JP2018017397A - 連結ファスナー - Google Patents

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Abstract

【課題】連結帯の幅が工具側で規定されている場合でも、短いファスナーを安定的に支持することができ、これにより、工具側の変更をしなくても短いファスナーを使用することができる連結ファスナーを提供する。【解決手段】ファスナー11に取り付けられた円筒部材30を備え、連結帯20は、ファスナー11の頭部12側を保持する上部保持部22と、ファスナー11の先端部15側に取り付けられた円筒部材30の周面を保持する下部保持部23と、を備えるようにした。【選択図】図2

Description

この発明は、打ち込み工具において使用される連結ファスナーに関する。
複数のファスナーを連結帯で連結した連結ファスナーは、多量のファスナーをまとめて打ち込み工具にセットして連続的に射出させることができるため、様々な種類の打ち込み工具において使用されている。こうした連結ファスナーの連結帯は、例えば特許文献1に記載されているように、上下の2箇所でファスナーを保持することでファスナーを安定的に保持することができる。
実開平3−96417号公報
上記したような打ち込み工具には、長さの異なる複数種類のファスナーを使用可能なものが存在する。こうした打ち込み工具に使用される連結ファスナーは、工具側の仕様に沿った連結帯を使用することで、長さが異なっても同じ工具で使用できるようになっている。言い換えると、連結帯の形状等は工具側の仕様によって決められており、自由に変更することはできない。例えば、連結帯の上下幅(上部保持部と下部保持部との間の距離)は、工具側の連結ファスナーの送り動作や連結帯の排出動作に対応できる幅が決められており、自由に変更することはできない。
このため、連結帯の上下幅よりもファスナーの軸部(ファスナー頭部と先細りの先端部との間のストレート部分。または、首下テーパ部と先細りの先端部との間のストレート部分。ストレート部分は緩やかなテーパであってもよい)の長さが短いファスナーを使用しようとすると、連結帯によってファスナーの軸部を上下の二箇所で保持できず、ファスナーの保持が安定しないという問題があった。連結帯がファスナーを安定的に保持できないと、傾いた状態で打ち込まれたファスナーが座屈したり、ファスナーから外れて広がった連結帯が機械の内部に引っ掛かって連結ファスナーの送り動作がスムーズに行われなくなったりといった障害の原因となる。こうしたことから、従来は工具側で規定された連結帯で保持できないようなファスナーは使用することができず、工具で使用できるファスナーの長さに制限が加えられていた。
そこで、本発明は、連結帯の幅が工具側で規定されている場合でも、短いファスナーを安定的に支持することができ、これにより、工具側の仕様を変更しなくても短いファスナーを使用することができる連結ファスナーを提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、複数のファスナーと、前記複数のファスナーを連結するシート状の連結帯と、前記ファスナーの先端部側に取り付けられた前記連結帯とは別体の筒状部材と、を備え、前記連結帯は、前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持部と、前記ファスナーに取り付けられた前記筒状部材の周面を保持する下部保持部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記下部保持部に設けられた前記筒状部材を保持する下部保持孔の径は、前記上部保持部に設けられた前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の径よりも大きいことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記下部保持部に設けられた前記筒状部材を保持する下部保持孔の開口縁部の開口幅は、前記上部保持部に設けられた前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の開口縁部の開口幅よりも大きいことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記ファスナーは、一端に設けられた頭部と、他端に設けられた先細りの先端部と、前記頭部と前記先端部との間に設けられた軸部と、を備え、前記下部保持部が、前記ファスナーの先細りの先端部に重なる位置、または、前記ファスナーに重ならない位置において、前記筒状部材を保持していることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記連結帯は、前記上部保持部と、前記下部保持部と、前記上部保持部と前記下部保持部とを繋ぐ帯状部と、が同一平面に形成された1枚の長尺シートをコ字形に折り曲げて形成され、前記ファスナーは、一端に設けられた頭部と、他端に設けられた先細りの先端部と、前記頭部と前記先端部との間に設けられた軸部と、を備え、前記ファスナーの軸方向に見たときに、前記軸部の長さが前記帯状部の長さよりも短いことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5記載の発明の特徴点に加え、前記ファスナーは、前記軸部に段部を備え、前記段部は、前記頭部側の外径よりも前記先端部側の外径が小さくなるように形成されて、前記筒状部材の上縁部に臨むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記筒状部材は、前記下部保持部よりも下方において外周方向に突出するフランジ部を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、上記した請求項1〜7のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記筒状部材は、前記下部保持部の抜けを防止するための外れ防止形状を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、上記した請求項8記載の発明の特徴点に加え、前記外れ防止形状は、前記ファスナーの先端側に行くに従って徐々に大径となるテーパ形状であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、上記した請求項8記載の発明の特徴点に加え、前記外れ防止形状は、前記ファスナーの先端側を大径とすることで形成された段形状、または、周溝状の凹形状であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、上記した請求項8記載の発明の特徴点に加え、前記外れ防止形状は、前記ファスナーの頭部側を外周方向へ膨らませた膨出形状、または、前記ファスナーの頭部側を大径とすることで形成された大径形状であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、ファスナーに取り付けられた前記連結帯とは別体の筒状部材を備え、連結帯は、ファスナーの頭部側を保持する上部保持部と、ファスナーの先端部側に取り付けられた筒状部材の周面を保持する下部保持部と、を備える。このような構成によれば、筒状部材によってファスナーを延長して下部保持部で保持できるので、連結帯の幅が工具側で規定されている場合でも、ファスナーの長さに関係なくファスナーを安定的に支持することができる。
また、筒状部材が連結帯とは別部材であるので、筒状部材が連結帯から外れるときに連結帯に引っ張られて筒状部材が傾くといったことがない。よって、ファスナーが傾いて座屈することを防止できる。また、連結帯を切断するためにエネルギーが損失することもない。
また、金属製のファスナーよりも寸法精度を安定させやすい筒状部材を使用することで、筒状部材の寸法と下部保持部の寸法とを適合させることが可能となり、下部保持部による筒状部材を介したファスナーの保持力を高めることができる。
また、ファスナーに筒状部材が取り付けられていることで、ファスナーの足先側(先端部側)の径が大きくなるので、打ち込み時にファスナーが射出経路内で倒れることが防止される。よって、ファスナーの打ち込み姿勢を安定させて座屈を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、下部保持部に設けられた筒状部材を保持する下部保持孔の径は、上部保持部に設けられたファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の径よりも大きい。このような構成によれば、比較的径の小さい上部保持孔によってファスナーの軸部を保持し、比較的径の大きい下部保持孔によって筒状部材を保持するので、筒状部材を取り付けた分だけ太くなった下部においてもしっかりとファスナーを保持することができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、下部保持部に設けられた筒状部材を保持する下部保持孔の開口縁部の開口幅は、上部保持部に設けられたファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の開口縁部の開口幅よりも大きい。このような構成によれば、連結帯にファスナーを装填するときに、比較的開口縁部の開口幅が小さい上部保持孔にファスナーの軸部が装填保持され、比較的開口縁部の開口幅が大きい下部保持孔に筒状部材が装填保持されるので、筒状部材を取り付けた分だけ太くなった下部においてもファスナーを無理なく装填保持でき、組付け性がよい。また、ファスナーを打ち込むときにおいても、下部保持孔の開口縁部の開口幅が大きいので、スムーズに連結帯からファスナーを外すことができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、前記ファスナーは、一端に設けられた頭部と、他端に設けられた先細りの先端部と、前記頭部と前記先端部との間に設けられた軸部と、を備え、下部保持部が、ファスナーの先細りの先端部に重なる位置、または、ファスナーに重ならない位置において、筒状部材を保持している。このような構成によれば、下部保持部がファスナーの先端部に重なる位置やファスナーに重ならない位置にくるような短いファスナーであっても、この短いファスナーを筒状部材で延長して下部保持部が保持するので、これまで工具側の仕様によって制限されていた短いファスナーを使用できるようになり、そして、短いファスナーでも安定的に保持し、打ち込み姿勢が安定するため、打ち込み時の座屈を防止できる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、ファスナーの軸方向に見たときに、軸部の長さが帯状部の長さよりも短い。このような構成によれば、軸部の長さが帯状部の長さよりも短いような短いファスナーであっても、この短いファスナーを筒状部材で延長して下部保持部が保持するので、ファスナーの軸部の上下部分を確実に保持することができる。
また、請求項6に記載の発明は上記の通りであり、ファスナーは、軸部に段部を備え、段部は、頭部側の外径よりも先端部側の外径が小さくなるように形成されて、筒状部材の上縁部に臨む。このような構成によれば、ファスナーに筒状部材を取り付ける際に、段部によって筒状部材の位置が決まるので、ファスナーに対する筒状部材の取り付け位置が浅すぎたり深すぎたりする問題を回避することができる。
また、請求項7に記載の発明は上記の通りであり、筒状部材は、下部保持部よりも下方において外周方向に突出するフランジ部を備える。このような構成によれば、フランジ部によって下部保持部の抜けが防止されるので、下部保持部が筒状部材から外れることが防止される。
また、フランジ部が設けられることで、ファスナーの足先側の径が大きくなるので、打ち込み時にファスナーが射出経路内で倒れることの防止効果を高めることができる。よって、ファスナーの打ち込み姿勢を安定させて座屈を防止することができる。
また、請求項8に記載の発明は上記の通りであり、筒状部材は、下部保持部の抜けを防止するための外れ防止形状を備える。このような構成によれば、外れ防止形状によって下部保持部の抜けが防止されるので、下部保持部が筒状部材から外れることが防止される。
なお、外れ防止形状をファスナーに設けた場合、ファスナーの貫入抵抗が増したり、ファスナーが座屈し易くなったりする問題があるが、筒状部材に外れ防止形状を設けることでそのような問題も生じない。
連結ファスナーの側面図である。 (a)連結ファスナーの一部断面図、(b)従来の連結ファスナーの断面図である。 連結帯の(a)展開図、(b)側面図である。 筒状部材の(a)平面図、(b)断面図である。 打ち込み時の姿勢を説明する図であって、(a)筒状部材がある場合の図、(b)筒状部材がない場合の図である。 本実施形態に係る打ち込み時の姿勢を説明する図であって、(a)ファスナーがドライバに接触する前の図、(b)ファスナーがドライバに接触した直後の図、(c)筒状部材が連結帯から外れた状態の図、(d)ファスナーが連結帯から切り離された状態の図である。 筒状部材を連結帯と一体に形成した場合の打ち込み時の姿勢を説明する図であって、(a)ファスナーがドライバに接触する前の図、(b)ファスナーがドライバに接触した直後の図、(c)筒状部材が連結帯から切り離された状態の図である。 変形例に係る図であって、(a)短いファスナーを使用した連結ファスナーの一部断面図、(b)フランジ部で連結帯を押さえ込んだ連結ファスナーの一部断面図である。 変形例に係る図であって、(a)釘を使用した連結ファスナーの一部断面図、(b)ネジを使用した連結ファスナーの一部断面図である。 変形例に係る図であって、フランジ部のない筒状部材を使用し、(a)短いファスナーを使用した連結ファスナーの一部断面図、(b)中程度の長さのファスナーを使用した連結ファスナーの一部断面図、(c)長いファスナーを使用した連結ファスナーの一部断面図である。 変形例に係る図であって、(a)テーパ形状の外れ防止形状を備えた連結ファスナーの一部断面図、(b)段形状の外れ防止形状を備えた連結ファスナーの一部断面図、(c)凹形状の外れ防止形状を備えた連結ファスナーの一部断面図、(d)膨出形状の外れ防止形状を備えた連結ファスナーの一部断面図、(e)大径形状の外れ防止形状を備えた連結ファスナーの一部断面図である。 変形例に係る図であって、(a)筒状部材に段部を設けた連結ファスナーの側面図、(b)筒状部材に段部を設けた連結ファスナーの一部断面図である。
本実施形態に係る連結ファスナー10について、図を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る連結ファスナー10は、図1に示すように、複数のファスナー11を連結帯20で連結することにより多量のファスナー11をまとめて打ち込み工具にセットして連続的に射出させることができるようにしたものである。打ち込み工具は、特に図示しないが、連結ファスナー10を収容するためのマガジンを備えており、このマガジンに格納された連結ファスナー10を工具本体の先端へと送るための送り機構を備えている。この送り機構は、打ち込み動作に連動して連結ファスナー10を1本ずつ送ることで、連結ファスナー10の先頭のファスナー11を工具本体の先端に設けられた射出経路40にセットする。このように射出経路40にセットされたファスナー11は、打ち込み工具の打撃機構によって作動するドライバ41によって打ち出される。ドライバ41によって打ち出されたファスナー11は、射出経路40を通過して工具本体の先端に設けられた射出口から射出される。
本実施形態に係る連結ファスナー10は、ファスナー11の中心を結んだ線が直線となるようにファスナー11を平行に並べて連結している。これにより、連結ファスナー10は、一直線の帯状に形成されている。
本実施形態に係るファスナー11は、例えばコンクリートやサイデイング部材等に打込まれるコンクリート用ピンであり、図2(a)に示すように、頭部12と、頭部12に連続する首下テーパ部13と、首下テーパ部13に連続する軸部14と、軸部14に連続する先細りの先端部15と、を備える。頭部12は、ドライバ41の打ち込みを受ける円盤状の部位である。首下テーパ部13は、頭部12と軸部14とを滑らかにつなぐためのものであり、頭部12から軸部14の方向へ行くに従って徐々に縮径する部位である。軸部14は、円柱状に形成されて、被打込材に打ち込まれたときに引き抜き抵抗を生じる部位である。先端部15は、先細りに尖った形状で形成されて、被打込材に突き刺さる部位である。本実施形態においては、先端部15は砲弾形状で形成されている。
なお、ファスナー11は、頭部と、頭部に連続する緩やかなテーパ形状の軸部(頭部と軸部の間に、頭部に連続する首下テーパ部を有してもよい)と、軸部に連続する先細りの先端部と、を備えた形状でもよい。
なお、本実施形態に係るファスナー11の軸部14には、貫入抵抗を弱めるための段部14aが連続的に形成されている。このため、軸部14の径は、段部14aよりも頭部12側のストレート部の径と比較して、段部14aよりも先端部15側のストレート部の径が小径となっている。
このファスナー11の軸部14には、筒状部材として円筒部材30が取り付けられている。円筒部材30は、アルミや合成樹脂などで形成された部材であり、図4に示すように、筒部31と、筒部31の開口縁に突出形成されたフランジ部33と、を備える。
なお、フランジ部33は、下部保持部23よりも下方において外周方向に突出していればよく、開口縁以外に位置に設けられていてもよい。例えば、筒部31の外周面に径方向に突出するように形成されていてもよい。
また、フランジ部33は、筒部31と別体形成でもよい。また、フランジ部33の形状は、図4(a)に示すような円形状に限らず、外周が円筒軌跡上にある形状であればよい。例えば、多角形状や、切欠部がある矩形形状等であってもよい。また、円筒部材30の形状も同様に円形状に限らず、内周が円筒軌跡上にある筒状形状であればよい。例えば、多角形状や、切欠部がある矩形形状等の筒状部材であってもよい。
筒部31の内径は、ファスナー11の軸部14(段部14aよりも先端部15側)を圧入できる大きさで形成されており、ファスナー11の先端部15を筒部31に挿入することで、ファスナー11に円筒部材30を取り付け可能となっている。本実施形態においては、図2(a)に示すように、円筒部材30の上縁部32に段部14aが臨む位置までファスナー11を挿入可能であり、段部14aによってファスナー11に対する円筒部材30の挿入位置が決まるようになっているため、組付け性がよい。
ファスナー11を連結する連結帯20は、図3に示すようなシート状の部材であり、本実施形態においては合成樹脂製である。なお、図面上は連結帯20の長さを短く表しているが、実際の連結帯20は、図3(a)の上下方向に同様の形状が連続する1枚の長尺のシートで形成されている。
この連結帯20は、ファスナー11の頭部12側を保持する上部保持部22と、ファスナー11に取り付けられた円筒部材30を保持する下部保持部23と、上部保持部22と下部保持部23とを繋ぐ帯状部21を備える。上部保持部22と下部保持部23は、それぞれ対応するように同じ数だけ設けられており、対応する一対の上部保持部22及び下部保持部23で1本のファスナー11を保持するようになっている。帯状部21は、すべての上部保持部22及び下部保持部23を繋ぐように長手方向に延設されている。
この連結帯20は、上部保持部22と下部保持部23と帯状部21とが同一平面に形成されており、上部保持部22と帯状部21との間、及び、下部保持部23と帯状部21との間に折り溝20aが形成されている。この折り溝20aに沿って連結帯20を折り曲げることで、図2(a)に示すように、1枚の長尺シートで形成された連結帯20がコ字形に変形されてファスナー11を保持するようになっている。
上部保持部22は、図2(a)に示すように、ファスナー11の軸部14の最上部を保持する。この上部保持部22は、図3(a)に示すように、ファスナー11の軸部14の最大径よりも幅の狭い上部スリット22aと、この上部スリット22aの奥に設けられた上部保持孔22bと、を備える。上部保持孔22bの直径は、ファスナー11の軸部14の最大径よりも大径となっている。また、上部スリット22aは、上部保持孔22bの開口縁部として設けられており、上部保持孔22bへと連通している。
また、下部保持部23は、図2(a)に示すように、円筒部材30の筒部31を保持する。この下部保持部23は、図3(a)に示すように、円筒部材30の筒部31の直径よりも幅の狭い下部スリット23aと、この下部スリット23aの奥に設けられた下部保持孔23bと、を備える。下部保持孔23bの直径は、円筒部材30の筒部31の直径よりも大径となっている。また、下部スリット23aは、下部保持孔23bの開口縁部として設けられており、下部保持孔23bへと連通している。
このとき、下部スリット23aの幅DW1(下部保持孔23bの開口縁部の開口幅)は、上部スリット22aの幅UW1(上部保持孔22bの開口縁部の開口幅)よりも大きく形成されており、下部保持孔23bの直径DW2は、上部保持孔22bの直径UW2よりも大きく形成されている。
このように形成することで、円筒部材30を取り付けた分だけ太くなったファスナー11の下部に合わせて、下部保持孔23bの内径が大きくなっており、ファスナー11を安定的に保持することができる。
また、連結帯20にファスナー11を装填するときには、上部スリット22aからファスナー11の軸部14を上部保持孔22bへと装填し、下部スリット23aから円筒部材30を下部保持孔23bへと装填する。このとき、円筒部材30を取り付けた分だけ太くなったファスナー11の下部に合わせて、下部スリット23aの幅DW1が大きくなっているので、ファスナー11を無理なく装填保持でき、組付け性がよい。
また、ファスナー11を打ち込むときにおいても、下部スリット23aの幅DW1が大きいので、スムーズに連結帯20からファスナー11を外すことができる。
ところで、連結帯20の帯状部21には、図3に示すように、ファスナー11の保持間隔と同じ間隔で送り用孔21aが形成されている。この送り用孔21aは、打ち込み工具の送り機構が使用するためのものである。すなわち、送り機構の送り爪がこの送り用孔21aに係合して作動することで、ファスナー11が順次射出経路40へと送られるようになっている。このような送り用孔21aを備えた帯状部21の幅(ファスナー11の軸方向に見た帯状部21の長さH1。図2(a)参照)は、打ち込み工具によって規定されており、容易に変更することはできない。例えば、帯状部21の長さH1を短くすると、送り機構が正常に送り動作を行えなくなってしまう。よって、帯状部21の長さH1は変更することができないが、従来の構造では帯状部21の長さH1を短くできないために、短いファスナー11を連結帯20で保持できないという問題があった。
例えば、本実施形態においては、図2(a)に示すように、ファスナー11を軸方向に見たときに、ファスナー11の軸部14の長さH2が、連結帯20の帯状部21の長さH1よりも短くなっている。
このため、下部保持部23が、ファスナー11の先端部15に重なる位置にきている。従来の構造でこのような短いファスナー11を保持しようとすると、図2(b)に示すように、下部保持部23がファスナー11の先端部15から抜け落ちてしまうおそれがあり、ファスナー11を確実に保持することができなかった。この点、本実施形態によれば、ファスナー11に円筒部材30が取り付けられており、下部保持部23が円筒部材30を保持しているため、ファスナー11の上下部分を確実に保持することができる。よって、これまで工具側の仕様によって制限されていた短いファスナー11を使用することができ、また、ファスナー11の打ち込み姿勢が安定するため、打ち込み時の座屈を防止することができる。
また、本実施形態においては、図5(a)に示すように、打ち込み工具の射出経路40内でドライバ41によってファスナー11が打ち込まれるときには、ファスナー11の足先に円筒部材30が取り付けられた状態で射出経路40内を移動する。このため、ファスナー11の傾きが抑制される。なお、円筒部材30がない場合、図5(b)に示すように、ファスナー11が射出経路40内で傾いて斜めに打ち込まれ、ファスナー11の座屈などの原因となる。このように、本実施形態に係る連結ファスナー10は、ファスナー11の足先(先端部15側)に円筒部材30が取り付けられていることにより、打ち込み時の座屈を防止できるようになっている。
また、本実施形態においては、連結帯20とは別体で円筒部材30が設けられているため、ファスナー11の打ち込み時に円筒部材30を連結帯20から切り離す必要がない。このため、打ち込み工具の射出経路40内でドライバ41によってファスナー11が打ち込まれるときに、図6(a)〜(d)に示すように、円筒部材30が連結帯20から外れるが、円筒部材30が連結帯20に引っ張られて傾くことがない。よって、ファスナー11が傾いて座屈することを防止できる。また、連結帯20を切断するためにエネルギーが損失することもない。
なお、円筒部材30が連結帯20の一部として設けられている場合、図7(a)〜(c)に示すように、円筒部材30を連結帯20から切り離すときに連結帯20に引っ張られて円筒部材30が傾いてしまう。このため、ファスナー11が傾いて座屈するおそれがある。また、連結帯20を切断するためにエネルギーの損失が発生する。この点、本実施形態のように連結帯20と円筒部材30とを別体にすれば、このような問題が発生しない。
なお、上記した実施形態においては、下部保持部23が、ファスナー11の先端部15に重なる位置において円筒部材30を保持している例について説明したが、これに限らず、図8(a)に示すように、下部保持部23が、ファスナー11に重ならない位置において円筒部材30を保持するようにしてもよい。このように非常に短いファスナー11を使用した場合でも、円筒部材30によってファスナー11を延長することで、ファスナー11を安定的に保持することができる。
また、図8(b)に示すように、円筒部材30のフランジ部33が、下部保持部23の下部に接触可能に配置してもよい。このようにすれば、下部保持部23が広がることをフランジ部33によって抑制できるので、下部保持部23が円筒部材30から外れることを防止できる。
また、上記した実施形態においては、ファスナー11としてコンクリートピンを例に説明したが、これに限らない。例えば、図9(a)に示すように、ファスナー11として釘を使用してもよい。また、図9(b)に示すように、ファスナー11としてネジを使用してもよい。
また、上記した実施形態においては、円筒部材30にフランジ部33を設けているが、これに限らず、図10(a)に示すように、円筒部材30にフランジ部33を設けなくてもよい。また、図10(b)及び(c)に示すように、長いファスナー11を使用してもよい。
また、図11に示すように、円筒部材30に、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を設けてもよい。
例えば、図11(a)に示すように、円筒部材30の筒部31を、先端方向に行くに従って徐々に大径となるテーパ形状34とし、このテーパ形状34を下部保持部23で保持することで、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成してもよい。このような構成においては、下部保持部23の抜けを防止できることに加え、連結帯20にファスナー11を装填するときに、テーパ形状34によって連結帯20の下部保持部23の挿入位置が決まるようにできるので、組付け性を向上させることができる。また、ファスナー11を打ち込むときには、テーパ形状34の円筒部材30が下部保持部23からそのまま抜けていくので、スムーズに連結帯20からファスナー11を外すことができる。
また、図11(b)に示すように、円筒部材30の筒部31に、先端側が大径の段形状35を形成し、この段形状35に下部保持部23を係合させることで、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成してもよい。このような構成においては、下部保持部23の抜けを防止できることに加え、連結帯20にファスナー11を装填するときに、段形状35によって連結帯20の下部保持部23の挿入位置が決まるようにできるので、組付け性を向上させることができる。
また、図11(c)に示すように、円筒部材30の筒部31に、周溝状に凹形状36を形成し、この凹形状36に下部保持部23を係合させることで、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成してもよい。このような構成においては、下部保持部23の抜けを防止できることに加え、連結帯20にファスナー11を装填するときに、凹形状36によって連結帯20の下部保持部23の挿入位置が決まるようにできるので、組付け性を向上させることができる。
また、図11(d)に示すように、円筒部材30の筒部31の反先端側に、外周方向へ膨らんだ膨出形状37を設け、この膨出形状37に下部保持部23を係合させることで、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成してもよい。このような構成においては、下部保持部23の抜けを防止できることに加え、連結帯20にファスナー11を装填するときに、膨出形状37によって連結帯20の下部保持部23の挿入位置が決まるようにできるので、組付け性を向上させることができる。
また、図11(e)に示すように、円筒部材30の筒部31の反先端側を大径として大径形状38を形成し、この大径形状38を下部保持部23に保持させることで、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成してもよい。このような構成においては、下部保持部23の抜けを防止できることに加え、連結帯20にファスナー11を装填するときに、大径形状38によって連結帯20の下部保持部23の挿入位置が決まるようにできるのでなっているため、組付け性を向上させることができる。
また、図12に示すように、円筒部材30の筒部31に段部39を設けてもよい。この段部39を設けることで、段部39の先端側が、段部39の後端側よりも大径となるように形成されている。また、この段部39は、下部保持部23よりもファスナー11の足先側(先端部15側)に配置されており、下部保持部23に当接しないようになっている。このような構成であっても、図11(b)に示す形態と同様に、下部保持部23が広がることを段部39によって抑制でき、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を構成することができる。
なお、図12に示す例では、断面直角に形成された角部によって段部39を形成している。このように、段部39の角部を直角に形成することで、下部保持部23が引っ掛かりやすくなるので、下部保持部23の広がりを防止する効果を高くすることができる。ただし、段部39の角部は直角に限らず、できるだけ小さなR形状としてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ファスナー11に取り付けられた円筒部材30を備え、連結帯20は、ファスナー11の頭部12側を保持する上部保持部22と、ファスナー11に取り付けられた円筒部材30を保持する下部保持部23と、を備える。このような構成によれば、円筒部材30によってファスナー11を延長して下部保持部23で保持することができるので、連結帯20の幅が工具側で規定されている場合でも、ファスナー11の長さに関係なくファスナー11を安定的に支持することができる。
また、円筒部材30が連結帯20とは別部材であるので、円筒部材30が連結帯20から外れるときに連結帯20に引っ張られて円筒部材30が傾くといったことがない。よって、ファスナー11が傾いて座屈することを防止できる。また、連結帯20を切断するためにエネルギーが損失することもない。
また、金属製のファスナー11よりも寸法精度を安定させやすい円筒部材30を使用することで、円筒部材30の寸法と下部保持部23の寸法とを適合させることが可能となり、下部保持部23による円筒部材30を介したファスナー11の保持力を高めることができる。
また、ファスナー11に円筒部材30が取り付けられていることで、ファスナー11の足先側(先端部15側)の径が大きくなるので、打ち込み時にファスナー11が射出経路40内で倒れることが防止される。よって、ファスナー11の打ち込み姿勢を安定させて座屈を防止することができる。
また、下部保持部23に設けられた円筒部材30を保持する下部保持孔23bの径は、上部保持部22に設けられたファスナー11の頭部12側を保持する上部保持孔22bの径よりも大きい。このような構成によれば、比較的径の小さい上部保持孔22bによってファスナー11の軸部14を保持し、比較的径の大きい下部保持孔23bによって円筒部材30を保持するので、円筒部材30を取り付けた分だけ太くなった下部においてもしっかりとファスナー11を保持することができる。
また、下部保持部23が、ファスナー11の先細りの先端部15に重なる位置、または、ファスナー11に重ならない位置において、円筒部材30を保持している。このような構成によれば、下部保持部23がファスナー11の先端部15に重なる位置やファスナー11に重ならない位置にくるような短いファスナー11であっても、この短いファスナー11を円筒部材30で延長して下部保持部23が保持するので、ファスナー11を安定的に保持することができる。
また、ファスナー11の軸方向に見たときに、軸部14の長さH2が帯状部21の長さH1よりも短い。このような構成によれば、軸部14の長さH2が帯状部21の長さH1よりも短いような短いファスナー11であっても、この短いファスナー11を円筒部材30で延長して下部保持部23が保持するので、ファスナー11を安定的に保持することができる。
また、円筒部材30は、下部保持部23の下部に臨み、円筒部材30の外周の径方向に突出するように形成されたフランジ部33を備える。このような構成によれば、フランジ部33によって下部保持部23の抜けが防止されるので、下部保持部23が円筒部材30から外れることが防止される。
また、フランジ部33が設けられることで、ファスナー11の足先側の径が大きくなるので、打ち込み時にファスナー11が射出経路40内で倒れることの防止効果を高めることができる。よって、ファスナー11の打ち込み姿勢を安定させて座屈を防止することができる。
また、ファスナー11は、軸部14に段部14aを備え、段部14aは、頭部12側の外径よりも先端部15側の外径が小さくなるように形成されて、円筒部材30の上縁部32に臨む。このような構成によれば、ファスナー11に円筒部材30を取り付ける際に、段部14aによって円筒部材30の位置が決まるので、ファスナー11に対する円筒部材30の取り付け位置が浅すぎたり深すぎたりする問題を回避することができる。
また、円筒部材30は、下部保持部23の抜けを防止するための外れ防止形状を備える。このような構成によれば、外れ防止形状によって下部保持部23の抜けが防止されるので、下部保持部23が円筒部材30から外れることが防止される。
なお、外れ防止形状をファスナー11に設けた場合、ファスナー11の貫入抵抗が増したり、ファスナー11が座屈し易くなったりする問題があるが、円筒部材30に外れ防止形状を設けることでそのような問題も生じない。
10 連結ファスナー
11 ファスナー
12 頭部
13 首下テーパ部
14 軸部
14a 段部
15 先端部
20 連結帯
20a 折り溝
21 帯状部
21a 送り用孔
22 上部保持部
22a 上部スリット
22b 上部保持孔
23 下部保持部
23a 下部スリット
23b 下部保持孔
30 円筒部材
31 筒部
32 上縁部
33 フランジ部
34 テーパ形状(外れ防止形状)
35 段形状(外れ防止形状)
36 凹形状(外れ防止形状)
37 膨出形状(外れ防止形状)
38 大径形状(外れ防止形状)
39 段部
40 射出経路
41 ドライバ

Claims (11)

  1. 複数のファスナーと、
    前記複数のファスナーを連結するシート状の連結帯と、
    前記ファスナーに取り付けられた前記連結帯とは別体の筒状部材と、
    を備え、
    前記連結帯は、前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持部と、前記ファスナーの先端部側に取り付けられた前記筒状部材の周面を保持する下部保持部と、を備えることを特徴とする、連結ファスナー。
  2. 前記下部保持部に設けられた前記筒状部材を保持する下部保持孔の径は、前記上部保持部に設けられた前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の径よりも大きいことを特徴とする、請求項1記載の連結ファスナー。
  3. 前記下部保持部に設けられた前記筒状部材を保持する下部保持孔の開口縁部の開口幅は、前記上部保持部に設けられた前記ファスナーの頭部側を保持する上部保持孔の開口縁部の開口幅よりも大きいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の連結ファスナー。
  4. 前記ファスナーは、一端に設けられた頭部と、他端に設けられた先細りの先端部と、前記頭部と前記先端部との間に連続して設けられた軸部と、を備え、
    前記下部保持部が、前記ファスナーの前記先細りの先端部に重なる位置、または、前記ファスナーに重ならない位置において、前記筒状部材を保持していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の連結ファスナー。
  5. 前記連結帯は、前記上部保持部と、前記下部保持部と、前記上部保持部と前記下部保持部とを繋ぐ帯状部と、が同一平面に形成された1枚の長尺シートをコ字形に折り曲げて形成され、
    前記ファスナーは、一端に設けられた頭部と、他端に設けられた先細りの先端部と、前記頭部と前記先端部との間に連続して設けられた軸部と、を備え、
    前記ファスナーの軸方向に見たときに、前記軸部の長さが前記帯状部の長さよりも短いことを特徴とする、請求項1〜4いずれか1項に記載の連結ファスナー。
  6. 前記ファスナーは、前記軸部に段部を備え、
    前記段部は、前記頭部側の外径よりも前記先端部側の外径が小さくなるように形成されて、前記筒状部材の上縁部に臨むことを特徴とする、請求項5記載の連結ファスナー。
  7. 前記筒状部材は、前記下部保持部よりも下方において外周方向に突出するフランジ部を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の連結ファスナー。
  8. 前記筒状部材は、前記下部保持部の抜けを防止するための外れ防止形状を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の連結ファスナー。
  9. 前記外れ防止形状は、前記ファスナーの先端側に行くに従って徐々に大径となるテーパ形状であることを特徴とする、請求項8記載の連結ファスナー。
  10. 前記外れ防止形状は、前記ファスナーの先端側を大径とすることで形成された段形状、または、周溝状の凹形状であることを特徴とする、請求項8記載の連結ファスナー。
  11. 前記外れ防止形状は、前記ファスナーの頭部側を外周方向へ膨らませた膨出形状、または、前記ファスナーの頭部側を大径とすることで形成された大径形状であることを特徴とする、請求項8記載の連結ファスナー。
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