JP2018008621A - 電子機器用ホールド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の内装部材に設けられている電子機器用ホールド装置において、所定の電子機器の保持作業を煩わせることなく簡便にできること。【解決手段】電子機器用ホールド装置4は、所定の電子機器5を保持するために車両の内装部材に設けられている。この電子機器用ホールド装置4は、内装部材に組み付けられるリテーナ10と、電子機器5を挿し込み可能となっており、且つ、この挿し込み方向と同方向にリテーナ10に対してスライド可能に組み付けられるスライドベース40と、スライドベース40に挿し込まれた状態の電子機器5を挿し込み方向に押し込むことでスライドベース40をリテーナ10に対してスライドさせると、このスライドに連動して電子機器5を両側から漸次的に挟み込み可能な一対のホルダ60とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、電子機器用ホールド装置に関し、詳しくは、所定の電子機器を保持するために車両の内装部材に設けられている電子機器用ホールド装置に関する。
従来、例えば、自動車等の車両の内装部材であるコンソールボックス等には、乗員の所定の電子機器であるスマートフォン等を保持可能な電子機器用ホールド装置が設けられている。ここで、下記特許文献1には、スマートフォン(図示しない)を収納スペース120の開放上面の前方側から後方側に向けて斜めに挿し込んで保持可能にコンソールボックス102に設けられている電子機器用ホールド装置が開示されている(図9参照)。これにより、コンソールボックス102にスマートフォンを簡便に保持させることができる。
特開2013−237343号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、スマートフォンの左右の両縁(矩形の長辺側の両縁)を指で掴み、この指で掴んだ状態のまま収納スペース120の開放上面にスマートフォンを斜めに挿し込む構造となっている。そのため、コンソールボックス102の収納スペース120の左右の縁にスマートフォンを掴んだ指が干渉してしまうことがあった。したがって、コンソールボックス102にスマートフォンを保持させるにあたって、指を気にかけながら行わなければいけなかった。結果として、このスマートフォンの保持作業が煩わしいものとなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両の内装部材に設けられている電子機器用ホールド装置において、所定の電子機器の保持作業を煩わせることなく実施することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、所定の電子機器を保持するために車両の内装部材に設けられている電子機器用ホールド装置である。この電子機器用ホールド装置は、内装部材に組み付けられるリテーナと、電子機器を挿し込み可能となっており、且つ、この挿し込み方向と同方向にリテーナに対してスライド可能に組み付けられるスライドベースと、スライドベースに挿し込まれた状態の電子機器を挿し込み方向に押し込むことでスライドベースをリテーナに対してスライドさせると、このスライドに連動して電子機器を両側から漸次的に挟み込み可能な一対のホルダとを備えている。
請求項1の発明によれば、従来技術と同様に、所定の電子機器を挿し込んで内装部材に簡便に保持させることができる。この挿し込み作業を行うとき、所定の電子機器の基端の縁を指で掴んで行うこととなる。そのため、従来技術とは異なり、所定の電子機器を掴んだ指が電子機器用ホールド装置の挿込口の両縁に干渉することがない。したがって、内装部材に所定の電子機器を保持させるにあたって、指を気にかけながら行う必要がない。結果として、所定の電子機器の保持作業を煩わせることがない。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器用ホールド装置であって、リテーナには、斜面を有する案内溝が形成されている。スライドベースには、案内溝が形成されている。一対のホルダには、リテーナの案内溝とスライドベースの案内溝とに挿し込まれる案内ピンが形成されている。一対のホルダは、圧縮ばねを介してスライドベースに組み付けられている。そして、電子機器の両側からの漸次的な挟み込みは、リテーナに対するスライドベースのスライドによって作用する圧縮ばねの復元力によって一対のホルダの案内ピンがリテーナの案内溝の斜面に沿ってスライドしていくことで行われる。
請求項2の発明によれば、電子機器の保持作業を簡便な構造で実施できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の電子機器用ホールド装置であって、電子機器を両側から漸次的に挟み込む一対のホルダの各押当面は、傾斜状を成している。この傾斜状の各押当面には、段差が形成されている。
請求項3の発明によれば、段差が形成されていない場合と比較すると、幅広の電子機器を挟み込むことができる。
実施例に係る自動車の車内の斜視図である。 図1の電子機器用ホールド装置の拡大図である。 図2の横断面の模式図である。 図2の電子機器用ホールド装置の分解図である。 図2において、スマートフォンを挿し込んだ状態を示す図である。 図5の横断面の模式図である。 図5に示す状態から、スマートフォンを保持させた状態を示す図である。 図7の横断面の模式図である。 従来技術に係る自動車の車内の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜8を用いて説明する。まず、図1〜4を参照して、本発明の実施例に係る電子機器用ホールド装置4の全体構成を説明する。なお、以下の説明にあたって、『車両』、『内装部材』の例として、『自動車1』、『センタークラスター2』を説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、自動車1の向きを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
図1に示すように、この自動車1のセンタークラスター2には、開口3が形成されている。この開口3の内部には、電子機器用ホールド装置4が組み付けられている。この電子機器用ホールド装置4について詳述すると、この電子機器用ホールド装置4は、主として、リテーナ10と、スライドベース40とから構成されている(図2〜4参照)。以下に、これらリテーナ10と、スライドベース40とを個別に説明する。
はじめに、リテーナ10から説明する。このリテーナ10は、自動車1のセンタークラスター2に形成されている開口3の内部に左右に対を成す係合部10aを介して組み付けられるベース部材から構成されている。このリテーナ10は、図4からも明らかなように、底壁12と、この底壁12の奥側の縁から立ち上がった奥壁14と、この底壁12の左右側の縁からそれぞれ立ち上がった一対の(左右に対を成す)側壁16と、この一対の側壁16を橋渡す上壁18とから中空部20を有するように構成されている。
この底壁12には、左右に対を成す案内溝12aが形成されている(図3参照)。この左右の案内溝12aには、奥側(前側)に向けて互いが近づく方向に傾斜した斜面12a1がそれぞれ形成されている。また、この左右の側壁16は、後述するスライドベース40の左右の縁を挟み込み可能なガイド形状となっている。また、この右の側壁16には、後述するスライドベース40のラック歯52に噛み合い可能な歯車22が枢着されている。
この歯車22には、ダンパ22aが設けられている。そのため、後述するスライドベース40が手前側(後側)に向けてスライドするときでも、このスライドによってリテーナ10からスライドベース40が勢いよくスライドすることを防止できる。また、上壁18には、後述するスライドベース40に形成されているピン48aを係合可能なハート状に形成されたカム溝(図示しない)を有するカム部材24が組み付けられている。
このリテーナ10の手前側(後側)の縁には、スマートフォン5を挿し込み可能な開口32を有するベゼル30が固着されている。この固着は、リテーナ10の左右の側壁16にそれぞれ形成されている係合爪16aと上壁18に形成されている一対の係合爪18aと、これら各係合爪16a、18aに対応するようにベゼル30に形成されている4個の係合孔30aとの係合によって行われている。このベゼル30の内面には、クッション材36を介して内面カバー34が固着されている。
このクッション材36により、ベゼル30の開口32に挿し込んだスマートフォン5が傷付くことを防止できる。この内面カバー34には、ベゼル30の開口32に対応する(大きさが一致する)開口34aが形成されている。また、この内面カバー34には、その開口34aを塞ぎ可能な蓋カバー38がヒンジ軸38aを介して組み付けられている。これにより、リテーナ10の中空部20に塵や埃が入り込むことを防止できる。リテーナ10は、このように構成されている。
次に、スライドベース40を説明する。このスライドベース40は、上述したリテーナ10の中空部20において、前後方向にスライド可能なスライド部材から構成されている。このスライドベース40は、図4からも明らかなように、底壁42と、この底壁42の奥側の縁から立ち上がった奥壁44と、この底壁42の左右側の縁からそれぞれ立ち上がった一対の(左右に対を成す)側壁46と、この一対の側壁46の上側から互いが近づくように張り出した一対の(左右に対を成す)上壁48とから構成されている。
この底壁42の左側には、後述する左のホルダ60の下側の一対の案内突起66を案内する一対の(前後に対を成す)第1の案内溝42aがそれぞれ形成されている。また、この底壁42の左側には、後述する左のホルダ60の案内ピン68を挿し込み可能な第2の案内溝42bが形成されている。
一方、この底壁42の右側にも、後述する右のホルダ60の下側の一対の案内突起66を案内する一対の(前後に対を成す)第1の案内溝42aがそれぞれ形成されている。また、この底壁42の右側にも、後述する右のホルダ60の案内ピン68を挿し込み可能な第2の案内溝42bが形成されている。また、この右の側壁46には、上述したリテーナ10の歯車22に噛み合い可能なラック歯52が形成されている。
この左の上壁48には、後述する左のホルダ60の上側の一対の案内突起66を案内する一対の(前後に対を成す)案内溝48aがそれぞれ形成されている。一方、この右の上壁48にも、後述する右のホルダ60の上側の一対の案内突起66を案内する一対の(前後に対を成す)案内溝48aがそれぞれ形成されている。
この底壁42の左側と左の上壁48との間には、スマートフォン5の左の縁5cを押し当て可能な段差60bを有する傾斜状の押当面60aを有する左のホルダ60が左右方向にスライド可能に組み付けられている。このスライドは、底壁42の左側に形成されている第1の案内溝42aと第2の案内溝42bと、この両案内溝42a、42bに挿し込まれる左のホルダ60の下側の一対の案内突起66と案内ピン68とによって行われる。
また、このスライドは、左の上壁48に形成されている案内溝48aと、この案内溝48aに挿し込まれる左のホルダ60の上側の一対の案内突起66とによって行われる。なお、このスライドベース40の左の第2の案内溝42bに挿し込まれた左のホルダ60の案内ピン68は、リテーナ10の左の案内溝12aにも挿し込まれている。また、この左のホルダ60の組み付けにおいて、この左のホルダ60に形成されている挿込軸62には、圧縮ばね64が挿し込まれている。そのため、左のホルダ60は、左の側壁46から遠ざかる方向に付勢されることとなっている。
一方、この底壁42の右側と右の上壁48との間には、スマートフォン5の右の縁5cを押し当て可能な段差60bを有する傾斜状の押当面60aを有する右のホルダ60が左右方向にスライド可能に組み付けられている。このスライドは、底壁42の右側に形成されている第1の案内溝42aと第2の案内溝42bと、この両案内溝42a、42bに挿し込まれる右のホルダ60の下側の一対の案内突起66と案内ピン68とによって行われる。
また、このスライドは、右の上壁48に形成されている案内溝48aと、この案内溝48aに挿し込まれる右のホルダ60の上側の一対の案内突起66とによって行われる。なお、このスライドベース40の右の第2の案内溝42bに挿し込まれた右のホルダ60の案内ピン68は、リテーナ10の右の案内溝12aにも挿し込まれている。
また、この右のホルダ60の組み付けにおいて、この右のホルダ60に形成されている挿込軸62には、圧縮ばね64が挿し込まれている。そのため、右のホルダ60は、右の側壁46から遠ざかる方向に付勢されることとなっている。また、この左の上壁48には、上述したカム部材24に係合可能なピン48aが形成されている。スライドベース40は、このように構成されている。
このように構成されているスライドベース40は、上述したように構成されているリテーナ10に対して前後方向にスライド可能に組み付けられている。このとき、リテーナ10の歯車22とスライドベース40のラック歯52とが噛み合い可能に組み付けられている。また、このとき、リテーナ10とスライドベース40との間には、トーションばね70が掛け留めされている。これらリテーナ10と、スライドベース40とから電子機器用ホールド装置4は構成されている。
続いて、図2、4〜7を参照して、上述した電子機器用ホールド装置4の動作を説明する。この説明にあたって、スマートフォン5の保持作業と、保持したスマートフォン5の保持解消作業とを個別に説明することとする。
はじめに、スマートフォン5の保持作業から説明する。まず、図2に示す状態から、スマートフォン5の基端の縁(スマートフォン5の下側の縁)5aを指で掴み、この指で掴んだ状態のままベゼル30の開口32にスマートフォン5を挿し込んでいく作業を行う。すると、挿し込んだスマートフォン5の先端が蓋カバー38を押し開けるため、この挿し込んだスマートフォン5がスライドベース40の内部に入り込んでいく。
この入り込んだ状態のまま、さらに、スマートフォン5を挿し込んでいく作業を行うと、この挿し込んだスマートフォン5の先端の縁(スマートフォン5の下側の縁)5bがスライドベース40の奥壁44を押し当てる(図5〜6参照)。そのため、トーションばね70の付勢力に抗してスライドベース40が奥側(前側)に向けて押し込まれていく(スライドしていく)。
すると、リテーナ10の左右の案内溝12aには斜面12a1がそれぞれ形成されているため、このスライドベース40の押し込みに連動して左右のホルダ60は圧縮ばね64の復元力によって互いが近づく方向に斜面12a1に沿ってスライドしていく。そのため、このスライドした左右のホルダ60の各押当面60aがスマートフォン5の左右の両縁5cをそれぞれ押し当てた状態となる。
すなわち、このスライドした左右のホルダ60の各押当面60aがスマートフォン5の左右の両縁5cをそれぞれ漸次的に挟み込んだ状態となる。この挟み込んだ状態のまま、さらに、スマートフォン5を挿し込んでいく作業を行うと、スライドベース40のピン48aがリテーナ10のカム部材24に係合されることとなる(図7〜8参照)。そのため、リテーナ10に対してスライドベース40がロックされた状態となる。このようにして、従来技術と同様に、センタークラスター2にスマートフォン5を簡便に保持させることができる。
なお、上述したスマートフォン5の挿し込み作業を行うとき、スマートフォン5の基端の縁5aを指で掴んで行うこととなる。そのため、従来技術とは異なり、スマートフォン5を掴んだ指が電子機器用ホールド装置4のベゼル30の開口32の両縁32aに干渉することがない。したがって、センタークラスター2にスマートフォン5を保持させるにあたって、指を気にかけながら行う必要がない。結果として、このスマートフォン5の保持作業を煩わせることがない。
次に、保持したスマートフォン5の保持解消作業を説明する。まず、図7〜8に示す状態から、スマートフォン5の基端の縁(スマートフォン5の下側の縁)5aを指で押し込む作業を行う。すると、トーションばね70の付勢力に抗してスライドベース40が奥側(前側)に向けて押し込まれていく(スライドしていく)。このとき、リテーナ10のカム部材24に対するスライドベース40のピン48aの係合が解消されることとなる。
そのため、この指で押し込む作業を解消すると、トーションばね70の復元力によってスライドベース40が手前側(後側)に向けて引き出されていく(スライドしていく)。すると、リテーナ10の左右の案内溝12aには斜面12a1がそれぞれ形成されているため、このスライドベース40の引き出しに伴って左右のホルダ60は圧縮ばね64の付勢力に抗して互いが遠ざかる方向にスライドしていく。
そのため、スマートフォン5の左右の両縁5cに対する左右のホルダ60の各押当面60aの押し当て状態が解消されることとなる(図5〜6参照)。すなわち、スマートフォン5の左右の両縁5cに対する左右のホルダ60の各押当面60aの挟み込み状態が解消されることとなる。したがって、ベゼル30の開口32からスマートフォン5を引き抜くことができる。このようにして、保持したスマートフォン5の保持を解消できる。
本発明の実施例に係る電子機器用ホールド装置4は、上述したように構成されている。この構成によれば、従来技術と同様に、所定の電子機器であるスマートフォン5を挿し込んでセンタークラスター2に簡便に保持させることができる。この挿し込み作業を行うとき、スマートフォン5の基端の縁5aを指で掴んで行うこととなる。そのため、従来技術とは異なり、スマートフォン5を掴んだ指が電子機器用ホールド装置4のベゼル30の開口32の両縁に干渉することがない。したがって、センタークラスター2にスマートフォン5を保持させるにあたって、指を気にかけながら行う必要がない。結果として、スマートフォン5の保持作業を煩わせることがない。
また、この構成によれば、スマートフォン5の左右の両端5cの漸次的な挟み込みは、リテーナ10に対するスライドベース40のスライドによって一対のホルダ60の各案内ピン68が圧縮ばね64の復元力によってリテーナ10の案内溝12aの斜面12a1に沿ってスライドしていくことで行われる。そのため、スマートフォン5の保持作業を簡便な構造で実施できる。
また、この構成によれば、一対のホルダ60各押当面60aは、傾斜状を成している。この傾斜状の各押当面60aには、段差60bが形成されている。そのため、この段差60bが形成されていない場合と比較すると、幅広のスマートフォン5を挟み込むことができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、『車両』、『内装部材』の例として、『自動車1』、『センタークラスター2』を説明した。しかし、『自動車1』に限定されるものでなく、『トラック』や『バス』等でも構わない。また、『センタークラスター2』に限定されるものでなく、『開口が設けられるコンソール』等でも構わない。
また、実施例では、リテーナ10とスライドベース40との間には、トーションばね70が掛け留めされている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、コンストンスプリングが掛け留めされていても構わない。
また、実施例では、リテーナ10の左右の側壁16がスライドベース40の左右の縁を挟み込み可能なガイド形状となっている例を説明した。しかし、これとは逆に、スライドベース40の左右の縁がリテーナ10の左右の側壁16を挟み込んでも構わない。
また、実施例では、左右のホルダ60のスライドは、スライドベース40の第1の案内溝42a、案内溝48aと左右のホルダ60の案内突起66とによって行われる例を説明した。しかし、これとは逆に、これら案内溝42a、48aと案内突起66とが入れ替わってモール構わない。
また、実施例では、『所定の電子機器』の例として、『スマートフォン5』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『タブレット』等でも構わない。
1 自動車(車両)
2 センタークラスター(内装部材)
4 電子機器用ホールド装置
5 スマートフォン(所定の電子機器)
10 リテーナ
40 スライドベース
60 ホルダ

Claims (3)

  1. 所定の電子機器を保持するために車両の内装部材に設けられている電子機器用ホールド装置であって、
    内装部材に組み付けられるリテーナと、
    電子機器を挿し込み可能となっており、且つ、この挿し込み方向と同方向にリテーナに対してスライド可能に組み付けられるスライドベースと、
    スライドベースに挿し込まれた状態の電子機器を挿し込み方向に押し込むことでスライドベースをリテーナに対してスライドさせると、このスライドに連動して電子機器を両側から漸次的に挟み込み可能な一対のホルダと、を備えている電子機器用ホールド装置。
  2. 請求項1に記載の電子機器用ホールド装置であって、
    リテーナには、斜面を有する案内溝が形成されており、
    スライドベースには、案内溝が形成されており、
    一対のホルダには、リテーナの案内溝とスライドベースの案内溝とに挿し込まれる案内ピンが形成されており、
    一対のホルダは、圧縮ばねを介してスライドベースに組み付けられており、
    電子機器の両側からの漸次的な挟み込みは、リテーナに対するスライドベースのスライドによって作用する圧縮ばねの復元力によって一対のホルダの案内ピンがリテーナの案内溝の斜面に沿ってスライドしていくことで行われる電子機器用ホールド装置。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の電子機器用ホールド装置であって、
    電子機器を両側から漸次的に挟み込む一対のホルダの各押当面は、傾斜状を成しており、この傾斜状の各押当面には、段差が形成されている電子機器用ホールド装置。



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