JP2001039130A - 簡易タイヤチェーン - Google Patents
簡易タイヤチェーンInfo
- Publication number
- JP2001039130A JP2001039130A JP11212366A JP21236699A JP2001039130A JP 2001039130 A JP2001039130 A JP 2001039130A JP 11212366 A JP11212366 A JP 11212366A JP 21236699 A JP21236699 A JP 21236699A JP 2001039130 A JP2001039130 A JP 2001039130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- chain
- chains
- cross
- side chains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型車両等のタイヤに簡単に装着し、また、
取り外すことができ、しかもタイヤの一部分に装着する
ことで、部分的な雪道や泥濘を走行したり、部分的な雪
道・泥濘から脱出する等の一時的な使用に適した簡易タ
イヤチェーンを提供する。 【解決手段】 本発明に係る簡易タイヤチェーンは、一
対のサイドチェーン１と、サイドチェーン１相互間に架
設されたクロスチェーン２とから成り、タイヤホイール
Ｐの隣接した孔部Ｑを介して一方のサイドチェーン１の
両端部を他方のサイドチェーン１の両端部に連結し、タ
イヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール面Ｓを跨ぐ
ようにしてタイヤの一部分に装着される。
取り外すことができ、しかもタイヤの一部分に装着する
ことで、部分的な雪道や泥濘を走行したり、部分的な雪
道・泥濘から脱出する等の一時的な使用に適した簡易タ
イヤチェーンを提供する。 【解決手段】 本発明に係る簡易タイヤチェーンは、一
対のサイドチェーン１と、サイドチェーン１相互間に架
設されたクロスチェーン２とから成り、タイヤホイール
Ｐの隣接した孔部Ｑを介して一方のサイドチェーン１の
両端部を他方のサイドチェーン１の両端部に連結し、タ
イヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール面Ｓを跨ぐ
ようにしてタイヤの一部分に装着される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型車両等のタイ
ヤに簡単に装着し、また、取り外すことのできる簡易タ
イヤチェーンであり、例えば部分的な雪道や泥濘を走行
したり、部分的な雪道・泥濘から脱出する等の、一時的
な使用に適したものである。
ヤに簡単に装着し、また、取り外すことのできる簡易タ
イヤチェーンであり、例えば部分的な雪道や泥濘を走行
したり、部分的な雪道・泥濘から脱出する等の、一時的
な使用に適したものである。
【０００２】
【従来の技術】大型車両等に用いる従来のタイヤチェー
ンとしては、タイヤの内側および外側（両タイヤサイド
ウォール面）に装着される長尺一対のサイドチェーンの
相互間に、多数の鎖リンクからなる短尺のクロスチェー
ンを、梯子形状として等間隔に架設したものが一般的で
ある。このタイヤチェーンは、複数のクロスチェーンが
タイヤトレッド面の全周に配置されるよう、タイヤの全
面に装着されるものである。
ンとしては、タイヤの内側および外側（両タイヤサイド
ウォール面）に装着される長尺一対のサイドチェーンの
相互間に、多数の鎖リンクからなる短尺のクロスチェー
ンを、梯子形状として等間隔に架設したものが一般的で
ある。このタイヤチェーンは、複数のクロスチェーンが
タイヤトレッド面の全周に配置されるよう、タイヤの全
面に装着されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型車
両等に用いる従来のタイヤチェーンは、金属製で大型で
あるため、その分重量が増し、タイヤチェーンの装着、
取り外しに大変な労力と時間を費やしていた。具体的に
は、タイヤチェーンを装着する際には、車両をジャッキ
アップしてチェーンをタイヤに巻いたり、また、チェー
ンを地面に展開し、チェーン上の所定箇所にタイヤが位
置するように車両を移動させてからチェーンをタイヤに
巻く等の方法が採られていたが、チェーン自体に相当の
重量があるため、チェーンの持ち運びや装着に大変な労
力と時間を費やしていたのである。
両等に用いる従来のタイヤチェーンは、金属製で大型で
あるため、その分重量が増し、タイヤチェーンの装着、
取り外しに大変な労力と時間を費やしていた。具体的に
は、タイヤチェーンを装着する際には、車両をジャッキ
アップしてチェーンをタイヤに巻いたり、また、チェー
ンを地面に展開し、チェーン上の所定箇所にタイヤが位
置するように車両を移動させてからチェーンをタイヤに
巻く等の方法が採られていたが、チェーン自体に相当の
重量があるため、チェーンの持ち運びや装着に大変な労
力と時間を費やしていたのである。
【０００４】また、従来のタイヤチェーンは、例えば雪
道を長時間走行するのに適しているものの、部分的な雪
道や泥濘を走行したり、部分的な雪道・泥濘から脱出す
る等の一時的なタイヤチェーンの使用には適していなか
った。即ち、タイヤチェーンの装着労力と同等の労力が
チェーンの取り外し作業にも費やされるため、チェーン
の装着と取り外しにより、運転手に大きな負担を強いて
いたのである。
道を長時間走行するのに適しているものの、部分的な雪
道や泥濘を走行したり、部分的な雪道・泥濘から脱出す
る等の一時的なタイヤチェーンの使用には適していなか
った。即ち、タイヤチェーンの装着労力と同等の労力が
チェーンの取り外し作業にも費やされるため、チェーン
の装着と取り外しにより、運転手に大きな負担を強いて
いたのである。
【０００５】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創出されたもので、大型車両等のタイヤに
簡単に装着し、また、取り外すことができ、しかもタイ
ヤの一部分に装着することで、部分的な雪道や泥濘を走
行したり、部分的な雪道・泥濘から脱出する等の一時的
な使用に適した簡易タイヤチェーンを提供することを目
的としたものである。
問題点に鑑み創出されたもので、大型車両等のタイヤに
簡単に装着し、また、取り外すことができ、しかもタイ
ヤの一部分に装着することで、部分的な雪道や泥濘を走
行したり、部分的な雪道・泥濘から脱出する等の一時的
な使用に適した簡易タイヤチェーンを提供することを目
的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
簡易タイヤチェーンは、一対のサイドチェーンと、サイ
ドチェーンに架設されたクロスチェーンとから成り、タ
イヤホイールの隣接した孔部を介して一方のサイドチェ
ーンの両端部を他方のサイドチェーンの両端部に連結
し、タイヤトレッド面、両タイヤサイドウォール面を跨
ぐようにしてタイヤの一部分に装着されたことで、上述
した課題を解決した。
簡易タイヤチェーンは、一対のサイドチェーンと、サイ
ドチェーンに架設されたクロスチェーンとから成り、タ
イヤホイールの隣接した孔部を介して一方のサイドチェ
ーンの両端部を他方のサイドチェーンの両端部に連結
し、タイヤトレッド面、両タイヤサイドウォール面を跨
ぐようにしてタイヤの一部分に装着されたことで、上述
した課題を解決した。
【０００７】また、一方のサイドチェーンの両端部に、
長さ調整式フック機構を付設したことで、同じく上述し
た課題を解決した。
長さ調整式フック機構を付設したことで、同じく上述し
た課題を解決した。
【０００８】さらに、一対のサイドチェーン相互間に、
複数のクロスチェーンを架設したことで、同じく上述し
た課題を解決した。
複数のクロスチェーンを架設したことで、同じく上述し
た課題を解決した。
【０００９】加えて、クロスチェーン相互間に、複数の
滑り止めチェーンを架設したことで、同じく上述した課
題を解決した。
滑り止めチェーンを架設したことで、同じく上述した課
題を解決した。
【００１０】本発明に係る簡易タイヤチェーンにおいて
は、タイヤホイールに形成されている既設の孔部を利用
して一対のサイドチェーン各々の両端部を連結すること
により、サイドチェーン相互間に架設されたクロスチェ
ーンを、タイヤトレッド面の一部分に配置することを可
能としている。しかも、ジャッキアップ等の手間を省い
て車両を停止したままの状態で極めて簡単にタイヤチェ
ーンを装着し、また、取り外すことを可能としている。
は、タイヤホイールに形成されている既設の孔部を利用
して一対のサイドチェーン各々の両端部を連結すること
により、サイドチェーン相互間に架設されたクロスチェ
ーンを、タイヤトレッド面の一部分に配置することを可
能としている。しかも、ジャッキアップ等の手間を省い
て車両を停止したままの状態で極めて簡単にタイヤチェ
ーンを装着し、また、取り外すことを可能としている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。本発明に係る簡易タイヤチェー
ンは、図１に示すように、例えば長さ約１１０ｃｍ、重
量約５ｋｇ程度の一対の長尺なサイドチェーン１と、一
対のサイドチェーン１相互間に梯子状に架設介装された
一対の短尺なクロスチェーン２とから構成されている。
また、一対のサイドチェーン１のうちの、一方のサイド
チェーン両端部には、ＪＩＳタイプのＳ字型金属フック
構造の長さ調整式フック機構３を付設している。
実施の形態を説明する。本発明に係る簡易タイヤチェー
ンは、図１に示すように、例えば長さ約１１０ｃｍ、重
量約５ｋｇ程度の一対の長尺なサイドチェーン１と、一
対のサイドチェーン１相互間に梯子状に架設介装された
一対の短尺なクロスチェーン２とから構成されている。
また、一対のサイドチェーン１のうちの、一方のサイド
チェーン両端部には、ＪＩＳタイプのＳ字型金属フック
構造の長さ調整式フック機構３を付設している。
【００１２】このサイドチェーン１とクロスチェーン２
は、一般的には金属製であるが、これに限定されず、例
えばサイドチェーン１・クロスチェーン２に該当する部
材を硬質のゴム・合成樹脂等で作製しても差し支えな
い。
は、一般的には金属製であるが、これに限定されず、例
えばサイドチェーン１・クロスチェーン２に該当する部
材を硬質のゴム・合成樹脂等で作製しても差し支えな
い。
【００１３】また、図１に示すクロスチェーン２は２本
であるが、これに限定されず、３本以上のクロスチェー
ンを架設してもよい（図示せず）。
であるが、これに限定されず、３本以上のクロスチェー
ンを架設してもよい（図示せず）。
【００１４】さらに、クロスチェーン２相互間に、複数
の滑り止めチェーンを架設してもよい（図示せず）。
の滑り止めチェーンを架設してもよい（図示せず）。
【００１５】Ｓ字型金属フック構造の長さ調整式フック
機構３は、図２、図３に示すように、タイヤホイールＰ
の孔部Ｑを介して一方のサイドチェーン１の両端部と他
方のサイドチェーン１の両端部を、タイヤのサイズに合
わせて調整しながら連結するものである。具体的には、
図４、図５に示すように、一方のサイドチェーン１の両
端部におけるチェーンリング４に略Ｓ字状を呈する金属
片５を一端側にて回動自在に取り付け、この金属片５の
先端をフック部６として形成し、金属片５の中間部に係
止凹部７を設けている。また、チェーンリング４には一
部が切り欠かれた係止リング８を移動自在に取り付けて
いる。この長さ調整式フック機構３によれば、他方側の
サイドチェーン１の両端部におけるチェーンリング９に
金属片５の先端部を進入させてチェーンリング９端部を
係止凹部７内に位置させる。そして、金属片５をフック
部６がチェーンリング４の上方に若干出るまで金属片５
を回動させる。最後に、係止リング８を金属片５寄りに
移動させてフック部６を係止リング８に引っ掛けて、一
対のサイドチェーン２相互の両端部を連結するものであ
る。尚、本実施の形態にあっては、この長さ調整式フッ
ク機構３としてＳ字型金属フック構造を採用している
が、これに限定されることはなく、他のフック機構を採
用しても差し支えない。
機構３は、図２、図３に示すように、タイヤホイールＰ
の孔部Ｑを介して一方のサイドチェーン１の両端部と他
方のサイドチェーン１の両端部を、タイヤのサイズに合
わせて調整しながら連結するものである。具体的には、
図４、図５に示すように、一方のサイドチェーン１の両
端部におけるチェーンリング４に略Ｓ字状を呈する金属
片５を一端側にて回動自在に取り付け、この金属片５の
先端をフック部６として形成し、金属片５の中間部に係
止凹部７を設けている。また、チェーンリング４には一
部が切り欠かれた係止リング８を移動自在に取り付けて
いる。この長さ調整式フック機構３によれば、他方側の
サイドチェーン１の両端部におけるチェーンリング９に
金属片５の先端部を進入させてチェーンリング９端部を
係止凹部７内に位置させる。そして、金属片５をフック
部６がチェーンリング４の上方に若干出るまで金属片５
を回動させる。最後に、係止リング８を金属片５寄りに
移動させてフック部６を係止リング８に引っ掛けて、一
対のサイドチェーン２相互の両端部を連結するものであ
る。尚、本実施の形態にあっては、この長さ調整式フッ
ク機構３としてＳ字型金属フック構造を採用している
が、これに限定されることはなく、他のフック機構を採
用しても差し支えない。
【００１６】次に、本発明に係る簡易タイヤチェーンの
装着方法を説明する。まず、車両を一旦停止し、タイヤ
と地面が接している部分以外の所定箇所にサイドチェー
ン１とクロスチェーン２を被せる。このとき、図２、図
３に示すように、一方のサイドチェーン１が、例えば内
側のタイヤサイドウォール面Ｓ側に位置し、クロスチェ
ーン２がタイヤトレッド面Ｔに接するように位置し、他
方のサイドチェーン１が外側のタイヤサイドウォール面
Ｓ側に位置し、一対のサイドチェーン１、クロスチェー
ン２が、タイヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール
面Ｓを跨ぐように配置する。この状態で、図２、図３に
示すように、タイヤホイールＰの隣接した孔部Ｑを介し
て両サイドチェーン１の両端部を長さ調整式フック機構
３を介して連結する。
装着方法を説明する。まず、車両を一旦停止し、タイヤ
と地面が接している部分以外の所定箇所にサイドチェー
ン１とクロスチェーン２を被せる。このとき、図２、図
３に示すように、一方のサイドチェーン１が、例えば内
側のタイヤサイドウォール面Ｓ側に位置し、クロスチェ
ーン２がタイヤトレッド面Ｔに接するように位置し、他
方のサイドチェーン１が外側のタイヤサイドウォール面
Ｓ側に位置し、一対のサイドチェーン１、クロスチェー
ン２が、タイヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール
面Ｓを跨ぐように配置する。この状態で、図２、図３に
示すように、タイヤホイールＰの隣接した孔部Ｑを介し
て両サイドチェーン１の両端部を長さ調整式フック機構
３を介して連結する。
【００１７】尚、図２に示す簡易タイヤチェーンは、タ
イヤに単独で装着されているが、これに限定されず、簡
易タイヤチェーンを２個以上用意し、タイヤに複数装着
しても差し支えない。
イヤに単独で装着されているが、これに限定されず、簡
易タイヤチェーンを２個以上用意し、タイヤに複数装着
しても差し支えない。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係る簡易タイヤチェーンは、一
対のサイドチェーン１と、サイドチェーン１相互間に架
設されたクロスチェーン２とから成るため、極めて簡単
な構成のタイヤチェーンを提供できる。また、タイヤホ
イールＰの隣接した孔部Ｑを介して一方のサイドチェー
ン１の両端部を他方のサイドチェーン１の両端部に連結
し、タイヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール面Ｓ
を跨ぐようにしてタイヤの一部分にチェーンが装着され
るため、従来のタイヤの全面に装着されるチェーンと比
較し、その重量を著しく軽減できる。
対のサイドチェーン１と、サイドチェーン１相互間に架
設されたクロスチェーン２とから成るため、極めて簡単
な構成のタイヤチェーンを提供できる。また、タイヤホ
イールＰの隣接した孔部Ｑを介して一方のサイドチェー
ン１の両端部を他方のサイドチェーン１の両端部に連結
し、タイヤトレッド面Ｔ、両タイヤサイドウォール面Ｓ
を跨ぐようにしてタイヤの一部分にチェーンが装着され
るため、従来のタイヤの全面に装着されるチェーンと比
較し、その重量を著しく軽減できる。
【００１９】その結果、大型車両等のタイヤであって
も、作業者が単独でチェーンを装着でき、その取り外し
も容易となる。また、本発明に係る簡易タイヤチェーン
は、タイヤの一部分に装着される極めて簡単な構成であ
るため、場所をとることなく車両に設置、保管できる。
も、作業者が単独でチェーンを装着でき、その取り外し
も容易となる。また、本発明に係る簡易タイヤチェーン
は、タイヤの一部分に装着される極めて簡単な構成であ
るため、場所をとることなく車両に設置、保管できる。
【００２０】そして、一方のサイドチェーン１の両端部
に、長さ調整式フック機構３を付設してあるため、タイ
ヤのサイズに応じてチェーンを簡単に装着できる。
に、長さ調整式フック機構３を付設してあるため、タイ
ヤのサイズに応じてチェーンを簡単に装着できる。
【００２１】また、一対のサイドチェーン１相互間に、
複数のクロスチェーン２を架設したときには、クロスチ
ェーン２と地面とのグリップ力が増し、スリップ等する
ことがなく、車両走行時の安全性を確保できる。
複数のクロスチェーン２を架設したときには、クロスチ
ェーン２と地面とのグリップ力が増し、スリップ等する
ことがなく、車両走行時の安全性を確保できる。
【００２２】さらに、クロスチェーン２相互間に、複数
の滑り止めチェーンを架設したときには、より一層のグ
リップ力を得て車両を安全に走行させることができる。
の滑り止めチェーンを架設したときには、より一層のグ
リップ力を得て車両を安全に走行させることができる。
【００２３】このように、本発明によれば、そのサイド
チェーン１とクロスチェーン２をタイヤの一部分に装着
するため、車両をジャッキアップしたり移動させる必要
がなく、極めて短時間のうちにチェーンを装着し、ま
た、取り外すことができる。具体的には、大型車両等の
タイヤの全周に装着する従来のチェーンの取付作業がお
よそ１時間かかるのに対し、本発明に係る簡易タイヤチ
ェーンは、およそ３分でその装着作業を終えることがで
きる。同様に、チェーンの取り外し作業時間も大幅に短
縮できる。
チェーン１とクロスチェーン２をタイヤの一部分に装着
するため、車両をジャッキアップしたり移動させる必要
がなく、極めて短時間のうちにチェーンを装着し、ま
た、取り外すことができる。具体的には、大型車両等の
タイヤの全周に装着する従来のチェーンの取付作業がお
よそ１時間かかるのに対し、本発明に係る簡易タイヤチ
ェーンは、およそ３分でその装着作業を終えることがで
きる。同様に、チェーンの取り外し作業時間も大幅に短
縮できる。
【００２４】即ち、本発明に係る簡易タイヤチェーン
は、例えば部分的な雪道や泥濘を走行したり、部分的な
雪道・泥濘から脱出する等の、一時的な使用に適してお
り、通常のタイヤのみでは走行できない路面状況に遭遇
した場合に、タイヤに簡単にチェーンを装着して車両を
走行させ、チェーンがいらなくなった場合は、即座にチ
ェーンをタイヤから取り外すことができる。
は、例えば部分的な雪道や泥濘を走行したり、部分的な
雪道・泥濘から脱出する等の、一時的な使用に適してお
り、通常のタイヤのみでは走行できない路面状況に遭遇
した場合に、タイヤに簡単にチェーンを装着して車両を
走行させ、チェーンがいらなくなった場合は、即座にチ
ェーンをタイヤから取り外すことができる。
【００２５】その結果、チェーンの装着作業、取外作業
に費やされる労力と時間を大幅に軽減、短縮することが
できる。
に費やされる労力と時間を大幅に軽減、短縮することが
できる。
【図１】本発明の一実施の形態を示しており、サイドチ
ェーンとクロスチェーンを展開した状態を示す平面図で
ある。
ェーンとクロスチェーンを展開した状態を示す平面図で
ある。
【図２】同じくタイヤにチェーンを装着した使用状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図３】同じくタイヤにチェーンを装着した使用状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図４】同じく長さ調整式フック機構の一例を示す説明
図である。
図である。
【図５】同じく長さ調整式フック機構の連結状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
１…サイドチェーン ２…クロスチェ
ーン ３…長さ調整式フック機構 ４，９…チェー
ンリング ５…金属片 ６…フック部 ７…係止凹部 ８…係止リング Ｐ…タイヤホイール Ｑ…孔部 Ｓ…タイヤサイドウォール面 Ｔ…タイヤトレ
ッド面
ーン ３…長さ調整式フック機構 ４，９…チェー
ンリング ５…金属片 ６…フック部 ７…係止凹部 ８…係止リング Ｐ…タイヤホイール Ｑ…孔部 Ｓ…タイヤサイドウォール面 Ｔ…タイヤトレ
ッド面
Claims (4)
- 【請求項１】 一対のサイドチェーンと、サイドチェー
ン相互間に架設されたクロスチェーンとから成り、タイ
ヤホイールの隣接した孔部を介して一方のサイドチェー
ンの両端部を他方のサイドチェーンの両端部に連結し、
タイヤトレッド面、両タイヤサイドウォール面を跨ぐよ
うにしてタイヤの一部分に装着されたことを特徴とする
簡易タイヤチェーン。 - 【請求項２】 一方のサイドチェーンの両端部に、長さ
調整式フック機構を付設した請求項１記載の簡易タイヤ
チェーン。 - 【請求項３】 一対のサイドチェーン相互間に、複数の
クロスチェーンを架設した請求項１または請求項２記載
の簡易タイヤチェーン。 - 【請求項４】 クロスチェーン相互間に、複数の滑り止
めチェーンを架設した請求項１乃至請求項３記載の簡易
タイヤチェーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11212366A JP2001039130A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 簡易タイヤチェーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11212366A JP2001039130A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 簡易タイヤチェーン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001039130A true JP2001039130A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16621377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11212366A Withdrawn JP2001039130A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 簡易タイヤチェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001039130A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015013486A (ja) * | 2013-06-29 | 2015-01-22 | 文男 室井 | タイヤチェーン取付具 |
| JP2018002147A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | コーニック ソシエタ ペル アチオニ | 滑り止め機構 |
-
1999
- 1999-07-27 JP JP11212366A patent/JP2001039130A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015013486A (ja) * | 2013-06-29 | 2015-01-22 | 文男 室井 | タイヤチェーン取付具 |
| JP2018002147A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-11 | コーニック ソシエタ ペル アチオニ | 滑り止め機構 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10940716B2 (en) | Escape device for self-rescue in case of auto tyre being trapped in pit | |
| US2806503A (en) | Traction device for vehicular wheels | |
| JP2001039130A (ja) | 簡易タイヤチェーン | |
| US2426683A (en) | Traction device for wheeled vehicles | |
| US2493994A (en) | Antiskid device | |
| US4854357A (en) | Wheel accessory for additional traction | |
| JP7506946B1 (ja) | タイヤトレッド補助装置 | |
| US2743755A (en) | Traction device for vehicle wheels | |
| CA2009153A1 (en) | Tool, mounting means and ring device for anti-skid chains | |
| JP3855214B2 (ja) | 自動車用タイヤの滑り止め装置 | |
| JPH07251614A (ja) | タイヤ滑り止め具 | |
| JP3124113U (ja) | タイヤ用滑止具 | |
| US5837075A (en) | Anti-skid chain | |
| JP6835796B2 (ja) | 滑り止め具付車両用ホイール | |
| JP2524959B2 (ja) | タイヤ滑止め具 | |
| JPH10146774A (ja) | タイヤチェーン用装着具 | |
| JPH0533270Y2 (ja) | ||
| US3804143A (en) | Tire anti-skid device | |
| JPS581365Y2 (ja) | ゴム車輪に装着するガ−ドル構造 | |
| JP2575247Y2 (ja) | ケーブル式タイヤ滑り止め装置 | |
| JP3044644U (ja) | スタッドレスタイヤ補助用ラダー型滑止め具。 | |
| JP2001287519A (ja) | タイヤチェーン | |
| JPH0660503U (ja) | 自動車タイヤの滑り止め具 | |
| KR880000069Y1 (ko) | 차륜 슬립 방지 장치 | |
| JPH01186407A (ja) | スノータイヤ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061003 |