JP2018002147A - 滑り止め機構 - Google Patents

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【課題】あらゆるサイズのタイヤに適用可能な滑り止め機構を提供する。【解決手段】車両の外側に向けられた、車輪上で閉じるように構成された外輪(3)と、車両の内側に向けられた、車輪上で閉じるように構成された内輪と、すべてがゴム製又は熱可塑性材料製であり、車輪のタイヤ(1)のトレッド上に置かれ、外輪(3)と内輪とを連結する、一連の滑り止めエレメント(10)と、を備え、エレメント(10)はそれぞれ、中央エレメント(20)と、中央エレメント(20)と外輪(3)と内輪とを結合する複数のアーム(30)と、を備え、アーム(30)は、互いに連結する複数のモジュール式の、エレメント又はリンクにより形成され、エレメント又はリンクは互いに連結し、エレメント又はリンクは、タイヤ(1)の幅に対して十分な数量が存在する滑り止め機構(2)。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のタイヤに搭載される滑り止め機構又はスノーチェーンに関し、特に、ゴム製又は熱可塑性ポリマー製のトレッドを有する滑り止め機構に関する。
車両が雪、みぞれ、又は氷に覆われた道路表面上にあるとき、タイヤは路面をしっかりとらえることができず、車両の危険な曲がり及び滑りが発生しうる。これらの問題を回避するため、通常、一般にはスノーチェーンとして知られる滑り止め機構が使用される。
通常車両の車輪に搭載されるスノーチェーンは、道路上に積もった雪及び/又は氷を切り裂き、タイヤのトレッドの摩擦を高める。これにより、車両のタイヤは、路面をしっかりとらえることができる。
通常、スノーチェーンは、よく知られているように、2つの側面エレメント(鎖、可撓ケーブル、鋼線、又はライン等)により構成される。使用中において、上記2つの側面エレメントは、車輪の内側及び外側それぞれにおいて輪状に閉じている。以下の説明では、それぞれを内輪、及び外輪と称する。上記2つの側面エレメントは、一連のチェーン部によって連結している。上記2つの側面エレメントは、様々に構成されるが、通常はダイヤモンド状である。これによりトレッド上の摩擦が高まる。これらはすべて、上記2つの側面エレメントを固着する機構により仕上げられる。当該機構は、留め具という名前で知られる。
通常、トレッドに装着されるチェーン部は、ダイヤモンド状である。チェーン部の構成要素は、縦方向及び横方向の両方において路面をしっかりと捉えるために、斜め方向に配置される。
ほぼすべてが金属材料で形成された従来のスノーチェーンの代替として、雪又は氷に覆われていない道路表面(例えば、橋の下、又はトンネルの中)に与える衝撃を抑えるため、現在、タイヤのトレッドに装着される部分が非金属材料(特に、ゴム製又は熱可塑性ポリマー製)の滑り止め機構が普及しつつある。
このタイプの滑り止め機構に関して提案される周知の解決方法は、成型する、又は一つの部品で形成する、というものである。これにより、タイヤの横方向をカバーし、時として、幾つかが結合されてタイヤの縦方向への伸長をカバーする。
ドイツ国特許公報第1012839B号 ベルギー国出願公報第374948A号 ドイツ国出願公報第19538393A1号
これらの周知の解決方法は幾つかの問題を有する。まず、異なるタイヤサイズに対応可能なように、異なる寸法の幾つかの鋳型が必要となる。これは、とりわけ、横方向又は幅方向の伸長に関して言える。それゆえ、投資コストが上昇する。
他の問題は、幾つかのセグメントを互いに連結するために、通常、タイヤ表面に対して垂直な方向を向くフック手段が使用される、という事実に由来する。それゆえ、タイヤと電動車両の機械的部材との間のスペースが極めて少ない電動車両において、滑り止め機構の断面外側を超えた隆起(突起)が生ずる。使用が不可能というわけではないが、このことが問題を引き起こす。
さらに、審美的な観点から、非金属性トレッドを有する滑り止め機構は、ダイヤモンドトレッド状のトレッドを有する従来のスノーチェーンと大きく異なり、それによりユーザから好意的に受け止められない。
本発明の目的は、従来技術の問題点を排除し、かつ、あらゆるサイズのタイヤに適用される滑り止め機構を構成するようにモジュール式エレメントにより構成された滑り止め機構を提供することにある。これにより、鋳型及び他の機構に必要な投資コストを低減できる。
本発明の他の目的は、全体寸法が制限された滑り止め機構を提供することにあり、特に、幾つかのエレメントが接続されるその接続部においてタイヤに対して垂直方向に隆起する部品を有さない滑り止め機構を提供することにある。これにより、電動車両の機械的部材が邪魔されない。
本発明の他の目的は、従来のダイヤモンド状のスノーチェーンと実質的に相違のない構成を有する滑り止め機構を提供することにある。
本発明の他の目的は、ユーザにとって実用的かつシンプルな、それと同時に経済的かつ製造容易な滑り止め機構を提供することにある。
これらの目的は、請求項1の構成を備える本発明に従う滑り止め機構により実現される。
本発明に係る有利な実施形態は、従属項により開示される。
実質的に、本発明に係る滑り止め機構は、車両の外側に向けられた、車輪上で閉じるように構成された外輪と、上記車両の内側に向けられた、上記車輪上で閉じるように構成された内輪と、ゴム製又は熱可塑性材料製であり、上記車輪のタイヤのトレッド上に置かれ、上記外輪と上記内輪とを連結する、一連の滑り止めエレメントと、を備え、上記エレメントはそれぞれ、中央エレメントと、上記中央エレメントと上記外輪と上記内輪とを結合する複数のアームと、を備え、上記アームは、互いに連結する複数のモジュール式の、エレメント又はリンクにより形成され、上記エレメント又はリンクは、上記タイヤの幅に対して十分な数量で互いに結合可能である。
本発明に係るさらなる構成は、以下の説明によりさらに明確になる。当該説明は、単に幾つかの実施形態のうちの一つとして非制限的な例示により参照される。当該非制限的な例示は、付随する図面に記載される。
車両の外側から見た車輪の図であり、本発明に係る滑り止め機構がタイヤに搭載されている様子を示す図である。 上から見た図であり、タイヤのスレッド上に置かれた滑り止め機構の一部分を示す。 図2に示す滑り止め機構の一部分を上から見た図である。 図3に示す滑り止め機構の上記一部分を上から見た斜視図である。 図3に示す滑り止め機構の上記一部分を上から見た斜視図である。 滑り止め機構の上記一部分を下から見た斜視図である。 図3の円Aに含まれる2つのエレメント又はリンクを上から見た図である。 図3の円Aに含まれる2つのエレメント又はリンクを分解した軸測投影図である。 チェーンの同じ分岐における2つの末端リンクを上から見た図であり、当該末端リンクが金属ケーブルで構成された外輪に連結された様子を示す。 チェーンの同じ分岐における2つの末端リンクの軸測投影図であり、当該末端リンクが金属ケーブルで構成された外輪に連結された様子を示す。 図9に類似する図であり、金属ケーブルで構成された外輪に当該末端リンクが連結された他の様子を示す。 図10に類似する図であり、金属ケーブルで構成された外輪に当該末端リンクが連結された他の様子を示す。 先出の図に類似する図であり、金属ケーブルで構成された外輪に当該末端リンクが連結された他の様子を示す。 先出の図に類似する図であり、金属ケーブルで構成された外輪に当該末端リンクが連結された他の様子を示す。 図13及び図14と同様に構成されたリンクを収容するように形作られた、滑り止め機構の中央エレメントを上から見た図である。 図13及び図14と同様に構成されたリンクを収容するように形作られた、滑り止め機構の中央エレメントの軸測投影図である。
図1及び図2は、タイヤ1を備えた車両の車輪を示す。タイヤ1は、本発明に係る滑り止め機構を装着する。当該滑り止め機構には参照番号2が付されている。
滑り止め機構2は、エレメント3、不図示のエレメント、一連の滑り止めエレメント10を備える。エレメント3は、車両の外側に向けられ、車輪上で円形または輪状に閉じられる。以下、外輪3と称する。上記不図示のエレメントは、車両の内側に向けられ、車輪上で円形または輪状に閉じられる。以下、内輪と称する。一連の滑り止めエレメント10は、車輪のタイヤ1のトレッド上に様々に置かれ、外輪3と上記内輪とを連結する。
図1は、概略化した図面であり、単なる例示に過ぎない。この例において、滑り止め機構2の外輪3は、閉じられ、固着されている。
これらの手段は、本願発明の特定の目的ではなく、ここに説明された構成と実質的に相違してもよい。
タイヤ1のトレッドに装着されるエレメント10は、硬質ゴム製であり、好ましくはプラスチック製であり、図示されるように、X字形状であることが好ましい。
特に、それぞれのエレメント10は、中央エレメント20を備える。中央エレメント20から4つのアーム30がX状に分岐する。分岐したアーム30は、滑り止め機構の外輪及び内輪に連結される。
図3に記載されるように、中央エレメント20は、軸Xで示される縦方向(長手方向)に延びる六角形である。中央エレメント20は、軸Xに対して45°傾斜して対峙する2組の側面を有する。これにより、上記2組の側面は互いに直交する。
アーム30はそれぞれ、六角形状の中央エレメント20の上記側面から延び、互いに直交する。したがって、アーム30はそれぞれ、軸X及び上記車両の径方向に対して45°傾斜する。
当然に、中央エレメント20は、図示される六角形とは異なる形状でよく、また、軸Xに対するアーム30の傾斜開始部の傾度は45°と異なってよく、理論的には90°、つまりタイヤに対して垂直であってよい。
しかしながら、先述したように、アーム30は、縦方向及び横方向のグリップが担保されるように傾斜していることが好ましい。
本発明によると、アーム30は、モジュール式のエレメント31及びエレメント32で構成される。エレメント31及びエレメント32は、タイヤ1の幅に基づき規定される必要な長さを得るまで互いに結合される。
リンク31及びリンク32はそれぞれ、Y字形状であり、一方に中央シャンク33、他方に分岐34を備える。分岐34の間には、シャンク33の幅に対応する幅のスペース35が形成されている。これにより、リンクのシャンク33は、隣接するリンクの分岐34のスペース35に収容される。
付随する図面において、リンク31は直線状であってよい。つまり、シャンク33は、分岐34と完全に直線状に並び、リンクのZ軸(図7参照)上に位置する。
その代わりに、リンク32は偏向してよい。リンク32において、シャンク33は、分岐34と反対側のリンク32の表面40に対して垂直であることが好ましく、上記軸Zに対して角度α傾斜する。角度αは、上記の切断表面40と軸Zに対して垂直な平面とで形成される角度と同じ角度である。
偏向リンク32を用いる理由は、タイヤの縦軸Xに対して偏向し始めるアーム30を滑り止め機構の外輪及び内輪に対して垂直に連結させるためである。
例えば、上記した実施形態において、アーム30の傾斜開始時の角度は軸Xに対して45°であり、角度αが約10°である場合、上記外輪及び上記内輪に対してアーム30をほぼ垂直に連結させるため偏向したリンク32が4つ使用される。
直線状のリンク及び偏向したリンクの数量は、偏向したリンクの角度αが確定すると、車輪のタイヤ1の幅に基づいて決定される。
道路表面のグリップを高めるために、中央エレメント20及び/又はリンク31、リンク32、又はこれらリンクの幾つか、例えば、中央エレメント20に取り付けられるリンク31、つまり、トレッドの上部に置かれる部材は、隆起部が設けられてよく、好ましくは、タングステン又は硬質鋼36製のスタッドを備える。
リンクを互いに連結するために、各リンクのシャンク33及び分岐34はそれぞれ、固着用のピン39を挿入するための横断孔37、38を備える。
当然に、上記固着は他の手段によって行われてもよく、スクリュー/ナット、及びリベット等が例示される。
このように、リンク間に横方向の固着手段が設けられる。当該固着手段は、タイヤの表面と平行に置かれる。これは、滑り止め機構の表面を超えて形成される突起物(隆起物)が存在しないことを意味する。これにより、車両の機械的部材とタイヤとの間のスペースが極めて少ない車両の車輪上に上記滑り止め機構を装着することができる。
同じ固着システムが第1のリンク31と中央エレメント20との連結のために用いられる。第1のリンク31と中央エレメント20とを連結するためにステム21があり、シャンク33と完全に同様に、ピン39又は同様の部材を挿入するための横断孔がステム21に形成される。
アーム30の末端リンクを対応する外輪又は内輪に挿入することにより、つまり、外輪又は内輪の金属ワイヤを末端リンク32のシャンク33に形成された孔37に挿入することにより、アーム30と滑り止め機構の外輪及び内輪とが連結する。
この様子が、外輪3を参照して図9及び図10に示される。
他の解決方法が図11及び図12に示される。参照番号32’で示される末端のリンクはH字形状である。リンク32’は、2つの分岐34を備える。2つの分岐34は、対峙する2つの側面に対称に置かれる。リンク32’は、ジャンパー45を備える。ジャンパー45は、一方が末端の分岐34に挿入されるピン39上で折り返され、他方が外輪3又は滑り止め機構の内側にある。
この解決方法は、構造的にはより複雑ではあるが、組み立てはより容易である。
図13及び図14は、末端のリンクを外輪3に連結する様子を示し、ジャンパー45を使用する図11及び図12の構成に類似する。しかしながら、この実施形態では、末端のリンクはY字形状のリンク32である。このリンク32は、先の図面に対して反対側である。つまり、分岐34は、リンク鎖で例示される外輪3の方向を向いている。
図15及び図16は、中央エレメント20の様々な実施形態を示す。中央エレメント20は、ピン39との結合により図13及び図14に示す方向を向くリンク31(又は、リンク32)のシャンク33を受け入れるのに好適な貫通孔が形成された分岐24を備える。
以上説明したことからも、本願発明に係る滑り止め機構の同タイプの滑り止め機構に対する利点は明らかである。
実際のところ、モジュール式のエレメント、特に、必要に応じて互いに連結可能なリンク31及びリンク32を備えることにより、本願発明に係る滑り止め機構はあらゆるサイズのタイヤに適用することができる。
滑り止め機構の表面から隆起しないピン39又は同様のエレメントを使用して隣接するリンクを連結することにより、電動車両の機械的部材とタイヤとの間のスペースが少ない電動車両に上記滑り止め機構を搭載することが可能となる。
さらに、隣接するX字型のエレメント10のアーム30がダイヤモンド状の外形を形成する。これにより、本発明に係るプラスチック製の滑り止め機構は、ダイヤモンド形状を有する従来の金属製スノーチェーンと実質的に相違しない。
当然に、本発明は、先述され、添付図面に記載された特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に規定される本発明と同じ範囲から逸脱することなく、当業者に想到される範囲において様々な細部にわたる変更が可能である。

Claims (10)

  1. 滑り止め機構(2)であって、
    車両の外側に向けられた、車輪上で閉じるように構成された外輪(3)と、
    上記車両の内側に向けられた、上記車輪上で閉じるように構成された内輪と、
    すべてがゴム製又は熱可塑性材料製であり、上記車輪のタイヤ(1)のトレッド上に置かれ、上記外輪(3)と上記内輪とを連結する、一連の滑り止めエレメント(10)と、を備え、
    上記エレメント(10)はそれぞれ、
    中央エレメント(20)と、
    上記中央エレメント(20)と、上記外輪(3)と、上記内輪とを結合する複数のアーム(30)と、を備え、
    上記アーム(30)は、互いに連結する複数のモジュール式の、エレメント又はリンク(31、32)により形成され、
    上記エレメント又はリンク(31、32)は、上記タイヤ(1)の幅に対して十分な数量が存在することを特徴とする滑り止め機構(2)。
  2. 上記エレメント(10)はそれぞれ、中央エレメント(20)から分岐する4つのアーム(30)を備え、
    上記リンク(31、32)は、略Y字形状であり、かつ、シャンク(33)と分岐(34)とを備え、隣接するリンクのシャンク(33)を収容する幅のスペース(35)が分岐間に形成され、
    上記中央エレメント(20)は、リンク(31)の上記分岐(34)に収容されるのに適したステム(21)、又は、リンク(31)の上記シャンク(33)を収容するのに適した分岐(24)を備えることを特徴とする請求項1に記載の滑り止め機構(2)。
  3. 上記リンク(31、32)の上記シャンク(33)及び上記分岐(34)において、及び、上記中央エレメント(20)の上記ステム(21)又は上記分岐(24)において、
    固着エレメント(39)を収容するための横断孔(37、38)が形成されており、
    上記固着エレメント(39)は、上記リンクを互いに連結するため、及び上記リンクを上記中央エレメント(20)に連結するためものであることを特徴とする請求項2に記載の滑り止め機構(2)。
  4. 上記アーム(30)は、上記タイヤ(1)の縦軸X及び上記車輪の径方向に対して傾斜して分岐しており、かつ、直線状のリンク(31)及び傾斜したリンク(32)により構成されており、
    直線状の上記リンク(31)において、上記シャンク(33)は、上記リンク(31)の縦軸Z上に配置され、上記分岐(34)と直線状に並び、
    傾斜した上記リンク(32)において、上記シャンク(33)は、上記縦軸Zに対して角度αで傾斜していることを特徴とする請求項2又は3に記載の滑り止め機構(2)。
  5. 上記シャンク(33)に形成された上記横断孔(37)、又は、それぞれのアーム(30)の末端リンク(32)における上記分岐(34)に形成された上記横断孔(38)に、金属ケーブルで構成された上記外輪及び上記内輪を挿入することにより、上記エレメント(10)それぞれのアーム(30)は、上記滑り止め機構(2)の上記外輪(3)及び上記内輪に接続されることを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
  6. アーム(30)それぞれの自由端において、リンク(32)は、対応する上記外輪(3)又は上記内輪の方向を向く上記分岐(34)を有し、上記外輪(3)及び上記内輪と、一方の側で上記分岐(34)のうちの一つにおける上記横断孔(38)に挿入されたピン(39)上で折り返され、他方の側で金属ケーブル又はリンク鎖で構成された上記外輪(3)又は上記内輪で折り返されたジャンパー(45)を用いて接続される、又は、
    アーム(30)それぞれの自由端において、リンク(32’)は、対峙する二つの側面それぞれに対称に配された二つの分岐(34)を有するH字形状であり、上記外輪(3)及び上記内輪と、一方の側で上記分岐(34)のうちの一つにおける上記横断孔(38)に挿入されたピン(39)上で折り返され、他方の側で金属ケーブル又はリンク鎖で構成された上記外輪(3)又は上記内輪で折り返されたジャンパー(45)を用いて接続される、ことを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
  7. 上記中央エレメント(20)、及び/又は、上記リンク(31、32)の少なくともいくつかは、外表面から隆起する、タングステンスタッド又は硬質鋼スタッドを備えることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
  8. 上記エレメント(10)はX字形状であり、隣接するエレメント(10)のアーム(30)でダイヤモンド状の外形を形成することを特徴とする請求項2から7の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
  9. 上記エレメント(10)それぞれの上記中央エレメント(20)は、上記タイヤの上記縦軸Xの方向に延びる六角形状であることを特徴とする請求項2から8の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
  10. 上記アーム(30)は、上記タイヤの上記縦軸Xに対して約45度の角度で傾斜していることを特徴とする請求項4から9の何れか1項に記載の滑り止め機構(2)。
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