JP2017537967A5 - - Google Patents

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本明細書では、こうした参考文献はそれぞれ、個々の参考文献のそれぞれが参照によって組み込まれることを、あたかも具体的かつ個々に示すのと同程度に、その全体が参照によって本開示に組み込まれる。
本発明は以下の実施形態を含む。
[項1]
下記式の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、水和物、及び溶媒和物から選択される化合物であって:
Figure 2017537967
式中:

1、X2、及びX3の1つが、独立にOまたはSであり;
1、X2、及びX3の残りの2つがそれぞれNであり;

1が、独立にOまたはSであり;
2が、独立にCH、CRY、またはNであり;
−RYが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;

−RQ1が、独立に−RQ1A、−RQ1B、または−RQ1Cであり;
−RQ1Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
−RQ1Bが、−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
−RQ1Cが、−CF3であり;

−RQ2が、独立に−RQ2A、−RQ2B、または−RQ2Cであり;
−RQ2Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
−RQ2Bが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
−RQ2Cが、−CF3であり;

−RQ3が、独立に−Hまたは−RQ3Xであり;
−RQ3Xが、独立に−RQ3A、−RQ3B、−RQ3C、または−RQ3Dであり;
−RQ3Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
−RQ3Bが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルコキシであり;
−RQ3Cが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
−RQ3Dが、−CF3であり;

−RQ4が、独立に−Hまたは−RQ4Xであり;
−RQ4Xが、独立に−RQ4A、−RQ4B、−RQ4C、または−RQ4Dであり;
−RQ4Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
−RQ4Bが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルコキシであり;
−RQ4Cが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
−RQ4Dが、−CF3であり;

−RP1及び−RP2の一方が、−Hまたは−RPであり;
−RP1及び−RP2のもう一方が、−Hであり;

−RPが、独立に−RPA、−RPB、−RPC、または−RPDであり;
−RPAが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
−RPBが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
−RPCが、−CF3であり;
−RPDが、独立に−NH2または−NHRPDDであり;
−RPDDが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;

−RAが、独立に−Hまたは−RAAであり;ならびに
−RAAが、独立に飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-4アルキル、フェニル、またはベンジルである、前記化合物。
[項2]
1が、独立にOまたはSであり;X2が、Nであり;及びX3が、Nである、項1記載の化合物。
[項3]
1が、Nであり;X2が、独立にOまたはSであり;及びX3が、Nである、項1に記載の化合物。
[項4]
1が、Oであり;X2が、Nであり;及びX3が、Nである、項1に記載の化合物。
[項5]
1が、Sであり;X2が、Nであり;及びX3が、Nである、項1に記載の化合物。
[項6]
1が、Nであり;X2が、Sであり;及びX3が、Nである、項1に記載の化合物。
[項7]
1が、Oであり;及び
2が、独立にCH、CRY、またはNである、項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
[項8]
1が、Oであり;及び
2が、独立にCHまたはCRYである、項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
[項9]
1が、Oであり;及び
2が、CHである、項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
[項10]
1が、Oであり;及び
2が、CRYである、項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
[項11]
1が、Oであり;及び
2が、Nである、項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
[項12]
−RYが、存在するのであれば、−Meである、項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
[項13]
−RQ1が、独立に−RQ1Aまたは−RQ1Bである、項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
[項14]
−RQ1が、−RQ1Aである、項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
[項15]
−RQ1が、−RQ1Bである、項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
[項16]
−RQ1が、−RQ1Cである、項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
[項17]
−RQ1Aが、存在するのであれば、−Meである、項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
[項18]
−RQ1Bが、存在するのであれば、−Fである、項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
[項19]
−RQ1Bが、存在するのであれば、−Clである、項1〜17のいずれか1項に記載の化合物。
[項20]
−RQ2が、独立に−RQ2Aまたは−RQ2Bである、項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
[項21]
−RQ2が、−RQ2Aである、項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
[項22]
−RQ2が、−RQ2Bである、項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
[項23]
−RQ2が、−RQ2Cである、項1〜19のいずれか1項に記載の化合物。
[項24]
−RQ2Aが、存在するのであれば、−Meである、項1〜23のいずれか1項に記載の化合物。
[項25]
−RQ2Bが、存在するのであれば、−Fである、項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
[項26]
−RQ2Bが、存在するのであれば、−Clである、項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
[項27]
−RQ3が、−Hである、項1〜26のいずれか1項に記載の化合物。
[項28]
−RQ3が、−RQ3Xである、項1〜26のいずれか1項に記載の化合物。
[項29]
−RQ3Xが、存在するのであれば、−RQ3Cである、項1〜28のいずれか1項に記載の化合物。
[項30]
−RQ3Cが、存在するのであれば、−Clである、項1〜29のいずれか1項に記載の化合物。
[項31]
−RQ4が、−Hである、項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
[項32]
−RQ4が、−RQ4Xである、項1〜30のいずれか1項に記載の化合物。
[項33]
−RQ4Xが、存在するのであれば、−RQ4Cである、項1〜32のいずれか1項に記載の化合物。
[項34]
−RQ4Cが、存在するのであれば、−Clである、項1〜33のいずれか1項に記載の化合物。
[項35]
−RP1が、−Hであり;及び−RP2が、−Hである、項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
[項36]
−RP1が、−RPであり;及び−RP2が、−Hである、項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
[項37]
−RP1が、−Hであり;及び−RP2が、−RPである、項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
[項38]
−RPが、存在するのであれば、−RPAである、項1〜37のいずれか1項に記載の化合物。
[項39]
−RPが、存在するのであれば、−RPBである、項1〜37のいずれか1項に記載の化合物。
[項40]
−RPAが、存在するのであれば、−Meである、項1〜39のいずれか1項に記載の化合物。
[項41]
−RPBが、存在するのであれば、独立に−Fまたは−Clである、項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
[項42]
−RPBが、存在するのであれば、−Fである、項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
[項43]
−RPBが、存在するのであれば、−Clである、項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
[項44]
−RAが、−Hである、項1〜43のいずれか1項に記載の化合物。
[項45]
−RAが、−RAAである、項1〜43のいずれか1項に記載の化合物。
[項46]
−RAAが、存在するのであれば、独立に、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-4アルキルである、項1〜45のいずれか1項に記載の化合物。
[項47]
BHBA−001〜BHBA−045に対応する式の化合物のうちの1つ、またはその医薬的に許容可能な塩、水和物、もしくは溶媒和物である、項1に記載の化合物。
[項48]
項1〜47のいずれか1項に記載の化合物、及び医薬的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む、組成物。
[項49]
組成物の調製方法であって、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物と、医薬的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤と、の混合を含む、前記調製方法。
[項50]
インビトロまたはインビボにおける、レチノイン酸受容体β(RARβ)の活性化方法であって、RARβと、有効量の、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記活性化方法。
[項51]
インビトロまたはインビボにおける、RARα及び/またはRARγとの関連での、レチノイン酸受容体β(RARβ)の選択的活性化方法であって、RARβと、有効量の、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記選択的活性化方法。
[項52]
神経突起成長、神経突起伸長、及び/または神経突起再生の誘起方法または促進方法であって、インビトロまたはインビボにおける、神経細胞と、有効量の、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記方法。
[項53]
治療による、ヒトまたは動物の体の治療方法における使用を目的とする、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物。
[項54]
神経学的損傷;
中枢神経系(CNS)の損傷;
末梢神経系(PNS)の損傷;
神経損傷;
PNSの神経損傷;
CNSの神経損傷;
脊髄損傷;
外傷によって生じた脊髄損傷;
視神経損傷;
緑内障によって生じた視神経損傷;
神経障害;
PNSの神経障害;
CNSの神経障害;
脊髄の神経障害;
視神経の神経障害;
糖尿病性神経障害;
AIDS神経障害;
ハンセン病神経障害;
末梢の神経障害;
多発性神経障害、単神経障害、多発単神経炎、もしくは自律神経障害;
神経変性障害;
認知障害、記憶機能障害、記憶欠損、老年認知症、アルツハイマー病、初期段階のアルツハイマー病、中間段階のアルツハイマー病、後期段階のアルツハイマー病、認知機能障害、もしくは軽度認知機能障害;
ハンチントン病;
パーキンソン病;
運動神経疾患;
局所麻痺;
ベル麻痺;
神経起因性インポテンス;
前立腺全摘除後に神経外傷によって生じた神経起因性インポテンス;
麻痺;
単麻痺、四肢麻痺、もしくは対麻痺;
神経学的損傷によって生じた神経学的障害;
神経障害によって生じた神経学的障害;または
神経障害によって生じた神経学的損傷、
の治療方法における使用を目的とする、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物。
[項55]
神経学的損傷;
中枢神経系(CNS)の損傷;
末梢神経系(PNS)の損傷;
神経損傷;
PNSの神経損傷;
CNSの神経損傷;
脊髄損傷;
外傷によって生じた脊髄損傷;
視神経損傷;
緑内障によって生じた視神経損傷;
神経障害;
PNSの神経障害;
CNSの神経障害;
脊髄の神経障害;
視神経の神経障害;
糖尿病性神経障害;
AIDS神経障害;
ハンセン病神経障害;
末梢の神経障害;
多発性神経障害、単神経障害、多発単神経炎、もしくは自律神経障害;
神経変性障害;
認知障害、記憶機能障害、記憶欠損、老年認知症、アルツハイマー病、初期段階のアルツハイマー病、中間段階のアルツハイマー病、後期段階のアルツハイマー病、認知機能障害、もしくは軽度認知機能障害;
ハンチントン病;
パーキンソン病;
運動神経疾患;
局所麻痺;
ベル麻痺;
神経起因性インポテンス;
前立腺全摘除後に神経外傷によって生じた神経起因性インポテンス;
麻痺;
単麻痺、四肢麻痺、もしくは対麻痺;
神経学的損傷によって生じた神経学的障害;
神経障害によって生じた神経学的障害;または
神経障害によって生じた神経学的損傷、
の治療を目的とする薬剤の製造における、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物の使用。
[項56]
神経学的損傷;
中枢神経系(CNS)の損傷;
末梢神経系(PNS)の損傷;
神経損傷;
PNSの神経損傷;
CNSの神経損傷;
脊髄損傷;
外傷によって生じた脊髄損傷;
視神経損傷;
緑内障によって生じた視神経損傷;
神経障害;
PNSの神経障害;
CNSの神経障害;
脊髄の神経障害;
視神経の神経障害;
糖尿病性神経障害;
AIDS神経障害;
ハンセン病神経障害;
末梢の神経障害;
多発性神経障害、単神経障害、多発単神経炎、もしくは自律神経障害;
神経変性障害;
認知障害、記憶機能障害、記憶欠損、老年認知症、アルツハイマー病、初期段階のアルツハイマー病、中間段階のアルツハイマー病、後期段階のアルツハイマー病、認知機能障害、もしくは軽度認知機能障害;
ハンチントン病;
パーキンソン病;
運動神経疾患;
局所麻痺;
ベル麻痺;
神経起因性インポテンス;
前立腺全摘除後に神経外傷によって生じた神経起因性インポテンス;
麻痺;
単麻痺、四肢麻痺、もしくは対麻痺;
神経学的損傷によって生じた神経学的障害;
神経障害によって生じた神経学的障害;または
神経障害によって生じた神経学的損傷;
の治療方法であって、治療上有効な量の、項1〜47のいずれか1項に記載の化合物の、治療を必要とする対象に対する投与を含む、前記治療方法。

Claims (23)

  1. 下記式の化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、水和物、及び溶媒和物から選択される化合物であって:
    Figure 2017537967
    式中:

    1、X2、及びX3の1つが、独立にOまたはSであり;
    1、X2、及びX3の残りの2つがそれぞれNであり;

    1が、独立にOまたはSであり;
    2が、独立にCH、CRY、またはNであり;
    −RYが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;

    −RQ1が、独立に−RQ1A、−RQ1B、または−RQ1Cであり;
    −RQ1Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
    −RQ1Bが、−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
    −RQ1Cが、−CF3であり;

    −RQ2が、独立に−RQ2A、−RQ2B、または−RQ2Cであり;
    −RQ2Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
    −RQ2Bが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
    −RQ2Cが、−CF3であり;

    −RQ3が、独立に−Hまたは−RQ3Xであり;
    −RQ3Xが、独立に−RQ3A、−RQ3B、−RQ3C、または−RQ3Dであり;
    −RQ3Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
    −RQ3Bが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルコキシであり;
    −RQ3Cが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
    −RQ3Dが、−CF3であり;

    −RQ4が、独立に−Hまたは−RQ4Xであり;
    −RQ4Xが、独立に−RQ4A、−RQ4B、−RQ4C、または−RQ4Dであり;
    −RQ4Aが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
    −RQ4Bが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルコキシであり;
    −RQ4Cが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
    −RQ4Dが、−CF3であり;

    −RP1及び−RP2の一方が、−Hまたは−RPであり;
    −RP1及び−RP2のもう一方が、−Hであり;

    −RPが、独立に−RPA、−RPB、−RPC、または−RPDであり;
    −RPAが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;
    −RPBが、独立に−F、−Cl、−Br、または−Iであり;
    −RPCが、−CF3であり;
    −RPDが、独立に−NH2または−NHRPDDであり;
    −RPDDが、飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-3アルキルであり;

    −RAが、独立に−Hまたは−RAAであり;ならびに
    −RAAが、独立に飽和直鎖または飽和分岐鎖のC1-4アルキル、フェニル、またはベンジルである、前記化合物。
  2. 1 が、Oであり;X 2 が、Nであり;及びX 3 が、Nであるか、または
    1 が、Sであり;X 2 が、Nであり;及びX 3 が、Nであるか、または
    1 が、Nであり;X 2 が、Sであり;及びX 3 が、Nである、
    請求項1に記載の化合物。
  3. 1が、Oであり;X2が、Nであり;及びX3が、Nである、請求項1に記載の化合物。
  4. 1 が、Oであり;及びY 2 が、CHであるか、または
    1 が、Oであり;及びY 2 が、CR Y であるか、または
    1 が、Oであり;及びY 2 が、Nであり、ならびに
    −R Y が、−Meである、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 1が、Oであり;及び
    2が、CHである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物。
  6. −R Q1 が、独立に−R Q1A または−R Q1B であり、
    −R Q1A が、−Meであり、
    −R Q1B が、−Fまたは−Clであり、
    −R Q2 が、独立に−R Q2A または−R Q2B であり、
    −R Q2A が、−Meであり、
    −R Q2B が、−Fまたは−Clであり、
    −R Q3 が、−Hであり、ならびに
    −R Q4 が、−Hである、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. −R Q1 が、−R Q1A であり、
    −R Q1A が、−Meであり、
    −R Q2 が、−R Q2A であり、
    −R Q2A が、−Meであり、
    −R Q3 が、−Hであり、ならびに
    −R Q4 が、−Hである、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  8. −R P が、独立に−R PA または−R PB であり、
    −R PA が、−Meであり、
    −R PB が、独立に−Fまたは−Clである、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
  9. −RAが、−Hである、請求項1〜のいずれか1項に記載の化合物。
  10. 下記式の化合物のうちの1つ、またはその医薬的に許容可能な塩、水和物、もしくは溶媒和物である、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2017537967
    Figure 2017537967
    Figure 2017537967
    Figure 2017537967
    Figure 2017537967
    Figure 2017537967
  11. 下記式の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、水和物、もしくは溶媒和物である、請求項1に記載の化合物。
    Figure 2017537967
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物、及び医薬的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む、医薬組成物。
  13. 医薬組成物の調製方法であって、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物と、医薬的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤と、の混合を含む、前記調製方法。
  14. 治療による、ヒトまたは動物の体の治療用の、請求項12に記載の医薬組成物
  15. 神経学的損傷;
    中枢神経系(CNS)の損傷;
    末梢神経系(PNS)の損傷;
    神経損傷;
    PNSの神経損傷;
    CNSの神経損傷;
    脊髄損傷;
    外傷によって生じた脊髄損傷;
    視神経損傷;
    緑内障によって生じた視神経損傷;
    神経障害;
    PNSの神経障害;
    CNSの神経障害;
    脊髄の神経障害;
    視神経の神経障害;
    糖尿病性神経障害;
    AIDS神経障害;
    ハンセン病神経障害;
    末梢の神経障害;
    多発性神経障害単神経障害多発単神経炎;自律神経障害;
    神経変性障害;
    認知障害記憶機能障害記憶欠損老年認知症アルツハイマー病初期段階のアルツハイマー病;中間段階のアルツハイマー病;後期段階のアルツハイマー病認知機能障害;軽度認知機能障害;
    ハンチントン病;
    パーキンソン病;
    運動神経疾患;
    局所麻痺;
    ベル麻痺;
    神経起因性インポテンス;
    前立腺全摘除後に神経外傷によって生じた神経起因性インポテンス;
    麻痺;
    単麻痺四肢麻痺;対麻痺;
    神経学的損傷によって生じた神経学的障害;
    神経障害によって生じた神経学的障害;または
    神経障害によって生じた神経学的損傷、
    の治療用の、請求項12に記載の医薬組成物
  16. 神経学的損傷;
    中枢神経系(CNS)の損傷;
    末梢神経系(PNS)の損傷;
    神経損傷;
    PNSの神経損傷;
    CNSの神経損傷;
    脊髄損傷;
    外傷によって生じた脊髄損傷;
    視神経損傷;または
    緑内障によって生じた視神経損傷、
    の治療用の、請求項12に記載の医薬組成物。
  17. 神経障害;
    PNSの神経障害;
    CNSの神経障害;
    脊髄の神経障害;
    視神経の神経障害;
    糖尿病性神経障害;
    AIDS神経障害;
    ハンセン病神経障害;
    末梢の神経障害;
    多発性神経障害;単神経障害;多発単神経炎;または自律神経障害、
    の治療用の、請求項12に記載の医薬組成物。
  18. 神経学的損傷;
    中枢神経系(CNS)の損傷;
    末梢神経系(PNS)の損傷;
    神経損傷;
    PNSの神経損傷;
    CNSの神経損傷;
    脊髄損傷;
    外傷によって生じた脊髄損傷;
    視神経損傷;
    緑内障によって生じた視神経損傷;
    神経障害;
    PNSの神経障害;
    CNSの神経障害;
    脊髄の神経障害;
    視神経の神経障害;
    糖尿病性神経障害;
    AIDS神経障害;
    ハンセン病神経障害;
    末梢の神経障害;
    多発性神経障害単神経障害多発単神経炎;自律神経障害;
    神経変性障害;
    認知障害記憶機能障害記憶欠損老年認知症アルツハイマー病初期段階のアルツハイマー病中間段階のアルツハイマー病後期段階のアルツハイマー病認知機能障害;軽度認知機能障害;
    ハンチントン病;
    パーキンソン病;
    運動神経疾患;
    局所麻痺;
    ベル麻痺;
    神経起因性インポテンス;
    前立腺全摘除後に神経外傷によって生じた神経起因性インポテンス;
    麻痺;
    単麻痺四肢麻痺;対麻痺;
    神経学的損傷によって生じた神経学的障害;
    神経障害によって生じた神経学的障害;または
    神経障害によって生じた神経学的損傷、
    の治療用の薬剤の製造における、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  19. 神経学的損傷;
    中枢神経系(CNS)の損傷;
    末梢神経系(PNS)の損傷;
    神経損傷;
    PNSの神経損傷;
    CNSの神経損傷;
    脊髄損傷;
    外傷によって生じた脊髄損傷;
    視神経損傷;または
    緑内障によって生じた視神経損傷、
    の治療用の薬剤の製造における、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  20. 神経障害;
    PNSの神経障害;
    CNSの神経障害;
    脊髄の神経障害;
    視神経の神経障害;
    糖尿病性神経障害;
    AIDS神経障害;
    ハンセン病神経障害;
    末梢の神経障害;
    多発性神経障害;単神経障害;多発単神経炎;または自律神経障害、
    の治療用の薬剤の製造における、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  21. インビトロにおける、レチノイン酸受容体β(RARβ)の活性化方法であって、RARβと、有効量の、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記活性化方法。
  22. インビトロにおける、RARα及び/またはRARγとの関連での、レチノイン酸受容体β(RARβ)の選択的活性化方法であって、RARβと、有効量の、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記選択的活性化方法。
  23. 神経突起成長、神経突起伸長、及び/または神経突起再生の誘起方法または促進方法であって、インビトロにおける、神経細胞と、有効量の、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物と、の接触を含む、前記方法。
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