JP2017523764A - スイッチトキャパシタコンバータ - Google Patents

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Abstract

第2分圧器回路段に結合された第1分圧器回路段を含む複数の分圧器回路段を有するスイッチトキャパシタ回路;及び第1分圧器回路段にクロック信号を供給して、該クロック信号の第1半周期の間に第1分圧器回路段の出力ノードで第1電圧を供給すると共に該クロック信号の第2半周期の間に該出力ノードで第2電圧を供給するように構成されたコントローラを有するシステムである。第2分圧器回路段は上記クロック信号の半周期の間に入力電圧まで充電するように構成される一方、上記コントローラは第2分圧器回路段の充電を、(i)第1電圧が上記入力電圧として供給される上記クロック信号の第1半周期、及び(ii)第2電圧が上記入力電圧として供給される上記クロック信号の第2半周期のうちの選択された半周期に同期させるよう構成される。

Description

本発明は、スイッチトキャパシタコンバータに関する。
固体照明(SSL)の現在の傾向はモジュール化及び集積化に存するので、分散型ドライバは柔軟性、面積効率及び低コストにより一層の人気を得ている。コンデンサ(キャパシタ)のみを利用してエネルギを転送するスイッチトキャパシタコンバータ(SCC:switched capacitor converter)は、誘導部品の使用を排除し、斯かるコンバータを分散型ドライバとして好ましいトポロジとさせている。
分散型ドライバを実施化するための1つの態様は、ドライバ及び光源が1つの担体基板上に一緒に組み合わされる“ドライバ・オン・ボード”である。このような基板の電源は調整された標準電圧から調整されていない広範囲の電圧まで様々であり、このことはドライバが高性能を維持する困難さをもたらす。例えば、44V〜57Vを電圧範囲として定めるパワー・オーバー・イーサネット(登録商標)(PoE)規格と互換性を有するために、これらドライバは良好な電源変動率を必要とし、これにより高い効率を得ることができる。
従って、上述したように、スイッチトキャパシタコンバータの1つの重要な課題は広い範囲の電源供給のもとで正確な出力電圧を、即ち良好な電源変動率を達成することである。
通常のスイッチトキャパシタコンバータの場合、入力電圧と出力電圧との間の関係は、
=M*VIN−R*I
と公式化することができ、ここで、V、VIN、R、I及びMは、各々、出力電圧、入力電圧、等価出力抵抗、負荷電流及び変換比である。
トポロジが固定されたスイッチトキャパシタDC/DCコンバータの場合、電圧は1つの変換比によってのみ変換される。1つの特定の変換比において、出力電圧は入力電圧に比例する。1つのみの変換比を有するスイッチトキャパシタコンバータは限られた電源調節性能しか有さず、結果として、低効率となるのみならず、大きな出力電力変動率となる。このような調整されない出力電圧は、電圧の精度が厳格に必要とされる場合には許容されない。
スイッチトキャパシタコンバータの調整された出力電圧を得る従来の1つの方法は、フィードバックループを追加して当該回路の等価出力抵抗を調整することである。
他の従来の方法は、複数のSCCを縦続接続して、多段逐次近似(SAR)コンバータとして動作させることである。各段は、前の電圧を2つの縮小された電圧範囲に分割する。従って、2つの段が縦続接続された場合、4つの設定可能な比が得られる。このようにして、N段は2の可能な比をもたらす。従って、縦続接続された複数段のSAR SCCの後では、高い電圧分解能を達成することができる。
発明者は、SCC回路の等価出力抵抗を調整するためにフィードバックループを追加するという上記方法でも線形な出力電圧を達成することはできるが、調整される出力電圧が、変換比又は理想電圧により決定される期待される電圧から懸け離れている場合、該SCCの効率は低下するということを認識した。調整される出力電圧と理想電圧との間の差が大きいほど、効率の低下は大きくなる。このように、この方法の欠点は電圧を調整する際に効率を犠牲にするということである。
発明者は、更に、線形多段SAR SCCは高分解能を得るために幾つかの段を用いる故に、使用される多数のコンデンサ及びスイッチが当該コンバータの全体としての効率を低下させるということも認識した。
本開示の一態様によれば、第2分圧器回路段に結合された第1分圧器回路段を含む複数の分圧器回路段を有するスイッチトキャパシタ回路と;前記第1分圧器回路段にクロック信号を供給して、該クロック信号の第1半周期の間に前記第1分圧器回路段の出力ノードで第1電圧を供給する一方、前記クロック信号の第2半周期の間に前記出力ノードで第2電圧を供給するよう構成されたコントローラと;を有するシステムが提供され、前記第2分圧器回路段は前記クロック信号の半周期の間に入力電圧まで充電するよう構成され、前記コントローラは前記第2分圧器回路段の充電を、(i)前記第1電圧が前記入力電圧として供給される前記クロック信号の第1半周期及び(ii)前記第2電圧が前記入力電圧として供給される前記クロック信号の第2半周期のうちの選択された半周期に同期させるよう構成される。
例示的実施態様において、前記出力ノードと前記第2分圧器回路段の入力ノードとの間には少なくとも1つの選択スイッチが接続される。
前記コントローラは、前記第1電圧を前記入力ノードに供給するために前記クロック信号の第1半周期の間に前記少なくとも1つの選択スイッチをオンすることにより前記第2分圧器回路段の充電を前記クロック信号の第1半周期に同期させるように構成することができる。
前記コントローラは、前記第2電圧を前記入力ノードに供給するために前記クロック信号の第2半周期の間に前記少なくとも1つの選択スイッチをオンすることにより前記第2分圧器回路段の充電を前記クロック信号の第2半周期に同期させるように構成することができる。
例示的実施態様において、前記コントローラは、出力パラメータを検出する一方、該検出された出力パラメータ及び目標出力電圧に基づいて前記スイッチトキャパシタ回路の変換比を決定すると共に該決定された変換比を有するように前記スイッチトキャパシタ回路を構成するよう前記選択を実行する。
前記出力パラメータは、前記スイッチトキャパシタ回路の出力電圧とすることができる。
当該システムは、少なくとも1つの光源(D)を更に有することができ、前記スイッチトキャパシタ回路は該少なくとも1つの光源を駆動する出力電圧を供給し、前記出力パラメータは前記少なくとも1つの光源を介して流れる電流を示す感知抵抗の間の感知電圧である。
前記第1分圧器回路段は、ディクソンラダー(Dickson ladder)トポロジに基づくものとすることができると共に、5分割分圧器又は4分割分圧器の何れかとして動作するよう構成することができる。
この実施態様において、前記第1分圧器回路段は複数のスイッチを有することができ、前記コントローラは前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第1組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第2組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第1分圧器回路段を5分割分圧器として動作するよう制御するように構成される。前記コントローラは、前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第3組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第4組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第1分圧器回路段を4分割分圧器として動作するよう制御するように構成することができる。
前記第1分圧器回路段は、2分割分圧器とすることができる。
前記第2分圧器回路段は、2分割分圧器とすることができる。
前記第2分圧器回路段は、(i)2分割分圧器、(ii)3分割分圧器、又は(iii)1.5分割分圧器の何れかとして動作するよう構成することができる。
前記第2分圧器回路段は複数のスイッチを有することができ、前記コントローラは、前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第1組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第2組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を2分割分圧器として動作するよう制御し;前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第3組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第4組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を3分割分圧器として動作するよう制御し;前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第5組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第6組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を1.5分割分圧器として動作するよう制御するように構成することができる。
上記及び他の態様は後述される実施態様から明らかとなるであろう。尚、本開示の範囲は、この概要により又は前述した欠点の何れか若しくは全てを必ず克服する構成に限定されることを意図するものではない。
本開示を良く理解するため及び実施態様をどの様に実施することができるかを示すために、添付図面を参照されたい。
図1aは、汎用DC/DCコンバータとして構成されたシステムを示す。 図1bは、LEDドライバとして構成されたシステムを示す。 図2は、スイッチトキャパシタ電力チェーンの概略ブロック図を示す。 図3は、当該電力チェーンにおける第1スイッチトキャパシタコンバータ段のディクソンラダー回路を示す。 図4は、第1スイッチトキャパシタコンバータ段に結合された2:1分圧器回路を示す。 図5は、電圧同期技術の動作原理を示す。 図6は、電圧同期技術によるスイッチの削減を示す。 図7は、当該電力チェーンの最終の第5段で使用される三種変換比回路を示す。 図8aは、当該スイッチトキャパシタ電力チェーンの或る動作モードにおける動作メカニズムを示す。 図8bは、当該スイッチトキャパシタ電力チェーンの他の動作モードにおける動作メカニズムを示す。 図8cは、当該スイッチトキャパシタ電力チェーンの他の動作モードにおける動作メカニズムを示す。 図8dは、当該スイッチトキャパシタ電力チェーンの他の動作モードにおける動作メカニズムを示す。
最初に、以下に記載の実施態様によるSAR SCCが汎用DC/DCコンバータとして構成されるシステム100(図1a)及び以下に記載の実施態様によるSAR SCCが発光ダイオード(LED)ドライバとして構成されるシステム150(図1b)を図示した図1a及び図1bを参照する。
両システム100及び150は、スイッチトキャパシタ電力チェーン102及びコントローラ104を有している。スイッチトキャパシタ電力チェーン102は、電源101から出力される入力電圧Vinにより給電される。
上記コントローラは、アナログ/デジタル変換器(ADC)110、電圧基準(Ref)114、デジタルコード112を供給するように構成された有限状態マシン(FSM)108及びデジタル制御発振器(DCO)106を有している。
システム100において、出力電圧は当該DC/DCコンバータ内で感知される。一方、システム150において、当該LEDドライバは感知抵抗Rsを経る電流を感知し、LED電流を制御可能に維持する。図1bは当該SAR SCCが単一のLED(D)を駆動するために使用されていることを示しているが、該LEDは例えばLEDのストリング等の一群のLEDとすることもできる。ここではLED光源が参照されるが、高/低圧ガス放電光源、レーザダイオード、白熱光源又はハロゲン光源等の如何なる好適な光源を当該SAR SCCにより駆動することもできる。図1bは当該SAR SCCがLED(D)を駆動するために使用されていることを示しているが、本開示の実施態様は、照明負荷の駆動に対処するもののみに限定されるものではなく、寸法が制約する他のアプリケーションも同様に当てはまる(例えば、細い小型の電子的設計が必要とされるスマートフォン、ラップトップPC及び他の携帯装置等の装置における)。
ADC110は、出力パラメータ(例えば、図1aにおける出力電圧Vo又は図1bにおける感知抵抗Rsの両端間の感知電圧Vs)を感知すると共に、該アナログ入力信号をデジタルドメインに変換するように構成されている。電圧基準114は、ADC110により実行される変換処理のためのバイアス電圧であり、当業者により明らかなように該感知処理において重要な役割を果たす。ADC110は、限られた数のデジタル出力コードにより特定の範囲内の全てのアナログ入力を固有に表現するように構成される。電源変動率(line regulation)を改善するために、入力電圧を感知する順方向フィードバックループを追加することができる。
ADC110の出力端はFSM108の入力端に結合されている。FSM108は、ADC110からコードを入力し、出力パラメータの現在の状態を決定し、スイッチトキャパシタ電力チェーン102における選択スイッチを制御するための対応するデジタルコードを出力するように構成されている(後に更に詳細に説明する)。FSM108は、目標電圧(目標出力パラメータ)を供給するようスイッチトキャパシタ電力チェーン102を制御するように事前に構成することができる。他の例として、FSM108はユーザから目標電圧(目標出力パラメータ)を入力するように構成することができ、これにより、この目標電圧はユーザにより当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102の用途に依存して変更することができる。
FSM108は、更に、DCO106に制御信号を出力するように構成されている。FSM108の機能は、1以上の記憶媒体を有するメモリ上に記憶されると共に、1以上の処理ユニットを有するプロセッサ上で実行するように構成されたコード(ソフトウェア)で実施化することができる。該コードは、上記メモリから取り出され、上記プロセッサ上で実行された場合に、以下に述べる実施態様に従って処理を実行するように構成される。他の例として、FSM108の機能の幾つか又は全てが、専用のハードウェア回路、又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の構成可能なハードウェア回路で実施化されることも除外されるものではない。SAR SCCはオンチップアプリケーション用に設計されるので、FSM108は、好ましくは、超大規模集積回路(VLSI)方法によるデジタル回路を用いて実施化することができる。
DCO106は、FSM108から入力された前記制御信号に基づいてスイッチングクロック信号を所望の周波数で発生するために使用される。該スイッチングクロック信号は、スイッチトキャパシタ電力チェーン102のスイッチを制御するために使用される。軽い負荷の状況において、DCO106は全体の効率を改善するために動作周波数を減少させる。
次に、図1a及び図1bに示されたスイッチトキャパシタ電力チェーンの構成を、図2を参照して説明する。
図2に示されるように、当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102は5つの段を有している。
第1SCC段202は、2つの切り換え可能な変換比を有する。即ち、該第1SCC段は4:1分圧器(M=0.25)として動作することができるか、又は5:1分圧器(M=0.2)として動作することができる。第2SCC段204aは2:1分圧器(M=0.5)であり、後続の段に対する基準として安定した電圧を供給することを目的としている。第3SCC段204b及び第4SCC段204cは、共に、2:1分圧器(M=0.5)であり、電圧範囲を縮小する。最後の第5SCC段205は3つの切り換え可能な変換比を有する。即ち、第5SCC段205は3:1分圧器として動作することができるか、2:1分圧器として動作することができるか、又は3:2分圧器として動作することができる。
第1SCC段202は、図3に示され、5個のコンデンサC1〜C5及び単極単投型の9個のスイッチS1〜S9に基づいたディクソンラダー(Dickson ladder)トポロジを用いて構成される。更に詳細には、第1SCC段202は各々が2つのコンデンサを備える2つのフライングラダー(flying ladder)を有し、第1のフライングラダーは第1コンデンサC1を第3コンデンサと直列に有し、第2のフライングラダーは第2コンデンサC2を第4コンデンサC4と直列に有する。
第1SCC段202は、更に、6個の第1中心ノード3011〜3016を有する。第1スイッチS1は第1中心ノード3011(ノードA)を電源101の正端子に選択に接続する。第2スイッチS2は第1中心ノード3011を第2中心ノード3012(ノードB)に選択的に接続する。第3スイッチS3は第2中心ノード3012を第3中心ノード3013(ノードC)に選択的に接続する。第4スイッチS4は第3中心ノード3013を第4中心ノード3014(ノードD)に選択的に接続する。第5スイッチS5は第4中心ノード3014を第5中心ノード3015に選択的に接続する。第5負荷コンデンサC5は、第5中心ノード3015と第6中心ノード3016との間に配置される。第6中心ノード3016は電源101の負端子に接続される。
第1及び第3コンデンサC1及びC3を有する第1フライングラダーは第1中心ノード3011と第1二次ノード3021との間に配置される。第6スイッチS6は第1二次ノード3021を第5中心ノード3015に選択的に接続し、第9スイッチS9は第1二次ノード3021を第6中心ノード3016に選択的に接続する。第1コンデンサC1と第3コンデンサC3との間のノードは第3中心ノード3013に接続される。
第2及び第4コンデンサC2及びC4を有する第2フライングラダー部は、第2中心ノード3012と第2二次ノード3022との間に配置されている。第7スイッチS7は第2二次ノード3022を第5中心ノード3015に選択的に接続する一方、第8スイッチS8は該第2二次ノード3022を第6中心ノード3016に選択的に接続する。第2コンデンサC2と第4コンデンサC4との間のノードは第4中心ノード3014に接続される。
当該2つのフライングラダー部は、スイッチS1〜S9の開成及び閉成の適切な順序により逆位相とされる。
前述したように、第1SCC段202は4:1分圧器(M=0.25)として動作するか、又は5:1分圧器(M=0.2)として動作することができるもので、これはスイッチS1〜S9に適切な切り換え順序を付与することにより達成される。この場合、“切り換え順序”なる用語は、SCC段における第1組のスイッチが第1時間位相の間にオンされる(残りの第2組のスイッチはオフされる)一方、該SCC段における第2組のスイッチは第2時間位相の間にオンされる(該SCC段の第1組のスイッチはオフされる)ことを示すために使用されている。
例えば、第1SCC段202を5:1分圧器として動作するよう構成するために、DCO106から出力されるデューティサイクルDのスイッチングクロック信号がスイッチS1、S3、S5、S6及びS8に供給されて、これらスイッチを第1時間位相φ1の間に所与の状態となる(例えば、オンされる)ように制御する一方、1−Dのデューティサイクルを持つクロック信号がスイッチS2、S4、S7及びS9に供給されて、これらスイッチが反対の状態となる(例えば、オフされる)ように制御する。続く第2時間位相φ2の間において、全スイッチの状態は反転することができる。
第1SCC段202を4:1分圧器として動作するよう構成するために、DCO106から出力されるデューティサイクルDのスイッチングクロック信号はスイッチS3、S5、S6及びS8に供給されて、これらスイッチを第1時間位相φ1の間に所与の状態となる(例えば、オンされる)ように制御する一方、1−Dのデューティサイクルを持つクロック信号がスイッチS1、S2、S4、S7及びS9に供給されて、これらスイッチが反対の状態となる(例えば、オフされる)ように制御する。続く第2時間位相φ2の間において、全スイッチの状態は反転することができる。
第1SCC段202が5:1分圧器として又は4:1分圧器として動作する間の差は、スイッチS1がオンされる間のスイッチングクロック信号の時間位相に依存することが明らかであろう。図2に示されるように、FSM108から出力されるデジタル出力コードの第1ビット(ビット1)は、第1スイッチS1が当該スイッチングクロック信号の第1時間位相φ1の間又は第2時間位相φ2の間の何れにオン(閉成)されるかを制御するために使用され、かくして、該第1SCC段202が5:1分圧器として動作するか又は4:1分圧器として動作するかを制御する。
DCO106から出力される上記スイッチングクロック信号のデューティサイクルは、50%として設定することができる。スイッチがオンからオフへ状態を移行させる間の電流の通り抜けを防止するために、不感時間(デッドタイム)が追加される。SCC段の不感時間とは、第1組のスイッチ及び第2組のスイッチの両方が開状態となる切り換え遷移の間の期間を指す。従って、実際のデューティサイクルは50%より僅かに少なくなる(例えば、49%)ように設定することができる。該不感時間は、2つの位相相補的で重なり合わないクロック信号を発生する不感時間発生器により付加することができる。
第1SCC段202を4:1/5:1分圧器として実施化することにより、同じ分解能を得ながら、スイッチ及びコンデンサの数は2段の2:1分圧器と比較して低減されることになり、これにより、面積効率を向上させる。
図4は、第1SCC段202と第2安定器SCC段204aとの間の接続を示す。
選択スイッチブロック206a(図2に示されるような)は、第1SCC段202と第2安定器SCC段204aとの間に結合される。該選択スイッチブロック206aの第1選択スイッチSS1は、第1SCC段202のノードAと第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+との間に結合される。選択スイッチブロック206aの第2選択スイッチSS2は、第1SCC段202のノードCと第2安定器SCC段204aの上記高側電圧入力端V+との間に結合される。第2安定器SCC段204aの低側電圧入力端V−は、第1SCC段202の第5中心ノード3015に結合される。
第2安定器SCC段204aは、2つの時間位相で動作する。第1時間位相φ1において、フライングコンデンサCfの上側プレートは第2安定器SCC段204aの前記高側電圧入力端V+に接続される一方、該フライングコンデンサCfの下側プレートは、スイッチS24がオンされ(スイッチS22(b)及びS23はオフされる)ので、Vo(該第2安定器SCC段204aの出力電圧)に接続される。第2時間位相φ2において、フライングコンデンサCfの上側プレートはVoに接続される(スイッチS23がオンされるため)一方、該フライングコンデンサCfの下側プレートは、スイッチS22(b)がオンされる(スイッチS24はオフされる)故に、第2安定器SCC段204aの前記低側電圧入力端V−に接続される。負荷コンデンサClの上側プレートはVoに接続される一方、該負荷コンデンサClの下側プレートは第2安定器SCC段204aの低側電圧入力端V−に接続される。該負荷コンデンサがフライングコンデンサCfと電荷を共有することは明らかであろう。従って、出力電圧は、負荷が零の場合、入力電圧の半分(第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+の電圧と該第2安定器SCC段204aの低側電圧入力端V−の電圧との間の中間)となるであろう。定格負荷の場合、第2安定器SCC段204aの出力電圧Voは有限の出力抵抗により低下する。幸いにも、フィードバックコントローラ104による調整の後に、所望の出力電圧に達することができる。
5:1分圧器として動作する場合、第1SCC段202は第2安定器SCC段204aの低側電圧入力端V−に電圧1/5Vinを供給する。4:1分圧器として動作する場合、第1SCC段202は第2安定器SCC段204aの低側電圧入力端V−に電圧1/4Vinを供給する。
発明者は、前のSCC段の各出力点において、実際には、2つの変換比が異なる半周期において提供されることを理解した。5:1分圧器として動作する場合、第1SCC段202の以下の出力ノード電圧を見出すことができる:
ノードA:4/5Vin(φ1)及びVin(φ2)
ノードB:4/5Vin(φ1)及び3/5Vin(φ2)
ノードC:2/5Vin(φ1)及び3/5Vin(φ2)
ノードD:2/5Vin(φ1)及び1/5Vin(φ2)。
図5は、第1SCC段202を示す。ノードAを例示として挙げると、ディクソンラダーが動作する場合、ノードAの電圧は2つの可能性のある電圧レベルを出力し得る。これら出力電圧レベルのうちの1つは、DCO106から出力されるスイッチングクロック信号が第1時間位相φ1内である場合のV1:4/5Vinであり、他のものはDCO106から出力されるスイッチングクロック信号が第2時間位相φ2内である場合のV2:Vinである。
後続の縦続接続されたSCC(この例では、第2SCC段204a)は、2つの動作フェーズ、即ち充電フェーズ及び出力フェーズを有する。該2:1分圧器が前段(この例では、第1SCC段202)から出力されたエネルギを得る唯一のフェーズは、充電フェーズであり、このことは、出力フェーズは前の出力電圧からは独立であることを意味する。
このように、後続の縦続接続SCC(この例では、第2SCC段204a)は第1半周期で充電し、第2半周期で放電する必要がある。第1半周期において、充電は前のSCC(この例では、第1SCC段202)の出力に依存し、第2半周期において、放電は前のSCC(この例では、第1SCC段202)の出力に無関係である。
上記理解に基づいて、本開示の実施態様は、後続のSCCの充電半周期を前のSCCの2つの半周期のうちの所望のものに選択的に同期させるように時間制御される選択スイッチの使用に関するものであり、ここで、上記前のSCCの2つの半周期は、安定した及び異なる変換比を各々提供する。
スイッチSS1及びSS2を制御することにより、第2安定器SCC段204aの電圧範囲(voltage domain)は、該第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+上の電圧を変化させることによって変化させることができる。
図5に示されるように、制御信号が選択スイッチブロック206aの選択スイッチSS1に供給される。FSM108から出力されるデジタル出力コードの第2ビット(ビット2)に対応する選択スイッチSS1に供給される該制御信号は、DCO106から出力されるスイッチングクロック信号に同期される。このように、選択スイッチSS1に供給される該制御信号は、該選択スイッチSS1を第1時間位相φ1の間にオンし又は第2時間位相φ2の間にオンするように制御することができる。
第1時間位相φ1の間に選択スイッチSS1がオンされると共に選択スイッチSS2がオフされ(第1SCC段202のノードAから出力される電圧4/5Vinが第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+に供給される)、且つ、第2時間位相φ2の間に選択スイッチSS1及び選択スイッチSS2の両方がオフされる場合、第2安定器SCC段204aの電圧範囲は1/5Vinと4/5Vinとの間となり、従って、第2安定器SCC段204aの出力電圧Voは2.5/5Vinとなるであろう。これが、図8cの“STB 2nd”の列に示されている。
第1時間位相φ1の間に選択スイッチSS1及び選択スイッチSS2の両方がオフされ、且つ、第2時間位相φ2の間に選択スイッチSS1がオンされると共に選択スイッチSS2がオフされる(第1SCC段202のノードAから出力される電圧Vinが第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+に供給される)場合、第2安定器SCC段204aの電圧範囲は1/5VinとVinとの間となり、従って、第2安定器SCC段204aの出力電圧Voは3/5Vinとなるであろう。これが、図8dの“STB 2nd”の列に示されている。
図5には示されていないが、制御信号は選択スイッチブロック206aの選択スイッチSS2にも供給される。FSM108から出力されるデジタル出力コードの第3ビット(ビット3)に対応する選択スイッチSS2に供給される該制御信号は、DCO106から出力されるスイッチングクロック信号に同期される。このように、選択スイッチSS2に供給される該制御信号は、該選択スイッチSS2を第1時間位相φ1の間にオンし又は第2時間位相φ2の間にオンするように制御することができる。
第1時間位相φ1の間に選択スイッチSS1がオフされると共に選択スイッチSS2がオンされ(第1SCC段202のノードCから出力される電圧2/5Vinが第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+に供給される)、且つ、第2時間位相φ2の間に選択スイッチSS1及び選択スイッチSS2が共にオフされる場合、第2安定器SCC段204aの電圧範囲は1/5Vinと2/5Vinとの間となり、従って、第2安定器SCC段204aの出力電圧Voは1.5/5Vinとなるであろう。これが、図8aの“STB 2nd”の列に示されている。
第1時間位相φ1の間に選択スイッチSS1及び選択スイッチSS2が共にオフされ、且つ、第2時間位相φ2の間に選択スイッチSS2がオンされると共に選択スイッチSS1がオフされる(第1SCC段202のノードCから出力される電圧3/5Vinが第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+に供給される)場合、第2安定器SCC段204aの電圧範囲は1/5Vinと3/5Vinとの間となり、従って、第2安定器SCC段204aの出力電圧Voは2/5Vinとなるであろう。これが、図8bの“STB 2nd”の列に示されている。
上記から、2つの異なる電圧(第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+に供給されるべき)を、1つの選択スイッチのみにより(その制御信号を変更することによってのみ)選択することができることが明らかであろう。
この上述した電圧同期技術は、有利にも、第1SCC段202と第2安定器SCC段204aとの間に必要とされる選択スイッチの数を、従来の方法と比較して半分に減少させる。このことが図6に示されている。
5:1分圧器として動作する場合の第1SCC段202の出力ノード電圧に説明を戻すと、斯かる第1SCC段202から電圧4/5Vin、3/5Vin、2/5Vin及び1/5Vinを得るための従来の方法は、出力ノードA、B、C及びDに接続された選択スイッチを各々使用することである。上述した電圧同期技術を用いた後では、選択スイッチSS1及びSS2に各々接続するためにノードA及びノードCしか必要とされない。これは、ノードA及びノードCの各々が2つの電圧を出力することができ、このことが所望の電圧範囲をカバーすることができるからである。このように、必要とされる選択スイッチの数は2つ(ノードAに接続された選択スイッチSS1及びノードCに接続された選択スイッチSS2)に半減する。
上記では第1SCC段202と第2安定器SCC段204aとの間の電圧同期技術が5:1分圧器として動作する第1SCC段202に関して説明されたが、同じ原理は該第1SCC段202が4:1分圧器として動作する場合にも当てはまる。更に、当該電圧同期技術は第1SCC段202及び第2安定器SCC段204aに関して上述されたが、同じ原理は図2に示された後続のSCC段にも当てはまる。即ち、各SCC段の充電半周期は前のSCC段の2つの半周期のうちの所望のものに同期され、その場合において、該前のSCCの2つの半周期は安定した及び異なる変換比を各々提供する。このように、各SCC段の間の所要の選択スイッチの数を、従来の方法と比較して、半分に低減する。
第2安定器SCC段204aの電圧範囲は該第2安定器SCC段204aの高側電圧入力端V+における電圧のみを変化させることにより変化されるが、後続の段(第3SCC段204b、第4SCC段204c及び第5SCC段205)の場合、これら段の電圧範囲は、各段における高側電圧入力端V+上の電圧及び低側電圧入力端−V上の電圧の両方を変化させることにより変化させることができる。以下に説明されるように、これら段の電圧範囲を制御するために選択スイッチが使用される。これら選択スイッチは、FSM108から出力されたデジタルコードに対応する制御信号により制御される。
図2に戻ると、第3SCC段204bの高側電圧入力端V+に供給される電圧を制御するために選択スイッチブロック206bが使用される。該選択スイッチブロック206bの選択スイッチSS3は、第1SCC段202のノードCと第3SCC段204bの高側電圧入力端V+との間に結合される。該選択スイッチブロック206bの選択スイッチSS4は、第2安定器SCC段204aの出力端と第3SCC段204bの高側電圧入力端V+との間に結合される。
選択スイッチブロック206cは、第3SCC段204bの低側電圧入力端V−に供給される電圧を制御するために使用される。該選択スイッチブロック206cの選択スイッチSS5は、第1SCC段202のノードCと第3SCC段204bの低側電圧入力端V−との間に結合される。該選択スイッチブロック206cの選択スイッチSS6は、第2安定器SCC段204aの出力端と第3SCC段204bの低側電圧入力端V−との間に結合される。該選択スイッチブロック206cの選択スイッチSS7は、第1SCC段202の第5中心ノード3015と第3SCC段204bの低側電圧入力端V−との間に結合される。
5:1分圧器として動作する第1SCC段202の場合、動作時において、第3SCC段204bに対しては下記の電圧範囲が形成され得る。
1/5Vin(第3SCC段204bの低側入力端V−における)と第2安定器SCC段204aの出力電圧(第3SCC段204bの高側電圧入力端V+における)との間の電圧範囲は、選択スイッチSS4及びSS7の両方をオンすることにより選択することができる。第2安定器SCC段204aの出力電圧(第3SCC段204bの低側電圧入力端V−における)と2/5Vin(第3SCC段204bの高側入力端V+における)との間の電圧範囲は、選択スイッチSS6及びSS3の両方をオンする(第1時間位相φ1の間に)ことにより選択することができる。第3SCC段204bから出力される可能な電圧(第3SCC段204bの低側電圧入力端V−における、出力電圧及び高側電圧入力端V+における)は、図8aの列“3rd”に示されている。
2/5Vin(第3SCC段204bの低側入力端V−における)と第2安定器SCC段204aの出力電圧(第3SCC段204bの高側電圧入力端V+における)との間の電圧範囲は、選択スイッチSS5(第1時間位相φ1の間)及びSS4の両方をオンすることにより選択することができる。第2安定器SCC段204aの出力電圧(第3SCC段204bの低側電圧入力端V−における)と3/5Vin(第3SCC段204bの高側入力端V+における)との間の電圧範囲は、選択スイッチSS6及びSS3の両方をオンする(第2時間位相φ2の間に)ことにより選択することができる。第3SCC段204bから出力される可能な電圧(第3SCC段204bの低側電圧入力端V−における、出力電圧及び高側電圧入力端V+における)は、図8cの列“3rd”に示されている。
上述したように、4つの電圧範囲が第2安定器SCC段204aにより提供され、従って、当業者により明らかなように選択スイッチSS3〜SS7を制御するために2デジタルビットが必要である。選択スイッチブロック206b及び選択スイッチブロック206cの選択スイッチを制御するために、FSM108から出力されるデジタル出力コードの第4及び第5ビット(ビット4及び5)が使用される。
選択スイッチブロック206d及び206eは、第4SCC段204cの電圧範囲を制御する。選択スイッチブロック206dは、選択スイッチSS8及びSS9を有する。選択スイッチブロック206eは、選択スイッチSS10及びSS11を有する。
選択スイッチSS8及びSS11は対で動作し(両者は同時にオン/オフされる)、SS9及びSS10も同様である。選択スイッチSS8及びSS11がオンされる場合、第4SCC段204cの電圧範囲は第3SCC段204bの高側電圧入力V+と該第3SCC段204bの出力電圧との間となる。選択スイッチSS9及びSS10がオンされる場合、第4SCC段204cの電圧範囲は第3SCC段204bの出力電圧と該第3SCC段204bの低側電圧入力V−との間となる。選択スイッチブロック206d及び選択スイッチブロック206eの選択スイッチを制御するために、FSM108から出力されるデジタル出力コードの第6ビット(ビット6)が使用される。選択スイッチブロック206d及び選択スイッチブロック206eの選択スイッチを制御するためには、FSM108から出力されるデジタル出力コードの単一のビットで十分である。何故なら、選択スイッチSS8及びSS11がオンされる場合、選択スイッチSS9及びSS10はオフされねばならず、その逆でもあるからである。これを回路レベルで実施するための最も簡単な方法は、インバータ(図2には示されていない)である。
選択スイッチブロック206f及び206gは、最後の第5SCC段205の電圧範囲を制御する。選択スイッチブロック206fは、選択スイッチSS12及びSS13を有する。選択スイッチブロック206gは、選択スイッチSS14及びSS15を有する。
選択スイッチSS12及びSS15は対で動作し(両者は同時にオン/オフされる)、SS13及びSS14も同様である。選択スイッチSS12及びSS15がオンされる場合、第5SCC段205の電圧範囲は、第4SCC段204cの高側電圧入力V+と該第4SCC段204cの出力電圧との間となる。選択スイッチSS13及びSS14がオンされる場合、第5SCC段205の電圧範囲は、第4SCC段204cの出力電圧と該第4SCC段204cの低側電圧入力V−との間となる。選択スイッチブロック206f及び選択スイッチブロック206gの選択スイッチを制御するために、FSM108から出力されるデジタル出力コードの第7ビット(ビット7)が使用される。選択スイッチブロック206f及び選択スイッチブロック206gの選択スイッチを制御するためには、FSM108から出力されるデジタル出力コードの単一のビットで十分である。何故なら、選択スイッチSS12及びSS15がオンされる場合、選択スイッチSS13及びSS14はオフされねばならず、その逆でもあるからである。これを回路レベルで実施するための最も簡単な方法は、インバータ(図2には示されていない)である。
図7は、9個のスイッチS1〜S9並びに2つのフライングコンデンサCF1及びCF2を有する最後の第5SCC段205を示す。適切な切り換え順序をスイッチS1〜S9に適用することにより、この段は3つのモードで動作する、即ち3:1分圧器、2:1分圧器又は3:2分圧器として動作することができる。単段の2:1分圧器と比較して、この三種変換比段は一層高い電圧選択度を有し、これにより、より高い電圧分解能を保持する。
3:1分圧器として動作するために、スイッチS1、S9及びS8は第1時間位相φ1においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV+とVoとの間で直列接続となる)一方、スイッチS2、S5、S4及びS7は第2時間位相φ2においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV−とVoとの間で並列となる)。
2:1分圧器として動作するために、スイッチS1、S6、S3及びS8は第1時間位相φ1においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV+とVoとの間で並列となる)一方、スイッチS2、S5、S4及びS7は第2時間位相φ2においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV−とVoとの間で並列となる)。
3:2分圧器として動作するために、スイッチS1、S6、S2及びS8は第1時間位相φ1においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV+とVoとの間で並列となる)一方、スイッチS4、S9及びS5は第2時間位相φ2においてオンされる(コンデンサCF1及びCF2がV−とVoとの間で直列となる)。
選択スイッチブロック206hは、選択スイッチSS16及びSS17を有する。選択スイッチSS16は、最終第5SCC段205の高側電圧入力端V+と当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102の出力端との間に結合される。選択スイッチSS17は、最終第5SCC段205の出力端と当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102の出力端との間に結合される。
選択スイッチブロック206hの選択スイッチを制御するために、FSM108から出力されるデジタル出力コードの第8ビット(ビット8)が使用される。以下に説明するように、選択スイッチブロック206hの選択スイッチを制御するには単一ビットで十分である。当該最終第5SCC段205により2つの電圧範囲VD1及びVD2が提供され、且つ、これら電圧範囲が連続的である(VD1の最低電圧がVD2の最高電圧に等しいことを意味する)と仮定する。VD1の最低電圧が望まれる場合、最終第5SCC段205の電圧範囲をVD2に調整することができると共に、VD2の最高電圧(この電圧はVD1の最低電圧と同一である)を選択するために選択スイッチSS16が使用される。このように、出力電圧を選択するために選択スイッチブロック206hにおける2つの選択スイッチのみが使用される。選択スイッチSS16がオンされた場合SS17はオフされ、及びその逆となる。これを回路レベルで実施する最も簡単なやり方は、インバータ(図2には図示されていない)である。VD1の最低電圧が選択可能であることが必要とされる場合、該最終第5SCC段205の低側電圧入力端V−と当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102の出力端との間に結合される追加の選択スイッチが必要とされる(そして、該選択スイッチブロック206hを制御するために、FSM108から出力されるデジタル出力コードの追加のビットが必要とされるであろう)。
上述したように、当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102の各段の間において当該段における電圧ノードの接続を調整するために幾つかの構成可能なスイッチが使用される。該スイッチトキャパシタ電力チェーン102におけるスイッチの個々の設定は、1つの変換比に対応する。従って、スイッチの段を1つずつ又は隣接する段を設定することにより、連続した出力電圧を達成することができる。出力電圧は滑らかに連続して制御されないか又は擬似連続的なものになるが、それでも、段差は小さな範囲に正確に抑制することができる。
図8には、動作メカニズムが5:1分圧器として動作する第1SCC段202に関して示されている。安定した出力電圧を達成するためには安定した基準ノードが必要であるという1つの考え方に注意すべきである。従って、縮小された電圧を供給する安定器として使用されるべき第2SCC段204aが含まれる。
図8は、各段から出力される可能な電圧(各段の低側電圧入力端V−における、出力電圧及び高側電圧入力端V+における)を示す。図8において、実線は安定した電圧を表し、点線は不安定な電圧を表す。一方、陰影領域は調整することができる領域を表す。動作メカニズムは、図8a、図8b、図8c及び図8dに各々示された4つの動作モードに区分することができる。
第1SCC段202(5:1分圧器及び4:1分圧器)は入力電圧を、例えば5Vinから4Vin、4Vinから3Vin、3Vinから2Vin、2Vinから1Vin及び1Vinから接地等の5つの領域に分割する。
先ず、図8aに示されるように、第2安定器SCC段204aは2Vinと1Vinとの間に接続され、後段のために安定した電圧1.5Vinを供給する。結果として、出力電圧は小さなステップでVinから2Vinとなり得る。同様に、第2安定器SCC段204aが2Vinから3Vinの間に接続された場合(図8cに示される)、出力電圧の領域は2Vinから3Vinとなる。上述した条件において、電圧2Vin及び3Vinは不安定である(点線で描かれる)ことが分かる。このように、2Vin及び3Vinの安定した電圧を達成するために、図8b及び図8dに示されたモードが提供され、該モードにおいて第2安定器SCC段204aは電圧を直接出力端に供給する。これら4つの動作モードを一緒にすれば、Vinから3Vinの出力電圧を正確に調整することができる。
第1SCC段202の場合、入力電圧がVinであると仮定すると、5:1分圧器として動作する場合、該段はVin、4/5Vin、3/5Vin、2/5Vin及び1/5Vinの電圧を供給することができる。4:1分圧器として動作する場合、可能性のある電圧は、5/4Vin、Vin、3/4Vin、2/4Vin及び1/4Vinである。各ケースに関し、図8を参照すると、図8aにおいて“4th”列に示される最終第5SCC段205前の8つの可能性のある電圧範囲及び図8cにおいて“4th”列に示される最終第5SCC段205前の8つの可能性のある電圧範囲が存在し、従って、合計で16となる。3/5Vin、2/5Vinのケースは図8b及び図8dにおいてカバーされていることに注意されたい。最終第5SCC段205の場合、該段は3比構成可能である。このように、第1SCC段202が5:1分圧器として動作する場合、(8+8)*3=48の変換比が数えられる。同様に、第1SCC段202が4:1分圧器として動作する場合、この場合も変換比の数は48となる。このように、当該スイッチトキャパシタ電力チェーン102は96の切り換え可能な変換比M〜M96を提供する。従って、例えばM及びMN+1等の隣接する比を切り換えることにより、出力電圧を非常に小さな電圧リップル内で調整することができる。これらの可能性のある変換比の全ては、コントローラ104のFSM108から出力されるデジタルコードにより設定される。
上述した実施態様に従い、スイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102は良好な電源変動率及び高効率を提供する。該スイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102は入力電圧に適合させるために多数の変換比を提供することができる。従って、複数の擬似連続ステップにより、良好な電源変動率及び出力精度が達成される。一方、実際の電圧は理想的電圧に極近いので、調整による効率低下は大幅に低減される。
当該スイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102のトポロジは完全に容量性であるので、単一のチップ上に完全に集積されることが十分に可能であり、このことは柔軟性があり、低コストであることを意味する。これらのフィーチャは、当該コンバータを例えばドライバ・オン・ボードLEDドライバ、SoC電源、遠隔センサネットワーク、エネルギハーベスト等の多様な用途へ拡大させる。
上記では本開示の実施態様が5つの段を有するスイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102に関して説明されたが、これは一例に過ぎず、当該電圧同期技術は第1SCC段202に続いて1以上の分圧器段を有するスイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102に適用することができる。
スイッチトキャパシタコンバータ電力チェーン102の各段に使用される全てのスイッチは双方性とすることができ、当該回路のスイッチング周波数と互換性のある適切な技術で実施化することができる。例えば、これらスイッチは、シリコン基板上の金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)又は窒化ガリウム基板上の高電子移動度トランジスタ(HEMT)により形成することができる。
開示された実施態様に対する他の変形例は、当業者によれば、請求項に記載の本発明を実施するに際して図面、本開示及び添付請求項の精査から理解し、実施することができるものである。尚、請求項において“有する”なる文言は他の構成要素又はステップを排除するものではなく、単数形は複数を排除するものではない。また、単一のプロセッサ又は他のユニットは、請求項に記載された幾つかの項目の機能を満たすことができる。また、特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせを有利に使用することができないということを示すものではない。また、コンピュータプログラムは光記憶媒体又は他のハードウェアと一緒に若しくは該ハードウェアの一部として供給される固体媒体により記憶/分配することができるのみならず、インターネット又は他の有線若しくは無線通信システムを介してのように、他の形態で分配することもできる。また、請求項における如何なる符号も、当該範囲を限定するものと見なしてはならない。

Claims (13)

  1. 第2分圧器回路段に結合された第1分圧器回路段を含む複数の分圧器回路段を有するスイッチトキャパシタ回路と、
    前記第1分圧器回路段にクロック信号を供給して、該クロック信号の第1半周期の間に前記第1分圧器回路段の出力ノードで第1電圧を供給する一方、前記クロック信号の第2半周期の間に前記出力ノードで第2電圧を供給するコントローラと、
    を有するシステムであって、
    前記第2分圧器回路段は前記クロック信号の半周期の間に入力電圧まで充電し、前記コントローラは前記第2分圧器回路段の充電を、(i)前記第1電圧が前記入力電圧として供給される前記クロック信号の第1半周期及び(ii)前記第2電圧が前記入力電圧として供給される前記クロック信号の第2半周期のうちの選択された半周期に同期させ、当該システムは前記出力ノードと前記第2分圧器回路段の入力ノードとの間に接続された少なくとも1つの選択スイッチを有し、前記コントローラは前記第1電圧を前記入力ノードに供給するために前記クロック信号の第1半周期の間に前記少なくとも1つの選択スイッチをオンすることにより前記第2分圧器回路段の充電を前記クロック信号の第1半周期に同期させる、
    システム。
  2. 前記コントローラは前記第2電圧を前記入力ノードに供給するために前記クロック信号の第2半周期の間に前記少なくとも1つの選択スイッチをオンすることにより前記第2分圧器回路段の充電を前記クロック信号の第2半周期に同期させる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コントローラは、出力パラメータを検出する一方、該検出された出力パラメータ及び目標出力電圧に基づいて前記スイッチトキャパシタ回路の変換比を決定すると共に該決定された変換比を有するように前記スイッチトキャパシタ回路を構成するための選択を行う、請求項1又は請求項2に記載のシステム。
  4. 前記出力パラメータが前記スイッチトキャパシタ回路の出力電圧である、請求項3に記載のシステム。
  5. 少なくとも1つの光源を更に有し、前記スイッチトキャパシタ回路は該少なくとも1つの光源を駆動する出力電圧を供給し、前記出力パラメータが前記少なくとも1つの光源を介して流れる電流を示す感知抵抗の間の感知電圧である、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記第1分圧器回路段はディクソンラダートポロジに基づくものであって、5分割分圧器又は4分割分圧器の何れかとして動作する、請求項1ないし5の何れか一項に記載のシステム。
  7. 前記第1分圧器回路段は複数のスイッチを有し、前記コントローラは前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第1組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第2組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第1分圧器回路段を5分割分圧器として動作するよう制御する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記コントローラは前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第3組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第4組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第1分圧器回路段を4分割分圧器として動作するよう制御する、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記第1分圧器回路段が2分割分圧器である、請求項1ないし5の何れか一項に記載のシステム。
  10. 前記第2分圧器回路段が2分割分圧器である、請求項6ないし9の何れか一項に記載のシステム。
  11. 前記第2分圧器回路段が、(i)2分割分圧器、(ii)3分割分圧器又は(iii)1.5分割分圧器の何れかとして動作する、請求項6ないし9の何れか一項に記載のシステム。
  12. 前記第2分圧器回路段は複数のスイッチを有し、前記コントローラは、
    前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第1組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第2組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を2分割分圧器として動作するよう制御し、
    前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第3組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第4組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を3分割分圧器として動作するよう制御し、
    前記クロック信号の第1半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第5組をオンすると共に前記クロック信号の第2半周期の間に前記複数のスイッチのうちの第6組をオンするように前記クロック信号を供給することにより前記第2分圧器回路段を1.5分割分圧器として動作するよう制御する、
    請求項11に記載のシステム。
  13. 少なくとも1つの光源及び請求項1に記載のシステムを有する照明モジュールであって、前記スイッチトキャパシタ回路が前記少なくとも1つの光源を駆動する出力電圧を供給する、照明モジュール。
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