JP7149994B2 - インパクト工具 - Google Patents
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Description
前記ステータの内方に配置され、回転子鉄心と、前記回転子鉄心に保持される永久磁石と、を有するロータと、
前記ロータに固定されて前後方向に延びる回転軸と、
前記回転軸と一体回転するファンと、を有するブラシレスモータと、
前記回転軸の回転に伴って回転するスピンドルと、
前記スピンドルの回転に伴って回転するハンマと、
前記ハンマによって回転方向に打撃されるアンビルと、
前記スピンドル及び前記アンビルを収容するハンマケースと、
前記ブラシレスモータ及び前記ハンマケースを保持する左右ハウジングと、
前記左右ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、
前記左右ハウジングを組み付けるための第1のネジと、
前記左右ハウジングに設けられ、前記第1のネジによるネジ止め用の第1のネジボスと、を含み、
前記第1のネジボスの下面には、面取部が形成されており、
前記面取部は、前記ファンの上端、前記絶縁部材の上端、前記固定子鉄心の上端よりも上方に位置しており、
前記左右ハウジングの上端は、前記面取部の上方に配置されており、前記ハンマケースの上端は、前記左右ハウジングの上端よりも下方に配置されて、
前記第1のネジボスは、側面視で前記固定子鉄心と前記ファンの羽根との間に配置されていると共に、前記ステータと前記ファンの羽根との前後方向の間隔は、前記面取部の前後方向の幅よりも小さくなっていることを特徴とする。
図1は、電動工具の一例であるインパクトドライバの側面図、図2は正面図、図3は拡大平面図、図4は中央縦断面図、図5は図1のA-A線拡大断面図である。
インパクトドライバ1は、中心軸を前後方向とする本体部2と、その本体部2から下方へ突出するグリップ部3とを有し、グリップ部3の下端に設けたバッテリー装着部4には、電源となるバッテリーパック5が装着されている。グリップ部3の上部には、トリガ7を前方に突出させたスイッチ6が収容されて、スイッチ6の上側に、モータの正逆切替レバー8が設けられている。バッテリー装着部4には、端子板10を備えた端子台9と、マイコンやスイッチング素子等を搭載した制御回路基板12を有するコントローラ11とが設けられる。また、バッテリー装着部4の上面には、トルクや打撃力を切替操作する操作部としてのボタンスイッチ14と、現在のトルクや打撃力、バッテリーパック5の残容量を表示する表示部15とを備えたスイッチパネル13が設けられている。
このステータ38の外径は、10.8Vの定格電圧で使用される電動工具用のブラシレスモータと同じ38mmであるが、コイル43は、18Vの定格電圧に対応させて、線径を細く且つ巻数を多くしている。このステータ38の外径とネジボス35の形状と相俟って、エラストマ37を含むモータハウジング31の最大径は55mmに抑えられている。
遊星歯車減速機構24は、内歯を有するインターナルギヤ60と、インターナルギヤ60に噛み合う外歯を有する3つのプラネタリーギヤ61,61・・と、を含む。インターナルギヤ60は、前部外周側に大径部62を有し、この大径部62がハンマケース23の内周面に係合して回り止めされると共に、リング壁55とハンマケース23の内周に設けた段部63との間で軸方向の移動が規制される。プラネタリーギヤ61は、ピン64によってキャリア部58内で回転可能に支持されて、ピニオン49と噛合している。
アンビル27は、ハンマケース23の前筒部56に保持された軸受70によって軸支されて、後端には、ハンマ65の爪67,67と回転方向で係合する一対のアーム71,71が形成されている。軸受70の後面には、前筒部56の後面を越えてアーム71に近接する突条72が突設され、その突条72の外側に、アーム71を受ける樹脂製のワッシャ73が嵌合されている。また、スピンドル25の前面軸心には、嵌合孔74が形成されて、ここにアンビル27の後端が同軸で挿入されている。
この装着状態では、図2,3に示すように、平面視でモータハウジング31の両側に、モータハウジング31よりも左右幅の大きいバッテリーパック5の両側が突出している。このとき、エラストマ37を含むモータハウジング31の最大幅WMとバッテリーパック5の最大幅WBとの比、WM/WBは、約0.73となっている。
そして、インパクトドライバ1全体の重心は、図1に示す丸印G内に位置している。この重心位置は、平面視でバッテリーパック5の底面の範囲内にあって、且つグリップ部3内となっている。
加えて、図8に示すように、水平断面でのバッテリーパック5の最大断面積AB(同図(B))と、同じく水平断面でのモータハウジング31を含む本体部2の最大断面積(ここでは回転軸46の軸線Lを通る水平断面積)AH(同図(A))とでは、バッテリーパック5の最大断面積ABの方が大きくなっている。
一方、回転軸46の回転に伴って遠心ファン51が回転すると、前側の吸気口34から取り込まれた空気がブラシレスモータ22を通過して冷却した後、後側の排気口33から排出される。
但し、このWM/WBは、0.73に限らず、0.75程度までであれば、コンパクト化と正逆切替レバー8の偶発的な切替防止は可能であるため、0.75未満とするのが望ましい。
但し、ステータ38の外径は38mmに限らず、40mm以下であればモータハウジング31のコンパクト化は可能であるため、40mm以下で設定してもよい。
但し、距離Dは小さいほどコンパクト化に繋がるため、モータハウジング31の肉厚を薄くする等できれば27mmより小さくすることも可能である。
特にここでは、ブラシレスモータ22の上側で半割ハウジングHR,HLを組み付けるためのネジボス35の下面に面取部36を形成しているので、距離Dの短縮化が容易に行える。この面取部36を大きくしたりネジボス35の位置を上側寄りにしたりすることでも距離Dの短縮化は可能である。
また、水平方向でのモータハウジング31を含む本体部2の最大断面積AHより、水平方向でのバッテリーパック5の最大断面積ABの方が大きくなっているので、重心が下側に位置して全体が安定し、グリップ部3を把持した際のバランス感も良好となる。
このドライバドリル90の本体部2において、ブラシレスモータ22の前方には、減速/変速機構92、クラッチ機構93等を備えたギヤアッセンブリ91が設けられ、その前方には、クラッチ機構93においてドライバモードとドリルモードとを切り替えると共に、ドライバモードでのトルク調整を行うためのトルク調整リング94が設けられている。ギヤアッセンブリ91から前方へ突出するスピンドル95の先端には、ドリルチャック96が設けられている。
また、ライトは、操作リングの前半分より前方であれば、チャックの下方にあってもよい。
同様に、ステータのコイルの線径を変えることでも定格電圧を選択することもできる。すなわち、ステータに第1のコイルを使用して第1の定格電圧(例えば10.8V)である第1のバッテリーパックを装着して使用可能な第1の電動工具と、ステータに第1のコイルと線径が異なる第2のコイルを使用して第2の定格電圧(例えば18V)である第2のバッテリーパックを装着して使用可能な第2の電動工具と、の組み合わせも可能である。
Claims (1)
- 固定子鉄心と、前記固定子鉄心に固定される絶縁部材と、前記絶縁部材を介して前記固定子鉄心に巻回されるコイルとを有するステータと、
前記ステータの内方に配置され、回転子鉄心と、前記回転子鉄心に保持される永久磁石と、を有するロータと、
前記ロータに固定されて前後方向に延びる回転軸と、
前記回転軸と一体回転するファンと、を有するブラシレスモータと、
前記回転軸の回転に伴って回転するスピンドルと、
前記スピンドルの回転に伴って回転するハンマと、
前記ハンマによって回転方向に打撃されるアンビルと、
前記スピンドル及び前記アンビルを収容するハンマケースと、
前記ブラシレスモータ及び前記ハンマケースを保持する左右ハウジングと、
前記左右ハウジングの下方に配置されるグリップ部と、
前記左右ハウジングを組み付けるための第1のネジと、
前記左右ハウジングに設けられ、前記第1のネジによるネジ止め用の第1のネジボスと、を含み、
前記第1のネジボスの下面には、面取部が形成されており、
前記面取部は、前記ファンの上端、前記絶縁部材の上端、前記固定子鉄心の上端よりも上方に位置しており、
前記左右ハウジングの上端は、前記面取部の上方に配置されており、前記ハンマケースの上端は、前記左右ハウジングの上端よりも下方に配置されて、
前記第1のネジボスは、側面視で前記固定子鉄心と前記ファンの羽根との間に配置されていると共に、前記ステータと前記ファンの羽根との前後方向の間隔は、前記面取部の前後方向の幅よりも小さくなっているインパクト工具。
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