JP2018004037A - 防振装置 - Google Patents

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勇樹 佐竹
Yuki Satake
勇樹 佐竹
基宏 ▲柳▼田
基宏 ▲柳▼田
Motohiro Yanagida
植木 哲
Satoru Ueki
哲 植木
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Abstract

【課題】低コスト化を図る。【解決手段】振動発生部に取り付けられる第1取付け部材11と、振動受部に取り付けられる第2取付け部材12と、第1取付け部材11と第2取付け部材12とを連結する弾性体14、15と、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか一方を加振し、この入力振動を減衰、吸収するアクチュエータ16と、を備え、第1取付け部材11と第2取付け部材12との間に中間部材13が配設され、弾性体14、15は、第1取付け部材11と中間部材13とを連結する第1弾性体14と、第2取付け部材12と中間部材13とを連結する第2弾性体15と、を備え、アクチュエータ16は、第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか他方に装着された固定子23と、固定子23に往復動可能に支持されるとともに中間部材13に連結された可動子24と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、防振装置に関する。
従来から、振動発生部に取付けられる第1取付け部材と、振動受部に取付けられる第2取付け部材と、第1取付け部材と第2取付け部材とを連結する弾性体と、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材および第2取付け部材のうちのいずれか一方を加振し、この入力振動を減衰、吸収するアクチュエータと、を備える防振装置が知られている。
この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示されるように、第2取付け部材が有底筒状に形成されるとともに、その開口部が弾性体および第1取付け部材により閉塞されていて、内部に液体が充填された構成が知られている。第2取付け部材の底部は、弾性変位可能に形成されるとともに、アクチュエータの可動子が連結されていて、入力振動に応じてアクチュエータを駆動することで、第2取付け部材の底部を弾性変位させ、第2取付け部材内の液圧を制御して、この入力振動を減衰、吸収している。
特開2007−085407号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、第2取付け部材内の液体を充填していたので、製造コストがかかるという問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、低コスト化を図ることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部に取り付けられる第1取付け部材と、振動受部に取り付けられる第2取付け部材と、前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とを連結する弾性体と、振動発生部からの入力振動に応じて、前記第1取付け部材および前記第2取付け部材のうちのいずれか一方を加振し、この入力振動を減衰、吸収するアクチュエータと、を備える防振装置であって、前記第1取付け部材と前記第2取付け部材との間に中間部材が配設され、前記弾性体は、前記第1取付け部材と前記中間部材とを連結する第1弾性体と、前記第2取付け部材と前記中間部材とを連結する第2弾性体と、を備え、前記アクチュエータは、前記第1取付け部材および前記第2取付け部材のうちのいずれか他方に装着された固定子と、前記固定子に往復動可能に支持されるとともに前記中間部材に連結された可動子と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、可動子が、中間部材に連結されているので、振動発生部からの振動の入力時に、アクチュエータが、第1取付け部材および第2取付け部材のうちのいずれか一方を直接加振するのではなく、中間部材を通して加振することができる。したがって、アクチュエータの加振方向が、可動子が往復動する一定の往復動方向であっても、振動発生部からの多様な方向にわたる入力振動を減衰、吸収することができる。これにより、この防振装置の低コスト化を図ることができるとともに、設計の自由度を増すことができる。このような作用効果が、防振装置に液室を配設しなくても奏されることから、防振装置の低コスト化を確実に図ることができる。
前記固定子は、前記第2取付け部材に取付けられ、前記アクチュエータは、前記中間部材を介して前記第1取付け部材を加振してもよい。
この場合、固定子が、第2取付け部材に取付けられ、アクチュエータが、中間部材を介して第1取付け部材を加振する。したがって、振動発生部からの入力振動が、第2取付け部材に伝達するのを効果的に抑えることができる。
前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第1弾性体の、前記往復動方向に交差する方向のばね定数よりも大きくてもよい。
この場合、第1弾性体の往復動方向のばね定数が、第1弾性体の前記交差する方向のばね定数よりも大きい。したがって、アクチュエータによる加振時に、第1弾性体の変形を抑え、アクチュエータからの加振力を、第1弾性体で減衰させずに第1取付け部材に効果的に伝えることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、第1弾性体の往復動方向のばね定数が、第1弾性体の前記交差する方向のばね定数よりも大きい。したがって、第1弾性体を前記交差する方向に変形し易くし、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材および中間部材を、前記交差する方向に相対的に応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
前記第2弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第2弾性体の、前記往復動方向に交差する方向のばね定数よりも小さくてもよい。
この場合、第2弾性体の往復動方向のばね定数が、第2弾性体の前記交差する方向のばね定数よりも小さい。したがって、アクチュエータからの加振力により、第2弾性体を往復動方向に変形させて、中間部材および第1取付け部材を応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、第2弾性体の往復動方向のばね定数が、第2弾性体の前記交差する方向のばね定数よりも小さい。したがって、第2弾性体を前記交差する方向に変形し難くし、固定子および可動子が、前記交差する方向に相対的に変位するのを抑えることが可能になり、アクチュエータを長期にわたって安定して駆動することができる。
前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第2弾性体の前記往復動方向のばね定数より大きくてもよい。
この場合、第1弾性体の往復動方向のばね定数が、第2弾性体の往復動方向のばね定数より大きい。したがって、アクチュエータによる加振時に、第1弾性体の変形を抑え、アクチュエータからの加振力を、第1弾性体で減衰させず、第1取付け部材に効果的に伝えることができる。さらに、アクチュエータからの加振力により、第2弾性体を往復動方向に変形させて、中間部材および第1取付け部材を応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向に交差する方向のばね定数が、前記第2弾性体の前記交差する方向のばね定数より小さくてもよい。
この場合、第1弾性体の前記交差する方向のばね定数が、第2弾性体の前記交差する方向のばね定数より小さい。したがって、第2弾性体を前記交差する方向に変形し難くし、固定子および可動子が、前記交差する方向に相対的に変位するのを抑えることが可能になり、アクチュエータを長期にわたって安定して駆動することができる。また、第1弾性体を前記交差する方向に変形し易くし、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材および中間部材を、前記交差する方向に相対的に応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
本発明によれば、低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置を示す、部分的に側面図を含む断面図である。 図1に示す防振装置をモデル化した図である。 本発明の第1変形例に係る防振装置を示す、部分的に側面図を含む断面図である。 本発明の第2変形例に係る防振装置を示す、部分的に側面図を含む断面図である。
以下、本発明に係る防振装置10の一実施形態を、図1および図2を参照しながら説明する。
本実施形態の防振装置10は、例えば自動車用のサスペンションブッシュやエンジンマウント、あるいは工場に設置される産業機械のマウント等として用いられる。防振装置10は、第1取付け部材11と、第2取付け部材12と、中間部材13と、弾性体14、15と、アクチュエータ16と、を備えている。
第1取付け部材11は、振動発生部(例えばエンジン)に取り付けられる。第1取付け部材11は、軸状に形成され、直線状に延びている。
第2取付け部材12は、振動受部(例えば車体)に取り付けられる。第2取付け部材12は、門型に形成されている。第2取付け部材12は、第1取付け部材11を間に挟み込む一対の側部17と、一対の側部17を連結する頂部18と、を備えている。一対の側部17は、第1取付け部材11を、第1取付け部材11の軸方向に直交する径方向に挟み込む。頂部18には、頂部18を貫通する貫通孔19が形成されている。
以下では、前記径方向のうち、第1取付け部材11と頂部18とが対向する方向を第1方向X(往復動方向)といい、一対の側部17が第1取付け部材11を挟んで対向する方向を第2方向Y(往復動に交差する方向)という。第2方向Yは、第1方向Xに交差する方向であり、第1方向Xに直交している。第2方向Yは、第1方向X、および前記軸方向の両方向に直交している。
中間部材13は、第1取付け部材11と第2取付け部材12との間に配設されている。中間部材13は、前記軸方向に開口する筒状に形成されている。中間部材13の内部には、第1取付け部材11が収容されている。
弾性体14、15は、第1取付け部材11と第2取付け部材12とを連結する。弾性体14、15は、第1取付け部材11と中間部材13とを連結する第1弾性体14と、第2取付け部材12と中間部材13とを連結する第2弾性体15と、を備えている。
第1弾性体14の第1方向Xのばね定数は、第1弾性体14の第2方向Yのばね定数よりも大きい。第1弾性体14は、第1取付け部材11を第1方向Xに挟んだ両側に設けられた一対の第1弾性片21を備えている。第1弾性片21は、第1取付け部材11の外面と、中間部材13の内面と、を連結している。
第2弾性体15の第1方向Xのばね定数は、第2弾性体15の第2方向Yのばね定数よりも小さい。第2弾性体15は、中間部材13を第2方向Yに挟んだ両側に設けられた一対の第2弾性片22を備えている。第2弾性片22は、中間部材13の外面と、第2取付け部材12の内面と、を連結している。第2弾性体15は、側部17に連結されている。
第1弾性体14の第1方向Xのばね定数は、第2弾性体15の第1方向Xのばね定数より大きく、第1弾性体14の第2方向Yのばね定数は、第2弾性体15の第2方向Yのばね定数より小さい。
アクチュエータ16は、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか一方を加振し、この入力振動を減衰、吸収する。本実施形態では、アクチュエータ16は、中間部材13を介して第1取付け部材11を第1方向Xに加振する。アクチュエータ16は、例えば、入力振動に対する逆位相の振動を第1取付け部材11に入力すること等により、入力振動を減衰、吸収することができる。
アクチュエータ16は、固定子23と、可動子24と、を備えている。固定子23は、第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか他方である第2取付け部材12に装着されている。固定子23は、第1方向Xの両側に向けて開口する筒状に形成されている。固定子23は、頂部18に直接固定されている。
可動子24は、固定子23に往復動可能に支持されるとともに中間部材13に連結されている。可動子24は、第1方向Xに延びる軸状に形成されている。可動子24は、固定子23内に、第1方向Xに移動可能に配置されている。可動子24は、板バネ23aを介して固定子23に支持されている。板バネ23aは、固定子23に第1方向Xに固定されている。板バネ23aは、可動子24の第1方向Xの移動に伴って、第1方向Xに弾性変形する。板バネ23aは、可動子24の第1方向Xへの移動量を規制する。
可動子24と中間部材13とは、ダッシュポット25(粘性要素)を介して連結されている。ダッシュポット25は、粘性ダンパー26(例えば、油圧ダンパー、ガスダンパー、エアダンバー)によって構成されている。粘性ダンパー26は、第1方向Xに伸縮自在な軸状に形成されている。粘性ダンパー26は、可動子24と中間部材13との間に第1方向Xに架設され、貫通孔19内を第1方向Xに通過している。粘性ダンパー26の第1端部は、可動子24に連結されている。粘性ダンパー26の第2端部は、中間部材13の外面に連結されている。
前記防振装置10は、図2に示すようにモデル化することができる。図2において、k1は、第1弾性体14によるバネ(弾性要素)であり、C1は、第1弾性体14によるダッシュポット(粘性要素)である。k2は、第2弾性体15によるバネであり、C2は、第2弾性体15によるダッシュポットである。k3は、板バネ23aによるバネを含むアクチュエータ16によるバネであり、Fは、アクチュエータ16の出力である。C0は、粘性ダンパー26によるダッシュポット25である。m2は、中間部材13の質量であり、m3は、可動子24の質量である。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置10によれば、可動子24が、中間部材13に連結されているので、振動発生部からの振動の入力時に、アクチュエータ16が、第1取付け部材11(第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか一方)を直接加振するのではなく、中間部材13を通して加振することができる。したがって、アクチュエータ16の加振方向が、可動子24が往復動する一定の第1方向Xであっても、振動発生部からの多様な方向にわたる入力振動を減衰、吸収することができる。これにより、この防振装置10の低コスト化を図ることができるとともに、設計の自由度を増すことができる。このような作用効果が、防振装置10に液室を配設しなくても奏されることから、防振装置10の低コスト化を確実に図ることができる。
また、可動子24と中間部材13とがダッシュポット25を介して連結されているので、防振装置10に、例えば振動発生部の初期荷重等の静荷重が入力されたときに、可動子24および固定子23が相対的に第1方向Xに大きく変位しようとしても、ダッシュポット25によりこの変位を吸収させることが可能になり、可動子24の第1方向Xの長さを長くしなくても、アクチュエータ16を所期した通りに駆動させることを容易に実現することができる。
また、固定子23が、第2取付け部材12に取付けられ、アクチュエータ16が、中間部材13を介して第1取付け部材11を加振する。したがって、振動発生部からの入力振動が、第2取付け部材12に伝達するのを効果的に抑えることができる。
また、第1弾性体14の第1方向Xのばね定数が、第1弾性体14の第2方向Yのばね定数よりも大きい。したがって、アクチュエータ16による加振時に、第1弾性体14の変形を抑え、アクチュエータ16からの加振力を、第1弾性体14で減衰させずに第1取付け部材11に効果的に伝えることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。加えて、第1弾性体14を第2方向Yに変形し易くし、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材11および中間部材13を、第2方向Yに相対的に応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、第2弾性体15の第1方向Xのばね定数が、第2弾性体15の第2方向Yのばね定数よりも小さい。したがって、アクチュエータ16からの加振力により、第2弾性体15を第1方向Xに変形させて、中間部材13および第1取付け部材11を応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。加えて、第2弾性体15を第2方向Yに変形し難くし、固定子23および可動子24が、第2方向Yに相対的に変位するのを抑えることが可能になり、アクチュエータ16を長期にわたって安定して駆動することができる。
また、第1弾性体14の第1方向Xのばね定数が、第2弾性体15の第1方向Xのばね定数より大きい。したがって、アクチュエータ16による加振時に、第1弾性体14の変形を抑え、アクチュエータ16からの加振力を、第1弾性体14で減衰させず、第1取付け部材11に効果的に伝えることができる。さらに、アクチュエータ16からの加振力により、第2弾性体15を第1方向Xに変形させて、中間部材13および第1取付け部材11を応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、第1弾性体14の第2方向Yのばね定数が、第2弾性体15の第2方向Yのばね定数より小さい。したがって、第2弾性体15を第2方向Yに変形し難くし、固定子23および可動子24が、第2方向Yに相対的に変位するのを抑えることが可能になり、アクチュエータ16を長期にわたって安定して駆動することができる。また、第1弾性体14を第2方向Yに変形し易くし、振動発生部からの入力振動に応じて、第1取付け部材11および中間部材13を、第2方向Yに相対的に応答性よく変位させることが可能になり、振動発生部からの入力振動を確実に減衰、吸収することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前記実施形態では、可動子24は、第1方向Xに延びる軸状に形成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、図3に示す防振装置30のように、可動子24が有頂筒状に形成されていてもよい。この場合、粘性ダンパー26を、可動子24内に差し込んだ状態で、可動子24に固定することができる。
前記実施形態では、可動子24と中間部材13とが、ダッシュポット25を介して連結されているが、本発明はこれに限られない。例えば、図4に示す防振装置40のように、第1取付け部材11および第2取付け部材12のうちのいずれか他方である第2取付け部材12と、固定子23と、の間に、ダッシュポット25が配設されていてもよい。ダッシュポット25は、粘性ダンパー26によって構成されている。ダッシュポット25は、頂部18と固定子23との間に配置されている。ダッシュポット25は、例えば周方向に間隔をあけて複数配置することができる。なお、可動子24と中間部材13とは、連結剛体27を介して連結されている。
また、可動子24と中間部材13とが、ダッシュポット25を介して連結されておらず、かつ、第2取付け部材12と固定子23との間にも、ダッシュポット25が配設されていなくてもよい。
前記実施形態では、一対の第1弾性片21が、第1取付け部材11を第1方向Xに挟んだ両側に設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、一対の第1弾性片21を、第1取付け部材11を第2方向Yに挟んだ両側に設けることも可能である。
第1弾性体14の第1方向Xのばね定数、第1弾性体14の第2方向Yのばね定数、第2弾性体15の第1方向Xのばね定数、および第2弾性体15の第2方向Yのばね定数は、前記実施形態に示した大小関係に限られない。
前記実施形態では、固定子23が、第2取付け部材12に取付けられ、アクチュエータ16が、中間部材13を介して第1取付け部材11を加振するが、本発明はこれに限られない。例えば、固定子23が、第1取付け部材11に取付けられ、アクチュエータ16が、中間部材13を介して第2取付け部材12を加振してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、30、40 防振装置
11 第1取付け部材
12 第2取付け部材
13 中間部材
14 第1弾性体
15 第2弾性体
16 アクチュエータ
23 固定子
24 可動子
25 ダッシュポット
X 第1方向(往復動方向)
Y 第2方向(交差する方向)

Claims (6)

  1. 振動発生部に取り付けられる第1取付け部材と、
    振動受部に取り付けられる第2取付け部材と、
    前記第1取付け部材と前記第2取付け部材とを連結する弾性体と、
    振動発生部からの入力振動に応じて、前記第1取付け部材および前記第2取付け部材のうちのいずれか一方を加振し、この入力振動を減衰、吸収するアクチュエータと、を備える防振装置であって、
    前記第1取付け部材と前記第2取付け部材との間に中間部材が配設され、
    前記弾性体は、前記第1取付け部材と前記中間部材とを連結する第1弾性体と、前記第2取付け部材と前記中間部材とを連結する第2弾性体と、を備え、
    前記アクチュエータは、前記第1取付け部材および前記第2取付け部材のうちのいずれか他方に装着された固定子と、前記固定子に往復動可能に支持されるとともに前記中間部材に連結された可動子と、を備えていることを特徴とする防振装置。
  2. 前記固定子は、前記第2取付け部材に取付けられ、
    前記アクチュエータは、前記中間部材を介して前記第1取付け部材を加振することを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第1弾性体の、前記往復動方向に交差する方向のばね定数よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の防振装置。
  4. 前記第2弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第2弾性体の、前記往復動方向に交差する方向のばね定数よりも小さいことを特徴とする請求項2または3に記載の防振装置。
  5. 前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向のばね定数が、前記第2弾性体の前記往復動方向のばね定数より大きいことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の防振装置。
  6. 前記第1弾性体の、前記固定子が前記可動子を往復動させる往復動方向に交差する方向のばね定数が、前記第2弾性体の前記交差する方向のばね定数より小さいことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の防振装置。
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