JP2017521609A - 車両用ディスクブレーキパッド - Google Patents

車両用ディスクブレーキパッド Download PDF

Info

Publication number
JP2017521609A
JP2017521609A JP2016565285A JP2016565285A JP2017521609A JP 2017521609 A JP2017521609 A JP 2017521609A JP 2016565285 A JP2016565285 A JP 2016565285A JP 2016565285 A JP2016565285 A JP 2016565285A JP 2017521609 A JP2017521609 A JP 2017521609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
edge
undulations
pad
friction pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016565285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6626006B2 (ja
Inventor
バクストン,カール・リチャード
シルビー,ロドニー・ジィ
リウ,ウェイミング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Federal Mogul Motorparts LLC
Original Assignee
Federal Mogul Motorparts LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=54834396&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2017521609(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Federal Mogul Motorparts LLC filed Critical Federal Mogul Motorparts LLC
Publication of JP2017521609A publication Critical patent/JP2017521609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6626006B2 publication Critical patent/JP6626006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D2065/026Braking members; Mounting thereof characterised by a particular outline shape of the braking member, e.g. footprint of friction lining
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D2069/004Profiled friction surfaces, e.g. grooves, dimples

Abstract

バッキングプレートと、周囲の少なくとも1つの側縁部上の複数の起伏から形成される複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドと有する車両ディスクブレーキパッド。各起伏は、それぞれ、バッキングプレートの周囲に向かって、かつ周囲から離れるように延在する、波の山および波の谷を含む。ブレーキパッドは、特に、トラック、クロスオーバービークル、およびスポーツユーティリティビークルなどの重量車両とともに用いられる場合に、熱管理および耐摩耗性の改善を提供することによって、ブレーキパッドの寿命を向上させ得る。

Description

本発明は概してブレーキパッドに関し、特に、車両用ディスクブレーキパッドに関する。
背景
ディスクブレーキパッドは、オートバイ、自動車、およびトラックを含むさまざまなサイズのさまざまな車両に用いられており、バッキングプレートと、バッキングプレートに取付けられた摩擦パッドとを一般に含む。ブレーキパッド、バッキングプレート、および/または摩擦パッドのサイズおよび形状は、それらが用いられる車両のサイズおよび/または重量といったものに依存して異なり得る。さらに、摩擦パッドのサイズおよび形状は、さまざまな理由でスロットおよび/またはノッチなどの特徴を含む場合があり、当該理由の1つはブレーキ鳴きを減少させたいという要求である。たとえば、米国特許第8,151,433 B2号および米国特許第8,505,698 B2号に示されて記載されているように、ブレーキ音は、従来の摩擦パッドの形状を修正して、摩擦パッドの縁部の近くの面取り部、摩擦パッドのさまざまな横方向スロット、およびUまたはV字状のノッチを含むことによって減少し得る。
ブレーキ音以外に、停止力、停止距離、耐摩耗性、製造性、熱管理、および運転者ペダル応答を含む、ブレーキパッドに関する他の性能問題が起こる。ゆえに、異なる車両プラットフォームに容易に適合可能である態様でパッドのこれらおよび他の性能特性に対処するブレーキパッドを開発することが引き続き必要である。
要約
発明の目的は、上述のブレーキパッド性能問題の少なくともいくつかに対処することである。
ある実施形態によると、バッキングプレートと、バッキングプレートによって支持される摩擦パッドとを含むブレーキパッドが提供される。摩擦パッドは、摩擦パッドの周縁部によって少なくとも部分的に規定される摩擦面を有し、かつ、周縁部とバッキングプレートとの間に延在する周側壁を有する。周縁部は複数の周側縁部を含み、側縁部の少なくとも1つは、複数の起伏を有する複雑なエッジプロファイルを含む。
他の実施形態では、前段落のブレーキパッドは、以下の特徴のいずれか1つ以上を、任意の技術的に実行可能な組合わせで含んでもよい:
− 各起伏は、それぞれ、バッキングプレートの周囲に向かって、かつ周囲から離れるように、摩擦面の平面内に延在する波の山および波の谷を含んでもよい;
− バッキングプレートは、摩擦面の周縁部の複雑なエッジプロファイルにおける起伏の波の山または波の谷と位置が対応するノッチを含んでもよい;
− 摩擦パッドは、周縁部の1つ以上の部分同士の間を摩擦面に沿って延在する1つ以上の曲線溝を含んでもよい;
− 摩擦パッドは、1つの起伏の波の谷から別の起伏の波の谷に延在する曲線溝を含んでもよい;
− 摩擦パッドは、1つの起伏の波の山から別の起伏の波の山に延在する曲線溝を含んでもよい;
− 摩擦パッドは、1つの起伏の波の山から別の起伏の波の谷に延在する曲線溝を含んでもよい;
− 摩擦面は1つ以上の面取り面を含んでもよい;
− 摩擦パッドは、非伸長形状と、0.0479(を含む)から0.0578(を含む)のコンパクト性とを有してもよい;
− 摩擦パッドは、半伸長形状と、0.0394(を含む)から0.0495(を含む)のコンパクト性とを有してもよい;
− 摩擦パッドは、伸長形状と、0.0330(を含む)から0.0470(を含む)のコンパクト性とを有してもよい;
− 周側壁の面積に対する摩擦面の面積の比は、1.18:1(を含む)から2.49:1(を含む)であってもよい;
− 摩擦パッドの周縁部は、4個(を含む)から13個(を含む)の起伏を含む複雑なエッジプロファイルを含んでもよい;および/または
− 摩擦パッドの周縁部は、7個(を含む)から9個(を含む)の起伏を含む複雑なエッジプロファイルを含んでもよい。
別の実施形態によると、周縁部を有する摩擦面を含む摩擦パッドであって、周縁部は、ともに周縁部を形成する上周側縁部、下周側縁部、左周側縁部および右周側縁部を含む摩擦パッドが提供される。摩擦パッドはさらに、摩擦面の周側縁部の少なくとも1つに複雑なエッジプロファイルを含む。複雑なエッジプロファイルは複数の起伏を含む。摩擦パッドはさらに、周側縁部のうちの2つの異なる周側縁部同士の間を摩擦面に沿って延在する1つ以上の曲線溝を含む。
他の実施形態では、前段落の摩擦パッドは、以下の特徴の1つ以上を、任意の技術的に実行可能な組合わせで含んでもよい:
− 左および右周側縁部の各々は、1つ以上の複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含んでもよく、左周側縁部の1つ以上の起伏は、右周側縁部の1つ以上の起伏を鏡映していてもよい;
− 上周側縁部は複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含んでもよく、上周側縁部は、摩擦面の他のどの周側縁部よりも多い起伏を含んでもよい;および/または
− 下周側縁部は複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含んでもよく、下周側縁部は、摩擦面の他のどの周側縁部よりも多い起伏を含んでもよい。
発明の好ましい例示的な実施形態が、同様の名称は同様の要素を指す添付の図面とともに以下に説明される。
バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 バッキングプレートに取付けられて車両用ディスクブレーキパッドを形成し得る、本開示の実施形態に係る複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドを示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 非伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 半伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 伸長形状を有し、複雑なエッジプロファイルを含む摩擦パッドの実施形態を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、シミュレーション試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、シミュレーション試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。 さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した本開示の摩擦パッドの性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、実際の試験結果を示す図である。
図示される実施形態の詳細な説明
本明細書に開示される摩擦パッド実施形態は、さまざまなディスクブレーキパッド設計に、かつさまざまな車両用途に用いられて、ブレーキパッドの停止力および摩耗性能を向上させるのに役立ち得る。開示される摩擦パッドは、いくつか例を挙げると、トラック、クロスオーバービークル、およびスポーツユーティリティビークルを含むがこれらに限定されない重量車両により好適であり得る。摩擦パッドのサイズおよび形状は、ブレーキ音の減少、停止距離の減少、ロータ摩耗およびローホイールダストの減少、最適なNVH(騒音、振動、およびハーシュネス)性能、ならびにペダル応答の改善およびより一貫した全体的なパッド性能に対応する、より低い、かつより一貫した圧縮を含む、さまざまな利点を付与するように修正され得る。加えて、ここに開示される摩擦パッドは、たとえばブレーキパッドの熱管理を改善することによって、ブレーキパッドの耐用年数を延ばすのに役立ち得る。より具体的には、冷却効率の改善によって、重負荷条件においてブレーキパッドの寿命を先行技術のブレーキパッドと比較して2倍にできることが示されている。
図1〜図3を概して参照して、ディスクブレーキパッド10が示されている。ブレーキパッド10はバッキングプレート20および摩擦パッド40を含む。バッキングプレート20は前面22および周囲24を含む。摩擦パッド40はバッキングプレート20の前面22に取付けられ、バッキングプレート20と反対側を向く摩擦面42と、周側壁44と、上、下、ならびに右および左の周側縁部48,50,52,54を含む周縁部46とを含む。摩擦パッド40の少なくとも中央領域において、摩擦面42は平面であり、周縁部46は面42と同一平面内に存在する。摩擦面42と同一平面内にあり、したがってブレーキ時に押されてブレーキロータと接触する周縁部46の部分または長さは、摩擦パッド40の接触縁部と称され得る。
摩擦パッド40の周縁部46は、少なくとも1つの複雑なエッジプロファイル55を含む。複雑なエッジプロファイル55は、概して平面の摩擦面を維持しつつ、周側壁44の増加した表面積を提供する。同様に、エッジプロファイルは、先行の設計と比較して、接触縁部46の増加した周長を提供する。複雑なエッジプロファイル55は、起伏のある、扇形の、または波状の経路に従い得、パッド40の周側縁部48,50,52,54のいずれかもしくはすべてに、またはこれらの側縁部48,50,52,54のいずれかの一部のみに組込まれ得る。
ある実施形態に従うと、複雑なエッジプロファイル55は1つ以上の起伏を含み、各起伏は1つの波の山57および1つの波の谷59を含む。山57および谷59は、それぞれ、バッキングプレート20の周囲24に向かって、かつ周囲24から離れるように、摩擦面42の平面内に概して延在し、逆に、それぞれ、摩擦面42の幾何学的中心または他の中心領域から離れるように、かつ当該領域に向かって、概して延在する。図1〜図3に示される実施形態は、それらの複雑なエッジプロファイル内に複数の起伏を含んでいるが、明確にするために1つの起伏(たとえば1つの波の山57および1つの波の谷59)のみが示されている。周縁部46の波の山および波の谷の振幅または高さは、互いに同じでもよいし、異なっていてもよい。また、摩擦パッド40の周縁部46に沿った波の山および/または谷の頻度は実施形態同士の間で異なっていてもよく、より特定的には、以下により詳細に説明されるように、パッド40の上、下、左および右の周側縁部48,50,52,54同士の間で異なっていてもよい。いくつかの実施形態では、摩擦パッド40の周縁部46に沿った複雑なエッジプロファイル55は、全体的にまたは数学的に正弦波状であってもよい。他の実施形態では、複雑なエッジプロファイル55は不規則な形状を組込んでもよい。さらに、摩擦パッド40の周縁部46は1つ以上の概して直線の部分を含んでもよく、当該部分が起伏自体を形成してもよいし、または周縁部46の1つ以上の複雑なエッジプロファイル55同士の間の接続を形成してもよい。
図4A〜図4Cは、共通の複雑なエッジプロファイル55を有するが、摩擦パッドの冷却および/またはダスト除去を容易にするように含まれ得るさまざまな溝構成を有する摩擦パッド40を示す。1つ以上のスロットまたは溝56が摩擦パッド40に形成されてもよく、パッド40の摩擦面42からパッドの内部に延在してもよい。溝56は、摩擦パッド40の一方側から他方側に、パッド40を横切って延在してもよい。たとえば、溝はパッド40の上周縁部48からパッドの下周縁部50に延在して複数の摩擦面42を形成してもよく、溝は概して直線の、曲線の、S字状の、または他の経路に従ってもよい。溝56は実質的に垂直方向に延在してもよいし、またはそれらは垂直軸に対して傾斜角でパッド40を横切って延在してもよい。図4A〜図4Cに示されるような好ましい実施形態では、溝は複雑なエッジプロファイル55の波の谷59で開始する、および/または終了する。
溝56は、摩擦パッド40内の内壁面58および内縁部60を規定してもよい。内縁部60は、摩擦パッド40の摩擦面42と同一平面内に位置してもよく、ゆえにブレーキ時にブレーキロータと接触してもよい。したがって、摩擦パッド40の溝56は、摩擦パッド40の全体的な縁部接触長さを増加させ得る。ある特定の実施形態では、溝の幅は0.18インチであり、バッキングプレートに向かって摩擦パッドの表面内に延在する深さは0.2インチである。溝56は、部分的にまたは完全に形成された摩擦パッド40が所望の経路に沿ってルーティングされるかまたはそうでなければ溝を付けられる二次的動作において成形されてもよいし、または形成されてもよい。溝56のCNCルーティングは1つのそのような方法である。曲線溝56は、単純な正弦波状のもしくは多項式、曲線適合、もしくは他の数式によって定義されるより複雑な曲線などの数学的に定義された曲線経路、または数値的に特定された経路に従ってもよい。
図5および図6を特に参照して、摩擦パッド40の摩擦面42は、平坦面または曲面であり得る1つ以上の面取り面62をさらに含んでもよい。面取り面62は、摩擦パッド40の摩擦面42からバッキングプレート20に向かって延在してもよい。たとえば、面取り面62は、摩擦パッド40の主要な摩擦面42からパッド40の周縁部46に向かって、またはパッド40の内部に向かって延在してもよい。したがって、面取り面62は、摩擦パッド40の摩擦面42において1つ以上の付加的な接触縁部64を形成してもよい。図5および図6は、バッキングプレート20の周囲24におけるノッチ66をさらに示す。当該ノッチは、複雑なエッジプロファイルの特徴と一致していてもよい(すなわち、ノッチおよびプロファイル特徴は概して、それらの各自の周囲における同一点に沿って位置している)。たとえば、図5に示されるように、ノッチ66は、パッド40の上縁部48の複雑なエッジプロファイル55における波の山57と一致している。しかし、図6では、ノッチ66は、上縁部48の複雑なエッジプロファイル55における波の谷59と一致している。ノッチ66は、示されるように、角度が付けられた形状であってもよいし、またはより弓形の外見を有してもよい。バッキングプレート特徴の他の組合せおよびそれぞれの配置ももちろん可能である。
少なくともいくつかの実施形態では、概して図1〜図9に示されるように、摩擦パッド40は、(1)摩擦パッド40の周縁部46のすべてまたは一部に沿った複雑なエッジプロファイル55、および(2)2つ以上の摩擦面42を規定する少なくとも1つの曲線溝、の組合せを利用する。起伏のある周縁部46および/または曲線溝と組合せて、直線溝が用いられてもよい。また、少なくともいくつかの実施形態では、バッキングプレート20は周囲24を有し、摩擦パッド40の周縁部46は複数の起伏を、より特定的には、バッキングプレート20の周囲24に隣接して走る波の山および谷を含む。さらに、少なくとも他の実施形態では、摩擦面42は面取り面62の1つ以上を含み、摩擦パッド40の周縁部46は、他の上述の特徴のいずれかと組合せて使用可能な面取り面62における複雑なエッジプロファイル55を有する。
図10〜図50は、複雑なエッジプロファイル、ならびに異なるエッジプロファイルがブレーキパッドの全体サイズに少なくとも部分的に基づいて分類および/または規定され得る方法の例を提供する。開示される実施形態の利点は、複雑なエッジプロファイルが、たとえば、摩擦パッド40の周縁部46の複雑なエッジプロファイル55における起伏、および/または溝56の曲線形状のために、摩擦パッド40の増加した縁部接触長さ、および周側壁44の増加した表面積を提供し得ることである。これによってブレーキ性能を向上させることができる。ブレーキ時の摩擦パッド40の熱管理も改善され得、これは複雑なエッジプロファイルおよび溝によって生成される乱気流パターンの結果であり得る。さらに、摩擦パッド40の複雑なエッジプロファイル55は、摩擦パッド40の周縁部に沿った摩擦パッド材料と成形面との接触量の増加の結果として、製造時に摩擦パッド40のより完全で均一な硬化を提供することによって、生産を向上させ得る。
要約すると、図10〜図50の複雑なエッジプロファイルは、摩擦面42の面積(面取り領域62を含み得る)、周側壁44の面積、パッド形状のコンパクト性、ならびにパッド40の全体サイズおよび形状に基づいて分類および/または規定され得る。異なるブレーキパッド実施形態の全体サイズおよび形状は、複雑なエッジプロファイルにおける起伏の数およびサイズが周側壁44の面積および周縁部46の長さを増加させる程度に影響を及ぼすことができ、したがって、以下により詳細に記載されるように、図10〜図50に示される例示的な摩擦パッドは、非伸長パッド(図10〜図15)、半伸長パッド(図16〜図43)、および伸長パッド(図44〜図50)に分けられる。図はすべてが一定縮尺であるとは限らず、したがって、当業者がさまざまな寸法関係の範囲を認識および確認することができるように例示的な測定が提供される。
複雑なエッジプロファイルを分類および/または規定するために用いられ得る1つのメトリックは、コンパクト性である。コンパクト性は、摩擦面42の面積(面取り領域62および任意の潜在的に示される溝領域を含む)と周縁部46の長さとの関係として規定される。コンパクト性は、スケールが不変の特徴である。構成要素の外周は、面積が二次的に増加する間にスケールの増加とともに直線的に増加するため、コンパクト性は、以下に示されるように、外周の2乗に対する面積の比として与えられる。
コンパクト性は形状の真円度に密接に関連しており、4π倍で正比例している。したがって、極端な例では、コンパクト性が低く、したがって真円度が低い構成要素は、典型的に、かなり広い空間領域にわたって広がる細長いテンドリル(tendrils)を有する。ゆえに、より起伏のある複雑なエッジプロファイルは低いコンパクト性をもたらす一方で、起伏のないエッジプロファイルを有する同一の摩擦パッドはコンパクト性が高くなる。
摩擦パッドの全体サイズはコンパクト性に影響を及ぼす(すなわち、より伸長したパッドはより矩形状のパッドよりもコンパクト性が低くなることが多い)ため、図10〜図50に示される例示的なパッドは、非伸長摩擦パッド(図10〜図15)、半伸長摩擦パッド(図16〜図43)、および伸長摩擦パッド(図44〜図50)に分けられる。図面に示されて以下に詳細に説明されるように、非伸長摩擦パッドの長さ対高さ比(l:h)は2:1またはそれ以下であり、典型的に1:1以上である。半伸長摩擦パッドの長さ対高さ比(l:h)は2:1よりも大きく3:1よりも小さい。伸長摩擦パッドの長さ対高さ比(l:h)は3:1またはそれ以上であり、典型的に5:1以下である。長さ対高さ比(l:h)を求めるために、長さlは摩擦パッドの長さに沿って最長点で測定され得、高さhは摩擦パッドの最高点または最大幅点で測定され得る。図10〜図50は概して、最小から最大の長さ対高さ比(l:h)の順にランク付けされている。伸長の量はコンパクト性に影響し得るが、周側壁面積に対する摩擦表面積の比、または複雑なエッジプロファイルにおける起伏の数などの一定の要因は、摩擦パッドの全体形状の伸長の量の影響を受け得ないことを理解すべきである。
コンパクト性に加えて、摩擦パッドは、周側壁面積44に対する摩擦表面積42(任意の面取り領域62および任意の潜在的に示される溝領域を含む)の比によっても分類および/または規定され得る。最後に、複雑なエッジプロファイル自体が、周縁部46の長さに沿って含まれる起伏の数によってグループ分けされ得、各起伏は波の山57および波の谷59を含む。摩擦パッドのサイズおよび/または形状パラメータを以下に説明される具体例に概して一致するように調整することによって、複雑なエッジプロファイルは、熱管理および耐摩耗性の改善などの上述の利点を付与することができる。しかし、複雑なエッジプロファイルならびに/または溝の種類および数は、開示される利点を依然としてもたらしつつ、示される実施形態とは異なることができ、特定のブレーキパッド用途およびブレーキシステムの要件に依存してカスタマイズされてもよいことを理解すべきである。さらに、本明細書に提供される正確な測定値は例として意図されているに過ぎない。最後に、明確にするために図10〜図50から一定の参照番号が省略されているが、当業者は図1〜図9に関連して提供された開示に基づいて同様の特徴を認識するであろう。
図10〜図15は非伸長摩擦パッドを示しており、当該パッドの長さ対高さ比(l:h)は2:1またはそれ以下であり、典型的に1:1以上である。図10は、長さが2.63インチで高さが1.564インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.68:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.385平方インチであり得、周縁部46の長さは7.902インチであり得、対応のコンパクト性は0.0542である。図10に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、および下縁部50に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計4個の起伏を含む。直線周縁部52,54が2つの複雑な縁部領域55同士を接続する。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は1.747平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.94:1となる。
図11は、長さが4.193インチで高さが2.317インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.81:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.774平方インチであり得、周縁部46の長さは11.877インチであり得、対応のコンパクト性は0.0551である。図11に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に1.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。本実施形態における周側壁44の面積は3.120平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.49:1となる。
図12は、長さが3.179インチで高さが約1.672インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.90:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.864平方インチであり得、周縁部46の長さは8.703インチであり得、対応のコンパクト性は0.0510である。図12に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に4.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計11個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0607)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.606平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.48:1となる。
図13は、長さが3.363インチで高さが約1.767インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.90:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は4.785平方インチであり得、周縁部46の長さは9.099インチであり得、対応のコンパクト性は0.0578である。同一の長さ対高さ比を有する図12と比較すると、コンパクト性は図13の実施形態の方が大きい。この原因は、図12の実施形態の方が起伏が多いことである可能性が最も高い。図13に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に1.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.064平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.56:1となる。
図14は、長さが3.054インチで高さが約1.593インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.92:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.490平方インチであり得、周縁部46の長さは8.539インチであり得、対応のコンパクト性は0.0479である。図14に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。バッキングプレート20は、上周縁部48における起伏の波の谷59と位置が対応するノッチ55をさらに含む。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.641平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.32:1となる。
図15は、長さが3.210インチで高さが約1.606インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が1.9987:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.988平方インチであり得、周縁部46の長さは8.679インチであり得、対応のコンパクト性は0.0529である。図15に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.444平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.63:1となる。図10〜図15に示される非伸長パッドについては、コンパクト性は0.0479(を含む)から0.0578(を含む)の範囲である。別の実施形態では、非伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0479(を含む)から0.0551(を含む)の範囲にあり得る。さらに別の実施形態では、非伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0510(を含む)から0.0529(を含む)の範囲にあり得る。
図16〜図43は、長さ対高さ比(l:h)が2:1またはそれ以上であり、3:1よりも小さい半伸長摩擦パッドを示す。図16は、長さが3.550インチで高さが1.767インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.01:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.034平方インチであり得、周縁部46の長さは9.684インチであり得、対応のコンパクト性は0.0537である。図16に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に3個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9.5個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0628)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.974平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.693:1となる。
図17は、長さが4.242インチで高さが2.048インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.07:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.108平方インチであり得、周縁部46の長さは11.283インチであり得、対応のコンパクト性は0.0558である。図17に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.711平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.92:1となる。
図18は、長さが4.100インチで高さが1.919インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.14:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は6.263平方インチであり得、周縁部46の長さは11.140インチであり得、対応のコンパクト性は0.0505である。図18に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0618)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.471平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.8:1となる。
図19は、長さが3.370インチで高さが1.556インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.17:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.952平方インチであり得、周縁部46の長さは9.517インチであり得、対応のコンパクト性は0.0436である。図19に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に1.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.907平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.36:1となる。
図20は、長さが4.605インチで高さが2.081インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.21:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は6.933平方インチであり得、周縁部46の長さは11.829インチであり得、対応のコンパクト性は0.0495である。図20に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0585)。周側壁44の面積は3.915平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.01:1となる。
図21は、長さが4.675インチで高さが2.102インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.22:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.527平方インチであり得、周縁部46の長さは11.846インチであり得、対応のコンパクト性は0.0536である。図21に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に4.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0607)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.161平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.81:1となる。
図22A〜図22Cは、長さが4.477インチで高さが1.913インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.34:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦パッド40は、それぞれの実施形態において異なるスロット構成を有しつつ、図22A〜図22Cの各々において同一の複雑な縁部を有する。摩擦面42の面積は6.861平方インチであり得、周縁部46の長さは12.032インチであり得、対応のコンパクト性は0.0474である。図22A〜図22Cに示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計6個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。周側壁44の面積は4.471平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.53:1となる。
図23は、長さが5.189インチで高さが2.204インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.35:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.982平方インチであり得、周縁部46の長さは13.599インチであり得、対応のコンパクト性は0.0486である。図23に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。周側壁44の面積は4.015平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.24:1となる。
図24は、長さが5.463インチで高さが2.297インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.38:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.826平方インチであり得、周縁部46の長さは13.699インチであり得、対応のコンパクト性は0.0470である。図24に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計6個の起伏を含む。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は5.086平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.74:1となる。
図25は、長さが3.614インチで高さが1.514インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.39:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は4.731平方インチであり得、周縁部46の長さは9.856インチであり得、対応のコンパクト性は0.0487である。図25に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0559)。周側壁44の面積は2.332平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.04:1となる。
図26は、長さが3.890インチで高さが1.623インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.4:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.095平方インチであり得、周縁部46の長さは9.774インチであり得、対応のコンパクト性は0.0533である。図26に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0586)。周側壁44の面積は2.481平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.05:1となる。
図27は、長さが4.910インチで高さが2.038インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.41:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.166平方インチであり得、周縁部46の長さは12.636インチであり得、対応のコンパクト性は0.0449である。図27に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0550)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.791平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.89:1となる。
図28は、長さが4.827インチで高さが1.957インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.47:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.504平方インチであり得、周縁部46の長さは12.949インチであり得、対応のコンパクト性は0.0448である。図28に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に1.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。周側壁44の面積は4.687平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.60:1となる。
図29は、長さが5.114インチで高さが2.062インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.48:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.817平方インチであり得、周縁部46の長さは14.077インチであり得、対応のコンパクト性は0.0394である。図29に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0507)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.489平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は2.24:1となる。
図30は、長さが4.614インチで高さが1.849インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.49:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は6.498平方インチであり得、周縁部46の長さは11.481インチであり得、対応のコンパクト性は0.0493である。図30に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計6個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0578)。周側壁44の面積は4.148平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.57:1となる。
図31は、長さが4.915インチで高さが1.924インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.55:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は6.796平方インチであり得、周縁部46の長さは12.179インチであり得、対応のコンパクト性は0.0458である。図31に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0573)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.647平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.46:1となる。
図32は、長さが3.188インチで高さが1.228インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.60:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.167平方インチであり得、周縁部46の長さは7.808インチであり得、対応のコンパクト性は0.0519である。図32に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計11個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0561)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は1.833平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.73:1となる。本実施形態は、溝または面取り部を全く有さない摩擦パッドの例でもある。
図33は、長さが4.409インチで高さが1.669インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.64:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.359平方インチであり得、周縁部46の長さは11.265インチであり得、対応のコンパクト性は0.0422である。図33に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。周側壁44の面積は3.662平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.46:1となる。
図34は、長さが5.601インチで高さが約2.124インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.64:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は9.831平方インチであり得、周縁部46の長さは14.820インチであり得、対応のコンパクト性は0.0448である。図34に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に4.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計11個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0530)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は5.628平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.75:1となる。
図35は、長さが5.659インチで高さが約2.150インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.22:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.760平方インチであり得、周縁部46の長さは14.139インチであり得、対応のコンパクト性は0.0438である。図35に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計6個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0496)。周側壁44の面積は5.375平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.63:1となる。
図36は、長さが3.155インチで高さが1.190インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.65:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は3.167平方インチであり得、周縁部46の長さは7.808インチであり得、対応のコンパクト性は0.0519である。図36に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0561)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は1.833平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.73:1となる。
図37は、長さが5.409インチで高さが2.011インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.69:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.052平方インチであり得、周縁部46の長さは13.301インチであり得、対応のコンパクト性は0.0455である。図37に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0559)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.984平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.62:1となる。
図38は、長さが4.095インチで高さが1.473インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.78:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は4.587平方インチであり得、周縁部46の長さは10.408インチであり得、対応のコンパクト性は0.0423である。図21に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0526)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は2.991平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.53:1となる。
図39は、長さが6.291インチで高さが約2.254インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.79:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は11.064平方インチであり得、周縁部46の長さは16.071インチであり得、対応のコンパクト性は0.0428である。図39に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1.5個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0520)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は5.832平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.90:1となる。
図40は、長さが4.385インチで高さが1.569インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.79:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.122平方インチであり得、周縁部46の長さは10.945インチであり得、対応のコンパクト性は0.0428である。図40に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計5個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0530)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.465平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.48:1となる。
図41は、長さが4.574インチで高さが1.605インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.85:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.718平方インチであり得、周縁部46の長さは11.264インチであり得、対応のコンパクト性は0.0451である。図41に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に1.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計4個の起伏を含む。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は3.591平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.59:1となる。
図42は、長さが5.587インチで高さが1.931インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.89:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.576平方インチであり得、周縁部46の長さは13.458インチであり得、対応のコンパクト性は0.0418である。図42に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計8個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0544)。周側壁44の面積は5.152平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.47:1となる。
図43は、長さが5.502インチで高さが1.862インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が2.95:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.655平方インチであり得、周縁部46の長さは13.475インチであり得、対応のコンパクト性は0.0422である。図43に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に4.5個の起伏、下縁部50に4.5個の起伏、および各側縁部52,54に2個の起伏を含み、その周長46に沿って合計13個の起伏を含む。側縁部52における起伏は、他方の側縁部54における起伏を鏡映している。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0515)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.044平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.89:1となる。
図16〜図43に示される上述の半伸長摩擦パッド実施形態の平均コンパクト性は、0.047である。複雑なエッジプロファイルを有さない半伸長摩擦パッドとは対照的に、半伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0394(を含む)から0.0495(を含む)の範囲にあり得る。別の実施形態では、半伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0394(を含む)から0.0474(を含む)の範囲にあり得る。さらに別の実施形態では、半伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0422(を含む)から0.0449(を含む)の範囲にあり得る。複雑なエッジプロファイルを有さない、匹敵する半伸長摩擦パッドの平均コンパクト性は、複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドの平均コンパクト性よりもはるかに高い(0.0556対0.047)。
図44〜図50は、長さ対高さ比(l:h)が3:1またはそれ以上であり、典型的に5:1以下である伸長摩擦パッドを示す。図44は、長さが5.840インチで高さが1.910インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.06:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.621平方インチであり得、周縁部46の長さは13.808インチであり得、対応のコンパクト性は0.0452である。図44に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に4.5個の起伏、下縁部50に1.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0516)。周側壁44の面積は4.556平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.89:1となる。
図45は、長さが4.400インチで高さが1.395インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.15:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.138平方インチであり得、周縁部46の長さは10.457インチであり得、対応のコンパクト性は0.0470である。図45に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に4.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.013平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.28:1となる。
図46は、長さが5.625インチで高さが1.678インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.35:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は7.963平方インチであり得、周縁部46の長さは14.055インチであり得、対応のコンパクト性は0.0403である。図46に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に2.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。周側壁44の面積は4.972平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.60:1となる。
図47は、長さが4.833インチで高さが1.424インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.39:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は5.083平方インチであり得、周縁部46の長さは11.566インチであり得、対応のコンパクト性は0.0380である。図47に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に5.5個の起伏、下縁部50に3.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計11個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0485)。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は4.312平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.18:1となる。
図48は、長さが6.736インチで高さが1.782インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.78:1であり得る摩擦パッド40を示す。この特定の摩擦パッドは他の実施形態よりも弓形の形状を有しており、したがって、高さを求める際には注意すべきである。摩擦面42の面積は11.986平方インチであり得、周縁部46の長さは17.204インチであり得、対応のコンパクト性は0.0405である。図48に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に4.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0473)。周側壁44の面積は6.356平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.89:1となる。図48は、ブロック矢印によって示される気流パターンも示しており、示されるように、波の山57および波の谷59ならびに溝56を有する複雑なエッジプロファイル55などの特徴は、気流パターンを変化させることができる。この気流パターンは、摩擦パッド40の各摩擦面42の周りの冷却を促進し得る。
図49は、長さが6.314インチで高さが1.631インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が3.87:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は8.786平方インチであり得、周縁部46の長さは14.650インチであり得、対応のコンパクト性は0.0409である。図49に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に4.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計9個の起伏を含む。同一のパッドを複雑な縁部領域なしで、かつ起伏縁部を有さずに設計すると、コンパクト性はそれに応じてはるかに高かった(0.0435)。周側壁44の面積は6.020平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.46:1となる。
図50は、長さが8.250インチで高さが1.947インチであり、ゆえに対応の長さ対高さ比(l:h)が4.24:1であり得る摩擦パッド40を示す。摩擦面42の面積は11.989平方インチであり得、周縁部46の長さは19.057インチであり得、対応のコンパクト性は0.0330である。図50に示される摩擦パッド40の複雑な縁部領域55は、上周縁部48に3.5個の起伏、下縁部50に2.5個の起伏、および各側縁部52,54に2分の1個の起伏を含み、その周長46に沿って合計7個の起伏を含む。図示されていないが、本実施形態における周側壁の面積は7.268平方インチであり得、これによって周側壁表面積に対する摩擦表面積の比は1.65:1となる。
図44〜図50に示される伸長摩擦パッドについて、コンパクト性は0.0330(を含む)から0.0470(を含む)の範囲である。別の実施形態では、伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0330(を含む)から0.0452(を含む)の範囲にあり得る。さらに別の実施形態では、伸長摩擦パッドのコンパクト性は0.0380(を含む)から0.0405(を含む)の範囲にあり得る。伸長摩擦パッドについての平均コンパクト性は0.0407であり、これは、予想通り、同様の伸長摩擦パッドについての平均コンパクト性(0.0477)よりもはるかに低い。全体で、図10〜図50について、周側壁の面積に対する摩擦面の面積の比は1.18:1(を含む)から2.49:1(を含む)の範囲であった。起伏の数は4個(を含む)から13個(を含む)の範囲であり、さらに多くの摩擦パッドは7個(を含む)から9個(を含む)の起伏を有していた。最後に、図51〜図60Cは、さまざまな市販の先行技術の摩擦パッドと比較した摩擦パッド40の性能向上、または場合によっては、少なくとも匹敵する性能を実証する、さまざまなシミュレートした、かつ実際の試験結果を示す。
上記は発明の1つ以上の好ましい例示的な実施形態の説明であると理解されるものとする。発明は本明細書に開示される特定の実施形態に限定されず、むしろ以下の請求項によってのみ規定される。さらに、上記の説明に含まれる記載は特定の実施形態に関するものであり、用語または句が上記に明確に規定されている場合を除き、発明の範囲に対する、または請求項で用いられる用語の定義に対する限定と解釈されないものとする。さまざまな他の実施形態、ならびに開示された実施形態に対するさまざまな変更および修正が当業者に明らかになるであろう。たとえば、示された実施形態は、複雑なエッジプロファイルを有する摩擦パッドをディスクブレーキパッドに対して使用することを開示しているが、それらの複雑なエッジプロファイル設計はドラムブレーキパッドに対しても利用され得ることが認識されるであろう。すべてのそのような他の実施形態、変更、および修正は添付の請求項の範囲内に収まることが意図されている。
本明細書および請求項における「たとえば」、「例」、「例として」、「など」、および「等」という用語、ならびに「備える」、「有する」、「含む」という動詞、ならびにそれらの他の動詞の形態は、1つ以上の構成要素または他の項目の一覧とともに用いられる場合、各々がオープンエンドであると解釈されるものとし、つまり当該一覧は他の付加的な構成要素または項目を排除すると見なされないものとする。他の用語は、異なる解釈を要求する文脈において用いられない限り、それらの最も広範な合理的な意味を用いて解釈されるものとする。

Claims (18)

  1. ブレーキパッドであって、
    バッキングプレートと、
    前記バッキングプレートによって支持される摩擦パッドとを備え、前記摩擦パッドは、前記摩擦パッドの周縁部によって少なくとも部分的に規定される摩擦面を有し、かつ、前記周縁部と前記バッキングプレートとの間に延在する周側壁を有し、前記周縁部は複数の周側縁部を備え、前記側縁部の少なくとも1つは、複数の起伏を有する複雑なエッジプロファイルを含む、ブレーキパッド。
  2. 各起伏は、それぞれ、前記バッキングプレートの周囲に向かって、かつ周囲から離れるように、前記摩擦面の平面内に延在する波の山および波の谷を含む、請求項1に記載のブレーキパッド。
  3. 前記バッキングプレートは、前記摩擦面の前記周縁部の前記複雑なエッジプロファイルにおける前記起伏の前記波の山または前記波の谷と位置が対応するノッチを含む、請求項2に記載のブレーキパッド。
  4. 前記摩擦パッドは、前記周縁部の1つ以上の部分同士の間を前記摩擦面に沿って延在する1つ以上の曲線溝を含む、請求項2に記載のブレーキパッド。
  5. 前記摩擦パッドは、1つの起伏の波の谷から別の起伏の波の谷に延在する曲線溝を含む、請求項4に記載のブレーキパッド。
  6. 前記摩擦パッドは、1つの起伏の波の山から別の起伏の波の山に延在する曲線溝を含む、請求項4に記載のブレーキパッド。
  7. 前記摩擦パッドは、1つの起伏の波の山から別の起伏の波の谷に延在する曲線溝を含む、請求項4に記載のブレーキパッド。
  8. 前記摩擦面は1つ以上の面取り面をさらに含む、請求項1に記載のブレーキパッド。
  9. 前記摩擦パッドは、非伸長形状と、0.0479(を含む)から0.0578(を含む)のコンパクト性とを有する、請求項1に記載のブレーキパッド。
  10. 前記摩擦パッドは、半伸長形状と、0.0394(を含む)から0.0495(を含む)のコンパクト性とを有する、請求項1に記載のブレーキパッド。
  11. 前記摩擦パッドは、伸長形状と、0.0330(を含む)から0.0470(を含む)のコンパクト性とを有する、請求項1に記載のブレーキパッド。
  12. 前記周側壁の面積に対する前記摩擦面の面積の比は、1.18:1(を含む)から2.49:1(を含む)である、請求項1に記載のブレーキパッド。
  13. 前記摩擦パッドの前記周縁部は、4個(を含む)から13個(を含む)の起伏を含む複雑なエッジプロファイルを備える、請求項1に記載のブレーキパッド。
  14. 前記複雑なエッジプロファイルは、7個(を含む)から9個(を含む)の起伏を含む、請求項13に記載のブレーキパッド。
  15. 摩擦パッドであって、
    周縁部を有する摩擦面を備え、前記周縁部は、ともに前記周縁部を形成する上周側縁部、下周側縁部、左周側縁部および右周側縁部を含み、前記摩擦パッドはさらに、
    前記摩擦面の前記周側縁部の少なくとも1つに複雑なエッジプロファイルを備え、前記複雑なエッジプロファイルは複数の起伏を含み、前記摩擦パッドはさらに、
    前記周側縁部のうちの2つの異なる周側縁部同士の間を前記摩擦面に沿って延在する1つ以上の曲線溝を備える、摩擦パッド。
  16. 前記左および右周側縁部の各々は、1つ以上の複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含み、前記左周側縁部の1つ以上の起伏は、前記右周側縁部の1つ以上の起伏を鏡映している、請求項15に記載の摩擦パッド。
  17. 前記上周側縁部は複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含み、前記上周側縁部は、前記摩擦面の他のどの周側縁部よりも多い起伏を含む、請求項15に記載の摩擦パッド。
  18. 前記下周側縁部は複雑なエッジプロファイルの少なくとも一部を含み、前記下周側縁部は、前記摩擦面の他のどの周側縁部よりも多い起伏を含む、請求項15に記載の摩擦パッド。
JP2016565285A 2014-06-13 2015-06-12 車両用ディスクブレーキパッド Active JP6626006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462012111P 2014-06-13 2014-06-13
US62/012,111 2014-06-13
US201462090187P 2014-12-10 2014-12-10
US62/090,187 2014-12-10
PCT/US2015/035561 WO2015192002A1 (en) 2014-06-13 2015-06-12 Disc brake pad for a vehicle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017521609A true JP2017521609A (ja) 2017-08-03
JP6626006B2 JP6626006B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=54834396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016565285A Active JP6626006B2 (ja) 2014-06-13 2015-06-12 車両用ディスクブレーキパッド

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9657797B2 (ja)
EP (1) EP3155283B2 (ja)
JP (1) JP6626006B2 (ja)
KR (1) KR102087244B1 (ja)
CN (1) CN106536964B (ja)
BR (1) BR112016025226B1 (ja)
RU (1) RU2671920C2 (ja)
WO (1) WO2015192002A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060422A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキパッドおよびディスクブレーキ
JP2021032380A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 ディスクブレーキ

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD785519S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-02 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD784875S1 (en) * 2015-09-01 2017-04-25 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD787392S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-23 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD785518S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-02 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD784876S1 (en) * 2015-09-01 2017-04-25 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD786752S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-16 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD786751S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-16 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD784222S1 (en) * 2015-09-01 2017-04-18 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD784874S1 (en) * 2015-09-01 2017-04-25 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
USD787393S1 (en) * 2015-09-01 2017-05-23 Federal-Mogul Motorparts Corporation Vehicle brake friction pad
US10428884B2 (en) 2015-09-02 2019-10-01 Ford Global Technologies, Llc Noise reducing brake pads
US10309473B2 (en) * 2015-09-04 2019-06-04 Edward D. Horton Apparatus and method for heat dissipation of a brake pad
ITUB20156084A1 (it) * 2015-12-02 2017-06-02 Campagnolo Srl Pastiglia per freno a disco di bicicletta e freno a disco comprendente tale pastiglia
US10962072B2 (en) * 2015-12-17 2021-03-30 Federal-Mogul Motorparts Llc Friction lining and brake pad for a braking system
US10724587B2 (en) * 2017-06-28 2020-07-28 Federal-Mogul Motorparts Llc Disc brake pad for a vehicle
US10697509B2 (en) 2017-10-17 2020-06-30 Autodesk, Inc. Disc brake rotors with lattice structures
FR3076877B1 (fr) * 2018-01-17 2020-01-03 Tallano Technologie Plaquette de frein a disque comprenant une rainure de collecte s'etendant en biais
WO2019195722A1 (en) 2018-04-06 2019-10-10 Federal-Mogul Motorparts Llc Brake pad backing plate

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280561A (ja) * 1992-04-01 1993-10-26 Hitachi Chem Co Ltd ディスクブレーキパッド
JPH10506174A (ja) * 1994-08-26 1998-06-16 エドワード パーソンズ,フランシス 湿式ディスクブレーキ
JP2005155657A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Kranz:Kk ディスクブレーキのブレーキパッド
US20090032343A1 (en) * 2007-08-01 2009-02-05 Federal-Mogul Products, Inc. Brake Pad
JP2009540225A (ja) * 2006-06-07 2009-11-19 ティーエムディー フリクション サーヴィシズ ゲーエムベーハー ブレーキライニングを製造するためのプロセス、および、特に自動車ディスクブレーキ用のブレーキライニング

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4501347A (en) 1982-09-15 1985-02-26 Abex Corporation Segmented disc brake pad
DE4006369A1 (de) 1990-03-01 1991-09-05 Teves Gmbh Alfred Bremsklotz mit abgeschraegtem belag
US5117949A (en) * 1990-09-21 1992-06-02 Hayes Industrial Brake, Inc. High torque brake having no backing plate brake pads
ES2129045T3 (es) 1991-10-11 1999-06-01 Francis Edward Parsons Frenos de disco de funcionamiento en estado humedo.
US5158165A (en) 1991-12-27 1992-10-27 Dana Corporation Backing plate for a clutch disc
USD353238S (en) 1992-08-03 1994-12-06 Francis Floyd E Combined sponge and scrubber for cleaning windshields
AUPM308693A0 (en) 1993-12-22 1994-01-20 Pbr Automotive Pty Ltd A disc brake assembly
US6186285B1 (en) 1994-08-26 2001-02-13 Brake Technologies Pty., Ltd. Wet disc brake
GB9515926D0 (en) 1995-08-03 1995-10-04 T & N Technology Ltd Manufacture of brake pads
GB9701025D0 (en) 1997-01-18 1997-03-05 Lucas Ind Plc Improvements relating to brake assemblies
US6478130B2 (en) * 2000-12-22 2002-11-12 Eaton Corporation Clutch friction button
GB0106357D0 (en) 2001-03-13 2001-05-02 Federal Mogul Friction Product Friction pad
JP4193575B2 (ja) 2003-05-14 2008-12-10 株式会社アドヴィックス ディスクブレーキ装置
JP4140476B2 (ja) 2003-07-28 2008-08-27 株式会社アドヴィックス ディスクブレーキパッド
CN100549450C (zh) * 2003-10-16 2009-10-14 费德罗-莫格尔公司 噪声削弱摩擦装置
DE102004049559A1 (de) 2004-10-12 2006-04-20 Uwe Lommack Bremsen für Fahrzeuge und Maschinen
US20060225975A1 (en) 2005-04-07 2006-10-12 Raymond Pfaff Drum brake pad
JP2007071353A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Advics:Kk ディスクブレーキ用パッドおよびその製造方法
US20070119665A1 (en) * 2005-11-28 2007-05-31 Manuel Barbosa Outer pad abutment design for frame type calipers
US20080169161A1 (en) * 2007-01-17 2008-07-17 Jim Chern Brake moan and groan splitter
US8505696B2 (en) 2007-06-29 2013-08-13 Material Sciences Corporation Brake shim and method thereof
USD596544S1 (en) 2007-08-01 2009-07-21 Federal Mogul World Wide, Inc Brake friction pad
US8151433B2 (en) 2007-08-01 2012-04-10 Federal-Mogul Products, Inc. Method of making disc brake pads
US20090071766A1 (en) 2007-09-13 2009-03-19 Akebono Corporation (North America) Brake pad assembly with wide slots for the reduction of noise
USD602665S1 (en) 2008-03-10 2009-10-20 3M Innovative Properties Company Sponge
ES2302490B1 (es) * 2008-03-11 2009-04-16 Eurofren Brakes S.L.U. Freno de disco con sistema para control de la posicion de montaje de pastillas de freno y pastilla de freno.
USD631410S1 (en) 2009-10-15 2011-01-25 Nissin Kogyo Co., Ltd. Friction pad of disk brakes for an automobile
CA132913S (en) 2009-11-12 2010-06-22 Ray Arbesman Brake pad assembly with replaceable friction elements
CN201554799U (zh) * 2009-12-24 2010-08-18 隆中控股集团有限公司 用于盘式制动器的制动块总成
RU2464460C1 (ru) * 2011-03-31 2012-10-20 Общество с ограниченной ответственностью "ТРВ Аутомотив" (ООО "ТРВ Аутомотив") Фрикционное изделие
JP5855397B2 (ja) * 2011-09-13 2016-02-09 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキ用パッド組立体
DE102011118314B4 (de) 2011-11-11 2013-09-26 Wabco Radbremsen Gmbh Scheibenbremse, insbesondere für nutzfahrzeuge, sowie bremsbelag und druckplatte als separate bauteile für eine solche scheibenbremse
CN202659785U (zh) 2011-12-15 2013-01-09 江苏安捷汽车配件有限公司 带有阻尼装置的刹车片
DE102012012876A1 (de) * 2012-06-06 2013-12-12 Becorit Gmbh Modulares Bremsbelagsystem und Bremsbelag
JP2014070651A (ja) 2012-09-27 2014-04-21 Advics Co Ltd ブレーキパッド
CN103016574A (zh) 2012-12-24 2013-04-03 贵州新安航空机械有限责任公司 自适应弹性刹车片
CN203146666U (zh) * 2013-03-08 2013-08-21 山东金山汽配有限公司 新型刹车摩擦片
CN103591198B (zh) 2013-10-21 2016-03-02 芜湖东正汽车工业有限公司 一种多工况耐磨刹车片
CN103591190B (zh) * 2013-10-21 2016-03-30 芜湖东正汽车工业有限公司 一种散热型盘式刹车片

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05280561A (ja) * 1992-04-01 1993-10-26 Hitachi Chem Co Ltd ディスクブレーキパッド
JPH10506174A (ja) * 1994-08-26 1998-06-16 エドワード パーソンズ,フランシス 湿式ディスクブレーキ
JP2005155657A (ja) * 2003-11-20 2005-06-16 Kranz:Kk ディスクブレーキのブレーキパッド
JP2009540225A (ja) * 2006-06-07 2009-11-19 ティーエムディー フリクション サーヴィシズ ゲーエムベーハー ブレーキライニングを製造するためのプロセス、および、特に自動車ディスクブレーキ用のブレーキライニング
US20090032343A1 (en) * 2007-08-01 2009-02-05 Federal-Mogul Products, Inc. Brake Pad

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019060422A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 ブレーキパッドおよびディスクブレーキ
JP2021032380A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 日立オートモティブシステムズ株式会社 ディスクブレーキ

Also Published As

Publication number Publication date
CN106536964B (zh) 2019-03-01
EP3155283B1 (en) 2019-12-18
RU2671920C2 (ru) 2018-11-07
KR102087244B1 (ko) 2020-03-10
CN106536964A (zh) 2017-03-22
EP3155283A1 (en) 2017-04-19
BR112016025226B1 (pt) 2022-10-11
BR112016025226A2 (pt) 2017-08-15
RU2016142582A (ru) 2018-04-28
EP3155283B2 (en) 2024-02-07
US9657797B2 (en) 2017-05-23
RU2016142582A3 (ja) 2018-04-28
WO2015192002A1 (en) 2015-12-17
EP3155283A4 (en) 2018-01-24
US20160003317A1 (en) 2016-01-07
JP6626006B2 (ja) 2019-12-25
KR20170019337A (ko) 2017-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6626006B2 (ja) 車両用ディスクブレーキパッド
JP5977696B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6124667B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20160297253A1 (en) Tread comprising a block having a plurality of sipes
JP6031400B2 (ja) 航空機用タイヤ
JP2015500179A (ja) 3次元のサイプ
JP2016168991A (ja) 空気入りタイヤ
JP6434279B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2016107712A (ja) 空気入りタイヤ
JP5865066B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6091872B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP7027909B2 (ja) タイヤ
JP6114724B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2007112337A (ja) 空気入りタイヤ
JP6174982B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2014218106A (ja) タイヤ
JP2015093669A (ja) 空気圧タイヤ
JP2008222090A (ja) 空気入りタイヤ
JP2015066990A (ja) 空気入りタイヤ
JP6927796B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6985895B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6060138B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2021050768A (ja) 摺動構造
JP2021049957A (ja) タイヤ
JP2012171590A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6626006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250