JP2018012556A - 給送口カバー及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、安価な構成で小型な装置本体及び装置梱包形態を実現可能な、給送口カバー及び画像形成装置を提供することにある。
【解決手段】給送口から挿入されるシートを積載するシート積載部材の装置外に突出している部分を覆うための給送口カバーであって、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆う第一形態と、シートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さの少なくとも一方が前記第一形態よりも小さくなる前記給送口から装置内に挿入可能な第二形態とをもつ。
【選択図】 図3

Description

本発明は、給送口に挿入され積載されたシートを覆う給送口カバー、及び給送口から給送されるシートに画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置においては、給送口に挿入され積載されるシートが、装置本体からはみ出している場合がある。この場合、前記積載されたシート上に埃や砂粒などの異物が蓄積し、その異物が蓄積したシートに画像を形成することによって、異物が本体内部を傷つけてしまったり、形成された画像に影響を及ぼしたりしてしまうことがある。これを防止するために、給送口に挿入され積載されたシートを覆う給送口カバーを備える構成が採用されている。
この給送口カバーには、装置本体内部に設置される構成(例えば、特許文献1)や、装置本体から着脱可能に設けられている構成(例えば、特許文献2)などがある。
特開平8−73058号公報 特開2014−104614号公報
ところで、近年においては省資源化の要望もあり、装置の小型化はもちろんのこと、装置の梱包形態も小型化を求められている。
しかしながら、給送口カバーが装置本体内部に設置される構成においては、給送口カバーを設置するスペースを装置本体内部に設ける必要があるため、装置本体が大きくなってしまうという問題があった。
また、給送口カバーが装置本体から着脱可能に設けられている構成においては、装置の梱包形態において、梱包箱内に装置本体とは別に給送口カバーを入れる空間を設けなければならないため、梱包形態が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、安価な構成で小型な装置本体及び装置梱包形態を実現可能な、給送口カバー及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、給送口から挿入されるシートを積載するシート積載部材の装置外に突出している部分を覆うための給送口カバーであって、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆う第一形態と、シートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さの少なくとも一方が前記第一形態よりも小さくなる前記給送口から装置内に挿入可能な第二形態とをもつことを特徴とする。
また上記目的を達成るため、本発明は、給送されるシートを挿入する給送口と、前記給送口に挿入されるシートを積載するシート積載部材と、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆うための給送口カバーと、を備え、前記給送口から給送されたシートに画像を形成する画像形成装置において、前記給送口カバーは、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆う第一形態と、シートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さの少なくとも一方が前記第一形態よりも小さくなる前記給送口から装置内に挿入可能な第二形態とをもつことを特徴とする。
本発明によれば、安価な構成で小型な装置本体及び装置梱包形態を実現可能な給送口カバー及び画像形成装置を提供することができる。
実施例1における画像形成装置の全体構成断面図である。 実施例1における給送口カバーの全体図である。 実施例1における装置本体及び給送口カバーの全体図である。 実施例2における装置本体及び給送口カバーの全体図である。 実施例2における装置本体及び給送口カバーの全体図である。 実施例2における装置本体及び給送口カバーの断面図である。 実施例3における装置本体及び給送口カバーの全体図である。 実施例3における給送口カバーの全体図である。 実施例3における装置本体及び給送口カバーの全体図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
以下に、本発明に係る画像形成装置100の実施の形態を説明する。図1を用いて、電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)100の構成について説明する。図1は電子写真画像形成装置の全体構成を示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置100の装置本体2には、電子写真方式により画像形成を行う画像形成手段3と、シートSを画像形成手段3に給送するためのシート給送装置4が設けられている。
画像形成手段3は、トナー像を形成する感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を一様に帯電する帯電ローラ32、現像器33などで構成され、装置本体2に対して着脱可能に装着されているプロセスカートリッジ30を有している。さらに画像形成手段3は、感光体ドラム31に形成されたトナー像をシートSに転写する転写ローラ34、装置本体2に設けられ感光体ドラム31上にレーザ光を照射するレーザスキャナ35を有している。
感光体ドラム31は、予め帯電ローラ32により表面が一様に帯電される。そして、表面が帯電され回転している感光体ドラム31上に、不図示のホストコンピュータからの画像信号に基づき、レーザスキャナ35からレーザ光が照射され、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。そして、現像器33上のトナーにより感光体ドラム31上にトナー像が形成される。
画像形成装置100の下部にはシート給送装置4が設けられている。シート給送装置4は、シートSを積載する中板41、中板41を昇降させるための昇降手段42を有している。さらにシート給送装置4は、シートSを積載するシート積載部材401、中板41及びシート積載部材401に積載されたシートSの端面を規制するシート規制部材43を有している。さらにシート給送装置4は、シートの有無を検知するシート検知装置44、シートSを摩擦力によって分離給送する給送ローラ45及び分離手段46を有している。さらにシート給送装置4は、積載されたシートSと給送口40を覆うように設けられた給送口カバー50を有している。
分離給送されたシートSは、搬送ローラ61を通過して、感光体ドラム31と転写ローラ34より構成される転写部62においてトナー像を転写される。トナー像を転写されたシートSは、定着ユニット63においてトナー像が定着され、排出ローラ対64によって装置本体2上面の排出トレイ上へと順次排出される。
上述のように給送されたシートSを略上方に搬送し、給送方向とは略反対側に排出する構成は最も小型化に好適な構成を示した一例であり、その形状を限定するものではない。
ここで、本構成の特徴である給送口カバーの構成について図2、図3を用いて説明する。なお、ここでは、給送口カバー50は、シート積載部材401の装置外に突出した部分(シート積載面)に積載されたシートSを覆うように、置いて使用する構成を例示している。しかし、この構成に限定されるものではなく、給送カバーは、画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着するなど、着脱可能に設けた構成としてもよい。
まず図2と図3を用いて、給送口カバー50の主にユーザ使用時の構成である第一形態と主に輸送時の構成である第二形態について説明する。図2は主に本実施例における給送口カバー50の形状及び形態を示す図である。図2(a)は給送口カバー50の第一形態を示す斜視図、図2(b)は給送口カバー50の第二形態を示す斜視図である。図2(c)は図2(a)に示す第一形態の給送口カバーを矢印a方向から見た図、図2(d)は図2(b)に示す第二形態の給送口カバーを矢印a方向から見た図である。図2(e)は図2(a)に示す第一形態の給送口カバーを矢印b方向から見た図、図2(f)は図2(b)に示す第二形態の給送口カバーを矢印b方向から見た図である。また、図3(a)は本実施例においてユーザ使用時の装置本体2及び第一形態の給送口カバー50を示す斜視図であり、図3(b)はシートSを挿入する空間である給送口40に挿入された第二形態の給送口カバー50を示す斜視図である。
図2に示すように、給送口カバー50は、天面カバー51、2つのサイドカバー52,53の3部品で折り畳み可能に構成されている。2つのサイドカバー52,53は、前記天面カバー51のシートSの搬送方向と直交する幅方向端部からそれぞれ外側に向けて斜め下方に伸び、天面カバー51に対して折り畳み可能に設けられている。
給送口カバー50は、図2(a)に示す第一形態と、図2(b)に示す第一形態とは異なる第二形態とをもち、第一形態からサイドカバー52,53を給送口カバー内側へ向かって折り畳んだ第二形態へ移行することができる。
第一形態の給送口カバー50は、天面カバー51に対して2つのサイドカバー52,53が折り畳まれておらず、シート積載部材401の給送口40から装置外に突出している部分(シート積載面)を覆う。一方、第二形態の給送口カバー50は、天面カバー51に対して2つのサイドカバー52,53が給送カバー内側へ向かって折り畳まれている。そのため、第二形態の給送口カバー50は、第一形態よりもシートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さ(幅)の少なくとも一方が小さくなり、前記給送口40から装置内に挿入可能である。ここでは、第一形態の給送口カバー50の幅W1に比べ、第二形態の給送口カバー50の幅W2は狭く、なおかつ、第一形態の給送口カバー50の高さH1に比べ、第二形態の給送口カバー50の高さH2は低くなるように構成されている。
このように、給送口カバー50を折り畳み可能に構成することにより、部品がばらけることがなくユーザ操作性が向上する。また、図2(c)に示すように両端のサイドカバー52,53は幅方向外側に向けて斜め下方に伸びる斜面y2,y3にて形成されている。サイドカバー52,53は斜面y2、y3を持つことで、図2(d)に示すように両サイドカバー52,53を折り畳んだ際に、シート積載方向の高さ(厚み)H2が最小になるよう設定することができる。
しかしながら、給送口カバー50の第一形態及び第二形態はこの形状に限定されるものではない。ここでは、給送口カバー50を、2つのサイドカバーが天面カバーに対して折り畳み可能な給送口カバーを例示したが、或いは2つのサイドカバーが天面カバーに対して分割される構成であってもよい。
図3(a)に示すように、積載されたシートSを覆っている第一形態の給送口カバー50は、図3(b)に示すように、第二形態に移行して装置本体2内部でありシートSを挿入する空間である給送口40に挿入される。図3(b)の給送口40から突出しているシート積載部材401及び規制部材43は装置本体2に対して矢印c方向に回動可能に設けられている。そのため、給送口40から突出しているシート積載部材401は、回動して装置本体2に収納される。ここで、シート積載部材401とともに回動可能な規制部材43は、シート積載部材401に対してシートの給送方向と給送方向とは逆方向に移動可能に設けられており、シートの給送方向上流側の端面の位置を規制する。また、ここではシート積載部材401を回動して装置本体2に収納する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、シート積載部材401を装置本体2から取り外して、給送口40を覆うようにシート積載部材401を装置本体2に収納する構成としてもよい。
このように、装置本体2の輸送時において給送口カバー50を給送口40に挿入することによって、装置本体2内部や装置を梱包する梱包箱内部に特別に給送口カバー50を納める空間を設ける必要がなくなる。即ち、安価な構成で、装置本体2と装置梱包形態を最小化することができる。
〔実施例2〕
次に、実施例2について図4から図6を用いて説明する。なお、本実施例の装置の基本構成は前述した実施例1と同一であるため、重複する部分は省略する。また、前述した実施例1と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
実施例1においては、給送口カバーの第一形態と第二形態について説明した。実施例2においては給送口カバー50の第二形態における輸送時の構成について詳しく説明する。
まず図4を用いて給送口カバー50の輸送時の幅方向規制方法について説明する。図4は第二形態装置の給送口カバー50が給送口40に挿入された装置本体2を給送方向正面から見た図である。
図4に示すように、シート積載部材401に積載されたシートの端面を規制するシート規制部材のうち、シート幅規制部材431,432は、シートの幅方向に移動可能に設けられ、シートの幅方向の端面に当接して、その端面の位置を規制する。第二形態の給送口カバー50は、給送口40から装置内に挿入した際に、シートの幅方向の端面を規制するシート幅規制部材431,432に挟まれるように構成されている。これによって給送口カバー50及び幅規制部材431,432が互いに幅方向に動きを規制され、輸送時に動くことを抑制し合う。
次に図5、図6を用いて給送口カバー50の輸送時の本体前後方向の規制方法について説明する。ここで、本体前後方向とは、前記シートの幅方向と直交する方向であり、シートの給送方向と、給送方向とは逆方向である。図5(a)は給送口40に給送口カバー50を挿入する前の装置本体2を正面から見た図である。図5(b)は給送口40に挿入される前の第二形態である給送口カバー50を図5(a)の矢印a方向から見た図である。また、図6(a)は給送口40に給送口カバー50を挿入した際の画像形成装置の断面図である。図6(b)は図6(a)よりx部を拡大した拡大図である。図6(c)はシート積載部材401を回転収納した際の画像形成装置の断面図である。
図5(a)に示すように、装置本体2の給送口40の内部には、第二形態の給送口カバー50と係合する係合部521,531が設けられている。図5(b)に示すように給送口カバー50には係合部521,531と係合する被係合部522,532が設けられている。ここで、輸送時には給送口カバー50は第一形態から第二形態に移行され、給送口40へ矢印b方向に挿入される。図6(a)に示すように給送口40内部の係合部521,531は、挿入された給送口カバー50の矢印R方向の付き当てとなり、給送口カバー50の矢印R方向の動きを規制する。
また、図6(a)に示すように、画像形成装置には、中板41及びシート積載部材401に積載されたシートSの有無を検知するシート検知装置44が設けられている。図6(b)に示すように、シート検知装置44は、シートSが挿入された際にシートSに押され、矢印方向に回転することで、シートの有無を検知している。そのため、前述したように装置本体2と給送口カバー50が係合し矢印R方向の動きが規制されることで、シート検知装置44が誤ってシート有と判断しないように構成できる。すなわち、第二形態の給送口カバー50は、給送口40から装置内に挿入された際に、装置内の係合部521,531によりシート検知装置44に接触しない位置に規制(係止)される。これにより、給送口カバー50が給送口40に挿入されている状態でユーザが誤って電源を入れ使用しようとしても、シート検知装置44が正常に動作し給送動作をしないため、装置が破損する恐れがなくなる。
ここで、図6(a)に示す給送口40から突出しているシート積載部材401及び規制部材43は、図6(c)に示すように、回動して装置本体2の給送口40を覆うように回動支点405を支点に装置本体2に対して開閉可能に設けられている。シート積載部材401で給送口40を覆うと、給送口カバー50の矢印F方向への動きを規制でき、輸送時、給送口カバー50が給送口40から飛び出してしまうことを防ぐことができる。
上述のように輸送時、給送口カバー50の給送口40内での動きを規制することで、給送口カバー50によって本体内部の分離手段46やシート検知装置44を傷つけることなく輸送することが可能となる。即ち、より安定した輸送状態を提供することができる。
〔実施例3〕
次に、実施例3について図7から図9を用いて説明する。なお、本実施例の装置の基本構成は前述した実施例1、実施例2と同一であるため、重複する部分は省略する。また、前述した実施例1,2と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
実施例1,2においては、積載されたシートSを覆うように、置いて使用する給送口カバーについて説明した。実施例3においては、給送口カバーが回動支点を持ち、装置本体に対して開閉可能に構成されている例を説明する。
図7(a)は給送口カバー500が閉状態の画像形成装置の斜視図である。図7(b)は給送口カバー500が開状態の画像形成装置の斜視図である。また、図8(a)は本実施例に係る第一形態の給送口カバー500を示した斜視図である。図8(b)は本実施例に係る第二形態の給送口カバー500を示した斜視図である。図9(a)は図8(b)の第二形態の給送口カバー500を裏側から見た図である。図9(b)は給送口カバー500を給送口400に挿入した際の画像形成装置の斜視図である。
図7(a)、図7(b)に示すように、装置本体20及び給送口カバー500には回動手段501及び保持手段502がそれぞれ設けられており、図7(b)に示すように給送口カバー500を開状態で回動保持することができるように構成されている。すなわち、給送口カバー500を、図7(a)に示す閉状態から開方向に回動させた際に、図7(b)に示す位置で開状態に保持することができる。これによって、ユーザがシートSを追加する際にわざわざ給送口カバー500を取り外す必要がなく、ユーザビリティの向上につながる。
また、図8に示すように給送口カバー500は天面カバー510と2つのサイドカバー520,530の3部品からなる。両サイドカバー520,530には回動手段501である回動支点503を備えた保持部504が設けられている。装置本体2の、サイドカバー520,530の各回動支点503に対応する位置には、各回動支点503を回動可能に支持する支持部(不図示)が設けられている。サイドカバー520,530の各回動支点503は、装置本体20の各支持部に対して回動可能に、かつ着脱可能に支持されている。
保持手段502は、給送口カバー500の両サイドカバー520,530のシートを覆う領域の外に設けられており、弾性変形可能な部材である。この保持手段502は、給送口カバー500を、図7(b)に示す位置まで回動させた際に、シート積載部材401に設けられた斜面に支持され、開状態が保持される。給送口カバー500を閉じる際には、給送口カバー500を押し下げることで、保持手段502が内側に弾性変形して、前記斜面による支持が解除される。これにより、給送口カバー500を、図7(a)に示す閉状態にすることができる。
さらに、図9(a)に示すように保持部504の一部は、輸送時に装置本体20に設けられている係合部505と係合する被係合部506を備えている。図9(b)に示すように、給送口カバー500は、第二形態において、給送口400から装置内に挿入された際に、保持部504の一部(被係合部506)が、装置本体に設けられている係合部505と係合する。これにより、給送口カバー500の輸送時の動きが規制される。この効果は実施例2で前述した通りである。このように回動支点503を備えた保持部504が、装置本体2の係合部と係合する被係合部506を兼ねることも可能である。
上述のように回動手段501及び保持手段502を備え、給送口カバー500の保持部504が被係合部506を兼ねることで、小型でユーザビリティがよく、安定した輸送が行える給送口カバー500を提供することができる。
また、これらの実施例においては給送口400より給送されたシートSが略上方に搬送され、給送方向とは略反対側に排出される画像形成装置において小型化に好適である。
〔他の実施例〕
前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置、画像形成装置に用いられるシート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、画像形成装置が一体的に有するシート給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像形成装置に対して着脱自在なシート給送装置であっても良く、該シート給送装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
S …シート
y2,y3 …斜面
2,20 …装置本体
3 …画像形成手段
4 …シート給送装置
30 …プロセスカートリッジ
31 …感光体ドラム
32 …帯電ローラ
33 …現像器
34 …転写ローラ
35 …レーザスキャナ
40,400 …給送口
41 …中板
42 …昇降手段
43,431,432 …シート規制部材
44 …シート検知装置
45 …給送ローラ
46 …分離手段
50,500 …給送口カバー
51,510 …天面カバー
52,53,520,530 …サイドカバー
61 …搬送ローラ
62 …転写部
63 …定着ユニット
64 …排出ローラ対
100 …画像形成装置
401 …シート積載部材
405 …回動支点
501 …回動手段
502 …保持手段
503 …回動支点
504 …保持部
505,521,531 …係合部
506,522,532 …被係合部

Claims (9)

  1. 給送口から挿入されるシートを積載するシート積載部材の装置外に突出している部分を覆うための給送口カバーであって、
    前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆う第一形態と、シートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さの少なくとも一方が前記第一形態よりも小さくなる前記給送口から装置内に挿入可能な第二形態とをもつことを特徴とする給送口カバー。
  2. 前記給送口カバーは、天面カバーと、前記天面カバーの幅方向端部からそれぞれ外側に向けて斜め下方に伸びる2つのサイドカバーと、を有し、前記第二形態において、前記サイドカバーは前記天面カバーに対して折り畳み可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給送口カバー。
  3. 給送されるシートを挿入する給送口と、前記給送口に挿入されるシートを積載するシート積載部材と、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆うための給送口カバーと、を備え、前記給送口から給送されたシートに画像を形成する画像形成装置において、
    前記給送口カバーは、前記シート積載部材の装置外に突出している部分を覆う第一形態と、シートの積載方向の高さ、シートの給送方向と直交する幅方向の長さの少なくとも一方が前記第一形態よりも小さくなる前記給送口から装置内に挿入可能な第二形態とをもつことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記給送口カバーは、天面カバーと、前記天面カバーの幅方向端部からそれぞれ外側に向けて斜め下方に伸びる2つのサイドカバーと、を有し、前記第二形態において、前記サイドカバーは前記天面カバーに対して折り畳み可能に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、シートの幅方向に移動可能に設けられ、前記シート積載部材に積載されたシートの幅方向の端面の位置を規制する規制部材を備え、
    前記給送口カバーは、前記第二形態にて、前記給送口から前記画像形成装置の内部に挿入された際に、前記規制部材の幅方向の移動を規制することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記シート積載部材は、前記装置外に突出している部分が、前記給送口を覆うように画像形成装置に対して開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート積載部材に積載されたシートの有無を検知するシート検知装置と、
    前記給送口から挿入される前記第二形態の給送口カバーを前記シート検知装置に接触しない位置に係止するように前記給送口カバーと係合する係合部と、
    を備えていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記給送口カバーは、装置本体に回動可能に支持される回動支点を有する保持部を備え、
    前記保持部は、前記第一形態にて前記回動支点が装置本体に回動可能に支持され、前記第二形態にて前記係合部と係合する被係合部を兼ねることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記給送口より給送されたシートが略上方に搬送され、給送方向とは略反対側に排出されることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20190329997A1 (en) * 2018-04-30 2019-10-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Tray cover

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