JP2018012323A - 乾燥装置、印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送誤検知による異常加熱を防止する。【解決手段】制御部50は、連帳紙110の搬送が開始されたか否かを判別し、連帳紙110の搬送が開始されたときには赤外線ヒータ31をオン状態(ON)にし、連帳紙110の搬送が停止されたか否かを判別し、連帳紙110の搬送が停止されたときには赤外線ヒータ31をオフ状態(OFF)にし、連帳紙110の搬送が停止されていないときには、温度センサ33の検知信号を読み込んでアイドラローラ16側の検出温度T0が所定温度Ta以上になった(T0≧Ta)か否かを判別し、検出温度T0が所定温度Ta以上になったときには、赤外線ヒータ31をオフ状態にして加熱を停止させる。【選択図】図8

Description

本発明は乾燥装置、印刷装置に関する。
連帳紙などに液体を付与して印刷を行う印刷装置として、連帳紙などに液体を付与した後に加熱手段を使用して乾燥させるものがある。
従来、赤外線ヒータの表面温度を検知して、異常加熱時には赤外線ヒータへの通電を遮断するものがある(特許文献1)。赤外線ヒータの真下のプラテンの記録媒体と反対側に、プラテンの温度を測定する接触温度センサを配置し、この接触温度センサの温度が本来の記録媒体の温度であるとして、記録媒体の温度を直接測定する温度センサの設定値を変更するものがある(特許文献2)。また、赤外線ヒータの加温範囲内において、赤外線センサで照射エネルギーを検知して赤外線ヒータの照射エネルギーを制御するものがある(特許文献3)。
特開平5−8372号公報 特開2015−178261号公報 特開2014−136315号公
ところで、例えば搬送される被搬送部材となる媒体が停止しているにもかかわらず加熱手段のオン状態が継続されると、媒体が過剰に加熱されて、媒体に変色に生じる場合がある。そこで、媒体が搬送されているときに加熱手段をオン状態にし、媒体の搬送が停止しているときに加熱手段をオフ状態にするオン/オフ制御を行うことが考えられる。
しかし、このオン/オフ制御だけでは、搬送異常などによって媒体が停止しているにもかかわらず、搬送されていると検知する搬送誤検知が発生したときには、加熱手段のオン状態が継続されてしまうので、媒体が過剰に加熱される問題は残る。
ここで、媒体の温度を直接検知して、媒体が変色を起こす前に加熱手段をオフ状態にすることが考えられる。
しかし、媒体によって特性値が異なるので、媒体の温度を直接検知するとなると、異常温度を判別する基準が複雑となる課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な制御で、搬送誤検知による異常加熱を防止することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る乾燥装置は、
液体が付与されて搬送される被搬送部材を乾燥する乾燥装置であって、
前記被搬送部材を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段に対向して前記被搬送部材を支持する支持部材と、
前記被搬送部材が搬送されている間は前記加熱手段をオン状態にし、前記被搬送部材の搬送が停止したときに前記加熱手段をオフ状態にする制御を行う手段と、
前記支持部材の温度を検知する温度検知手段と、を備え、
前記制御を行う手段は、前記温度検知手段で検知した温度が予め定めた所定温度以上になったときには前記加熱手段をオフ状態にする
構成とした。
本発明によれば、簡単な制御で、搬送誤検知による異常加熱を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の概略説明図である。 同第1実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 加熱ローラ及び加熱ドラムへの巻き付け角の説明に供する説明図である。 温度検知の第1例の説明に供する1つの赤外線ヒータ周りのローラ軸方向から見た側面図である。 同じくローラ長手方向の説明図である。 温度検知の第2例の説明に供する1つの赤外線ヒータ周りのローラ軸方向から見た側面図である。 同じくローラ長手方向の説明図である。 乾燥制御部の概要の説明に供するブロック説明図である。 乾燥制御部による加熱手段の制御の説明に供するフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る乾燥装置における加熱手段への給電路部分の説明図である。 本発明の第3実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 本発明の第4実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。 本発明の第5実施形態に係る印刷装置の概略説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る印刷装置について図1を参照して説明する。図1は同装置の概略説明図である。
この印刷装置は、インクジェット記録装置であり、搬送される部材(以下「媒体」という。)である連帳紙110に対して所要の色の液体であるインクを吐出付与する液体付与手段である液体吐出ヘッドを含む液体付与部101を有している。
液体付与部101は、例えば、連帳紙110の搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッド111A、111B、111C、111Dが配置されている。各ヘッド111は、それぞれ、連帳紙110に対してブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を付与する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
連帳紙110は、元巻きローラ102から繰り出され、搬送部103の搬送ローラ112によって、液体付与部101に対向して配置された搬送ガイド部材113上に送り出され、搬送ガイド部材113で案内されて搬送(移動)される。
液体付与部101によって液体が付与された連帳紙110は、本発明に係る乾燥装置としての乾燥装置104を経て、排出ローラ114によって送られて、巻取りローラ105に巻き取られる。
次に、第1実施形態における乾燥装置について図2も参照して説明する。図2は同乾燥装置の拡大説明図である。
乾燥装置104は、連帳紙110の液体が付与された面と反対側の面に接触して連帳紙110を加熱する接触加熱手段10を備えている。
また、搬送部103から送られる連帳紙110を接触加熱手段10に案内する案内ローラ17Aと、接触加熱手段10を通過した連帳紙110を案内する案内ローラ17B〜17Fを備えている。
接触加熱手段10は、連帳紙110と接触する曲面形状の接触面を有する第1接触加熱部材である複数の第1加熱ローラ11A〜11Gと、同じく連帳紙110と接触する曲面形状の接触面を有する第2接触加熱部材である加熱ドラム12を含んでいる。なお、第1加熱ローラ11A〜11Gの直径は異なっていてもよい。第1加熱ローラ11A〜11G、加熱ドラム12は、いずれもローラ状部材である。
複数の第1加熱ローラ11A〜11G(以下、区別しないときは「第1加熱ローラ11」という。他の部材も同様とする。)は、加熱ドラム12の周囲で、連帳紙110の搬送方向に沿って弧状(あるいは円弧状)に配置されている。
ここで、加熱ドラム12は、連帳紙110の液体付与面とは反対側の面に接触する接触加熱部材の内、接触距離が最大の接触加熱部材である。また、加熱ローラ11A〜11Gは、連帳紙110の液体付与面とは反対側の面に接触する接触加熱部材の内、加熱ドラム12よりも搬送方向上流側の接触加熱部材である。
そして、図3に示すように、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が、加熱ローラ11A〜11Gの各接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなるように搬送パスを構成している。「接触距離」は、連帳紙110が加熱ドラム12、加熱ローラ11の周方向に沿った方向(搬送方向)で周面と接触している距離である。なお、接触加熱部材が接触面として曲面を有する曲面部材であるときには、当該曲面の周方向に沿った方向(搬送方向)で曲面と接触している距離である。
ここでは、加熱ドラム12の接触面12aに対する連帳紙110の巻き付け角θ2を、加熱ローラ11の接触面11aに対する連帳紙110の巻き付け角θ1よりも大きく(θ2>θ1)している。
なお、巻き付け角θ2、θ1(これを「巻き付け角θ」と総称する。)は、図3に示すように、連帳紙110が接触面12a、11aに接触を開始する点Psと接触を終了する点Peとが中心Oに対してなす角度の意味である。
したがって、巻き付け角θが大きくなると、回転体の直径が同じであれば、接触距離も長くなり、また、巻き付け角θが同じでも、回転体の直径が大きくなるほど、接触距離は長くなる。
本実施形態では、加熱ドラム12の直径を加熱ローラ11より大きくし、かつ、巻き付け角θ2をθ1より大きくしているので、いずれにしても、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が加熱ローラ11の接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなる。
なお、上記のとおり、巻き付け角θが同じでも、回転体の直径が大きくなるほど、接触距離は長くなる。したがって、加熱ドラム12と加熱ローラ11とを同じ直径として、巻き付け角θ2をθ1より大きくするだけでも、加熱ドラム12の接触面12aと連帳紙110との接触距離L2が、加熱ローラ11の接触面11aと連帳紙110との接触距離L1よりも長くなる。
このように構成することで、コックリングを低減し、乾燥効率を向上することができる。
つまり、液体付与から時間が経過していない状態では、連帳紙110の強度が低下している状態であるので、連帳紙110の裏面側を広い範囲(長い接触距離)で回転体の周面(接触面)に密着させることが難しい。
そこで、付与された液体の乾燥が進んでいない初期状態では、連帳紙110の加熱ローラ11への巻き付け角θを小さくして接触距離を短くしている。
ここで、加熱ローラ11の曲率を大きくすることで、連帳紙110の搬送時に発生する張力が加熱ローラ11との接触部にて押付け力と変わるために加熱ローラ11への接触状態が均一になる。この状態において、連帳紙110はコックリングやシワの発生が無くなり、加熱ローラ11を通過するときには、連帳紙110上の液体に対して均一に乾燥に必要な熱供給が可能となる。
これにより、コックリングが抑制されて乾燥が進んでいる連帳紙110は回転体との接
触距離を長くしても接触面に密着させることができる。
加熱ローラ11の直径を変化させ、連帳紙110に生じるコックリングの高さ、コックリングのピッチを測定するとともに、目視で視認できるコックリングの有無を確認したところ、加熱ローラ11の直径を200mmにすることで、加熱ローラ11の直径が250mmであるときに比べてコックリング高さがほぼ半減し、加熱ローラ11の直径を100mm以下にすることで、コックリングがなくなった。
したがって、加熱ローラ11の直径は200mm以下にすることが好ましく、より好ましくは100mm以下である。
加熱ローラ11の下流側に配置した加熱ドラム12では、連帳紙110の接触距離を長くすることで、短時間で連帳紙110に対して熱供給を行うことができ、乾燥効率が向上して短時間で乾燥を行うことができる。
なお、接触させる加熱ローラ11の数を増やして乾燥熱量を増やすことで、厚さの厚い連続体でも乾燥速度を上げて高い生産性へ確保することができる。
なお、本実施形態において、案内ローラの一部を加熱ローラ(加熱部材)とすることもできる。
また、乾燥装置104の入口部分には、乾燥装置104に送り込まれた連帳紙110を加熱する加熱手段である赤外線ヒータ31A〜31Cが配置されている。そして、赤外線ヒータ31A〜31Cに対向して連帳紙110を支持する支持部材であるアイドラローラ(連帳紙110に連れ回るローラ)16A〜16Cが配置されている。
また、第1加熱ローラ11に対向して連帳紙110に温風を吹き付ける温風ファン32A〜32Gが配置されている。
次に、温度検知の第1例について図4及び図5を参照して説明する。図4は1つの赤外線ヒータ周りのローラ軸方向から見た側面図、図5は同じくローラ長手方向の説明図である。
赤外線ヒータ31の長手方向の長さは連帳紙110の幅(媒体の幅)よりも少し長くしている。
この赤外線ヒータ31に対向してアイドラローラ16が配置されている。そして、アイドラローラ16の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ33が配置されている。温度センサ33は接触型、非接触型のいずれでもよい。
温度センサ33は、アイドラローラ16の直下に配置されている。この場合、ローラ長手方向においては、温度センサ33はローラ長手方向中央位置付近に配置することが好ましい。
ここで、媒体(連帳紙110)の温度を直接検知せずに、アイドラローラ16の温度を検知しているのは、次の理由による。すなわち、搬送される部材(紙種)によって特性値が異なるので、媒体の温度を直接検知するとなると、異常温度を判別する基準が複雑となる。そこで、ヒータに対向して配置され、媒体と同じ熱力を受けるアイドラローラ16の温度を間接的に検知することで、異常温度を判別する基準の簡素化を図れる。
また、温度センサ33をアイドラローラ16介して赤外線ヒータ31と反対側に配置しているには、次の理由による。
すなわち、温度センサ33はアイドラローラ16の側面側に配置することもできるが、赤外線ヒータ31からの直接の熱エネルギー(輻射熱)を受けやすくなり、アイドラローラ16の温度を正確に検出できないおそれがある。
そのため、赤外線ヒータ31から離れた位置に配置することが好ましく、この例ではアイドラローラ16を基準に赤外線ヒータ31が配置されている側と反対側に温度センサ33を配置している。
また、アイドラローラ16を挟んで赤外線ヒータ31と反対側に温度センサ33を配置することで、温度センサ33として赤外線センサを用いる場合に、赤外線センサから照射される赤外線と赤外線ヒータ31から照射される赤外線との干渉を抑えることができる。
また、本実施形態では、加熱ドラム12よりも上方位置にアイドラローラ16を配置している。この場合、アイドラローラ16の近傍に温度センサ33を配置すると、加熱ドラム12から発せれる蒸気が上昇し、温度センサ22の検知部であるレンズ面に蒸気が付着する可能性がある。そこで、加熱ドラム12よりも上方位置のアイドラローラ16の温度を検出する場合には、温度センサ33のレンズ面が加熱ドラム12側とは反対側を向いていることが好ましい。
次に、温度検知の第2例について図6及び図7を参照して説明する。図6は1つの赤外線ヒータ周りのローラ軸方向から見た側面図、図7は同じくローラ長手方向の断面説明図である。
赤外線ヒータ31の長手方向の長さは連帳紙110の幅(媒体の幅)よりも少し長くしている。
この赤外線ヒータ31に対向してアイドラローラ16が配置されている。ここで、アイドラローラ16は、中空ローラ(スリーブローラ)であり、内部に、アイドラローラ16の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ33が配置されている。
温度センサ33は、アイドラローラ16の連帳紙110と接触する部位の内側に配置することが好ましい。
この第2例によれば、赤外線ヒータ31から最も熱力を受ける箇所(最も熱くなる箇所)の温度を速やかに検知することができる。つまり、赤外線ヒータ31から最も熱力を受ける箇所は、アイドラローラ16の赤外線ヒータ31側の面となるが、赤外線ヒータ31側は連帳紙110が通過するので、当該部分の温度を直接検知することはできない。そこで、アイドラローラ16を中空にして、その内部において、アイドラローラ16の赤外線ヒータ31側の内面を検知面とすることで、アイドラローラ16の最も熱くなる箇所の温度を検知することができる。
次に、乾燥制御部の概要について図8を参照して説明する。図8は同乾燥制御部の説明に供するブロック説明図である。
制御部50は、CPU51、ROM52、RAM53、I/O、その他のメモリ54(ROM52で兼用してもよい)などを含み、本発明に係る制御を行う手段を兼ね、乾燥装置104全体の制御を司る。なお、この制御部50は、印刷装置全体の制御部の一部として構成することもできる。
制御部50は、連帳紙110の搬送及び搬送停止を検知する搬送検知手段61からの搬送検知信号、第1加熱ローラ11の温度を検知する温度センサ62、加熱ドラム12の温度を検知する温度センサ63、温風ファン32の温度を検知する温度センサ64の各検知信号を入力する。
搬送検知手段61は、例えば、連帳紙110の張力の有無を検知し、張力を検知しなくなったときに、搬送停止を検知する。また、連帳紙110の搬送路の所定位置において、連帳紙110の有無を検知し、連帳紙110が当該位置において無いときに、搬送停止を検知してもよい。
制御部50は、搬送検知手段61からの搬送検知信号を受けて、ON/OFF回路71を介して、連帳紙110が搬送されている間は加熱手段である赤外線ヒータ31をオン状態にし、連帳紙110の搬送が停止したときに赤外線ヒータ31をオフ状態にする制御を行う。したがって、連帳紙110が搬送されている間は、赤外線ヒータ31によって連続して加熱されるが、連帳紙110が移動して常に新たな箇所が加熱されるので異常加熱は生じない。
なお、連帳紙110の搬送開始、搬送停止の検知は、印刷装置全体を制御する制御部からの指示信号によって判別(検知)することもできる。
制御部50は、温度センサ62の検知信号からローラ温度を検出し、ヒータ回路72を介して第1加熱ローラ11の加熱源(ヒータ)への給電を制御して第1加熱ローラ11による加熱温度が所要の温度になるように制御する。
制御部50は、温度センサ63の検知信号からドラム温度を検出し、ヒータ回路73を介して加熱ドラム12の加熱源(ヒータ)への給電を制御して加熱ドラム12による加熱温度が所要の温度になるように制御する。
制御部50は、温度センサ64の検知信号からファンの温度を検出し、ファン駆動部74を介して温風ファン32の加熱温度及び風量を制御する。
また、制御部50は、アイドラローラ16の温度を検知する温度センサ33の検知信号を入力する。
制御部50は、制御を行う手段を兼ねており、温度センサ33の検知信号からアイドラローラ16の温度である検出温度T0が予め定めた所定温度Ta以上になったときに、ヒータ回路71を介して赤外線ヒータ31をオフ状態にする。
本実施形態では、制御部50は、メモリ54に記憶している所定温度Taを参照して、検出温度T0が所定温度Ta以上になったか否かを判定する。例えば、予め実験により、連帳紙110を連続加熱して、連帳紙110に変色が発生する温度を確認し、この温度より所定温度低い温度を所定温度Taとすることができる。
次に、乾燥制御部による加熱手段(赤外線ヒータ)の制御について図9のフロー図を参照して説明する。
制御部50は、連帳紙110の搬送が開始されたか否かを判別し、連帳紙110の搬送が開始されたときには赤外線ヒータ31をオン状態(ON)にする。
次いで、連帳紙110の搬送が停止されたか否かを判別し、連帳紙110の搬送が停止されたときには赤外線ヒータ31をオフ状態(OFF)にする。
これに対し、連帳紙110の搬送が停止されていないときには、温度センサ33の検知信号を読み込んでアイドラローラ16の検出温度T0が所定温度Ta以上になった(T0≧Ta)か否かを判別する。
ここで、検出温度T0が所定温度Ta以上でなければ、赤外線ヒータ31をオン状態にしたまま、搬送停止か否かの判別処理に戻る。
これに対し、検出温度T0が所定温度Ta以上になったときには、赤外線ヒータ31をオフ状態にして加熱を停止させる。
つまり、連帳紙110の搬送が停止しているにもかかわらず搬送されていると誤検知されている場合、赤外線ヒータ31のオン状態が継続して、停止している連帳紙110の同じ箇所が加熱され続けることになる。
そのため、連帳紙110の正常な搬送が行われ、連帳紙110が吸熱しながら赤外線ヒータ31で加熱しているときよりもアイドラローラ16の温度が上昇することになる。
そこで、アイドラローラ16の温度を検知する温度センサ33による検出温度が所定温度以上になったときには、赤外線ヒータ31をオフ状態にして加熱を停止する。
これにより、搬送誤検知によって停止している連帳紙110の同じ箇所が加熱され続ける異常加熱を防止できる。
次に、本発明の第2実施形態に係る乾燥装置について図10も参照して説明する。図10は同乾燥装置における加熱手段への給電路部分の説明図である。
本実施形態では、支持部材であるアイドラローラ16の温度が所定温度Ta以上になったときに給電を切断する切断手段36を、赤外線ヒータ31の給電路81に設けている。
切断手段36は、例えばサーモスタットであり、サーモスタットのコンタクタ(電磁開閉器)により給電路81の電気接点を開閉することにより、赤外線ヒータ31への通電を停止する。
また、切断手段36は、温度センサ33の検知温度が所定温度Ta以上になったことを検知して、コンタクタが給電路81の電気接点を開閉することにより、赤外線ヒータ31への通電を停止してもよい。
これにより、第1実施形態と同様に、アイドラローラ16の温度が所定温度Ta以上になったときには、赤外線ヒータ31への給電路81が切断されて赤外線ヒータ31がオフ状態になって加熱が停止する。
したがって、搬送誤検知によって停止している連帳紙110の同じ箇所が加熱され続ける異常加熱を防止できる。
次に、本発明の第3実施形態について図11を参照し手説明する。図11は同実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。
本実施形態において、乾燥装置104以外の印刷装置の構成は、第1実施形態と同様である。
乾燥装置104は、接触加熱手段を構成する10個の加熱ローラ11(11A〜11J)、加熱ドラム12、加熱ローラ11(11A〜11J)に連帳紙110を押し付ける押し付けローラ13(13A〜13J)を備えている。
また、接触加熱手段10に連帳紙110を案内する案内ローラ17Aと、連帳紙110を加熱ドラム12に巻き付ける案内ローラ17Bとを備えている。さらに、接触加熱手段10から出た連帳紙110を案内する案内ローラを兼ねた加熱ローラ14A、14Bを備える。
案内ローラ17Aの上流側には、前記第1実施形態と同様に、赤外線ヒータ31と、赤外線ヒータ31に対向するアイドラローラ16と、アイドラローラ16の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ33が配置されている。
接触加熱手段10は、複数の接触加熱部材である10個の加熱ローラ11(11A〜11J)が加熱ドラム12の周囲に円弧状に配置されている。ここでは、10個の加熱ローラ11(11A〜11J)が加熱ドラム12の周りを取り囲むように配置されている。
なお、加熱ローラ11の周面のうち、加熱ドラム12側を内側領域とし、加熱ドラム12と反対側を外側領域とする。この場合、加熱ローラ11は回転するので、内側領域及び外側領域となる周面部分は順次変化する。
ここで、案内ローラ17Aで接触加熱手段10に案内された連帳紙110が、加熱ローラ11A〜11Jの周面の外側領域の部分に接触しながら第1の方向であるY1方向に搬送されて加熱ドラム12の周面に至る。そして、加熱ドラム12のほぼ全周に亘って接触して加熱ドラム12を経た後、案内ローラ17Bにて、加熱ローラ11Jに再度案内される。
加熱ローラ11Jに案内された連帳紙110は、加熱ローラ11J〜11Aの周面の内側領域の部分に押し付けローラ13A〜13Jで押し付けられて再度接触した状態で第1の方向と異なる第2の方向であるY2方向に搬送され、接触加熱手段10の下流側に案内される。
つまり、連帳紙110が複数の加熱ローラ11A〜11Jに接触しながら搬送される搬送経路は、連帳紙110が複数の加熱ローラ11A〜11Jに接触しながら第1の方向(Y1方向)に搬送される第1経路と、第1経路で接触した複数の加熱ローラ11J〜11Aに再度接触しながら第2の方向(Y2方向)に搬送される第2経路とを含んでいる。
これにより、装置の大型化を抑制しつつ、加熱ローラ11の数を多くして乾燥速度を高め、さらに加熱ローラ11の接触面(周面)に対して異なる位置で同時に2回接触させることで更なる乾燥速度の向上を図っている。
このように、同じ接触加熱部材(加熱ローラ)の異なる2箇所に同時に搬送される部材を接触させて加熱する。
これにより、少ない接触加熱部材で効率的に搬送される部材を乾燥することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図12を参照し手説明する。図12は同実施形態における乾燥装置の拡大説明図である。
本実施形態は、前記第1実施形態におけるアイドラローラ16に代えて、連帳紙110を支持する支持部材としてのガイド板18A〜18Cを配置した例である。
なお、上記実施形態では、複数の第1接触加熱部材が連続して並んでいる構成で説明しているが、途中に接触加熱部材以外の単なるローラ(回転体)が配置されていてもよい。
次に、本発明の第5実施形態に係る印刷装置について図13を参照して説明する。図13は同印刷装置の概略説明図である。
この印刷装置は、元巻きローラ102と巻取りローラ105との間に、連帳紙110の一面に印刷して乾燥する第1印刷ユニット1001と、第1印刷ユニット1001で片面に印刷された連帳紙110の表裏を反転する反転ユニット1003と、連帳紙110の他面に印刷して乾燥する第2印刷ユニット1002とが配置されている。
第1印刷ユニット1001及び第2印刷ユニット2の液体付与部101、搬送部103、乾燥装置104の構成は、前記第1実施形態とほぼ同様(同じでもよい。)としているが、前記第2ないし第4実施形態と同じ、あるいは、ほぼ同様にすることもできる。
ここで、第1印刷ユニット1001の液体付与部101は、搬送される部材である連帳紙110の第1面に液体を付与する第1液体付与手段となる。第2印刷ユニット1002の液体付与部101は、搬送される部材である連帳紙110の第1面とは反対側の第2面に液体を付与する第2液体付与手段となる。
また、第1印刷ユニット1001の乾燥装置104は、連帳紙110の第1面が加熱ローラ11に接触する第1乾燥装置となる。第2印刷ユニット1002の乾燥装置104は、連帳紙110の第2面が加熱ローラ11に接触する第2乾燥装置となる。
上記各実施形態においては、搬送される部材が連帳紙である例で説明しているがこれに限るものではなく、本発明に係る乾燥装置によって搬送される部材であれば特に限定されない。例えば、連続用紙、ロール紙、ウェブなどの連続体、長尺なシート材のような記録媒体(被印刷物)以外にも、壁紙、プリプレグ等の電子回路基板用シートのような被印刷物でも良い。
また、印刷装置によって、搬送される部材には、インク等の液体で文字や図形等の画像を記録する以外にも、加飾・装飾などを目的として、パターン等の意味を持たない画像をインク等の液体で付与してよい。
本願において、搬送される部材に付与される液体は、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体付与手段として液体吐出ヘッドを使用するとき、液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
なお、本願における印刷は、画像形成、記録、印字、印写等とも同じ意味である。
10 接触加熱手段
11A〜11G 加熱ローラ(第1加熱部材)
12 加熱ドラム(第2加熱部材)
16 アイドラローラ(支持部材)
17A〜17F 案内ローラ
31A〜31C 赤外線ヒータ(加熱手段)
33 温度センサ(温度検知手段)
50 制御部(加熱制御手段)
101 液体付与部
103 搬送部
104 乾燥装置
110 連帳紙(被搬送部材)

Claims (10)

  1. 液体が付与されて搬送される被搬送部材を乾燥する乾燥装置であって、
    前記被搬送部材を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して前記被搬送部材を支持する支持部材と、
    前記被搬送部材が搬送されている間は前記加熱手段をオン状態にし、前記被搬送部材の搬送が停止したときに前記加熱手段をオフ状態にする制御を行う手段と、
    前記支持部材の温度を検知する温度検知手段と、を備え、
    前記制御を行う手段は、前記温度検知手段で検知した温度が予め定めた所定温度以上になったときには前記加熱手段をオフ状態にする
    ことを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記支持部材は、ローラである
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記ローラは、中空ローラであり、内部に前記温度検知手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 前記温度検知手段による検知面は、前記中空ローラの前記加熱手段側の内面である
    ことを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記加熱手段は赤外線ヒータであり、
    前記温度検知手段は、前記支持部材を挟んで、前記赤外線ヒータとは反対側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  6. 前記被搬送部材に接触して前記被搬送部材を加熱する接触加熱部材が、前記加熱手段よりも、前記被搬送部材の搬送方向下流側に配置されており、
    前記接触加熱部材の上方位置に前記支持部材及び前記温度検知手段が配置され、
    前記温度検知手段の検知部は前記接触加熱部材とは反対側を向いている
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  7. 前記加熱手段よりも前記被搬送部材の搬送方向下流側に、前記被搬送部材に接触して加熱する複数の接触加熱部材が配置されており、
    前記被搬送部材の搬送経路は、前記接触加熱部材に接触しながら搬送される第1搬送経路と、前記第1搬送経路部分で接触した前記接触加熱部材に再度接触しながら搬送される第2搬送経路とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  8. 前記加熱手段よりも前記被搬送部材の搬送方向下流側に、前記被搬送部材に接触して加熱する接触加熱手段を備え、
    前記接触加熱手段は、前記被搬送部材と接触する曲面形状の接触面を有する第1接触加熱部材と、前記被搬送部材の搬送方向下流側に配置され、前記被搬送部材と接触する曲面形状の接触面を有する第2接触加熱部材とを含み、
    前記第2接触加熱部材の接触面と前記被搬送部材との接触距離が、前記第1接触加熱部材の接触面と前記被搬送部材との接触距離よりも長い
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  9. 液体が付与されて搬送される被搬送部材を乾燥する乾燥装置であって、
    前記被搬送部材を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段に対向して前記被搬送部材を支持する支持部材と、
    前記被搬送部材が搬送されている間は前記加熱手段をオン状態にし、前記被搬送部材の搬送が停止したときに前記加熱手段をオフ状態にする制御を行う手段と、
    前記支持部材の温度が所定温度になったときに、前記加熱手段への給電を切断する切断手段と、を備える
    ことを特徴とする乾燥装置。
  10. 搬送される被搬送部材に液体を付与する液体付与手段と、
    請求項1ないし9のいずれかに記載の乾燥装置と、を備えている
    ことを特徴とする印刷装置。
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