JP2017520273A - 肉食動物用のセミモイスト飼料製品を製造するための方法およびセミモイスト飼料製品 - Google Patents

肉食動物用のセミモイスト飼料製品を製造するための方法およびセミモイスト飼料製品 Download PDF

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Abstract

本発明は、セミモイスト飼料製品を製造するための方法に関する。本発明はまた、本発明方法により得られるセミモイスト飼料製品、肉食動物用飼料としての本発明によるセミモイスト飼料製品の使用に関する。【選択図】図1

Description

本発明は、セミモイスト(半生)飼料製品を製造するための方法に関する。本発明はさらに、本発明方法により得られるセミモイスト飼料製品、および肉食動物用飼料としての本発明によるセミモイスト飼料製品の使用に関する。
ペットとして飼育されている肉食動物、たとえばイヌおよびネコは、種に適した食事を与えられていないことがしばしばある。
自然界では、これらの動物種は主に獲物を食べ、すなわち動物タンパク質を肉の形で摂取する。
肉食動物用の飼料製品を製造する際には、高いタンパク質含量と同時に低い炭水化物含量を備えていることが栄養生理学的に適切である。
主食としてドライフード(乾燥飼料)、セミモイストフード(半生飼料)またはモイストフード(生飼料)の形で与える主飼料のほかに、特別な機能、たとえばデンタルケアまたはしつけおよび訓練の目的で使うスナックに対する消費者の需要も増加している。
種に適した食事を与えられていない肉食動物には、特に代謝性疾患に対する高い罹患率の問題がある。
したがって、肉食動物が受け入れやすい栄養生理学的に適切な飼料 −特にスナックとして使うためのもの− を提供することが望まれている。
この目的は、セミモイスト飼料製品(1)を製造するための下記の方法により達成される:
a.飼料原料を製造するためのカッターに、少なくとも、+25℃以下の温度を有する下記の成分、すなわち肉類のうち少なくとも1種類の構成要素を装填する、
b.それらの成分を切断して含水率30重量%〜60重量%の飼料原料にする、
c.切断した飼料原料を、熱を用いずに成形する、そして
d.場合により、成形した飼料原料を、含水率が15重量%〜50重量%、好ましくは20重量%〜40重量%になるまで乾燥させて、セミモイスト飼料製品にする。
本発明方法によれば、肉食動物による特に高い受入れを特徴とする飼料製品が得られる。意外にも、本発明方法によれば特にソフトなテクスチャーの肉ベースの飼料製品が得られることが見出された。特に、熱を用いない、たとえば1℃〜30℃の温度、特に室温での成形により、意外にも本発明によるセミモイスト飼料製品の格別な柔らかさが得られる;タンパク質は切断により、すなわち肉を破砕するためのカッターの特別な使用により破壊されるにすぎず、細胞構造が破壊されてタンパク質が変性し、たとえばタンパク質の分解に際して形成されるような構造体が生成するからである。
図1は、本発明によるセミモイスト飼料製品を製造するための模式図を示す。
本発明において、用語“熱を用いずに”は、成形の途中および/または前に原料に熱をかけないことを意味すると解釈される。成形は、たとえば1℃〜30℃、たとえば15℃〜25℃の温度で行なわれる。
“セミモイスト飼料製品”は、飼料原料または飼料製品の総重量に対して約15重量%〜約50重量%の含量の水および少なくとも30重量%の含量の肉を含有する飼料製品を表わすと解釈される。
“肉”は、新鮮であるかまたは適切な方法で保存された屠殺した陸上温血動物のあらゆる肉部分、および陸上動物体の飼料加工可能なあらゆる加工産物を表わすと解釈される。
有利な態様において、飼料原料の肉含量は、30重量%〜95重量%、好ましくは40重量%〜80重量%、より好ましくは60重量%〜70重量%である。この態様はセミモイスト飼料製品を動物が特に好んで摂取するという点で有利であり、その際、肉含量の増加に伴なって受入れはさらに増す。
有利な態様において、肉ベースのセミモイスト飼料製品をスクリュー押出機、特にRheon(登録商標)社からのスクリュー押出機により成形する。意外にも、このタイプの成形により飼料製品の受入れのさらなる改善を達成できる。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分は−18℃〜+7℃の温度をもつ。この態様は、飼料原料に含まれるタンパク質が分解して(すなわち、細胞膜の破壊によりタンパク質が変性して)、結合した飼料原料が得られるまでに必要な切断時間がわずか約5〜15分、たとえば約5〜10分であるという点で有利である。したがって、この方法は、消費する必要がある時間およびエネルギーに関して特に経済的である。この切断により、この態様ではその温度が約15℃に達した飼料原料が得られる。
さらなる有利な態様において、たとえば氷の添加または冷却素子によるカッターの冷却により追加冷却を行なって、到達する最高温度が約5℃になるようにする。生成する飼料原料の最高温度が約5℃では、それのテクスチャーが特に均質である。
“カッター”および“切断する”は、本発明において、カッターに入れた構成要素が微細化および超微細化されることを意味すると解釈される。すなわち、粒度分布は10mm〜0.1mmの範囲またはそれより小さい。切断は、可能な限り多数の細胞の細胞膜が損傷を受けて微細な均質素材が得られるプロセスを特徴とする。対応する“カッター”は当業者に既知である。このプロセスでは、少なくとも60rpm、たとえば少なくとも200rpm、たとえば少なくとも2860rpmの速度で刃を使用する。これにより、切断中に少なくとも部分的なタンパク質変性が起きる。
飼料原料の含水率は、有利には40重量%〜50重量%であってよい。この40重量%〜50重量%の含水率の飼料原料を使用する利点は、乾燥を必要としないか、あるいはごく短時間の乾燥が必要であるにすぎないことである。それによりセミモイスト飼料製品中の栄養素を可能な限り最大限に保持できる。
さらなる有利な態様において、成形した飼料原料を含水率が5重量%〜40重量%になるまで乾燥させるのは、有利には90℃〜200℃の温度範囲で行なわれる。90℃〜200℃の温度範囲では、含水率が5重量%〜40重量%になるまでに必要な時間と乾燥に必要なエネルギーとの間に好ましい関係がある。
たとえば、成形した飼料原料を含水率が5重量%〜40重量%になるまで乾燥させるのは、有利には約135℃の温度で実施できる。意外にも、この温度範囲では経済的に有利な乾燥と本発明によるセミモイスト飼料製品の栄養素の保持との間の関係が最も好ましいことが見出された。
さらなる有利な態様において、肉ベースのセミモイスト飼料製品をスクリュー押出機、特にRheon(登録商標)社からのスクリュー押出機により成形する。意外にも、このタイプの成形により飼料製品の受入れのさらなる改善を達成できる。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分を完全または部分的に凍結した状態で使用する。意外にも、そのような飼料原料の成形により、特に良く受け入れられるテクスチャーが得られることが見出された。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分をカッターに装填する前に、それらを1以上の有孔ディスクに導通することにより破砕する。その際、切断プロセス前に破砕することによってより均質な飼料原料が得られ、その結果、切断プロセスを過度に延長する必要がなく、したがって動物タンパク質が可能な限り好ましい状態で保持されることが見出された。
さらなる有利な態様において、飼料原料を製造するための成分に、切断前に、野菜、穀類、バレイショ、グリセロール、鮭粉末、チーズ粉末、ルーメン(第1胃)粉末、および/またはレバーソーセージの群のうち1種類以上の構成要素を添加する。
一方で、これらのさらなる飼料構成要素は、飼料原料の粘着性が少ないのでより加工しやすいという意味で、より良好な飼料加工技術を提供する。意外にも、飼料原料を製造するための成分に切断プロセス前に上記のさらなる飼料構成要素を添加することにより、飼料原料の粘着性を低減できることが見出された。他方で、たとえば動物種特有のフレーバーを生じさせることができる。
さらなる有利な態様において、飼料産業で慣用される添加剤を添加する。特に、それらは矯味矯臭剤、天然または合成の色素、不活化酵母または酵母エキス、植物のエキスおよび/または濃縮物、保存剤、糖類、および/または機能性成分である。機能性成分は、たとえばプロバイオティックであるが、ビタミン、無機質、オメガ−3脂肪酸、プロバイオティック食物繊維、およびプロバイオティック微生物でもあると解釈される。
本方法には保存剤、たとえばソルビン酸カリウムを使用できる。たとえば、ソルビン酸カリウムを飼料原料の総重量に対して0.1重量%〜1重量%の濃度で使用できる。ソルビン酸カリウムを飼料原料の総重量に対して約0.5重量%の量で添加すると、約15〜18か月の、本発明によるセミモイスト飼料製品の最小保存寿命が得られる。
飼料原料の結合性を改善するために、動物副産物、特に調理済みポーク・ラインズまたはゼラチンを使用できる。乳製品またはそれらのタンパク質を用いる必要はない。これは、乳製品または乳タンパク質に対する不耐性の可能性に関して有利である。
有利な態様において、1以上のストランドに成形した1種類の飼料原料または同時に複数種類の異なる組成の飼料原料を製造する。この態様は、2種類以上の飼料原料の組合わせからセミモイスト飼料製品を製造できるという点で有利である。
プロセスエンジニアリングの観点からは、シングルストランド成形が最も達成しやすい。マルチストランド成形の利点は、たとえば特に栄養生理学的に価値のある飼料原料を目標動物種に特に良く受け入れられる飼料原料と組み合わせることができるということにある。
さらなる有利な態様において、飼料原料のマルチストランド成形に際してストランドを交錯させる。その処置により、異なる形状の多数の製品、特に2種類以上の異なる飼料原料をセミモイスト飼料製品内に同心状に配置したものを得ることができる。
さらなる有利な態様において、セミモイスト飼料製品をたとえばトンネル内で10℃〜40℃、特に約25℃に冷却する。
本発明によるセミモイスト飼料製品は、本発明に従った方法により得られる。
有利な態様において、本発明によるセミモイスト飼料製品は28kPa〜72kPaの破断強度および/または112kPa〜129kPaの圧縮強度をもつ。この破断強度および圧縮強度により、特にソフトなテクスチャーが生じ、それにより対応する触覚が得られる。
破断強度を検査するために、検体を切り離すのに必要な力を測定した。測定した最大力および切断された検体の断面積から検体の破断強度を決定した。
おおよそ長さ26mm、幅19mmおよび高さ14mmの試験片を試験した。さらなる試験片は長さ120mm、幅22mmおよび高さ14mmの寸法であった。試験片は、一方のストランドが内側に配置された2本のストランドを含む製品であった。20℃および相対湿度55%で測定を実施した。
破断強度の決定のためのプレートの幾何学的形状は下記のとおりであった:幅80mm、高さ80mm、カッティングエッジ角度45°。
圧縮強度を検査するために、円筒をプレスして、試験する検体の変形が検体高さの50%である検体にするのに必要な力を測定した。測定した最大力および影響を受ける直径20mmの円筒面積から検体の圧縮強度を決定した;その際、15mmより大きい幅をもつ検体のみを測定した。
検体および測定条件は破断強度の試験のものと同じであった。
本発明によるセミモイスト飼料製品は、有利には脂肪含量8重量%〜30重量%、特に約13重量%、タンパク質含量10重量%〜40重量%、特に約25重量%、灰分2〜10重量%、特に約6重量%、およびpH値5〜6.5、特に約5.5をもつ。この組成の効果は、そのようなセミモイスト飼料製品が肉食動物のために栄養生理学的に特に好ましいことである。
有利な態様において、本発明による主に肉をベースとする飼料製品は約33重量%の含水率をもつ。約33重量%の含水率をもつセミモイスト飼料製品は特に良く受け入れられるテクスチャーを示す。
さらなる有利な態様において、本発明によるセミモイスト飼料製品では、マルチストランドの、特に同心状のストランド交錯により行なわれる成形の場合、殊に異なる組成の飼料原料の場合、少なくとも1本の内側ストランドの少なくとも一部をセミモイスト飼料製品の縦側面に目視できる。この態様は、特に高品質の外観を備えたセミモイスト飼料製品を提供する。
さらなる有利な態様において、本発明によるセミモイスト飼料製品はキューブまたは直方体にカットされている。意外にも、本発明によるセミモイスト飼料製品の格別な“柔らかさ”は直方体の給餌形状に特に好適であること、すなわち直方体の形状は対応する触覚に基づいて特に良く受け入れられる製品を提供することが見出された。
さらなる有利な態様において、セミモイスト飼料製品はホイルパッケージ、特に気密ホイルパッケージ、たとえばチューブ状バッグパッケージまたはトレー形シェルパッケージに密封されている。この態様は、加工技術的に必要でありかつセミモイスト飼料製品のテクスチャーを決定する含水率が、製品の意図する最小貯蔵寿命より長期間得られるという点で有利である。
セミモイスト飼料製品を保護雰囲気下に、たとえば窒素および/または二酸化炭素を用いた雰囲気にパッケージまたは密封して、15〜18カ月間の最小貯蔵寿命を保証することもできる。
前記の方法により、飼料原料の総重量に対して少なくとも30重量%、好ましくは30重量%〜95重量%、より好ましくは40重量%〜80重量%、たとえば60重量%〜70重量%がもっぱら肉、たとえば干し肉 −場合により粉砕して粉末にした肉− からなる、新規なセミモイスト飼料製品が得られる。
本発明による主に肉をベースとする飼料製品は、小片状、たとえば一口サイズの形状であってもよく、あるいはそのように製造される。
本発明によるセミモイスト飼料製品を天然色素で1色または多色に着色することができる。この処置によって製品が動物の飼い主にさらに受け入れられることが示された。
本発明によるセミモイスト飼料製品は、さらに販売単位の他の飼料製品と組み合わせるか、あるいは混合飼料として提供することもできる。それは完全飼料またはスナックの形でキャットフード、ドッグフード、または他の肉食動物系のペットのための飼料として有利に提供できる。
以下に、本発明を実施例によってさらに詳細に記載する;それは可能な態様を説明するためのものにすぎず、決して本発明を限定することはない。
1つの図である図1は、本発明によるセミモイスト飼料製品を製造するための模式図を示す。まず、“肉”類成分をカッター5に入れる。これらの成分は容器2および場合により3(たとえば異なる動物種の肉について別個の容器を用意する場合)内にあり、そこからカッター5へ運ばれる。そのほか、さらなる容器内に野菜6または穀類7またはバレイショ8またはグリセロール9があり、それらを肉成分に添加することができる。たとえば、鮭粉末、チーズ粉末、ルーメン粉末、および/またはレバーソーセージのためのさらなる容器を設けることもでき、それらの内容物を供給ラインによりカッター5へ供給することができる(これらのさらなる容器およびそれらの供給ラインは図1に示されていない)。4はカッター5の上流にある有孔ディスクを表わし、少なくとも飼料原料を製造するための肉成分を破砕するために用いられる。
異なる組成の多数の飼料原料を同時に製造する場合、異なる組成の飼料原料のストランドを含むマルチストランドセミモイスト飼料製品1を成形することができる。たとえば成形機10、特にスクリュー押出機による成形に際して、ストランドを交錯させることができる。これにより、外観および触覚が全く異なる多様なセミモイスト飼料製品1、たとえば少なくとも1本の内側ストランドの一部をセミモイスト飼料製品1の縦側面に目視できる製品を得ることができる。成形機10から、成形された飼料原料は11で示す乾燥機内へ供給される。乾燥後に得られるセミモイスト飼料製品1のサイズは、それぞれの肉食動物種が摂取するのに最適であるように選択することができる;たとえば、セミモイスト飼料製品の直径はネコ用ニッブルが約1cmであり、一方、イヌ用の直径は約2〜4cmであってもよい。乾燥機11から出た後、最終製品、すなわちセミモイスト飼料製品1は、仕上げユニットおよび/または包装ユニット(ここではまとめて12により示す)へ送られる。

Claims (15)

  1. セミモイスト飼料製品(1)を製造するための、下記を特徴とする方法:
    a.飼料原料を製造するためのカッター(5)に、少なくとも、+25℃以下の温度を有する下記の成分、すなわち肉類のうち少なくとも1種類の構成要素を装填する、
    b.それらの成分を切断して含水率30重量%〜60重量%の飼料原料にする、
    c.切断した飼料原料を、熱を用いずにセミモイスト飼料製品(1)に成形する、
    d.場合により、成形した飼料製品(1)を含水率が15重量%〜50重量%、好ましくは20重量%〜40重量%になるまで乾燥させる。
  2. 飼料原料を製造するための成分を完全または部分的に凍結した状態で使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 飼料原料を製造するための成分に、切断前に、野菜、穀類、バレイショ、グリセロール、鮭粉末、チーズ粉末、ルーメン粉末、および/またはレバーソーセージの群のうち1種類以上の成分を添加することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 飼料産業で慣用される添加剤、特に矯味矯臭剤、天然または合成の色素、不活化酵母または酵母エキス、植物のエキスおよび/または濃縮物、保存剤、糖類、および/または機能性成分を添加することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 1以上のストランドに成形した1種類の飼料原料または同時に複数種類の異なる組成の飼料原料を製造することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 飼料原料のマルチストランド成形に際してストランドを交錯させることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  7. セミモイスト飼料製品(1)を10℃〜40℃の温度に冷却することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法により得られるセミモイスト飼料製品(1)。
  9. 飼料製品が、28kPa〜72kPaの破断強度および/または112〜129kPaの圧縮強度を有する、請求項8に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  10. 製品が、脂肪含量8重量%〜30重量%、タンパク質含量10重量%〜40重量%、灰分2〜10重量%、およびpH値5〜6.5を有することを特徴とする、請求項8または9に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  11. ストランドの交錯により行なわれるマルチストランド成形に際して、少なくとも1本の内側ストランドの少なくとも一部をセミモイスト飼料製品(1)の縦側面に目視できることを特徴とする、請求項8〜10のいずれか1項に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  12. ストランドが異なる組成の飼料原料を含有する、請求項11に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  13. 成形が同心成形である、請求項11に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  14. 製品が、ホイルパッケージ、特にチューブ状バッグパッケージまたはトレー形シェルパッケージに密封されていることを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
  15. 製品が気密にパッケージされていることを特徴とする、請求項14に記載のセミモイスト飼料製品(1)。
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