JP2018010997A - 実装管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リール保持部がフィーダ部に対してテープ幅方向に所定量まで移動可能な可変テープフィーダを含む複数のテープフィーダを、効率よくフィーダセット台に配置する。【解決手段】部品実装装置10のフィーダセット台60には、テープフィーダ40が複数個一列に搭載される。このテープフィーダ40は、リールホルダ41がフィーダ本体42に対してテープ幅方向に所定量まで移動可能な可変テープフィーダである。実装管理装置80は、部品実装装置10の管理を行う装置であり、隣り合うテープフィーダ40同士が干渉しないようにリールホルダ41の移動量を考慮して搭載位置を設定する。【選択図】図13

Description

本発明は、実装管理装置に関する。
従来、部品供給位置に送り出された部品供給テープから部品採取ヘッドのノズルにより部品をピックアップして基板上に装着する部品実装装置が知られている。ここで、部品供給テープは、テープフィーダによって部品供給位置へ供給される。テープフィーダは、部品供給テープが巻回されたリールを回転可能に保持するリール保持部と、部品供給テープをリールから巻きほどいて部品供給位置へ送り出すフィーダ部とを備えている。部品実装装置は、テープフィーダを搭載可能な複数のスロットが一列に並べられたフィーダセット台を有している。こうした部品実装装置として、1枚の基板に対し部品を装着するときの部品採取ヘッドの移動時間又は移動距離が最適となるように、フィーダセット台に並べるテープフィーダの並び順を演算するものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2013−51240号公報
しかしながら、リール保持部がフィーダ部に対してテープ幅方向に所定量まで移動可能な可変テープフィーダは、これまで知られていない。そのため、可変テープフィーダを含む複数のテープフィーダをフィーダセット台のスロットにどのように搭載するのかについて、これまでに検討されていない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、可変テープフィーダを含む複数のテープフィーダをフィーダセット台のスロットにどのように搭載するかの設定を適切に行うことを主目的とする。
本発明の実装管理装置は、部品供給位置に送り出された部品供給テープから部品をノズルによりピックアップして基板上に装着する部品装着手段と、前記部品供給テープが巻回されたリールを回転可能に保持するリール保持部と前記部品供給テープを前記リールから巻きほどいて前記部品供給位置へ送り出すフィーダ部を含むテープフィーダと、前記テープフィーダを搭載可能なスロットが複数個一列に並べられたフィーダセット台と、を備えた部品実装装置を管理する実装管理装置であって、複数の前記テープフィーダを前記フィーダセット台のどのスロットに搭載するかを設定する搭載位置設定手段を備え、前記部品実装装置の前記複数のテープフィーダのうちの少なくとも1つは、前記リール保持部が前記フィーダ部に対してテープ幅方向に所定の移動量まで移動可能な可変テープフィーダであり、前記搭載位置設定手段は、隣り合う前記テープフィーダの少なくとも一方が前記可変テープフィーダの場合、前記可変テープフィーダの前記移動量を考慮して該隣り合う前記テープフィーダの搭載位置を設定する、ものである。
この実装管理装置で管理する部品実装装置では、複数のテープフィーダのうちの少なくとも1つは、リール保持部がフィーダ部に対してテープ幅方向に所定の移動量まで移動可能な可変テープフィーダである。実装管理装置は、複数のテープフィーダをフィーダセット台のどのスロットに搭載するかを設定する。その際、隣り合うテープフィーダの少なくとも一方が可変テープフィーダの場合、該隣り合うテープフィーダ同士が干渉しないように可変テープフィーダのリールホルダの移動量を考慮して搭載位置を設定する。そのため、例えば移動量を考慮しないと可変テープフィーダとその隣のテープフィーダとが干渉する場合であっても、移動量を考慮することによりそうした干渉を回避することが可能となる。したがって、本発明の実装管理装置によれば、可変テープフィーダを含む複数のテープフィーダをフィーダセット台のスロットにどのように搭載するかの設定を適切に行うことができる。
本発明の実装管理装置において、前記搭載位置設定手段は、搭載位置を設定するにあたり、前記隣り合うテープフィーダの前記リール保持部同士の隙間が可能な限り狭くなるようにしてもよい。こうすれば、テープフィーダの搭載数を増やすことができる。
本発明の実装管理装置において、前記搭載位置設定手段は、隣り合う前記テープフィーダの少なくとも一方が前記可変テープフィーダの場合、該隣り合う前記テープフィーダの前記フィーダ部同士が干渉しないように仮搭載位置を設定した状態で前記可変テープフィーダの前記リール保持部が移動なしで前記リール保持部同士が干渉するか否かを判定し、干渉しなければその仮搭載位置を搭載位置として設定し、干渉したならば前記可変テープフィーダの前記リール保持部を前記移動量を上限として移動させることにより干渉を回避できるか否かを判定し、回避できるならばその仮搭載位置を搭載位置として設定し、回避できなかったならば各テープフィーダの仮搭載位置を両位置の間隔が広がるように更新してもよい。こうすれば、搭載位置の設定を比較的容易に適切に行うことができる。
ここで、前記搭載位置設定手段は、当初、各テープフィーダの仮搭載位置を設定するにあたり、隣り合う前記テープフィーダの前記フィーダ部同士が干渉しない範囲で最も近くなるようにしてもよい。こうすれば、フィーダセット台上の全テープフィーダが占める幅(全体幅)を可能な限り狭くすることができる。
また、前記搭載位置設定手段は、前記隣り合うテープフィーダの仮搭載位置を両位置の間隔が広がるように更新することが前記フィーダセット台の構成上不可能ならば、前記フィーダセット台に搭載しようとする前記テープフィーダの数または組合せを変更してもよい。こうすれば、搭載しようとしたすべてのテープフィーダをフィーダセット台に搭載できなかった場合には、フィーダセット台に搭載しようとするテープフィーダの数又は組合せが変更されるため、変更後には搭載できる可能性が高まる。
部品実装システム1の概略説明図。 部品実装装置10の斜視図。 フィーダセット台60の斜視図。 テープフィーダ40の斜視図。 テープフィーダ40のリールホルダ41の周辺部分の正面図。 フィーダ本体46に対してリールホルダ41が移動する様子を示す説明図。 2つのテープフィーダ40を並べて搭載したときの説明図。 2つのテープフィーダ140を並べて搭載したときの説明図。 実装最適化処理ルーチンのフローチャート。 搭載位置設定ルーチンのフローチャート。 2つのテープフィーダ40を並べて搭載するときの一例を示す説明図。 2つのテープフィーダ40を並べて搭載するときの一例を示す説明図。 最適化処理ルーチン終了後のテープフィーダ40の搭載例を示す説明図。 最適化処理ルーチン終了後のテープフィーダ40の搭載例を示す説明図。 最適化処理ルーチン終了後のテープフィーダ40の搭載例を示す説明図。
本発明の好適な実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は部品実装システム1の概略説明図、図2は部品実装装置10の斜視図、図3はフィーダセット台60の斜視図、図4はテープフィーダ40の斜視図、図5はテープフィーダ40のリールホルダ41の周辺部分の正面図、図6はフィーダ本体46に対してリールホルダ41がテープ幅方向に移動する様子を示す説明図である。なお、本実施形態において、左右方向(X軸)、前後方向(Y軸)及び上下方向(Z軸)は、図1〜図6に示した通りとする。
部品実装システム1は、図1に示すように、実装ラインを形成する複数の部品実装装置10と、基板の生産を管理する実装管理装置80とを備えている。部品実装システム1は、上流側から搬入された基板Sに対し、各部品実装装置10が部品の実装を行い、部品実装後の基板Sを搬出するものである。
部品実装装置10は、図2に示すように、部品装着機14(部品装着手段)と、テープフィーダ40と、フィーダセット台60と、実装コントローラ70とを備えている。
部品装着機14は、基板Sを搬送する基板搬送装置18と、XY平面を移動可能なヘッドユニット34と、ヘッドユニット34の吸着ノズル38によって移動される部品を撮像するパーツカメラ39とを備えている。
基板搬送装置18は、図2の前後に間隔を開けて設けられ左右方向に延びる支持板20,20と、両支持板20,20の互いに対向する面に設けられたコンベアベルト22,22(図1では片方のみ図示)とを備えている。コンベアベルト22,22は、支持板20,20の左右に設けられた駆動輪及び従動輪に無端状となるように架け渡されている。基板Sは、一対のコンベアベルト22,22の上面に乗せられて左から右へと搬送される。この基板Sは、裏面側に多数立設された支持ピン23によって支持される。
ヘッドユニット34は、X軸スライダ26の前面に着脱可能に取り付けられている。このヘッドユニット34は、交換作業時に作業者が掴むための取っ手35を前面に有している。X軸スライダ26は、Y軸スライダ30の前面に設けられた左右方向に延びる上下一対のガイドレール28,28にスライド可能に取り付けられている。Y軸スライダ30は、前後方向に延びる左右一対のガイドレール32,32にスライド可能に取り付けられている。ヘッドユニット34は、X軸スライダ26が左右方向に移動するのに伴って左右方向に移動し、Y軸スライダ30が前後方向に移動するのに伴って前後方向に移動する。なお、各スライダ26,30は、それぞれ駆動モータ(図示せず)により駆動される。ヘッドユニット34は、複数の吸着ノズル38を備えたロータリーヘッド36を有している。吸着ノズル38は、圧力を利用して、ノズル先端に部品を吸着したり、ノズル先端に吸着している部品を離したりするものである。この吸着ノズル38は、ヘッドユニット34に搭載された図示しないZ軸モータによって高さ調整が可能となっている。こうした吸着ノズル38は、部品の種類や大きさなどに応じて適宜交換される。
パーツカメラ39は、フィーダセット台60と基板搬送装置18との間であって左右方向の長さの略中央にて、撮像方向が上向きとなるように設置されている。このパーツカメラ39は、その上方を通過する吸着ノズル38に吸着された部品を撮像し、撮像により得られた画像を実装コントローラ70へ出力する。
テープフィーダ40は、図4〜図6に示すように、リールホルダ41(リール保持部)と、フィーダ本体46(フィーダ部)と、リンク機構50とを備えている。このテープフィーダ40は、リールホルダ41がフィーダ本体46に対して左右方向に所定の移動量まで移動可能な可変テープフィーダである。
リールホルダ41は、部品供給テープが巻回されているテープリール42を回転可能に保持するリール保持軸43と、テープリール42の下部をカバーする下部カバー44と、テープリール42の上部をカバーする上部カバー45とを備えている。部品供給テープの表面には、部品が長手方向に沿って保持されている。これらの部品は、部品供給テープの表面を覆うトップフィルムによって保護されている。
フィーダ本体46は、扁平形状のケースであり、テープリール42を保持するリールホルダ41をリンク機構50を介してテープ幅方向(左右方向)つまりX軸に沿って移動可能に支持している。そのため、フィーダ本体46には、リールホルダ41が幅方向に通り抜け可能な穴46aが開けられている。フィーダ本体46は、テープリール42から巻きほどかれた部品供給テープを部品吸着位置へ送り出すスプロケット47を備えている。また、フィーダ本体46は、部品吸着位置の手前で部品供給テープからトップフィルムを剥離して該部品供給テープ内の部品を露出させるトップフィルム剥離機構(図示せず)を備えている。部品吸着位置は、フィーダ本体46の上面のテープ送り方向側の端部付近に設定されている。部品供給位置に送り出された部品供給テープは、トップフィルムが剥がされて部品が露出しており、吸着ノズル38により吸着可能な状態になっている。フィーダ本体46は、制御基板48を備えている。制御基板48は、スプロケット47を回転駆動するモータやトップフィルム剥離機構のモータなどを制御するものである。フィーダ本体46の下面には、断面逆T字形のレール49が設けられ、そのレール49よりも前側に下面から突出するようにクランプ部材59が弾性支持されている。
フィーダ本体46の幅やリールホルダ41の幅は、テープリール42に巻回されている部品供給テープの幅(テープ幅)に応じて設定され、テープ幅は、部品の大きさに応じて設定されている。フィーダ本体46の幅は、テープ幅より僅かに大きくなるように設定されているが、ここでは、便宜上、テープ幅と同じとして説明する。リールホルダ41の幅は、テープリール42がテープ幅よりも大きくなる関係上、そのテープリール42の幅より大きくなるように設定されている。例えば、テープ幅が8mmの場合、フィーダ本体46の幅は8mm、リールホルダ41の幅は14.5mmとする。テープ幅が16mmの場合、フィーダ本体46の幅は16mm、リールホルダ41の幅は23.5mmとする。
リンク機構50は、リールホルダ41をテープの幅方向に移動可能に保持する機構である。このリンク機構50は、揺動リンク51〜54と、前方本体軸55と、前方ホルダ軸56と、後方本体軸57と、後方ホルダ軸58とを備えている。前方上側及び前方下側の揺動リンク51,52は、それぞれ、一端がフィーダ本体46に設けられた前方本体軸55に揺動可能に支持され、他端がリールホルダ41に設けられた前方ホルダ軸56に揺動可能に支持されている。また、後方上側及び後方下側の揺動リンク53,54は、それぞれ、一端がフィーダ本体46に設けられた後方本体軸57に揺動可能に支持され、他端がリールホルダ41に設けられた後方ホルダ軸58に揺動可能に支持されている。テープリール42を保持したリールホルダ41は、前方本体軸55及び後方本体軸57を支点として揺動リンク51〜54が幅方向に移動するのに伴って、テープの幅方向に移動可能となっている。リールホルダ41が移動する様子を図6に示す。
フィーダセット台60は、上面に複数のスロット62を有している。スロット62は、複数個がX軸に沿ってフィーダセット台60の上面に一列に設けられている。スロット62は、断面逆T字溝形であり(図3の円内の部分断面図参照)、テープフィーダ40の下面に設けられた断面逆T字形のレール49が差し込まれるようになっている。スロット62の途中にはクランプ溝64が設けられている。テープフィーダ40の断面逆T字形のレール49をスロット62の前方から後方へ差し込んでいくと、テープフィーダ40の下面に設けられたクランプ部材59がクランプ溝64に嵌まり込む。これにより、テープフィーダ40は、スロット62に縦置き状態に支持されると共に、クランプ部材59とクランプ溝64とによって前後方向の位置が決まる。フィーダセット台60は、後端に立壁を有している。この立壁には、各スロット62に対応する位置にコネクタ65が設けられると共に、各コネクタ65の上下に位置決め穴66,67が設けられている。先ほど述べたようにテープフィーダ40がスロット62に差し込まれてクランプ部材59がクランプ溝64に嵌まり込んだ状態では、テープフィーダ40の後端面に設けられた2本の位置決めピン76,77が位置決め穴66,67に差し込まれると共に、2本の位置決めピン76,77の間に設けられたコネクタ75がフィーダセット台60のコネクタ65に電気的に接続される。これにより、テープフィーダ40の制御基板48と実装コントローラ70とが双方向通信可能となる。
ここで、テープフィーダ40の搭載位置について図7及び図8を用いて説明する。本実施形態では、説明の便宜上、スロット62の中心線同士の間隔(スロットピッチ)を10mmとして説明する。フィーダセット台60のスロット62を左から右に向かって#1スロット、#2スロット、…というように称することとする。ここで、フィーダ本体46の幅が8mm、リールホルダ41の幅が14.5mmのテープフィーダ40を2つ隣り合わせてスロット62に差し込む場合について、図7を用いて説明する。いま#4スロットに一つのテープフィーダ40が既に差し込まれている状態とする。この状態で、もう一つのテープフィーダ40をその隣りの#5スロットに差し込む場合、#4スロットのリールホルダ41はフィーダ本体46に対して左方向に移動し、#5スロットのリールホルダ41はフィーダ本体46に対して右方向に移動する。そのため、#5スロットにテープフィーダ40を搭載することが可能となる。一方、図8に示すように、フィーダ本体146に対してリールホルダ141が幅方向に移動できないテープフィーダ140の場合には、#4スロットと#5スロットにテープフィーダ140を並べようとしても両者が干渉するため搭載することができない。そのため、#4スロットと#6スロットにテープフィーダ140を搭載せざるを得なくなる。このように、フィーダ本体46に対してリールホルダ41が幅方向に移動可能なテープフィーダ40を利用すれば、同じ本数のテープフィーダ40を間隔を詰めてフィーダセット台60のスロット62に搭載することができる。したがって、フィーダセット台60に搭載可能なテープフィーダ40の数を増やすことができ、ひいては部品実装システム1を構成する部品実装装置10の台数を削減することが期待される。
実装コントローラ70は、図2に示すように、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM、各種データを記憶するHDD、作業領域として用いられるRAMなどを備える。これらは、図示しないバスを介して電気的に接続されている。この実装コントローラ70は、テープフィーダ40の制御基板48や実装管理装置80と双方向通信可能なように接続されている。また、実装コントローラ70は、基板搬送装置18やX軸スライダ26、Y軸スライダ30、Z軸モータなどへ制御信号を出力可能なように接続されると共に、パーツカメラ39から画像を受信可能に接続されている。例えば、実装コントローラ70は、実装管理装置80から受信した生産プログラムに基づいて、各テープフィーダ40によって部品供給位置に送り出された部品供給テープから部品が吸着ノズル38によりピックアップされて基板S上の所定位置に順次装着されるよう、基板搬送装置18やX軸スライダ26、Y軸スライダ30、Z軸モータなどを制御する。また、実装コントローラ70は、パーツカメラ39で撮像された画像に基づいて吸着ノズル38に部品が吸着されているか否かの判断やその部品の形状、大きさ、吸着位置などを判定する。
実装管理装置80は、図1に示すように、CPU81を中心とするマイクロプロセッサであって、処理プログラムを記憶するROM82、基板の生産プログラムなどを記憶するHDD83、作業領域として用いられるRAM84などを備える。これらは、図示しないバスを介して電気的に接続されている。実装管理装置80には、マウスやキーボード等の入力デバイス85から入力信号が入力され、実装管理装置80からは、ディスプレイ86への画像信号が出力される。
次に、こうして構成された部品実装システム1の実装管理装置80が実施する実装最適化処理ルーチンについて説明する。図9は実装最適化処理ルーチンのフローチャートである。
この実装最適化処理ルーチンが開始されると、実装管理装置80のCPU81は、今回の生産プログラム用データをHDDから読み込む(ステップS100)。生産プログラムとは、どのような部品を基板へ実装するかとか、そうした部品を実装した基板を何枚作製するかなどを定めた計画に関するプログラムをいう。こうした生産プログラムは、作業者が入力デバイス85を操作することにより実装管理装置80のHDDに保存されている。生産プログラム用データには、生産日時や基板の作製数、基板に実装する部品に関する部品情報、使用するヘッドに関するヘッド情報、ヘッドに装着される吸着ノズル38に関するノズル情報などがある。
次に、実装管理装置80のCPU81は、装着シーケンスを設定する(ステップS200)。具体的には、CPU81は、装着順に部品種、装着位置(X座標,Y座標)及び使用する吸着ノズルの種類(使用ノズル種)を指定することにより装着シーケンスを設定する。なお、使用ノズル種は、部品を吸着可能で且つ隣接する装着済みの部品と干渉しない吸着ノズルの種類の中から、ノズル径の大きい吸着ノズルに設定される。
次に、実装管理装置80のCPU81は、各部品実装装置10へ装着シーケンスを配分する(ステップS300)。具体的には、CPU81は、各部品実装装置10に配分される装着シーケンスの数が均等又はできるだけ均等になるように配分する。各装着シーケンスには、どのテープフィーダの部品を実装するかが決められている。そのため、装着シーケンスの配分によって、各部品実装装置10にどれだけのテープフィーダ40が搭載されるのかが決まる。
次に、実装管理装置80のCPU81は、部品実装装置10ごとに部品の装着順を計算する(ステップS400)。このとき、CPU81は、例えば部品を基板に装着するときに先に装着された部品によってその部品の装着が妨げられることのないように装着順を計算する。
次に、実装管理装置80のCPU81は、部品の装着順に基づきテープフィーダ40の適切な搭載位置を決定する搭載位置設定ルーチンを実行する(ステップS500)。このルーチンの詳細については、後述する。
次に、実装管理装置80のCPU81は、搭載位置設定ルーチンを実行後、搭載可能フラグがオンかオフかを判定する(ステップS600)。搭載可能フラグは、今回使用するすべてのテープフィーダ40の搭載位置が決定した場合にはオン、そうでない場合にはオフに設定されるフラグである。ステップS600で搭載フラグがオフだったならば、CPU81は、ステップS300へ戻り、各部品実装装置10へ装着シーケンスを再配分し、その後ステップS400以降の処理を実行する。このように装着シーケンスを再配分することにより、搭載位置設定ルーチンの実行後に搭載可能フラグがオフからオンに設定される可能性がある。ステップS600で搭載フラグがオンだったならば、今回使用するすべてのテープフィーダ40の搭載位置が決定されたため、CPU81は、その搭載位置を含む生産プログラムをHDD83に保存し(ステップS700)、このルーチンを終了する。
ここで、搭載位置設定ルーチン(ステップS500)について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、一つの部品実装装置10に配分されたテープフィーダ40の搭載位置を設定するルーチンについて説明するが、実際には、部品実装システム1を構成するすべての部品実装装置10についてこのルーチンを実行する。
この搭載位置設定ルーチンが開始されると、実装管理装置80のCPU81は、部品実装装置10に配分されたテープフィーダ40のフィーダ本体46の幅(占有幅)の合計を算出し(ステップS502)、その合計がフィーダセット台60の幅に収まるか否かを判定する(ステップS504)。その合計がフィーダセット台60の幅に収まるならば、CPU81は、部品実装装置10に配分されたテープフィーダ40のリールホルダ41の幅(占有幅)の合計を算出し(ステップS506)、その合計がフィーダセット台60の幅に収まるか否かを判定する(ステップS508)。その合計がフィーダセット台60の幅に収まるならば、ステップS510へ進む。一方、ステップS504又はS508で否定判定されたならば、部品実装装置10に配分されたテープフィーダ40をフィーダセット台60に搭載することが物理的に不可能なため、CPU81は搭載フラグをオフに設定し(ステップS523)、このルーチンを終了する。その後、既述の最適化処理のステップS600へ進む。
実装管理装置80のCPU81は、ステップS508で肯定判定だったならば、テープフィーダ40の配置順を決定する(ステップS510)。吸着ノズル38は、テープフィーダ40の部品吸着位置から部品を吸着したあとパーツカメラ39の上方を経て基板Sの所定位置まで部品を運ぶ。基板Sに同じ部品を多数装着する場合、その部品を供給するテープフィーダ40をパーツカメラ39に近いスロット62に搭載した方が吸着ノズル38の総移動距離が短くなり、ひいては実装時間が短くなる。そのため、CPU81は、基板Sに装着する部品の個数の多いものほどパーツカメラ39に近いスロット62に搭載されるようにテープフィーダ40の配置順を決定する。配置順の早いものほど、パーツカメラ39に近いスロット62に配置される。
次に、実装管理装置80のCPU81は、搭載位置を設定しようとする判断対象のテープフィーダ40を決定する(ステップS512)。テープフィーダ40のうち配置順の早いものから順に判断対象に決定される。続いて、CPU81は、そのテープフィーダ40のフィーダ本体46と隣接するテープフィーダ40のフィーダ本体46が搭載ピッチで搭載可能か否かを判定する(ステップS514)。例えば、図11の上段に示すように、既に#4スロットにフィーダ本体46の幅が8mm、リールホルダ41の幅が14.5mmのテープフィーダ40が搭載され、その左側にフィーダ本体46の幅が16mm、リールホルダ41の幅が23.6mmのテープフィーダ40(判断対象)を搭載しようとする場合を考える。この場合、両方のフィーダ本体46の占有幅の合計は8mm+16mm=24mmとなり、それを2で割ってスロットピッチ(10mm)で繰り上げた値20mmを搭載ピッチとする。この搭載ピッチを考慮すると、図11の下段に示すように#2スロットに判断対象のテープフィーダ40のフィーダ本体46を搭載することが可能なため、ステップS514で肯定判定される。一方、図11の上段において、#4スロットではなく#2スロットにフィーダ本体46の幅が8mm、リールホルダ41の幅が14.5mmのテープフィーダ40が搭載されていた場合(1点鎖線参照)、その左側にフィーダ本体46の幅が16mm、リールホルダ41の幅が23.6mmのテープフィーダ40(判断対象)を搭載しようとしても20mmの搭載ピッチとなるようなスロットが存在しないため、ステップS514で否定判定される。また、図12の上段に示すように、既に#8スロットにフィーダ本体46の幅が24mm、リールホルダ41の幅が31.6mmのテープフィーダ40が搭載された状態で、その左側にフィーダ本体46の幅が44mm、リールホルダ41の幅が52.1mmのテープフィーダ40(判断対象)を搭載しようとすると、両方のフィーダ本体46の占有幅の合計は44mm+24mm=68mmとなり、それを2で割ってスロットピッチ(10mm)で繰り上げた値40mmが搭載ピッチとなる。この場合、図12の中段に示すように、#4スロットに判断対象のテープフィーダ40のフィーダ本体46を搭載可能なため、ステップS514で肯定判定される。
実装管理装置80のCPU81は、ステップS514で肯定判定だったならば、判断対象のテープフィーダ40のスロット位置を仮搭載位置に設定する(ステップS516)。続いて、CPU81は、仮搭載位置のテープフィーダ40のリールホルダ41とその隣りのテープフィーダ40のリールホルダ41が搭載ピッチで搭載可能か否かを判定する(ステップS518)。例えば、図11の下段では、両方のリールホルダ41の占有幅の合計は14.5mm+23.5mm=38.0mmであり、それを2で割った値19.0mmが搭載ピッチ20mmに収まるため、ステップS518で肯定判定される。図12の中段では、両方のリールホルダ41の占有幅の合計は52.1+31.6mm=83.7mmであり、それを2で割った値41.85mmが搭載ピッチ40mmに収まらないため、ステップS518で否定判定される。
ステップS518で肯定判定だったならば、CPU81は、仮搭載位置を今回判断対象となったテープフィーダ40の搭載位置に設定する(ステップS520)。一方、ステップS518で否定判定だったならば、CPU81は、オフセットすれば搭載可能か否かを判定する(ステップS522)。図12の中段では、上述したとおり、両方のリールホルダ41の占有幅の合計を2で割った値41.85mmが搭載ピッチ40mmに収まらないが、図12の下段に示すように、41.85mm−40mm=1.85mm分だけ双方のリールホルダ41を左右方向にオフセットさせれば搭載可能となる。ここで、双方のリールホルダ41の可動範囲に基づいて算出される最大オフセット量が2mmだったとすると、1.85mmは最大オフセット量以下のため、ステップS522で搭載可能と判定される。一方、双方のリールホルダ41の最大オフセット量が1.5mmだったとすると、1.85mmは最大オフセット量を超えているため、ステップS522で搭載不可能と判定される。
実装管理装置80のCPU81は、ステップS522で肯定判定だったならば、今回のオフセット量を記憶すると共に、仮搭載位置を今回判断対象となったテープフィーダ40の搭載位置に設定する(ステップS524)。オフセット量は、次回以降の判断対象のテープフィーダ40について搭載可否を判定する際に利用される。
実装管理装置80のCPU81は、ステップS514又はS522で否定判定だったならば、搭載ピッチを1スロットピッチ分、広げることが可能か否かを判定し(ステップS526)、可能ならば搭載ピッチを1スロットピッチ分広げ(ステップS528)、その後再びステップS514以降の処理を実行する。一方、搭載ピッチを1スロットピッチ分広げることが不可能だったならば、CPU81は搭載フラグをオフにし(ステップS530)、ステップS300へ戻る。例えば、図12では搭載ピッチ40mmで搭載可否を判定したが、搭載ピッチ40mmではオフセットしても搭載できない場合、搭載ピッチを1スロットピッチだけ広げて50mmとする。その場合、#3スロットに判断対象のテープフィーダ40を差し込むことになるが、特に支障はないため、ステップS526で肯定判定される。一方、搭載ピッチを広げたとき、存在しないスロットに差し込むことになるような場合には、ステップS526で否定判定される。
実装管理装置80のCPU81は、ステップS520又はステップS524の処理を行ったあと、未判断のテープフィーダ40が残っているか否かを判定し(ステップS532)、残っていればステップS512に進んで配置順に基づいて次の判断対象のテープフィーダ40を決定し、ステップS514以降の処理を実行する。一方、ステップS532で未判断のテープフィーダ40が残っていなければ、CPU81は搭載フラグをオンにセットし(ステップS534)、このルーチンを終了する。このルーチンが終了すると、既述の最適化処理のステップS600へ進む。
このような搭載位置設定ルーチンを含む最適化処理ルーチンが終了すると、フィーダセット台60には、例えば図13〜図15に示すようにテープフィーダ40が搭載される。図13では、3つのうち右2つのテープフィーダ40のリールホルダ41が移動している。図14では、3つのテープフィーダ40のいずれのリールホルダ41も移動していない。図15では、右2つのテープフィーダ40のリールホルダ41は移動しておらず、左2つのテープフィーダ40のリールホルダ41は移動している。なお、これらは例示であり、他にも種々のパターンでテープフィーダ40が搭載され得る。
以上説明した本実施形態の実装管理装置80によれば、隣り合うテープフィーダ40同士が干渉しないようにテープフィーダ40のリールホルダ41の移動量を考慮して搭載位置を設定するため、例えば移動量を考慮しなければテープフィーダ40とその隣のテープフィーダ40とが干渉する場合であっても、移動量を考慮することによりそうした干渉を回避することが可能となる。したがって、複数のテープフィーダ40をフィーダセット台60のスロット62にどのように搭載するかを適切に設定することができ、ひいてはフィーダセット台60に搭載されるテープフィーダ40の数を増やすことができる。
また、上述した搭載位置設定ルーチンでは、隣り合うテープフィーダ40のフィーダ本体46同士が干渉しないように仮搭載位置を設定した状態でリールホルダ41同士が移動なしで干渉するか否かを判定し、干渉しなければその仮搭載位置を搭載位置として設定し、干渉したならばテープフィーダ40のリールホルダ41を移動量を上限として移動させることにより干渉を回避できるか否かを判定し、回避できるならばその仮搭載位置を搭載位置として設定し、回避できなかったならば各テープフィーダ40の仮搭載位置を両位置の間隔が広がるように更新する。そのため、搭載位置の設定を比較的容易に適切に行うことができる。
更に、上述した搭載位置設定ルーチンでは、当初の仮搭載位置は、隣り合うフィーダ本体46の占有幅の合計を2で割ってスロットピッチで繰り上げた値を搭載ピッチとし、その搭載ピッチで隣り合うフィーダ本体46同士が干渉しないように設定される。この搭載ピッチは、隣り合うフィーダ本体46同士が最も近くなるように設定されている。そのため、フィーダセット台60上の全テープフィーダ40が占める幅(全体幅)を可能な限り狭くすることができる。
更にまた、上述した搭載位置設定ルーチンでは、最小の搭載ピッチでは隣り合うリールホルダ41同士が移動量を考慮しても干渉してしまう場合には、1つのスロットピッチだけ搭載ピッチを増やして再度搭載を試みる。つまり、最小の搭載ピッチで隣り合うテープフィーダ40を搭載できなかった場合には、その次に小さい搭載ピッチで搭載を試みる。そのため、フィーダセット台60上の全テープフィーダ40が占める幅(全体幅)を可能な限り狭くすることができる。加えて、フィーダセット台60の構成上、搭載ピッチを増やすことが不可能ならば、部品実装装置10への装着シーケンスを再配分する。これにより、フィーダセット台60に搭載しようとするテープフィーダ40の数または組合せが変更されるため、変更後には搭載できる可能性がある。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態の搭載位置設定ルーチンにおいて、搭載位置を設定するにあたり、隣り合うテープフィーダ40のリールホルダ41同士の隙間が可能な限り狭くなるようにしてもよい。具体的には、搭載位置設定ルーチンにおいて、ステップS534で搭載フラグをオンにする直前に、隣り合うテープフィーダ40のリールホルダ41同士の隙間の合計値がフィーダセット台60の幅に占める割合を計算し、その割合が所定割合を超えるか否かを判定し、超えないならばステップS534に進み、超えたならばステップS530へ進んで搭載フラグをオフにしてもよい。こうすれば、隙間が広い場合には、フィーダセット台60に搭載しようとするテープフィーダ40の数や組合せが変更されるため、変更後には、隣り合うテープフィーダ40のリールホルダ41同士の隙間が狭くなることが期待される。その結果、こうすれば、テープフィーダの搭載数を増やすことができる。
上述した実施形態の搭載位置設定ルーチンのステップS502,S504において、フィーダ本体46の占有幅の合計を算出し、その合計がフィーダセット台60の幅を超えるか否かを判定したが、これらのステップを省略してもよい。ステップS506,508において、フィーダ本体46よりも幅の広いリールホルダ41の占有幅の合計がフィーダセット台60の幅を超えるか否かを判定しているからである。
上述した実施形態において、フィーダセット台60のスロット62に搭載されるテープフィーダとして、可変テープフィーダ(テープフィーダ40)と固定テープフィーダ(リールホルダ141がフィーダ本体146に対して固定されたテープフィーダ140)の両方を用いてもよい。この場合でも、隣り合うテープフィーダの少なくとも一方がテープフィーダ40の箇所があるため、上述した実施形態と同じ効果が得られる。
上述した実施形態では、リールホルダ41をリンク機構50を介してフィーダ本体46に対して幅方向に移動可能な例を示したが、特にリンク機構50に限定されない。例えば、幅方向に延びるスライド溝をフィーダ本体46の穴46aの上下に設け、そのスライド溝をスライド可能な駒をリールホルダ41の上下に設けてもよい。
本発明は、部品供給位置に送り出された部品供給テープから部品採取ヘッドのノズルにより部品をピックアップして基板上に装着する部品実装装置の管理に利用可能である。
1…部品実装システム、10…部品実装装置、14…部品装着機、18…基板搬送装置、20…支持板、22…コンベアベルト、23…支持ピン、26…X軸スライダ、28…ガイドレール、30…Y軸スライダ、32…ガイドレール、34 …ヘッドユニット、35…取っ手、36…ロータリーヘッド、38…吸着ノズル、39…パーツカメラ、40…テープフィーダ、41…リールホルダ、42…テープリール、43…リール保持軸、44…下部カバー、45…上部カバー、46…フィーダ本体、46a…穴、47…スプロケット、48…制御基板、49…レール、50…リンク機構、51〜54…揺動リンク、55…前方本体軸、56…前方ホルダ軸、57…後方本体軸、58…後方ホルダ軸、59…クランプ部材、60…フィーダセット台、62…スロット、64…クランプ溝、65…コネクタ、66…位置決め穴、70…実装コントローラ、75…コネクタ、76…位置決めピン、80…実装管理装置、81…CPU、82…ROM、83…HDD、84 …RAM、85…入力デバイス、86…ディスプレイ、140…テープフィーダ、141…リールホルダ、146…フィーダ本体

Claims (5)

  1. 部品供給位置に送り出された部品供給テープから部品をノズルによりピックアップして基板上に装着する部品装着手段と、
    前記部品供給テープが巻回されたリールを回転可能に保持するリール保持部と前記部品供給テープを前記リールから巻きほどいて前記部品供給位置へ送り出すフィーダ部を含むテープフィーダと、
    前記テープフィーダを搭載可能なスロットが複数個一列に並べられたフィーダセット台と、
    を備えた部品実装装置を管理する実装管理装置であって、
    複数の前記テープフィーダを前記フィーダセット台のどのスロットに搭載するかを設定する搭載位置設定手段
    を備え、
    前記部品実装装置の前記複数のテープフィーダのうちの少なくとも1つは、前記リール保持部が前記フィーダ部に対してテープ幅方向に所定の移動量まで移動可能な可変テープフィーダであり、
    前記搭載位置設定手段は、隣り合う前記テープフィーダの少なくとも一方が前記可変テープフィーダの場合、前記可変テープフィーダの前記移動量を考慮して該隣り合う前記テープフィーダの搭載位置を設定する、
    実装管理装置。
  2. 前記搭載位置設定手段は、前記搭載位置を設定するにあたり、前記隣り合うテープフィーダの前記リール保持部同士の隙間が可能な限り狭くなるようにする、
    請求項1に記載の実装管理装置。
  3. 前記搭載位置設定手段は、隣り合う前記テープフィーダの少なくとも一方が前記可変テープフィーダの場合、該隣り合う前記テープフィーダの前記フィーダ部同士が干渉しないように仮搭載位置を設定した状態で前記可変テープフィーダの前記リール保持部が移動なしで前記リール保持部同士が干渉するか否かを判定し、干渉しなければその仮搭載位置を搭載位置として設定し、干渉したならば前記可変テープフィーダの前記リール保持部を前記所定の移動量を上限として移動させることにより干渉を回避できるか否かを判定し、回避できるならばその仮搭載位置を搭載位置として設定し、回避できなかったならば各テープフィーダの仮搭載位置を両位置の間隔が広がるように更新する、
    請求項1又は2に記載の実装管理装置。
  4. 前記搭載位置設定手段は、当初、各テープフィーダの仮搭載位置を設定するにあたり、隣り合う前記テープフィーダの前記フィーダ部同士が干渉しない範囲で最も近くなるようにする、
    請求項3に記載の実装管理装置。
  5. 前記搭載位置設定手段は、前記隣り合うテープフィーダの仮搭載位置を両位置の間隔が広がるように更新することが前記フィーダセット台の構成上不可能ならば、前記フィーダセット台に搭載しようとする前記テープフィーダの数または組合せを変更する、
    請求項3又は4に記載の実装管理装置。
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