JP2018009346A - 免震装置設置工法 - Google Patents

免震装置設置工法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018009346A
JP2018009346A JP2016138279A JP2016138279A JP2018009346A JP 2018009346 A JP2018009346 A JP 2018009346A JP 2016138279 A JP2016138279 A JP 2016138279A JP 2016138279 A JP2016138279 A JP 2016138279A JP 2018009346 A JP2018009346 A JP 2018009346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seismic isolation
jack
fixing tool
tool
columnar body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016138279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6845632B2 (ja
Inventor
康弘 吉田
Yasuhiro Yoshida
康弘 吉田
良彦 今中
Yoshihiko Imanaka
良彦 今中
茂文 大池
Shigefumi Oike
茂文 大池
岡田 和憲
Kazunori Okada
和憲 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daitetsu Kogyo Co Ltd
Mase Kensetsu KK
Original Assignee
Daitetsu Kogyo Co Ltd
Mase Kensetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daitetsu Kogyo Co Ltd, Mase Kensetsu KK filed Critical Daitetsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2016138279A priority Critical patent/JP6845632B2/ja
Publication of JP2018009346A publication Critical patent/JP2018009346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6845632B2 publication Critical patent/JP6845632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

【課題】 柱状体の上部と下部との位置関係が変化することを抑制することができる免震装置設置工法を提供する。【解決手段】 免震装置設置工法は、柱状体の免震装置を設置する設置位置の上部と下部とを水平方向で拘束するために、上部と下部とに拘束装置を固定する拘束工程と、柱状体の設置位置の部分を除去する除去工程と、免震装置を柱状体の設置位置に設置する設置工程と、を含み、拘束装置は、上部に固定される上固定具と、下部に固定される下固定具と、上固定具と下固定具との間に配置されるジャッキと、を備え、除去工程においては、ジャッキを操作することにより、既存建物の荷重を柱状体からジャッキに移した後で、柱状体の設置位置の部分を除去する。【選択図】 図1

Description

本発明は、既存建物の柱状体に免震装置を設置する免震装置設置工法に関する。
従来、免震装置設置工法として、既存建物の基礎部分や柱といった鉛直方向に伸びる柱状体の一部を除去し、そこに免震装置を設置する工法が、知られている。そして、例えば、柱状体の免震装置を設置する設置位置の上部と下部とを水平方向で拘束するために、上部と下部とに拘束装置を固定する工法が、知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、特許文献1に係る工法においては、柱状体の一部を除去することで、既存建物の荷重が、柱状体から拘束装置に移る。したがって、柱状体の一部を除去する前後で、柱状体の上部と下部との位置関係が変化する。具体的には、柱状体の一部を除去することで、柱状体の上部のレベルが下がってしまう。
特開2000−257273号公報
そこで、課題は、柱状体の上部と下部との位置関係が変化することを抑制することができる免震装置設置工法を提供することである。
免震装置設置工法は、既存建物の柱状体に免震装置を設置する免震装置設置工法において、前記柱状体の前記免震装置を設置する設置位置の上部と下部とを水平方向で拘束するために、前記上部と前記下部とに拘束装置を固定する拘束工程と、前記柱状体の前記設置位置の部分を除去する除去工程と、前記免震装置を前記柱状体の前記設置位置に設置する設置工程と、を含み、前記拘束装置は、前記上部に固定される上固定具と、前記下部に固定される下固定具と、前記上固定具と前記下固定具との間に配置されるジャッキと、を備え、前記除去工程においては、前記ジャッキを操作することにより、既存建物の荷重を前記柱状体から前記ジャッキに移した後で、前記柱状体の前記設置位置の部分を除去する。
また、免震装置設置工法は、前記設置工程においては、前記上部と前記下部との間に前記免震装置を配置し、その後、前記ジャッキを操作することにより、既存建物の荷重を前記ジャッキから前記免震装置に移した後で、前記拘束装置を取り外す、という工法でもよい。
また、免震装置設置工法においては、前記拘束装置は、前記上固定具と前記下固定具とを水平方向で拘束するように、前記上固定具と前記下固定具とを接続する接続具を備え、前記接続具は、前記上固定具及び前記下固定具の少なくとも一方に対して鉛直方向で変位できるように、前記上固定具及び前記下固定具にそれぞれ接続される、という工法でもよい。
また、免震装置設置工法においては、前記拘束装置は、前記上固定具と前記ジャッキとの間、及び、前記下固定具と前記ジャッキとの間、の少なくとも一方に配置される滑り具を備え、前記滑り具及び前記ジャッキ間の摩擦係数は、前記ジャッキ及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さく、且つ、前記滑り具及び当該固定具間の摩擦係数は、前記ジャッキ及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さい、という工法でもよい。
また、免震装置設置工法においては、前記滑り具は、重なって配置される複数の滑り材を備え、前記滑り材同士間の摩擦係数は、前記滑り材及び前記ジャッキ間の摩擦係数よりも小さく、且つ、前記滑り材及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さい、という工法でもよい。
また、免震装置設置工法は、前記設置工程においては、前記免震装置を鉛直方向に加圧させた状態で前記柱状体に設置する、という工法でもよい。
以上の如く、免震装置設置工法は、柱状体の上部と下部との位置関係が変化することを抑制することができる、という優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係る免震装置設置工法に用いる拘束装置の全体図であって、一部を断面で示す概要図である。 図2は、同実施形態に係る拘束装置の要部斜視図である。 図3は、同実施形態に係る拘束装置の要部正面図である。 図4は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する概要図である。 図5は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する概要図である。 図6は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図7は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図8は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図9は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図10は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図11は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する図であって、拘束装置の一部を断面で示す概要図である。 図12は、同実施形態に係る免震装置設置工法を説明する概要図である。
以下、免震装置設置工法における一実施形態について、図1〜図12を参酌して説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。なお、本明細書において、「固定」とは、直接的に固定されている構成だけでなく、他の部材を介在させて固定されることで、相対的(間接的)に固定されている構成も含む。
まず、本実施形態に係る免震装置設置工法を説明するのに先立って、免震装置設置工法に用いる拘束装置について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る拘束装置1は、既存建物の柱状体20を挟むようにして一対備えられている。
図1〜図3に示すように、拘束装置1は、柱状体20の免震装置30を設置する設置位置の上部20aに固定される上固定具2と、柱状体20の当該設置位置の下部20bに固定される下固定具3と、上固定具2と下固定具3とを接続する接続具4とを備えている。また、拘束装置1は、上固定具2と下固定具3との間に配置されるジャッキ5と、上固定具2とジャッキ5との間に配置される滑り具6とを備えている。
上固定具2は、上面部2aと、下面部2bと、側面部2cと、各面部2a〜2cを補強するための複数のリブ2dとを備えている。また、上固定具2は、接続具4に連結される連結部2eを備えている。連結部2eは、上固定具2の下面部2bから下方に向けて平板状に突出している。また、連結部2eは、鉛直方向に延びる長穴2fを備えている。
上固定具2は、柱状体20の上部20aに固定された上補強体21に固定されることで、柱状体20の上部20aに固定されている。具体的には、上固定具2の上面部2aは、上補強体21に埋設されたアンカーボルト21aと該アンカーボルト21aに螺合するナット11とにより、上補強体21に固定されている。
下固定具3は、上面部3aと、下面部3bと、側面部3cと、各面部3a〜3cを補強するための複数のリブ3dとを備えている。また、下固定具3は、接続具4に連結される連結部3eを備えている。連結部3eは、下固定具3の上面部3aから上方に向けて平板状に突出している。また、連結部3eは、鉛直方向に延びる長穴3fを備えている。
下固定具3は、柱状体20の下部20bに固定された下補強体22に固定されることで、柱状体20の下部20bに固定されている。具体的には、一対の下固定具3の側面部3cは、下補強体22の内部を挿通するPC鋼棒12と該PC鋼棒12に螺合されるナット13とにより、下補強体22に固定されている。
接続具4は、平板状に形成されている。そして、接続具4は、上固定具2の連結部2eと下固定具3の連結部3eとにそれぞれ連結されることで、上固定具2と下固定具3とを水平方向で拘束している。これにより、拘束装置1は、柱状体20の上部20aと下部20bとに跨って配置されて且つ上部20aと下部20bとにそれぞれ固定されることで、柱状体20の上部20aと下部20bとを水平方向で拘束している。
なお、接続具4は、上固定具2及び下固定具3に対して鉛直方向で変位できるように、上固定具2及び下固定具3にそれぞれ接続されている。具体的には、接続具4は、孔部4aを備えており、接続具4の孔部4aと固定具2,3の長穴2f,3fとに挿通されたボルト14と該ボルト14に螺合されるナット15とにより、固定具2,3に接続されている。
ジャッキ5は、下固定具3の上面部3aに接するジャッキ本体5aと、ジャッキ本体5aに対して可動し、上固定具2の下面部2bとの間に滑り具6を介在させている可動体5bとを備えている。ジャッキ5は、上固定具2及び下固定具3とそれぞれ分離している。なお、ジャッキ5は、油圧式だけでなく、既存建物の荷重を支持できるのであれば、例えば、機械式(例えば、ねじ式)でもよく、空気式でもよい。
滑り具6は、平板状に形成されている。そして、滑り具6は、重なって配置される複数(本実施形態においては、二つ)の平板状の滑り材6a,6aを備えている。例えば、上固定具2、下固定具3、及びジャッキ5が鉄(Fe)で形成されているのに対して、滑り具6(滑り材6a)は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成されている。
これにより、滑り具6及びジャッキ5間の摩擦係数は、ジャッキ5及び上固定具2間の摩擦係数よりも小さくなっていると共に、滑り具6及び上固定具2間の摩擦係数は、ジャッキ5及び上固定具2間の摩擦係数よりも小さくなっている。さらに、滑り材6a,6a同士間の摩擦係数は、滑り材6a及びジャッキ5間の摩擦係数よりも、小さくなっていると共に、滑り材6a及び上固定具2間の摩擦係数よりも、小さくなっている。
なお、免震装置30は、柱状体20の上部20aに固定される上ベース30aと、柱状体20の下部20bに固定される下ベース30bと、上ベース30aと下ベース30bとの間に配置され、揺れを吸収するために弾性を有する免震部30cとを備えている。上ベース30aは、柱状体20の上部20aの下方に設けられる上基礎23に固定されることで、上部20aに固定されている。また、下ベース30bは、柱状体20の下部20bの上方に設けられる下基礎24に固定されることで、下部20bに固定されている。
本実施形態に係る拘束装置1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る免震装置設置工法について、図4〜図12を参酌して、説明する。
図4に示すように、既存建物は、床25に立設された柱状体(柱)20を備えており、本実施形態においては、当該柱状体20の一部を除去し、そこに免震装置30を設置する場合について説明する。なお、既存建物は、柱状体20の上端に連結される梁26も備えている。
<補強工程>
図5に示すように、柱状体20の上部20aの周りに、配筋及びコンクリート打設をすることで上補強体21を設け、また、柱状体20の下部20bの周りに、配筋及びコンクリート打設をすることで下補強体22を設ける。そして、上補強体21には、アンカーボルト21aが埋設され、下補強体22は、シース管22aが埋設されている。
<拘束工程>
図6に示すように、上固定具2は、上補強体21に埋設されたアンカーボルト21aとナット11とにより、上補強体21に固定されている。また、下固定具3は、下補強体22のシース管22aを挿通するPC鋼棒12と該PC鋼棒12に螺合されるナット13とにより、下補強体22に固定されている。そして、接続具4は、上固定具2と下固定具3とを接続しており、ジャッキ5は、上固定具2と下固定具3との間に配置されている。
これにより、拘束装置1が、上補強体21を介在して柱状体20の上部20aに固定されると共に、下補強体22を介在して柱状体20の下部20bに固定されているため、柱状体20の上部20aと下部20bとは、拘束装置1により、水平方向で拘束されている。このとき、既存建物の荷重は、まだ柱状体20にのみかかっている。
<除去工程>
そして、ジャッキ5を操作することで、ジャッキ5は、上固定具2及び下固定具3と加圧接触する状態になる。これにより、既存建物の荷重は、柱状体20から、ジャッキ5、即ち、拘束装置1に、移される。その後、図7に示すように、柱状体20のうち、免震装置30を設置する設置位置の部分、即ち、上部20aと下部20bとの間の部分を、除去する。
このとき、既存建物の荷重を柱状体20からジャッキ5に移した後で、柱状体20の設置位置の部分を除去しているため、柱状体20の上部20aと下部20bとの位置関係が変化すること(具体的には、上部20aのレベルが下がること)を抑制することができている。なお、除去する方法は、切断する方法でもよく、切削する方法でもよく、破断する方法でもよい。
このとき、例えば、地震が発生した場合、拘束装置1においては、上固定具2、下固定具3、及び接続具4が、柱状体20の上部20aと下部20bとを水平方向で拘束しているものの、柱状体20の上部20aと下部20bとが水平方向で相対的に微動することになる。このとき、ジャッキ5に水平方向の負荷が加わると、ジャッキ5が損傷して、既存建物の荷重バランスが崩れる恐れがある。
しかしながら、本実施形態に係る拘束装置1は、上固定具2とジャッキ5との間に、滑り具6を備えている。これにより、柱状体20の上部20aと下部20bとが水平方向で相対的に微動することに伴って、ジャッキ5も、上固定具2や下固定具3に対して、水平方向で微動することができる。したがって、ジャッキ5に水平方向の負荷が加わることを抑制できるため、ジャッキ5が損傷することを抑制できる。
<設置工程>
図8に示すように、柱状体20の下部20bの上方に、配筋及びコンクリート打設をすることで、下基礎24を設ける。これにより、柱状体20の下部20bは、下補強体22及び下基礎24に埋設される。そして、免震装置30を下基礎24に載置し、免震装置30の下ベース30bを下基礎24に固定する。なお、図示していないが、免震装置30の下ベース30bは、下基礎24に埋設されたアンカーボルトと該アンカーボルトに螺合されるナットとにより、下基礎24に固定される。
その後、図9に示すように、柱状体20の上部20aと免震装置30との間に加圧具23aを配置することにより、免震装置30を鉛直方向に加圧する。これにより、免震装置30(具体的には、免震部30c)は、鉛直方向に収縮する。このとき、その後に、既存建物の荷重が免震装置30にかけられた際に、免震装置30が収縮することを抑制できる程度に、免震装置30を鉛直方向で加圧している。
本実施形態においては、加圧具23aは、小型のジャッキとしているが、斯かる構成に限られない。例えば、加圧具23aは、柱状体20の上部20aと免震装置30との間に挿入される鋼材でもよい。
その後、図10に示すように、ジャッキ5の可動体5bを下降させる。これにより、既存建物の荷重は、拘束装置1、即ち、ジャッキ5から、免震装置30に移る(なお、ジャッキ5から、免震装置30に完全に移さなくてもよい)。このとき、免震装置30が鉛直方向で殆ど収縮しないため、柱状体20の上部20aと下部20bとの位置関係が変化することを抑制することができる。具体的には、柱状体20の上部20aや梁26のレベルが下がることを抑制することができる。
そして、図11に示すように、柱状体20の上部20aの下方で且つ免震装置30の上方に、配筋及びコンクリート打設をすることで、上基礎23を設ける。これにより、柱状体20の上部20aは、上補強体21及び上基礎23に埋設される。本実施形態においては、加圧具23aも、上基礎23の内部に埋設されている。なお、加圧具23aは、上基礎23の外部に配置され、上基礎23が設置された後に、取り外される、という構成でもよい。
そして、免震装置30の上ベース30aを上基礎23に固定する。なお、図示していないが、免震装置30の上ベース30aは、上基礎23に埋設されたアンカーボルトと該アンカーボルトに螺合されるナットとにより、上基礎23に固定される。その後、拘束装置1、即ち、ジャッキ5から、既存建物の荷重が完全に除去された状態で、図12に示すように、拘束装置1が取り外される。このようにして、既存建物の柱状体20に免震装置30が設置される。
以上より、本実施形態に係る免震装置設置工法は、既存建物の柱状体20に免震装置30を設置する免震装置設置工法において、前記柱状体20の前記免震装置30を設置する設置位置の上部20aと下部20bとを水平方向で拘束するために、前記上部20aと前記下部20bとに拘束装置1を固定する拘束工程と、前記柱状体20の前記設置位置の部分を除去する除去工程と、前記免震装置30を前記柱状体20の前記設置位置に設置する設置工程と、を含み、前記拘束装置1は、前記上部20aに固定される上固定具2と、前記下部20bに固定される下固定具3と、前記上固定具2と前記下固定具3との間に配置されるジャッキ5と、を備え、前記除去工程においては、前記ジャッキ5を操作することにより、既存建物の荷重を前記柱状体20から前記ジャッキ5に移した後で、前記柱状体20の前記設置位置の部分を除去する。
斯かる工法によれば、ジャッキ5を操作することで、既存建物の荷重を柱状体20からジャッキ5に移した後で、柱状体20の設置位置の部分を除去する。これにより、除去工程の前後で、柱状体20の上部20aと下部20bとの位置関係が変化することを抑制することができる。
ところで、例えば、上記特許文献1に係る免震装置設置工法においては、除去工程の前後で、柱状体20の上部20aと下部20bとの位置関係が変化するため、同じ階層の柱状体20に対して、一斉に施工する必要があった。それに対して、本実施形態に係る免震装置設置工法においては、既存建物の同じ階層を一斉に施工する必要はなく、例えば、複数の柱状体20に対して一つずつ施工することも可能である。
また、本実施形態に係る免震装置設置工法は、前記設置工程においては、前記上部20aと前記下部20bとの間に前記免震装置30を配置し、その後、前記ジャッキ5を操作することにより、既存建物の荷重を前記ジャッキ5から前記免震装置30に移した後で、前記拘束装置1を取り外す、という工法である。
斯かる工法によれば、拘束装置1は、ジャッキ5を備えており、ジャッキ5は、上部20aに固定される上固定具2と下部20bに固定される下固定具3との間に配置されている。これにより、上部20aと下部20bとの間に免震装置30を配置し、その後、ジャッキ5を操作することにより、既存建物の荷重をジャッキ5から免震装置30に移すことができる。したがって、その後、拘束装置1を取り外すことで、拘束装置1を容易に取り外すことができる。
また、本実施形態に係る免震装置設置工法においては、前記拘束装置1は、前記上固定具2と前記下固定具3とを水平方向で拘束するように、前記上固定具2と前記下固定具3とを接続する接続具4を備え、前記接続具4は、前記上固定具2及び前記下固定具3の少なくとも一方(本実施形態では、上固定具2及び下固定具3の両方)に対して鉛直方向で変位できるように、前記上固定具2及び前記下固定具3にそれぞれ接続される、という工法でもよい。
斯かる工法によれば、接続具4は、上固定具2と下固定具3とを接続しているため、上固定具2と下固定具3とが水平方向で拘束される。これにより、柱状体20の上部20aと下部20bとが、各固定具2,3及び接続具4により、水平方向に拘束されるため、ジャッキ5に水平方向の負荷が加わることを抑制することができる。したがって、例えば、ジャッキ5が水平方向の負荷により損傷することを抑制することができる。
また、接続具4は、上固定具2及び下固定具3の少なくとも一方(本実施形態では、上固定具2及び下固定具3の両方)に対して鉛直方向で変位できる。これにより、柱状体20の上部20aと下部20bとを、各固定具2,3及び接続具4により水平方向に拘束しつつ、ジャッキ5を操作することで、上固定具2を下固定具3に対して昇降させることができる。したがって、例えば、柱状体20及び免震装置30と拘束装置1との間における、既存建物の荷重の移動を確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る免震装置設置工法においては、前記拘束装置1は、前記上固定具2と前記ジャッキ5との間、及び、前記下固定具3と前記ジャッキ5との間、の少なくとも一方(本実施形態では、上固定具2とジャッキ5との間のみ)に配置される滑り具6を備え、前記滑り具6及び前記ジャッキ5間の摩擦係数は、前記ジャッキ5及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも、小さく、且つ、前記滑り具6及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数は、前記ジャッキ5及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも小さい、という工法でもよい。
斯かる工法によれば、滑り具6は、上固定具2とジャッキ5との間、及び、下固定具3とジャッキ5との間、の少なくとも一方(本実施形態では、上固定具2とジャッキ5との間のみ)に配置されている。そして、滑り具6及びジャッキ5間の摩擦係数が、ジャッキ5及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも小さいと共に、滑り具6及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数が、ジャッキ5及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも小さい。
これにより、例えば、施工中に地震が発生した場合に、滑り具6により、ジャッキ5が当該固定具(本実施形態では、上固定具)2に対して水平方向で動くことができる。したがって、ジャッキ5に水平方向の負荷が加わることを抑制することができるため、ジャッキ5が水平方向の負荷により損傷することで既存建物の荷重バランスが崩れることを抑制することができる。
また、本実施形態に係る免震装置設置工法においては、前記滑り具6は、重なって配置される複数の滑り材6aを備え、前記滑り材6a,6a同士間の摩擦係数は、前記滑り材6a及び前記ジャッキ5間の摩擦係数よりも小さく、且つ、前記滑り材6a及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも小さい、という工法でもよい。
斯かる工法によれば、複数の滑り材6aは、上固定具2とジャッキ5との間、及び、下固定具3とジャッキ5との間、の少なくとも一方(本実施形態では、上固定具2とジャッキ5との間のみ)に、重なって配置されている。そして、滑り材6a,6a同士間の摩擦係数が、滑り材6a及びジャッキ5間の摩擦係数よりも小さく、且つ、滑り材6a及び当該固定具(本実施形態では、上固定具)2間の摩擦係数よりも小さい。
これにより、例えば、施工中に地震が発生した場合に、複数の滑り材6aにより、ジャッキ5が当該固定具(本実施形態では、上固定具)2に対して確実に動くことができる。したがって、ジャッキ5に水平方向の負荷が加わることを効果的に抑制することができるため、ジャッキ5が水平方向の負荷により損傷することで既存建物の荷重バランスが崩れることを確実に抑制することができる。
また、本実施形態に係る免震装置設置工法は、前記設置工程においては、前記免震装置30を鉛直方向に加圧させた状態で前記柱状体20に設置する、という工法でもよい。
斯かる工法によれば、免震装置30を鉛直方向に加圧させた状態で、柱状体20に設置するため、ジャッキ5を操作することで、既存建物の荷重を免震装置30に移した際に、免震装置30が鉛直方向で収縮することを抑制することができる。これにより、設置工程の前後で、柱状体20の上部20aと下部20bとの位置関係が変化することを抑制することができる。
なお、免震装置設置工法は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、免震装置設置工法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、上固定具2は、上補強体21に固定されることで、柱状体20の上部20aに固定され、また、下固定具3は、下補強体22に固定されることで、柱状体20の下部20bに固定されている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、上固定具2は、柱状体20の上部20aに直接固定されている、という構成でもよい。また、例えば、下固定具3は、柱状体20の下部20bに直接固定されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、接続具4が、上固定具2と下固定具3とを接続することで、上固定具2と下固定具3とが水平方向で拘束されている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、拘束装置1は、接続具4を備えていなくてもよい。
一例として、ジャッキ5が、一方の固定具と分離不能に固定され、且つ、他方の固定具に水平方向で係止されることで、上固定具2と下固定具3とが、水平方向で拘束されている、という構成でもよい。また、他の例として、ジャッキ5が、上固定具2及び下固定具3にそれぞれ水平方向で係止されることで、上固定具2と下固定具3とが、水平方向で拘束されている、という構成でもよい。さらに、他の例として、ジャッキ5が、各固定具2,3とボルト・ナット等で固定する状態と当該固定を解除する状態とを切り替えられることで、上固定具2と下固定具3とが、必要時に、水平方向で拘束されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、接続具4の孔部4aと固定具2,3の長穴2f,3fとに挿通されたボルト14と該ボルト14に螺合されるナット15とにより、接続具4が固定具2,3に接続されることで、接続具4が固定具2,3に対して鉛直方向で変位できる、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。
例えば、接続具4と固定具2,3とが、互いに嵌め合う嵌合部をそれぞれ備え、該嵌合部同士が、水平方向で係止し合い且つ鉛直方向でスライド可能に構成されることで、接続具4が固定具2,3に対して鉛直方向で変位できる、という構成でもよい。具体的には、接続具4及び固定具2,3の一方が、鉛直方向に延びる凸部を備え、他方が、鉛直方向に延び且つ該凸部と嵌合する凹部を備える、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、接続具4は、上固定具2及び下固定具3の両方に対して鉛直方向で変位できるように、上固定具2及び下固定具3にそれぞれ接続される、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。
例えば、接続具4は、上固定具2のみに対して鉛直方向で変位できるように、上固定具2及び下固定具3にそれぞれ接続される、という構成でもよい。また、例えば、接続具4は、下固定具3のみに対して鉛直方向で変位できるように、上固定具2及び下固定具3にそれぞれ接続される、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、滑り具6は、上固定具2とジャッキ5との間のみに配置されている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、滑り具6は、下固定具3とジャッキ5との間のみに配置されている、という構成でもよく、また、滑り具6は、上固定具2とジャッキ5との間、及び、下固定具3とジャッキ5との間、の両方に配置されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、滑り具6は、二つの滑り材6aを備えている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、滑り具6は、一つの滑り材6aを備えている、という構成でもよい。また、例えば、滑り具6は、重なって配置される三つ以上の滑り材6aを備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、上固定具2は、上補強体21に埋設されたアンカーボルト21aとナット11とにより、上補強体21に固定されている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、上固定具2は、上記実施形態に係る下固定具3のように、上補強体21の内部を挿通するPC鋼棒と該PC鋼棒に螺合されるナットとにより、上補強体21に固定されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る免震装置設置工法においては、下固定具3は、下補強体22の内部を挿通するPC鋼棒12と該PC鋼棒12に螺合されるナット13とにより、下補強体22に固定されている、という構成である。しかしながら、免震装置設置工法は、斯かる構成に限られない。例えば、下固定具3は、上記実施形態に係る上固定具2のように、下補強体22に埋設されたアンカーボルトと該アンカーボルトと螺合するナットとにより、下補強体22に固定されている、という構成でもよい。
また、免震装置設置工法においては、免震装置30の上ベース30aと下ベース30bとを拘束するために、上ベース30aと下ベース30bとにそれぞれ連結される連結体が備えられていてもよい。斯かる連結体は、例えば、図8に示すように、免震装置30が下基礎24に載置する際に、免震装置30に取り付けられており、また、図12に示すように、拘束装置1が取り外された後に、免震装置30から取り外される。
1…拘束装置、2…上固定具、2a…上面部、2b…下面部、2c…側面部、2d…リブ、2e…連結部、2f…長穴、3…下固定具、3a…上面部、3b…下面部、3c…側面部、3d…リブ、3e…連結部、3f…長穴、4…接続具、4a…孔部、5…ジャッキ、5a…ジャッキ本体、5b…可動体、6…滑り具、6a…滑り材、11…ナット、12…PC鋼棒、13…ナット、14…ボルト、15…ナット、20…柱状体、20a…上部、20b…下部、21…上補強体、21a…アンカーボルト、22…下補強体、22a…シース管、23…上基礎、23a…加圧具、24…下基礎、25…床、26…梁、30…免震装置、30a…上ベース、30b…下ベース、30c…免震部

Claims (6)

  1. 既存建物の柱状体に免震装置を設置する免震装置設置工法において、
    前記柱状体の前記免震装置を設置する設置位置の上部と下部とを水平方向で拘束するために、前記上部と前記下部とに拘束装置を固定する拘束工程と、
    前記柱状体の前記設置位置の部分を除去する除去工程と、
    前記免震装置を前記柱状体の前記設置位置に設置する設置工程と、を含み、
    前記拘束装置は、前記上部に固定される上固定具と、前記下部に固定される下固定具と、前記上固定具と前記下固定具との間に配置されるジャッキと、を備え、
    前記除去工程においては、前記ジャッキを操作することにより、既存建物の荷重を前記柱状体から前記ジャッキに移した後で、前記柱状体の前記設置位置の部分を除去する、免震装置設置工法。
  2. 前記設置工程においては、前記上部と前記下部との間に前記免震装置を配置し、その後、前記ジャッキを操作することにより、既存建物の荷重を前記ジャッキから前記免震装置に移した後で、前記拘束装置を取り外す、請求項1に記載の免震装置設置工法。
  3. 前記拘束装置は、前記上固定具と前記下固定具とを水平方向で拘束するように、前記上固定具と前記下固定具とを接続する接続具を備え、
    前記接続具は、前記上固定具及び前記下固定具の少なくとも一方に対して鉛直方向で変位できるように、前記上固定具及び前記下固定具にそれぞれ接続される、請求項1又は2に記載の免震装置設置工法。
  4. 前記拘束装置は、前記上固定具と前記ジャッキとの間、及び、前記下固定具と前記ジャッキとの間、の少なくとも一方に配置される滑り具を備え、
    前記滑り具及び前記ジャッキ間の摩擦係数は、前記ジャッキ及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さく、且つ、前記滑り具及び当該固定具間の摩擦係数は、前記ジャッキ及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さい、請求項3に記載の免震装置設置工法。
  5. 前記滑り具は、重なって配置される複数の滑り材を備え、
    前記滑り材同士間の摩擦係数は、前記滑り材及び前記ジャッキ間の摩擦係数よりも小さく、且つ、前記滑り材及び当該固定具間の摩擦係数よりも小さい、請求項4に記載の免震装置設置工法。
  6. 前記設置工程においては、前記免震装置を鉛直方向に加圧させた状態で前記柱状体に設置する、請求項1〜5の何れか1項に記載の免震装置設置工法。
JP2016138279A 2016-07-13 2016-07-13 免震装置設置工法 Active JP6845632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138279A JP6845632B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 免震装置設置工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138279A JP6845632B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 免震装置設置工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018009346A true JP2018009346A (ja) 2018-01-18
JP6845632B2 JP6845632B2 (ja) 2021-03-17

Family

ID=60993497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016138279A Active JP6845632B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 免震装置設置工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6845632B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070655A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 戸田建設株式会社 免震装置の拘束方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4910930A (en) * 1988-10-28 1990-03-27 Base Isolation Consultants, Inc. Seismic isolation structure
JP2000336943A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Shimizu Corp 既存建物における仮設支持構造
JP2001311314A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Kajima Corp 既存建物の免震構造化方法
JP2002201815A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Taisei Corp 免震支承部の構築方法
JP2005002703A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Kajima Corp 既存柱への免震装置の支持構造及び免震装置の設置方法
JP2008163636A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Kajima Corp 免震装置の交換方法
JP2014114655A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Yokogawa Bridge Holdings Corp 免震装置設置工法
JP2014169552A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Okumura Corp 既存建築物の免震化工法及びその施工中の仮設構造
JP2016037761A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社奥村組 免震化工事の仮設支持構造及び既存建築物の免震化工法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4910930A (en) * 1988-10-28 1990-03-27 Base Isolation Consultants, Inc. Seismic isolation structure
JP2000336943A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Shimizu Corp 既存建物における仮設支持構造
JP2001311314A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Kajima Corp 既存建物の免震構造化方法
JP2002201815A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Taisei Corp 免震支承部の構築方法
JP2005002703A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Kajima Corp 既存柱への免震装置の支持構造及び免震装置の設置方法
JP2008163636A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Kajima Corp 免震装置の交換方法
JP2014114655A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Yokogawa Bridge Holdings Corp 免震装置設置工法
JP2014169552A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Okumura Corp 既存建築物の免震化工法及びその施工中の仮設構造
JP2016037761A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社奥村組 免震化工事の仮設支持構造及び既存建築物の免震化工法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070655A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 戸田建設株式会社 免震装置の拘束方法
JP7169165B2 (ja) 2018-11-01 2022-11-10 戸田建設株式会社 免震装置の拘束方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6845632B2 (ja) 2021-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5437113B2 (ja) 免震装置の荷重受け替え方法及び装置
JP6545537B2 (ja) 仮受支柱および免震装置の交換方法
JP6022631B1 (ja) 免震装置の交換方法および免震構造
KR101276656B1 (ko) 잭 장치
JP6208090B2 (ja) 免震化工事の仮設支持構造及び既存建築物の免震化工法
JP5895320B2 (ja) 鉄骨構造物の施工方法、及び、鉄骨構造物の固定部材
KR101547915B1 (ko) 철골구조물용 클램프
JP6448683B2 (ja) スラブ支持装置及び建物の解体方法
JP2018009346A (ja) 免震装置設置工法
KR101813518B1 (ko) 기초파일의 선행하중 재하공법
JP6690909B2 (ja) 足場押圧部材及び足場ユニット
JP2018127850A (ja) 免震建築物の位置調整方法、及び、免震建築物の位置調整構造
JP6508958B2 (ja) 解体システムおよび解体方法
JP2018003559A (ja) 柱梁架構改修方法及び改修柱梁架構
JP2006200361A (ja) 既設建物の免震化工法
JP2008057189A (ja) 既存建物の免震化工法
JP6087680B2 (ja) 既存建物の免震化方法
JP5645548B2 (ja) 解体方法、ジャッキ構造
JP2011168348A (ja) ジャッキ用反力発生装置
JP4460377B2 (ja) クリーンルーム用の根太とそれを用いたクリーンルーム根太床
JP6511727B2 (ja) 免震建物、及び、免震装置の交換方法
JP5502657B2 (ja) 解体方法、荷重伝達構造
JP6351355B2 (ja) 既存建物の免震化工法
JP6211303B2 (ja) 既存建築物の免震化工法及びその施工中の仮設構造
JP5498321B2 (ja) 荷重伝達構造、解体方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20160812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160812

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6845632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250