JP2018000143A - スタンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】農作業機の使用時において、取り扱いが容易なスタンド装置を提供する。【解決手段】本発明によるスタンド装置は、作業機を脱着可能に支持するスタンド装置であって、第1連結部材を介して作業機と連結可能であり、第2連結部材を介して互いに連結可能な一対の枠体と、前記一対の枠体の各々に取り付けられた複数のキャスタとを備える。【選択図】図8

Description

本発明は農作業機等の作業機を支持するスタンド装置に関する。
ロータリ耕耘装置等の農作業機は、その使用時には、トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇降可能に装着される。ロータリ耕耘装置は、複数の耕耘爪が取り付けられた耕耘ロータを有し、耕耘ロータはトラクタからの動力が伝達されて回転する。
また、ロータリ耕耘装置等の農作業機は、その非使用時には、スタンド装置に支持され、倉庫等に保管される。スタンド装置は、例えばロックピン等の連結部材を介して農作業機と連結され、農作業機を脱着可能に支持する。
例えば特許文献1には、耕耘爪を有する作業機のスタンドであって、前記スタンドを、キャスタを前後に有する水平杆部と、水平杆部に立設した立上り杆部とによって構成すると共に、スタンドを作業機のホルダーに着脱可能にした発明が開示されている。
実開昭64−26904号公報
上記のスタンドが有する構成においては、作業機の非使用時、つまりスタンドの使用時に、連結ピン及び抜け止めピンを用いてスタンドが作業機に連結される。連結ピンや抜け止めピンは細かく小さいものであるため、作業機の使用時、つまりスタンドの非使用時に、外したそれらのピンを紛失し易い等、取り扱いが煩雑になるという課題がある。また、スタンドの非使用時にはスタンドが自立できないことから、その構成部品を保管しておく際、壁に立てかけたり、地面に倒したりすることになる。そのため、運搬や移動が困難であったり場所を取ったりするという課題がある。
本願発明は、上記実情に鑑み、農作業機の使用時において、取り扱いが容易なスタンド装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によるスタンド装置は、作業機を脱着可能に支持するスタンド装置であって、第1連結部材を介して作業機と連結可能であり、第2連結部材を介して互いに連結可能な一対の枠体と、前記一対の枠体の各々に取り付けられた複数のキャスタとを備える。
本発明によれば、農作業機の使用時において、取り扱いが容易なスタンド装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、農作業機を支持した状態を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、農作業機を支持した状態を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、農作業機を支持した状態を説明する拡大した側面図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の構成を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の構成を説明する側面図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)、連結時の間隔を置いて配置した状態(b)及び連結した後の状態(c)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスタンド装置の、一対の枠体を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。
<第1実施形態>
本実施形態においては、特に代掻き作業のための農作業機10を支持するスタンド装置100を例示して説明する。しかし、本発明によるスタンド装置はこれに限られず、耕耘・整地作業のための農作業機又は他の目的のための作業機にも適用することができる。以下、本実施形態に係るスタンド装置100の構成について、図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、図1、図2A及び図2Bを参照しながら、本実施形態に係るスタンド装置100の、農作業機10を支持した状態について説明する。図1は、本実施形態に係るスタンド装置100の、農作業機10を支持した状態を説明する斜視図である。図2Aは、本実施形態に係るスタンド装置100の、農作業機10を支持した状態を説明する側面図である。図2Bは、図2Aのスタンドホルダ付近Aについて拡大した側面図である。
本実施形態に係るスタンド装置100は、農作業機10を脱着可能に支持するスタンド装置であり、一対の枠体102と、複数のキャスタ104とを備えている。一対の枠体102の各々は、第1連結部材106を介して農作業機10と連結可能である。複数のキャスタ104は、一対の枠体102の各々に取り付けられている。つまり、農作業機10の非使用時において、本実施形態に係るスタンド装置100は、第1連結部材106を介して農作業機10と連結させて支持することが可能である。
本実施形態においては、第1連結部材106は、ロックピンである。また、一対の枠体102の各々は、第1挿通孔を有する。第1挿通孔は、当該ロックピン106が抜き差し可能に挿通され、農作業機10及び一対の枠体102の各々を連結するために設けられる。
本実施形態に係るスタンド装置100に支持される農作業機10は、中央作業部10Cと、延長作業部左10Lと、延長作業部右10Rとを備えた3分割構造となっている。
中央作業部10Cは、農作業機10の中央部に配置されている。延長作業部左10L及び延長作業部右10Rは、中央作業部10Cの左右方向両端部に設けられた回動支点である前後方向の折畳用軸12を中心として、上下方向に回動可能となっている。延長作業部左10L及び延長作業部右10Rは、回動により折畳非作業状態(閉状態)及び展開作業状態(開状態)に選択的に切り換えることができ、展開作業状態時には中央作業部10Cからの動力によって耕耘作業が可能である。尚、図1においては、延長作業部左10L及び延長作業部右10Rが共に折畳非作業状態の場合を示している。
中央作業部10Cは、トップマスト14、ロアーリンク連結部16、入力軸18、伝動フレーム22、支持フレーム24、耕耘ロータ30、シールドカバー34及びスタンドホルダ36を有している。
トップマスト14及びロアーリンク連結部16は、中央作業部10Cの前方中央部及び前方左右2箇所にそれぞれ設けられている。トップマスト14及び左右2箇所に設けられたロアーリンク連結部16は、図示しないトラクタのトップリンク及び左右2箇所に設けられたロアーリンク(3点リンクヒッチ機構)にそれぞれ連結され、農作業機10はトラクタの後部に昇降可能に装着される。
入力軸18は、中央作業部10Cの前方中央部に設けられたギヤボックス20に内装され、前方に突出している。入力軸18には、トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイント、伝動シャフト等を介して、動力が伝達される。
伝動フレーム22及び支持フレーム24は、本体フレームを兼ね、ギヤボックス20の左右両側に、水平方向に延設されている。伝動フレーム22は、伝動シャフト(図示せず)を内装している。支持フレーム24は、伝動シャフトを内装せず、中空となっていてもよい。伝動フレーム22の側端部にはチェーン伝動ケース26が垂設され、また、支持フレーム24の側端部には側部フレーム28がチェーン伝動ケース26と対向して垂設されている。
耕耘ロータ30は、ロータリ軸32及び複数の耕耘爪33を含む。ロータリ軸32は、チェーン伝動ケース26の下端部と側部フレーム28の下端部との間に軸架されている。複数の耕耘爪33は、ロータリ軸32の軸周りに、脱着可能に取り付けられている。トラクタから入力軸18に伝達された動力は、ギヤボックス20内で変速され、伝動シャフトを回転させてチェーン伝動ケース26を介してロータリ軸32を回転駆動し、耕耘ロータ30を所定方向に回転させて耕耘作業を行う構成となっている。
シールドカバー34は、伝動フレーム22と側部フレーム28の下部間に配置され、耕耘ロータ30を覆う。
スタンドホルダ36は、中央作業部10Cの進行方向側且つ左右両端付近に設けられている。スタンドホルダ36は、農作業機10の非使用時において、農作業機10と、スタンド装置100とを連結するために設けられている。本実施形態において、スタンドホルダ36はコの字形状を有し、少なくとも一対の挿通孔を有している。
農作業機10と、スタンド装置100との連結時は、スタンドホルダ36がスタンド装置100の枠体102の所定の位置を支持・把持する。この配置において、スタンドホルダ36の上部の凹部36aに、枠体102の上端部に設けた支持ピン111が支持される。更に、スタンドホルダ36に設けられた挿通孔と、枠体102に設けられた第1挿通孔110とを貫通して挿通される第1連結部材106を介して、脱着可能に連結される。
本実施形態においては、第1連結部材106はロックピン106である。本実施形態においては、ロックピン106は、ピン106a及びストッパ106b有している。ストッパ106bはコの字形状を有し、両端部がピン106aの両端部にそれぞれ連結される。これによって、ロックピン106の水平方向の位置を拘束する。尚、ストッパ106bはこの態様に限られず、ベータピン等であってもよい。
スタンド装置100をスタンドホルダ36に連結する際は、ロックピン106が取り外された状態で、枠体102の所定の位置をスタンドホルダ36に嵌装する。そして、ロックピン106を、スタンドホルダ36に設けられた挿通孔及びスタンド装置100に設けられた一対の第1挿通孔110に挿通して両者を固定する。
延長作業部左10L及び延長作業部右10Rは、ほぼ左右対称の構造を有するため、以下では特に延長作業部左10Lの構成ついて更に詳細に説明する。延長作業部左10Lは、左油圧シリンダ38L、2つの側部フレーム左28L及び29L、耕耘ロータ30L、シールドカバー左34Lを有している。
左油圧シリンダ38Lは、伸縮動作に基づいて延長作業部左10Lを中央作業部10Cに対して回動させる駆動源としての左回動駆動手段として機能する。延長作業部左10Lは、左油圧シリンダ38Lの作動に基づき、折畳用軸12を中心とする展開方向への所定角度、例えば略180度回動することにより中央作業部10Cの外側方に位置する展開作業状態となり、折畳用軸12を中心とする折畳方向への所定角度、例えば略180度回動することにより中央作業部10Cの上方に位置する折畳非作業状態となる。
側部フレーム左28L及び29Lは、延長作業部左10Lの左右両端に設けられている。
耕耘ロータ30Lは、側部フレーム左28L及び29Lの下部間に、回転自在に支持されている。耕耘ロータ30Lは、中央作業部10Cに設けられた耕耘ロータ30と同様に、ロータリ軸32L及び複数の耕耘爪33Lを有している。
シールドカバー左34Lは、側部フレーム左28L及び29Lの上部間に、耕耘ロータ30Lを覆うように設けられている。本実施形態においては、シールドカバー左34Lは、中央作業部10Cに設けられたシールドカバー34と同様に構成される。
延長作業部左10Lは、耕耘ロータ30Lの回転軸方向の構成が、中央作業部10Cの構成とほぼ同様となっている。つまり、耕耘ロータ30Lの回転軸に直交する平面上の断面において、耕耘ロータ30Lの回転軸、シールドカバー左34Lの断面構成が、中央作業部10Cのそれらとほぼ同様の断面構成を有している。
前述のように、トラクタから入力軸18に伝達された動力が、前述の伝動機構を介して中央作業部10Cの耕耘ロータ30と共に、延長作業部左10L及び延長作業部右10Rに設けられた耕耘ロータ30L及び30Rに伝達され、耕耘ロータ30L及び30Rを所定方向に回転させるように構成されている。
以上、延長作業部左10Lの構成について説明した。延長作業部右10Rの構成は延長作業部左10Lとほぼ同様であり、説明で用いた符号についてはLをRと読み替えればよい。
次いで、図3及び図4を参照しながら、本実施形態に係るスタンド装置100の構成について詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るスタンド装置100の構成を説明する斜視図である。図4は、本実施形態に係るスタンド装置100の構成を説明する側面図である。
本実施形態に係るスタンド装置100は、一対の枠体102と、複数のキャスタ104とを備えている。
一対の枠体102の各々は、水平部102a及び支持部102bを有している。水平部102aは、スタンド装置100が農作業機10を支持している状態において、水平面に対して略平行に延設される。水平部102aの両端には、キャスタ104を装着するためのキャスタ座が設けられている。支持部102bは、水平部102aの一端の近傍から、水平部102aと角度を有して接合されている。また、支持部102bは、スタンド装置100が農作業機10を支持している状態において、水平面に対して角度を有している。支持部102bは、前述の第1挿通孔110を有している。つまり、農作業機10と、スタンド装置100との連結時は、スタンドホルダ36の上部の凹部36aに、支持部102bの上端部に設けた支持ピン111が支持され、農作業機10のスタンドホルダ36がスタンド装置100の支持部102bを把持する。この配置において、スタンドホルダ36に設けられた挿通孔と、枠体102に設けられた第1挿通孔110とを貫通して挿通されるロックピン106を介して、農作業機10と、スタンド装置100とが脱着可能に連結される。第1挿通孔110の数には特に制限は無いが、ロックピン106が支持部102bを貫通して挿通されるために、少なくとも一対の第1挿通孔110を有していればよい。
本実施形態において、水平部102a及び支持部102bは柱状の金属部材であり、一対の枠体102の各々は、支持部102bが水平部102aの一端近傍に溶接されることによって構成されている。また、本実施形態において、水平部102a及び支持部102bは中空であり、矩形状の断面を有する。
複数のキャスタ104は、一対の枠体102の各々に取り付けられている。本実施形態においては、一対の枠体102の各々において、2個のキャスタ104がそれぞれ、水平部102aの両端近傍に設けられたキャスタ座に取り付けられている。
次いで、図5を参照しながら、本実施形態に係るスタンド装置100の、一対の枠体102を互いに連結した状態について説明する。図5は、本実施形態に係るスタンド装置100の、一対の枠体102を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。
一対の枠体102は、第2連結部材108を介して互いに連結可能である。つまり、農作業機10の使用時においては一対の枠体102の各々は、第2連結部材108を介して互いに連結され、一対の枠体102を一体としておくことが可能である。つまり、スタンド装置100の非使用時においても、スタンド装置100を自立させることが可能である。そのため、スタンド装置100の非使用時に、構成部品を壁に立てかけたり、地面に倒したりせずに保管することができる。
第2連結部材108は、一対の枠体102の各々を、所望の間隔を置いて互いに連結することができる部材であればよい。本実施形態においては、水平部102aに連結される第2連結部材108に加え、支持部102bに連結される第3連結部材109によって、一対の枠体102の各々が互いに連結されている。
水平部102aに連結される第2連結部材108は、支持板108a、及び4枚の側板108bを有する。4枚の側板108bは、互いに間隔を置いて、互いに平行に支持板108aの一表面に立設されている。更に、4枚の側板108bの各々には、挿通孔108cが設けられている。
一対の枠体102が、第2連結部材108を介して互いに連結されるときに、支持板108a及び4枚の側板108bは、一対の枠体102の各々の水平部102aを把持するように配置されている。これによって、一対の枠体102の間隔が拘束される。
ここで、一対の枠体102の各々は、第1連結部材106を介して第2連結部材108と連結可能である。前述の通り、本実施形態においては、第1連結部材106はロックピン106である。ロックピン106は、第2連結部材108の側板108bに設けられた挿通孔108cに挿通される。つまり、一対の枠体102の各々の水平部102aは、支持板108a、2枚の側板108b及びロックピン106によってその周囲を囲まれて把持される。
ロックピン106は、ピン106a及びストッパ106b有している。ストッパ106bはコの字形状を有し、両端部がピン106aの両端部にそれぞれ連結される。これによって、ロックピン106の水平方向の位置を拘束する。尚、ストッパ106bはこの態様に限られず、ベータピン等であってもよい。
ロックピン106は、スタンド装置100が農作業機10を支持している状態においては、農作業機10と、一対の枠体102の各々とを連結するための部材である。これによって、第2連結部材108と、一対の枠体102の各々とを安定して連結することができる。更に、ロックピン106の紛失防止にも繋がる。
一方、支持部102bに連結される第3連結部材109は、棒状の連結部材である。第3連結部材109は、一対の枠体102の第1挿通孔110に挿通される。第1挿通孔110は、前述の通り、農作業機とスタンド装置100とを連結した状態において、第1連結部材106(ロックピン106)が挿通される挿通孔である。第3連結部材109の一端には、ストッパが設けられている。第3連結部材109の他端には、ベータピン116を取り付けることができる。これによって、一対の枠体102が所望の間隔を置いて互いに脱着可能に連結される。
尚、本実施形態において、支持部102bに連結される第3連結部材109は必須の構成ではない。つまり、水平部102aに連結される第2連結部材108のみで、一対の枠体102を互いに連結することができる。よって、第3連結部材109は省略してもよい。
本実施形態に係るスタンド装置100は、以上のような構成を有することによって、農作業機10を支持していないとき、つまり農作業機10の使用時等において、スタンド装置100を構成する複数の部品を連結して一体の構成としておくことができる。このとき、スタンド装置100は台車としても機能する。つまり、一対の枠体102の水平部102aの上に荷物等を載せることができ、人力で支持部102b等を押したり引いたりすることによって走行させることができる。そのため、スタンド装置の運搬や移動が容易になるとともに、その他の重量物の運搬や移動のためにも使用することができる。
圃場や倉庫内において、スタンド装置100を構成する複数の部品が分離したまま散乱又は放置されていると、農作業者の移動、農作業機の走行等の妨げになる場合があり、危険を伴う場合もあり得る。本実施形態に係るスタンド装置100は、以上のような構成を有することによって、これらの課題を解決することができる。
また、このとき、農作業機10を連結するための第1連結部材106を介して第2連結部材108及び一対の枠体102の各々を連結可能であるため、第1連結部材106の紛失防止に繋がる。第1連結部材106としては主にロックピン106が用いられるが、これらは細かく小さいものであるため、従来のスタンド装置においては紛失し易いという課題を解決することができる。
<変形例>
本実施形態に係るスタンド装置100の一変形例について説明する。本実施形態においては、一対の枠体102の各々は、ロックピン106を介して第2連結部材108と連結可能である態様を示した。他の例として、一対の枠体102の各々は、磁石を介して第2連結部材108と連結可能としてもよい。この場合、例えば支持板108aの、水平部と重畳する部分に、磁石を設けておけばよい。
<第2実施形態>
本発明によるスタンド装置の、他の実施形態について説明する。本発明によるスタンド装置は、特に第2連結部材108について様々な態様が可能である。以下では、本実施形態に係るスタンド装置200の、水平部102aに連結される第2連結部材108に係る構成を中心に説明する。
図6は、本実施形態に係るスタンド装置200の、一対の枠体102を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。
この例では、第1実施形態に係るスタンド装置100と比較すると、水平部102aに連結される第2連結部材108は、一対のコの字形状の部材が互いに逆向きに連結されている点で異なっている。一対の側板108eは、互いに平行に配置され、支持板108dの両端部に接続されている。一対の側板108eにはそれぞれ、挿通孔108fが設けられている。
一対の枠体102が、第2連結部材108を介して互いに連結されるときに、コの字形状の部材が、一対の枠体102の各々の水平部102aを把持するように配置されている。つまり。一方のコの字形状の部材において、一対の側板108eは、一方の枠体102の水平部102aを挟持するように配置され、支持板108dは、他方の枠体102の水平部102aに接触している。これによって、一対の枠体102が所望の間隔を置いて互いに脱着可能に連結される。
ここで、本実施形態においても、一対の枠体102の各々は、第1連結部材106を介して第2連結部材108と連結可能である。第1連結部材106は、コの字形状の部材に設けられた挿通孔108fに、水平面に対して垂直方向に挿通される。本実施形態においても、第1連結部材106はロックピン106である。ロックピン106は、スタンド装置200が農作業機10を支持している状態においては、農作業機10と、一対の枠体102の各々とを連結するための部材である。これによって、第2連結部材108と、一対の枠体102の各々とを安定して連結することができる。更に、ロックピン106の紛失防止にも繋がる。
尚、本実施形態においても、支持部102bに連結される第3連結部材109は必須の構成ではない。つまり、水平部102aに連結される第2連結部材108のみで、一対の枠体102を互いに連結することができる。よって、第3連結部材109は省略してもよい。
<第3実施形態>
本発明によるスタンド装置の、他の実施形態について説明する。本実施形態においても、スタンド装置の水平部102aに連結される第2連結部材108に係る構成を中心に説明する。
図7は、本実施形態に係るスタンド装置300の、一対の枠体102を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。
この例では、第1実施形態に係るスタンド装置100と比較すると、水平部102aに連結される第2連結部材108は、支持板108g及び一対のロックピン108hを有している点で異なっている。一対のロックピン108hは、支持板108gの一表面に、支持板108gに対して垂直に立設されている。
ここで、一対の枠体102の各々は、第2挿通孔112を更に有する。第2挿通孔112は、ロックピン108hが抜き差し可能に挿通され、第2連結部材108及び一対の枠体102の各々を連結するために設けられる。
一対の枠体102が、第2連結部材108を介して互いに連結されるときに、一対のロックピン108hが、一対の枠体102の各々に設けられた第2挿通孔112に挿通される。これによって、一対の枠体102の間隔が拘束される。更に、この状態においてロックピン108hの先端部にベータピン116が取り付けられる。これによって、水平部102aに対する第2連結部材108の垂直方向の位置が拘束される。これによって、一対の枠体102が所望の間隔を置いて互いに脱着可能に連結される。
<第4実施形態>
本発明によるスタンド装置の、他の実施形態について説明する。本実施形態においても、スタンド装置の水平部102aに連結される第2連結部材108に係る構成を中心に説明する。
図8は、本実施形態に係るスタンド装置400の、一対の枠体102を互いに連結する前の状態(a)、連結時の間隔を置いて配置した状態(b)及び連結した後の状態(c)を説明する斜視図である。
この例では、第1実施形態に係るスタンド装置100と比較すると、第2連結部材108は、一対の枠体102の各々に設けられている点で異なっている。本実施形態においては、一対の第2連結部材108を二組有している。二組の第2連結部材108の内、一方の組は、一対の枠体102の各々の水平部102aの一端近傍に設けられている。二組の第2連結部材108の内、他方の組は、一対の枠体102の各々の水平部102aの他端近傍に設けられている。
一対の第2連結部材108の各々には、2箇所に挿通孔108iが設けられている。一対の枠体102を連結時の間隔を置いて配置した状態(b)において、一対の第2連結部材108の計4か所の挿通孔108iが重畳する。この状態において、一対の第2連結部材108の計4か所の挿通孔108iにロックピン106挿通することによって、一対の枠体102を互いに連結することができる。
本実施形態によれば、第2連結部材108が一対の枠体102に設けられているため、第2連結部材108を紛失することが無い。更に、ロックピン106を介して一対の枠体102が互いに連結されるため、ロックピン106を紛失することも無い。
<第5実施形態>
本発明によるスタンド装置の、他の実施形態について説明する。本実施形態においても、スタンド装置の水平部102aに連結される第2連結部材108に係る構成を中心に説明する。
図9は、本実施形態に係るスタンド装置500の、一対の枠体102を互いに連結する前の状態(a)及び連結した後の状態(b)を説明する斜視図である。
この例では、第1実施形態に係るスタンド装置100と比較すると、第2連結部材108は、一対の枠体102の各々の一端部において、一対の枠体102を互いに連結している点で異なっている。水平部102a及び支持部102bから構成される枠体102は、中空となっているため、水平部102aの両端部及び支持部102bの一端部は開口縁となる。第2連結部材108は、それらの中空部に嵌合する一対の凸部を有する。これによって、一対の枠体102の各々の中空部と、第2連結部材108の凸部とが嵌合することによって連結可能となっている。また、第2連結部材108を枠体102の水平部102aの両端部に接合すれば、第3連結部材109を省略してもよい。
<第6実施形態>
本発明によるスタンド装置の、他の実施形態について説明する。本実施形態においても、スタンド装置の水平部102aに連結される第2連結部材108に係る構成を中心に説明する。
図10は、本実施形態に係るスタンド装置600の、一対の枠体102を互いに連結する前及び連結した後の状態を説明する斜視図である。
この例では、第1実施形態に係るスタンド装置100と比較すると、支持部102bに連結された第2連結部材109は、把手114を有する点で異なっている。このような構成によれば、スタンド装置500の運搬や移動が更に容易になる。
以上、幾つかの実施形態に係るスタンド装置の構成について説明した。本発明によれば、農作業機10の使用時において、取り扱いが容易なスタンド装置を提供することができる。
上記の実施形態においては、特に代掻き作業のための農作業機10を支持するスタンド装置を例示して説明したが、本発明によるスタンド装置はこれに限られず、耕耘・整地作業のための農作業機又は他の目的のための作業機にも適用することができる。つまり、本発明によるスタンド装置の支持部102bを把持することが可能なスタンドホルダ36を有する作業機であればよい。
農作業機:10 中央作業部:10C 延長作業部左:10L 延長作業部右:10R 折畳用軸:12 トップマスト:14 ロアーリンク連結部:16 入力軸:18 ギヤボックス:20 伝動フレーム:22 支持フレーム:24 チェーン伝動ケース:26 側部フレーム:28 耕耘ロータ:30 ロータリ軸:32 シールドカバー:34 スタンドホルダ:36 凹部:36a 左油圧シリンダ38L スタンド装置:100、200、300、400、500、600 枠体:102 水平部:102a 支持部:102b キャスタ:104 第1連結部材(ロックピン):106 第2連結部材:108 第3連結部材109 第1挿通孔:110 支持ピン:111 第2挿通孔:112 把手:114

Claims (9)

  1. 作業機を脱着可能に支持するスタンド装置であって、
    第1連結部材を介して作業機と連結可能であり、第2連結部材を介して互いに連結可能な一対の枠体と、
    前記一対の枠体の各々に取り付けられた複数のキャスタとを備えたスタンド装置。
  2. 前記一対の枠体の各々は、前記第1連結部材を介して前記第2連結部材と連結可能であることを特徴とする請求項1に記載のスタンド装置。
  3. 前記第2連結部材は、前記一対の枠体の各々に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスタンド装置。
  4. 前記第1連結部材は、ロックピンである請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のスタンド装置。
  5. 前記一対の枠体の各々は、前記ロックピンが抜き差し可能に挿通され、前記作業機及び前記一対の枠体の各々を連結するための第1挿通孔を有することを特徴とする請求項4に記載のスタンド装置。
  6. 前記一対の枠体の各々は、前記ロックピンが抜き差し可能に挿通され、前記第2連結部材及び前記一対の枠体の各々を連結するための第2挿通孔を有することを特徴とする請求項4に記載のスタンド装置。
  7. 前記一対の枠体と連結可能な第3連結部材を更に備えた請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載のスタンド装置。
  8. 前記一対の枠体の各々は、磁石を介して前記第2連結部材と連結可能であることを特徴とする請求項1に記載のスタンド装置。
  9. 前記第3連結部材は、把手を有することを特徴とする請求項7に記載のスタンド装置。
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