JP2017538268A - 絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に部材を装着する方法 - Google Patents

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Abstract

部材、例えば圧着端子を好ましくは絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に装着する方法は、部材の軸に対してずれている軸において、ケーブルの末端が部材の外側にある状態で、ケーブルを締め付けるステップと、ケーブルを軸方向に移動させることによって、および絶縁材が取り除かれているケーブルの末端の軸を部材の軸に移動させることによって同時にまたは連続したステップでケーブルを部材に挿入するステップと、続いて、完全に挿入されているケーブル上へ部材を圧着するステップとを含む方法において、ケーブルが部材に挿入されるときに、ケーブル(K)の締め付けられた部分の軸は固定されるように保持され、絶縁材が取り除かれている末端だけが、部材(9)の方向においてケーブル(K)の締め付けられた部分の軸に対して少なくとも半径方向にずれていることを特徴とする。

Description

目下の本発明は、請求項1の前提部に記載した絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に部材を装着する方法に関するとともに、請求項7の前提部に記載したケーブルを全自動処理する方法に関する。
本出願は、2014年12月4日に出願した欧州出願第14196417.1号の優先権を主張するものであり、これは、目下の本出願における同一の完全な包含物によるのと同じように、全ての意図および目的についてそっくりそのまま全部および任意の一部において参照により明白および明示的に本明細書に組み込まれる。
自動車に設置されている一般的な線材は(0.35〜6mm)は、力で下方に押されるときに、わずかに曲がったり、さらにわずかに振動したりしても比較的問題とはならない。圧着工程を受けたとしても、著しく問題となる場合はない。しかしながら、例えば0.13mmのとても細い線材も、自動車において設置される範囲が広がっている。線材断面積0.05mmを有する線材も予想される。全自動線材処理システムに関する小さい線材断面積の処理に応じた問題は、線材断面積が小さくなるにつれてサイズ比がより好ましくないものになるというものである。線材把持具、圧着ステーション、圧着器具は、元々、より大きい断面積に対して設計された。言うまでもなく、より小さい断面積の場合には、線材把持具から外に線材末端がむらなく突出した状態であり、細くて突出する線材末端はより太い線材ほど軸方向に安定していないという問題がもたらされる。把持具の降下移動が通常のやり方で引き起こされるとき、これは、降下移動の下側領域における衝撃の運動量として起こる。把持具から自由に突出する線材末端は、この降下移動に従わなければならず、圧着爪の中に下げられる。それによって、個々のワイヤがあまり綺麗に圧着爪内で終わらず、あるいは軸方向の挿入深さが大きな範囲で変化し、圧着爪内の挿入深さに関連して要求される仕様(MFU値)の範囲内でケーブルを製造するのに必要とされる適合性は、実現することができない、またはほんのわずかしか実現することができないといったことが起こり得る。線材末端を圧着爪の中により注意深く挿入することを達成するために、把持具が線材末端に対してできるだけ少ない衝撃の運動量で降下移動することが要求される。
圧着ステーションとして具体化されている処理装置の処理ステーション内で線材を下げて位置決めする装置および方法は、例えば特許文献1に提案されている。サーボ駆動部は、圧着プレスのストロークから独立して線材末端と共に把持具を下げるために設けられている。圧着器具も、接触ストリップフィードのためにサーボ駆動部を有し、したがってこれも圧着プレスから独立して行われ得る。この装置は、個々の工程を連続して開始することを可能にし、すなわち、圧着器具内の圧着位置に接触ストリップを正確に前方に押し、次いで圧着軸において線材末端と共に線材把持具を枢動させ、次いで線材末端が圧着爪の中に下げられるまで歯車およびラックアンドピニオン駆動部を介してサーボ駆動部の助けを借りて線材と共に把持具を下げ、次いで圧着プレスだけを引き起こし、線材末端との接触を圧着する。全ての移動は、サーボ軸ごとにプログラムすることができ、衝撃のないやり方で操作することができるが、これらのサーボ軸は、とても高価で大掛かりである。この知られている解決策は、正確で衝撃のない細い線材の操作にとてもよく適しているけれども、これはやはりとても高価で大掛かりである。さらに、機械の能力は、シーケンス制御により比較的小さい。
これらの不都合を改善するために、圧着ステーション内で細い線材を下げて位置決めする装置が、特許文献2により知られており、この装置は、駆動部を備えた基本プレスフレームを有し、この駆動部は、上死点から下死点へそして戻る正弦波と同様の速度のプロットを用いて中心軸に沿ってプレス運搬台を移動させる。中心軸と平行に配置されるとともに一端で取付台に固定される中央タペットの提供がさらになされ、これによってタペットは圧着ステーションのプレス運搬台に堅固に接続され、それによってプレス運搬台およびタペットは、ダウンストロークにおいて同期して移動する。把持具の頭部と少なくとも1つの把持具顎部の対を備えた別個の把持具によって、この把持具は、接触要素からなる圧着爪を用いて圧着するための一定の枢動位置において、プレス運搬台に配置されるとともに圧着器具上側と圧着器具下側を有する圧着器具の圧着区域内の導体の少なくとも1つの線材末端を位置決めする。少なくとも1つの先行する降下装置は、タペットのダウンストロークに対して先行するやり方で把持具の頭部に作用するとともに、減速に関して先行するやり方でタペットを下げ、それによって枢動位置から定められた圧着位置へ線材末端を移動させるものであり、それによって中心にあるタペットに割り当てられ、その隣に配置される。この線材を位置決めする装置の弱点は、高い建設的な努力およびそれに関連した高い生産費用であり、調整することは困難である。
施工の労力を軽減するとともに、処理装置の処理システムにおけるとても細い電気線材の特定の位置決めも同時に行うために、特許文献3は、線材を位置決めする装置を開示し、線材ガイドへ押し付けるために少なくとも1つのばね要素によってばねで力が加えられるその降下装置は圧力パッドを有し、少なくとも1つのばね要素は筒に配置される。それによって、圧力パッドは、線材ガイドに収容される線材の縦軸に対して垂直に降下装置の移動によって線材ガイドに直接適用され、それにより圧力パッドは、線材ガイドの上側へ圧力をかける。このようにして、線材ガイドの振動、および線材ガイドから突出する線材の自由端の振動は、線材の長手方向軸に対して水平である方向に防ぐことができるとともに、線材の長手方向軸に対して垂直である方向に防ぐことができる。この降下は、処理される線材のさらなる移動を防ぐが、これはせいぜい処理工程、およびまた整合位置への調整において有利または必要であり得、他の処理パラメータへの変換は比較的大掛かりである。
国際公開第2009/017653号 国際公開第2011/004272号 欧州特許出願公開第2590275号
したがって、目下の本発明の目的は、軸方向においてならびに長手方向軸を少なくとも横切る方向において、処理されるケーブル末端について、単純なやり方で最適化される位置決めを含む方法を特定することである。この位置決めは、それによって容易に調整することができ、適応可能でもあり、調整されるケーブル末端の位置に関連して高い柔軟性を有するものである。
本目的は、独立請求項1および7の特徴によって解決される。有利なさらなる展開は、図面および従属した請求項において特定される。
したがって、本発明は、上記の目的を解決するために改善される、部材、特に圧着端子を絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に装着する方法に関する。そのような方法は、部材の軸に対してずれている軸において、ケーブルの末端が部材の外側にある状態で、ケーブルを締め付けるステップと、同時にまたは連続したステップで、ケーブルを軸方向に移動させることによって、および絶縁材が取り除かれているケーブルの末端の軸を部材の軸に移動させることによって、ケーブルを部材に挿入するステップと、続いて、完全に挿入されているケーブル上へ部材を圧着するステップとを含む。
本目的を解決するために、この方法は、ケーブルが部材に挿入されるときに、ケーブルの締め付けられた部の軸は固定されるように保持され、絶縁材が取り除かれている末端だけが、部材の方向においてケーブルの締め付けられた部分の軸に対して半径方向にずれていることを特徴とする。ケーブルの定められた適切な降下は、ケーブルの操作から大きく離れている案内によっておよび圧着器具および適用される端子の上流で直接中心位置合わせすることだけによって信頼できるやり方で端子への挿入中に可能である。
絶縁材が取り除かれているケーブルの末端は、ケーブル処理システム内のケーブルのための把持具によってまたは枢動および操作のユニットによってそれぞれケーブルの軸方向にケーブルを移動させることだけによって中心位置合わせユニットの中に挿入されなければならず、続いて、中心位置合わせユニットは、ケーブルの末端周りで緩く少なくとも閉じられなければならない。次いで、ケーブル末端のさらなる位置決めの移動の全ては、ケーブル末端で直におよびケーブル処理ステーション、特に圧着ステーションのすぐ上流で、中心位置合わせユニットによって正確かつ迅速に行うことができる。
それによって、好ましい代替の実施形態は、中心位置合わせユニットによって、絶縁材が取り除かれているケーブルの末端が圧着端子の軸の方向における半径方向に移動させられることを提供する。
さらなる代替形態では、ケーブルは、部材の軸の方向の移動に続いてまたはそれと同時に部材の中に軸方向に挿入され、それによって例えば圧着端子の中へのケーブル末端の正確で迅速な挿入を確実にする。
本発明の好ましい代替の実施形態によれば、絶縁材が取り除かれているケーブルの末端が、中心位置合わせユニットによって、部材の挿入後ならびに部材の圧着前および圧着中に、よりしっかりと閉塞され、好ましくは少なくとも一時的に締め付けられる場合、重要な接続工程中にケーブル末端にしっかりと固定することによるケーブル末端とそこに装着される部材の間の最適な接続は確実にされる。
有利には、中心位置合わせユニットおよびその要素、特に中心位置合わせ用の顎部の移動方向および動作経路は、好ましくはプログラム制御されたやり方で、制御されたやり方で与えられる。上記方法、およびそれによって使用される部材、ならびにシステムの特性といった様々なパラメータの単純で迅速な適合は、このようにして可能である。
絶縁材の前記ケーブルの末端を取り除き、絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に部材を装着することを含むケーブルを全自動処理する方法であって、ケーブルは、枢動ユニットによって少なくとも絶縁材を取り除くステーションから少なくとも圧着ステーションまで搬送される方法が、したがって実施可能でもある。
本発明によれば、それによって、ケーブルは、少なくとも処理中に枢動ユニット内のステーションの個々において締め付けられ、ケーブルの締め付けられた部分は、圧着ステーション内で少なくとも処理中に軸方向に排他的に移動させられ、固定されたやり方でケーブル軸に対して半径方向に保持される。部材の中に挿入する方法の代替のこの実施形態の場合、絶縁材が取り除かれているケーブルの末端だけが、部材の方向においてケーブルの締め付けられた部分の軸に対して半径方向にずれている。
本発明のさらなる利点、特徴、および詳細は、本発明の典型的な実施形態が図面を参照して説明されている以下の記載から得られる。特許請求の範囲および本明細書に述べられた特徴は、それによって、いずれの場合にも、単独または任意の組み合わせで本発明にとって重要であり得る。
参照符号の一覧は、本開示の一部である。各図は、関連してかつ包括的に説明されている。同じ参照符号は同じ部材を特定し、異なる指標を有する参照符号は、同じ機能を有する部材または類似の部材を特定する。
本発明による方法における使用のための中心位置合わせユニットの分解図である。 ケーブルの操作ユニットのこの操作ユニットの側面から見た中心位置合わせユニットの説明図である。 圧着ステーションの側面から見た中心位置合わせユニットの説明図である。 ケーブル末端に取り付けられる部材の例としてケーブル末端を圧着端子に挿入する例を用いて本発明による方法の一連のステップを示す図である。 ケーブル末端に取り付けられる部材の例としてケーブル末端を圧着端子に挿入する例を用いて本発明による方法の一連のステップを示す図である。 ケーブル末端に取り付けられる部材の例としてケーブル末端を圧着端子に挿入する例を用いて本発明による方法の一連のステップを示す図である。 ケーブル末端に取り付けられる部材の例としてケーブル末端を圧着端子に挿入する例を用いて本発明による方法の一連のステップを示す図である。 ケーブル末端に取り付けられる部材の例としてケーブル末端を圧着端子に挿入する例を用いて本発明による方法の一連のステップを示す図である。 本発明による方法に使用するための中心位置合わせユニットのさらなる実施形態の分解図である。 ケーブルの操作ユニット側から見た図3aの中心位置合わせユニットの説明図である。 例えば圧着ステーション側から見た図3aの中心位置合わせユニットの説明図である。 拡大図でケーブル枢動の開口の領域を示す図である。
図1は、ケーブル末端を処理するための中心位置合わせユニットZ、特に、絶縁材が取り除かれている細いケーブルの末端を圧着端子に挿入するための中心位置合わせユニットZを例えば分解図で示す。図1bおよび図1cは、それぞれケーブルのための移動、操作、または搬送のユニット、例えば、ケーブル処理システムの把持具を備えた枢動ユニットによって、直に隣接した処理ステーションの方向から(図1b)、またはケーブルKが中心位置合わせユニットZを通じて処理ステーションへ案内され得る方向からそれぞれ(図1c)、一度に、組立状態の中心位置合わせユニットZを示す。キャリアフレーム1は、軸受けブロック1aによってキャリア構造に固定されており、この軸受けブロック1aは、好ましくはキャリアフレーム1の下端に水平方向軸を定める。好ましくは、軸受けブロック1aは、中心位置合わせユニットZとこの中心位置合わせユニットZのすぐ下流に配置されたケーブル末端のための処理ステーションとのための共通キャリアに取り付けられ、この処理ステーションは中心位置合わせユニットZのすぐ下流に配置され、特に好ましくは端子またはプラグをそれぞれケーブル末端に固定するための圧着器具を備えた圧着装置である。
2つの中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、変位可能に案内されるようにキャリアフレーム1内に保持されており、特にV形状にまたは三角形状に切り取られている中心位置合わせ用の顎部2a、2bの好ましくは凹形のケーブル収容部は、それぞれ、互いに面する。中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、キャリア板3a、3bに固定されている、またはキャリア板3a、3b上に具体化されており、このキャリア板3a、3bは、垂直方向に変位可能であるようにキャリアフレーム1内で案内される。いずれの場合にも、互いに対するおよびキャリアフレーム1に対するキャリア板3a、3bの変位は、駆動装置としてのリニアモータ 4a、4bによって達成される。両リニアモータ4a、4bは共通のモータ取付け板5に固定され、好ましくは、モータ取付け板5はキャリアフレーム1に接続される。リニアモータ4a、4bのシャフト6a、6bは、例えば、斜歯歯車を介してまたはウォームギヤの形態でキャリア板3a、3bに結合される。
好ましくは、これらのリニアモータ4a、4bは、制御ユニット(図示せず)に接続されており、それによってそれらは、相互に独立しておよび指向的にも独立して作動することができる。好ましくは、この作動は、対応するプログラム可能な制御ユニットによってプログラム可能なやり方で行われ、この対応するプログラム可能な制御ユニットは、説明した中心位置合わせユニットZが統合されているシステム制御の一部でもあり得る。キャリア板3a、3b、およびしたがって中心位置合わせ用の顎部2a、2bも、このようにして、リニアモータ4a、4bの対応するプログラミングおよび作動によって垂直方向に相互に独立して上下に移動することができる。したがって、中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、それぞれ開閉することができ、同じ一方向に一緒におよび平行に横切ることもできる。したがって、モータシャフトの横方向および速度に応じて、中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、閉鎖、開放、またはそれらの「中央位置」に変位することができる。これらの移動の全部は、互いに重ね合わされるようにプログラムすることもでき、その結果、例えば、中心位置合わせの開閉は、「中央位置」の変位と同時に行うこともできる。
キャリア板3a、3bは、カバー板7によってキャリアフレーム1上に保持され、前記キャリアフレームと共にキャリア板3a、3bを案内するのを確実にするようになっているとともに、汚染物の侵入を防ぐようになっている(図1bも参照)。代替では、キャリア板3a、3bが、キャリアフレーム1上のガイドにすでに変位可能に挿入されている場合、カバー板7は、ガイドおよびキャリア板3a、3bを単に保護するように働く。
処理されることになるケーブルKの末端を内部を通じて案内することができる垂直の細長い穴は、キャリアフレーム1内に具体化され、中心位置合わせ用の顎部2a、2bによってケーブル末端で例えば圧着端子などの部材を装着する過程において細長い穴に沿って任意の高さで締め付けるまたは案内することができる。しかしながら、中心位置合わせユニットZは、ケーブル軸の異なる位置における案内および/また締め付けの特別なシーケンスが必要とされる全て処理ステップに使用することができる。ケーブルKは、図1bにも示されている。
好ましくは、中心位置合わせユニットZは、圧着工程によって部材をケーブルKの末端に接続するための圧着装置と組み合わされている。好ましくは、それによって、中心位置合わせユニットZは、好ましくは圧着装置の圧着器具のすぐ上流の不変の距離に配置される。それによってケーブル末端を例えば圧着端子などの部材の中に挿入することに応じて最良の可能な案内および精度を確実にするために、好ましくは、中心位置合わせユニットZは、ケーブルが挿入されるときに、すなわち、それぞれ端子またはプラグをケーブル末端で圧着する直前の横断するステップに応じて、挿入されたケーブルKの絶縁材が取り除かれている部分に直接接続する圧着装置の上流のあの領域内に配置される。
すでに上で示唆されたように、中心位置合わせユニットZと、圧着器具を有する圧着装置とは、信頼できる再現可能なやり方で相互距離、および長手方向のケーブル軸に対して直角の相互向きを維持するために、共通キャリアに取り付けられることが好ましい。それにも関わらず、保守、交換、または修理のために中心位置合わせユニットZおよびその要素へのならびに圧着器具への容易なアクセスを実現するために、好ましくは、中心位置合わせユニットZは、圧着器具に対して枢動可能であるように取り付けられる。それによって好ましくは、枢動は、共通キャリア上の水平方向軸を中心にして行われ、この軸は、キャリアフレーム1の下側領域内に位置し、好ましくはキャリアフレーム1の下縁の領域内を延びる。必要ならば、有利には、扉のように圧着装置から離れるように中心位置合わせユニットZを枢動させることができるように、枢動軸の他の位置および向き、例えばキャリアフレーム1上の側方向および垂直方向について提供がなされてもよい。好ましくは単に引き出すことによる除去のために垂直摺動ガイドまたはさらに水平摺動ガイド内にキャリアフレーム1を取り付けることが、枢動移動のために必要な空間を避けることによって、特に少量の利用可能な空間の場合に可能である。
上記の中心位置合わせユニットZの特に有利な使用は、少なくとも2つの処理ステーション、好ましくは少なくとも一部円形構成で配置されている複数の処理ステーションを備えたケーブル処理システムにおける。典型的には、処理されるケーブル末端の中心位置合わせは、絶縁材を取り除くための少なくとも1つのステーションと、絶縁材が取り除かれているケーブル末端に端子またはプラグ9が圧着によって装着される圧着装置とを有するシステムに要求される。これらのシステムでは、ケーブルKは、処理されるケーブルの末端を処理ステーションへ繰り出すとともに、処理されるケーブルの末端を処理ステーションから引っ込めるための移動ユニットによって配置される。ケーブルKを保持する締め付け装置として、ケーブル把持具10を備える枢動アームの形態のこの移動ユニットは、処理ステーションの円形構成に沿ったケーブルの末端の可能な枢動も引き受ける。上述したように、好ましくは、圧着装置は、本システムにケーブル処理のためのその処理ステーションの1つとして統合されてもいる。
図2aから図2eを参照すると、例えば圧着端子を絶縁材が取り除かれているケーブルKの末端に装着する本発明による方法の一例が、上記の中心位置合わせユニットZの有利な用途の例として続けて説明される。絶縁材を取り除き、プラグまたは圧着端子9が固定されるケーブル末端を作成した後、このケーブル末端は、例えば、ケーブル末端の損傷を防ぐとともに、良好な固定および接触を確実にするために、正確なやり方で圧着端子9に挿入されなければならない。それによって、ケーブルKは、圧着端子9の軸に対してずれている軸において、ケーブルKの末端が圧着端子9の外側にある状態で、把持具10によって締め付けられる。続いて、ケーブル末端は、ケーブルを軸方向に移動させることによって、および絶縁材が取り除かれているケーブルKの末端の軸を移動させることによって同時にまたは連続したステップで圧着端子9の軸に挿入され、その後に、圧着端子9は、完全に挿入されたケーブルK上へ圧着することができる。
上述の中心位置合わせユニットZによって、図2aに示されるように、ケーブルKは、把持具10によって中心位置合わせユニットZに軸方向に押し込まれる。ケーブル末端は、最終的に垂直の細長い穴8を通じて突出し、絶縁材が取り除かれている末端に直接接続するその長手方向部分が中心位置合わせ用の顎部2a、2bの間にあるままとなる。図2bに示されるように、次いで、これらの中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、互いに向けて移動させられるが、完全には締め付けないようにケーブルの周りで閉められる。次いで、ケーブル末端は、中心位置合わせ用の顎部2a、2bの間で案内される、すなわち、高さおよび横方向に正確なやり方で案内され、それにも関わらず、圧着端子9に向けた方向に軸方向に移動することができる(図2cと比較して特に図2d参照)。
図2aの中心位置合わせ用の顎部2a、2bがしたがってまだ開いており、ケーブル軸および中央の中心位置合わせ用の顎部の軸が同じ高さにある間に、完成した状態でケーブル軸と一致することになる圧着端子9の軸は、それどころかより深くにある。絶縁材が取り除かれているケーブル末端はどこにも圧着端子9に触れないことがこの中間位置で確実にされる。
図2cに示されるように、続いて、好ましくは、両中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、プログラム制御されたやり方で下げられ、それによって絶縁材が取り除かれているケーブル末端は、圧着端子9の軸に向けてやはり下げられるが、好ましくは完全には圧着端子9にまだ到達していない。互いに対する中心位置合わせ用の顎部2a、2bの相対距離は、それによって典型的には、同じままであるが、必要であれば、さらに閉じることもでき、または再び開くこともできる。
次いで図2dに示されるように、ケーブルKは、枢動ユニットの把持具10または締め付け顎部それぞれによって、さらなるステップにおいて、圧着端子9に向けて軸方向の位置で正確な端位置に軸方向に押し込まれる。このステップの後に、もしこの軸の整合が前述のステップにおいてまだ行われていない場合、ケーブルKを圧着端子9に完全に同軸に挿入するために中心位置合わせ用の顎部2a、2bを完全に下げてもよい。
圧着端子9は、絶縁材が取り除かれているケーブルKの末端へ最終的に圧着される。要求に応じて、それによってケーブルKは、中心位置合わせ用の顎部2a、2bによって単に案内される、またはわずかな圧力でさらにプログラム制御された中心位置合わせ用の顎部2a、2bの閉鎖によって所定の位置にしっかりと保持することもできる。
これらの横方向の移動の全て、特に、中心位置合わせ用の顎部2a、2bの横方向の移動は、プログラム制御されたやり方で実現される。上記個々のステップに説明された移動は、同様に、任意のやり方で組み合わせることもでき、または連続した移動工程を形成するように組み合わせることもできる。
上述した中心位置合わせ工程および挿入工程は、図1aから図1cに示されるように中心位置合わせユニットZによって最適に設計することができるが、把持具10の比較的大きい移動、したがって移動または操作ユニットそれぞれの比較的大きい移動、またはケーブルKの軸方向の枢動ユニットの比較的大きい移動が、初めに必要である。
ケーブル末端を繰り出すとともに引っ込めるためのケーブルの過度に大きい軸方向の移動、および比較的重い移動ユニットの移動の大きい自由も防ぐために、中心位置合わせユニットZは、図3aから図3dに示されるようにさらに発展することができる。凹部1cは、少なくとも1つの側でキャリアフレーム1に工夫される。中心位置合わせ用の顎部2a、2bの横方向に関して好ましくは鈍角の角度を引く方向に向けられることが好ましいこの凹部1cの側には、上側中心位置合わせ用の顎部2bのためのキャリア板3bは、凹部も備え、またはこの領域内の任意の材料から少なくともフリーが保たれる。同じことがカバー板7にも当てはまる。好ましくは、凹部1cの方向は、中心位置合わせ用の顎部2a、2bの好ましい垂直な横方向に対して垂直に向けられる。これは、好ましくはケーブル処理システムの1つの枢動ユニットによって、中心位置合わせユニットZの細長い穴8の中へのケーブル末端の単純な横方向枢動を可能にする。
凹部3c(この凹部3cのサイズは、キャリアフレーム1の凹部1cに好ましくは対応する)は、下側中心位置合わせ用の顎部2aのためのキャリア板3aに具体化される。(図3dの拡大部分によく見られるように)ケーブルKは、好ましくはこれらの端位置の間の中央領域内で、いかなる場合でも、中心位置合わせ用の顎部2a、2bの最も外れの端位置の間でキャリアフレーム1の高さに位置するこの凹部1c、3cによって、開いた中心位置合わせ用の顎部2a、2bの間の領域の中に、長手方向のケーブル軸に対して直角に、側方に枢動することができる。
1 キャリアフレーム、1a キャリアフレームのための軸受けブロック、1c キャリアフレーム内の凹部、2a、2b 中心位置合わせ用の顎部、3a、3b 中心位置合わせ用の顎部キャリア板、3c キャリア板内の凹部、4a、4b 中心位置合わせ用の顎部のための駆動部、5 モータ取付け板、6a、6b 駆動部のシャフト、7 カバー板、8 垂直の細長い穴、9 圧着端子、10 ケーブル用の把持具、Z 中心位置合わせユニット、K ケーブル
施工の労力を軽減するとともに、処理装置の処理システムにおけるとても細い電気線材の特定の位置決めも同時に行うために、特許文献3は、線材を位置決めする装置を開示し、線材ガイドへ押し付けるために少なくとも1つのばね要素によってばねで力が加えられるその降下装置は圧力パッドを有し、少なくとも1つのばね要素は筒に配置される。それによって、圧力パッドは、線材ガイドに収容される線材の縦軸に対して垂直に降下装置の移動によって線材ガイドに直接適用され、それにより圧力パッドは、線材ガイドの上側へ圧力をかける。このようにして、線材ガイドの振動、および線材ガイドから突出する線材の自由端の振動は、線材の長手方向軸に対して水平である方向に防ぐことができるとともに、線材の長手方向軸に対して垂直である方向に防ぐことができる。この降下は、処理される線材のさらなる移動を防ぐが、これはせいぜい処理工程、およびまた整合位置への調整において有利または必要であり得、他の処理パラメータへの変換は比較的大掛かりである。特許文献4は、ハーネスを製造する装置および方法を開示している。一端で、複数の線材は、それによって末端部品を備え、そして、これらの線材の所定の長さは、次いで、いずれの場合でも、所定の繰り出し経路に沿って断続的に繰り出され、残りの線材を送るためにいずれの場合でも所定の長さに切断される。さらに、末端部品は、残りの線材の絶縁材が取り除かれている末端に装着され、好ましくは圧着される。特に、絶縁材が取り除かれている末端は、ある位置で組み合わされ、複数の線材について個々の共通の末端部品を備える。それによって、ケーブル末端は、異なる移動ステップを実行しケーブル末端をそれぞれの処理ステーションへ繰り出すために、わずかに側方にずらされる。さらに、最も外れのケーブル末端は、全ての処理工程に応じて連続的に締め付けもされ、締め付けられた状態で処理ステーションの間でずれており、例えば、圧着工程によって末端部品の装着中にしっかりと締め付けられるように保持もされる。
国際公開第2009/017653号 国際公開第2011/004272号 欧州特許出願公開第2590275号 米国特許第4862587号
したがって、本発明は、上記の目的を解決するために改善される、部材、特に圧着端子を絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に装着する方法に関する。そのような方法は、部材の軸に対してずれている軸において、ケーブルの末端が部材の外側にある状態で、ケーブルを締め付けるステップと、同時にまたは連続したステップで、ケーブルを軸方向に移動させることによって、および絶縁材が取り除かれているケーブルの末端の軸を部材の軸に移動させることによって、ケーブルを部材に挿入するステップと、続いて、部材に完全に挿入されているケーブル上へ部材を圧着するステップとを含む。
本目的を解決するために、この方法は、ケーブルが部材に挿入されるときに、ケーブルの締め付けられた部の軸は固定されるように保持され、絶縁材が取り除かれている末端だけが、部材の方向においてケーブルの締め付けられた部分の軸に対して半径方向にずれていることを特徴とする。絶縁材が取り除かれている末端は、それによって締め付けられず、したがってケーブルの長手方向に移動することができる。ケーブルの定められた適切な降下は、ケーブルの操作から大きく離れている案内によっておよび圧着器具および適用される端子の上流で直接中心位置合わせすることだけによって信頼できるやり方で端子への挿入中に可能である。
絶縁材が取り除かれているケーブルの末端は、ケーブル処理システム内のケーブルのための把持具によってまたは枢動および操作のユニットによってそれぞれケーブルの軸方向にケーブルを移動させることだけによって中心位置合わせユニットの中に挿入されなければならず、続いて、中心位置合わせユニットは、ケーブルの末端周りで緩く少なくとも閉じられなければならない。ケーブルの長手方向のケーブルの可動性は、それによって維持されることが好ましい。次いで、ケーブル末端のさらなる位置決めの移動の全ては、ケーブル末端で直におよびケーブル処理ステーション、特に圧着ステーションのすぐ上流で、中心位置合わせユニットによって正確かつ迅速に行うことができる。
2つの中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、変位可能に案内されるようにキャリアフレーム1内に保持されており、特にV形状にまたは三角形状に切り取られている中心位置合わせ用の顎部2a、2bの好ましくは凹形のケーブル収容部は、それぞれ、互いに面する。中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、キャリア板3a、3bに固定されている、またはキャリア板3a、3b上に具体化されており、このキャリア板3a、3bは、好ましくは、垂直方向に変位可能であるようにキャリアフレーム1内で案内される。いずれの場合にも、互いに対するおよびキャリアフレーム1に対するキャリア板3a、3bの変位は、駆動装置としてのリニアモータ4a、4bによって達成される。両リニアモータ4a、4bは共通のモータ取付け板5に固定され、好ましくは、モータ取付け板5はキャリアフレーム1に接続される。リニアモータ4a、4bのシャフト6a、6bは、例えば、斜歯歯車を介してまたはウォームギヤの形態でキャリア板3a、3bに結合される。
処理されることになるケーブルKの末端を内部を通じて案内することができる垂直の細長い穴は、キャリアフレーム1内に具体化され、中心位置合わせ用の顎部2a、2bによってケーブル末端で例えば圧着端子などの部材を装着する過程において細長い穴に沿って任意の高さで締め付けるまたは案内することができる。しかしながら、中心位置合わせユニットZは、ケーブルKの長手方向のケーブルKの可動性を維持することによっておよび/またはケーブル軸の異なる位置で締め付けることによる特別の一連の、特案内が必要とされる全て処理ステップに使用することができる。ケーブルKは、図1bにも示されている。
上述の中心位置合わせユニットZによって、図2aに示されるように、ケーブルKは、把持具10によって中心位置合わせユニットZに軸方向に押し込まれる。ケーブル末端は、最終的に垂直の細長い穴8を通じて突出し、絶縁材が取り除かれている末端に直接接続するその長手方向部分が中心位置合わせ用の顎部2a、2bの間にあるままとなる。図2bに示されるように、次いで、これらの中心位置合わせ用の顎部2a、2bは、互いに向けて移動させられるが、完全には締め付けないようにケーブルの周りで閉められる。次いで、ケーブル末端は、中心位置合わせ用の顎部2a、2bの間で案内される、すなわち、高さおよび横方向に正確なやり方で案内され、それにも関わらず、長手ケーブル方向の可動性を維持することによって、圧着端子9に向けた方向に軸方向に移動することができる(図2cと比較して特に図2d参照)。

Claims (7)

  1. 部材、例えば、好ましくは絶縁材が取り除かれているケーブルの末端に圧着端子を装着する方法であって、前記部材の軸に対してずれている軸において、前記ケーブルの末端が前記部材の外側にある状態で、前記ケーブルを締め付けるステップと、同時にまたは連続したステップで、前記ケーブルを軸方向に移動させることによって、および絶縁材が取り除かれている前記ケーブルの前記末端の軸を前記部材の前記軸に移動させることによって、前記ケーブルを前記部材に挿入するステップと、続いて、完全に挿入された前記ケーブル上へ前記部材を圧着するステップとを含む方法において、前記ケーブルが前記部材に挿入されるときに、前記ケーブル(K)の締め付けられた部分の軸は固定されるように保持され、絶縁材が取り除かれている前記末端だけが、前記部材(9)の方向において前記ケーブル(K)の前記締め付けられた部分の前記軸に対して少なくとも半径方向にずれていることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    絶縁材が取り除かれている前記ケーブル(K)の前記末端は、その前記軸方向に前記ケーブルを移動させることによって中心位置合わせユニット(Z)の中に挿入され、続いて、前記中心位置合わせユニット(Z)は、前記ケーブルの前記末端の周りで緩く少なくとも閉じられることを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、
    絶縁材が取り除かれている前記ケーブル(K)の前記末端は、中心位置合わせユニット(Z)によって前記部材(9)の前記軸の方向において半径方向に移動させられることを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、
    前記ケーブル(K)は、前記部材(9)の前記軸の前記方向の前記移動に続いてまたはそれと同時に前記部材の中に軸方向に挿入されることを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、
    絶縁材が取り除かれている前記ケーブル(K)の前記末端は、前記中心位置合わせユニット(Z)によって、前記部材(9)の挿入後ならびに前記部材(9)の前記圧着前および前記圧着中に、よりしっかりと閉塞され、好ましくは少なくとも一時的に締め付けられることを特徴とする方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の方法において、前記中心位置合わせユニット(Z)、およびその前記要素、特に前記中心位置合わせ用の顎部(2a、2b)の移動方向および動作経路は、制御されたやり方で、好ましくはプログラム制御されたやり方で与えられることを特徴とする方法。
  7. 絶縁材のケーブルの末端を取り除き、絶縁材が取り除かれている前記ケーブルの前記末端に部材を装着することを含むケーブルを全自動処理する方法であって、前記ケーブルは、枢動ユニットによって少なくとも絶縁材を取り除くステーションから少なくとも圧着ステーションまで搬送される方法において、前記ケーブル(K)は、少なくとも前記処理中に前記枢動ユニット内の前記ステーションの個々において締め付けられ、前記ケーブル(K)の前記締め付けられた部分は、前記部材(9)の中に挿入するために、前記圧着ステーション内で少なくとも前記処理中に軸方向に排他的に移動させられ、固定されたやり方でケーブル軸に対して半径方向に保持され、それによって絶縁材が取り除かれている前記ケーブル(K)の前記末端だけが、前記部材(9)の方向において前記ケーブル(K)の前記締め付けられた部分の前記軸に対して半径方向にずれていることを特徴とする方法。
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