JP2018016764A - エアゾール組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ひも状に吐出でき、火気に対する安全性がより高く、噴射孔の詰まりの生じにくいエアゾール組成物を提供する。【解決手段】アクリルエステル系樹脂と、エステル油と、液化ガスとを含み、前記液化ガスは、前記アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンである、エアゾール組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、エアゾール組成物に関する。より詳細には、本発明は、ひも状に吐出でき、火気に対する安全性が高く、噴射孔の詰まりの生じにくいエアゾール組成物に関する。
従来、ひも状の吐出物を得るためのエアゾール組成物が知られている。特許文献1には、アクリルエステル系樹脂とアルコール含量が15〜30重量%である水溶液とエアゾール噴射剤とからなるエアゾール水性組成物において、エアゾール噴射剤として、真溶媒となる液化ガス15〜50重量%と貧溶媒となる液化ガス50〜85重量%とからなる噴射剤を使用し、前記樹脂成分15〜35重量%および水溶液15〜33重量%を含むエアゾール水性組成物が開示されている。このエアゾール水性組成物は、吐出するとアクリルエステル系樹脂が析出してひも状の吐出物となる。
特開平5−179234号公報
特許文献1に記載のエアゾール水性組成物は、水が含まれているため、火気への安全性がいくらか配慮されている。しかしながら、このようなエアゾール水性組成物は、たとえばパーティの演出として多量に使用されたり、子供によって使用されることがある。そのため、より高度に火気への安全面に配慮される必要がある。また、このようなひも状に吐出されるエアゾール組成物は、噴射孔や噴射通路等に残るエアゾール組成物が詰まりを生じやすい。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ひも状に吐出でき、火気に対する安全性がより高く、噴射孔や噴射通路等において詰まりの生じにくいエアゾール組成物を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の吐出製品には、以下の構成が主に含まれる。
(1)アクリルエステル系樹脂と、エステル油と、液化ガスとを含み、前記液化ガスは、前記アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンである、エアゾール組成物。
このような構成によれば、ハイドロフルオロオレフィンは、アクリルエステル系樹脂の溶解量が1質量%以下であり、アクリルエステル系樹脂を溶解させにくい。しかしながら、本発明のエアゾール組成物は、ハイドロフルオロオレフィンとともにエステル油を配合することによりアクリルエステル系樹脂を溶解することができる。そして、このようなエアゾール組成物は、空間に吐出されると、ハイドロフルオロオレフィンが気化することにより、エアゾール組成物中の配合割合が変化する。その結果、吐出されたエアゾール組成物は、アクリルエステル系樹脂が析出しやすくなり、連続したひも状の吐出物を形成することができる。さらに、エアゾール組成物は、吐出後に噴射部材の噴射孔に残留しにくく、噴射孔に吐出物が残留しても容易に取り除くことができ、詰まりを生じにくい。また、ハイドロフルオロオレフィンは、燃焼性の低い液化ガスである。そのため、得られるエアゾール組成物は、吐出物中にハイドロフルオロオレフィンが残留しても、火気に対する安全性がより高められている。
(2)前記アクリルエステル系樹脂は、エアゾール組成物中、5〜30質量%含まれる、(1)記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、得られるエアゾール組成物は、空間に吐出されると、ちぎれにくく連続したひも状の吐出物が得られやすい。
(3)前記エステル油は、エアゾール組成物中、1〜20質量%含まれる、(1)または(2)記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、得られるエアゾール組成物は、アクリルエステル系樹脂をより安定に溶解して、噴射部材の噴射孔や噴射通路などでの詰まりを防止する効果が高い。
(4)前記エステル油は、脂肪酸と2価アルコールのエステルである、(1)〜(3)のいずれかに記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、ハイドロフルオロオレフィンとアクリルエステル系樹脂との相溶性が高められる。そのため、得られるエアゾール組成物は、ひも状吐出物の粘着性が抑制されやすく、剥離性が良い。その結果、エアゾール組成物は、使用後の噴射部材の噴射孔や噴射通路等において詰まりを生じにくい。さらに、ひも状吐出物は、火気への安全性が高い。
(5)多価アルコールをさらに含む、(1)〜(4)のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、ハイドロフルオロオレフィンとアクリルエステル系樹脂との相溶性が高められる。その結果、エアゾール組成物は、使用後の噴射部材の噴射孔や噴射通路等において、吐出物による詰まりがより生じにくい。また、ひも状吐出物は、柔らかくなりやすい。さらに、エアゾール組成物は、ひも状吐出物の粘着性を抑制する効果が優れ、剥離性が良い。
(6)界面活性剤をさらに含む、(1)〜(5)のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、エアゾール組成物は、ひも状吐出物の太さや柔軟性を調整しやすい。また、エアゾール組成物は、水を含有しやすくなり、火気への安全性が高くなる。
(7)水をさらに含む、(1)〜(6)のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
このような構成によれば、エアゾール組成物は、火気への安全性が極めて高くなり、ひも状吐出物に火を直接接触させても着火しない。
本発明によれば、ひも状に吐出でき、火気に対する安全性がより高く、噴射孔や噴射通路等において詰まりの生じにくいエアゾール組成物を提供することができる。
<エアゾール組成物>
本発明の一実施形態のエアゾール組成物は、アクリルエステル系樹脂と、エステル油と、液化ガスとを主に含む。以下、それぞれの構成について説明する。
(アクリルエステル系樹脂)
アクリルエステル系樹脂は、エアゾール容器内においてエアゾール組成物中に溶解されており、外部に吐出されるとハイドロフルオロオレフィンの気化によって析出し、ひも状の吐出物を形成するための樹脂成分である。
アクリルエステル系樹脂としては、メタクリルエステル樹脂、アクリルエステル樹脂およびこれらの共重合体樹脂等が例示される。
アクリルエステル系樹脂の配合量は特に限定されない。一例を挙げると、アクリルエステル系樹脂の配合量は、エアゾール組成物中、5質量%以上であることが好ましく、7質量%以上であることが好ましく、10質量%以上であることがより好ましい。また、アクリルエステル系樹脂の配合量は、エアゾール組成物中、30質量%以下であることが好ましく、25質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましい。アクリルエステル系樹脂の配合量が5質量%未満である場合、得られる吐出物は、空間でちぎれやすく、連続したひも状に形成されにくい傾向がある。一方、アクリルエステル系樹脂の配合量が30質量%を超える場合、エアゾール組成物中で析出しやすくなり、エアゾールバルブや噴射部材の噴射孔、噴射通路等が詰まりやすくなる傾向がある。
(エステル油)
エステル油は、アクリルエステル系樹脂と、ハイドロフルオロオレフィンとの相溶性を高め、ひも状吐出物の粘着性を抑制して剥離性を良くし、噴射孔や噴射通路における詰まりを生じにくくするために配合される。
エステル油としては特に限定されない。一例を挙げると、エステル油は、脂肪酸とアルコールとのエステルである。このようなエステルとしては、ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール、ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール、ジ−2−エチルへキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジラウリン酸プロピレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール、ジラウリン酸ジエチレングリコール、ジステアリン酸ジエチレングリコール、ジイソステアリン酸ジエチレングリコール、ジオレイン酸ジエチレングリコール、ジラウリン酸トリエチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール、ジイソステアリン酸トリエチレングリコール、ジオレイン酸トリエチレングリコールなどの脂肪酸と2価アルコールとのジエステル;モノステアリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸プロピレングリコール、モノステアリン酸エチレングリコールなどの脂肪酸と2価アルコールとのモノエステル;トリ2−エチルへキサン酸グリセリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリンなどの脂肪酸と3価アルコールとのトリエステル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピルなどの脂肪酸と1価アルコールのモノエステル;等が例示される。これらの中でも、エステル油は、アクリルエステル系樹脂とハイドロフルオロオレフィンとの溶解性がより優れており、噴射孔や噴射通路等における詰まりを生じにくい点や、ひも状吐出物の燃焼性を抑制し、火気への安全性が高い点から、脂肪酸と2価アルコールのエステルが好ましく、特に、脂肪酸と2価アルコールとのジエステルが好ましい。
エステル油の配合量は、アクリルエステル系樹脂とハイドロフルオロオレフィンとの相溶性を高め得る量であれば特に限定されない。一例を挙げると、エステル油の配合量は、エアゾール組成物中、1質量%以上であることが好ましく、2質量%以上であることがより好ましい。また、エステル油の配合量は、エアゾール組成物中、20質量%以下であることが好ましく、15質量%以下であることがより好ましい。エステル油の配合量が1質量%未満である場合、アクリルエステル系樹脂を可溶化しにくくなり、噴射部材の噴射孔や噴射通路等で詰まりやすくなる傾向がある。一方、エステル油の配合量が20質量%を超える場合、アクリルエステル樹脂の析出が遅くなる。そのため、得られるひも状吐出物は、細くなってちぎれやすく、また、乾燥しにくくなる傾向がある。
特に、アクリルエステル系樹脂に対するエステル油の含有量の比(エステル油/アクリルエステル系樹脂)は、0.05倍以上であることが好ましく、0.1倍以上であることがより好ましい。また、アクリルエステル系樹脂に対するエステル油の含有量の比(エステル油/アクリルエステル系樹脂)は、0.7倍以下であることが好ましく、0.65倍以下であることがより好ましい。含有量の比が上記範囲内に調整されることにより、得られるエアゾール組成物は、ひも状吐出物の粘着性が抑制されて剥離性が非常に良くなり、床やカーペット上に落下しても容易に除去することができる。
(任意成分(油成分))
本実施形態のエアゾール組成物は、ひも状吐出物の乾燥性や硬さを調整する等の目的から、上記したエステル油以外に、油脂類、シリコーンオイル、高級脂肪酸、高級アルコール等の任意成分(油成分)が配合されてもよい。
油脂類としては、アボカド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、ホホバ油、麦芽油、ヤシ油、パーム油等が例示される。
シリコーンオイルとしては、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリシクロシロキサン等が例示される。
高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸等が例示される。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、ラノリンアルコール、ヘキシルドデカノール、セトステアリルアルコール、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等が例示される。
エステル油以外の油成分が配合される場合、油成分の配合量は、エアゾール組成物中、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。また、油成分の配合量は、エアゾール組成物中、10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましい。油成分が上記範囲内で配合されることにより、吐出物は、適度な硬さに調整され、ひも状となりやすい。
(その他の任意成分)
本実施形態のエアゾール組成物は、上記した原料以外に、界面活性剤、多価アルコール、水、各種添加剤等が配合されてもよい。
界面活性剤は、ひも状吐出物の乾燥性や硬さを調整する、火気への安全性を高くする、水を含有しやすくする等の目的で配合される。
界面活性剤としては、モノヤシ油脂肪酸POEソルビタン、モノステアリン酸POEソルビタン、モノオレイン酸POEソルビタン、トリオレイン酸POEソルビタンなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;モノオレイン酸ジグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ジグリセリル、モノカプリン酸ジグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノミリスチン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸ペンタグリセリル、モノミリスチン酸ペンタグリセリル、モノオレイン酸ペンタグリセリル、モノステアリン酸ペンタグリセリル、ヘキサステアリン酸ペンタグリセリル、トリミリスチン酸ペンタグリセリル、トリオレイン酸ペンタグリセリル、モノラウリン酸デカグルセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、モノリノール酸デカグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸デカグリセリルなどのポリグリセリン脂肪酸エステル;POE・POPセチルエーテル、POE・POPデシルテトラデシルエーテルなどのポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル;POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEラウリルエーテル、POEベヘニルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコールなどのポリエチレングリコール脂肪酸エステル;POE硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;モノステアリン酸POEグリセリル、モノオレイン酸POEグリセリルなどのポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ステアリン酸POEセチルエーテル、イソステアリン酸POEラウリルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;モノラウリン酸POEソルビット、テトラステアリン酸POEソルビット、テトラオレイン酸POEソルビットなどのポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル;ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミドなどのアルキルアルカノールアミドなどのアルキルアルカノール型;などの非イオン性界面活性剤が例示される。これらの中でも、界面活性剤は、親水基により火気への安全性が高くなる点からHLBが10〜20である親水性界面活性剤が好ましい。
界面活性剤が配合される場合、界面活性剤の配合量は、エアゾール組成物中、0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。また、界面活性剤の配合量は、エアゾール組成物中、10質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましい。界面活性剤の配合量が0.1質量%未満である場合、水を配合しやすくする効果や火気への安全性を高くする効果が得られにくい傾向がある。一方、界面活性剤の配合量が10質量%を超える場合、得られる吐出物は、乾燥しにくく、粘着性が強くなって剥離性が悪くなりやすい傾向がある。
本実施形態のエアゾール組成物は、多価アルコールや水が好適に配合される。多価アルコールは、得られる吐出物の乾燥性を調整して柔らかくする、粘着性を抑制して剥離しやすくする、吐出後に噴射部材の噴射孔や噴射通路に残留する残留物による詰まりを防止するために、好適に配合される。
多価アルコールとしては、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコールなどの2価アルコール、グリセリンなどの3価アルコール等が例示される。
多価アルコールが配合される場合の配合量は、エアゾール組成物中、0.5質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましい。また、多価アルコールの配合量は、20質量%以下であることが好ましく、15質量%以下であることがより好ましい。多価アルコールの配合量が0.5質量%未満である場合、多価アルコールを配合する効果が得られにくい傾向がある。また、多価アルコールの配合量が20質量%を超える場合、得られる吐出物は、乾燥しにくくなり、粘着性が強くなって剥離性が悪くなりやすい傾向がある。また、乾燥性が悪いため火を近づけると着火しやすくなる傾向がある。
水は、得られる吐出物に裸火を接触させても着火しない、着火しても継続して燃えないなど、火気への安全性を高くするために、好適に配合される。
水としては、精製水、イオン交換水等が例示される。
水が配合される場合の配合量は、エアゾール組成物中、0.5質量%以上であることが好ましく、1質量%以上であることがより好ましい。また、水の配合量は、30質量%以下であることが好ましく、20質量%以下であることがより好ましい。水の配合量が0.5質量%未満である場合、水を配合する効果が得られにくい傾向がある。また、水の配合量が30質量%を超える場合、アクリルエステル樹脂の溶解性が低下して固まりができやすく、使用前に振ってエアゾール組成物を混合しても均一な組成で吐出しにくくなる傾向がある。
ほかにも、本実施形態のエアゾール組成物は、適宜、添加剤が配合されてもよい。添加剤としては、吐出物を着色する色素や顔料、吐出物から蒸散して害虫を寄せ付けない害虫忌避剤、吐出物から蒸散して害虫を駆除する殺虫剤、吐出物から匂いを蒸散させる香料、臭いを消臭する消臭剤等が例示される。
色素としては、アマランス(赤色2号)、エリスロシン(赤色3号)、ニューコクシン(赤色102号)、フロキシン(赤色104号)、レゾルシンブラウン(かっ色201号)、オレンジI(だいだい色402号)、サンセットイエロー(黄色5号)、ウラニン(黄色202号)、メタニルイエロー(黄色406号)、ファストグリーン(緑色3号)、アリザリンシアニングリーンF(緑色201号)、ブリリアントブルーFCF(青色1号)、インジゴカルミン(青色2号)、パテントブルーNA(青色202号)、アリズロールパープル(紫色401号)、ナフトールブルーブラック(黒色401号)などの水溶性色素や、ローダミンBステアレート(赤色215号)、スダンIII(赤色225号)、薬用スカーレット(赤色501号)、ジブロムフルオレセイン(橙色201号)、オレンジSS(橙色403号)、フルオレセイン(黄色201号)、キノリンイエローSS(黄色204号)、キニザリングリーンSS(緑色202号)、スタンブルーB(青色403号)、アリズリンパープルSS(紫色201号)などの油性色素が例示される。
顔料としては、例えばリソールルビンB(赤色201号)、リソールルビンBCA(赤色202号)、レーキレッドC(赤色203号)、レーキレッドCBA(赤色204号)、リソールレッド(赤色205号)、リソールレッドCA(赤色206号)、リソールレッドBA(赤色207号)、リソールレッドSR(赤色208号)、ディープマルーン(赤色220号)、トルイジンレッド(赤色221号)、パーマトンレッド(赤色228号)、ブリリアントファストスカーレット(赤色404号)、パーマネントレッドF5R(赤色405号)、パーマネントオレンジ(橙色203号)、ベンチジンオレンジG(橙色204号)、ハンザオレンジ(橙色401号)、ベンチジンエローG(黄色205号)、ハンザエロー(黄色401号)、フタロシアニンブルー(青色404号)等が例示される。
害虫忌避剤としては、N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)、ハーブエキス等が例示される。消臭成分としては、緑茶エキス、柿タンニン、銀等が例示される。
殺虫剤としては、フタルスリン、イミプロトリン、アレスリン、ペルメトリン、シスメスリン、プロパルスリン、レスメトリン、d−フェノトリン、テフルスリン、ベンフルスリン、ネオピナミンフォルテ、クリスロンフォルテ等が例示される。
香料としては、リモネン、各種植物精油、フルーツオイル、合成香料、調合香料、天然香料等が例示される。
消臭剤としては、ラウリル酸メタクリレート、安息香酸メチル、フェニル酢酸メチル、ゲラニルクロトレート、ミリスチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、緑茶エキス等が例示される。
(液化ガス)
液化ガスは、エアゾール容器内では蒸気圧を有する液体であり、吐出されることにより気化してアクリルエステル系樹脂をひも状に析出させるために配合される。本実施形態の液化ガスは、アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンを主に含む。
ハイドロフルオロオレフィンとしては、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン、トランス−2,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン等が例示される。
ハイドロフルオロオレフィンの配合量は、アクリルエステル系樹脂をひも状に吐出し得る量であればよく、特に限定されない。一例を挙げると、ハイドロフルオロオレフィンの配合量は、エアゾール組成物中、40質量%以上であることが好ましく、45質量%以上であることがより好ましい。一方、ハイドロフルオロオレフィンの配合量は、エアゾール組成物中、80質量%以下であることが好ましく、75質量%以下であることがより好ましい。ハイドロフルオロオレフィンの配合量が40質量%未満である場合、吐出時の勢いが弱くなりやすく、吐出物が噴射孔付近で付着しやすく、連続したひも状になりにくい傾向がある。一方、ハイドロフルオロオレフィンの配合量が80質量%を超える場合、アクリルエステル系樹脂やエステル油等の含有量が少なくなり、ひも状の吐出物が形成されにくい傾向がある。
なお、本実施形態のエアゾール組成物は、エアゾール組成物の圧力を調整して噴射距離を調整するなどの目的で、噴射剤として他の液化ガスや圧縮ガスが配合されてもよい。このような噴射剤としては、プロパン、イソブタン、ノルマルブタン、およびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテル等の液化ガス;亜酸化窒素ガス、炭酸ガス、窒素ガス、圧縮空気、酸素ガス等の圧縮ガスが例示される。
本実施形態のエアゾール組成物の製造方法は特に限定されない。一例を挙げると、エアゾール組成物は、アクリルエステル系樹脂、エステル油、必要に応じて多価アルコール、水、界面活性剤、添加剤等を予め混合して分散原液を調製し、分散原液を容器内に充填し、容器にエアゾールバルブを取り付けて密封し、エアゾールバルブからハイドロフルオロオレフィンを充填し、容器内でアクリルエステル系樹脂等を溶解させることにより製造し得る。また、アクリルエステル樹脂以外の原液を調製し、この原液とアクリルエステル樹脂を別々に容器内に充填してもよい。
以上、本実施形態のエアゾール組成物によれば、アクリルエステル系樹脂の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンをエステル油とともに配合することによりアクリルエステル系樹脂を溶解させることができる。このようなエアゾール組成物は、外部に噴射されると、ハイドロフルオロオレフィンが気化して、エアゾール組成物中の配合割合が変化する。これにより、アクリルエステル系樹脂は、析出しやすくなる。その結果、エアゾール組成物は、連続したひも状の吐出物を得ることができる。また、エアゾール組成物は、吐出後に噴射部材の噴射孔に残留しにくく、噴射孔に吐出物が残留しても容易に取り除くことができるため、詰まりを生じにくい。さらに、ハイドロフルオロオレフィンは、燃焼性の低い液化ガスである。そのため、得られるエアゾール組成物は、吐出物中にハイドロフルオロオレフィンが残留しても、火気に対する安全性がより高められている。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。本発明は、これら実施例に何ら限定されない。
(実施例1)
以下の処方にしたがって、ハイドロフルオロオレフィン(トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン)以外の成分をアルミニウム製耐圧容器に充填し、次いで、容器にエアゾールバルブを取り付け、バルブからハイドロフルオロオレフィンを加圧充填し、エアゾール組成物を調製した。また、バルブのステムに噴射部材を取り付け、エアゾール製品を作製した。バルブとしては、角孔1.1mm×0.7mmのステム孔を2カ所備えているステムと、下孔の孔径がφ1.5mmであり、横穴なしであるハウジングを備えているものを、噴射部材としては、孔径がφ0.7mmである噴射孔が形成されているものを使用した。
(処方1)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 4.2
ジプロピレングリコール 4.2
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 70.0
合計 100.0(質量%)
*1:ダイヤナール BR−101(商品名)、三菱レイヨン(株)製
*2:Neosolue−MP(商品名)、日本精化(株)製
*3:NIKKOL TO−30V(商品名)HLB11.0、日光ケミカルズ(株)製
(実施例2)
以下の処方2に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方2)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 4.2
1,3ブチレングリコール 4.2
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 70.0
合計 100.0(質量%)
(実施例3)
以下の処方3に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方3)
アクリルエステル系樹脂(*1) 16.5
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 6.9
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 1.7
ジプロピレングリコール 13.8
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 61.1
合計 100.0(質量%)
(実施例4)
以下の処方4に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方4)
アクリルエステル系樹脂(*1) 16.0
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 6.7
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 1.6
ジプロピレングリコール 16.7
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 59.0
合計 100.0(質量%)
(実施例5)
以下の処方5に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方5)
アクリルエステル系樹脂(*1) 24.0
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 7.5
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 1.9
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 66.6
合計 100.0(質量%)
(実施例6)
以下の処方6にしたがって、ハイドロフルオロオレフィン(トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン)以外の成分をアルミニウム製耐圧容器に充填し、次いで、容器にエアゾールバルブを取り付け、バルブからハイドロフルオロオレフィンを加圧充填し、エアゾール組成物を調製した。また、バルブのステムに噴射部材を取り付け、エアゾール製品を作製した。バルブとしては、孔径がφ0.5mmであるステム孔を備えているステムと、下孔の孔径がφ1.5mmであり、横穴なしのハウジングを備えているものを、噴射部材としては、孔径がφ0.6mmである噴射孔が形成されているものを使用した。
(処方6)
アクリルエステル系樹脂(*1) 22.0
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 9.3
POE(40)硬化ヒマシ油(*4) 1.5
精製水 13.3
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 53.9
合計 100.0(質量%)
*4:NIKKOL HCO−40(商品名)HLB12.5、日光ケミカルズ(株)製
(実施例7)
以下の処方7に変更した以外は実施例6と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方7)
アクリルエステル系樹脂(*1) 16.3
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 6.8
POE(40)硬化ヒマシ油(*4) 3.3
ジプロピレングリコール 3.4
精製水 9.8
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 60.4
合計 100.0(質量%)
(実施例8)
以下の処方8に変更した以外は実施例6と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方8)
アクリルエステル系樹脂(*1) 15.8
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 9.9
POE(40)硬化ヒマシ油(*4) 3.2
精製水 14.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 57.0
合計 100.0(質量%)
(比較例1)
以下の処方9に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方9)
アクリルエステル系樹脂(*1) 1.0
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 99.0
合計 100.0(質量%)
(比較例2)
以下の処方10に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方10)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ジメチルポリシロキサン(*5) 4.2
ジプロピレングリコール 4.2
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 70.0
合計 100.0(質量%)
*5:SH200 500cs(商品名、東レ・ダウコーニング(株)製)
(比較例3)
以下の処方11に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方11)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ケロシン(*6) 4.2
ジプロピレングリコール 4.2
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 70.0
合計 100.0(質量%)
*6:ネオチオゾール(商品名)、中央化成(株)製
(比較例4)
以下の処方12に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方12)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ジプロピレングリコール 8.4
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロパ−1−エン 70.0
合計 100.0(質量%)
(比較例5)
以下の処方13に変更した以外は実施例1と同様にしてエアゾール組成物を調製し、エアゾール製品を作製した。
(処方13)
アクリルエステル系樹脂(*1) 19.5
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール(*2) 4.2
ジプロピレングリコール 4.2
POE(20)ソルビタントリオレエート(*3) 2.1
液化石油ガス 70.0
合計 100.0(質量%)
実施例1〜8、比較例1〜5において得られたエアゾール組成物について、以下の評価方法にしたがって、樹脂の溶解性、火気への安全性、詰まりの発生有無、吐出物の形状、剥離性について評価した。結果を表1に示す。
(樹脂の溶解性)
エアゾール組成物を透明なポリエチレンテレフタレート製耐圧容器に充填し、エアゾール組成物の外観を観察した。
(評価基準)
◎:樹脂は、容易に溶解した。
○:樹脂は、充填後に1時間静置すると溶解した。
×:樹脂は、充填後に1日間静置しても溶解せず、固形の状態で残留した。
(火気への安全性)
吐出物にライターで火を付けたときの状態を評価した。
(評価基準)
◎:吐出物は、着火しなかった。
○:吐出物は、一瞬着火したが、すぐに消火した。
×:吐出物は、着火し、吐出物全部が燃えた。
(詰まりの発生有無)
エアゾール組成物を4g吐出し、噴射部材を取り付けたままの状態で25℃の恒温室内で1日間保存し乾燥させた。これを1サイクルとして25サイクル実施した。
(評価基準)
◎:エアゾール組成物は、詰まることなく最後まで吐出できた。
○:エアゾール組成物は、噴射孔を塞ぐように付着したが、付着物を容易に除去でき、吐出できた。
×:エアゾール組成物は、噴射孔で詰まりが発生し、詰まった吐出物を除去したが、噴射通路内に残留して吐出できなかった。
(吐出物の形状)
1mの高さから空間に吐出したときに、床に落下して形成されたひも状吐出物の長さを評価した。
(評価基準)
◎:吐出物は、空間でほとんどちぎれることなく100cm以上のひも状になった。
○:吐出物は、空間で一部がちぎれたが、70cm以上のひも状になった。
×1:吐出物は、噴射孔近辺で付着して絡まり、ひも状にならなかった。
×2:吐出物は、空間で細かくちぎれて、ひも状にならなかった。
(吐出物の剥離性)
1mの高さから空間に噴射し、床(カーペット)に落下して付着したひも状吐出物を10秒後に剥がしたときの剥離性を評価した。
(評価基準)
◎:吐出物は、乾燥しており、ひも状の状態で剥がし取れた。
○:吐出物は、ほとんどが乾燥しており、一部ちぎれたがひも状の状態で剥がし取れた。
×:吐出物は、乾燥していなく、粘着性が強く、小さくちぎれて剥がし取りにくかった。
Figure 2018016764
表1に示されるように、実施例1〜8のエアゾール組成物は、エステル油を含んでいるため、アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンを含んでいたにもかかわらず、アクリルエステル系樹脂組成物に対する溶解性が優れていた。また、これら実施例1〜8のエアゾール組成物は、いずれも火気への安全性が高く、詰まりを発生しないか、詰まりを発生したとしても容易に除去することができた。さらに、これら実施例1〜8のエアゾール組成物は、ほぼ乾燥した長尺のひも状に吐出することができ、容易に剥離することができた。
一方、比較例1のエアゾール組成物は、エステル油を含んでおらず、樹脂が溶解しなかった。よって吐出物の評価も行っていない。比較例2〜4のエアゾール組成物は、樹脂を溶解させることができたものの、火気への安全性が劣り、かつ、詰まりを発生しやすかった。また、これらの吐出物は、ひも状に吐出されにくかった。比較例5のエアゾール組成物は、アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンを含んでおらず、樹脂を溶解させることができたものの、火気への安全性が劣り、かつ、詰まりを発生しやすかった。

Claims (7)

  1. アクリルエステル系樹脂と、エステル油と、液化ガスとを含み、
    前記液化ガスは、前記アクリルエステル系樹脂組成物の溶解量が1質量%以下であるハイドロフルオロオレフィンである、エアゾール組成物。
  2. 前記アクリルエステル系樹脂は、エアゾール組成物中、5〜30質量%含まれる、請求項1記載のエアゾール組成物。
  3. 前記エステル油は、エアゾール組成物中、1〜20質量%含まれる、請求項1または2記載のエアゾール組成物。
  4. 前記エステル油は、脂肪酸と2価アルコールのエステルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
  5. 多価アルコールをさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
  6. 界面活性剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
  7. 水をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のエアゾール組成物。
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