JP2017538890A - インタークーラアセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、フローが通過可能なハウジング(2)と、このハウジング(2)内に設けられた冷却器(3)とを備えたインタークーラアセンブリ(1)に関する。冷却器(3)は、少なくとも2つの対向する端部パーツ(13,14,15,16)を有していて、少なくとも1つの端部パーツ(13,14,15,16)によってハウジング(2)に接続されている。少なくとも1つの端部パーツ(13,14,15,16)は、ハウジング(2)に対して動くことができるように取り付けられている。以上により、アセンブリ(1)の長寿命化および/または高効率化が実現される。【選択図】図1

Description

本発明は、フローが通過可能なハウジングと、このハウジング内に設けられた給気冷却器とを備えたインタークーラアセンブリに関する。
内燃エンジンが動作するためには、当該内燃エンジンの燃焼室に空気を供給する必要がある。空気は、燃焼室への導入にあたって圧縮されて給気として存在する。これにより、内燃エンジンにおいて、空気の高密度化およびそれによる燃焼プロセスの高効率化を実現できる。公知の熱力学的原理にしたがってターボチャージャによって実行され得る空気の圧縮により空気量が増加するが、そのことは内燃エンジンの効率にとって逆効果である。この悪影響を少しでも緩和するために、空気の圧縮に続けて給気を冷却することがある。そのような冷却は、例えば、冷却器またはインタークーラ(インタークーラアセンブリのハウジング内に設けられて冷却器に接続される)によってなされる。給気を冷却するための冷却液が冷却器を流れるところ、冷却液流れと給気流れとは流体的に互いに分離される。したがって、冷却器と給気とが接触すると、給気が冷却されると共に冷却器が加熱される。
ここで、冷却器に沿って給気または空気が流れると、特に給気流れの方向において、冷却器内で温度差が生じる。冷却器内で温度差が生じると、ハウジングに接続された冷却器が変形し、この変形によって冷却器および/またはハウジングが損傷するおそれがある。また、当該変形が生じると、特にハウジングまたは冷却器での漏れが発生して、それにより給気または冷却液が漏洩するおそれがある。
本発明は、上述したタイプのインタークーラアセンブリに対して、改善されたあるいは少なくとも異なる実施形態であって、特に高負荷容量化および/または長寿命化によって特徴付けられる実施形態を提示するという問題に関する。
この問題は、独立請求項1の主題によって本発明にしたがって解決される。有利な実施形態は従属請求項の主題である。
本発明は、インタークーラアセンブリの冷却器を、フローが通過可能なアセンブリのハウジングに対して当該冷却器の端部パーツによって接続すると共に、当該接続をフレキシブルに構成するという一般的概念に基づく。特に、端部パーツは、ハウジングに対して動けるように、ハウジングに取り付けられる。これにより、冷却器は、少なくとも端部パーツの領域において、ハウジングに対して動くことができる。したがって、例えば、冷却器および/またはハウジングの熱力学的な膨張または収縮を補償することができる。特に、これにより、冷却器内の温度差のために生じる変形を補償することができる。よって、アセンブリの、特に冷却器の耐用年数が長くなる。なぜなら、熱力学的な膨張および収縮によるアセンブリの損傷が回避されまたは少なくとも低減されるためである。また、これによりアセンブリがより高いストレスに耐えられるようになるため、アセンブリの効率、特に冷却器の冷却性能を向上させることができる。熱力学的な膨張および/または収縮ならびにそれによる変形は、特に冷却器内および/またはハウジング内の温度変化または温度差によって生じる。冷却器は、例えば内燃エンジンに供給される空気を冷却する機能を有しており、ここで当該空気は予め圧縮されまたは充填され、したがって給気として存在していてもよい。以下では「給気」の語を一貫して用いるが、アセンブリが非圧縮空気を冷却するためにも使用され得ることは言うまでもない。給気を冷却するために、冷却液、特に水が冷却器のパイプ構造体を流通する。また、給気も冷却器を流通可能であり、ここでパイプ構造体内の冷却液流れと冷却器内の給気流れとは流体的に分離される。したがって、給気は、冷却器を流通する際に、パイプ構造体によって間接的または直接的に冷却される。このため、冷却液は、有利には、給気よりも低温である。パイプ構造体は、2つの端部パーツ、すなわち第1端部パーツおよび第2端部パーツによって側方から囲まれている。2つの端部パーツは、有利には、パイプ構造体に機械的に接続されていて、互いに対向して設けられている。これにより、パイプ構造体は端部パーツによって一体的に保持され得る。このことは特に、端部パーツによってパイプ構造体の分解が防止されることを意味する。本発明によると、冷却器は、少なくとも1つの端部パーツ、好ましくは両方の端部パーツによってハウジングに接続されている。ここで、端部パーツのうち少なくとも1つは、ハウジングに対して動けるように、当該ハウジングに取り付けられている。したがって、特に冷却器がハウジングに当接しない範囲内で、少なくとも1つの可動方向における取付パーツの可動性が実現される。したがって、各可動方向における可動範囲内において、冷却器はハウジングに対して動くことができ、このため本発明によると、温度差に起因する収縮または膨張のためのスペースが作り出される。
冷却される給気はパイプ構造体に沿って流れる。その過程で、給気は冷却される。それにより、パイプ構造体内で温度差が生じ、よってパイプ構造体または冷却器が変形し得る。この変形は、例えばパイプ構造体の曲がりという形で現れ得る。ここで、冷却器、特にパイプ構造体のうち比較的高温の領域における膨張、および/または冷却器、特にパイプ構造体のうち比較的低温の領域における収縮によって、冷却器またはパイプ構造体が曲がる。ここで、冷却器のうち比較的高温の領域は冷却器のうち給気流れに面する領域であることが多く、一方で、比較的低温の領域は給気流れから離れた領域であることが多い。当該変形は、本発明に係る解決策によって補償される。以下では、「変形」の語を、任意のタイプの膨張および収縮ならびにこれらの組合せに対して、特に曲がりに対して使用する。
パイプ構造体は、1つ以上のパイプによって形成され得る、冷却液のための1つ以上の流路を有していてもよい。パイプは、有利には、端部パーツ間を延びかつ当該端部パーツに機械的に接続されている。冷却性能の向上のために、当該パイプを薄肉に構成することが好ましい。特に、平坦パイプがこのために使用されてもよい。ここで、本発明に係る解決策によると、より平坦なまたはより薄いパイプを使用することが考えられ、それにより給気とパイプ構造体との間における伝熱の改善を通じてアセンブリの効率を向上させることができる。
アセンブリは、基本的に、例えば内燃エンジンの複数の燃焼室に給気を供給するために、複数の流体出口を有していてもよい。このため、通常は分流器が使用される。ここで、ハウジングは、分流ハウジングとして構成されていてもよいし、そのような分流器を有していてもよい。これらの場合において、冷却器は、ハウジング内における分流器の上流の任意の領域または分流器内に設けられているのが好ましい。もちろん、冷却器は、分流器の下流に設けられていてもよい。
ハウジング内に冷却器を配置するために、ハウジングは、有利には、挿入開口を有しており、この挿入開口を介して、冷却器の取付け時および/または交換時に、挿入方向において冷却器を挿入しまたは引き出すことができる。挿入開口は、給気流れ方向に対して交差する方向に向いていることが好ましく、その場合、有利には挿入方向も給気流れ方向と交差する。端部パーツは、挿入方向において対向してまたは挿入方向に対して交差するように設けられていることが好ましく、特に対向しかつ挿入方向に対して垂直に設けられていることが好ましい。
各端部パーツは、任意の態様で構成されていてもよい。とりわけ、各端部パーツを一体式の部品として構成することが考えられる。しかしながら、少なくとも1つの端部パーツを分割式の部品として構成することも考えられる。
好ましい実施形態では、冷却器、特にパイプ構造体は、少なくとも1つの端部パーツによってハウジングに対して予圧されている。予圧の方向は、有利には、給気の冷却時に生じることが予想される冷却器、特にパイプ構造体の変形の方向と逆向きである。このことは、冷却器、特にパイプ構造体が負に予圧されることを意味する。したがって、冷却時に生じる冷却器またはパイプ構造体の変形または曲がりによって予圧が相殺され、よって冷却器がその元の形に戻る。特に、変形または曲がりと逆向きに冷却器、特にパイプ構造体を予圧すること、および/またはそれを変形または曲がりに対して相補的に弾性変形させることが好ましい。ここで、冷却器、特にパイプ構造体を予圧する端部パーツは、ハウジングに対して移動不能にまたは固定的に取り付けられていてもよく、それにより安定した予圧が実現される。
有利には、少なくとも1つの端部パーツは、ハウジングからまたはハウジングの壁部から離間して設けられている。ここで、当該端部パーツはハウジングに取り付けられていてもよい。端部パーツをハウジングに離間して取り付けることにより、ハウジングに対する当該端部パーツの移動自由度を実現し、または少なくともそうした効果の単純化を図ることができる。したがって、冷却器またはパイプ構造体の変形に対する優れた補償を行うことができる。
端部パーツは、冷却器を機械的に安定させていることが好ましい。このために、少なくとも1つの端部パーツが好ましくは平面状に延びる壁を有することが有利である。当該壁は、冷却器の補強およびこれに対応した機械的安定性をもたらすものであって、空気流れの方向に、特に当該空気流れと平行に延びている。
ハウジングに対する端部パーツの可動的な取付けは、弾性要素を用いて実現されてもよい。当該弾性要素は、好ましくは、端部パーツとハウジングとの間に設けられていて、端部パーツとハウジングとの間の相対運動を許容するように構成されている。弾性要素は、ハウジング内の状態および温度に適した樹脂から作られていることが好ましい。
ハウジングと端部パーツとの間における弾性要素の取付けは、これによりハウジングと端部パーツとの間の相対運動が所望の範囲にわたって実現される限り、任意の対応でなされてもよい。このために、その内部に弾性要素が少なくとも所定範囲で配置され得る溝をハウジングの内面に設けることが考えられる。
ここで、弾性要素は、任意の形状および/またはサイズを有しかつ任意の態様で延びていてもよい。好ましい変形例では、弾性要素は、対応する端部パーツに沿って、冷却器の周方向に延びている。これにより、ハウジングに対する端部パーツの最大限に均一な可動性が実現され得る。
挿入方向において端部パーツが対向している場合、第1端部パーツが、当該端部パーツとハウジングとを互いに接続するために、ハウジングの対応するハウジングフランジと協働する端部フランジを有することが有利である。ここで、挿入開口の領域に設けられる端部パーツが端部フランジを有することが好ましく、それによりハウジング内における冷却器の取付けが簡略化される。したがって、ハウジングは、挿入開口の領域に、当該挿入開口を含むかまたは取り囲むハウジングフランジを有することが好ましい。
少なくとも1つの端部パーツが突出エッジを有する実施形態が好ましく、当該突出エッジによって端部パーツがハウジングに接続される。ここで、各エッジは、端部パーツが延びる方向に、または当該方向と交差するように、特に直交するように端部パーツから突出している。これにより、冷却器の安定性が向上し、および/またはハウジングに対する端部パーツの可動性が向上する。
エッジは、有利には、ハウジングの対応するスロットに差し込まれてハウジングに接続されている。その代わりに、エッジは、ハウジングの配置領域に配置されてそこでハウジングに接続されていてもよい。これにより、特に、当該エッジのハウジングに対する形状適合接続がなされ、それによって、対応するスロットに沿ったあるいは当該スロットと交差したエッジの移動、したがってハウジングに対する冷却器の相対運動が可能となる。
追加的にまたは代替的に、任意の他の態様においてハウジングにエッジを接続することも考えられる。このために、エッジは、ハウジングに対して例えばロウ付けおよび/または溶接および/または接着されてもよい。
ハウジングに対する端部パーツの相対運動が実現されるように、ハウジングに対して少なくとも1つの端部パーツをロウ付けおよび/または溶接および/または接着することも考えられる。
冷却器は、第1および第2端部パーツに加えて、互いに対向する第3および第4端部パーツを有していてもよい。第3および第4端部パーツは、特に冷却器の安定性を高める機能を有する。ここで、第3および第4端部パーツは、第1および第2端部パーツと交差、特に直交して延びていて、パイプ構造体の対応する側面を囲んでいる。したがって、立方体状の基本形状を有する冷却器は、2つの対向する側面において流通可能となり、かつ他の側面において端部パーツにより区画される。この場合、冷却器は、端部パーツが空気流れの方向に、特に当該方向と平行に延びるように意図をもってハウジング内に配置され、それにより冷却器を流れる給気に対する抵抗が最小限に抑えられる。よって、特に4つの端部パーツのうち2つは挿入方向において互いに対向し、残りの2つは挿入方向と交差する方向において互いに対向する。
好ましい構成では、互いに対向して設けられた2つの端部パーツは、固定具によって互いに接続されている。固定具による接続は、これにより接続される端部パーツが当該固定具と交差する方向におよび互いに、特に当該端部パーツの各伸張平面において動くことを可能とする。それにより、同様に、冷却中に生じた変形の補償が実現される。この効果は、少なくとも1つの別の端部パーツによって冷却器がハウジングに接続されることによってより顕著になる。隣り合う端部パーツが互いに接触しない態様で設けられている場合、さらに改善される。ここで、固定具は、任意の態様で構成されていてもよく、例えばシリンダおよび/またはねじおよび/またはバーであってもよい。ここで、各固定具は、パイプ構造体を通って延びていないことが好ましい。また、挿入方向に対して交差して延びかつ互いに対向して設けられた端部パーツが、そのような固定具によって互いに接続されていることが好ましい。
パイプ構造体への冷却液の供給は回路によって行われるのが好ましく、それにより冷却液は、少なくとも1つの入口を通ってパイプ構造体に導入され、少なくとも1つの出口を通ってパイプ構造体から導出される。
有利な実施形態によると、1つの端部パーツは冷却液ボックスを有するか、または同様に構成されている。このことは、挿入方向において挿入開口から離れた端部パーツに適用されることが好ましく、それによりハウジングへの冷却器の取付けが簡略化される。冷却液ボックスは、特に、パイプ構造体内の冷却液の流れ方向を変える機能を有する。このために、冷却液ボックスは、少なくとも1つの分岐室を有していてもよく、それにより第1パイプから流入した冷却液の向きを変えて第2パイプに導く。
反対側の端部パーツ、すなわち挿入開口の領域に設けられた端部パーツもまた、そのような冷却液ボックスを有していてもよい。この冷却液ボックスは、冷却液を複数の第1パイプに分流するための分流室を有していてもよい。また、複数の第2パイプから流れてきた冷却液を集めるための捕集室が設けられまたは形成されていてもよい。したがって、少なくとも1つの入口が分流室に接続され、少なくとも1つの出口が捕集室に接続される。
別の有利な実施形態では、冷却器は、端部パーツによってハウジング内に回動可能に設けられている。ここで、対応するピボット軸は、この端部パーツを通りかつ特に当該端部パーツに垂直に延びている。このことは、例えば、端部パーツがハウジングに対して例えば上記壁または上記エッジによって接続され、かつ当該壁またはエッジがハウジングに対して移動可能、特に回動可能であることにより実現され得る。
各端部パーツは、ハウジングに対して任意の態様で取り付けられていてもよい。このために、ハウジングと端部パーツとは、互いにフランジ止め、特に圧着されていてもよい。これにより、特に、シンプルおよび/または可動的な取付けが可能となる。
各端部パーツは、ハウジングに対して、ねじ止めまたはねじ、特につば付きねじによって取り付けられていてもよく、それによりシンプルおよび/または可動的な取付けが可能となる。
本発明の別の重要な特徴および利点は、従属請求項から、図面から、および図面を参照した関連する図の説明から明らかになるだろう。
上述したあるいは後述する特徴は、それぞれに示された組合せにおいてのみでなく、本発明の範囲を逸脱することなく、他の組合せまたは単独でも使用され得ることを理解されたい。
図1は、インタークーラアセンブリの斜視図である。 図2は、アセンブリの冷却器の斜視図である。 図3は、アセンブリの一部を拡大して示す側面図である。 図4は、別の実施形態のアセンブリの側面図である。 図5は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図である。 図6は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図であって、別の実施形態のものである。 図7は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図であって、さらに別の実施形態のものである。 図8は、アセンブリの一部の縦断面図である。 図9は、別の実施形態における図8相当図である。 図10は、さらに別の実施形態のアセンブリの縦断面図である。 図11は、アセンブリの断面斜視図である。 図12は、別の実施形態における図11相当図である。 図13は、アセンブリの一部の断面図である。 図14は、別の実施形態における図13相当図である。 図15は、別の実施形態における図2相当図である。 図16は、冷却器を含む装置の元の形を示す側面図である。 図17は、アセンブリの動作中における図16相当図である。 図18は、ハウジングに接続された冷却器の図16相当図である。 図19は、アセンブリの動作中における図18相当図である。
以下、本発明の好ましい例示的な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一の参照符号は、同一のもしくは類似の、または機能的に同一の構成要素を示す。
図1に示すように、インタークーラアセンブリ1(単にアセンブリ1とも言う)は、ハウジング2と、インタークーラ3とも呼ばれる冷却器3とを備えている。ハウジング2は、配電器本体2’として構成されていて、1つの空気入口4と、この空気入口4に流体接続された複数の空気出口5とを有する。ハウジング2は、空気入口4と空気出口5との間に収容空間6を有しており、当該収容空間6にはハウジング2の挿入開口7を介して冷却器3が挿入されている。ここで、冷却器3は、挿入開口7を介して挿入方向8に向けてハウジング2に挿入される。空気入口4を通って空気流れ方向9に向けてハウジング2に流れ込む空気、特に給気は、冷却器3によって冷却され、空気出口5を通ってハウジング2またはアセンブリ1から流出し、そして例えば内燃エンジン(図示せず)へ向かう。ここで、給気は、排ガスターボチャージャ(図示せず)の圧縮機(図示せず)によって生じてもよい。
図2は、冷却器3を示す斜視図である。この冷却器3は、挿入方向8に伸びる複数のパイプ11を有するパイプ構造体10を備えており、複数のパイプ11の間にはリブ構造体12が設けられている。冷却器3は、4つの端部パーツ13,14,15,16を有する。すなわち、2つの端部パーツ13,14は、挿入方向8において対向しており、以下では純粋に理解しやすいように、これらを第1端部パーツ13および第2端部パーツ14とする。また、冷却器3は、挿入方向8および空気流れ方向9に対して直交する方向において対向する端部に、別の2つの端部パーツ13,14,15,16を有しており、以下では純粋に理解しやすいように、これらを第3端部パーツ15および第4端部パーツ16とする。端部パーツ15,16は、それぞれの対向する側面においてパイプ構造体10を囲んでいて、また当該パイプ構造体10を一体的に保持している。図1および図2からわかるように、第1端部パーツ13は端部フランジ17を有しており、当該端部フランジ17は挿入開口7の領域に設けられたハウジングフランジ18と相互作用し、それにより冷却器3がハウジング2に取り付けられる。第1端部パーツ13の反対側にある第2端部パーツ14は、第1端部パーツ13とは逆方向を向いた側面に冷却液ボックス19を有する。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は、実質的に平坦に形成されている。
給気を冷却するために冷却液、例えば水が使用される。冷却液は、パイプ構造体10を流通し、よって空気流れ方向9においてパイプ11とリブ構造体12との間を流れる給気を冷却する。冷却液は、第1端部パーツ13に設けられた外部入口20を介してパイプ構造体10に流入し、そして同じく第1端部パーツ13に設けられた出口21を介してパイプ構造体10から流出する。ここで、冷却液ボックス19内の冷却液はパイプ11の間で流れ方向を変えられる。給気が冷却されると共に冷却器が加熱されることで、パイプ構造体10内で温度差が生じ、それにより冷却器3またはパイプ構造体10が膨張あるいは収縮して変形する。
本発明によると、冷却器3が、少なくとも1つの端部パーツ13,14,15,16を介してハウジング2に接続されており、当該端部パーツ13,14,15,16のうち少なくとも1つはハウジング2に可動的に取り付けられているので、上記変形による損傷が回避されるかまたは少なくとも低減される。図3は、第1端部パーツ13をハウジング2に取り付けるための第1実施形態を示している。ここで、符号Aで示される領域は、断面で表されていて、また図5に拡大して示されている。これらの図からわかるように、端部フランジ17は、ハウジングフランジ18にねじ22で接続されている。ねじ22は、この例では、つば付きねじ22’である。また、弾性要素23が、端部フランジ17に向かって開口するハウジング2の溝24に設けられている。これにより、接続フランジ17はハウジングフランジ18に当接し、弾性要素23のおかげで挿入方向8においてハウジング2に対して端部パーツ13、したがって冷却器3が動くことが可能となり、上記損傷が回避もしくは相殺され、および/または公差が補償される。さらに、弾性要素23は収容空間6をシールする機能を有する。
図6は、別の実施形態を示している。この実施形態では、第1端部パーツ13、したがって端部フランジ17が、ハウジング2に対して、したがってハウジングフランジ18に対して離間して設けられている。このため、弾性要素23は溝14から突出している。
図7に示す実施形態は、図6に示す実施形態と比較して、第1端部パーツ13がハウジング2にフランジ固定されかつ当該ハウジング2の壁部30から離間している点で異なる。この例では、フランジ固定のおかげで、ハウジング2に対する冷却器3の動きの自由度が向上する。
図3、図5、図6、および図7に示す実施形態では、弾性要素23は、図4に示すような第1端部パーツ13の周方向25において延びている。これにより、冷却器3の動きの自由度が均一なものになる。また、冷却器3がハウジング2に対して異なる領域で異なる程度をもって動くことが可能である。これにより、両矢印26で示すように冷却器3がハウジング2に対して相対的に傾くことが可能となり、上記損傷が抑制されるかまたは公差補償がなされる。
図8および図9は、冷却液ボックス19を有する第2端部パーツ14によって冷却器3をハウジング2に取り付けるための実施形態を示している。これらの図に示すように、一方で、ハウジング2は、内部に冷却液ボックス19が設けられるマウント27を有する。この例では、マウント27は冷却液ボックス19よりも大きい。他方で、第2接続パーツ14は、冷却液ボックス19とパイプ構造体10との間に設けられた平面壁28を有する。この例では、この壁28によって第2端部パーツ14がハウジング2に取り付けられている。図8では、壁は、マウント27よりも外側に延びていて、ねじ22を用いてハウジング2に接続されている。図9では、壁28は、マウント27よりも内側に設けられていて、そこでハウジング2に接触している。したがって、図9に示す実施形態では、第2端部パーツ14、したがって冷却器3は挿入方向8においてハウジング2に対して動くことができる。また、第2端部パーツ14は、この第2端部パーツ14を通って延びかつ挿入方向8に平行なピボット軸29回りに回動可能であり、よってハウジング2に対して動くことができる。
図10は、アセンブリの別の実施形態を示している。ここでは、冷却器3は、2つだけの端部パーツ13,14、すなわち第1端部パーツ13および第2端部パーツ14を備えている。両端部パーツ13,14は壁28を有する。第1端部パーツ13は、この第1端部パーツ13が延びる方向において壁28から突出する2つの対向エッジ31を有する。ここで、各エッジ31は、第1端部パーツ13から挿入方向8に対して垂直に突出しかつハウジング2の対応するスロット32に差し込まれ、よってハウジング2に取り付けられている。それにより、第1端部パーツ13とハウジング2との間において形状適合接続がなされている。また、エッジ31は、円周方向25において延びていて、円周方向25において環状に延びている。これにより、冷却器3は、ハウジング2に対して、第1端部パーツ13および第2端部パーツ14を通って挿入方向8と平行に延びるピボット軸29回りにまたは円周方向25において、相対的に回動可能であるかまたは相対的に傾くことができる。また、第1端部パーツ13は、空気流れ方向9において、ハウジング2に対して動くことができる。
図10に対して、図11に示す実施形態では、第3端部パーツ15および第4端部パーツ16のみが設けられている。これらの端部パーツ15,16はそれぞれ2つのエッジ31を有しており、当該エッジ31は、端部パーツ15,16が延びる方向に対して垂直に、対応する端部パーツ15,16から突出している。エッジ31はそれぞれ対応するスロット32に差し込まれており、よって冷却器3がハウジング2に取り付けられている。したがって、エッジ31とハウジング2との間において形状適合接続がなされており、エッジ31は対応するスロット32に沿って移動可能である。ここで、スロット32およびエッジ31は挿入方向8において平行に延びているので、第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は挿入方向8においてハウジング2に対して動くことができる。
図11に示す実施形態では、冷却器3のハウジング2への取付けは当該冷却器を当該ハウジングに挿入することで行われ得る。これに対して、図10に示す実施形態(図13に一方のエッジ31の領域を拡大して示す)における取付けでは、エッジ31周りを包み込む必要がある。
図12は、別の実施形態を示している。この実施形態では、第3端部パーツ15および/または第4端部パーツ16が、ハウジング2に接着および/またはロウ付けおよび/または溶接されていてもよい。したがって、図11に対して、形状適合接続が省略され得る。ここで、ハウジング2のうち冷却器3に対応する領域には、当該冷却器3を受けるためのくびれ部36が形成されている。
図14は、さらに別の実施形態を示している。この実施形態は、例えば図11に示す変形例に適用されてもよい。この例では、エッジ31は、第3端部パーツ15または第4端部パーツ16が延びる方向に、対応する端部パーツ15,16から突出していて、ハウジング2の配置領域33に配置されている。ここで、各エッジ31は対応する配置領域33において接着されていてもよい。
図15は、ある実施形態の冷却器3を示している。この冷却器3は、4つの端部パーツ13,14,15,16を備えている。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は、それぞれが空気流れ方向9において突出するエッジ31を有する。また、第3端部パーツ15と第4端部パーツ16とは、図15に取り付けられていない状態を示す2つの固定具34によって互いに接続されている。ここで、固定具34は、当該固定具34と交差する方向における第3端部パーツ15および第4端部パーツ16の相対移動を許容し、それにより上記損傷を回避することまたは少なくとも低減することが可能となる。
図16は、冷却器3が元の形、すなわちハウジング2に取り付けられる前の形またはアセンブリ1が動作していないときの形にある状態を示している。この冷却器3の元の形あるいは状態は、動作中の冷却器3の望ましい形である。なぜなら、この形であれば、冷却器3の損傷が回避または低減されるためである。冷却器3は、接続フランジ17を介してハウジングフランジに固定接続されていて、よって実質的にハウジングに固定されている。元の状態では、第3端部パーツ15と第4端部パーツ16とは、互いに平行に平面状に延びている。したがって、元の形にある冷却器3の縦中心軸35は、当該冷却器3の中心を通っている。
図17は、アセンブリ1の動作中における図16の冷却器の形を示している。冷却器内で生じる温度差のために、当該冷却器3は、特にパイプ構造体10において、図16に示す例では下方に曲がる。この変形したあるいは曲がった状態では、冷却器3は、その元の形における縦中心軸35に沿って延びていない。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は曲がっている。とりわけ、この状態では冷却器3またはアセンブリ1において損傷が生じ得る。
図17に示すような冷却器3の曲がりを抑制するために、図18では冷却器3が予圧される。予圧は、ハウジング2にねじ込まれたねじ22によって与えられる。当該ねじは、ハウジング2またはその壁部30に対して第3端部パーツ15、したがって冷却器3を予圧する。したがって、図17に示すようなアセンブリ1の動作中に生じると予想される変形または曲がりとは逆方向に予圧が与えられる。第3端部パーツ15、したがって冷却器3は、よって負の予圧を与えられる。冷却器3は、その元の形における縦中心軸35に沿って延びていない。
ここで、第3端部パーツ15は、ハウジング2に対して移動可能に取り付けられているかまたは予圧されている。装置1の動作中、冷却器3は図17に示す方向に曲がる。ここで、予圧は、当該予圧と曲がりとが互いに逆向きになるように選択されており、そのため冷却器3は、図19に示すように、動作中にその元の形を呈する。この状態では、冷却器3は、望ましく、その元の形における縦中心軸35に実質的に沿って延びる。したがって、アセンブリ1、特に冷却器3の損傷が回避されまたは少なくとも低減される。
本発明は、フローが通過可能なハウジングと、このハウジング内に設けられた給気冷却器とを備えたインタークーラアセンブリに関する。
内燃エンジンが動作するためには、当該内燃エンジンの燃焼室に空気を供給する必要がある。空気は、燃焼室への導入にあたって圧縮されて給気として存在する。これにより、内燃エンジンにおいて、空気の高密度化およびそれによる燃焼プロセスの高効率化を実現できる。公知の熱力学的原理にしたがってターボチャージャによって実行され得る空気の圧縮により空気量が増加するが、そのことは内燃エンジンの効率にとって逆効果である。この悪影響を少しでも緩和するために、空気の圧縮に続けて給気を冷却することがある。そのような冷却は、例えば、冷却器またはインタークーラ(インタークーラアセンブリのハウジング内に設けられて冷却器に接続される)によってなされる。給気を冷却するための冷却液が冷却器を流れるところ、冷却液流れと給気流れとは流体的に互いに分離される。したがって、冷却器と給気とが接触すると、給気が冷却されると共に冷却器が加熱される。
そのようなインタークーラアセンブリが、独国特許出願公開第102012206121号明細書から知られている。この装置は、フローが通過可能なハウジングを備えており、このハウジング内にはパイプ構造体を有する冷却器が設けられている。パイプ構造体は端部パーツによって囲まれている。パイプ構造体と1つの端部パーツとの間には、冷却器をシールするためのシール手段が設けられている。
国際特許公開第2006/088411号明細書には、ハウジングと、このハウジング内に設けられた冷却器とを備えたインタークーラアセンブリが開示されている。また、4つの端部パーツが設けられており、その内の3つはハウジングに機械的に接続され、残りの1つはハウジングから離間している。
ここで、冷却器に沿って給気または空気が流れると、特に給気流れの方向において、冷却器内で温度差が生じる。冷却器内で温度差が生じると、ハウジングに接続された冷却器が変形し、この変形によって冷却器および/またはハウジングが損傷するおそれがある。また、当該変形が生じると、特にハウジングまたは冷却器での漏れが発生して、それにより給気または冷却液が漏洩するおそれがある。
本発明は、上述したタイプのインタークーラアセンブリに対して、改善されたあるいは少なくとも異なる実施形態であって、特に高負荷容量化および/または長寿命化によって特徴付けられる実施形態を提示するという問題に関する。
この問題は、独立請求項1の主題によって本発明にしたがって解決される。有利な実施形態は従属請求項の主題である。
本発明は、インタークーラアセンブリの冷却器を、フローが通過可能なアセンブリのハウジングに対して当該冷却器の端部パーツによって接続すると共に、当該接続をフレキシブルに構成するという一般的概念に基づく。特に、端部パーツは、ハウジングに対して動けるように、ハウジングに取り付けられる。これにより、冷却器は、少なくとも端部パーツの領域において、ハウジングに対して動くことができる。したがって、例えば、冷却器および/またはハウジングの熱力学的な膨張または収縮を補償することができる。特に、これにより、冷却器内の温度差のために生じる変形を補償することができる。よって、アセンブリの、特に冷却器の耐用年数が長くなる。なぜなら、熱力学的な膨張および収縮によるアセンブリの損傷が回避されまたは少なくとも低減されるためである。また、これによりアセンブリがより高いストレスに耐えられるようになるため、アセンブリの効率、特に冷却器の冷却性能を向上させることができる。熱力学的な膨張および/または収縮ならびにそれによる変形は、特に冷却器内および/またはハウジング内の温度変化または温度差によって生じる。冷却器は、例えば内燃エンジンに供給される空気を冷却する機能を有しており、ここで当該空気は予め圧縮されまたは充填され、したがって給気として存在していてもよい。以下では「給気」の語を一貫して用いるが、アセンブリが非圧縮空気を冷却するためにも使用され得ることは言うまでもない。給気を冷却するために、冷却液、特に水が冷却器のパイプ構造体を流通する。また、給気も冷却器を流通可能であり、ここでパイプ構造体内の冷却液流れと冷却器内の給気流れとは流体的に分離される。したがって、給気は、冷却器を流通する際に、パイプ構造体によって間接的または直接的に冷却される。このため、冷却液は、有利には、給気よりも低温である。パイプ構造体は、2つの端部パーツ、すなわち第1端部パーツおよび第2端部パーツによって側方から囲まれている。2つの端部パーツは、有利には、パイプ構造体に機械的に接続されていて、互いに対向して設けられている。これにより、パイプ構造体は端部パーツによって一体的に保持され得る。このことは特に、端部パーツによってパイプ構造体の分解が防止されることを意味する。本発明によると、冷却器は、少なくとも1つの端部パーツ、好ましくは両方の端部パーツによってハウジングに接続されている。ここで、端部パーツのうち少なくとも1つは、ハウジングに対して動けるように、当該ハウジングに取り付けられている。したがって、特に冷却器がハウジングに当接しない範囲内で、少なくとも1つの可動方向における取付パーツの可動性が実現される。したがって、各可動方向における可動範囲内において、冷却器はハウジングに対して動くことができ、このため本発明によると、温度差に起因する収縮または膨張のためのスペースが作り出される。
冷却される給気はパイプ構造体に沿って流れる。その過程で、給気は冷却される。それにより、パイプ構造体内で温度差が生じ、よってパイプ構造体または冷却器が変形し得る。この変形は、例えばパイプ構造体の曲がりという形で現れ得る。ここで、冷却器、特にパイプ構造体のうち比較的高温の領域における膨張、および/または冷却器、特にパイプ構造体のうち比較的低温の領域における収縮によって、冷却器またはパイプ構造体が曲がる。ここで、冷却器のうち比較的高温の領域は冷却器のうち給気流れに面する領域であることが多く、一方で、比較的低温の領域は給気流れから離れた領域であることが多い。当該変形は、本発明に係る解決策によって補償される。以下では、「変形」の語を、任意のタイプの膨張および収縮ならびにこれらの組合せに対して、特に曲がりに対して使用する。
パイプ構造体は、1つ以上のパイプによって形成され得る、冷却液のための1つ以上の流路を有していてもよい。パイプは、有利には、端部パーツ間を延びかつ当該端部パーツに機械的に接続されている。冷却性能の向上のために、当該パイプを薄肉に構成することが好ましい。特に、平坦パイプがこのために使用されてもよい。ここで、本発明に係る解決策によると、より平坦なまたはより薄いパイプを使用することが考えられ、それにより給気とパイプ構造体との間における伝熱の改善を通じてアセンブリの効率を向上させることができる。
アセンブリは、基本的に、例えば内燃エンジンの複数の燃焼室に給気を供給するために、複数の流体出口を有していてもよい。このため、通常は分流器が使用される。ここで、ハウジングは、分流ハウジングとして構成されていてもよいし、そのような分流器を有していてもよい。これらの場合において、冷却器は、ハウジング内における分流器の上流の任意の領域または分流器内に設けられているのが好ましい。もちろん、冷却器は、分流器の下流に設けられていてもよい。
ハウジング内に冷却器を配置するために、ハウジングは、有利には、挿入開口を有しており、この挿入開口を介して、冷却器の取付け時および/または交換時に、挿入方向において冷却器を挿入しまたは引き出すことができる。挿入開口は、給気流れ方向に対して交差する方向に向いていることが好ましく、その場合、有利には挿入方向も給気流れ方向と交差する。端部パーツは、挿入方向において対向してまたは挿入方向に対して交差するように設けられていることが好ましく、特に対向しかつ挿入方向に対して垂直に設けられていることが好ましい。
各端部パーツは、任意の態様で構成されていてもよい。とりわけ、各端部パーツを一体式の部品として構成することが考えられる。しかしながら、少なくとも1つの端部パーツを分割式の部品として構成することも考えられる。
本発明によると、冷却器、特にパイプ構造体は、少なくとも1つの端部パーツによってハウジングに対して予圧されている。予圧の方向は、給気の冷却時に生じることが予想される冷却器、特にパイプ構造体の変形の方向と逆向きである。このことは、冷却器、特にパイプ構造体が負に予圧されることを意味する。したがって、冷却時に生じる冷却器またはパイプ構造体の変形または曲がりによって予圧が相殺され、よって冷却器がその元の形に戻る。特に、変形または曲がりと逆向きに冷却器、特にパイプ構造体を予圧すること、および/またはそれを変形または曲がりに対して相補的に弾性変形させることが好ましい。ここで、冷却器、特にパイプ構造体を予圧する端部パーツは、ハウジングに対して移動不能にまたは固定的に取り付けられていてもよく、それにより安定した予圧が実現される。
有利には、少なくとも1つの端部パーツは、ハウジングからまたはハウジングの壁部から離間して設けられている。ここで、当該端部パーツはハウジングに取り付けられていてもよい。端部パーツをハウジングに離間して取り付けることにより、ハウジングに対する当該端部パーツの移動自由度を実現し、または少なくともそうした効果の単純化を図ることができる。したがって、冷却器またはパイプ構造体の変形に対する優れた補償を行うことができる。
端部パーツは、冷却器を機械的に安定させていることが好ましい。このために、少なくとも1つの端部パーツが好ましくは平面状に延びる壁を有することが有利である。当該壁は、冷却器の補強およびこれに対応した機械的安定性をもたらすものであって、空気流れの方向に、特に当該空気流れと平行に延びている。
ハウジングに対する端部パーツの可動的な取付けは、弾性要素を用いて実現されてもよい。当該弾性要素は、好ましくは、端部パーツとハウジングとの間に設けられていて、端部パーツとハウジングとの間の相対運動を許容するように構成されている。弾性要素は、ハウジング内の状態および温度に適した樹脂から作られていることが好ましい。
ハウジングと端部パーツとの間における弾性要素の取付けは、これによりハウジングと端部パーツとの間の相対運動が所望の範囲にわたって実現される限り、任意の対応でなされてもよい。このために、その内部に弾性要素が少なくとも所定範囲で配置され得る溝をハウジングの内面に設けることが考えられる。
ここで、弾性要素は、任意の形状および/またはサイズを有しかつ任意の態様で延びていてもよい。好ましい変形例では、弾性要素は、対応する端部パーツに沿って、冷却器の周方向に延びている。これにより、ハウジングに対する端部パーツの最大限に均一な可動性が実現され得る。
挿入方向において端部パーツが対向している場合、第1端部パーツが、当該端部パーツとハウジングとを互いに接続するために、ハウジングの対応するハウジングフランジと協働する端部フランジを有することが有利である。ここで、挿入開口の領域に設けられる端部パーツが端部フランジを有することが好ましく、それによりハウジング内における冷却器の取付けが簡略化される。したがって、ハウジングは、挿入開口の領域に、当該挿入開口を含むかまたは取り囲むハウジングフランジを有することが好ましい。
少なくとも1つの端部パーツが突出エッジを有する実施形態が好ましく、当該突出エッジによって端部パーツがハウジングに接続される。ここで、各エッジは、端部パーツが延びる方向に、または当該方向と交差するように、特に直交するように端部パーツから突出している。これにより、冷却器の安定性が向上し、および/またはハウジングに対する端部パーツの可動性が向上する。
エッジは、有利には、ハウジングの対応するスロットに差し込まれてハウジングに接続されている。その代わりに、エッジは、ハウジングの配置領域に配置されてそこでハウジングに接続されていてもよい。これにより、特に、当該エッジのハウジングに対する形状適合接続がなされ、それによって、対応するスロットに沿ったあるいは当該スロットと交差したエッジの移動、したがってハウジングに対する冷却器の相対運動が可能となる。
追加的にまたは代替的に、任意の他の態様においてハウジングにエッジを接続することも考えられる。このために、エッジは、ハウジングに対して例えばロウ付けおよび/または溶接および/または接着されてもよい。
ハウジングに対する端部パーツの相対運動が実現されるように、ハウジングに対して少なくとも1つの端部パーツをロウ付けおよび/または溶接および/または接着することも考えられる。
冷却器は、第1および第2端部パーツに加えて、互いに対向する第3および第4端部パーツを有していてもよい。第3および第4端部パーツは、特に冷却器の安定性を高める機能を有する。ここで、第3および第4端部パーツは、第1および第2端部パーツと交差、特に直交して延びていて、パイプ構造体の対応する側面を囲んでいる。したがって、立方体状の基本形状を有する冷却器は、2つの対向する側面において流通可能となり、かつ他の側面において端部パーツにより区画される。この場合、冷却器は、端部パーツが空気流れの方向に、特に当該方向と平行に延びるように意図をもってハウジング内に配置され、それにより冷却器を流れる給気に対する抵抗が最小限に抑えられる。よって、特に4つの端部パーツのうち2つは挿入方向において互いに対向し、残りの2つは挿入方向と交差する方向において互いに対向する。
好ましい構成では、互いに対向して設けられた2つの端部パーツは、固定具によって互いに接続されている。固定具による接続は、これにより接続される端部パーツが当該固定具と交差する方向におよび互いに、特に当該端部パーツの各伸張平面において動くことを可能とする。それにより、同様に、冷却中に生じた変形の補償が実現される。この効果は、少なくとも1つの別の端部パーツによって冷却器がハウジングに接続されることによってより顕著になる。隣り合う端部パーツが互いに接触しない態様で設けられている場合、さらに改善される。ここで、固定具は、任意の態様で構成されていてもよく、例えばシリンダおよび/またはねじおよび/またはバーであってもよい。ここで、各固定具は、パイプ構造体を通って延びていないことが好ましい。また、挿入方向に対して交差して延びかつ互いに対向して設けられた端部パーツが、そのような固定具によって互いに接続されていることが好ましい。
パイプ構造体への冷却液の供給は回路によって行われるのが好ましく、それにより冷却液は、少なくとも1つの入口を通ってパイプ構造体に導入され、少なくとも1つの出口を通ってパイプ構造体から導出される。
有利な実施形態によると、1つの端部パーツは冷却液ボックスを有するか、または同様に構成されている。このことは、挿入方向において挿入開口から離れた端部パーツに適用されることが好ましく、それによりハウジングへの冷却器の取付けが簡略化される。冷却液ボックスは、特に、パイプ構造体内の冷却液の流れ方向を変える機能を有する。このために、冷却液ボックスは、少なくとも1つの分岐室を有していてもよく、それにより第1パイプから流入した冷却液の向きを変えて第2パイプに導く。
反対側の端部パーツ、すなわち挿入開口の領域に設けられた端部パーツもまた、そのような冷却液ボックスを有していてもよい。この冷却液ボックスは、冷却液を複数の第1パイプに分流するための分流室を有していてもよい。また、複数の第2パイプから流れてきた冷却液を集めるための捕集室が設けられまたは形成されていてもよい。したがって、少なくとも1つの入口が分流室に接続され、少なくとも1つの出口が捕集室に接続される。
別の有利な実施形態では、冷却器は、端部パーツによってハウジング内に回動可能に設けられている。ここで、対応するピボット軸は、この端部パーツを通りかつ特に当該端部パーツに垂直に延びている。このことは、例えば、端部パーツがハウジングに対して例えば上記壁または上記エッジによって接続され、かつ当該壁またはエッジがハウジングに対して移動可能、特に回動可能であることにより実現され得る。
各端部パーツは、ハウジングに対して任意の態様で取り付けられていてもよい。このために、ハウジングと端部パーツとは、互いにフランジ止め、特に圧着されていてもよい。これにより、特に、シンプルおよび/または可動的な取付けが可能となる。
各端部パーツは、ハウジングに対して、ねじ止めまたはねじ、特につば付きねじによって取り付けられていてもよく、それによりシンプルおよび/または可動的な取付けが可能となる。
本発明の別の重要な特徴および利点は、従属請求項から、図面から、および図面を参照した関連する図の説明から明らかになるだろう。
上述したあるいは後述する特徴は、それぞれに示された組合せにおいてのみでなく、本発明の範囲を逸脱することなく、他の組合せまたは単独でも使用され得ることを理解されたい。
図1は、インタークーラアセンブリの斜視図である。 図2は、アセンブリの冷却器の斜視図である。 図3は、アセンブリの一部を拡大して示す側面図である。 図4は、別の実施形態のアセンブリの側面図である。 図5は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図である。 図6は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図であって、別の実施形態のものである。 図7は、図3において符号Aで示す領域の縦断面図であって、さらに別の実施形態のものである。 図8は、本発明によらない変形例のアセンブリの一部の縦断面図である。 図9は、別の実施形態における図8相当図である。 図10は、さらに別の実施形態のアセンブリの縦断面図である。 図11は、アセンブリの断面斜視図である。 図12は、別の実施形態における図11相当図である。 図13は、アセンブリの一部の断面図である。 図14は、別の実施形態における図13相当図である。 図15は、別の実施形態における図2相当図である。 図16は、冷却器を含む装置の元の形を示す側面図である。 図17は、アセンブリの動作中における図16相当図である。 図18は、ハウジングに接続された冷却器の図16相当図である。 図19は、アセンブリの動作中における図18相当図である。
以下、本発明の好ましい例示的な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、同一の参照符号は、同一のもしくは類似の、または機能的に同一の構成要素を示す。
図1に示すように、インタークーラアセンブリ1(単にアセンブリ1とも言う)は、ハウジング2と、インタークーラ3とも呼ばれる冷却器3とを備えている。ハウジング2は、配電器本体2’として構成されていて、1つの空気入口4と、この空気入口4に流体接続された複数の空気出口5とを有する。ハウジング2は、空気入口4と空気出口5との間に収容空間6を有しており、当該収容空間6にはハウジング2の挿入開口7を介して冷却器3が挿入されている。ここで、冷却器3は、挿入開口7を介して挿入方向8に向けてハウジング2に挿入される。空気入口4を通って空気流れ方向9に向けてハウジング2に流れ込む空気、特に給気は、冷却器3によって冷却され、空気出口5を通ってハウジング2またはアセンブリ1から流出し、そして例えば内燃エンジン(図示せず)へ向かう。ここで、給気は、排ガスターボチャージャ(図示せず)の圧縮機(図示せず)によって生じてもよい。
図2は、冷却器3を示す斜視図である。この冷却器3は、挿入方向8に伸びる複数のパイプ11を有するパイプ構造体10を備えており、複数のパイプ11の間にはリブ構造体12が設けられている。冷却器3は、4つの端部パーツ13,14,15,16を有する。すなわち、2つの端部パーツ13,14は、挿入方向8において対向しており、以下では純粋に理解しやすいように、これらを第1端部パーツ13および第2端部パーツ14とする。また、冷却器3は、挿入方向8および空気流れ方向9に対して直交する方向において対向する端部に、別の2つの端部パーツ13,14,15,16を有しており、以下では純粋に理解しやすいように、これらを第3端部パーツ15および第4端部パーツ16とする。端部パーツ15,16は、それぞれの対向する側面においてパイプ構造体10を囲んでいて、また当該パイプ構造体10を一体的に保持している。図1および図2からわかるように、第1端部パーツ13は端部フランジ17を有しており、当該端部フランジ17は挿入開口7の領域に設けられたハウジングフランジ18と相互作用し、それにより冷却器3がハウジング2に取り付けられる。第1端部パーツ13の反対側にある第2端部パーツ14は、第1端部パーツ13とは逆方向を向いた側面に冷却液ボックス19を有する。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は、実質的に平坦に形成されている。
給気を冷却するために冷却液、例えば水が使用される。冷却液は、パイプ構造体10を流通し、よって空気流れ方向9においてパイプ11とリブ構造体12との間を流れる給気を冷却する。冷却液は、第1端部パーツ13に設けられた外部入口20を介してパイプ構造体10に流入し、そして同じく第1端部パーツ13に設けられた出口21を介してパイプ構造体10から流出する。ここで、冷却液ボックス19内の冷却液はパイプ11の間で流れ方向を変えられる。給気が冷却されると共に冷却器が加熱されることで、パイプ構造体10内で温度差が生じ、それにより冷却器3またはパイプ構造体10が膨張あるいは収縮して変形する。
本発明によると、冷却器3が、少なくとも1つの端部パーツ13,14,15,16を介してハウジング2に接続されており、当該端部パーツ13,14,15,16のうち少なくとも1つはハウジング2に可動的に取り付けられているので、上記変形による損傷が回避されるかまたは少なくとも低減される。図3は、第1端部パーツ13をハウジング2に取り付けるための第1実施形態を示している。ここで、符号Aで示される領域は、断面で表されていて、また図5に拡大して示されている。これらの図からわかるように、端部フランジ17は、ハウジングフランジ18にねじ22で接続されている。ねじ22は、この例では、つば付きねじ22’である。また、弾性要素23が、端部フランジ17に向かって開口するハウジング2の溝24に設けられている。これにより、接続フランジ17はハウジングフランジ18に当接し、弾性要素23のおかげで挿入方向8においてハウジング2に対して端部パーツ13、したがって冷却器3が動くことが可能となり、上記損傷が回避もしくは相殺され、および/または公差が補償される。さらに、弾性要素23は収容空間6をシールする機能を有する。
図6は、別の実施形態を示している。この実施形態では、第1端部パーツ13、したがって端部フランジ17が、ハウジング2に対して、したがってハウジングフランジ18に対して離間して設けられている。このため、弾性要素23は溝14から突出している。
図7に示す実施形態は、図6に示す実施形態と比較して、第1端部パーツ13がハウジング2にフランジ固定されかつ当該ハウジング2の壁部30から離間している点で異なる。この例では、フランジ固定のおかげで、ハウジング2に対する冷却器3の動きの自由度が向上する。
図3、図5、図6、および図7に示す実施形態では、弾性要素23は、図4に示すような第1端部パーツ13の周方向25において延びている。これにより、冷却器3の動きの自由度が均一なものになる。また、冷却器3がハウジング2に対して異なる領域で異なる程度をもって動くことが可能である。これにより、両矢印26で示すように冷却器3がハウジング2に対して相対的に傾くことが可能となり、上記損傷が抑制されるかまたは公差補償がなされる。
図8および図9は、冷却液ボックス19を有する第2端部パーツ14によって冷却器3をハウジング2に取り付けるための実施形態を示している。これらの図に示すように、一方で、ハウジング2は、内部に冷却液ボックス19が設けられるマウント27を有する。この例では、マウント27は冷却液ボックス19よりも大きい。他方で、第2接続パーツ14は、冷却液ボックス19とパイプ構造体10との間に設けられた平面壁28を有する。この例では、この壁28によって第2端部パーツ14がハウジング2に取り付けられている。図8では、壁は、マウント27よりも外側に延びていて、ねじ22を用いてハウジング2に接続されている。図9では、壁28は、マウント27よりも内側に設けられていて、そこでハウジング2に接触している。したがって、図9に示す実施形態では、第2端部パーツ14、したがって冷却器3は挿入方向8においてハウジング2に対して動くことができる。また、第2端部パーツ14は、この第2端部パーツ14を通って延びかつ挿入方向8に平行なピボット軸29回りに回動可能であり、よってハウジング2に対して動くことができる。
図10は、アセンブリの別の実施形態を示している。ここでは、冷却器3は、2つだけの端部パーツ13,14、すなわち第1端部パーツ13および第2端部パーツ14を備えている。両端部パーツ13,14は壁28を有する。第1端部パーツ13は、この第1端部パーツ13が延びる方向において壁28から突出する2つの対向エッジ31を有する。ここで、各エッジ31は、第1端部パーツ13から挿入方向8に対して垂直に突出しかつハウジング2の対応するスロット32に差し込まれ、よってハウジング2に取り付けられている。それにより、第1端部パーツ13とハウジング2との間において形状適合接続がなされている。また、エッジ31は、円周方向25において延びていて、円周方向25において環状に延びている。これにより、冷却器3は、ハウジング2に対して、第1端部パーツ13および第2端部パーツ14を通って挿入方向8と平行に延びるピボット軸29回りにまたは円周方向25において、相対的に回動可能であるかまたは相対的に傾くことができる。また、第1端部パーツ13は、空気流れ方向9において、ハウジング2に対して動くことができる。
図10に対して、図11に示す実施形態では、第3端部パーツ15および第4端部パーツ16のみが設けられている。これらの端部パーツ15,16はそれぞれ2つのエッジ31を有しており、当該エッジ31は、端部パーツ15,16が延びる方向に対して垂直に、対応する端部パーツ15,16から突出している。エッジ31はそれぞれ対応するスロット32に差し込まれており、よって冷却器3がハウジング2に取り付けられている。したがって、エッジ31とハウジング2との間において形状適合接続がなされており、エッジ31は対応するスロット32に沿って移動可能である。ここで、スロット32およびエッジ31は挿入方向8において平行に延びているので、第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は挿入方向8においてハウジング2に対して動くことができる。
図11に示す実施形態では、冷却器3のハウジング2への取付けは当該冷却器を当該ハウジングに挿入することで行われ得る。これに対して、図10に示す実施形態(図13に一方のエッジ31の領域を拡大して示す)における取付けでは、エッジ31周りを包み込む必要がある。
図12は、別の実施形態を示している。この実施形態では、第3端部パーツ15および/または第4端部パーツ16が、ハウジング2に接着および/またはロウ付けおよび/または溶接されていてもよい。したがって、図11に対して、形状適合接続が省略され得る。ここで、ハウジング2のうち冷却器3に対応する領域には、当該冷却器3を受けるためのくびれ部36が形成されている。
図14は、さらに別の実施形態を示している。この実施形態は、例えば図11に示す変形例に適用されてもよい。この例では、エッジ31は、第3端部パーツ15または第4端部パーツ16が延びる方向に、対応する端部パーツ15,16から突出していて、ハウジング2の配置領域33に配置されている。ここで、各エッジ31は対応する配置領域33において接着されていてもよい。
図15は、ある実施形態の冷却器3を示している。この冷却器3は、4つの端部パーツ13,14,15,16を備えている。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は、それぞれが空気流れ方向9において突出するエッジ31を有する。また、第3端部パーツ15と第4端部パーツ16とは、図15に取り付けられていない状態を示す2つの固定具34によって互いに接続されている。ここで、固定具34は、当該固定具34と交差する方向における第3端部パーツ15および第4端部パーツ16の相対移動を許容し、それにより上記損傷を回避することまたは少なくとも低減することが可能となる。
図16は、冷却器3が元の形、すなわちハウジング2に取り付けられる前の形またはアセンブリ1が動作していないときの形にある状態を示している。この冷却器3の元の形あるいは状態は、動作中の冷却器3の望ましい形である。なぜなら、この形であれば、冷却器3の損傷が回避または低減されるためである。冷却器3は、接続フランジ17を介してハウジングフランジに固定接続されていて、よって実質的にハウジングに固定されている。元の状態では、第3端部パーツ15と第4端部パーツ16とは、互いに平行に平面状に延びている。したがって、元の形にある冷却器3の縦中心軸35は、当該冷却器3の中心を通っている。
図17は、アセンブリ1の動作中における図16の冷却器の形を示している。冷却器内で生じる温度差のために、当該冷却器3は、特にパイプ構造体10において、図16に示す例では下方に曲がる。この変形したあるいは曲がった状態では、冷却器3は、その元の形における縦中心軸35に沿って延びていない。第3端部パーツ15および第4端部パーツ16は曲がっている。とりわけ、この状態では冷却器3またはアセンブリ1において損傷が生じ得る。
図17に示すような冷却器3の曲がりを抑制するために、図18では冷却器3が予圧される。予圧は、ハウジング2にねじ込まれたねじ22によって与えられる。当該ねじは、ハウジング2またはその壁部30に対して第3端部パーツ15、したがって冷却器3を予圧する。したがって、図17に示すようなアセンブリ1の動作中に生じると予想される変形または曲がりとは逆方向に予圧が与えられる。第3端部パーツ15、したがって冷却器3は、よって負の予圧を与えられる。冷却器3は、その元の形における縦中心軸35に沿って延びていない。
ここで、第3端部パーツ15は、ハウジング2に対して移動可能に取り付けられているかまたは予圧されている。装置1の動作中、冷却器3は図17に示す方向に曲がる。ここで、予圧は、当該予圧と曲がりとが互いに逆向きになるように選択されており、そのため冷却器3は、図19に示すように、動作中にその元の形を呈する。この状態では、冷却器3は、望ましく、その元の形における縦中心軸35に実質的に沿って延びる。したがって、アセンブリ1、特に冷却器3の損傷が回避されまたは少なくとも低減される。

Claims (15)

  1. 内燃エンジンに給気を供給するためのフローが通過可能なハウジング(2)と、
    上記ハウジング(2)内に設けられ、給気が流通可能であって給気を冷却するための冷却器(3)とを備えたインタークーラアセンブリ(1)であって、
    上記冷却器(3)は、給気を冷却するための冷却液が流通可能なパイプ構造体(10)を有し、
    上記冷却器(3)は、第1端部パーツ(13,14,15,16)および該第1端部パーツ(13,14,15,16)から離間した第2端部パーツ(13,14,15,16)を有し、
    上記端部パーツ(13,14,15,16)は、上記パイプ構造体(10)を側方から囲みかつ該パイプ構造体(10)に機械的に接続されており、
    上記冷却器(3)は、上記端部パーツ(13,14,15,16)のうち少なくとも1つによって上記ハウジング(2)に機械的に接続されており、
    上記端部パーツ(13,14,15,16)のうち少なくとも1つは、上記ハウジング(2)に対して動くことができるように、該ハウジング(2)に取り付けられている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  2. 請求項1において、
    上記冷却器(3)は、少なくとも1つの上記端部パーツ(13,14,15,16)によって、上記ハウジング(2)に対して予圧されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  3. 請求項2において、
    上記予圧は、給気の冷却中に生じると予想される上記冷却器(3)の変形とは逆向きである
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    少なくとも1つの上記端部パーツ(13,14,15,16)は、上記ハウジング(29)から、特に該ハウジング(2)の壁部(30)から離間している
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    少なくとも1つの上記端部パーツ(13,14,15,16)は、平面壁(28)を有する
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    上記端部パーツ(13,14,15,16)と上記ハウジング(2)との間に設けられた弾性要素(23)を備えている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  7. 請求項6において、
    上記弾性要素(23)は、対応する上記端部パーツ(13,14,15,16)の周方向(25)に延びている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    上記第1端部パーツ(13,14,15,16)は、端部フランジ(17)を有し、
    上記ハウジング(2)は、上記端部フランジ(17)に対して相補的なハウジングフランジ(18)を有し、
    上記端部フランジ(17)と上記ハウジングフランジ(18)とは、上記冷却器(3)を上記ハウジング(2)に機械的に接続するように互いに接続されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、
    少なくとも1つの上記端部パーツ(13,14,15,16)は、該端部パーツ(13,14,15,16)を上記ハウジング(2)に接続する突出エッジ(31)を有する
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  10. 請求項9において、
    上記エッジ(31)は、上記ハウジング(2)のスロット(32)に差し込まれ、または該ハウジング(2)の配置領域(33)に配置されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項において、
    上記冷却器(3)は、互いに対向しかつ上記第1および第2端部パーツ(13,14,15,16)と交差する方向に延びる第3および第4端部パーツ(13,14,15,16)を有する
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項において、
    2つの対向する上記端部パーツ(13,14,15,16)は、固定具(34)によって互いに接続されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項において、
    上記冷却器(3)は、上記端部パーツ(13,14,15,16)によって、該端部パーツ(13,14,15,16)を通って延びるピボット軸(29)回りに回動可能に、上記ハウジング(2)内に設けられている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項において、
    一の上記端部パーツ(13,14,15,16)に、上記パイプ構造体(10)に冷却液を導入するための入口(20)が形成されており、および/または上記パイプ構造体(10)から冷却液を導出するための出口(21)が形成されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項において、
    少なくとも1つの上記端部パーツ(13,14,15,16)と上記ハウジング(2)とは、互いにフランジ止め、特に圧着されている
    ことを特徴とするインタークーラアセンブリ。
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