JPS5885717A - パワ−ユニツトのマウンテイング装置 - Google Patents

パワ−ユニツトのマウンテイング装置

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JPS5885717A
JPS5885717A JP18344081A JP18344081A JPS5885717A JP S5885717 A JPS5885717 A JP S5885717A JP 18344081 A JP18344081 A JP 18344081A JP 18344081 A JP18344081 A JP 18344081A JP S5885717 A JPS5885717 A JP S5885717A
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JP
Japan
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elastic body
bracket
liquid chamber
liquid
power unit
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Application number
JP18344081A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Kimura
木村 彰良
Masao Ishihama
石浜 正男
Toshiaki Abe
阿部 俊朗
Kiyoshi Shimada
清 島田
Shinichi Matsui
伸一 松井
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/10Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
    • F16F13/108Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like characterised by features of plastics springs, e.g. attachment arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパワーユニットのマウンティング装置、特に
弾性体とオリフィス孔を有する液体マ々ントとを組み合
わせ、比較的振幅の大きい低周波振動に対しては、液体
マウントのオリフィス孔を通る液体の抵抗によシ大きな
減衰力を得て制振特性を得、比較的振幅の小さい高周波
振動に対しては、弾性体が液体マウントの液体から圧力
を受ける受圧面積の変化を利用してばね定数を小さくシ
、防振特性を得るようにしたパワーユニットのマウンテ
ィング装置に関する。
パワーユニットのマウンティング装置は、エンジンやト
ランス1.:ヨツションなどが一体的に組み合わせられ
たパワーユニットを車体に弾性的に取り付けるものであ
る。一般に、パワーユニットのマウンティング装置は、
路面からの衝撃やアイドリンク時のエンジンの低速回転
に起因するおおよそ3 Q Hz未満の低周波数域の比
較的大振幅の振動に対しては、これを急速に減衰してパ
ワーユニットの揺動を防ぐ制振特性と。
車両走行時のエンジン回転に起因するおおよそ39 H
z以上の高周波数域の比較的小振幅の振動に対しては、
この振動の伝達を遮断して車室内のこもり音の発生を防
ぐ防振特性との2つが同時に要求される。したがって、
パワーユニットのマウンティング装置は、低周波数域の
振動に対しては大きな減衰係数を持ち、高周波数域の振
動に対しては小さなばね定数を持つことが必要とされる
従来のパワーユニットのマウンティング装置としては、
例えば第1図に示すようなものがある。このマウンティ
ング装置(11の構成を説明すると、(2)はパワーユ
ニット(3)に図示していないナツトで締付固定された
第1ブラケツトであり、この第1ブラケツ)(2)Ic
は弾性体としての均質のインシュレータ・ラバー(4)
の上面が焼付接着されている。インシュレータ・ラバー
(4)の下面は第2ブラケツト(5)に焼付接着されて
おり、この第2ブラケツト(5)は車体(6)に固定さ
れている。これら、第1ブラケツト(2)、インシュレ
ータ・ラバー(4)および第2ブラケツト(5)は全体
としてマウンティング装置(1)を構成しており、その
結果、パワーユニット(3)はマウンティング装置(1
1を介して車体(6)に弾性的に取り付けられている。
この従来のマウンティング装置(1)では、弾性体(4
)のばね定数と減衰係数を適当な値に設定することによ
り、その制振特性と防振特性とを決定していた。
しかしながら、このような従来のマウンティング装置(
1)にあっては、例えば低周波数域での制振特性を発揮
させるために1弾性体(4)の減衰係数の値を大きく設
定すると、高周波数域で弾性体(4)のばね定数が大き
くなり、高周波小振幅の振動伝達の遮断が悪くなり、防
振特性が犠牲となる。逆に、高周波数域での防振特性を
発揮させるために弾性体(4)の減衰係数を小さく設定
すると、低周波数域での割振特性が犠牲になるという問
題点があった。このため、従来のパワーユニットのマウ
ンティング装置では、パワーユニットと車体との干渉や
エンジンシェイクを避けるため、低周波大振幅の振動の
減衰を行う制振特性を重視し、高周波小振幅の振動の伝
達を遮断する防振特性をある程度犠牲にしていた。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、弾性体とオリフィス孔を有する液体マウント
とを組み合わせ、比較的振幅の大きい低周波振動に対し
ては、液体マウントのオリフィス孔を通る液体の抵抗に
より大きな減衰力を得て制振特性を得、比較的振幅の小
さい高周波振動に対しては1弾性体が液体マウントの液
体から圧力を受ける受圧面積の変化を利用してばね定数
を小さくして防振特性を得るようにして、前記問題点を
解決することを目的としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第2.3.4図は、この発明の第1実施例を示す図であ
る。
まず、構成を説明する。旧)はパワーユニットのマウン
ティング装置を示す。0は第1ブラケツトであり、2つ
のボルトα31(141が突設されており、これらのポ
ル) (13)(141により図外の車体例取り付けら
れる。Q51は第2ブラケツトであり、ポルH61が突
設されており、このポル) (161により図外のパワ
ーユニットに取り付けられる。0ηはゴムからなる弾性
体であり5両端面が第1ブラケツ)(121と第2ブラ
ケツトQ51とに焼付接着されて両ブラケット(121
Q51を連結している。弾性体C171は、半径R1高
さHの円柱形を有し、第1ブラケツ)(121側の端面
中央部に半径R1,高さHlを有する円錐形の凹部aε
が形成されており、第1ブラケツH3との間に液態が充
填され−た第1tL体室a9を画成している。この第1
液体室o9は、第1ブラケツ)(121に設けられたオ
リフィス孔(2o)を通じて第1ブラケツト021の反
対側に設けられた第2液体室+21)に連絡している。
第2液体室圓は、第1ブラケツト(121に弾性体αη
の反対側でビス(221と座金(231により取り付け
られた弾性を育するダイアフラム(241と第1ブラケ
ツト(121とにより画成されて、弾性的に拡縮可能で
あり、第1液体室α9と同じ液体が充填されている。第
1液体室09は、円錐形をなし、円錐形の底面周縁部に
は、中央部に較べて弾性体αηと第1ブラケツト(12
)との間の離間間隔が小さい小隙部(251が設けられ
ている。この小隙部(ハ)は、図外のパワーユニットが
振動して弾性体αηが抑圧変形されると図中点線の様に
潰れるようになっており1弾性体(171が第1液体室
αg)の液体から上向けに受ける受圧面積が変化(減少
)する。弾性体07)の変形による第1液体室09の内
容積変化に対して第2液体室(21JはダイヤフラムC
241が収縮あるいは膨張して内容積を変化するように
なっている。(261は第1ブラケツ) (121に設
けられたストッパであり、第2プラケツ1−(15+が
当接することによシ、弾性体(171が図中上方に必要
以上に引張られないようにしている。これら、第1ブラ
ケツト021と第2ブラケツト051とを連結する弾性
体0ηと、小隙部(251を有する第1液体室a!Jお
よびオリフィス孔(20)により連絡された第2液体室
(21+からなる液体マウント(5)との組み合わせに
より、この実施例のマウンティング装置αBが構成され
ている。
次に、作用を説明する。
このマウンティング装置(111は、路面からの衝撃や
アイドリンク時のエンジンの低速回転に起因するおおよ
そ39Hz未満の低周波数域の比較的大振幅の振動に対
しては、弾性体0′71の変形によシ、第1液体室09
の内容積が変化する。これにともない液体マウントe力
の液体がオリフィス孔■を通って第1液体室(19と第
2液体室DI+との間を流れる際に生ずる抵抗により、
減衰力を発生してパワーユニットの揺動を抑え、制振特
性を得る。
一方、マウンティング装置旧)は、車両走行時のエンジ
ン回転に起因するおおよそ3082以上の高周波数域の
比較的小振幅の振動に対しては、以下に述べるようにば
ね定数を小さくして車体への振動伝達を遮断し防振特性
を得ている。
すなわち、マウンティング装置(111のばね定数には
、弾性体(171のばね定数Krと液体マウン)(27
)のばね定数Kpとの和に=Kp+Kr と考えられる
。弾性体面のばね定数Krは、弾性体a7)のヤング率
をEとし、第3図に示すように、弾性体Q71の変位X
および弾性体の変位Xにともなう第1液体室(19の小
隙部□□□の潰れを点線図示のように仮定し、弾性体α
ηの変位Xにともなう第1液体室(19の半径をr=R
,(1−旧)とすると、次式で表わされる。
流体マウント(2ηのばね定数Kpは次のようにして求
められる。第1液体室α9の液体が弾性体Onにおよほ
す力Fpは液体の圧力Pに弾性体の受圧面積をかけたも
の、すなわち、Fp=πrtP=πR,”(1−扉)P
 であり、ばね定数Kpは次式で表わされる。
ここで、第1液体室09の液体はオリフィス孔(20)
を通って第2液体室CDに移動するため、変位Xによっ
ても第1液体室a1の液圧Pの変動はないものと仮定す
る。
上式で理解されるように、液体マウント(2ηのばね定
数Kpは負である。これは第1g体室01の小隙部(ハ
)が変位X(圧縮方向)にともなって潰れて受圧面積が
減少することにより生ずる。
したがって、液体マウント(27)のばね定数Kpと弾
性体(17)のばね定数Krを選ぶことにより小振幅の
ときのマウンティング装置圓のばね定数に=Kp+Kr
t小さくすることができる。X=()のときの弾性体α
ηと流体マウント(2ηのばね定数KroとKpoとを
それぞれ求めるとKro−X=Oのときのばね定数Kを
零とするように両者を選べば、 となる。マウンティング装置(111の支持荷重をWと
すればW=πR,”P であり、上式の図係は次のよう
になる。
この上式の関係が成立するように、弾性体071のヤン
グ率および形状とマウンティング装置(Illの支持荷
重Wを選べば変位Xが小さい時のマウンティング装置(
Illのばね定数Kを小さくすることができる。
第4図は、上述の関係をグラフで示すものである。横軸
にマウンティング装置(111の変位Xを、縦軸にマウ
ンティング装置at+に加わる荷重Fを取っている。曲
線(3)は弾性体Q71のF−x@である。曲線(B)
は液体マウン、トのF−X線図であり、同じく傾きがば
ね定数Kpを表わしてお= 21Lである。
おり、x=0の点の傾きはKpo −H。
マウンティング装置(11)のF−X線図は、曲線囚と
(8)とを加え合わせた曲線(0である。したがってこ
の曲線(0のx=0の点での傾きはKt3 = K r
O十Kp0=0となり、変位Xが小さい範囲ではこの曲
線(C1の傾きは零に近い。すなわち、マウンティング
装置(Illは変位Xが小さい範囲ではばね定数Kが小
さい。これにより比較的振幅の小さい39 Hz以上の
高周波数域の伝達をよく遮断する防振特性を得ている。
上述したように、このマウンティング装置O1lでは低
周波数域の比較的大振幅の振動に対してはオリスイス孔
■を流れる流体により減衰力を発生して制振特性を得、
パワーユニットの揺動をふせいており、一方、高周波数
域の比較的大振幅の振動に対しては1弾性体071が液
体マウント(5)の液体より圧力を受ける受圧面積の変
化により小さなばね定数を得て防振特性を得、車体への
振動伝達’ia断してこもり音の発生を防いでいる。尚
、この実施例では弾性体の凹部が円錐形をしていたが、
これに限らず、実際の走行条件等からその形状を変更し
、パワーユニットマウントのチューニングを行なうこと
ができる。第5図は、この発明の第2実施例を示す。
なお、第2図に示した第1実施例と同一の部分には同一
の符号を附して説明は省略する。この実施例のマウンテ
ィング装置口1)にあっては、直径の小さいオリフィス
孔■と直径の大きいオリフィス孔(28)とが第1ブラ
ケツト(121に設けられている。直径の小さいオリフ
ィス孔■側には比較的弾性の小さいすなわち柔かいダイ
アフラムc!滲が第1ブラケツト(I21に取り付けら
れており、第1液体室0!11と連絡した第2液体室(
211が第1ブラケツト(2滲との間に画成されている
。一方、直径の大きなオリフィス孔■側には比較的弾性
の大きいすなわち硬いダイアフラム(ハ)が第1ブラケ
ツH]21に取り付けられており、第1液体室a9と連
絡した第3敵体室(7)が第1ブラケツトα2との間に
画成されている。この実施例のマウンティング装置fl
llでは低周波数域の比較的大振幅の振動に対しては、
おもに直径の小さなオリフィス孔■と柔らかなダイアフ
ラム(24Jを有する第2液体室(211と第1液体室
a9との間を液体が流れて、オリフィス孔■を通る際の
抵抗によシ減衰力を発生する。一方、直径の大きなオリ
フィス孔(28)と硬いダイアフラム翰を有する第3液
体室田には第1液体室(19からあまシ液体が流出入し
ない。
逆に、高周波数域の比較的小振幅の振動に対しては、弾
性体αηの変形による小隙部(251の潰れにより生ず
る第1液体室α9の内容積変化は、第1液体室09の液
体が直径の小さなオリフィス孔(20)を通る際の抵抗
が大きくなりすぎるため第2液体室Qυには流れなくな
り、直径の大きなオリフィス孔(至)を通って第3液体
室00)へ移動することにより補償される。このマウン
ティング装置(111は、第1実施例のマウンティング
装置と同様に低周波大振幅の振動に対しては、オリフィ
ス孔■を通る液体の抵抗により減衰力を発生して制振特
性を得、高周波小振幅の振動に対しては第1液体室α9
の小隙部(ハ)が潰れて弾性体071が第1液体室Q9
1の液体から受ける受圧面積が減少することにより小さ
いばね定数を得て防振特性を得ている。この実施例のマ
ウンティング装置αl)は、低周波大振幅の振動に対し
て作用する第2液体室t21+と、高周波小振幅の振動
に対して作用する第3液体室■とを別々に有しているた
め、それぞれ制振特性と防振特性とを、%IL々にチュ
ーニングすることができる。
第6.7図は、この発明の第3実施例を示す。第2図に
示した第1実施例と同一部分には同一番号を附して説明
は省略する。この実施例のマウンティング装置0υは、
弾性体Q71が截頭円錐形の形状を有するとともに内部
に同軸かつ底面の一部を共通とする円錐形の凹部α&を
有し。
第1プラケツH121との間に円錐形の第1液体室(1
91を画成している。この実施例のマウンティング装置
01)では、第7図の点線に示すように弾性体αLの側
壁がパワーユニットの振動に対して剪断方向に力を受け
るため内側に撓みやすく、側壁の内周面が第1ブラケツ
トa21に接触して、第1液体室α9の小隙部■を容易
に潰しやすい形状を有している。このため、マウンティ
ング装置011の変位にともなう弾性体(17)の受圧
面積の変化を大きくすることができる。したがって、液
体マウント(5)の負のばね定数Kpの絶対値が大きく
なり、それだけ液体マウント@のばね定数Kpと弾性体
(171のばね定数Krとの和で表わされるマウンティ
ング装置(111のばね定数Kを小さくすることができ
る。この実施例のマウンティング装置(111のその他
の作用は、第1実施例のマウンティング装置の作用と同
じであるので説明は省略する。
第8図は、この発明の第4実施例を示す図である。第2
図に示した第1実施例と同一部分には同一符号を附して
説明は省略する。この実施例のマウンティング装置(1
110弾性体071は、一端面側に開口する凹部081
を有し、= T!1部081の開口側(18a)は円錐
形をなし、凹部0&の内方側(18h)は開口側(18
a)よシも径が小さく、弾性体Q71の中央部を他端面
側近くまで延在している。凹部(181の開口側(18
a)は小隙部■となり、内方側(18b)は弾性体(1
71が押圧されて第8図の点線に示すように小隙部(2
51が潰れる際、小隙部(ハ)の液体が流入して膨張し
、第1液体室a9の内容積変化および圧力変化を緩和す
る。すなわち、第1液体室(19)の小隙部CI!S+
を潰れやすくして受圧面積の減少を容易にしている。こ
の実施例のその他の作用は、第2図に示した第1実施例
と同様であるので説明°を省略する。
第9.10図は、この発明の第5実施例を示す。第2図
に示した実施例と同一の部分には同一符号を附して説明
は省略する。この実施例のマウンティング装置0Dの弾
性体Q7+の下面の周囲にはリング(50)が焼付接着
されており、リング(501には取付用ボルト1511
が円周数ケ所に図示の様に配設されている。ダイヤフラ
ム041の外周にも同様に板金製のリング情が焼付接着
され第1ブラケツトa21を介してナラ) (531に
より締付けられる。(321C331はそれぞれ液体封
入用のシール部である。弾性体0ηには、断面略三角形
の環状の凹溝Q81が設けられていて、第1ブラケツト
a21との間に第1液体室(19)を画成している。第
1ブラケツト(121には第1,2液体室(19軸を連
絡するオリフィス■が設けられている。第1液体室09
の内周縁側には、弾性体0ηと第1プラケツH3との間
の離間間隔が小さい小隙部(25)が設けられていて、
第9図の点線に示すように弾性体Onが押圧されると潰
れて、受圧面積が容易に減少するようになっている。し
かも、弾性体Q71の外壁が若干膨出して小隙部(25
)の潰れによる第1液体室a9の内容積変化を補償して
いるため、受圧面積の変化を一層容易としている。
この実施例のマウンティング装置(Illの他の作用は
第2図に示した第1実施例のマウンティング装置と同じ
であるので省略する。
第10図は第9図の実施例の斜め上方からの斜視図であ
る。
第11図はこの発明の第6実施例を示す。
第2図に示した実施例と同一部分には同一符号を附して
説明は省略する。この実施例のマウンティング装置OD
においては、第1プラケツトo21に円錐形の凹部(3
1)が設けられていて、平らな端面をもつ弾性体0ηと
の間に第1液体室09を画成している。第1液体室α9
の周縁部には、弾性体0ηと第1ブラケツト021との
間の離間間隔が小さい小隙部+251が設けられていて
、弾性体αηが押圧されると容易に潰れて、弾性体an
が第1液体室09の液体から受ける受圧面積が減少する
ようになっている。(20)は第1プラケツB121に
設けられたオリフィス孔で、第1.2液体室(11(2
11間を連絡する。この実施例のマウンティング装置α
υの他の作用は第2図に示した第1冥施例のマウンティ
ング装置の作用と同じであるので説明は省略する。
以上説明してきたように、この発明によれば、車体まだ
はパワーユニットのどちらか一方に取付けられる第1ブ
ラケツトと、パワーユニットまたは車体のどちらか他方
に取付けられる第2ブラケツトと、第1ブラケツトと第
2ブラケツトとを連結する弾性体と2、第1ブラケツト
と弾性体とにより画成され液体が充填された第1液体室
と、第1ブラケツトに設けられたオリフィス孔を通じて
第1液体室に連絡され弾性的に拡縮可能で液体が充填さ
れた第2液体室と、を備えたパワーユニットのマウンテ
ィング装置において、第1液体室内に、弾性体と第1ブ
ラケツトとの離間間隔が他の部分よりも小さい小隙部を
設け、この小隙部が弾性体の押子変形により潰れて、弾
性体が第1液体室の液体から子方を受ける受圧面積が減
少するようにして、パワーユニットのばね定数を低下さ
せるとしたため、路面からの衝撃やアイドリンク時のエ
ンジンの低速回転に起因するおおよそ3QHz未満の低
周波数域の比較的大振幅の振動に対しては。
オリフィス孔を通過する液体の抵抗により減衰力を発生
して制振特性を得てパワーユニットの揺動を防ぐことが
できる。一方、車両走行時のエンジン回転に起因するお
およそ39Hz以上の高周波数域の比較的小振幅の振動
に対しては、弾性体が第1液体室の液体から圧力を受け
る受圧面積を変化させて、マウンティング装置のばね定
数を小さくして防振特性を得、車体への振動伝達を遮断
して車室内のともシ音の発生を防ぐことができる。
第2ないし第6実施例は上述の共通の効果に加えて以下
の効果をそれぞれ持つ。第2実施例は低周波大振幅の振
動に対しては第2液体室を作用させ、高周波小振幅の振
動に対しては第3液体室を作用させることにより、制振
作用と防振作用を別々にチューニングすることができる
。第3実施例は弾性体が撓み易い形状を有することによ
り弾性体の受圧面積が変化しやすい。
第4実施例は弾性体の中央部まで第1液体室を設けるこ
とにより、小隙部の潰れによる内容積変化、液圧変化を
緩和して受圧面積を変化させやすい。第5実施例は、第
1液体室の形状を環状とすることで受圧面積が変化しや
すい。第6実施例は、第1ブラケツトに凹部を設けるこ
とで第1液体室を画成しているため、弾性体の形状を単
純にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のパワーユニットのマウンティング装置の
断面図、第2図はこの発明の第1実施例にかかるパワー
ユニットのマウンティング装置の断面図、第3図はこの
実施例のパワーユニットのマウンティング装置の弾性体
の変形をモデル化して示す概略断面図、第4図はこの実
施例のパワーユニットのマウンティング装置の作用を説
明するグラフ図、第5図はこの発明の第2実施例にかか
るパワーユニットのマウンティング装置の断面図、第6
図はこの発明の第3実施例にかかるパワーユニットのマ
ウンティング装置の断面図、第7図はこの実施例のパワ
ーユニットのマウンティング装置の作用を説明する図、
第8図はこの発明の第4実施例にかかるパワーユニット
のマウンティング装置の断面図、第9図はこの発明の第
5実施例にかかるパワーユニットのマウンティング装置
の断面図、第10図は第9図のパワーユニットのマウン
ティング装置のflr視図、第11図はこの発明の第6
実施例にかかるパワーユニットの断面図である。 旧)・・・マウンティング装置 021・・・第1ブラケツト αj・・・第2ブラケツ
ト(171・・・弾性体     (IIIOclII
・・・凹部Q91・・・第1液体室   (201(2
81・・・オリフィス孔(21)・・・第2液体室  
 Qa(2gl・・・ダイアフラム(25I・・・小隙
部     罰・・・液体マウント(30)・・・第3
液体室 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人 弁理士  有 我 軍 −部 第1図 第j図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11車体またはパワーユニットのどちらか一方に取り
    付けられる第1ブラケツトと、パワーユニットまたは車
    体のどちらか他方に取り付けられる第2ブラケツトと、
    第1ブラケツトと第2ブラケツトとを連結する弾性体と
    、第1ブラケツトと弾性体とにより画成され液体が充填
    された第1液体室と、第1ブラケツトに設けられたオリ
    フィス孔を通じて第1液体室に連絡され弾性的に拡縮可
    能で液体が充填された第2g体室と、を備えたパワーユ
    ニットのマウンティング装置において、前記第1液体室
    内に、弾性体と第1ブラケツトとの離間間隔が第1液体
    室の他の部分よりも小さい小隙部を設け、この小隙部が
    弾性体の抑圧変形により潰れて、前記弾性体が前記第1
    液体室の液体から圧力を受ける受圧面積が減少するよう
    にし、パワーユニットのはね定数を低下させたことを特
    徴とするパワーユニットのマウンティング装置。 (2)前記第1ブラケツトに設けられたオリフィス孔を
    通じて第1液体室に連絡され弾性的に拡縮可能で液体が
    充填された第3g体室を有し、第3″fj、体室のオリ
    フィス孔の直径が前記第2g体室のオリフィス孔の直径
    より大きいことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のパワーユニットのマウンティング装置。 (3)前記弾性体が截頭円錐形を有し、かつ、前記弾性
    体内部に前記弾性体と同軸で前記弾性体の底面を底面と
    する略円錐形の凹部を有し、前記弾性体の底面に前記第
    1ブラケツトが固着され、前記弾性体の頂面に前記第2
    ブラケツトが固着されて前記弾性体と第1ブラケツトと
    の間に略円錐形の前記第1液体室が画成され、前記第1
    液体室の底面周縁部が前記小隙部となっていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載ノパワーユニットの
    マウンティング装置。 (4)前記弾性体が一端面側に開口する凹部を有し、こ
    の凹部の開口側が略円錐形をなし、この凹部の内方側が
    開口側よりも径が小さくて前記弾性体の中央部を他端面
    側近くまで延在しており、前記弾性体の一端面に前記第
    1ブラケツトが固着され、他端面に前記第2ブラケツト
    が固着されて、前記弾性体の凹部が前記第1液体室を画
    成して凹部の略円錐形の部分が前記小隙部となることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパワーユニット
    のマウンティング装置。 (5)前記弾性体が一端面側に環状の凹部を有し、前記
    弾性体の一端面側に前記第1ブラケツトが固着して前記
    凹部が前記第1液体室を画成していることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のパワーユニットのマウンテ
    ィング装置。 (6)前記弾性体が平らな一端面を有し、前記第1ブラ
    ケツトが略円錐形の凹部を有し、前記第1ブラケツトが
    前記弾性体の一端面に固着して前記第1ブラケツトの凹
    部が略円錐形の第1液体室を画成し、第1液体室の円錐
    形の底面周縁部が前記小隙部となることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のパワーユニットのマウンティ
    ング装置。
JP18344081A 1981-11-16 1981-11-16 パワ−ユニツトのマウンテイング装置 Pending JPS5885717A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59141244U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 本田技研工業株式会社 流体入りエンジンマウント
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JP2017003051A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社ブリヂストン 防振装置

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