JP2018008645A - スピーカグリル - Google Patents

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明宏 原
Akihiro Hara
明宏 原
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Abstract

【課題】小型で音響性能にも優れるスピーカグリルを提供する。
【解決手段】スピーカグリル10は、ドアトリム4に設けられたスピーカ用開口4aを覆うようにドアトリム4に取り付けられており、スピーカグリル本体11と、スピーカグリル本体11の周縁部11aに設けられ、スピーカグリル本体11をドアトリム4に取り付ける取付片12と、を有している。この取付片12は、スピーカグリル本体11の裏面側に立設された脚部13と、脚部13の先端にヒンジ部15を介して回動自在に設けられ、脚部13を境に外向きに折り曲げられた状態でドアトリム4における開口周縁部4bに設けられたボス部4cに締結されている固定部14と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカグリルに関する。
従来より、装飾や各種機能の観点から車体パネルの内側を覆う内装トリム(車両用内装トリム)が知られている。この内装トリムには、スピーカユニット(車載用スピーカ)からの音響を車室内側に導くためのスピーカグリルが取り付けられている。
例えば特許文献1には、ドアトリムに対するスピーカグリルの取付構造が開示されている。スピーカグリルには、グリル本体外周から外側方に延びるフランジが設けられており、ドアトリムの開口縁部の表面側にフランジが重なるように、スピーカグリルが取り付けられている。グリル本体の裏面側には、薄肉ヒンジ部を介して押え板が一体に設けられている。押え板は、薄肉ヒンジ部を支点としてグリル本体の外側方に倒され、ドアトリムの開口縁部の裏面側に重ね合わせられている。また、押え板は、グリル本体のフランジ基部から裏面側に突出するボスに当接されており、この押え板とボスとが締結されることにより、フランジと押え板とでドアトリムの開口縁部が挟持される。
実開平6−60555号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法によれば、グリル本体の外周に、ボスなどの固定構造を備えたフランジが設けられている。スピーカユニットのスピーカコーンとフランジとが干渉しないようにするためには、スピーカグリルの外形をスピーカコーンの外形よりも大きくする必要がある。これにより、スピーカグリルが大型化してしまうおそれがある。
一方、スピーカグリルの外形をスピーカコーン外形と同じ又はこれよりも小さくした場合には、固定構造がスピーカコーンの開口範囲(音響空間)に存在してしまう。このため、開口面積が縮小し、音響性能が低下するおそれがある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型で音響性能にも優れるスピーカグリルを提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、車両用内装トリムに設けられたスピーカ用開口を覆うように車両用内装トリムに取り付けられるスピーカグリルを提供する。このスピーカグリルは、スピーカグリル本体と、スピーカグリル本体の周縁部に設けられ、スピーカグリル本体を車両用内装トリムに取り付ける取付片と、を有している。この場合、取付片は、スピーカグリル本体の裏面側に立設された脚部と、脚部の先端にヒンジ部を介して回動自在に設けられ、脚部を境に外向きに折り曲げられた状態で車両用内装トリムにおけるスピーカ用開口の周縁部に設けられたボス部に締結されている固定部と、を備えている。
ここで、本発明において、脚部は、スピーカ用開口に臨むように配設されるスピーカユニットのスピーカコーンの周縁部よりも外側に位置している。
本発明のスピーカグリルによれば、音響性能を低下させることなく、小型化を達成することができる。
本実施形態に係るドアトリムを模式的に示す正面図 図1のAA線に沿う断面を模式的に示す説明図 スピーカグリルの取付方法を説明する説明図
以下、本実施形態に係る車両用内装トリムを自動車のサイドドア1のドアトリム4に適用して説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るドアトリム4を模式的に示す正面図であり、図2は、図1のAA線に沿う断面を模式的に示す説明図である。
サイドドア1は、車体パネルであるドアアウタパネル2とドアインナパネル3とで構成されている。ドアインナパネル3の車室側には、内装トリムであるドアトリム4が装着されている。
ドアトリム4は、適宜の合成樹脂材を用いた型成形によって形成されており、車室側の表面(意匠面)には、クッションと表装とを兼ねた表皮が貼合されている。このドアトリム4には、その上下方向中間部分にドアアームレスト5が配置されている。さらに、ドアトリム4には、ドアアームレスト5よりも下方位置にドアポケット6が形成されている。
また、ドアトリム4の所要位置、例えばドアアームレスト5よりも上方位置には、スピーカグリル10が配置されている。スピーカグリル10は、ドアトリム4に設けられたスピーカ用開口4aを覆いつつ、車載用スピーカであるスピーカユニット8からの音響を車室内側に透過するための部材である。
スピーカユニット8は、略円錐形状のスピーカコーン8aを有している。スピーカユニット8は、ドアインナパネル3とドアトリム4との間の空間部に、当該スピーカユニット8に電力を供給するワイヤハーネス(図示せず)とともに配設されている。スピーカユニット8は、スピーカコーン8aの開口側が、スピーカ用開口4aに臨むように配置されている。
以下、本実施形態の特徴の一つであるスピーカグリル10について説明する。このスピーカグリル10は、スピーカ用開口4aの表面側を覆うようにドアトリム4に取り付けられている。
図2に示す例では、ドアトリム4におけるスピーカ用開口4aの周縁部(以下「開口周縁部」という)4bは、ドアインナパネル3に向けて凸となるような有段状に成形されている。スピーカグリル10は、その外縁部(後述するスピーカグリル本体11の外縁部)が開口周縁部4bに当接(内接)するように、ドアトリム4に取り付けられている。
スピーカグリル10は、スピーカグリル本体11と、取付片12とで構成されている。
スピーカグリル本体11は、薄板状の部材であり、周縁部11aを除く中央部11bには複数の小孔(図示せず)が設けられている。この中央部11bは、スピーカコーン8aの外形サイズとほぼ同じ外形サイズに設定されており、スピーカグリル本体11は、周縁部11aを含めても、スピーカコーン8aの外形サイズよりも若干程度だけ大きな外形サイズに設定されている。
取付片12は、スピーカグリル本体11をドアトリム4に取り付ける部材であり、スピーカグリル本体11の裏面(ドアインナパネル3と向き合う面)側の周縁部11aに一体に設けられている。取付片12は、周方向に沿って所定の間隔で複数設けられている。
取付片12は、脚部13と、固定部14とを主体に構成されている。これら脚部13及び固定部14は、ヒンジ部15を介して連結されている。
脚部13は、スピーカグリル本体11の裏面側に立設されており、ドアインナパネル3側に向かって延在している。スピーカユニット8が搭載された状態において、脚部13は、スピーカコーン8aの周縁部よりも外側(径方向の外側)となるように配置されている。
また、脚部13の先端には、ヒンジ部15が設けられている。このヒンジ部15は、例えば取付片12の中間部を薄肉化することで構成されている。
固定部14は、脚部13の先端にヒンジ部15を介して回動自在に設けられている。この固定部14は、脚部13を境に外向きに折り曲げられた状態で、ドアトリム4における開口周縁部4bの裏面側に臨んでいる。
開口周縁部4bの裏面側には、内部にねじ穴が形成されたボス部4cが立設されており、固定部14は、外向きに折り曲げられた状態でボス部4cの頂面に当接されている。一方、固定部14には、ボス部4cのねじ穴と対応する位置に貫通孔14aが形成されている。そして、固定部14及びボス部4cは、固定用ビス16などの締結具により締結されている。
以下、ドアトリム4に対するスピーカグリル10の取付方法について説明する。ここで、図3は、スピーカグリル10の取付方法を説明する説明図である。
まず、スピーカグリル10の取付片12の固定部14を、脚部13を境に内向きに折り曲げた状態に設定する。そして、スピーカグリル10の裏面側をドアトリム4の表面側に対面させつつ、スピーカグリル10をスピーカ用開口4aに位置合わせした状態で、ドアトリム4の表面側から、スピーカグリル10をドアトリム4へ当接させる。これにより、スピーカグリル10は、スピーカグリル本体11の外縁部が開口周縁部4bに内接した状態で、ドアトリム4にセットされる(同図(a))。
つぎに、取付片12の固定部14を回動させ、反対向きへと折り返す。これにより、固定部14は、脚部13を境に外向きに折り曲げられ、ボス部4cの頂面に当接させられる。この場合、ボス部4cのねじ穴と固定部14の貫通孔14aとが位置的に対応する(同図(b))。
そして、貫通孔14aを介してボス部4cのねじ穴へと固定用ビス16が挿入、ねじ締めされ、固定部14がボス部4cに共締めされる。その結果、固定用ビス16により、固定部14がボス部4cに締結される(同図(c))。
このように本実施形態において、スピーカグリル10は、ドアトリム4に設けられたスピーカ用開口4aを覆うようにドアトリム4に取り付けられており、スピーカグリル本体11と、スピーカグリル本体11の周縁部11aに設けられ、スピーカグリル本体11をドアトリム4に取り付ける取付片12と、を有している。
この場合、取付片12は、スピーカグリル本体11の裏面側に立設された脚部13と、脚部13の先端にヒンジ部15を介して回動自在に設けられ、脚部13を境に外向きに折り曲げられた状態でドアトリム4における開口周縁部4bに設けられたボス部4cに締結されている固定部14と、を備えている。
この構成によれば、固定部14をヒンジ部15を介して外側へと折り曲げることで、ドアトリム4の裏面側に位置するボス部4cに対して固定部14を締結することができる。したがって、スピーカグリル本体11の周縁部11aに、取付片12の脚部13を設けるだけでよく、ボスなどの固定構造を設ける必要がないので、周縁部11aの径方向の幅を縮小させることができる。その結果、スピーカグリル本体11の外形を、スピーカコーン8aの外形サイズとほぼ同じ外形サイズで設計することができる。これにより、スピーカグリル10の小型化を実現することができる。
また、ドアトリム4との締結位置がドアトリム4の開口周縁部4bとなる、すなわち、スピーカ用開口4aよりも外側に存在するので、固定構造がスピーカコーン8aの開口範囲(音響空間)に存在することを避けることができる。このため、開口面積が縮小して音響性能が低下するといった事態を抑制することができる。
このように本実施形態のスピーカグリル10によれば、音響性能を低下させることなく、小型化を達成することができる。
また、本実施形態において、脚部13は、スピーカ用開口4aに臨むように配設されるスピーカユニット8のスピーカコーン8aの周縁部よりも外側に位置している。
この構成によれば、固定部14がボス部4cに締結された状態で、取付片12がスピーカコーン8aの開口範囲(音響空間)に存在することを避けることができる。このため、開口面積が縮小し、音響性能が低下するといった事態を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態にかかるスピーカグリルについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、スピーカグリルをドアトリムに適用しているが、本発明に係るスピーカグリルはドアトリム以外の種々の車両用内装トリムに適用することが可能である。
1 サイドドア
2 ドアアウタパネル
3 ドアインナパネル
4 ドアトリム
4a スピーカ用開口
4b 開口周縁部
4c ボス部
8 スピーカユニット
8a スピーカコーン
10 スピーカグリル
11 スピーカグリル本体
11a 周縁部
11b 中央部
12 取付片
13 脚部
14 固定部
14a 貫通孔
15 ヒンジ部
16 固定用ビス

Claims (2)

  1. 車両用内装トリムに設けられたスピーカ用開口を覆うように前記車両用内装トリムに取り付けられるスピーカグリルにおいて、
    スピーカグリル本体と、
    前記スピーカグリル本体の周縁部に設けられ、前記スピーカグリル本体を前記車両用内装トリムに取り付ける取付片と、を有し、
    前記取付片は、
    前記スピーカグリル本体の裏面側に立設された脚部と、
    前記脚部の先端にヒンジ部を介して回動自在に設けられ、前記脚部を境に外向きに折り曲げられた状態で前記車両用内装トリムにおける前記スピーカ用開口の周縁部に設けられたボス部に締結されている固定部と、
    を備えることを特徴とするスピーカグリル。
  2. 前記脚部は、前記スピーカ用開口に臨むように配設されるスピーカユニットのスピーカコーンの周縁部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載されたスピーカグリル。
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