JP6512957B2 - 防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防振装置に関するものである。
従来から、振動受部に連結される筒状の外側取付け部材、および振動発生部に連結される内側取付け部材と、これらの両取付け部材同士を弾性的に連結する第1弾性体と、第1弾性体に対して外側取付け部材の中心軸線に沿う軸方向の一方側に離れて配設されるとともに、第1弾性体との間に液室を画成するダイヤフラムと、液室を、第1弾性体を隔壁の一部とする第1受圧液室とダイヤフラムを隔壁の一部とする副液室とに区画する仕切り部材と、両取付け部材同士を弾性的に連結し、かつ第1弾性体より前記軸方向の他方側に配置した第2弾性体と、を備え、第1弾性体と第2弾性体との間に、これらの両弾性体を壁面の一部とする2つの第2受圧液室が画成され、仕切り部材に、第1受圧液室と副液室とを連通する第1制限通路と、2つの第2受圧液室と副液室とを各別に連通する2つの第2制限通路と、が形成された防振装置が知られている。
この防振装置では、前記軸方向に直交する横方向の振動が入力されたときに、2つの第2受圧液室が各別に拡縮することにより、液体が2つの第2受圧液室と副液室との間を2つの第2制限通路を通して各別に往来する。これにより、前記横方向の振動が減衰、吸収される。
特開2006−125617号公報
しかしながら、前記従来の防振装置では、耐久性の向上、および構造の簡素化の双方を図ることについて改善の余地があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、横方向の振動を減衰、吸収することが可能な構成を、耐久性の向上、および構造の簡素化の双方を図りつつ実現することができる防振装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結されるとともに前記外側取付け部材における径方向の内側に配置された内側取付け部材と、これらの両取付け部材同士を連結する環状のゴム弾性体と、液体が封入される前記外側取付け部材内の液室を、前記外側取付け部材の中心軸線に沿う軸方向に沿って、前記ゴム弾性体を隔壁の一部とする主液室、および副液室に仕切る仕切り部材と、を備え、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に前記外側取付け部材が連結され、かつ他方に前記内側取付け部材が連結されて、この防振装置が機械装置に設置された状態で、前記ゴム弾性体が弾性変形させられつつ、前記内側取付け部材および前記仕切り部材が互いに前記軸方向に接近して前記主液室が減容する防振装置であって、前記主液室には、この防振装置が機械装置に設置される前の状態で、前記軸方向の両端面のうちの少なくとも一方が、前記主液室の隔壁と非接触とされた区画部材が配設され、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に前記外側取付け部材が連結され、かつ他方に前記内側取付け部材が連結されて、この防振装置が機械装置に設置された状態で、前記区画部材が、前記内側取付け部材と前記仕切り部材とにより前記軸方向に挟まれて固定され、かつ前記主液室を、前記外側取付け部材の中心軸線回りに沿う周方向に並ぶ複数の小室に区画し、前記仕切り部材には、前記主液室と前記副液室とを連通する複数の制限通路が形成され、前記複数の制限通路それぞれにおける前記主液室側の開口は、前記区画部材によって区画される複数の小室に各別に位置することを特徴とする。
この発明によれば、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に外側取付け部材が連結され、かつ他方に内側取付け部材が連結された状態、つまりこの防振装置が機械装置に設置された状態で、主液室が、区画部材により周方向に並ぶ複数の小室に区画されるので、防振装置に、前記軸方向に直交する横方向の振動が入力されたときに、区画部材が弾性変位若しくは弾性変形して、複数の小室が各別に拡縮することにより、液体が各小室と副液室との間を複数の制限通路を通して各別に往来する。これにより、前記横方向の振動が減衰、吸収される。
また、区画部材における前記軸方向の両端面のうちの少なくとも一方が、主液室の隔壁と非接触とされていて、防振装置が機械装置に設置された状態で、区画部材が、内側取付け部材と仕切り部材とにより前記軸方向に挟まれて固定されるので、構造の複雑化を抑えることができるとともに、防振装置の設置を開始して完了するまでの過程において、区画部材の前記両端面が、内側取付け部材および仕切り部材の双方に当接するまでの間は、区画部材に作用する負荷が無くなるため、区画部材を破損しにくくして耐久性を向上させることができる。
ここで、前記区画部材はゴム材料で形成されてもよい。
この場合、区画部材がゴム材料で形成されているので、防振装置に、前記軸方向の振動が入力されたとき、並びに前記横方向の振動が入力されたときに、区画部材を弾性変形させることが可能になり、これらの両方向の振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、前記区画部材の少なくとも一部は、前記内側取付け部材、または前記仕切り部材に固着されてもよい。
この場合、区画部材の少なくとも一部が、内側取付け部材、または仕切り部材に固着されているので、区画部材の主液室内での位置が安定しやすくなり、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
この発明によれば、横方向の振動を減衰、吸収することが可能な構成を、耐久性の向上、および構造の簡素化の双方を図りつつ実現することができる。
本発明に係る一実施形態として示した防振装置の縦断面図である。 図1に示す防振装置のA−A線矢視断面図である。 図1に示す防振装置において、ゴム弾性体が弾性変形させられつつ主液室が減容し、区画部材が内側取付け部材と仕切り部材とにより挟まれて固定された状態を示す図である。
以下、本発明に係る防振装置の一実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。
この防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外側取付け部材11、および他方に連結される内側取付け部材12と、これらの両取付け部材11、12同士を連結する環状のゴム弾性体13と、液体が封入される外側取付け部材11内の液室14を、外側取付け部材11の中心軸線Oに沿う軸方向に沿って、ゴム弾性体13を隔壁の一部とする主液室15、および副液室16に仕切る仕切り部材17と、を備えている。
以下、仕切り部材17に対して前記軸方向に沿う主液室15側を上側といい、副液室16側を下側といい、この防振装置1を前記軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
外側取付け部材11は、上側に位置する上筒部11aと、上筒部11aより内径および外径が小さく、かつ下側に位置する下筒部11bと、上筒部11aと下筒部11bとを連結し全周にわたって連続して延びる絞り部11cと、を備えている。
内側取付け部材12は、棒状に形成されるとともに、前記中心軸線Oと同軸に配設されている。内側取付け部材12は、外側取付け部材11における径方向の内側に配置されている。内側取付け部材12における前記軸方向の途中位置に、径方向の外側に向けて突出するフランジ部12aが形成されている。内側取付け部材12の上端面に、雌ねじ部12bが形成されている。内側取付け部材12のうち、フランジ部12aより下方に位置する部分は、下方に向かうに従い漸次縮径している。フランジ部12aは、外側取付け部材11より上方に位置している。内側取付け部材12の下端部が、外側取付け部材11の上端開口縁より下方に位置している。
ゴム弾性体13は、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次上方に向けて延びている。ゴム弾性体13の外周側は、外側取付け部材11のうち、上筒部11aおよび絞り部11cの各内周面に一体に加硫接着され、ゴム弾性体13の内周側は、内側取付け部材12のうち、フランジ部12aより下方に位置する部分の外周面に加硫接着されている。ゴム弾性体13により外側取付け部材11の上端開口部が密閉される。なお、ゴム弾性体13には、外側取付け部材11と内側取付け部材12との間に配置されたインナーリング31が埋設されている。
ここで、内側取付け部材12には、フランジ部12aの上面、下面、および外周面を一体に覆うストッパゴム32が配設され、ストッパゴム32はゴム弾性体13と一体に形成されている。
外側取付け部材11の下端部内には、筒状のダイヤフラムリング18が液密に嵌合されている。ダイヤフラムリング18の内周面に、ゴム材料等で弾性変形可能に形成されたダイヤフラム19の外周部が加硫接着されている。ダイヤフラムリング18は、外側取付け部材11の下端部が径方向の内側に向けて加締められることによって固定されている。ダイヤフラム19により外側取付け部材11の下端開口部が密閉される。
ダイヤフラム19、ゴム弾性体13、および外側取付け部材11により、液体が封入される液室14が画成される。なお、液体としては、例えば水やエチレングリコール等が挙げられる。
仕切り部材17は、偏平な盤状に形成され、外側取付け部材11内に嵌合されるとともに、外側取付け部材11の絞り部11cおよびダイヤフラムリング18により前記軸方向に挟まれている。これにより、外側取付け部材11内の液室14が、ゴム弾性体13と仕切り部材17とにより画成された主液室15と、ダイヤフラム19と仕切り部材17とにより画成された副液室16と、に区画されている。なお、ダイヤフラム19は、副液室16内への液体の流入および流出に伴い拡縮変形する。
以上の構成において、防振装置1は、主液室15が鉛直方向上側に位置して、副液室16が鉛直方向下側に位置するように取り付けられて用いられる圧縮式(正立式)の構成となっている。
また、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に外側取付け部材11が連結され、かつ他方に内側取付け部材12が連結されて、この防振装置1が機械装置に設置された状態で、ゴム弾性体13が弾性変形させられつつ、内側取付け部材12および仕切り部材17が互いに前記軸方向に接近して主液室15が減容する。
例えば、防振装置1が自動車に設置される場合、内側取付け部材12が、雌ねじ部12bにボルトが螺着されることにより、振動発生部としてのエンジン等に連結される一方、外側取付け部材11が図示しないブラケットを介して振動受部としての車体等に連結される。
そして、本実施形態では、主液室15に、前記軸方向の両端面のうちの少なくとも一方が、主液室15の隔壁と非接触とされた区画部材24が配設されている。
区画部材24は、径方向に沿って延びる板状に形成されている。区画部材24は、主液室15における径方向のうちの一方向の全長にわたって連続して延在している。区画部材24は、内側取付け部材12およびゴム弾性体13から下方に向けて突設されている。これにより、区画部材24の上端面は、内側取付け部材12およびゴム弾性体13に固着され、区画部材24の下端面は、主液室15の隔壁と非接触となっている。区画部材24の上端面のうち、径方向の中央部が、内側取付け部材12の下端面に固着され、内側取付け部材12の下端面より径方向の外側に位置する部分が、ゴム弾性体13の表面のうち、下方を向き主液室15の一部を画成する下面に固着されている。区画部材24の下端面は平坦面とされ、その前記軸方向に沿う位置は、全域にわたって同等になっている。区画部材24はゴム材料により形成され、ゴム弾性体13と一体に形成されている。
以上の構成において、前述のように防振装置1が機械装置に設置された状態で、図3に示されるように、区画部材24が、内側取付け部材12と仕切り部材17とにより前記軸方向に挟まれて固定され、かつ主液室15を、周方向に並ぶ複数の小室15aに区画する。
図示の例では、防振装置1が自動車に設置されたときに、防振装置1に内側取付け部材12側からエンジン等の荷重が前記軸方向に加えられて、ゴム弾性体13が、主液室15を減容させるように弾性変形する。この際、区画部材24の下端面が、仕切り部材17の上面に当接することで、主液室15が複数の小室15aに区画される。図示の例では、区画部材24によって、主液室15が径方向のうち前記一方向に直交する他方向に2分割される。このように主液室15が2分割されたことにより画成された2つの小室15aの内容積および形状は互いに同等になっている。
ここで、本実施形態では、仕切り部材17に、主液室15と副液室16とを連通する複数の制限通路21、22が形成されている。これらの制限通路21、22それぞれにおける主液室15側の開口21a、22aは、区画部材24によって区画される複数の小室15aに各別に位置している。
図示の例では、制限通路21、22は、仕切り部材17に2つ形成されている。各制限通路21、22における主液室15側の開口21a、22aは、仕切り部材17の上面における外周縁部において、前記中心軸線Oを径方向に挟む互いに反対となる位置に各別に配置されている。また、各制限通路21、22における副液室16側の開口21b、22bは、仕切り部材17の下面における外周縁部において、前記中心軸線Oを径方向に挟む互いに反対となる位置に各別に配置されている。各制限通路21、22は、仕切り部材17の外周面上を、前記中心軸線Oを中心に約180°延びている。
以上説明したように、本実施形態による防振装置1によれば、前述したように、機械装置に設置された状態で、主液室15が、区画部材24により周方向に並ぶ複数の小室15aに区画されるので、防振装置1に、前記軸方向に直交する横方向の振動が入力されたときに、区画部材24が弾性変位若しくは弾性変形して、複数の小室15aが各別に拡縮することにより、液体が各小室15aと副液室16との間を複数の制限通路21、22を通して各別に往来する。これにより、前記横方向の振動が減衰、吸収される。
また、区画部材24の下端面が主液室15の隔壁と非接触とされていて、防振装置1が機械装置に設置された状態で、区画部材24が、内側取付け部材12と仕切り部材17とにより前記軸方向に挟まれて固定されるので、構造の複雑化を抑えることができるとともに、防振装置1の設置を開始して完了するまでの過程において、区画部材24の下端面が仕切り部材17の上面に当接するまでの間は、区画部材24に作用する負荷が無くなるため、区画部材24を破損しにくくして耐久性を向上させることができる。
また、区画部材24がゴム材料で形成されているので、防振装置1に、前記軸方向の振動が入力されたとき、並びに前記横方向の振動が入力されたときに、区画部材24を弾性変形させることが可能になり、これらの両方向の振動を確実に減衰、吸収することができる。
また、区画部材24の上端面が、内側取付け部材12に固着されているので、区画部材24の主液室15内での位置が安定しやすくなり、所期した防振性能を安定して発揮させることができる。
なお、本発明の技術範囲は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、区画部材24として、ゴム弾性体13と一体に形成された構成を示したが、区画部材を、ゴム弾性体13と別体に形成してもよく、また、ゴム材料に代えて、例えば樹脂材料や金属材料等で形成してもよい。なお、区画部材を金属材料や硬質の樹脂材料等で形成した場合、前記横方向の振動が入力されたときに、区画部材を、仕切り部材17の上面を摺動させて弾性変位させてもよい。
また、区画部材を、仕切り部材17から上方に向けて突設して仕切り部材17に固着してもよい。
また、区画部材を、内側取付け部材12および仕切り部材17の双方に配設し、防振装置を機械装置に設置した状態で、各区画部材を前記軸方向に突き合わせるようにしてもよい。
また、区画部材を、内側取付け部材12および仕切り部材17のうちのいずれか一方に配設し、他方に区画部材が嵌合される窪み部を形成してもよい。
また、区画部材として、前記軸方向の両端面が双方ともに、内側取付け部材12の下端面、および仕切り部材17の上面と非接触とされ、内側取付け部材12の下端面より径方向の外側に位置する部分が、ゴム弾性体13に固着された構成を採用してもよい。
また、小室15aの数は2つに限らず適宜変更してもよい。
また、複数の小室15aの内容積および形状を互いに異ならせてもよい。
また、副液室を複数配設し、各副液室と複数の小室15aとを複数の制限通路を通して各別に連通させてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 防振装置
11 外側取付け部材
12 内側取付け部材
13 ゴム弾性体
14 液室
15 主液室
15a 小室
16 副液室
17 仕切り部材
21、22 制限通路
21a、22a 開口
24 区画部材
O 中心軸線

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外側取付け部材、および他方に連結されるとともに前記外側取付け部材における径方向の内側に配置された内側取付け部材と、
    これらの両取付け部材同士を連結する環状のゴム弾性体と、
    液体が封入される前記外側取付け部材内の液室を、前記外側取付け部材の中心軸線に沿う軸方向に沿って、前記ゴム弾性体を隔壁の一部とする主液室、および副液室に仕切る仕切り部材と、を備え、
    振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に前記外側取付け部材が連結され、かつ他方に前記内側取付け部材が連結されて、この防振装置が機械装置に設置された状態で、前記ゴム弾性体が弾性変形させられつつ、前記内側取付け部材および前記仕切り部材が互いに前記軸方向に接近して前記主液室が減容する防振装置であって、
    前記主液室には、この防振装置が機械装置に設置される前の状態で、前記軸方向の両端面のうちの少なくとも一方が、前記主液室の隔壁と非接触とされた区画部材が配設され、
    振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に前記外側取付け部材が連結され、かつ他方に前記内側取付け部材が連結されて、この防振装置が機械装置に設置された状態で、前記区画部材が、前記内側取付け部材と前記仕切り部材とにより前記軸方向に挟まれて固定され、かつ前記主液室を、前記外側取付け部材の中心軸線回りに沿う周方向に並ぶ複数の小室に区画し、
    前記仕切り部材には、前記主液室と前記副液室とを連通する複数の制限通路が形成され、
    前記複数の制限通路それぞれにおける前記主液室側の開口は、前記区画部材によって区画される複数の小室に各別に位置することを特徴とする防振装置。
  2. 前記区画部材はゴム材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記区画部材の少なくとも一部は、前記内側取付け部材、または前記仕切り部材に固着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の防振装置。
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