JP6545075B2 - 防振装置 - Google Patents
防振装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6545075B2 JP6545075B2 JP2015207484A JP2015207484A JP6545075B2 JP 6545075 B2 JP6545075 B2 JP 6545075B2 JP 2015207484 A JP2015207484 A JP 2015207484A JP 2015207484 A JP2015207484 A JP 2015207484A JP 6545075 B2 JP6545075 B2 JP 6545075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting member
- liquid chamber
- coil
- vibration
- attachment member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
この防振装置では、通常の振動入力時にはコイルを通電せず、磁性応答性流体を、制限通路を通して第1液室と第2液室との間で往来させることで、液柱共振を生じさせて入力振動を減衰、吸収させ、また、振動発生部が特定の駆動状態になったときに、コイルを通電し、コイルとヨーク部との間に位置する磁気応答性流体に電磁力を加え、磁気応答性流体の流動性を瞬時に喪失させ、防振装置全体を高ばねにする。
この場合、内側取付け部材にボルト挿通孔が形成されていて、防振装置を振動発生部と振動受部との間に配設するときに、ボルト挿通孔にボルトが挿通されるため、通電されたコイルとの間に生ずる電磁力をより一層高めることができる。
防振装置1は、図1および図2に示されるように、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外側取付け部材11、および他方に連結されるとともに外側取付け部材11の内側に配置された内側取付け部材12と、外側取付け部材11と内側取付け部材12とを連結するとともに、外側取付け部材11の中心軸線Oに沿う軸方向に間隔をあけて配置された一対の弾性体13、14と、外側取付け部材11と内側取付け部材12とを連結するとともに、一対の弾性体13、14の間の液室15を、前記軸方向に第1液室16と第2液室17とに仕切る仕切り部材18と、を備え、液室15に磁気応答性流体が充填されている。
以下、この防振装置1を前記軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
装着筒20は、前記軸方向に沿う一方側から他方側に向かう従い漸次縮径した多段筒状に形成されている。
以下、前記軸方向の一方側を上側といい、前記軸方向の他方側を下側という。
また、図1に示されるように、装着筒20において中心軸線Oを径方向に挟む互いに対向する位置に、径方向に貫く開口20aが各別に形成されている。図示の例では、開口20aは装着筒20に2つ形成されている。開口20aは、装着筒20における上端部と下端部との間の中間部の前記軸方向の全長にわたって位置し、周方向に延びる帯状に形成されている。仕切り部材18の上面は、装着筒20の下端開口縁に当接している。
外郭筒19は、装着筒20の外周面うちの下端部を除く全域、および仕切り部材18の外周面に一体に外嵌されている。装着筒20の下端部の外周面と、外郭筒19の内周面と、の間には、径方向の隙間24が形成されており、外郭筒19の内部において、この隙間24と装着筒20の開口20aとが連通している。なお、この隙間24は、前記中心軸線Oと同軸に位置する環状空間となっている。
一対の弾性体13、14のうち、下方に位置する下側弾性体14は、全周にわたって連続して延在し、内側取付け部材12の下端部に嵌合された支持筒21と、外側取付け部材11の外郭筒19の下端部と、を連結している。下側弾性体14は、上側弾性体13より薄肉に形成されていて、仕切り部材18との間で画成する第2液室17に対する磁気応答性流体の流入および流出に伴い変形することで、第2液室17を拡縮させるダイヤフラムとなっている。なお、下側弾性体14を、上側弾性体13の厚さ以上として、振動の入力時に弾性変形させることにより、第2液室17内を加圧、および減圧するようにしてもよい。
外弾性体22は、ゴム材料で形成され、全周にわたって連続して延在している。外弾性体22は、上方から下方に向かうに従い漸次拡径している。外弾性体22および上側弾性体13それぞれの上端部同士は互いに連結されていて、外弾性体22および上側弾性体13は一体に形成されている。外弾性体22の上端部と、上側弾性体13の上端部と、の接続部分は、上方に向けて窪む曲面状に形成されている。外弾性体22は、上側弾性体13より薄肉に形成されている。
内側剛体部27および外側剛体部29はそれぞれ、例えば鉄等の磁性材料で形成され、連結弾性部30は、例えばゴム材料等で形成されている。
外嵌突起32は、内側収容部31の上端部に、周方向に間隔をあけて複数配設されている。外嵌突起32の上面は、内側取付け部材12の段差面12cに当接している。
以上より、第1液室16と第2液室17とが、周方向で互いに隣り合う外嵌突起32同士の間、第1制限通路26、および連通溝36を通して連通している。
内周部38の上面に、外側取付け部材11の装着筒20の下端開口縁が当接している。
そして、第3液室23と第2液室17とが、装着筒20の開口20a、装着筒20の下端部の外周面と外郭筒19の内周面との間の隙間24、および第2制限通路28を通して連通している。
磁気応答性流体としては、例えば、平均粒子径が0.5μm以上、好ましくは1.0μm以上の鉄粒子が、エチレングリコール若しくはポリαオレフィン等の液体中に高濃度で分散されてなるMR流体等が挙げられる。
例えば、防振装置1が自動車に取り付けられる場合、内側取付け部材12が振動発生部としてのエンジン等に連結される一方、外側取付け部材11がブラケット50を介して振動受部としての車体等に連結されて用いられる。なお自動車では、エンジンから車体に、鉛直方向に沿う主振動、および車体の前後方向または左右方向に沿う副振動が入力され易い。防振装置1は、2つの第3液室23が互いに対向する向きが、例えば、前記前後方向または前記左右方向に一致するように取り付けられ、前記軸方向に主振動が入力され、2つの第3液室23が互いに対向する向きに副振動が入力される。
このとき、例えば外側取付け部材11と内側取付け部材12との相対的な変位や、上側弾性体13の弾性変形などにより、第1液室16が拡縮される。この際、第1液室16と第2液室17との間で、第1制限通路26内を通して磁気応答性流体が流通し、第1制限通路26内で液柱共振が生じる。これにより、第1制限通路26の共振周波数と同等の周波数の振動が吸収および減衰される。
これにより、防振装置1を例えばエンジンマウント等として用いると、振動発生部が特定の駆動状態になったときに、瞬時に振動発生部としてのエンジンを固定的に支持することが可能になり、車両の急制動時に対応させたり、操縦安定性を改善したりすること等ができる。
したがって、このような体積の大きい内側取付け部材12と内側コイル34との間に位置する磁気応答性流体に高い電磁力を加えることが可能になり、内側コイル34の通電時に磁気応答性流体の流動性を瞬時に喪失させることを確実に実現することができる。
また、内側取付け部材12にボルト挿通孔12aが形成されていて、防振装置1を振動発生部と振動受部との間に配設するときに、ボルト挿通孔12aにボルト41が挿通されるため、内側コイル34との間に生ずる電磁力をより一層高めることができる。
また、内側取付け部材12は、例えば中実の棒状にしたり、ブロック状にしたりする等適宜変更してもよい。
また前記実施形態では、外側コイル40を外側剛体部29の外周部37内に配設し、外側コイル40の通電時に内周部38との間に電磁力を生じさせる構成を示したが、外側コイル40を内周部38内に配設し、外側コイル40の通電時に外周部37との間に電磁力を生じさせるようにしてもよい。
また前記実施形態では、仕切り部材18として、連結弾性部30を備える構成を示したが、剛体部のみからなる構成を採用してもよい。
また前記実施形態では、内側剛体部27および外側剛体部29を磁性材料で形成したが、非磁性材料で形成してもよい。
防振装置1は、例えば、車両用のエンジンマウント、ブッシュ、およびキャビンマウント、建設機械に搭載された発電機のマウント、並びに、工場等に設置される機械のマウント等に適用してもよい。
11 外側取付け部材
12 内側取付け部材
12a ボルト挿通孔
13 上側弾性体(弾性体)
14 下側弾性体(弾性体)
15 液室
16 第1液室
17 第2液室
18 仕切り部材
26 第1制限通路(制限通路)
34 内側コイル(コイル)
O 中心軸線
Claims (2)
- 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結されるとともに前記外側取付け部材の内側に配置された内側取付け部材と、
前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結するとともに、前記外側取付け部材の中心軸線に沿う軸方向に間隔をあけて配置された一対の弾性体と、
前記外側取付け部材と前記内側取付け部材とを連結するとともに、前記一対の弾性体の間の液室を、前記軸方向に第1液室と第2液室とに仕切る仕切り部材と、を備え、
前記内側取付け部材は、磁性材料で形成されるとともに、前記液室には磁気応答性流体が充填され、
前記仕切り部材には、前記第1液室と前記第2液室とを連通する制限通路が形成され、
前記外側取付け部材と前記内側取付け部材との間には、前記内側取付け部材を、前記中心軸線回りに沿う周方向に囲繞し、かつ通電時に前記内側取付け部材との間に電磁力を生じさせるコイルが配設され、
前記制限通路の少なくとも一部は、前記内側取付け部材と前記コイルとの間に配置されていることを特徴とする防振装置。 - 前記内側取付け部材は、前記軸方向の全長にわたって貫くボルト挿通孔を有する筒状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015207484A JP6545075B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015207484A JP6545075B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 防振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017078491A JP2017078491A (ja) | 2017-04-27 |
| JP6545075B2 true JP6545075B2 (ja) | 2019-07-17 |
Family
ID=58666026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015207484A Active JP6545075B2 (ja) | 2015-10-21 | 2015-10-21 | 防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6545075B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020139546A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 可変剛性防振装置 |
| JP2020139548A (ja) | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 本田技研工業株式会社 | 可変剛性防振装置 |
| WO2021240908A1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 住友理工株式会社 | 防振装置 |
| JP6941757B1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-09-29 | 住友理工株式会社 | 防振装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0384241A (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-09 | Toyoda Gosei Co Ltd | 液封入防振装置 |
| JP4463077B2 (ja) * | 2004-10-29 | 2010-05-12 | 株式会社フコク | 防振支持装置 |
| JP5121197B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2013-01-16 | 株式会社ブリヂストン | 防振装置 |
| DE102006051605B4 (de) * | 2006-11-02 | 2010-01-14 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung eines Lagerelements |
-
2015
- 2015-10-21 JP JP2015207484A patent/JP6545075B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017078491A (ja) | 2017-04-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6450619B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP5665989B2 (ja) | 防振装置 | |
| WO2010070850A1 (ja) | 流体封入式防振装置 | |
| CN104302942B (zh) | 防振装置 | |
| WO2016027604A1 (ja) | 防振装置 | |
| JP6545075B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP2017048847A (ja) | 防振装置 | |
| JP6595257B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP6537932B2 (ja) | 防振装置 | |
| EP3477148B1 (en) | Vibration damping device | |
| CN106030150A (zh) | 隔振装置 | |
| JP2018204774A (ja) | 防振装置 | |
| JP6577911B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP6388441B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP6469497B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP2011038612A (ja) | ブッシュタイプの液封防振装置 | |
| JP4954146B2 (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| JP2008240841A (ja) | 防振装置 | |
| JP6512957B2 (ja) | 防振装置 | |
| JP2012154420A (ja) | 防振装置 | |
| JP2013036508A (ja) | 防振装置 | |
| JP2015129575A (ja) | 防振装置 | |
| JP2015129542A (ja) | 液封入式防振装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180702 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190411 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190514 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190610 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190618 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6545075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |