JP2018002110A - 車両のドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】サッシュとドアアウタパネルもしくはドアインナパネルとの間に空気が流れるような隙間を無くし、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生をしっかりと抑え、NVH性能向上を図ることにある。【解決手段】フロントサイドドアのドアパネルを構成するドアアウタパネル21及びドアインナパネル22と、フロントサイドドアのドアパネルの前側で車両上下方向に沿って設けられ、かつドアアウタパネル21とドアインナパネル22との間に位置し、ガラスラン5を保持する断面コ字形状のサッシュ3とを備えている車両のドア構造において、サッシュ3は樹脂材で製作されており、サッシュ3には、ドアインナパネル22の端部22aを覆うように係合する係合部32が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、サッシュを備えている車両のドア構造に関する。
従来から、車両の車体側面には、乗降用の開口部を開閉するサイドドアが設けられており、該サイドドアは、ドアパネル及びドアサッシュなどを備えている。このようなサイドドアのうち、フロントサイドドアの前側には、昇降可能なドアガラスの昇降軌跡を規制するためのサッシュが車両上下方向に沿って設けられている(例えば、特許文献1参照)。
従来のサッシュは、板金で製作されており、サッシュの上部は、溶接によってミラー補強部材に接合され、サッシュの下部は、ドアパネルを構成するインナパネルにブラケットを介して取付けられている。そのため、ブラケットは、溶接によってサッシュの下部に接合されている。また、板金製であるサッシュは、錆対策として、車体の電着塗装工程前にサイドドアに組付けられている。
特開2007−176193号公報
ところで、上述した従来のドア構造において、サッシュがドアパネルに組付けられた状態では、サッシュとドアパネルのアウタパネルとの間や、サッシュとドアパネルのインナパネルとの間に必ず隙間が生じるので、車両の高速走行時に、当該隙間から風騒音が発生するという問題を有していた。すなわち、車両の高速走行時においては、風がドアミラーバイザーとドアミラーベースとの隙間を通り抜けて流れるため、風の流速が上がり、ドアミラーベースの後端が負圧となる。これに伴って、車室内側の空気がサッシュとアウタパネルとの隙間から車室外側に吸い出され、これらサッシュとアウタパネルとの隙間付近の箇所で風騒音が発生することになる。しかも、大半の空気は車室外側に吸い出されるが、一部の空気は車室内側に侵入するため、車室内側で風騒音が発生する可能性もあった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、サッシュとドアアウタパネルもしくはドアインナパネルとの間に空気が流れるような隙間を無くし、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生をしっかりと抑え、NVH性能向上を図ることが可能な車両のドア構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、サイドドアのドアパネルを構成するドアアウタパネル及びドアインナパネルと、前記サイドドアの前側で車両上下方向に沿って設けられ、かつ前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとの間に位置し、ガラスランを保持する断面L字形状または断面コ字形状のサッシュとを備えている車両のドア構造において、前記サッシュは樹脂材で製作されており、前記サッシュには、前記ドアアウタパネルの端部及び前記ドアインナパネルの端部の少なくとも一方を覆うように係合する係合部が設けられている。
また、本発明の一態様において、前記係合部は、前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側に設けられ、前記係合部と反対側に位置する前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側には、先端部分が前記ドアアウタパネルの内側面または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面に当接した状態で弾性変形するリップ部が一体成形されている。
さらに、本発明の一態様において、前記サッシュは、断面L字形状を有し、前記ドアアウタパネルの端部は、ヘム状部に形成されており、前記ヘム状部には、前記ガラスランが係合するように構成されている。
上述の如く、本発明に係る車両のドア構造は、サイドドアのドアパネルを構成するドアアウタパネル及びドアインナパネルと、前記サイドドアの前側で車両上下方向に沿って設けられ、かつ前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとの間に位置し、ガラスランを保持する断面L字形状または断面コ字形状のサッシュとを備えているものであって、前記サッシュは樹脂材で製作されており、前記サッシュには、前記ドアアウタパネルの端部及び前記ドアインナパネルの端部の少なくとも一方を覆うように係合する係合部が設けられているので、車両の高速走行時に負圧となる箇所があっても、樹脂製サッシュの係合部とドアアウタパネルとを係合させている場合には、負圧による車室内側から車室外側への空気の流れの発生を抑制することができる。また、樹脂製サッシュの係合部とドアインナパネルとを係合させている場合には、発生した空気の流れの一部が車室内側に侵入することを抑制できる。さらに、樹脂製サッシュの係合部とドアアウタパネル及びドアインナパネルとを係合させている場合には、負圧による車室内側から車室外側への空気の流れの発生、及び発生した空気の流れの一部が車室内側に侵入することを抑制できる。
したがって、本発明のドア構造によれば、サッシュとドアアウタパネルもしくはドアインナパネルとの間に空気が流れるような隙間を無くし、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生を効果的に抑制できるとともに、NVH性能向上による車室内に乗車した乗員の快適な居住性を確保することができる。
また、本発明の一態様において、前記係合部は、前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側に設けられ、前記係合部と反対側に位置する前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側には、先端部分が前記ドアアウタパネルの内側面または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面に当接した状態で弾性変形するリップ部が一体成形されているので、部品点数を増やすことなく、サッシュの片側側面に設けられたリップ部によって部品公差を吸収することが可能となり、サッシュとドアパネルとの間を確実にシールすることができ、サッシュのシール性を向上させることができる。
さらに、本発明の一態様において、前記サッシュは、断面L字形状を有し、前記ドアアウタパネルの端部は、ヘム状部に形成されており、前記ヘム状部には、前記ガラスランが係合するように構成されているので、ヘム状部とガラスランとによってサッシュとドアアウタパネルの端部との間の隙間を塞ぐことが可能となり、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生を抑え、更なるNVH性能の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る車両のドア構造が適用されるフロントサイドドアを車室外側の斜め前方から見た斜視図である。 図1におけるフロントサイドドアが有するドアパネル、サッシュ及びその周辺を示す横断面図である。 本発明の他の実施形態に係る車両のドア構造が適用されるフロントサイドドアが有するドアパネル、サッシュ及びその周辺を示す横断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態に係る車両のドア構造を示すものである。なお、図において、矢印Frは車両前方を示し、矢印Oは車室外側の方向を示し、矢印Iは車室内側の方向を示している。また、図2において、矢印A1、A2は空気の流れを示し、矢印Bは風の流れを示している。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る車両のドア構造が適用されるフロントサイドドア1は、ドアパネル2と、該ドアパネル2とは別の部材であって、ドアパネル2の前側寄りに設けられるサッシュ3と、ドアパネル2の前端部においてサッシュ3の車両前方側に設けられ、ドアミラー4を支持するドアミラーベース41とを備えている。ドアパネル2は、車体側面の前部側に設けられた乗降用のドア開口部(図示せず)を開閉するためのフロントサイドドア1を形成するパネル部材であり、下部を構成するパネル本体2a及び上部を構成するサッシュ部2bを有している。サッシュ部2bは、前側部分、後側部分及び上側部分を有する窓枠状に形成されており、パネル本体2aの上部に一体的に設けられている。
また、ドアパネル2は、車両外側に配置されるドアアウタパネル21と車両内側に配置されるドアインナパネル22とを有し、これらドアアウタパネル21及びドアインナパネル22の外側周縁部を互いに接合することによって構成されている。フロントサイドドア1のドア用窓開口11は、ドアパネル2のパネル本体2aの上縁部及びサッシュ部2bの内縁部と、サッシュ3の車両後方側内縁部とで囲まれる領域によって形成されており、ドア用窓開口11内には、当該ドア用窓開口11を開閉するドアガラス12が昇降可能に配置されている。
本実施形態のサッシュ3は、図1及び図2に示すように、樹脂材を用いて製作されており、ドアパネル1の前側寄りで車両上下方向に沿って延在して設けられている。また、サッシュ3は、ドアパネル2のパネル本体2a及びサッシュ部2bにおけるドアアウタパネル21とドアインナパネル22との車両幅方向の間に位置し、これらドアアウタパネル21及びドアインナパネル22の間に入り込むように配置されている。さらに、サッシュ3は、開口部31aがドアガラス12側に配置され、かつ内部にガラスラン5を保持する断面コ字形状に形成された保持部31を有しており、ドアガラス12のガイドレールとしての機能を有している。そのため、ドアアウタパネル21及びドアインナパネル22は、ドアガラス12側の端部21a,22aを互いに離れる方向にそれぞれ屈曲させることによってパネル間の間隔が大きく形成されており、ガラスラン5を保持するサッシュ3の保持部31が配置できるように構成されている。
なお、サッシュ3の保持部31の内部には、ガラスラン5を収容する大小2つの収容部31b,31cが形成されており、収容されたガラスラン5の基端部5aを収容部31b,31c間の段部31dに引っ掛けるとともに、ガラスラン5の先端部5bを保持部31の開口部31aの外縁部に引っ掛けることにより、ガラスラン5は、サッシュ3の保持部31に取付けられるようになっている。
サッシュ3の上部側は、図2に示すように、ドアアウタパネル21及びドアインナパネル22の間に挟持されながら3枚重ね合わされた状態で配置されており、ドアミラー4の締結スクリュー6を利用し、該締結スクリュー6にナット7を螺合させて共締めすることによって、ドアミラーベース41に取付けられている。このようなドアミラー4の締付構造により、従来のドアミラー4の締付方法と同一方法で樹脂製のサッシュ3を取付けることが可能となる上、ドアアウタパネル21及びドアインナパネル22と共締めすることでドアミラー4の取付面の剛性を高めることが可能となるように構成している。
一方、サッシュ3の下部側は、ドアパネル2のパネル本体2a内に配置されており、図示しないボルト等を用いて締付けることによって、ドアインナパネル22に取付けられている。なお、ドアミラーベース41は、図1に示すように、ドアパネル2のパネル本体2aの上縁部及びサッシュ部2bの内縁部と、サッシュ3の車両前方側内縁部とで囲まれる領域に配置され、車両側方視で略三角形状に形成されている。
また、サッシュ3の保持部31には、図2に示すように、ドアインナパネル22の端部22aの先端部分を覆うように係合する係合部32が設けられている。この係合部32は、サッシュ3の外側面側に設けられ、保持部31の先端側側面から車室内側へ突出しながら車両前方へ向かって延在する断面逆L字形状に形成されている。すなわち、サッシュ3は、保持部31の側面と係合部32との間をドアインナパネル22の端部22aの先端部分に嵌め込み、ドアインナパネル22の端部22aに係合させることによって、ドアパネル2に取付けられるようになっている。
さらに、サッシュ3の保持部31において、係合部32と反対側に位置するサッシュ3のドアアウタパネル21の内側面側には、先端部分がドアアウタパネル21の内側面に当接した状態で弾性変形するリップ部33が一体成形されている。このリップ部33は、例えば、保持部31よりも大きな弾力性を有する異種樹脂材料を用いて同一金型内で熱融着させる2色成形法により一体成形されており、保持部31の基端側の側面から車室外側へ向かって突設されている。
そのため、サッシュ3の係合部32がドアインナパネル22の端部22aの先端部分を覆った状態で係合され、サッシュ3のリップ部33の先端部分がドアアウタパネル21の内側面に押圧された状態で当接されることになり、サッシュ3とドアインナパネル22及びドアアウタパネル21との間の隙間が生じることなく、高い保持力でシールされるようになっている。また、ドアアウタパネル21の内側面に当接すると弾性変形するリップ部33により、部品公差が吸収されるようになっている。
このように、本発明の実施形態に係る車両のドア構造は、ドアアウタパネル21及びドアインナパネル22から構成されるフロントサイドドア1に適用されるものであり、フロントサイドドア1の前側で車両上下方向に沿って設けられているとともに、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22との間に位置し、ガラスラン5を保持する断面コ字形状の保持部31を有する樹脂製のサッシュ3を備え、サッシュ3の保持部31の先端側側面には、ドアインナパネル22の端部22aを覆うように係合する係合部32が設けられているので、図1及び図2の矢印Bに示すように、車両の高速走行時において、風がドアミラー4及びドアミラーベース41の間を通って流速を上げながら流れることで、ドアミラーベース41の後端が負圧となっても、樹脂製サッシュ3の係合部32がドアインナパネル22の端部22aに覆われた状態で係合しており、樹脂製サッシュ3とドアインナパネル22の端部22aとの間に隙間が生じておらず、図2の矢印A2に示すように、車室内側から車室外側へ向かって空気が流れることを抑制できるとともに、空気の一部が車室外側から車室内側に侵入することを抑制できる。したがって、本実施形態のドア構造によれば、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生を抑制できるとともに、風騒音のレベルを低減でき、NVH性能を高めて車室内の居住性向上を図ることができる。
しかも、本実施形態のドア構造では、従来のドア構造のように、サッシュとアウタパネルとの間の隙間を埋めるために、これらサッシュとアウタパネルとの間に接着剤を塗布し、風の負圧吸出しを防ぐような対策が不要となる上、サッシュとインナパネルとの間の隙間を塞ぐために、当該隙間付近の箇所にエプトシーラーを貼り付けて風騒音の発生を防ぐような対策を施す必要も無くなる。したがって、本実施形態のドア構造によれば、サッシュとアウタパネルもしくはインナパネルとの間の隙間を埋めるための作業を行わず、コスト高を招く接着剤やエプトシーラーを使用しないので、車両の生産性向上及びコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態のドア構造では、係合部32と反対側に位置する樹脂製サッシュ3のドアアウタパネル21の内側面側に、先端部分がドアアウタパネル21の端部21aの内側面に当接した状態で弾性変形するリップ部33が車室外側へ向かって突出して一体成形され、リップ部33の先端部分がドアアウタパネル21の内側面に押圧された状態で当接されているので、樹脂製サッシュ3とドアアウタパネル21の端部21aとの間の隙間が生じておらず、車両の高速走行時にドアミラーベース41の後端が負圧となっても、図2の矢印A1に示すように、車室内側から車室外側へ向かって空気が流れることを抑制できるとともに、空気の一部が車室外側から車室内側に侵入することを抑制できる。したがって、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生をより一層抑制できる。しかも、ドアアウタパネル21の内側面に当接すると弾性変形するリップ部33が樹脂製サッシュ3に一体成形されているので、サッシュ3やその周辺部品の公差を吸収でき、部品コストなどを低減できる。
図3は本発明の他の実施形態に係る車両のドア構造を示すものである。
図3に示すように、本実施形態の樹脂製サッシュ3Aは、開口部31aがドアガラス12側及びドアアウタパネル21側に配置され、かつ内部にガラスラン5を保持する断面L字形状に形成された保持部31Aを有しており、ドアガラス12のガイドレールとしての機能を有している。また、ドアアウタパネル21の端部21aは、当該端部21aを車室内側及び車両前方側へ折り返して内側面に重ねたヘム状部21a1に形成されており、ヘム状部21a1の先端には、ガラスラン5の基端部5aが引っ掛けられて係合するように構成されている。
このように、本発明の実施形態に係る車両のドア構造では、ドアアウタパネル21の端部21aがヘム状部21a1に形成されており、該ヘム状部21a1にガラスラン5の基端部5aが係合するように構成されているので、ヘム状部21a1とガラスラン5とによってサッシュ3とドアアウタパネル21の端部21aとの間の隙間を塞ぐことが可能となり、車両の高速走行時に生じる風騒音の発生を抑え、更なるNVH性能の向上を図ることができる。
その他の構成及び作用効果は、上記実施形態のドア構造と同様である。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、係合部32がドアインナパネル22の端部22aの先端部分と係合するように設けられているが、適用車種などに応じて、係合部32が反対側のドアアウタパネル21の端部21aの先端部分と係合するように設けられていても良い。この場合、リップ部33は係合部32と反対側に位置するサッシュ3のドアインナパネル22の内側面側に一体成形されている。
あるいは、係合部32は、ドアインナパネル22の端部22aの先端部分、及びドアアウタパネル21の端部21aの先端部分と係合するように、どちらに設けられていても良い。この場合には、リップ部33の省略が可能となる。
1 フロントサイドドア
2 ドアパネル
2a パネル本体
2b サッシュ部
3,3A サッシュ
4 ドアミラー
5 ガラスラン
6 締結スクリュー
7 ナット
11 ドア用窓開口
12 ドアガラス
21 ドアアウタパネル
21a ドアアウタパネルの端部
21a1 ヘム状部
22 ドアインナパネル
22a ドアインナパネルの端部
31,31A 保持部
31a 開口部
31b,31c 収容部
31d 段部
32 係合部
33 リップ部

Claims (3)

  1. サイドドアのドアパネルを構成するドアアウタパネル及びドアインナパネルと、
    前記サイドドアの前側で車両上下方向に沿って設けられ、かつ前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとの間に位置し、ガラスランを保持する断面L字形状または断面コ字形状のサッシュとを備えている車両のドア構造において、
    前記サッシュは樹脂材で製作されており、
    前記サッシュには、前記ドアアウタパネルの端部及び前記ドアインナパネルの端部の少なくとも一方を覆うように係合する係合部が設けられていることを特徴とする車両のドア構造。
  2. 前記係合部は、前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側に設けられ、前記係合部と反対側に位置する前記サッシュの前記ドアアウタパネルの内側面側または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面側には、先端部分が前記ドアアウタパネルの内側面または前記サッシュの前記ドアインナパネルの外側面に当接した状態で弾性変形するリップ部が一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア構造。
  3. 前記サッシュは、断面L字形状を有し、前記ドアアウタパネルの端部は、ヘム状部に形成されており、前記ヘム状部には、前記ガラスランが係合するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のドア構造。
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