JP2018017050A - 津波バリア - Google Patents

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Abstract

【課題】津波バリアを傾斜地に設ける場合であっても、スクリーンの損傷を抑制すること。【解決手段】傾斜地に鉛直方向に沿って立設された複数の支柱(2)と、傾斜地の傾斜に沿って支柱間(2)に架け渡され、波の力によって流されてきた物体(C)を捕捉するスクリーン(3)とを備える津波バリア(1)であって、スクリーン(3)を傾斜地の傾斜に沿って延在させた状態で支柱(2)に固定した。【選択図】図1

Description

本発明は、津波や高潮の発生時に漂流物等を捕捉する津波バリアに関する。
岸壁、護岸等に設けられ、津波や高潮の発生時に押し波による船舶や漂流物の陸への流入、引き波による地上の荷物の海への流出を防止する津波バリアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
津波バリアは、例えば、地面に立設された複数の支柱と、これらの支柱に支持される捕捉用のスクリーンとを備えており、支柱及びスクリーンで漂流物等の流入、荷物の流出を阻止するとともに、衝撃を吸収することができる。
津波バリアは、陸に載置された荷物の周囲への流出を避けるため、荷物の載置スペースの周囲を囲むように設けられることが多い。
一般的に、津波バリアは、平地に設けられることが多いが、地形によっては、傾斜地に設けられることもある。この場合、図6に示すように、支柱101を鉛直方向に沿って立設し、支柱101間にスクリーン102を傾斜面に沿って架け渡している。スクリーン102は、鉛直方向に直交する方向に支柱101を貫通させ、支柱101に固定されている。
特開2013−119698号公報
しかし、上記のような津波バリアにおいては、支柱101間におけるスクリーン102の延在方向と、支柱101内におけるスクリーン102の延在方向とが異なっているため、図7に示すように、支柱101の出口でスクリーン102が屈曲された状態となっている。
そのため、スクリーン102に張力が作用した場合に、その張力の鉛直方向成分Faがスクリーン102へのせん断力として作用するため、スクリーン102が損傷するおそれがあった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、傾斜地に設ける場合であっても、スクリーンの損傷を抑制することができる津波バリアを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、傾斜地に鉛直方向に沿って立設された複数の支柱と、前記傾斜地の傾斜に沿って前記支柱間に架け渡され、波の力によって流されてきた物体を捕捉するスクリーンとを備える津波バリアであって、前記スクリーンを前記傾斜地の傾斜に沿って延在させた状態で前記支柱に固定したことを特徴とする。
また、前記スクリーンは、前記支柱内に通されていることが好ましい。
また、前記スクリーンは、取付具によって前記支柱に固定されていることが好ましい。
また、前記取付具は、前記スクリーンの端部に設けられたボルト部と、前記ボルト部に螺合するナット部と、を備えることが好ましい。
また、前記支柱に設けられ、前記ボルト部を有する前記スクリーンを挿通するガイド部を備えることが好ましい。
また、前記ガイド部は、前記スクリーンを挿通させる挿通孔を有し、前記挿通孔は、挿通された前記スクリーンの端部側に向かうにつれて外側に向かって湾曲する湾曲面を有することが好ましい。
また、前記ガイド部は、前記支柱における前記スクリーンの引き込み側の孔と引き出し側の孔の少なくとも一方に設けられていることが好ましい。
また、前記ガイド部は、前記支柱における前記スクリーンの引き込み側の孔と引き出し側の孔とに設けられ、前記スクリーンの引き出し側の孔に設けられた前記ガイド部は、前記スクリーンの引き込み側の孔に設けられた前記ガイド部よりも大径であることが好ましい。
また、前記ガイド部は、テーパ座金であることが好ましい。
また、前記支柱には、前記スクリーンの挿通を案内する案内部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、津波バリアを傾斜地に設ける場合であっても、スクリーンの損傷を抑制することができる。
傾斜地に設けられた津波バリアの斜視図である。 津波バリアの正面図である。 図2のA−A断面図である。 ガイド部の断面図である。 他の例におけるスクリーン端部の支柱への取付構造を示す断面図である。 傾斜地に設けられた従来の津波バリアの正面図である。 従来の津波バリアにおけるスクリーン端部の支柱への取付構造を示す断面図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の実施の形態をとり得る。
<津波バリアの構成>
図1に示すように、津波バリア1は、港湾の岸壁近くの傾斜地に設けられている。津波バリア1は、船舶に積み込む荷物C又は船舶から荷下ろしされた荷物Cを仮置きする荷置きスペースSを矩形状に囲むように設けられている。
津波バリア1は、荷置きスペースSを完全に囲むものではなく、仮置きされた荷物Cを搬出したり、荷置きスペースSに荷物を搬入するために車両が通行するゲート11が設けられている。
津波バリア1は、複数の支柱2と、スクリーン3と、取付具4と、ガイド部5と、案内部6と、を備えている。
(支柱)
支柱2は、基礎となる傾斜地に鉛直方向に沿って立設されている。支柱2は、直線上に並ぶように地面に立設されており、その途中で並び方向が変えられている。すなわち、並び方向が変わる箇所が津波バリア1の角部となる。津波バリア1は矩形状に形成されているため、4つの角部を有するように支柱2の並び方向が4箇所で変えられている。
これらの複数の支柱2には、スクリーン3の端部を支持する端部支柱21と、端部支柱21間に配置され、スクリーン3を支持する中間支柱22とがある。
端部支柱21は、津波バリア1の角部を構成する支柱、及び、ゲート11を構成する支柱として用いられており、これらの端部支柱21以外の支柱は全て中間支柱22であり、端部支柱21間に所定の間隔をあけて配置されている。
端部支柱21は、スクリーン3に作用する張力等に耐えられるよう、スクリーン3の途中を支持する中間支柱22よりも強固に構成されている。具体的には、端部支柱21は、中間支柱22よりも大径かつ肉厚であり、アンカー等をとって地面に深く埋設されている。
ここで、端部支柱21は、当該端部支柱21に衝突した漂流物等の衝突エネルギーを変形で吸収するように設計されている。中間支柱22は、当該中間支柱22に衝突した漂流物等の衝突エネルギーを変形で吸収するように設計されているが、スクリーン3の伸びによる衝突エネルギーの吸収によって軽減される。中間支柱22の許容変形量は、軸線の傾斜角が15°である。
支柱2には、一対の貫通孔2a,2b(図4参照)が、スクリーン3を構成するワイヤロープ31の数に応じて形成されている。例えば、図2に示すように、支柱2間に架け渡されるワイヤロープ31が4本ある場合、一対の貫通孔2a,2bは、4セット、すなわち、合計8個形成されている。
一対の貫通孔2a,2bは、両貫通孔2a,2bの中心を直線で結んだときに、その直線が傾斜地の傾斜面Gの方向に沿うように、位置がずらして形成されている。これは、スクリーン3を構成するワイヤロープ31が支柱2内で傾斜地の傾斜面Gの方向に沿うように配置するためである。
(スクリーン)
スクリーン3は、津波や高潮の発生時に、海から陸に押し寄せる押し波による船舶や漂流物の陸への流入、引き波による荷置きスペースSの荷物の海への流出を防止するため、波によって流される物の捕捉体となるものである。
スクリーン3は、例えば、並べられた各支柱2に通される複数のワイヤロープ31を備えている。各ワイヤロープ31は、各支柱2に形成された一対の貫通孔2a,2bに挿通されており、一対の貫通孔2a,2bに挿通された状態において、ワイヤロープ31の延在方向が傾斜面Gに沿っている。すなわち、各ワイヤロープ31は、支柱2内を貫通し、一端から他端まで直線状に配置されており、その延在方向が傾斜地の傾斜面Gの方向に沿っている。
各ワイヤロープ31は、その延在方向が互いに平行となるように架設されている。津波バリア1の角部は、端部支柱21が設けられているため、各ワイヤロープ31は、角部で屈曲されることなく、直線状に架設されている。
図1、図2に示すように、ワイヤロープ31の両端部は、端部支柱21に取り付けられている。なお、スクリーン3は、支柱2間に架設された複数のワイヤロープ31によって構成することもできるが、隣接する支柱2間の距離が長い場合には、ワイヤロープ31の弛みを防止するために、ワイヤロープ31同士を所定の間隔を保ちながら連結してもよい。
図3、図4に示すように、ワイヤロープ31の端部には、ねじ山が形成されたボルト部41がワイヤロープ31と同軸上に設けられており、端部支柱21の内部を通したワイヤロープ31のボルト部41を、座金43を介してナット部42で締結することにより、ワイヤロープ31を端部支柱21に取り付けることができる。
(取付具)
取付具4は、ワイヤロープ31を端部支柱21に固定するものであり、ワイヤロープ31の端部に設けられたボルト部41と、このボルト部41に螺合するナット部42と、ガイド部5とナット部42との間に設けられる座金43とを備えている。
ボルト部41は、ワイヤロープ31と同軸上に設けられており、端部支柱21の一対の貫通孔2a,2bに挿通される。一対の貫通孔2a,2bに挿通されたボルト部41には、座金43を介してナット部42が螺合され、その結果、ワイヤロープ31は、端部支柱21に固定される。
(ガイド部)
図3、図4に示すように、ガイド部5は、ボルト部41を有するワイヤロープ31の端部を挿通させるものである。また、ガイド部5は、ワイヤロープ31が支柱2や案内部6に接触して損傷しないようにワイヤロープ31を保護するものである。
ガイド部5としては、ワイヤロープ31の端部側、すなわち、ワイヤロープ31の引き出し側の孔2bに設けられている外側ガイド部51と、ワイヤロープ31の引き込み側の孔2aに設けられている内側ガイド部52とがある。ここで、端部支柱21においては、ワイヤロープ31の引き込み側の孔2aに内側ガイド部52が設けられ、引き出し側の孔2bに外側ガイド部51が設けられている。中間支柱22においては、いずれの孔2a,2bにおいても内側ガイド部52が設けられている。
外側ガイド部51は、例えば、金属や樹脂から形成されており、略筒状に形成されている。外側ガイド部51は、軸線方向の一端側にフランジ部51fが形成されており、座金43及びナット部42を受ける台座となっている。外側ガイド部51は、端部支柱21の立設方向に対して斜めから挿入されるので、フランジ部51fは、端部支柱21により深く挿入される部分の方が厚くなるように形成されている。
外側ガイド部51は、その軸線方向に沿って形成された挿通孔51aを有しており、この挿通孔51aにワイヤロープ31が挿通されている。挿通孔51aの一端には、挿通孔51aの内面から外面に向けて滑らかに湾曲するように形成された湾曲面51bが形成されている。外側ガイド部51は、ワイヤロープ31の引き出し側の孔2bの周縁に溶接によって固定されている。
内側ガイド部52は、例えば、金属や樹脂から形成されており、略筒状に形成されている。内側ガイド部52は、軸線方向の一端側にフランジ部52fが形成されている。内側ガイド部52は、その軸線方向に沿って形成された挿通孔52aを有しており、この挿通孔52aにワイヤロープ31が挿通されている。挿通孔52aの一端には、ワイヤロープ31の端部側に向かうにつれて、挿通孔52aの内面から外面に向けて滑らかに湾曲するように形成された湾曲面52bが形成されている。内側ガイド部52は、ワイヤロープ31の引き込み側の孔2aの周縁に溶接によって固定されている。外側ガイド部51は、内側ガイド部52よりも大きな径を有するように形成されている。
外側ガイド部51の軸線と内側ガイド部52の軸線は、傾斜面Gに沿って一直線状に並ぶように支柱2に設けられている。
(案内部)
図3、図4に示すように、案内部6は、ワイヤロープ31を支柱2に円滑に通すために、支柱2内でワイヤロープ31を案内する部材である。案内部6は、管状に形成された金属管から形成されており、その両端部がそれぞれ支柱2の貫通孔2a,2bに溶接によって接合されている。
案内部6は、端部支柱21及び中間支柱22の双方に当該支柱2内を貫通するように設けられている。案内部6は、例えば、その軸線が一直線に延びる円筒状に形成されている。案内部6を支柱2に設けた際、案内部6の軸線方向に沿ってワイヤロープ31が引き込まれ、引き出されるようになっている。案内部6は、一対の貫通孔2a,2bの高さ位置が異なるように形成されているため、支柱2に挿通した際に、案内部6の軸線が傾斜面Gに沿った方向に延在するように固定される。案内部6の両端部には、それぞれガイド部5が設けられている。なお、案内部6は、金属管に限らず、プラスチック等の他の材料で形成されていてもよい。
ガイド部5は、案内部6の両端部に溶接によって接合されており、ガイド部5と案内部6とで支柱2内の空間と外部空間とを隔離している。外側ガイド部51の挿通孔51a及び内側ガイド部52の挿通孔52aの内径と、案内部6の内径はほぼ等しくなるように形成されており、ガイド部5を案内部6に接合した際に、内面に段差ができないようになっている。
<津波バリアの施工方法>
次に、津波バリア1の施工方法について説明する。
図1、図2に示すように、矩形状に仕切られた荷置きスペースSを津波バリア1で囲む際には、津波バリア1を矩形状に形成することが好ましい。
荷置きスペースSの境界に沿って支柱2を所定の間隔で設置していく。このとき、ワイヤロープ31の端部となるゲート11の支柱、津波バリア1の角部の支柱として端部支柱21を設置し、それ以外の支柱として中間支柱22を設置する。
端部支柱21及び中間支柱22には、案内部6を挿通しておき、案内部6の一端部に外側ガイド部51、他端部に内側ガイド部52を固定しておく。中間支柱22には、案内部6を挿通しておき、案内部6の両端部に内側ガイド部52を固定しておく。
次に、ワイヤロープ31の一方の端部を一方の端部支柱21に取り付け、他方の端部を中間支柱22に順に通していく。全ての中間支柱22にワイヤロープ31を通した後、ワイヤロープ31の他方の端部を他方の端部支柱21に取り付ける。
上記の作業を全てのワイヤロープ31について行うことで、漂流物や荷物を捕捉するスクリーン3が完成する。
以上のような構成を有する津波バリア1によれば、傾斜地に設けた場合であっても、スクリーン3を構成するワイヤロープ31は、一端部から他端部まで屈曲することなく傾斜面Gに沿って直線状に支柱2に架設されているので、ワイヤロープ31に張力が作用した場合であっても、ワイヤロープ31のせん断方向の成分が作用することはないので、ワイヤロープ31の損傷を抑えることができる。
また、支柱2にガイド部5を設けることにより、ワイヤロープ31が支柱2に直接接触することがなくなるため、張力が作用した際にワイヤロープ31の損傷を防止することができる。
また、このガイド部5は、その端部に湾曲面51b,52bが形成されているので、ワイヤロープ31の架設方向が若干ずれた場合であっても、広がりのある湾曲面51b,52bで位置のずれを許容することができるので、スクリーン3を架設する際に高精度の位置決めをしなくてもよく、作業負担が軽減される。
また、外側ガイド部51は、端部支柱21に対して傾斜させて固定することを前提としていることから、フランジ部51fの肉厚が厚くなっているため、ワイヤロープ31の張力がかかる外側ガイド部51自体の強度を高めることができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、図5に示すように、外側ガイド部51及び座金43に代えて、ワイヤロープ31の傾斜に合わせたテーパ座金7を用いてもよい。
また、スクリーン3は、複数のワイヤロープ31に限らず、網材の外縁にワイヤロープを取り付けたものであってもよい。支柱2の形状、ガイド部5、案内部6の形状も任意であって、適宜変更が可能である。
1 津波バリア
2 支柱
2a 引き込み側の孔(貫通孔)
2b 引き出し側の孔(貫通孔)
3 スクリーン
4 取付具
5 ガイド部
6 案内部
7 テーパ座金
21 端部支柱
22 中間支柱
31 ワイヤロープ
41 ボルト部
42 ナット部
51 外側ガイド部
51a 挿通孔
51b 湾曲面
52 内側ガイド部
52a 挿通孔
52b 湾曲面

Claims (10)

  1. 傾斜地に鉛直方向に沿って立設された複数の支柱と、前記傾斜地の傾斜に沿って前記支柱間に架け渡され、波の力によって流されてきた物体を捕捉するスクリーンとを備える津波バリアであって、
    前記スクリーンを前記傾斜地の傾斜に沿って延在させた状態で前記支柱に固定したことを特徴とする津波バリア。
  2. 前記スクリーンは、前記支柱内に通されていることを特徴とする請求項1に記載の津波バリア。
  3. 前記スクリーンは、取付具によって前記支柱に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の津波バリア。
  4. 前記取付具は、
    前記スクリーンの端部に設けられたボルト部と、
    前記ボルト部に螺合するナット部と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の津波バリア。
  5. 前記支柱に設けられ、前記ボルト部を有する前記スクリーンを挿通するガイド部を備えることを特徴とする請求項4に記載の津波バリア。
  6. 前記ガイド部は、前記スクリーンを挿通させる挿通孔を有し、
    前記挿通孔は、挿通された前記スクリーンの端部側に向かうにつれて外側に向かって湾曲する湾曲面を有することを特徴とする請求項5に記載の津波バリア。
  7. 前記ガイド部は、前記支柱における前記スクリーンの引き込み側の孔と引き出し側の孔の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の津波バリア。
  8. 前記ガイド部は、前記支柱における前記スクリーンの引き込み側の孔と引き出し側の孔とに設けられ、
    前記スクリーンの引き出し側の孔に設けられた前記ガイド部は、前記スクリーンの引き込み側の孔に設けられた前記ガイド部よりも大径であることを特徴とする請求項5から7までのいずれか一項に記載の津波バリア。
  9. 前記ガイド部は、テーパ座金であることを特徴とする請求項5から8までのいずれか一項に記載の津波バリア。
  10. 前記支柱には、前記スクリーンの挿通を案内する案内部が設けられていることを特徴とする請求項2から9までのいずれか一項に記載の津波バリア。
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