JP2018009680A - トルクコンバータ - Google Patents

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    • H02K7/108Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with friction clutches

Abstract

【課題】冷間時における始動を確実に可能とする。
【解決手段】トルクコンバータ100は、トルクコンバータ本体2と、回転電機3とを備えている。トルクコンバータ本体2は、フロントカバー21、インペラ22、及びタービン23を有する。回転電機3は、固定子31、及び回転子32を有する。回転子32は、エンジンの出力軸の中心軸を回転軸とする。トルクコンバータ本体2の外殻は、非磁性体によって形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルクコンバータ、及び動力伝達装置に関するものである。
従来、車両用の発電装置として、オルタネータが用いられている。オルタネータは、ベルトを介して、エンジンのクランク軸に設けられたプーリと接続されている。このオルタネータにおいて、駆動の機能を付加して、温間時(暖機後)のエンジンの始動を可能にしたり、車両走行時に駆動力の補助を行ったりする装置などが知られている(特許文献1参照)。
特許第4782348号公報 特許第4787242号公報 特表2009−508464号公報
上述したような装置では、次の理由により冷間時のエンジンの始動ができなくなることがある。すなわち、冷間時では、エンジンの潤滑油の温度の低下によって潤滑油の粘度が上昇して始動時の攪拌抵抗が大きくなるとともに、ベルトとプーリとの間で摩擦係数が低下して滑りが発生する。このため、オルタネータの回転駆動力がエンジンに十分に伝達できずにエンジンの始動ができなくなる。
本発明の課題は、冷間時における始動を確実に可能とすることにある。
本発明の第1側面に係るトルクコンバータは、エンジンからトランスミッションへ動力を伝達するように構成されている。トルクコンバータは、トルクコンバータ本体と、回転電機とを備えている。トルクコンバータ本体は、フロントカバー、インペラ、及びタービン、を有する。回転電機は、固定子、及び回転子を有する。回転子は、エンジンの出力軸の中心軸を回転軸とする。トルクコンバータ本体の外殻は、非磁性体によって形成されている。
この構成によれば、回転電機の回転子が、トルクコンバータ本体と連結されており、エンジンの出力軸の中心軸を回転軸としている。このため、冷間時でも回転電機の回転駆動力をエンジンに確実に伝達でき、エンジンを確実に始動させることができる。また、トルクコンバータ本体の外殻は非磁性であるため、回転電機によってトルクコンバータの外殻が磁化されることを防止できる。この結果、トルクコンバータの内部部品が、磁力によって作動不良を起こすことを防止できる。
好ましくは、トルクコンバータ本体は、フロントカバーとタービンとの間に配置されるロックアップ装置をさらに有する。タービン、及びロックアップ装置の少なくともいずれかは、非磁性によって形成される。
好ましくは、トルクコンバータ本体の外殻の比重は、鉄の比重未満である。この構成によれば、回転電機を付加したことによって増加したトルクコンバータの重量を低減することができる。
好ましくは、インペラは、インペラシェルを有する。トルクコンバータの外殻は、インペラシェル及びフロントカバーによって構成される。
好ましくは、回転電機は、回転子に磁化力を付与して回転子を励磁する界磁コイルをさらに有する。
好ましくは、トルクコンバータは、トルクコンバータ本体と回転子とを弾性的に連結する弾性部材をさらに備える。この構成によれば、回転子及び弾性部材が、動吸振器として機能し、エンジンからの回転速度変動を減衰させることができる。
本発明によれば、冷間時における始動を確実に可能とする。
トルクコンバータの断面図。 ロックアップ装置の断面図。 回転子と取付部材との関係を示す拡大図。 回転子の詳細を示す図。 トルクコンバータの動作を説明するためのブロック図。 誘起電圧と回転速度との関係を示すグラフ。
以下、本発明に係るトルクコンバータの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、径方向とは、トルクコンバータの回転軸を中心とした円の径方向を意味する。また、軸方向とは、トルクコンバータの回転軸が延びる方向を意味する。また、周方向とは、トルクコンバータの回転軸を中心とした円の周方向を意味する。
[トルクコンバータ]
図1に示すように、トルクコンバータ100は、トルクコンバータ本体2と、回転電機3と、弾性部材4と、を備えている。トルクコンバータ100は、エンジン(図示省略)からトランスミッションまでの動力伝達経路に配置されている。また、トルクコンバータ100は、エンジンからトランスミッションへ流体を介して動力を伝達するように構成されている。
[トルクコンバータ本体]
トルクコンバータ本体2は、フロントカバー21と、インペラ22と、タービン23と、ステータ24と、ピストンプレート25と、ダンパ装置26と、取付部材27と、を備えている。トルクコンバータ本体2は、エンジンの出力軸の中心軸Oを中心に回転する。
[フロントカバー]
フロントカバー21は、カバー本体部21aと、外周側筒状部21bとを有している。カバー本体部21aは、円板状の部材である。外周側筒状部21bは、カバー本体部21aの外周端部から、軸方向のトランスミッション側に延びている。カバー本体部21aの外周部には、周方向に間隔をあけて複数のボルト101が固定されている。このボルト101に螺合するナットによって、フレキシブルプレート102の外周部がカバー本体部21aに固定される。フロントカバー21は、トルクコンバータ本体2の外殻の一部を構成する。フロントカバー21は、非磁性体によって形成されている。フロントカバー21の比重は、鉄の比重未満とすることが好ましい。例えば、フロントカバー21は、アルミニウム、マグネシウム、又は樹脂などによって形成することができる。
[インペラ]
インペラ22は、インペラシェル22aと、その内側に固定された複数のインペラブレード22bと、インペラシェル22aの内周部に固定されたインペラハブ22cとから構成されている。インペラシェル22aの外周端部がフロントカバー21の外周側筒状部21bの先端部に溶接されている。インペラシェル22aは、トルクコンバータ本体2の外殻の一部を構成する。インペラシェル22aは、非磁性体によって形成されている。インペラシェル22aの比重は、鉄の比重未満とすることが好ましい。例えば、インペラシェル22aは、アルミニウム、マグネシウム、又は樹脂などによって形成することができる。なお、フロントカバー21とインペラシェル22aとによって、トルクコンバータ本体2の外殻が構成されている。なお、インペラブレード22b及びインペラハブ22cの少なくとも一方は、インペラシェル22aと同様の材料で形成されていてもよい。
[タービン]
タービン23はインペラ22に対して軸方向に対向して配置されている。タービン23は、主に、タービンシェル23aと、タービンシェル23aのインペラ側の面に固定された複数のタービンブレード23bと、タービンシェル23aの内周縁に固定されたタービンハブ23cとから構成されている。タービンシェル23aとタービンハブ23cとは複数のリベット103によって固定されている。また、タービンハブ23cの内周面には、トランスミッションの入力シャフトに係合するスプラインが形成されている。タービンシェル23a、タービンブレード23b、及びタービンハブ23cの少なくとも1つは、上記インペラシェル22aと同様の材料で形成されていてもよい。
[ステータ]
ステータ24は、タービン23からインペラ22に戻る作動油の流れを整流するための機構であり、インペラ22の内周部とタービン23の内周部と間に配置されている。ステータ24は、主に、環状のステータシェル24aと、ステータシェル24aの外周面に設けられた複数のステータブレード24bとから構成されている。ステータシェル24aはワンウェイクラッチ104を介して筒状の固定シャフト(図示しない)に支持されている。固定シャフトはトランスミッションの入力シャフトの外周面とインペラハブ22cの内周面との間を延びている。ステータシェル24a、及びステータブレード24bの少なくとも1つは、上記インペラシェル22aと同様の材料で形成されていてもよい。
フロントカバー21の内周端部とタービンハブ23cとの間にはスラストワッシャ105が配置されている。また、タービンハブ23cとステータ24の内周端部との間、及びステータ24とインペラ22との軸方向間には、それぞれスラストベアリング106、107が配置されている。
[ロックアップ装置]
ロックアップ装置20は、フロントカバー21とタービン23との間に配置されており、両者を機械的に連結するための機構である。図2に示すように、ロックアップ装置20は、クラッチ部を構成するピストンプレート25と、ダンパ装置26とを有している。
[ピストンプレート]
ピストンプレート25は、クラッチ連結・遮断を行うための部材であり、中心孔が形成された円板状部材である。ピストンプレート25の内周端部には、軸方向トランスミッション側に延びる内周側筒状部25aが形成されている。内周側筒状部25aはタービンハブ23cの外周面によって回転方向及び軸方向に移動可能に支持されている。なお、タービンハブ23cの外周面には内周側筒状部25aの内周面に当接する環状のシールリング108が設けられている。これにより、ピストンプレート25の内周縁において軸方向のシールがされている。
ピストンプレート25の外周側には摩擦フェーシング25bが形成されている。摩擦フェーシング25bは、環状であり、フロントカバー21と対向している。このように、ピストンプレート25とフロントカバー21の平坦な摩擦面とによって、ダンパ装置26のクラッチ部が構成されている。ピストンプレート25は、上記インペラシェル22aと同様の材料で形成されていてもよい。
[ダンパ装置]
ダンパ装置26は、リティニングプレート26aと、ドリブンプレート26bと、複数の外周側トーションスプリング26cと、複数の内周側トーションスプリング26dと、を有している。リティニングプレート26a及びドリブンプレート26bの少なくとも一方は、上記インペラシェル22aと同様の材料で形成されていてもよい。
[取付部材]
取付部材27は、フロントカバー21に取り付けられている。例えば、取付部材27は、ボルト101などによって、フロントカバー21に取り付けられている。取付部材27は、フロントカバー21に取り付けられる取付部27aと、取付部27aから径方向外側に延びる係合部27bとを有している。
図3に示すように、係合部27bは、第1当接部27cと第2当接部27dとを有している。第1当接部27cと第2当接部27dとは、周方向において互いに間隔をあけて配置されている。
[回転電機]
回転電機3は、発電機能、及びエンジン始動機能を有するように構成されている。すなわち、回転電機3は、従来の車両に使用されているオルタネータ及びスタータモータの役割を担っている。
図1に示すように、回転電機3は、トルクコンバータ本体2の径方向外側に配置されている。詳細には、回転電機3は、フロントカバー21の径方向外側に配置されている。径方向視において、フロントカバー21と回転電機3とは重複している。詳細には、径方向視において、フロントカバー21の外周側筒状部21bと、回転電機3とが重複している。回転電機3は、固定子31、及び回転子32を有している。また、回転電機3は、界磁コイル33をさらに有している。
[固定子]
固定子31は、ハウジング109に取り付けられている。固定子31は、ハウジング109に直接取り付けられていてもよいし、間接的に取り付けられていてもよい。本実施形態では、固定子31は、ハウジング109に固定された固定部材110に取り付けられている。固定子31は、円筒状であって、回転しないように配置されている。固定子31は、電機子巻線によって構成されている。
[回転子]
回転子32は、エンジンの出力軸の中心軸Oを回転軸として回転するように構成されている。回転子32は、円筒状であって、固定子31の径方向内側に配置されている。回転子32の外周面は、固定子31の内周面と間隔をあけて対向している。
図4に示すように、回転子32は、いわゆるクローポール型として構成されている。すなわち、回転子32は、第1爪極32aと、第2爪極32bとを有している。第1爪極32aと第2爪極32bとは、周方向において、交互に配置されている。第1爪極32a及び第2爪極32bは、鉄などの磁性体によって形成されている。第1爪極32aと第2爪極32bとの間は絶縁されている。例えば、第1爪極32aと第2爪極32bとの間に非磁性体32cが配置されている。非磁性体32cは、例えばアルミニウムなどによって形成されている。
図1及び図3に示すように、回転子32は、弾性部材4を介して、トルクコンバータ本体2に連結されている。詳細には、回転子32は、トルクコンバータ本体2のフロントカバー21に取り付けられた取付部材27に取り付けられている。取付部材27は、フロントカバー21と一体的に回転する。
回転子32は、径方向内側に向かって開口する係合溝32dを有している。この係合溝32dに、取付部材27の係合部27bが係合している。この係合部27bと係合溝32dとの係合によって、回転子32は、軸方向及び径方向において、取付部材27に支持されている。なお、係合溝32dと係合部27bとの間にヒステリシストルク発生部5が配置されていてもよい。ヒステリシストルク発生部5は、例えば、摩擦材によって構成される。
回転子32は、弾性部材4を介して取付部材27と弾性的に連結されている。具体的には、第1当接部27cと第2当接部27dとの間に弾性部材4が配置されている。また、回転子32は周方向に延びる窓部32eを有している。窓部32eは、周方向において、第1端面321及び第2端面322を有している。
弾性部材4は、窓部32e内に配置されている。弾性部材4の一方の端面は、第1当接部27c、及び窓部32eの第1端面321の少なくとも一方と当接する。また、弾性部材4の他方の端面は、第2当接部27d、及び窓部32eの第2端面322の少なくとも一方と当接する。
このように、回転子32は、弾性部材4を介して取付部材27と弾性的に連結されている。このため、回転子32は、所定範囲において、取付部材27に対して相対回転可能である。回転子32が取付部材27に対して相対回転したとき、弾性部材4は、第1当接部27cと窓部32eの第2端面322との間で圧縮される、若しくは、第2当接部27dと窓部32eの第1端面321との間で圧縮される。なお、弾性部材4は、例えばトーションスプリングとすることができる。
トルクコンバータ100は、この回転子32とトルクコンバータ本体2との相対回転角度を規制する規制機構をさらに備えている。本実施形態において、規制機構は、取付部材27の第1及び第2当接部27c、27dと、回転子32のストップピン32fと、によって構成されている。回転子32がトルクコンバータ本体2に対して所定角度回転すると、ストップピン32fが第1又は第2当接部27c、27dと当接するため、それ以上、相対回転しない。これによって、例えば、弾性部材4が全圧縮された状態になることを防止できる。すなわち、回転子32がトルクコンバータ本体2に対して相対回転したとき、弾性部材4が全圧縮する前にストップピン32fが第1又は第2当接部27c、27dと当接するように設計される。
[界磁コイル]
図1に示すように、界磁コイル33は、回転子32の径方向内側に配置されている。界磁コイル33は、円筒状である。界磁コイル33の外周面は、回転子32の内周面と間隔をあけて対向している。界磁コイル33は、固定子31と同様に、固定部材110に取り付けられているため、回転しない。
界磁コイル33は、回転子32に磁化力を付与して回転子32を励磁するように構成されている。図5に示すように、界磁コイル33には、電流制御部111が接続されている。電流制御部111は、界磁コイル33に供給される電流(例えば直流電流)を制御する。この電流制御部111によって界磁コイル33に供給される電流を調整することによって、回転子32の磁化力を調整でき、ひいては、固定子31に発生する誘起電圧を調整することができる。
この界磁コイル33に電流を供給することによって第1爪極32a及び第2爪極32bが励磁される。例えば、第1爪極32aがN極に励磁され、第2爪極32bがS極に励磁される。このように、回転子32は、周方向においてN極とS極とが交互に配置される。この回転子32が回転することによって、誘導起電力が固定子31において発生する。
トルクコンバータ100には、インバータ112、バッテリ113、動力伝達装置制御部114、動作指令入力部115、及び回転角度取得部116などが接続されている。
インバータ112は、固定子31に電気的に接続されている。インバータ112は、発電モードにおいて固定子31に発生した交流を直流に変換する。そして、インバータ112に電気的に接続されたバッテリ113は、インバータ112からの電流を充電する。また、インバータ112は、始動モードにおいて、バッテリ113からの電流を直流から交流に変換して固定子31に供給する。
動力伝達装置制御部114は、インバータ112と電流制御部111を制御するように構成されている。詳細には、動力伝達装置制御部114は、インバータ112で検出された電圧、動作指令入力部115からの指令、及び回転角度取得部116で取得した回転速度、の各情報が入力される。そして、動力伝達装置制御部114は、これらの情報に基づいて、インバータ112と電流制御部111とを制御する。
動作指令入力部115は例えばイグニッションスイッチなどで構成され、動力伝達装置制御部114は動作指令入力部115からエンジンの始動指令を受け取る。回転角度取得部116は例えばエンジンの出力軸などからエンジンの回転角度を検出するレゾルバで構成する。レゾルバで回転角度を検出して、検出した回転角度をインバータ112に入力し、回転角度からインバータ112において、演算により回転子32の回転速度を取得し、取得した回転子32の回転速度をインバータ112から動力伝達装置制御部114が受け取る。又は、回転角度取得部116の情報を動力伝達装置制御部114で直接演算して回転速度情報を取得したり、動作指令入力部115などから動力伝達装置制御部114に回転速度情報が入力されて回転速度情報を取得したりしてもよい。
動力伝達装置制御部114は、動作指令入力部115からの情報と回転角度取得部116からの情報とに基づき、少なくとも始動モードと発電モードを含む複数のモードのうちのいずれのモードかを判定する。動力伝達装置制御部114は、判定したモードに応じて、インバータ112を駆動又は駆動停止制御するとともに、電流制御部111に対して制御指令等を出力して、トルクコンバータ100を制御する。
[トルクコンバータの動作]
上述したように構成されたトルクコンバータ100は、例えば、以下のように動作する。
まず、動力伝達装置制御部114は、動作指令入力部115からエンジンの始動指令を取得すると、エンジン始動モードと判定して、回転電機3をスタータとして始動機能を発揮させる。詳細には、動力伝達装置制御部114は、エンジンの始動指令に基づき、インバータ112を駆動して固定子31に三相交流電流を流すとともに、電流制御部111を駆動制御して界磁コイル33に電流を流す。界磁コイル33に電流が流れると、回転子32の第1爪極7aと第2爪極7cとが励磁される。この結果、回転子32が固定子31に対して回転を開始するとともに、固定子31において誘起電圧を有する起電力が発生する。この一連動作は一例であり、逆の順でも動作させることができる。
図6に示すように、誘起電圧は回転子32の回転速度に応じて増加する。回転速度がエンジンのアイドリングに対応するアイドリング回転速度Nidleより低い初爆の回転速度Nminに到達したと動力伝達装置制御部114が判定すると、動力伝達装置制御部114は、インバータ112の駆動を停止する。そして、動力伝達装置制御部114は、所定の誘起電圧(要求電圧)Viを保持するように、回転電機3を発電機として機能させる(発電モード)。所定の誘起電圧(要求電圧)Viとは、例えば、自動車における14V前後の任意の電圧値である。
この発電モードでは、電流制御部111を介して動力伝達装置制御部114が界磁コイル33を励磁し続けるとき、誘起電圧が所定の誘起電圧Viで一定になるように励磁電流を電流制御部111によって調整する。励磁電流を電流制御部111で調整するとき、まず、界磁コイル33の磁化力が一定となるように励磁電流を調整する。これは、界磁コイル33が、あたかも永久磁石として機能することを意味している。このように、あたかも永久磁石が配置されたかのような状態で、回転子32が回転すると、回転電機3は発電機として機能する。
界磁コイル33の磁化力が一定であるとき、誘起電圧は、固定子31に対する回転子32の回転が増加するのに伴って増加する。なお、電流制御部111で電流を減少させるように制御すれば、誘起電圧を減少させることができ、この結果、誘起電圧を一定に制御することができる。
誘起電圧を一定に制御するより具体的な例を以下に説明する。動力伝達装置制御部114に、以下の式(1)、式(2)、及びその他の情報が予め記憶されている。
誘起電圧E[V]=磁束密度B[T]×長さL[m]×速さV[m/s] ・・・ (1)
磁束密度B[T]=透磁率μ×コイル巻き数N[回]×電流I[A]/(2×コイル半径r[m]) ・・・ (2)
この動力伝達装置制御部114に予め記憶された情報を用いて、回転速度と界磁コイル33の電流との情報を基に、誘起電圧を動力伝達装置制御部114で算出する。次いで、動力伝達装置制御部114は、その算出した誘起電圧が、誘起電圧一定とみなす誘起電圧の許容範囲内から逸脱したと判定すると、その逸脱分に基づき、削減すべき電流量を算出する。そして、動力伝達装置制御部114は、その算出した結果を基に、電流制御部111に電流制御指示を出力して、電流制御部111で電流を増減するように制御する。このようにして、動力伝達装置制御部114は、誘起電圧が一定となるように制御することができる。
また、発電モードにおいて回転子32が回転しているとき、回転子32は、弾性部材4を介してトルクコンバータ本体2に弾性的に連結されているため、慣性体として機能することができる。このため、回転子32によって、エンジンからトルクコンバータ本体2に伝達される回転速度変動を抑制することができる。
また、発電モードにおいて、動力伝達装置制御部114が電流制御部111に指示を出し、電流制御部111が界磁コイル33に流す電流を制御することができる。これによって、回転子32の回転数を制御し、ひいては、慣性体として機能する回転子32の慣性量を制御することができる。このため、エンジンからの幅広い回転速度変動にも対応することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、回転電機3は、固定子31、回転子32、及び界磁コイル33によって構成されているが、回転電機3の構成はこれに限定されない。例えば、回転電機3は、固定子31、及び回転子32から構成されていてもよい。すなわち、回転電機3は、界磁コイル33を有していなくてもよい。この場合、回転子32は永久磁石によって形成されている。
変形例2
上記実施形態では、回転子32は、弾性部材4を介して、トルクコンバータ本体2に弾性的に連結されていたが、特にこれに限定されない。例えば、回転子32は、トルクコンバータ本体2に直接取り付けられていてもよい。
変形例3
上記実施形態では、取付部材27は、フロントカバー21に取り付けられていたが、取付部材27はその他の部材に取り付けられていてもよい。例えば、取付部材27は、インペラシェル22aに取り付けられていてもよい。
変形例4
上記実施形態では、トルクコンバータ100を、始動モード又は発電モードで動作させたが、始動モードと発電モードとの間の中間的なモードである車両駆動アシストモードで動作させることもできる。トルクコンバータ100を車両駆動アシストモードで動作させることによって、燃費を向上させることができる。
この場合、インバータ112を駆動しつつ、電流制御部111で界磁コイル33の磁化力を回転速度に応じて適宜調整すれば、車両駆動をアシストすることができる。例えば、電流制御部111で磁化力を所定値よりも低くするように制御すれば、所定値の磁化力に対応する所定の回転速度よりも回転速度を高くすることができる。一例として、電流制御部111での界磁コイル33の磁化力の調整は、回転速度が低いときに磁化力を高く、逆に回転速度が高いときに磁化力を低くすることができる。なお、電流制御部111で界磁コイル33の磁化力を回転速度に応じて適宜調整することは、例えば燃費が向上するように予め設定されて動力伝達装置制御部114に記憶されたプログラムに基づいて、動力伝達装置制御部114により電流制御部111を制御すればよい。
また、上述したように磁化力を変動させれば回転子32の回転速度も変動させることができる。例えば、トルクを下げつつ同じ出力でもって回転速度を高くすることもでき、エンジンを始動させて発進させるときの発進アシストとしても有効である。
2 :トルクコンバータ本体
3 :回転電機
4 :弾性部材
21 :フロントカバー
22 :インペラ
23 :タービン
31 :固定子
32 :回転子
33 :界磁コイル
100 :トルクコンバータ
O :中心軸

Claims (6)

  1. エンジンからトランスミッションへ動力を伝達するためのトルクコンバータであって、
    フロントカバー、インペラ、及びタービン、を有するトルクコンバータ本体と、
    固定子、及び前記エンジンの出力軸の中心軸を回転軸とする回転子、を有する回転電機と、
    を備え、
    前記トルクコンバータ本体の外殻は、非磁性体によって形成される、
    トルクコンバータ。
  2. 前記トルクコンバータ本体は、前記フロントカバーと前記タービンとの間に配置されるロックアップ装置をさらに有し、
    前記タービン、及びロックアップ装置の少なくともいずれかは、非磁性によって形成される、
    請求項1に記載のトルクコンバータ。
  3. 前記トルクコンバータ本体の外殻の比重は、鉄の比重未満である、
    請求項1又は2に記載のトルクコンバータ。
  4. 前記インペラは、インペラシェルを有し、
    前記トルクコンバータの外殻は、前記インペラシェル及び前記フロントカバーによって構成される、
    請求項1から3のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  5. 前記回転電機は、前記回転子に磁化力を付与して前記回転子を励磁する界磁コイルをさらに有する、
    請求項1から4のいずれかに記載のトルクコンバータ。
  6. 前記トルクコンバータ本体と前記回転子とを弾性的に連結する弾性部材をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載のトルクコンバータ。
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