JP2018017644A - 濃度測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガス供給ラインに組み込まれ、流路を流れるガスの濃度を測定する濃度測定装置の小型化を実現する。【解決手段】 濃度測定装置(100)は、被測定流体の流路(4c)および流路に接する透光性の窓部(3)を有する測定セル(4)と、測定セルに窓部を介して入射する光を発する光源(1)と、測定セル内を伝播する光を反射し反射した光を窓部を介して測定セルから出射させる反射部材(5)と、測定セルの窓部から出射した光を検出する光検出器(7)と、光検出器の検出信号に基づいて被測定流体の濃度を演算する演算部(8)と、光源から発せられた光を測定セルの窓部に導光するとともに測定セルの窓部から出射した光を光検出器に導光する光学機器(10)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、濃度測定装置に関し、特に、被測定流体が導入された測定セルに光を入射させ、測定セルから出射した被測定流体通過光を検出することによって被測定流体の濃度を測定する濃度測定装置に関する。
従来、有機金属(MO)等の液体材料や固体材料から形成されたガス等の原料ガスを半導体製造装置に供給するガス供給ラインに組み込まれ、ガス供給ラインを流れるガスの濃度を測定するように構成された濃度測定装置(いわゆるインライン式濃度測定装置)が知られている。
この種の濃度測定装置では、被測定流体が供給される測定セルに、光入射窓を介して光源から所定波長の光を入射させ、測定セル内を通過した透過光を受光素子で受光することにより吸光度を測定する。また、測定された吸光度から、ランベルト・ベールの法則に従って流体の濃度を求めることができる(例えば、特許文献1および特許文献2)。
本明細書において、内部に導入された被測定流体の濃度を検出するために用いられる種々の透過光検出構造を広く測定セルと呼んでいる。測定セルには、ガス供給ラインから分岐して別個に配置されたセル構造だけでなく、特許文献1に示されるようなガス供給ラインの途中に設けられた透過光検出構造も含まれるものとする。
特開2014−219294号公報 特願2015−161233号 特開2014−38069号公報
本願出願人は、特願2015−161233号(特許文献2)において、測定セルの両端に光入射窓と光出射窓とが対向するように配置された濃度測定装置を開示している。この構成において、光入射窓の外側には、光源に接続された光ファイバの端部が固定されており、光入射窓を介して測定セルに検出用の光を入射させることができる。他方、光出射窓の外側には、光検出器に接続された光ファイバの端部が固定されており、光出射窓から出射された光が光検出器へと導光される。
しかしながら、光入射用の光ファイバと光検出用の光ファイバとを測定セルの両端部に別個に取り付ける構成では、濃度測定装置全体のサイズが大きくなりがちであった。これは、破損や伝送効率の低下を防止するために、光ファイバは、ある程度以上の曲率半径で湾曲させるなどして各機器に接続されていることが好ましく、光ファイバを配設するためには測定セルの両側に比較的広いスペースの確保が必要になるからである。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、小型化に適した濃度測定装置を提供することをその主たる目的とする。
本発明の実施形態による濃度測定装置は、被測定流体の流路および前記流路に接する透光性の窓部を有する測定セルと、前記測定セルに前記窓部を介して入射する光を発する光源と、前記測定セル内を伝播する前記光を反射し、前記反射した前記光を前記窓部を介して前記測定セルから出射させる反射部材と、前記測定セルの前記窓部から出射した前記光を検出する光検出器と、前記光検出器の検出信号に基づいて前記被測定流体の濃度を演算する演算部と、前記光源から発せられた前記光を前記測定セルの前記窓部に導光するとともに前記測定セルの窓部から出射した前記光を前記光検出器に導光する光学機器とを備える。
ある実施形態において、前記反射部材は、前記流路を挟んで前記窓部と対向するように配置されている。
ある実施形態において、前記光学機器は、導光部材と、前記導光部材に接続されたビームスプリッタとを有し、前記ビームスプリッタは、前記光源からの光を受け取り前記導光部材を介して前記測定セルに入射させるとともに、前記測定セルから出射され前記導光部材によって導かれた前記光を受け取り前記光検出器に入射させる。
ある実施形態において、前記光学機器は、前記光源から発せられた前記光を前記測定セルの前記窓部に導光するための光出射用の光ファイバと、前記測定セルの窓部から出射された前記光を前記光検出器に導光するための受光用の光ファイバとを含む光ファイババンドルを有している。
ある実施形態において、前記測定セルの両端部において前記流路に連通する流入口と流出口とが設けられている。
ある実施形態において、前記流入口および前記流出口のうちのいずれか一方は前記窓部の近傍に配置され、他方は前記反射部材の近傍に配置されている。
ある実施形態において、前記光は紫外光であり、前記反射部材はアルミニウムを含む材料から形成された反射層または誘電体多層膜からなる反射層を含む。
ある実施形態において、前記反射部材は、透光性プレートと、前記透光性プレートの片面に設けられた反射層とを有し、前記反射層が設けられた面を他方の面と識別するための表裏識別構造を有している。
ある実施形態において、前記表裏識別構造は、前記透光性プレートの側面に設けられた平坦面、前記透光性プレートに設けられた凹部または貫通孔、もしくは、前記透光性プレートに設けられた凸部のうちのいずれかを、非対称に配置することによって構成されている。
本発明の実施形態による濃度測定装置は、被測定流体の流路および前記流路に接する透光性の窓部を有する測定セルと、前記測定セルに前記窓部を介して入射する光を発する光源と、前記測定セル内を伝播する前記光を反射し、前記反射した前記光を前記窓部を介して前記測定セルから出射させる反射部材と、前記測定セルの前記窓部から出射した前記光を検出する光検出器と、前記光検出器の検出信号に基づいて前記被測定流体の濃度を演算する演算部と、前記光源から発せられた光を前記測定セルの前記窓部に導光する第1の光学機器、および、前記測定セルの窓部から出射された前記光を前記光検出器に導光する第2の光学機器とを備え、前記反射部材は、前記第1の光学機器から入射し前記測定セルの前記流路内を伝播した入射光を受け、前記入射光の光路と異なる光路を通って前記第2の光学機器へと反射光を反射させるように構成されており、前記測定セルの両端部において前記流路に連通する流入口と流出口とが設けられ、前記流入口および前記流出口のうちのいずれか一方は前記窓部の近傍に配置され、他方は前記反射部材の近傍に配置されている。
ある実施形態において、前記光源からの前記光を分岐し、参照光として参照光検出器に入射させてもよい。
ある実施形態において、前記反射光の前記光路は、前記入射光の前記光路と平行である。
ある実施形態において、前記反射部材は、三角柱状のプリズムを含む。
ある実施形態において、前記反射部材は、前記入射光の進行方向に対して垂直な面から傾いた反射面を含む。
ある実施形態において、前記窓部の近傍に設けられ、前記第1の光学機器からの前記出射光を受けて前記測定セルに入射させるとともに、前記測定セルからの前記反射光を受けて前記第2の光学機器に入射させる光学素子をさらに有し、前記光学素子の光軸が、前記第1の光学機器と前記第2の光学機器との間に配されている。
本発明の実施形態によれば、メンテナンスしやすく小型化可能な濃度測定装置が提供される。
本発明の実施形態1による濃度測定装置の全体構成を示す模式図である。 本発明の実施形態1による濃度測定装置の要部を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態1による濃度測定装置が備える反射部材を示す図であり、(a)〜(e)はそれぞれ異なる態様に対応し、(a)、(b)において上段に平面図、下段に断面図を示し、(c)〜(e)には平面図を示す。 本発明の実施形態1による濃度測定装置が備える光学機器の測定セルへの接続部を示す断面図である。 本発明の実施形態2による濃度測定装置の要部を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態3による濃度測定装置の要部を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態4による濃度測定装置の要部を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態5による濃度測定装置の要部を模式的に示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による濃度測定装置100の全体構成を示す模式図である。濃度測定装置100は、被測定流体の流入口4a、流出口4bおよび流路4cを有し、流路4cに接する透光性の窓部3が設けられた測定セル4と、透光性の窓部3を通して測定セル4内に入射させる光を発生させる光源1と、測定セル4内を伝播する光を反射し、反射した光を窓部3を介して測定セル4から出射させるように構成された反射部材5と、反射部材5によって反射され測定セル4から出射した光を検出する測定光検出器7と、測定光検出器7の検出信号に基づいて被測定流体の濃度を演算する演算部8と、光源1からの参照光を検出する参照光検出器9と、温度センサ11とを備えている。なお、反射部材5の前には、窓部(図示せず)が設けられていてもよい。
本明細書において、光とは、可視光線のみならず、少なくとも赤外線、紫外線を含み、任意の波長の電磁波を含み得る。また、透光性とは、測定セルに入射させる前記の光に対する内部透過率が濃度測定を行い得る程度に高いことを意味する。
測定光検出器7および参照光検出器9を構成する受光素子としては、フォトダイオードが用いることができるが、これに限られず、例えばフォトトランジスタなどを用いてもよい。演算部8は、例えば、回路基板PCB上に設けられたプロセッサやメモリなどを用いて構成されていてよく、入力信号に基づいて所定の演算を実行するコンピュータプログラムを含み、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現され得る。
光源1は、複数の発光素子12〜15を有しており、発光素子12〜15は、ここでは、それぞれ異なる波長の光を発光するLEDである。発光素子12〜15のそれぞれには、発振回路を用いて異なる周波数の駆動電流が流される。この場合、周波数解析(例えば、高速フーリエ変換やウェーブレット変換)を行うことによって、測定光検出器7が検出した検出信号から、各波長成分に対応した光の強度を測定することができる。発光素子12〜15が発する複数の波長の光は、WDM(波長分割多重方式)の合波器17、18、19によって合成されて測定セル4に入射される。ここで一例を示すと、発光素子12の光の波長は255nm、発光素子13の光の波長は280nm、発光素子14の光の波長は310nm、発光素子15の光の波長は365nmであり、発光素子12の駆動電流の周波数は216Hz、発光素子13の駆動電流の周波数は192Hz、発光素子14の駆動電流の周波数は168Hz、発光素子15の駆動電流の周波数は144Hzである。このように、本実施形態において、光源1は、複数の波長成分を含む紫外光を出力するように構成されている。発光素子12〜15としては、LED以外の発光素子、例えばLD(レーザダイオード)を用いることもできる。
複数波長の合波紫外光を測定光として用いる濃度測定装置は、例えば、特許文献2(特願2015−161233号)に開示されており、本願発明においても同様の光源や演算部等を利用することができる。参考のために、特願2015−161233号の開示内容の全てを本明細書に援用する。なお、複数の異なる波長の合波光を光源に用いる代わりに、単一波長の光源を利用することもでき、この場合、合波器や周波数解析回路は省略できる。また、上記には4個の発光素子を用いて合波光を形成する態様を示したが、このうちの任意の1〜3個の発光素子を用いて合波光を形成してもよいし、5個以上の発光素子を用いてもよいことは言うまでもない。
本実施形態の濃度測定装置100において、光源1と測定セル4との間には、導光部材である光ファイバ10aと、ビームスプリッタ10bとを含む光学機器10が設けられている。光源1から発せられた光は、光学機器10によって測定セル4の窓部3に導光される。また、光学機器10は、反射部材5によって反射された光を測定光検出器7に導光する機能も兼ね備えている。ビームスプリッタ10bは、光源1から発せられた光の一部を分岐させて参照光として参照光検出器9に入射させることもできる。参照光検出器9で検出された参照光は、測定光の補正のために用いられる。
本実施形態では導光部材として光ファイバを用いる例を説明するが、これに限定されず、例えば、ミラーによる反射を用いて所定空間中を導光可能なように構成された部材や、樹脂性やガラス製の透光性部材などを導光部材として用いることもできる。
図2は、濃度測定装置100の要部を模式的に示す断面図である。図2に示すように、光ファイバ10aの一端部は、接続部10dによって測定セル4に取り付けられており、他端部はビームスプリッタ10bに接続されている。測定セル4への接続部10dにはコリメートレンズなどの光学素子24が設けられていてよく、これによって、測定セル4内に適切に光を出射し、また、測定セル4からの光を適切に受光することができる。
ビームスプリッタ10bは、光源1から出射された光の一部を透過させて光ファイバ10aへと出射するとともに、反射部材5によって反射され測定セル4から光ファイバ10aを介して戻ってきた光の一部を反射して測定光検出器7へと出射するが、光の透過と反射とを行うために例えば50%反射フィルタ10cを備えていてよい。
次に、測定セル4の構成を説明する。測定セル4は、流入口4aから流出口4bへとガスを流す流路4cを有しており、流入口4aと流出口4bとは測定セル4の両端部において離間して設けられている。本実施形態では、流入口4aは窓部3の近傍に配置され、流出口4bは反射部材5の近傍に配置されている。測定セル4は縦型の構成を有し、流路4cが垂直方向に延びている。濃度測定装置100は、被測定対象のガスが垂直方向の流路4cを流れている状態において、濃度を測定することができる。
より具体的に説明すると、本実施形態の測定セル4は、流入口4aの外側に設けられた第1の流路形成部材8A(例えば、配管や流路ブロック)と、流出口4bの外側に設けられた第2の流路形成部材8Bとを有しており、第1の流路形成部材8Aおよび第2の流路形成部材8Bには、それぞれ、ガス供給ラインとのライン接続部8a、8bが設けられている。濃度測定装置100は、ガス供給ラインに組み込まれたときに、全体として水平方向(ライン接続部8a、8bの配置方向)にガスを流すように構成されている。これに対し、測定セル4の流路4cは、ガス供給ラインにおける全体の流れ方向に直交する方向に延びており、このような構成を、縦型の測定セル4または垂直方向に延びる流路4cと呼んでいる。ただし、これに限られず、流路4cは、全体の流れ方向に対して例えば45°以上の角度、好適には60°以上の角度をなす方向に延びていればよく、このような縦型の測定セル4を用いれば、ガス供給ラインに組み込まれたときにデッドスペースへの対策や省スペース化を実現できるとともに、メンテナンスがしやすいという利点が得られる。
また、本実施形態においては、窓部3と反射部材5の位置が逆になっていても良く、この場合、流入口4a及び流出口4bの位置も逆になる。さらに、本実施形態では、流入口4aは窓部3の近傍に設けられ、流出口4bは反射部材5の近傍に設けられているが、反射部材5の近傍に流入口4aを設け、窓部3の近傍に流出口4bを設けるようにしてもよい。
測定セル4には、光入射用および光出射用の窓部(透光性プレート)3が設けられている。窓部3としては、紫外光等の濃度測定に用いる検出光に対して耐性および高透過率を有し、機械的・化学的に安定なサファイアガラスが好適に用いられるが、他の安定な素材、例えば石英ガラスを用いることもできる。測定セル4のボディ(流路形成部)は例えばSUS316L製であってよい。
測定セル4において、流路4cを挟んで、窓部3と反射部材5とが対向するように配置されている。本実施形態において反射部材5は、反射面が入射光の進行方向に対して垂直になるように設けられている。このため、反射光は入射光と実質的に同じ光路を通って窓部3へと反射される。なお、図示する態様では、反射部材5の前面に間隙を開けて反射側窓部6が配置されており、反射側窓部6としても、サファイアガラスが好適に用いられる。ただし、この態様に限られず、反射部材5は、反射側窓部6を含むように構成されていてよく、例えば、サファイアガラスの裏面にスパッタリングによって反射層としてのアルミニウム層が形成された構成を有していてもよい。反射部材5は、サファイアガラスの裏面に反射ミラーが配置された態様であってもよい。
また、反射部材5は、反射層として誘電体多層膜を含むものであってもよく、誘電体多層膜を用いれば、特定波長域の光(例えば近紫外線)を選択的に反射させることができる。誘電体多層膜は、屈折率の異なる複数の光学被膜の積層体(例えば、高屈折率薄膜と低屈折率薄膜との積層体)によって構成されるものであり、各層の厚さや屈折率を適宜選択することによって、特定の波長の光を反射したり透過させたりすることができる。
また、誘電体多層膜は、任意の割合で光を反射させることが出来るため、例えば、入射光が反射部材5によって反射される際、入射した光を100%反射するのではなく、一部(例えば10%)は透過するようにし、反射部材5の下部(反射部材5から見て、反射側窓部6とは対向する位置)に設置した光学機器(図示せず)で透過した光を受光することもできる。そして、透過した光を参照光として利用し、光学機器を参照光検出器9の代替とすることも可能である。もしくは、透過した光は、測定セル4内のガス中を通過し、ガスによる光吸収を受けた後の光であるので、透過した光を用いてガスの濃度を算出しても良い。その際、反射した光を用いて、反射部材5や反射側窓部6の経時的変化を監視するようにしても良い。
反射部材5は、再帰反射板(例えばコーナーキューブアレイ)によって構成されていてもよい。再帰反射板を用いれば、光入射方向に対して反射面が垂直に配置されていないときにも、光入射位置の近傍に光を再帰反射させることができるので、光入射部および反射部材5の配置をより自由に設計し得る。
窓部3は、図示する態様では、入射光の進行方向に対して垂直な面上に配置されているが、他の態様において垂直面から僅かに傾くように配置されていてもよい。これによって、窓部3において反射した光が検出光として光学機器10に入射されることが防止されるので測定精度を向上させ得る。
以上に説明した測定セル4において、測定セル4内を伝播する光の光路長は、窓部3と反射部材5の表面との距離の2倍によって規定することができる。また、図2に示したように、反射部材5の前面に間隙を開けて流路の端部をシールする反射側窓部6が設けられている場合に、ガス中を通過する光の光路長(測定セルの光路長と呼ぶことがある)は、窓部3と反射側窓部6との距離の2倍として規定することができる。
上記の濃度測定装置100において、測定セル4に入射され、その後、反射部材5によって反射された光のうちの吸収波長成分の光が、測定セル4内の流路4cに存在するガスにより吸収される。吸収の大きさはガスの濃度に依存する。そして、演算部8(図1参照)は、測定光検出器7からの検出信号を周波数解析することによって、当該吸収波長での吸光度Aλを測定することができ、さらに、以下の式(1)に示すランベルト・ベールの法則に基づいて、吸光度Aλからガス濃度Cを算出することができる。
λ=−log10(I/I0)=αLC ・・・(1)
上記の式(1)において、I0は測定セルに入射する入射光の強度、Iは測定セル内のガス中を通過した光の強度、αはモル吸光係数(m2/mol)、Lは測定セルの光路長(m)、Cは濃度(mol/m3)である。モル吸光係数αは物質によって決まる係数である。
なお、上記式における入射光強度I0については、測定セル4内に吸光性のガスが存在しないとき(例えば、紫外光を吸収しないパージガスが充満しているときや、真空に引かれているとき)に測定光検出器7によって検出された光の強度を入射光強度I0と見なしてよい。
ここで、測定セル4の光路長Lは、上記のように、窓部3と反射側窓部6との距離の2倍として規定することができるので、光入射窓と光出射窓とを測定セルの両側に備える従来の濃度測定装置に比べて、2倍の光路長を得ることができる。これにより、小型化したにも関わらず、測定精度を向上させることができる。また、濃度測定装置100では、測定セル4の片側に設けた1つの窓部3を介して1つの光学機器10のみを用いて光入射および受光を行うので、部品点数を削減することができる。
図3(a)〜(e)は、反射部材5の種々の態様を示す図である。図3(a)に示すように、反射部材5は、サファイアガラスからなる透光性プレート30と、透光性プレート30の裏面に設けられた反射層としてのアルミニウム層31とを有している。
反射部材5は測定セル4に取り付けられるが、図2に示したような反射側窓部6を設けずにガスの流路4cに接するように取り付けることもできる。しかし、アルミニウム層31は、紫外光に対して高い反射率(例えば90%以上)を示す反面、流路を流れるガスにアルミニウムを混入させる要因となり得、例えば半導体製造装置に接続されている場合には大きな問題となる。そこで、アルミニウムの混入を防止するために、反射部材5の取り付け方向を間違えないようにし、アルミニウム層31が設けられた面がガス流路4cに接しないように外側に配置されることが求められる。このために、反射部材5は、好適には、反射層(アルミニウム層)が設けられた面を他方の面と識別するための表裏識別構造を有している。
図3(a)には、表裏識別構造として、1つのオリエンテーションフラット(透光性プレート30の側面に設けられた平坦面)32と、1つの貫通孔33とが、透光性プレート30の面上で透光性プレート30の中心を挟んで対向しない位置に(すなわち非対称に)設けられている。このように、2つの互いに区別できる表裏識別構造を用いる場合、これらを対向しないように配置し、対応する嵌合形状を測定セル4の受け皿側に設けておけば、反射部材5の裏表を間違えて取り付けることがなくなり、アルミニウムがガスに混入することが防止される。
図3(b)は、表裏識別構造として、1つのオリエンテーションフラット32と、1つの凸部34とを設けた態様を示す。これらも透光性プレート30上で中心を挟んで対向しないように配置することによって、表裏識別構造として機能させることができる。
さらに図3(c)〜図3(e)に示すように、同じ態様の表裏識別構造を用いる場合には、3つのオリエンテーションフラット32、3つの貫通孔33、または、3つの凸部34を非対称に、すなわち、透光性プレート30の面上で透光性プレート30の中心を通る任意の軸に対して線対称とならないように非対称に配置させることによって、表示識別構造として機能させることができる。なお、4つ以上の表示識別構造を設けてもよいことは言うまでもない。
実際に透光性プレート30に設ける構造としては、製造工程上の観点から、オリエンテーションフラット32、貫通孔33およびこれらの組み合わせを用いることが好ましいが、表裏識別構造は種々の態様であってよい。例えば、貫通孔33ではなく凹部を用いてもよいし、オリエンテーションフラット32に代えて側面に切欠き部や角部を設けてもよい。また、透光性プレート30の片面の周縁に沿ってテーパ状の面取り部や段差状の切欠き部が形成されていてもよい。
以下、光学機器10を測定セル4へ取り付けるための接続部10dの一態様を説明する。接続部10dは、図2に示すように測定セル4の窓部3の近傍に配置される部分であり、測定セル4を流れる被測定対象のガスが高温のときにも破損なく高精度に濃度測定を行えるように設計されていることが好ましい。
図4に示すように、光学機器10の接続部10dは、光ファイバ10aの端部を覆う保護部材としての内側筒部21と、内側筒部21の保持部22と、内側に光学素子24が固定された先端筒部23とを有している。
保持部22、内側筒部21および先端筒部23は、例えば、ステンレス(SUS316LやSUS304)製であってよい。光ファイバ10aは、外周面に被覆層としてのポリイミド層を有していてもよい。光ファイバ10aのコアおよびクラッドは例えば石英から形成されていてよい。光学素子24は、石英からなるコリメートレンズであり、先端筒部23の内側に例えばエポキシ樹脂によって固定される。この態様において、接続部10dはコリメータを構成している。
このように、光ファイバ10aを保護する筒状の金属部材によって接続部10dが構成されているので、濃度測定装置に取り付けた後に、仮に高温のガスが測定セル4を流れる場合であっても、接続部10dに損傷が生じることがなく、高い検出光出力を維持することが可能になる。上記の光学機器10を用いれば、低温及び常温においてガス状である材料だけでなく、加熱により気化された例えば200℃までの高温ガスにも対応可能であり、幅広い用途で被測定流体の濃度測定を高精度に行うことができる。
(実施形態2)
以下、図5(a)および(b)を参照しながら、実施形態2の濃度測定装置200を説明する。
本実施形態の濃度測定装置200は、光学機器の構成の点で、実施形態1の濃度測定装置100と異なっている。その他、測定セル4等の構成は実施形態1と同様であるので、同じ参照符号を付すとともに詳細な説明を省略する。
濃度測定装置200が備える光学機器では、光源1および測定光検出器7と測定セル4との接続のために、複数の光ファイバを束ねて構成された光ファイババンドル40が用いられている。光ファイババンドル40は、少なくとも1本の光出射用の光ファイバ40aと、少なくとも1本の反射光受光用の光ファイバ40bとを含んでいる。
本実施形態では、図5(b)に示すように、1本の光出射用の光ファイバ40aの周囲を囲むように4本の反射光受光用の光ファイバ40bが配置された構成を有している。この構成では、中央部から測定セル4に光を入射させるとともに、周囲に配置された光ファイバ40bで反射光を受け取ることができる。ただし、光ファイババンドル40の構成は図示する態様に限られず、光出射用光ファイバ40aおよび受光用光ファイバ40bの本数や配置は任意のものであってよい。
光ファイババンドル40の一端側は、実施形態1と同様に、接続部10dによって測定セル4に取り付けられている。また、光ファイババンドル40の他端側は、本実施形態では、途中で分岐されている。分岐された光ファイバにおいて、光入射用の光ファイバ40aの端部はビームスプリッタ10bに接続され、反射光受光用の光ファイバ40bの端部は測定光検出器7に接続されている。
この構成において、入射光と反射光とは別個の光ファイバ40a、40bによって導光されるので、信号の干渉が低減され、高精度な濃度測定を実現し得る。また、ビームスプリッタ10bは、光源1からの光を参照光と測定セル4への入射光とに分岐させるが、実施形態1と異なり、測定セル4からの反射光を受け取ることはなく、反射光は、直接的に測定光検出器7に出力される。このため、反射光が、測定光検出器7への導光のためにビームスプリッタ10bでさらに反射されて出力が低下することがなく、より高い検出光出力を得ることが可能になる。
(実施形態3)
以下、図6を参照しながら、実施形態3の濃度測定装置300を説明する。実施形態1と同様の構成要素については、同じ参照符号を付すとともに詳細な説明を省略する。
本実施形態の濃度測定装置300は、実施形態1の濃度測定装置100とは異なり、プリズムなどから構成される反射部材60を用いて、測定セル4内で入射光と反射光とが互いに平行な異なる光路を通るように構成されている。なお、プリズムによって反射させた光を用いて濃度測定を行う構成は、例えば、特許文献3に開示されているが、特許文献3に開示されている濃度測定装置は、本実施形態のようなインライン式の濃度測定装置ではない。
図6に示すように、濃度測定装置300の測定セル4においても、実施形態1と同様に、流路4cに連通する流入口4aと流出口4bとが測定セル4の両端部において離間して設けられ、流路4cが垂直方向に延びる縦型の構成を有している。流入口4aは窓部3の近傍に配置され、流出口4bは反射部材60の近傍に配置されている。この構成において、ガス供給ラインに組み込まれたときに、省スペース化を実現できるとともにメンテナンスしやすいという利点が得られる。
測定セル4には、光入射用の光ファイバ50aと、受光用の光ファイバ50bとが、それぞれ、別個の接続部10d(および光学素子24)によって測定セル4に取り付けられている。すなわち、濃度測定装置300では、光源1から発せられた光を測定セル4の窓部3に導光する第1の光学機器と、測定セル4の窓部3から出射された光を測定光検出器7に導光する第2の光学機器とが別個に設けられている。ただし、各光学機器の接続部10dはいずれも縦型の測定セル4の一端部(窓部3の近傍)に配置されており、本構成においても、濃度測定装置300全体の小型化を実現している。
第1の光学機器の光ファイバ50aから出射された光は、光学素子24および窓部3を通り、流路4cに沿って反射部材60に向かって進行する。このとき、入射光は、測定セル4内のガスの流れと同じ方向に進む。その後、反射部材60によって反射された光は、入射光と平行な異なる光路を通って第2の光学機器(光ファイバ50b)の接続部10dに向かって進む。このとき、反射光は、測定セル4内のガスの流れと逆の方向に進む。なお、ガスの流れの方向は図示する方向と反対の方向であってもよく(すなわち、反射部材5の近傍に流入口4aを設け、窓部3の近傍に流出口4bを設けていてもよく)、この場合には、入射光の進行方向がガスの流れと逆の方向になり、反射光の進行方向がガスの流れと同じ方向となる。
以上に説明したように、本実施形態3および他の実施形態において、測定セル4内における入射光および反射光のいずれか一方はガスの流れと同じ方向に進行し、他方はガスの流れと逆の方向に進行する。これにより、インライン式の濃度測定装置であっても、ガスの流れの影響を受けにくい安定した濃度測定を行うことができる。
反射部材60は、例えば、三角柱状のプリズムによって構成されていてよく、図6に示すようにプリズムの2つの反射面で2回反射することによって、入射光の光路と平行な別の光路を通って反射光が進行する。プリズムは、例えば、金属性の保持部材の凹部に嵌着されていてもよいし、空気などの低屈折率媒体と接するように反射面が露出して設けられていてもよい。また、プリズムの反射面に反射層としての金属膜や誘電体多層膜が形成されていてもよい。さらに、図6には、反射部材60としてのプリズムと反射側窓部6とが別個に設けられた態様が示されているが、これらが一体的に形成され、反射側窓部6の背面側にプリズム構造が設けられたものを反射部材60として用いてもよい。
(実施形態4)
以下、図7を参照しながら、実施形態4の濃度測定装置400を説明するが、実施形態1〜3と同様の構成要素については同じ参照符号を付すとともに詳細な説明を省略する。
本実施形態の濃度測定装置400は、実施形態1の濃度測定装置100とは異なり、反射部材70を用いて、測定セル4内で入射光と反射光とが互いに異なる光路を通るように構成されている。また、濃度測定装置400は、実施形態3の濃度測定装置300と同様に、光源1から発せられた光を測定セル4の窓部3に導光する第1の光学機器(光入射用光ファイバ50a)と、測定セル4の窓部3から出射された光を測定光検出器7に導光する第2の光学機器(受光用光ファイバ50b)とを別個に備えている。
濃度測定装置400の測定セル4においても、実施形態1と同様に、流路4cに連通する流入口4aと流出口4bとが測定セル4の両端部において離間して設けられ、流路4cが垂直方向に延びる縦型の構成を有している。流入口4a(または流出口4b)は窓部3の近傍に配置され、流出口4b(または流入口4a)は反射部材60の近傍に配置されている。
濃度測定装置400において、反射部材70は、入射光の進行方向に対して垂直な面からわずかに傾くように配置された反射面を有している。本実施形態では、反射部材70の反射面は誘電体多層膜(例えば、高屈折率薄膜と低屈折率薄膜との積層体)によって形成されている。反射面の傾斜角は、例えば、第1の光学機器の接続部10dから反射面までの距離と、各光学機器の接続部10d間の距離とから決定することができる。
このような反射部材70を用いることによって、反射光は入射光と異なる光路を通って第2の光学機器へと導かれ、実施形態1のようにビームスプリッタ10bで反射されることなく、別個に設けられた測定光検出器7において検出される。これにより、より高い光出力を検出することが可能である。
なお、図7には、入射光の進行方向が図中の垂直方向であり、反射部材70の反射面が傾斜している態様が示されているが、他の態様において、入射光の進行方向を斜め方向にするとともに、反射部材70の反射面を水平面に設定してもよい。このように入射光の進行方向を斜めにするために、例えば、第1の光学部材に対して設けられた光学素子24の光軸を垂直方向から左側にわずかに傾けるとともに、第2の光学部材に対して設けられた光学素子24の光軸を垂直方向から右側にわずかに傾けるようにしてもよい。
また、本実施形態において、測定セル4の光路長は、測定セル4の長さが接続部10d間の距離に比べて十分に大きい場合には、窓部3と反射側窓部6との距離L3-6の2倍で近似することができるが、測定セル4の長さが比較的短い場合には、窓部3と反射側窓部6との距離L3-6と、L3-6/cosθ(ただしθは反射面の傾斜角度)との和(L3-6+L3-6/cosθ)によって規定することができる。
(実施形態5)
以下、図8を参照しながら、実施形態5の濃度測定装置500を説明するが、実施形態1〜4と同様の構成要素については同じ参照符号を付すとともに詳細な説明を省略する。
本実施形態の濃度測定装置500も、実施形態3および4と同様に、光源1からの光を測定セル4に導光する第1の光学機器(光入射用光ファイバ50a)と、測定セル4から出射された光を測定光検出器7に導光する第2の光学機器(受光用光ファイバ50b)とを別個に備え、測定セル4内に入射した光と反射光とが互いに異なる光路を通るように構成されている。
濃度測定装置500の測定セル4においても、流路4cに連通する流入口4aと流出口4bとが測定セル4の両端部において離間して設けられ、流路4cが垂直方向に延びる縦型の構成を有している。流入口4a(または流出口4b)は窓部3の近傍に配置され、流出口4b(または流入口4a)は反射部材5の近傍に配置されている。
濃度測定装置500において、第1の光学機器からの出射光を受けて測定セル4に入射させるとともに、測定セル4からの反射光を受けて第2の光学機器に入射させる光学素子54が窓部3の近傍に設けられている。光学素子54は、入射光をコリメートするレンズであってよく、第1の光学機器と第2の光学機器とに対して共通に設けられている。
本実施形態において、光学素子54の光軸54xは、第1の光学機器と第2の光学機器との間に配されている。このとき、第1の光学機器から出射された光が光学素子54を照射する範囲の中心は、光学素子54の中心(光軸上)から離れた位置に形成される。
この構成において、光学素子54による屈折作用を受けた光が、測定セル4内を垂直方向から傾いた斜め方向に進行するとともに、反射部材5で反射された光は、入射光と異なる光路を通って斜め方向に進行する。そして、再び光学素子54に入射した後は、光学素子54による屈折作用を受けるとともに第2の光学機器へと集光される。
以上、本発明の実施形態1〜5による濃度測定装置を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、測定に用いられる光としては、紫外領域以外の波長領域の光も利用可能である。
本発明の実施形態にかかる濃度測定装置は、半導体製造装置などに用いられるガス供給ラインに組み込まれて、流路を流れるガスの濃度を測定するために好適に用いられる。
1 光源
3 窓部
4 測定セル
4a 流入口
4b 流出口
4c 流路
5 反射部材
6 反射側窓部
7 測定光検出器
8 演算部
8A 第1の流路形成部材
8B 第2の流路形成部材
10 光学機器
10a 光ファイバ
10b ビームスプリッタ
10d 接続部
24 光学素子
50a 光入射用光ファイバ(第1の光学機器)
50b 受光用光ファイバ(第2の光学機器)
100 濃度測定装置

Claims (15)

  1. 被測定流体の流路および前記流路に接する透光性の窓部を有する測定セルと、
    前記測定セルに前記窓部を介して入射する光を発する光源と、
    前記測定セル内を伝播する前記光を反射し、前記反射した前記光を前記窓部を介して前記測定セルから出射させる反射部材と、
    前記測定セルの前記窓部から出射した光を検出する光検出器と、
    前記光検出器の検出信号に基づいて前記被測定流体の濃度を演算する演算部と、
    前記光源から発せられた前記光を前記測定セルの前記窓部に導光するとともに前記測定セルの窓部から出射した光を前記光検出器に導光する光学機器と
    を備える、濃度測定装置。
  2. 前記反射部材は、前記流路を挟んで前記窓部と対向するように配置されている、請求項1に記載の濃度測定装置。
  3. 前記光学機器は、導光部材と、前記導光部材に接続されたビームスプリッタとを有し、
    前記ビームスプリッタは、前記光源からの前記光を受け取り前記導光部材を介して前記測定セルに入射させるとともに、前記測定セルから出射され前記導光部材によって導かれた前記光を受け取り前記光検出器に入射させる、請求項1または2に記載の濃度測定装置。
  4. 前記光学機器は、前記光源から発せられた前記光を前記測定セルの前記窓部に導光するための光出射用の光ファイバと、前記測定セルの窓部から出射された前記光を前記光検出器に導光するための受光用の光ファイバとを含む光ファイババンドルを有している、請求項1または2に記載の濃度測定装置。
  5. 前記測定セルの両端部において前記流路に連通する流入口と流出口とが設けられている請求項1から4のいずれかに記載の濃度測定装置。
  6. 前記流入口および前記流出口のうちのいずれか一方は前記窓部の近傍に配置され、他方は前記反射部材の近傍に配置されている、請求項5に記載の濃度測定装置。
  7. 前記光は紫外光であり、前記反射部材はアルミニウムを含む材料から形成された反射層または誘電体多層膜からなる反射層を含む、請求項1から6のいずれかに記載の濃度測定装置。
  8. 前記反射部材は、透光性プレートと、前記透光性プレートの片面に設けられた反射層とを有し、前記反射層が設けられた面を他方の面と識別するための表裏識別構造を有している、請求項1から7のいずれかに記載の濃度測定装置。
  9. 前記表裏識別構造は、前記透光性プレートの側面に設けられた平坦面、前記透光性プレートに設けられた凹部または貫通孔、もしくは、前記透光性プレートに設けられた凸部のうちのいずれかを、非対称に配置することによって構成されている、請求項8に記載の濃度測定装置。
  10. 被測定流体の流路および前記流路に接する透光性の窓部を有する測定セルと、
    前記測定セルに前記窓部を介して入射する光を発する光源と、
    前記測定セル内を伝播する前記光を反射し、前記反射した前記光を前記窓部を介して前記測定セルから出射させる反射部材と、
    前記測定セルの前記窓部から出射した前記光を検出する光検出器と、
    前記光検出器の検出信号に基づいて前記被測定流体の濃度を演算する演算部と、
    前記光源から発せられた前記光を前記測定セルの前記窓部に導光する第1の光学機器、および、前記測定セルの窓部から出射された光を前記光検出器に導光する第2の光学機器と
    を備え、
    前記反射部材は、前記第1の光学機器から入射し前記測定セルの前記流路内を伝播したた入射光を受け、前記入射光の光路と異なる光路を通って前記第2の光学機器へと反射光を反射させるように構成されており、
    前記測定セルの両端部において前記流路に連通する流入口と流出口とが設けられ、前記流入口および前記流出口のうちのいずれか一方は前記窓部の近傍に配置され、他方は前記反射部材の近傍に配置されている、濃度測定装置。
  11. 前記光源からの前記光を分岐し、参照光として参照光検出器に入射させる、請求項10に記載の濃度測定装置。
  12. 前記反射光の前記光路は、前記入射光の前記光路と平行である、請求項10または11に記載の濃度測定装置。
  13. 前記反射部材は、三角柱状のプリズムを含む、請求項12に記載の濃度測定装置。
  14. 前記反射部材は、前記入射光の進行方向に対して垂直な面から傾いた反射面を含む、請求項10または11に記載の濃度測定装置。
  15. 前記窓部の近傍に設けられ、前記第1の光学機器からの前記出射光を受けて前記測定セルに入射させるとともに、前記測定セルからの前記反射光を受けて前記第2の光学機器に入射させる光学素子をさらに有し、前記光学素子の光軸が、前記第1の光学機器と前記第2の光学機器との間に配されている、請求項10または11に記載の濃度測定装置。
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