JP2018006770A - 半導体装置の製造方法、半導体装置 - Google Patents

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【課題】本発明は、光変調器部のフォトルミネッセンス波長とレーザ部の発振波長の差分
値のばらつきを低減する半導体装置の製造方法と半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基板に、下部光閉じ込め層、該下部光閉じ込め層の上の光吸収層、及び該光吸収層の上の上部光閉じ込め層を形成し、該下部光閉じ込め層、該光吸収層、及び該上部光閉じ込め層の一部を除去することで、光変調器部を形成する第1工程と、該基板の該光変調器部が形成されていない部分に、回折格子を有するレーザ部を形成する第2工程と、該上部光閉じ込め層の上にドーパントの拡散を抑制するi型の拡散抑制層を形成する工程と、該レーザ部と該拡散抑制層の上にコンタクト層を形成する第3工程と、を備え、該コンタクト層のドーパントの種類と、該上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば光ファイバ通信の光源に用いられる半導体装置の製造方法およびその製造方法で製造された半導体装置に関する。
特許文献1には、活性層を有するレーザ部と、光吸収層を有する光変調器部とがモノリシックに形成された半導体装置が開示されている。この半導体装置は、例えば、光変調器部の光導波路を先に形成し、後にバットジョイント法によりレーザ部の光導波路を形成して製造される。
特開2001−91913号公報
良好な電流-光出力特性と高周波特性を得るために、光変調器部のフォトルミネッセンス波長とレーザ部の発振波長の差分値は予め定められた値とすることが好ましい。理想的な差分値は諸特性を考慮して定められる。
特許文献1に開示のように、レーザ部よりも先に光変調器部を形成することで、平坦な面に光変調器部を形成できる。そのため、光吸収層の組成を均一化し光変調器部のフォトルミネッセンス波長を安定化させる効果がある。しかしながら、理想的な差分値から、例えば±2nmのばらつきしか許容されない場合がある。この場合、特許文献1に開示の方法のみでは、差分値のばらつき低減が不十分であった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、差分値のばらつきを十分に低減できる半導体装置の製造方法と半導体装置を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置の製造方法は、基板に、下部光閉じ込め層、該下部光閉じ込め層の上の光吸収層、及び該光吸収層の上の上部光閉じ込め層を形成し、該下部光閉じ込め層、該光吸収層、及び該上部光閉じ込め層の一部を除去することで、光変調器部を形成する第1工程と、該基板の該光変調器部が形成されていない部分に、回折格子を有するレーザ部を形成する第2工程と、該上部光閉じ込め層の上にドーパントの拡散を抑制するi型の拡散抑制層を形成する工程と、該レーザ部と該拡散抑制層の上にコンタクト層を形成する第3工程と、を備え、該コンタクト層のドーパントの種類と、該上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させたことを特徴とする。
本願の発明に係る半導体装置は、基板と、該基板の上に形成された下部光閉じ込め層、該下部光閉じ込め層の上に形成された光吸収層、及び該光吸収層の上に形成された上部光閉じ込め層を有する光変調器部と、該上部光閉じ込め層の上に形成された、ドーパントの拡散を抑制するi型の拡散抑制層と、該基板の上に該光変調器部と接するように形成されたレーザ部と、該レーザ部と該拡散抑制層の上に形成されたコンタクト層と、を備え、該光吸収層は全体が均一な組成であり、該コンタクト層のドーパントと該上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させたことを特徴とする。
本発明によれば、光吸収層へのドーパントの拡散を抑制したり、回折格子の密度を最適化したりすることで、差分値のばらつきを低減できる。
実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。 第1工程後の半導体装置の断面図である。 第2工程後の半導体装置の断面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の製造システムを示す図である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置の製造方法、半導体装置、半導体装置の製造システムについて図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置10の断面図である。半導体装置10は、例えばn型InPで形成された基板12を備えている。基板12の上にはレーザ部14が形成されている。レーザ部14について説明する。レーザ部14は、基板12の上に形成されたn型クラッド層16を備えている。n型クラッド層16の上には例えばInGaAsPを材料とするMQW(Multi Quantum Well)で活性層18が形成されている。活性層18の上にはp型クラッド層20が形成されている。p型クラッド層20には回折格子22が形成されている。p型クラッド層20の上にはp型埋め込み層24が形成されている。
基板12の上には、レーザ部14と接する光変調器部30が形成されている。光変調器部30について説明する。光変調器部30は、基板12の上に形成された下部光閉じ込め層32を備えている。下部光閉じ込め層32には例えばSがドーピングされている。下部光閉じ込め層32の上には光吸収層34が形成されている。光吸収層34は全体が均一な組成となっている。光吸収層34は例えばInGaAsPを材料とするMQWで形成されている。光吸収層34にはドーパントがドーピングされていない。光吸収層34の上には上部光閉じ込め層36が形成されている。上部光閉じ込め層36には、Beがドーピングされている。
上部光閉じ込め層36の上には拡散抑制層38が形成されている。拡散抑制層38は例えばi型InPで形成されている。レーザ部14と拡散抑制層38の上にはコンタクト層40が形成されている。コンタクト層40にはBeがドープされている。従って、コンタクト層40のドーパント(Be)と上部光閉じ込め層36のドーパント(Be)の種類は一致している。
コンタクト層40の上には絶縁膜42が形成されている。絶縁膜42の上には、レーザ部14のp側電極として用いられる第1p側電極44と、光変調器部30のp側電極として用いられる第2p側電極46が形成されている。基板12の裏面には共通n側電極48が形成されている。
半導体装置10は、レーザ部14と光変調器部30がモノリシックに形成された装置である。そして、CW(Continuous Wave)駆動するレーザ部14の出力光をRF(Radio Frequency)駆動する光変調器部30の光吸収層34で吸収する事で、高速応答、大容量伝送、及び長距離通信を実現する。
半導体装置10の製造方法について説明する。まず光変調器部30を形成する。光変調器部30を形成する工程を第1工程と称する。第1工程では、まず、基板12の全面に、下部光閉じ込め層32、下部光閉じ込め層32の上の光吸収層34、及び光吸収層34の上の上部光閉じ込め層36をエピタキシャル成長で形成する。その後、マスクを形成して、ドライエッチング又はウェットエッチングにより下部光閉じ込め層32、光吸収層34、及び上部光閉じ込め層36の一部を除去する。これにより、図2に示す下部光閉じ込め層32、光吸収層34、及び上部光閉じ込め層36を形成する。上部光閉じ込め層36にはBeをドーピングする。その後、上部光閉じ込め層36の上に、拡散抑制層38を形成して、図2に示す構造が完成する。なお、下部光閉じ込め層、光吸収層、上部光閉じ込め層、及び拡散抑制層を基板12の全面に形成しこれらをエッチングして図2に示す構造を完成させても良いし、第2工程の後に拡散抑制層38を形成しても良い。
次いで、レーザ部14を形成する。レーザ部14を形成する工程を第2工程と称する。第2工程では、基板12の光変調器部30が形成されていない部分に、回折格子22を有するレーザ部14を形成する。回折格子22は、電子線描画装置によってp型クラッド層20にパターンを形成し、エッチングで周期的な段差を形成後、p型クラッド層20とは異なった屈折率を持つ結晶を当該段差に埋め込むことによって形成する。図3には第2工程後の半導体装置の断面図が示されている。なお、光変調器部30、拡散抑制層38、及びレーザ部14は、バットジョイント法で形成することが好ましい。
次いで、レーザ部14と拡散抑制層38の上にコンタクト層40を形成する。コンタクト層40を形成する工程を第3工程と称する。コンタクト層40にはBeをドープする。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法では、レーザ部14よりも先に光変調器部30を形成し、コンタクト層40のドーパント(Be)と上部光閉じ込め層36のドーパント(Be)の種類を一致させ、拡散抑制層38を形成した。これらは全て、光変調器部30のフォトルミネッセンス波長を予め定められた値(第1所定値)とすることを目的とする。
レーザ部を形成した後に光変調器部を形成すると、光吸収層のレーザ部に接する部分の組成は劣化してしまう。そうすると、光変調器部のフォトルミネッセンス波長を第1所定値にすることができない。そこで、本発明の実施の形態1では、レーザ部14よりも先に光変調器部30を形成することで、光変調器部30をレーザ部14の側面が無い平坦な基板12の表面に対して形成できるようにした。よって、光変調器部よりも先にレーザ部を形成した場合と比較して光吸収層34の組成を均一化することができるので、光変調器部30のフォトルミネッセンス波長を第1所定値とすることができる。
本発明の実施の形態1ではレーザ部14の形成時、及びコンタクト層40の形成時の熱が光変調器部30に及ぼされる。そのため、コンタクト層等のp型ドーパント(例えばZn、Be等)が光吸収層34へ拡散する懸念がある。光吸収層の外部から光吸収層へp型ドーパントが拡散すると、光変調器部のフォトルミネッセンス波長が第1所定値からずれてしまう。
そこで、本発明の実施の形態1では、コンタクト層40のドーパント(Be)と上部光閉じ込め層36のドーパント(Be)の種類を一致させた。従って、コンタクト層40のドーパントが光吸収層34へ拡散することを抑制できる。さらに、p型クラッド層20とp型埋め込み層24のドーパントと、上部光閉じ込め層36のドーパントの種類を一致させて、p型クラッド層20とp型埋め込み層24のドーパントが光吸収層34へ拡散しづらくすることが好ましい。
拡散抑制層38により、コンタクト層40から光変調器部30へのドーパントの拡散を抑制することができる。拡散抑制層38が薄すぎるとp型ドーパントの拡散を抑制できず、拡散抑制層38が厚すぎると光変調器部30の駆動のための電界を印加できなくなる。そのため、拡散抑制層38の厚さは、p型ドーパントの拡散を抑制でき、かつ光変調器部30に十分な電界を印加できる最適厚とすることが望ましい。例えば、拡散抑制層38の厚さを100〜400nmの範囲とし、かつ拡散抑制層のドーパント濃度は≦1E+16cm−3とすることが好ましい。
コンタクト層40と上部光閉じ込め層36のドーパントの種類を一致させることと、拡散抑制層38を形成することは、光変調器部30のフォトルミネッセンス波長の安定化にも寄与するが、主として光吸収量を一定にすることに寄与する。従って、半導体装置10によれば、光変調器部30のフォトルミネッセンス波長を第1所定値に安定化させつつ、光吸収量を一定にすることができる。
ところで、レーザ部14の発振波長は回折格子22の間隔で決まる。回折格子22は電子線描画装置で形成するので、レーザ部14の発振波長を予め定められた値(第2所定値)にするのは容易である。
このように、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法によれば、光変調器部30のフォトルミネッセンス波長を第1所定値として、レーザ部14の発振波長を第2所定値とすることができる。これにより、当該フォトルミネッセンス波長と当該発振波長の差分値のばらつきを十分低減できる。
光吸収層34にInGaAsPなどのInP系材料を用いる場合は、コンタクト層40と上部光閉じ込め層36にBeをドープすることが好ましい。光吸収層にAlGaInAsなどのAl系材料を用いる場合は、コンタクト層と上部光閉じ込め層36にZnをドープすることが好ましい。また、回折格子22はn型クラッド層16に形成しても良い。なお、これらの変形は、以下の実施の形態に係る半導体装置の製造方法等に対して応用できる。
実施の形態2.
実施の形態2については実施の形態1との相違点を中心に説明する。実施の形態2は、1枚のウエハに複数の半導体装置を製造する半導体装置の製造方法と半導体装置の製造システムに関する。図4は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造システム100を示す図である。半導体装置の製造システム100(以後、単にシステム100という)はPL評価装置102を備えている。PL評価装置102には演算部120が接続されている。演算部120には電子線描画装置130が接続されている。電子線描画装置130は、複数の光変調器部のそれぞれと接して設けられるレーザ部の回折格子を形成する装置である。
実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を説明する。まず、ウエハ104に、下部光閉じ込め層、光吸収層、及び上部光閉じ込め層を形成し、これらの一部を除去することで、複数の光変調器部を形成する。この工程は第1工程である。
第1工程の後に、PL評価装置102を用いて、ウエハ104に形成された複数の光変調器部の個々の光変調器部のフォトルミネッセンス波長を評価する。この工程を評価工程と称する。評価工程では、ウエハ104をPL評価装置102へ移動し、ウエハに形成された36個の光変調器部のフォトルミネッセンス波長を測定する。なお、36個の光変調器部は、破線で囲まれた領域に1つずつ形成されている。
PL評価装置102の上のウエハ104には、ウエハ面内のフォトルミネッセンス波長の分布が示されている。ウエハ外周部106でのフォトルミネッセンス波長はλ1である。外周部106の内側の中間部108でのフォトルミネッセンス波長はλ1より大きいλ2である。中間部108の内側の中央部110でのフォトルミネッセンス波長はλ2より大きいλ3である。つまり、ウエハ104の外周側ほどフォトルミネッセンス波長が小さくなっている。フォトルミネッセンス波長のデータは演算部120へ伝送される。
評価工程後に第2工程に処理を進める。第2工程では、複数の光変調器部のそれぞれに回折格子を有するレーザ部が接続するように、ウエハに複数のレーザ部を形成する。複数のレーザ部の個々の回折格子は、評価工程で得られたフォトルミネッセンス波長とレーザ部の発振波長の差分値が予め定められた値になるように形成する。
具体的な処理について説明する。まず、演算部120が、PL評価装置102からフォトルミネッセンス波長の情報を受け取り、フォトルミネッセンス波長とレーザ部の発振波長の差分値が予め定められた値となるための回折格子の密度を演算する。つまり、個々の光変調器部に対し、最適な回折格子の密度を演算する。なお、「回折格子の密度」というのは、回折格子パターンの密度を表す。回折格子の密度を大きくすればレーザ素子の発振波長は小さくなり、回折格子の密度を小さくすればレーザ素子の発振波長は大きくなる。
ウエハ中央部110では光変調器部のフォトルミネッセンス波長が大きいので、差分値を予め定められた値とするために、回折格子の密度を小さくする。一方、ウエハ外周部106では光変調器部のフォトルミネッセンス波長が小さいので、差分値を予め定められた値とするために、回折格子の密度を大きくする。そして、この演算結果を電子線描画装置130へ送る。
電子線描画装置130では、演算部120の演算結果に基づいて、ウエハ104に対して回折格子を形成するための電子線照射を行う。つまり、ウエハの外周部132では回折格子の密度を大きくし、中間部134では外周部132よりも回折格子の密度を小さくし、中央部136では中間部134よりも回折格子の密度を小さくする。
次いで、複数の光変調器部と複数のレーザ部の上に、コンタクト層を形成する。この工程は第3工程である。このようにして、差分値の観点から最適化された回折格子を有する36個の半導体装置を形成する。
上記のとおり、フォトルミネッセンス波長はウエハ面内で一定のばらつきを有している。そのため、ウエハ面内のすべての半導体装置の回折格子を均一な間隔で形成するとフォトルミネッセンス波長とレーザ部の発振波長の差分値がウエハ面内でばらつく。結果として、予め定められた差分値から乖離した差分値を有する半導体装置が形成されてしまう。
ところが、本発明の実施の形態2に係るシステム100を用いた半導体装置の製造方法では、評価工程で得られたフォトルミネッセンス波長に基づき、各半導体装置に、差分値を予め定められた値にするための最適な回折格子が形成される。よって、ウエハに形成された36個の半導体装置すべてについて、差分値を予め定められた値とすることができる。
実施の形態1の特徴と実施の形態2の特徴を適宜に組み合わせてもよい。例えば、実施の形態2に係る半導体装置の製造方法において、コンタクト層のドーパントと上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させ、かつ拡散抑制層を形成すると、差分値のばらつきを低減する効果を高めることができる。
10 半導体装置、 12 基板、 14 レーザ部、 16 n型クラッド層、 18 活性層、 20 p型クラッド層、 22 回折格子、 24 埋め込み層、 32,36 光閉じ込め層、 34 光吸収層、 38 拡散抑制層、 40 コンタクト層、42 絶縁膜、 100 半導体装置の製造システム、 102 PL評価装置、 120 演算部、 130 電子線描画装置

Claims (4)

  1. 基板に、下部光閉じ込め層、前記下部光閉じ込め層の上の光吸収層、及び前記光吸収層の上の上部光閉じ込め層を形成し、前記下部光閉じ込め層、前記光吸収層、及び前記上部光閉じ込め層の一部を除去することで、光変調器部を形成する第1工程と、
    前記基板の前記光変調器部が形成されていない部分に、回折格子を有するレーザ部を形成する第2工程と、
    前記上部光閉じ込め層の上にドーパントの拡散を抑制するi型の拡散抑制層を形成する工程と、
    前記レーザ部と前記拡散抑制層の上にコンタクト層を形成する第3工程と、を備え、
    前記コンタクト層のドーパントの種類と、前記上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記拡散抑制層の厚さは100〜400nmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 基板と、
    前記基板の上に形成された下部光閉じ込め層、前記下部光閉じ込め層の上に形成された光吸収層、及び前記光吸収層の上に形成された上部光閉じ込め層を有する光変調器部と、
    前記上部光閉じ込め層の上に形成された、ドーパントの拡散を抑制するi型の拡散抑制層と、
    前記基板の上に前記光変調器部と接するように形成されたレーザ部と、
    前記レーザ部と前記拡散抑制層の上に形成されたコンタクト層と、を備え、
    前記光吸収層は全体が均一な組成であり、
    前記コンタクト層のドーパントと前記上部光閉じ込め層のドーパントの種類を一致させたことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記拡散抑制層の厚さは100〜400nmの範囲であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
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