JP2018001080A - Co酸化触媒及びその製造方法、担持触媒並びに排ガス処理装置 - Google Patents

Co酸化触媒及びその製造方法、担持触媒並びに排ガス処理装置 Download PDF

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Atsuya Towata
篤哉 砥綿
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Abstract

【課題】貴金属を使用せずに、低温における触媒活性が高いCO酸化触媒を提供する。【解決手段】CO酸化触媒は、Co3O4又はCoFe2O4を含み、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が30mol%以上である。CO酸化触媒の製造方法は、ソルボサーマル法を用いて、コバルト(II)イオンを含む化合物、又は、コバルト(II)イオンを含む化合物及び鉄(III)イオンを含む化合物から、Co3O4又はCoFe2O4を生成させる工程を含み、コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比が30mol%以上である。【選択図】なし

Description

本発明は、CO酸化触媒、CO酸化触媒の製造方法、担持触媒及び排ガス処理装置に関する。
COは、炭素化合物が不完全燃焼した際に発生し、きわめて強い毒性をもっており、無色・無臭のため、ほとんど気がつかず、少しでも吸い込むと、中毒を起こし、死につながる。このため、COを排除するか、別の化合物(COまたはCH)に転化することにより、無害化する必要がある。
COからCOへ酸化させる方法としては、反応温度を上げて、Oと反応させる燃焼法、燃焼温度よりも低温で酸化させることのできる触媒法等が知られている。
特許文献1には、一酸化炭素および酸素を含むガス中の一酸化炭素を選択的に酸化するためのCO選択酸化触媒として、白金含有触媒粉末と、助触媒粉末と、を含むCO選択酸化触媒が開示されている。ここで、白金含有触媒粉末は、白金原子を含有する白金粒子、並びにコバルト、マンガン、ニッケル、銅および鉄からなる群から選択される遷移金属原子を含有する遷移金属粒子が第1の無機担体に担持されてなる。また、助触媒粉末は、コバルト、マンガン、ニッケル、および銅からなる群から選択される助触媒原子を含有する助触媒粒子が第2の無機担体に担持されてなり、白金原子を実質的に含有しない。
特許文献2には、平均粒子径が25nm以下の金粒子が金属酸化物に担持された金ナノ粒子触媒と、二酸化炭素及び水除去剤とを含有する一酸化炭素除去用触媒が開示されている。
燃料電池の開発において、炭化水素系液体燃料を燃料源として用いた場合、改質ガス中には、ある程度の量のCOが残ってしまう。ここで、COは、燃料電池の電極に用いられている白金系触媒に対し、触媒毒として作用する。このため、COを除去し、白金系電極触媒に対する被毒を防止する必要がある。
そのような理由で、白金等の貴金属を使用せずに、従来の触媒と同等以上の性能を示す触媒が必要とされている。
特許文献3には、COを酸化し二酸化炭素にする酸化触媒として、担体と、担体上に担持された触媒活性成分とを備える酸化触媒が開示されている。ここで、触媒活性成分は、粒径が平均2nm以下の金属クラスターである。
しかしながら、触媒を150℃〜200℃に保持する必要がある。
非特許文献1では、コバルトを含むフェライトの膜を作製し、その触媒活性を評価している。
しかしながら、100℃以上に昇温しないと、COを酸化することができない。
特開2006−181483号公報 国際公開第2005/120686号 特開2008−6353号公報
Catal. Sci. Technol., 2014, 4, 3359-3367
本発明の一態様は、貴金属を使用せずに、低温における触媒活性が高いCO酸化触媒を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、CO酸化触媒において、Co又はCoFeを含み、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が30mol%以上である。
本発明の一態様は、CO酸化触媒の製造方法において、ソルボサーマル法を用いて、コバルト(II)イオンを含む化合物、又は、コバルト(II)イオンを含む化合物及び鉄(III)イオンを含む化合物から、Co又はCoFeを生成させる工程を含み、前記コバルト(II)イオン及び前記鉄(III)イオンに対する前記コバルト(II)イオンのモル比が30mol%以上である。
本発明の一態様によれば、貴金属を使用せずに、低温における触媒活性が高いCO酸化触媒を提供することができる。
実施例1−1のCO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例1−2のCO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例1−3のCO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例1−4のCO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例、比較例のCO酸化触媒のX線回折スペクトルである。 実施例2−1の担持触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例2−2の担持触媒の透過電子顕微鏡写真である。 実施例、比較例のCO酸化触媒、担持触媒の温度に対するCOへの変換率の関係を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を説明する。
CO酸化触媒は、Co又はCoFeを含む。
CO酸化触媒中のコバルト及び鉄対するコバルトのモル比は、30〜100mol%であり、40〜70mol%であることが好ましい。CO酸化触媒中のコバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が30mol%未満であると、CO酸化触媒の低温における触媒活性、即ち、COへの変換率が低下する。また、CO酸化触媒の粒径が大きくなる。
COへの変換率とは、CO酸化触媒によるCOの酸化によるCOへの変換率のことであり、COへの変換率が大きいことは、CO酸化触媒の触媒活性が高いことを示す。
CO酸化触媒は、例えば、排ガスや改質ガス中のCOをCOに変換するのに用いられる。
なお、CO酸化触媒がCoFeを含む場合、コバルト(II)イオンが四酸化三鉄(Fe)に取り込まれている。
CO酸化触媒は、ストロンチウムイオン、バリウムイオン等のアルカリ土類金属イオンをさらに含んでいてもよい。
さらに、ジルコニアを含む担体に、CO酸化触媒を担持して、担持触媒としてもよい。
ジルコニアを含む担体としては、特に限定されないが、ジルコニア担体、セリア−ジルコニア複合酸化物担体等が挙げられる。
CO酸化触媒の製造方法は、ソルボサーマル法を用いて、コバルト(II)イオンを含む化合物、又は、コバルト(II)イオンを含む化合物と鉄(III)イオンを含む化合物から、Co又はCoFeを生成させる工程を含む。
このとき、コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比は、30〜100mol%であり、40〜70mol%であることが好ましい。コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比が30mol%未満であると、CO酸化触媒の低温における触媒活性、即ち、COへの変換率が低下する。
鉄(III)イオンを含む化合物としては、特に限定されないが、塩化鉄(III)、硝酸鉄(III)、酢酸鉄(III)、硫酸鉄(III)等が挙げられる。
鉄(III)イオンを含む化合物の少なくとも一部を鉄(II)イオンを含む化合物に置換してもよい。
コバルト(II)イオンを含む化合物としては、特に限定されないが、塩化コバルト(II)、硝酸コバルト(II)、硫酸コバルト(II)、酢酸コバルト(II)等が挙げられる。
ソルボサーマル法における溶媒としては、特に限定されないが、水、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール等が挙げられ、二種以上を併用してもよい。
また、担持触媒を製造する場合には、溶媒中に担体を分散させた後、ソルボサーマル法を用いて、Co又はCoFeを生成させ、担体の表面にCo又はCoFeを析出させる。
この場合、溶媒は、分散剤を含んでいてもよい。
分散剤としては、担体を分散させることが可能であれば、特に限定されないが、エチレン−プロピレンブロック共重合体、共役ジエンモノマー由来の構成単位を一種以上含む共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸、ドデシル硫酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等が挙げられ、二種以上を併用してもよい。
CO酸化触媒又は担持触媒を容器に充填して、排ガス浄化装置としてもよい。排ガス浄化装置にエンジンの排ガスを通過させて、排ガス中のCOをCO酸化触媒又は担持触媒に接触させることにより、COに変換することができる。
このとき、CO酸化触媒又は担持触媒を基材に担持することが好ましい。
基材としては、特に限定されないが、セラミックハニカム、メタルハニカム等が挙げられる。
セラミックハニカムを構成するセラミックとしては、特に限定されないが、アルミナ、ジルコニア、チタニア、シリカ、ゼオライト等が挙げられ、二種以上を併用してもよい。
CO酸化触媒又は担持触媒を基材に担持する方法としては、特に限定されないが、CO酸化触媒又は担持触媒を含むスラリーに基材を浸漬する方法等が挙げられる。
なお、排ガス浄化装置を用いて、排ガス中のCOをCOに変換する前後に、排ガス中のNOxを窒素に還元する処理等の他の処理を実施してもよい。
[実施例1−1]
塩化コバルト(II)四水和物3.81g(16mmol)を水25mLに溶解させた後、塩化鉄(III)六水和物4.32g(16mmol)を水25mLに溶解させた溶液と混合し、マグネチックスターラーにより、撹拌した。その後、エチレングリコールを加えて、さらに撹拌した。次に、水酸化ナトリウム20gが水20mLに溶解している溶液を加えて、沈殿させた。さらに、テフロン(登録商標)製の容器に移し替えた後、テフロン(登録商標)圧力容器を用いて、ソルボサーマル法により、180℃で4時間反応させた。その後、水とエタノールで洗浄し、乾燥させ、CO酸化触媒を得た。CO酸化触媒は、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が50mol%である。
図1に、CO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[実施例1−2]
コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比、即ち、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が70mol%になるように、塩化コバルト(II)四水和物及び塩化鉄(III)六水和物を配合した以外は、実施例1−1と同様にして、CO酸化触媒を得た。
図2に、CO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[実施例1−3]
コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比、即ち、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が100mol%になるように、塩化コバルト(II)四水和物及び塩化鉄(III)六水和物を配合した以外は、実施例1−1と同様にして、CO酸化触媒を得た。
図3に、CO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[実施例1−4]
コバルト(II)イオン及び鉄(III)イオンに対するコバルト(II)イオンのモル比、即ち、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が30mol%になるように、塩化コバルト(II)四水和物及び塩化鉄(III)六水和物を配合した以外は、実施例1−1と同様にして、CO酸化触媒を得た。
図4に、CO酸化触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[比較例1−1]
塩化鉄(II)四水和物2.28g(11.4mmol)を水25mLに溶解させた後、塩化鉄(III)六水和物5.56g(20.6mmol)を水25mLに溶解させた溶液と混合し、マグネチックスターラーにより、撹拌した。その後、エチレングリコールを加えて、さらに撹拌した。また、水酸化ナトリウム20gが水20mLに溶解している溶液を加えて、鉄(II)及び鉄(III)の水酸化物を沈殿させた。さらに、テフロン(登録商標)製の容器に移し替えた後、テフロン(登録商標)圧力容器を用いて、ソルボサーマル法により、180℃で4時間反応させた。その後、水とエタノールで洗浄し、乾燥させ、CO酸化触媒を得た。CO酸化触媒は、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が0mol%である。
[比較例1−2]
塩化コバルト(II)四水和物0.76g(3.2mmol)及び塩化鉄(II)四水和物1.28g(6.4mmol)を水25mLに溶解させた後、塩化鉄(III)六水和物6.04g(22.4mmol)を水25mLに溶解させた溶液と混合し、マグネチックスターラーにより、撹拌した。その後、エチレングリコールを加えて、さらに撹拌した。また、水酸化ナトリウム20gが水20mLに溶解している溶液を加えて、コバルト(II)、鉄(II)及び鉄(III)の水酸化物を沈殿させた。さらに、テフロン(登録商標)製の容器に移し替えた後、テフロン(登録商標)圧力容器を用いて、ソルボサーマル法により、180℃で4時間反応させた。その後、水とエタノールで洗浄し、乾燥させ、CO酸化触媒を得た。CO酸化触媒は、コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が10mol%である。
[X線回折]
大気中、500℃で1時間CO酸化触媒を熱処理した後、X線回折を測定した。
図5に、CO酸化触媒のX線回折スペクトルを示す。
図5から、実施例1−3のCO酸化触媒は、四酸化三コバルト(Co)を含むことがわかる。また、比較例1−1のCO酸化触媒は、ヘマタイト(α−Fe)を含むことがわかる。さらに、実施例1−1、1−4、比較例1−2のCO酸化触媒は、コバルトフェライト(CoFe)を含むことがわかる。また、実施例1−2のCO酸化触媒は、四酸化三コバルトとコバルトフェライトの二相を含むことがわかる。
[実施例2−1]
コバルト(II)及び鉄(III)の水酸化物を沈殿させた後、担持触媒中のCO酸化触媒の含有量が5質量%になるように、セリア−ジルコニア複合酸化物担体を分散させた以外は、実施例1−1と同様にして、担体にCO酸化触媒を担持し、担持触媒を得た。
X線回折スペクトルにより、担持触媒には、コバルトフェライトとセリア−ジルコニア複合酸化物が存在していることがわかった。
図6に、実施例2−1の担持触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[実施例2−2]
コバルト(II)及び鉄(III)の水酸化物を沈殿させた後、担持触媒中のCO酸化触媒の含有量が10質量%になるように、ジルコニア担体を分散させた以外は、実施例1−1と同様にして、CO酸化触媒を担体に担持し、担持触媒を得た。
X線回折スペクトルにより、担持触媒には、コバルトフェライトとジルコニアが存在していることがわかった。
図7に、実施例2−2の担持触媒の透過電子顕微鏡写真を示す。
[比較例2−1]
担持触媒中の白金触媒の含有量が1質量%になるように、アルミナ担体に白金触媒を担持し、担持触媒を得た。
[触媒活性]
管状炉の中間に固定床を設置し、固定床にCO酸化触媒を設置した後、固定床にCOを含む反応ガスを流通させ、触媒活性を評価した。具体的には、CO酸化触媒30mgを固定床流通式反応装置の反応管に充填した後、体積比が1:19の酸素/ヘリウム混合ガス雰囲気下、20℃/minで500℃まで昇温し、500℃で1時間酸化処理した。その後、COの濃度が0.5体積%、Oの濃度が1体積%(化学量論比O/CO=4)の反応ガスを50mL/minで流通させ、20℃間隔で温度を降下させた。このとき、各温度で、ガスクロマトグラフを用いて、流通したガスを定量分析し、定常活性を評価した。
なお、担持触媒の触媒活性を評価する場合は、担持触媒の量が30mgになるように、担持触媒を固定床流通式反応装置の反応管に充填した。
図8に、CO酸化触媒又は担持触媒の温度に対するCOへの変換率の関係を示す。
図8から、実施例1−1のCO酸化触媒は、室温で50%以上のCOをCOに変換し、100℃で90%以上のCOをCOに変換した。実施例1−2のCO酸化触媒は、室温で40%のCOをCOに変換し、100℃で90%以上のCOをCOに変換した。実施例1−3のCO酸化触媒は、室温でほぼCOをCOに変換しないものの、100℃で80%のCOをCOに変換し、120℃で90%以上のCOをCOに変換した。実施例1−4のCO酸化触媒は、室温から徐々にCOをCOに変換し、150℃で30%のCOをCOに変換し、200℃で70%のCOをCOに変換し、250℃で90%以上のCOをCOに変換した。
一方、比較例1−1、1−2のCO酸化触媒は、150℃までほぼCOをCOに変換せず、200℃でも10%以下のCOをCOに変換し、90%以上のCOをCOに変換するためには、400℃の加熱が必要であった。
また、実施例2−1、2−2の担持触媒は、100℃まで、それぞれ25%、17%のCOをCOに変換し、200℃で90%以上のCOをCOに変換した。
一方、比較例2−1の担持触媒は、150℃から急激にCOをCOに変換し、220℃で90%以上のCOをCOに変換した。
これらの結果より、実施例1−1〜1−4のCO酸化触媒及び実施例2−1、2−2の担持触媒は、貴金属を使用せずに、低温で触媒活性が高いことから、新たなCO酸化触媒となることが示唆される。

Claims (4)

  1. Co又はCoFeを含み、
    コバルト及び鉄に対するコバルトのモル比が30mol%以上であることを特徴とするCO酸化触媒。
  2. ジルコニアを含む担体に、請求項1に記載のCO酸化触媒が担持されており、
    前記CO酸化触媒の含有量が5質量%以上であることを特徴とする担持触媒。
  3. 請求項1に記載のCO酸化触媒又は請求項2に記載の担持触媒を含むことを特徴とする排ガス浄化装置。
  4. ソルボサーマル法を用いて、コバルト(II)イオンを含む化合物、又は、コバルト(II)イオンを含む化合物及び鉄(III)イオンを含む化合物から、Co又はCoFeを生成させる工程を含み、
    前記コバルト(II)イオン及び前記鉄(III)イオンに対する前記コバルト(II)イオンのモル比が30mol%以上であることを特徴とするCO酸化触媒の製造方法。
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