる電動工具用モータにおいて、コイルを形成する方法であって、
インシュレータの各絶縁部におけるワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回されるワイヤの張力により変形可能な変形部を予め設け、ワイヤを変形部に巻回して変形部をワイヤの外形に合わせて変形させながらコイルを形成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、変形部は、絶縁部の突出方向に沿って立設された変形リブであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、変形リブは、絶縁部の幅方向に所定間隔をおいて一対立設されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3の構成において、変形リブは、ワイヤの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1の構成において、変形部は、巻回面上に設けられた薄肉部であることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、ステータコアに組み付けられ、各ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各ティースに絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
インシュレータの各絶縁部におけるワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回されるワイヤの張力により変形可能な変形部が設けられており、変形部におけるワイヤの巻回部分が、ワイヤの外形に合わせて変形した状態でコイルが形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、ステータコアに組み付けられ、各ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各ティースに絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
インシュレータの各絶縁部におけるワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回されるワイヤの張力により変形可能な変形リブが、絶縁部の突出方向に沿って立設されており、変形リブにおけるワイヤの巻回部分が、ワイヤの外形に合わせて変形した状態でコイルが形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7の構成において、変形リブは、絶縁部の幅方向に所定間隔をおいて一対立設されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9に記載の発明は、径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、ステータコアに組み付けられ、各ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各ティースに絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
インシュレータの各絶縁部におけるワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回されるワイヤの張力により変形可能な変形部が、ワイヤの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように設けられており、変形部におけるワイヤの巻回部分が、ワイヤの外形に合わせて変形した状態でコイルが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤの径に応じた複数のインシュレータを用意しなくても、1つのインシュレータのみで異なるワイヤの径に対応して巻回可能となる。また、ワイヤの径にかかわらず変形部に食い付くため、巻き精度が高くなくてもワイヤを整列して巻回させることができる。
インパクトドライバの側面図である。 インパクトドライバの正面図である。 図2のA−A線断面図である。 (A)(B)はステータの上方からの斜視図である。 ステータの説明図で、(A)は平面、(B)は側面、(C)は底面、(D)は正面をそれぞれ示す。 前インシュレータの斜視図である。 前インシュレータの説明図で、(A)は平面、(B)は側面、(C)は底面、(D)は正面をそれぞれ示す。 (A)は図7のB−B線断面図、(B)はD部拡大図である。 (A)は図7のC−C線断面図、(B)はE部拡大図である。 前インシュレータの変更例の説明図で、(A)は斜視、(B)は平面、(C)は側面をそれぞれ示す。 (A)は図10のF−F線断面図、(B)はG部拡大図である。 前インシュレータの変更例の斜視図である。 前インシュレータの変更例の説明図で、(A)は平面、(B)は側面、(C)は正面をそれぞれ示す。 (A)は図13のH−H線断面図、(B)はJ部拡大図である。 (A)は図13のI−I線断面図、(B)はK部拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるインパクトドライバの側面図、図2は正面図、図3は図2のA−A線断面図である。
インパクトドライバ1は、中心軸を前後方向とする本体部2と、その本体部2から下方へ突出するグリップ部3とを有し、グリップ部3の下端に設けたバッテリー装着部4には、電源となるバッテリーパック5が装着されている。グリップ部3の上部には、トリガ7を前方に突出させたスイッチ6が収容されて、バッテリー装着部4には、バッテリーパック5と電気的に接続される端子台8と、マイコン等を搭載した制御回路基板10を有するコントローラ9とが設けられると共に、回転数を変更操作する押しボタン及びバッテリーの残容量の表示部を有するスイッチパネル11が設けられている。12はストラップ、12aは、バッテリー装着部4の左側面にネジ止めされる吊り下げ用フックである。
本体部2には、後方から、電動工具用モータとしてのブラシレスモータ13、ハンマケース14の順で収容されている。ハンマケース14の内部には、ブラシレスモータ13の回転軸15の回転を減速する遊星歯車減速機構16と、その遊星歯車減速機構16によって減速回転するスピンドル17と、スピンドル17の回転に打撃動作を付加する打撃機構18と、最終出力軸となるアンビル19とが内設されて、アンビル19が本体部2の前端から前方へ突出している。アンビル19の先端には、ビットを着脱するためのスリーブ20が設けられ、スリーブ20の後方でハンマケース14の前部には、樹脂製のカバー21及びゴム製のバンパ22がそれぞれ外装されている。
本体部2の後半部は、ブラシレスモータ13を収容してグリップ部3と一体となる筒状のモータハウジング23を有しており、このモータハウジング23とグリップ部3とは、左右一対の半割ハウジングHR,HLを複数のネジ24,24・・によって組み付けて形成されている。モータハウジング23の後端には、側面に排気口26,26・・を形成したキャップ状のリヤカバー25が、いんろう結合と後方からの図示しないネジとにより取り付けられている。リヤカバー25の前方でモータハウジング23の側面には、吸気口27,27・・が形成されている。28は、スイッチ6とハンマケース14との間に設けられたモータ正逆切替レバー、29はその前方に設けられてアンビル19の前方を照射するLEDである。
ブラシレスモータ13は、ステータ30とロータ31とを有するインナロータ型である。まずステータ30は、図4,5にも示すように、ステータコア32と、ステータコア32の前後に設けられる前インシュレータ33及び後インシュレータ34と、前インシュレータ33及び後インシュレータ34を介してステータコア32にマグネットワイヤを巻回して形成される複数(ここではU相、V相、W相の各相一対ずつで計6つ)のコイル35,35・・と、前インシュレータ33に取り付けられるセンサ回路基板36とを有している。但し、図4,5は、各コイル35の形成前で且つセンサ回路基板36の取付前の状態を示している。
ステータコア32は、複数の鋼板を積層してなり、内周には、軸心側へ向けて6つのT字状のティース37,37・・が等間隔で突設されて、各ティース37,37の間に6つのスロット38,38・・を形成している。
前インシュレータ33は、図6,7にも示すように、外径がステータコア32と略同径となる樹脂製のリング部39と、そのリング部39の内周側で半径方向に形成され、各ティース37の前面に位置する6つの正面視T字状の絶縁部40,40・・とを備えている。各絶縁部40の先端には、リング部39の中心から見た正面視で台形状に立ち上がり、ロータ31の外形に沿って湾曲する立ち上げ部41が一体に形成されている。前インシュレータ33の背面には、周方向に隣接する絶縁部40,40の内縁と立ち上げ部41の左右両端、そしてリング部39の内縁とに亘って、各スロット38に嵌合する6つの嵌合リブ42,42・・が形成されている。
また、リング部39の前面には、センサ回路基板36をネジ止めするための3つのネジボス43,43・・が、正三角形の頂点に位置する格好で周方向に等間隔で突設され、各ネジボス43,43の間には、後述するヒュージング端子46A〜46Cの挟持部47,48を保持する3つの保持部44,44・・が立設されている。さらに、リング部39の下部には、下向きに突出する連結片45が一体形成されている。
リング部39の前面には、各相のコイル35に電源線となるリード線を接続するための3つのヒュージング端子46A〜46Cが設けられている。このうち左右のヒュージング端子46A,46Cは、リング部39に沿って円弧状に延びると共に、下端が下方へ折曲して連結片45の左右外側に沿って延びて、連結片45に折り曲げ係止されている。各ヒュージング端子46A,46Cの上端には、保持部44に保持され、リード線を挟持してヒュージングするための挟持部47がそれぞれ設けられている。
中央のヒュージング端子46Bは、連結片45の中央に位置する保持部44に保持される挟持部48を上端に有して連結片45の中央部に沿って延び、下端が連結片45に折り曲げ係止されている。
連結片45の前面には、各ヒュージング端子46A〜46Cの間を仕切る仕切リブ49,49が立設されて、仕切リブ49で仕切られる各部位には、各ヒュージング端子46A〜46Cに対応するナット50,50・・がそれぞれ埋め込まれている。
この連結片45に、制御回路基板10から配線されて各ヒュージング端子46A〜46に対応するリード線52をはんだ付けした側面視コ字状の端子ユニット51(図3)が、下方から挟み込むように組み付けられる。この状態で、端子ユニット51と連結片45とが、各ヒュージング端子46A〜46Cを貫通して各ナット50にねじ込まれるネジ53,53・・によって結合され、電気的接続される。
そして、前インシュレータ33の各絶縁部40において、コイル35を形成するマグネットワイヤが巻回される巻回面である前面には、変形部としての一対の変形リブ54,54が設けられている。この変形リブ54は、図8,9にも示すように、絶縁部40の幅方向の両端において、絶縁部40の根元からやや立ち上げ部41側へ離れた位置から立ち上げ部41に当接するまで同じ高さで絶縁部40と平行に延びる突条で、両変形リブ54,54の間には、絶縁部40の肉厚を変形リブ54,54の外側部分よりも薄くする凹溝55が形成されている。また、各変形リブ54の断面形状は、互いの外側の上端では稜線(エッジ)が表れる角部56となり、互いの内側の上端では稜線が表れないR部57となっている。
後インシュレータ34も、図5(C)に示すように、外径がステータコア32と略同径となる樹脂製のリング部58と、そのリング部58の内周側で半径方向に形成され、ステータコア32の各ティース37の後面に位置する6つの絶縁部59,59・・とを備えている。各絶縁部59の先端には、リング部58の中心から見た正面視で台形状に立ち上がり、ロータ31の外形に沿って湾曲する立ち上げ部60が一体に形成されている。後インシュレータ34の背面には、周方向に隣接する絶縁部59,59の内縁と立ち上げ部60の左右両端、そしてリング部58の内縁とに亘って、各スロット38に嵌合する6つの嵌合リブ61,61・・が形成されている。よって、各ティース37は、ロータ31に対向する中心側の端面を除いて前後インシュレータ33,34によって覆われることになる。
ここに巻回されるコイル35,35・・は、U相,V相,W相を対角線上で一対ずつ巻回してなり、隣接する相間を繋ぐ渡り線は、前インシュレータ33側に配線されて、各ヒュージング端子46A〜46Cの挟持部47,48に挟持される。また、各相の一対のコイル35,35間を繋ぐ渡り線は、後インシュレータ34側に配線される。後インシュレータ34のリング部58には、渡り線をガイドするガイド壁62が立設されている。
ここで、ステータ30での各コイル35の形成方法について説明する。
図8(B)に示すように、マグネットワイヤWの一巻き目W1は、前インシュレータ33の絶縁部40の根元で変形リブ54,54の外側から巻回される。すなわち、変形リブ54,54が一巻き目W1の位置決めとなっている。そして、マグネットワイヤWの二巻き目W2からは変形リブ54,54の上側を横切る格好で巻回され、そこから隣接して三巻き目W3,四巻き目W4・・が順番に立ち上げ部41へ向かって巻回される。変形リブ54,54は、前インシュレータ33の成形時では突条のままであるが、マグネットワイヤWが所定の張力で巻回されることで、マグネットワイヤWが変形リブ54,54を塑性変形させて変形リブ54,54に食い付く。
よって、立ち上げ部41に到達するまでの一段目のマグネットワイヤWを巻回した状態では、変形リブ54,54の上面には、マグネットワイヤWの外形に合わせたU字溝63,63・・が連続形成される。この巻回の際、変形リブ54の外側には角部56が形成されているので、マグネットワイヤWからの荷重が集中して変形リブ54に加わりやすく、位置ズレすることなく塑性変形させることができる。二段目以降の巻回を行う場合は、立ち上げ部41側から一段目のマグネットワイヤWの上側へ順番に巻回していく。
こうしてマグネットワイヤWを巻回した状態では、図9(B)に示すように、絶縁部40の凹溝55との間に半径方向に延びる通気空間Sが形成される。
センサ回路基板36は、前インシュレータ33のリング部39と略同じ外径を有して中心に貫通孔を形成した円板状で、後面に3つの回転検出素子64,64・・を備えて、前インシュレータ33のネジボス43に前方からネジ65,65・・によって固定される。これと同時にセンサ回路基板36とネジボス43との間に位置するヒュージング端子46A,46Cもネジ止めされる。下端には、連結片45と同じ位相で下向きに突出し、回転検出素子64の信号線が引き出される接続部66(図3)が設けられている。
ロータ31は、軸心に位置する回転軸15と、回転軸15の周囲に配置される筒状のロータコア67と、ロータコア67の外側に配置され、筒状で周方向に極性を交互に変えた永久磁石68,68と、これらの前側において放射状に配置された複数のセンサ用永久磁石69,69とを有する。回転軸15の前端には、ピニオン70が取り付けられてその後方には軸受71が組み付けられ、回転軸15の後端には、遠心ファン72が取り付けられてその後方に軸受73が組み付けられて、軸受73がリヤカバー25に保持されている。
一方、回転軸15の前端は、ブラシレスモータ13の前方でモータハウジング23に保持されたベアリングリテーナ74を貫通して前方へ突出し、軸受71がベアリングリテーナ74に保持されている。ベアリングリテーナ74の前面周縁には、外周に雄ネジ部を形成したリング壁75が前方へ向けて突設されて、このリング壁75にハンマケース14の後端がねじ込まれてハンマケース14の後部が閉塞される。ハンマケース14は、前半部が先細りとなる金属製の筒状体で、前端には前筒部76が形成されて、モータハウジング23の内面と係合して回り止めされている。
また、ベアリングリテーナ74の前部では、軸受77を介してスピンドル17の後端が軸支されている。このスピンドル17は、後部に中空で円盤状のキャリア部78を有し、後面から軸心に形成した有底孔79内に、回転軸15のピニオン70を突出させている。
遊星歯車減速機構16は、内歯を有するインターナルギヤ80と、インターナルギヤ80に噛み合う外歯を有する3つのプラネタリーギヤ81,81・・と、を含む。インターナルギヤ80は、前部外周側に大径部82を有し、この大径部82がハンマケース14の内周面に係合して回り止めされると共に、リング壁75とハンマケース14の内周に設けた段部83との間で軸方向の移動が規制される。84は、リング壁75の内側でインターナルギヤ80の後端とベアリングリテーナ74の前面との間に介在されてインターナルギヤ80とベアリングリテーナ74との間をシールすると共に、インターナルギヤ80からベアリングリテーナ74への衝撃も緩和するOリングである。
プラネタリーギヤ81は、ピン85によってキャリア部78内で回転可能に支持されて、回転軸15のピニオン70と噛合している。
打撃機構18は、スピンドル17に外装されるハンマ86と、そのハンマ86を前方へ付勢するコイルバネ87とを含む。まずハンマ86は、前面に一対の爪(図示略)を有し、内面に形成した外側カム溝と、スピンドル17の表面に形成した内側カム溝とに跨がって嵌合されるボール88,88を介してスピンドル17と結合されている。また、ハンマ86の後面には、リング状の溝89が形成されて、ここにコイルバネ87の前端が挿入されている。コイルバネ87の後端は、キャリア部78の前面に当接している。
アンビル19は、ハンマケース14の前筒部76に保持された軸受90によって軸支されて、後端には、ハンマ86の爪と回転方向で係合する一対のアーム91,91が形成されている。アーム91の前方で前筒部76の後面内周側には、リング状の突条92が突設され、その突条92の外側に、アーム91を受ける樹脂製のワッシャ93が嵌合されている。
また、アンビル19の後面軸心には、嵌合孔94が形成されて、ここにスピンドル17の前端が同軸で挿入されている。スピンドル17には、有底孔79をハンマ86の内周面と連通させる半径方向の第1連通孔95,95が形成され、軸心には、有底孔79を嵌合孔94と連通させる第2連通孔96が形成されて、有底孔79内のグリスをハンマ86の内周面及び嵌合孔94内に供給可能としている。
以上の如く構成されたインパクトドライバ1において、ブラシレスモータ13のステータ30は、本体部2と同軸で連結片45を下にした姿勢でロータ31と共にモータハウジング23内に組み付けられる。よって、連結片45に端子ユニット51を介して接続されるリード線52は、スイッチ6の後方で下向きに配線されてグリップ部3内を通って制御回路基板10へ接続されることになる。ここではリード線52とセンサ回路基板36とは共にネジ止めされるので、モータハウジング23への組み付けの際に同時にネジ止め作業が可能となり、コイル35のヒュージングさえしておけば、前もってリード線52をはんだ付け等する作業が不要となる。
なお、コイル35の通電のスイッチングを行うスイッチング素子は、制御回路基板10に搭載されており、制御回路基板10からセンサ回路基板36の接続部66へ接続される信号線も、接続部66からスイッチ6の後方を通ってグリップ部3内を引き回される。
このインパクトドライバ1では、トリガ7を押し込んでスイッチ6をONさせると、リード線52を介してブラシレスモータ13に給電されて回転軸15が回転する。すなわち、コントローラ9の制御回路基板10が、センサ回路基板36の回転検出素子64から出力されるロータ31のセンサ用永久磁石69の位置を示す回転検出信号を得てロータ31の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ30の各コイル35に対し順番に電流を流すことでロータ31を回転軸15と共に回転させる。
すると、ピニオン70と噛合するプラネタリーギヤ81がインターナルギヤ80内で公転運動し、キャリア部78を介してスピンドル17を減速して回転させる。よって、ハンマ86も回転して爪が係合するアーム91,91を介してアンビル19を回転させ、ビットによるネジ締めを可能とする。ネジ締めが進んでアンビル19のトルクが高まると、ハンマ86が、ボール88,88をスピンドル17の内側カム溝に沿って転動させながらコイルバネ87の付勢に抗して後退する。爪がアーム91,91から離れると、コイルバネ87の付勢と内側カム溝の案内とにより、ハンマ86は前進しながら回転して爪を再びアーム91,91に係合させ、アンビル19に回転打撃力(インパクト)を発生させる。この繰り返しによってさらなる締め付けが可能となる。
そして、回転軸15の回転に伴って遠心ファン72が回転すると、前側の吸気口27から取り込まれた空気がブラシレスモータ13を通過して冷却した後、後側の排気口26から排出される。このブラシレスモータ13を通過する際、吸気口27から進入した空気は、センサ回路基板36の外側と内側の貫通孔内とを通ってステータ30内に至り、ステータ30とロータ31との間と、コイル35,35間のスロット38とを通って遠心ファン72に至るため、コイル35も冷却することができる。
ここでは、前インシュレータ33の各絶縁部40において、マグネットワイヤWと絶縁部40の凹溝55との間に通気空間Sが形成されているので、ステータ30とロータ31との間を通過する空気が通気空間Sにも進入する。よって、コイル35をより効果的に冷却することができる。
このように、上記形態のブラシレスモータ13におけるコイル35の形成方法及びインパクトドライバ1によれば、前インシュレータ33の各絶縁部40におけるマグネットワイヤWの巻回面の一部に、巻回されるマグネットワイヤWの張力により変形可能な変形部(変形リブ54,54)を予め設け、マグネットワイヤWを変形リブ54,54に巻回して変形リブ54,54をマグネットワイヤWの外形に合わせて変形させながらコイル35を形成しているので、マグネットワイヤWの径に応じた複数の前インシュレータ33を用意しなくても、1つの前インシュレータ33のみで異なるマグネットワイヤWの径に対応して巻回可能となる。また、マグネットワイヤWの径にかかわらず変形リブ54に食い付くため、巻き精度が高くなくてもマグネットワイヤWを整列して巻回させることができる。
特にここでは、変形部を、絶縁部40の突出方向に沿って立設された変形リブ54としているので、マグネットワイヤWの張力によって塑性変形する変形部を簡単に形成することができる。
また、変形リブ54を、絶縁部40の幅方向に所定間隔をおいて一対立設しているので、巻回されるマグネットワイヤWを確実に食い付かせて整列させることができる。
なお、変形リブは、上記形態では全長に亘って同じ高さとしているが、図10,11に示すように、立ち上げ部41の手前から立ち上げ部41へ向かって徐々に高くなる傾斜部97を連続状に形成してもよい。
このように、変形リブ54を、マグネットワイヤWの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように形成すれば、絶縁部40と立ち上げ部41との接続部分の面積が増加し、立ち上げ部41がロータ31側へ倒れる方向への変形を防止することができる。また、傾斜部97に巻回された一段目のマグネットワイヤWの終わり際(図11(B)での八巻き目W8及び九巻き目W9)が徐々に高い位置で変形リブ54に食い付くことになるため、二段目に巻回したマグネットワイヤWの始まり際(十巻き目W10)が立ち上げ部41から離れた位置から巻回される。よって、立ち上げ部41がロータ31側へ倒れる方向への荷重を低減することができる。この傾斜部97は湾曲状でなく平面状に傾斜させてもよい。
また、変形部はリブ形状に限らず、図12〜15に示すように、絶縁部40の上面に所定厚さで形成された薄肉部98としてもよい。この薄肉部98は、マグネットワイヤWの張力で変形するように、前インシュレータ33と同じ樹脂材料でなく、塑性変形し易い樹脂材料が採用される。この場合、両樹脂材料を組み合わせて一度に射出成形(多色射出成形)したり、予め成形した前インシュレータ33の絶縁部40の表面に、別体で成形したシート状の薄肉部98を接着したりすることが考えられる。この薄肉部98においても、立ち上げ部41の手前から立ち上げ部41へ向かって徐々に高くなる傾斜部99が形成されている。
この場合も図14(B)に示すように、マグネットワイヤWの一巻き目W1は、前インシュレータ33の絶縁部40の根元で薄肉部98の外側から巻回されて位置決めされる。そして、二巻き目W2からは薄肉部98の上側を横切る格好で巻回され、そこから隣接して三巻き目W3,四巻き目W4・・が順番に立ち上げ部41へ向かって巻回される。こうしてマグネットワイヤWが所定の張力で巻回されることで、マグネットワイヤWが薄肉部98を塑性変形させて薄肉部98の全周に亘って食い付く。よって、立ち上げ部41に到達するまでの一段目のマグネットワイヤWを巻回した状態では、薄肉部98の上面には、マグネットワイヤWの外形に合わせたU字溝100,100・・が連続形成される。
このように、変形部を、絶縁部40の巻回面上に設けられた薄肉部98とすれば、マグネットワイヤWが食い付く面積が多くなるため、食い付き後の位置ずれが生じにくく、安定した整列状態が得られる。
また、ここでも薄肉部98を、マグネットワイヤWの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように傾斜部99を形成しているので、傾斜部99に巻回された一段目のマグネットワイヤWの終わり際(図14(B)での八巻き目W8及び九巻き目W9)が徐々に高い位置で薄肉部98に食い付くことになり、二段目に巻回したマグネットワイヤWの始まり際(十巻き目W10)が立ち上げ部41から離れた位置から巻回される。よって、立ち上げ部41がロータ31側へ倒れる方向への荷重を低減することができる。勿論傾斜部99によって立ち上げ部41も補強される。この傾斜部99も湾曲状でなく平面状に傾斜させてもよい。傾斜部99を省略することもできる。
そして、変形部は、変形リブの場合、一対でなく3本以上としたり、逆に絶縁部の中央に1本のみとしたりすることもできるし、ワイヤの巻回面であれば絶縁部の前面に限らず、側面に変形リブを設けることもできる。この場合、前面と側面との両方に変形リブを設けることもできる。変形リブの形状も、両端が角部やR部であってもよいし、断面形状が三角形状や台形状等の他の形状であってもよい。薄肉部の場合、幅を狭くしても差し支えないし、逆にワイヤの巻回面の全面に設けてもよい。
また、ワイヤの一巻き目も、変形部の外からでなく、変形部から巻くようにしてもよい。
さらに、上記形態や変更例では、変形部を前インシュレータのみに設けているが、後インシュレータのみに設けてもよいし、前インシュレータと後インシュレータとのそれぞれの絶縁部に変形部を設けても差し支えない。勿論絶縁部の数はステータのティースに合わせて適宜増減可能である。
その他、センサ回路基板は前後逆に設けてもよいし、リード線との接続もステータの後側や側方で行ってもよい。また、電動工具用モータとしてはインナロータ型のブラシレスモータに限らず、アウタロータ型のブラシレスモータであってもよいし、ブラシレスモータに限らず、整流子モータ等の他の巻線形のモータであっても本発明は適用可能である。
さらに、電動工具としてはインパクトドライバに限らず、ドライバドリル、ハンマドリルやグラインダ等の他の工具であっても本発明は適用可能である。
1・・インパクトドライバ、2・・本体部、3・・グリップ部、5・・バッテリーパック、9・・コントローラ、10・・制御回路基板、13・・ブラシレスモータ、14・・ハンマケース、15・・回転軸、16・・遊星歯車減速機構、17・・スピンドル、18・・打撃機構、19・・アンビル、23・・モータハウジング、30・・ステータ、31・・ロータ、32・・ステータコア、33・・前インシュレータ、34・・後インシュレータ、35・・コイル、36・・センサ回路基板、37・・ティース、39,58・・リング部、40,59・・絶縁部、41,60・・立ち上げ部、42,61・・嵌合リブ、54・・変形リブ,55・・凹溝、56・・角部、57・・R部、63,100・・U字溝、86・・ハンマ、87・・コイルバネ、97,99・・傾斜部、98・・薄肉部、S・・通気空間。

Claims (9)

  1. 径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、前記ステータコアに組み付けられ、各前記ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各前記ティースに前記絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなる電動工具用モータにおいて、前記コイルを形成する方法であって、
    前記インシュレータの各前記絶縁部における前記ワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回される前記ワイヤの張力により変形可能な変形部を予め設け、前記ワイヤを前記変形部に巻回して前記変形部を前記ワイヤの外形に合わせて変形させながら前記コイルを形成することを特徴とする電動工具用モータにおけるコイルの形成方法。
  2. 前記変形部は、前記絶縁部の突出方向に沿って立設された変形リブであることを特徴とする請求項1に記載の電動工具用モータにおけるコイルの形成方法。
  3. 前記変形リブは、前記絶縁部の幅方向に所定間隔をおいて一対立設されることを特徴とする請求項2に記載の電動工具用モータにおけるコイルの形成方法。
  4. 前記変形リブは、前記ワイヤの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動工具用モータにおけるコイルの形成方法。
  5. 前記変形部は、前記巻回面上に設けられた薄肉部であることを特徴とする請求項1に記載の電動工具用モータにおけるコイルの形成方法。
  6. 径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、前記ステータコアに組み付けられ、各前記ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各前記ティースに前記絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
    前記インシュレータの各前記絶縁部における前記ワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回される前記ワイヤの張力により変形可能な変形部が設けられており、前記変形部における前記ワイヤの巻回部分が、前記ワイヤの外形に合わせて変形した状態で前記コイルが形成されていることを特徴とする電動工具。
  7. 径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、前記ステータコアに組み付けられ、各前記ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各前記ティースに前記絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
    前記インシュレータの各前記絶縁部における前記ワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回される前記ワイヤの張力により変形可能な変形リブが、前記絶縁部の突出方向に沿って立設されており、前記変形リブにおける前記ワイヤの巻回部分が、前記ワイヤの外形に合わせて変形した状態で前記コイルが形成されていることを特徴とする電動工具。
  8. 前記変形リブは、前記絶縁部の幅方向に所定間隔をおいて一対立設されていることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
  9. 径方向に突出する複数のティースを有するステータコアと、前記ステータコアに組み付けられ、各前記ティースに沿って突出する複数の絶縁部を有するインシュレータと、各前記ティースに前記絶縁部ごと巻回されたワイヤによって形成された複数のコイルとを含んでなるモータを駆動源とする電動工具であって、
    前記インシュレータの各前記絶縁部における前記ワイヤの巻回面の少なくとも一部に、巻回される前記ワイヤの張力により変形可能な変形部が、前記ワイヤの整列方向へ進むに従って徐々に肉厚となるように設けられており、前記変形部における前記ワイヤの巻回部分が、前記ワイヤの外形に合わせて変形した状態で前記コイルが形成されていることを特徴とする電動工具。
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