JP2003527125A - ペットフード組成物およびその製造方法 - Google Patents

ペットフード組成物およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 焦げた外観、20〜60重量%の湿分含量、ペット動物が噛む最初の圧力下で弾力があるようなテクスチャーの堅さを供する構成、および増加した味の良さを有する、食用で配合された蛋白質の豊富な本体を含むペットフードが提供される。好ましくは、蛋白質含量は少なくとも20重量%である。焦げた外観は、ロースト、グリル、フライ、およびベーキングのような乾熱源にさらすことによって造られ、そして呈味性を増加する。味の良さは、フード本体のpHを減少させることにより、例えば酸の被覆を適用し、そして熱褐色化反応により酸を本体中の糖類と反応させることによってさらに増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、ペットが食べるのに噛む動作を助長することが可能な適度に減少し
た湿分含量および構成を有するペットフードに関する。
【0002】 (発明の背景) 咀しゃく性のある、従来のペットフードは知られている。これらは、一般的に
、完全な食事としてよりもむしろおやつとして使用するのに適している。その大
部分は適度に湿っており、30〜50%の湿分含量を有しているが、ある種のも
のは乾燥しており、10%以下の湿分含量を有する。
【0003】 しかしながら、犬および猫の両方に適しており、かつ特別な加工処理を必要と
しないで製造でき、なお良好な視覚的魅力を有し、極めて味が良く、かつ完全な
食事を提供しながら噛むのを助長する構成を有する、十分に噛む必要があるペッ
トフードのニーズが依然として残っている。 本発明は、有利にこの要求を処理することを探求している。
【0004】 (発明の概要) 本発明の第1の特徴によれば、ペットフードは、表面を焦げた外観、20〜5
0重量%の湿分含量およびペット動物によって噛まれる最初の圧力下で弾力のあ
るテクスチャーの堅さを供する構成を有する、食用の配合された蛋白質の豊富な
本体を含んでいる。
【0005】 さらに、本発明により、呈味性の高い、咀しゃく性でかつ不均一表面を有する
食用のフード本体が提供され、呈味性は熱によって生成した褐色化/焦げ反応に
起因する。 好ましくは、本体は軽く押したときに、脂肪液がにじみ得る高めた脂肪含量を
有している。 態様において、本体は、少なくとも8mmに均等なまたは名目上の直径を有し
ている。
【0006】 本明細書における名目上の(または均等な)直径は、本発明の食用本体と同じ
容量を有する球形の直径を意味する。 本発明の好ましい形態において、本体の構成は層状である。 好ましい態様において、湿分含量は約35〜50重量%であり、そして最も好
ましくは約40〜45重量%である。 本体は1〜10重量%の灰分を含んでいてもよい。灰分含量は、それが存在し
たときは、好ましくは約40〜45重量%である。 好ましい態様において、本体は一般的に塊状形状を有する。
【0007】 さらに、本発明によれば、外部区域および内部区域を含み、外部区域は内部区
域より低い湿分含量を有する。好ましくは、外部区域に褐色化した外表面が存在
する。表面の褐色化は、強い乾熱、例えばロースト、グリル、フライ、または好
ましくは熱風乾燥によって達成される。 外部区域は酸性の被覆を含んでいる。被覆には食用の酸、例えばリン酸が含ま
れる。 本発明の好ましい形態において、本体には、少なくとも20重量%の蛋白質が
含まれる。さらに好ましくは、蛋白質含量は40重量%を越えるべきではない。
【0008】 本発明の第2の特徴によれば、ペット動物によって噛まれる最初の圧力下で弾
力のあるようなテクスチャーを有するペットフードの製造方法には、 −フードの凝集性蛋白質の豊富な本体を供し、 −本体の湿分を20〜50重量%に減少し、そして −本体の少なくとも一部を焦げたような表面にする 諸工程が含まれる。
【0009】 湿分を減少させる工程は、好ましくは、本体を乾熱にさらすことによって達成
される。乾熱は、本体を、ロースト、ベーキング、グリルまたはフライすること
によって供される。好ましくは、態様により、本体は約4〜7分間で熱風乾燥さ
れる。乾燥温度は約138〜180℃の範囲である。
【0010】 本発明方法には、褐色化反応を本体の表面において生起させる追加の工程が含
まれる。これは、本体のpHを減少させる工程を含んでいてもよい。好ましくは
、これには、酸、好ましくは食用酸で、本体を被覆することが含まれる。適当な
食用酸はリン酸である。 本発明の好ましい形態において、褐色化反応を生起させるには、表面の少なく
とも一部を黒焦げにすることが含まれる。
【0011】 さらに好ましくは、黒焦げには、酸の被覆と本体中の糖との反応を生起させる
ことが含まれる。糖は形成前の本体の成分中に存在している。さらに、本発明方
法には、本体の中に糖を含ませる工程を包含させてもよい。これは、被覆、また
は導入された補助成分としてである。
【0012】 凝固した蛋白質を含有する本体を提供する工程には、蛋白質:脂肪の比が重量
で少なくとも約1.5:1および約45〜80%の湿分含量を有する食肉エマル
ションを生成し、このエマルションを脱泡し、エマルションを細砕し、そして加
熱し、加熱されたエマルションを、エマルションが凝集性本体に凝固するのに十
分な圧力において維持し、そして圧力を減少させる諸工程が含まれる。この方法
には、さらに、本体を複数の小片に分割することが含まれる。
【0013】 他の特徴において、本発明により、密封された容器、およびその中の複数の食
用の配合された蛋白質の豊富な本体であって、褐色化された外観、約20〜50
重量%の湿分含量およびペット動物によって噛まれる最初の圧力下で弾力のある
ようにテクスチャーの堅さを供する構成を有する前記本体を含む、ペットフード
製品が提供される。
【0014】 褐色化された外観は、好ましくは、本体を熱源にさらすことによって得られる
。好ましくは、熱は乾熱である。さらすことは、好ましくは急速であり、そして
乾熱は、好ましくは、ロースト、フライまたはグリルから発生され、好ましくは
熱風乾燥から得られる。 さらに好ましくは、容器には添加した水また肉汁が含まれない、そして本体は
容器中にきつく含ませる。好ましくは、それらはぎっしりと入れる。 好ましくは、本体は、軽く押圧されたとき、脂肪液がにじみ得るように高脂肪
含量を有している。
【0015】 本発明のさらに好ましい形態において、本体は酸性である。それらは、酸性の
被覆を含んでいる。好ましくは、被覆にはリン酸のような食用酸が含まれる。 さらに好ましくは、本体には、糖が好ましくは被覆中に含まれるので、それら
が加熱されたときに、それらの表面に褐色化反応が生起する。 容器には密封可能な缶またはパウチが含まれる。容器を密封したら、レトルト
処理をすることができる。
【0016】 (態様の詳細な記載) 本発明の態様を例として記載する。 本発明は、凝集性の配合されたフード本体の形態におけるペットフード製品で
ある。フード本体は、蛋白質が豊富であり、減少した湿分含量および延長してま
たは継続して噛む必要を誘発できるテクスチャーの堅さを持つ構成を有する。表
面は少なくともいくらかの焦げまたは黒焦げを示す不均一な外観を有する。表面
は、ペット動物が、歯を必ずしも真っ直ぐに突き通すことなしに、または本体を
分解させることなしに、その歯を本体の中に押し込むという意味において、弾力
がありかつ噛むことが可能である。それ故、表面は、それが裂れを生じて本体の
内部に入らせるけれど、噛む最初の圧力下では弾力がある。
【0017】 本体は熱によりゲル化可能な蛋白質源、好ましくは澱粉源と混合した蛋白質源
から造られ、この混合物は熱によりゲルを生じる。次いで、小片またはチャンク
に分割し、次いで乾熱源の熱により焦がす。
【0018】 そのような本体の複数を密封した容器に入れる。それぞれのそのような本体ま
たは小片は、凝集性、堅い、かつ噛むことができ、そして異なったテクスチャー
、例えば一層ソフトで、歯応えの少ない小片と混合してもよい。本体は少なくと
も20%、好ましくは40重量%以下の量の蛋白質を含み、かつ約20〜50重
量%の範囲の湿分含量を有する。この形態においては、本体または小片は、それ
ぞれ、より詳細に後述する最終製品の形成により、猫および犬に与えるために特
に適している。
【0019】 本体には、任意に、灰分の約1〜10重量%、好ましくは4〜7重量%を含ま
せてもよい。 蛋白質、澱粉およびその他の成分は、あらゆる適当な出所から得られるが、そ
の選択は、主として、栄養の必要性、味の良さについての思考、および造られる
フードのタイプによって決められる。
【0020】 蛋白質は植物蛋白質源、動物蛋白質源、またはこれらの蛋白質源の混合物であ
ってよい。適当な植物蛋白質源は、グルテン、小麦蛋白質、大豆蛋白質、米蛋白
質、トウモロコシ蛋白質等である。これらの蛋白質においては、所望されるよう
に、粉末、濃縮物および単離物の形態で供することができるが、動物蛋白質が好
ましい。適当な動物蛋白質源には、哺乳動物の筋肉または骨格の食肉、鶏肉、お
よび魚、ミール(例えば食肉粉、骨粉、および魚粉、鶏肉粉)、副産物(例えば
心臓、肝臓、腎臓、舌等)および乳の蛋白質がある。
【0021】 澱粉源は、有利には、トウモロコシ、米、小麦、大麦、オート麦、または大豆
、およびこれらの穀物の混合物のような穀物である。穀物は、有利には、粉末の
形で供される。また、所望により、純粋または実質的に純粋な澱粉が使用される
。粉末が使用されるならば、それらはまたいくらかの蛋白質を供する。それ故、
蛋白質源および澱粉源の両方の物質を使用することが可能である。
【0022】 また種々な他の成分、例えば、塩、スパイス、調味料、ビタミン、ミネラル、
フレーバ付与物、脂質を、所望したように、熱によりゲル化可能な混合物の中に
添加してもよい。もし添加するならば、脂質は任意の適当な動物脂肪、例えば牛
脂、または植物の油脂であってよい。
【0023】 水分活性調節剤を、利用できる水の少なくともいくらかを保持しながら、最終
製品のテクスチャーを柔軟化し、それをさらに食肉状にするように、最初のプレ
チャンク配合物を含む蛋白質源に添加してもよい。また、その水分活性調節剤に
より、病原菌の感染に対する防護処置を持つ製品が提供される。任意の水分活性
調節剤が使用される。適当な例には、湿潤剤または可塑剤、塩類および糖類が含
まれる。例えば、湿潤剤は、水素化コーンシラップ、グリセリン、プロピレング
リコール、ブチレングリコール、多価グリコール、例えばグリセロールおよびソ
ルビトールから選択してもよい。適当な糖類には、転化糖およびサッカロースが
含まれる。適当な塩類には、NaClおよびピロリン酸ナトリウムが含まれる。
【0024】 湿分が減少された配合フード製品は、熱によりゲル化された蛋白質の豊富なマ
ス(mass)を小片またはチャンクに分割し、次いでそれらにテクスチャーを
つける。この後者の工程には、それらを強烈な乾熱源にさらすことによってそれ
らの湿分を減少することが含まれ、例えば、それらを熱風の流れのような空気と
相対的に動く状態において乾燥することにより、またはそれらを加熱された空気
を通して落下させることによって乾燥することにより提供される。
【0025】 熱によりゲル化された蛋白質の豊富なマスは、所望するような多くの異なった
方法で製造することができる。 例えば、熱によりゲル化可能な混合物は、水、タンパク質および湿分が減少さ
れた配合フード製品に含まれるべき全ての他の成分から造られる。次いで、熱に
よりゲル化可能な混合物を加熱し、そして層に形成させる。これは、米国特許第
4,781,939号および同第5,132,137号明細書に記載されたよう
にして行ってよい。これら特許に記載されたように、熱によりゲル化可能な混合
物をエマルションミルに導入し、その中で混合物を急速な機械による加熱および
せん断にかける。適当な任意のエマルションミルを使用してよく、例えば米国特
許第5,132,137号明細書に開示されたエマルションミルを使用してよい
。他の適当なエマルションミルは、トリゴナルの商品名で市販されており、シー
ファー社(ドイツ)から得られる。
【0026】 エマルションミルにおいて、混合物は、非常に短時間内に、通常は1秒または
2秒より少ない時間に、所望のゲル化温度に上昇させる。好ましくは温度は約1
00℃〜約120℃に上昇させる。別法として、温度は、米国特許第5,132
,137号明細書に記載されているように約45℃〜約75℃の範囲に上昇させ
る。通常は、エマルションミル中で発生した機械的エネルギーは、混合物を所望
な温度に加熱するのに十分である。ただし、これは、過熱流の注入によって補足
することができる。
【0027】 加熱された混合物は、薄流でエマルションミルから保持管の中に注入される。
加熱混合物が薄流で保持管に入るので、それは、保持管内に既にある加熱混合物
上に薄層を形成する。次いで、保持管の中で層になった加熱混合物は、保持管に
沿ってゆっくりと動きながらゲルになる。層になった加熱混合物の各層は、実質
的に視覚で区別される。保持管中の加熱混合物の滞留時間は、混合物が保持管の
出口に到着することにより堅いゲル化生成物のマスにゲル化されるのに十分な時
間である。この段階において、ゲル化したマスは、高度に筋のある外観および食
肉のテクスチャーを有し、かつ一般的に、マスにより50〜60%の範囲の湿分
含量を有する。
【0028】 別法として、例として、熱によりゲル化されたマスは、水および湿分の減少し
た配合フード製品中に含ませる成分を乳化することによって製造される。特に、
高速度の乳化機およびホモジナイザーが乳化のために適当である。必要により、
また所望によりゲル化剤を添加してもよい。次いで、乳化液を、加熱し、熱によ
り乳化液をゲル化して熱ゲル化マスを提供する。例えば、ミキサー−クッカー、
スチームオーブン、または押出し機で行うことができる。次いで、熱によりゲル
化したマスを押出しダイのようなオリフィスを通して押出し、小片に切断するの
に適当なゲル化した生成物か供される。再び、湿分含量は一般的にマスにより5
0〜60%の範囲である。
【0029】 次いで、前述の別法および非制限的な典型的方法のどれから得られたゲル化製
品を適当なカッターで小片に切断する。 好ましい製品は、増加した表面積を提供する製品によって示される層になった
構成および細い筋のある状態のために、前述の米国特許第4,781,939号
明細書の乳化方法から得られる。小片は、好ましくは、ペットフードに使用する
のに適する大きさであり、例えば、約8mmの最小寸法を有する。次いで、小片
をふるいにかけ微粉を除去する。
【0030】 前述したように形成された凝集性の蛋白質豊富な小片を、次いで、組織化工程
にかける。これには、小片の湿分含量を減少させることが含まれる。強力な乾熱
源が使用される。これは、その結果として、少なくとも2つの区域−より高い湿
分含量の内部区域より低い湿分含量の外側すなわち外部区域−を含む構成を有す
る本体を生じる。
【0031】 形成された小片の湿分を減少するための乾熱方法には、フライ、好ましくは深
い脂肪中での揚げが含まれる。あらゆる適当な脂肪の揚げが使用される。小片を
フライにするのに使用される脂肪は、あらゆる適当な動物または植物の脂肪また
は油である。植物油が好ましい。適当な植物油の例は、落花生油、トウモロコシ
油、綿実油、ヒマワリ油、水素化大豆油等である。牛脂は適当な動物油である。
好ましくは、油の温度は、約150℃〜約200℃の範囲であり、例えば、約1
60℃〜約180℃の範囲である。
【0032】 小片は、別法として、または付加して、それらを約20〜60重量%、好まし
くは約30〜50重量%の範囲の湿分含量に乾燥するのに十分な時間、高速熱風
乾燥器で乾燥される。最も好ましくは、その範囲は40〜50重量%である。乾
燥時間は約10分を越えるべきではなく、好ましくは約7分より少なく、さらに
好ましくは、4〜6分の範囲にすべきである。温度範囲は、望ましくは、約14
0℃〜約180℃である。これは、本体を所望の程度に湿分を減少させ、かつ堅
さを増加させるために見出された。しかしながら、特別な製品用の特定の時間お
よび必要とする温度は、不適切な実験なしに当業者によって決められることは認
識されるであろう。
【0033】 層になった小片から造られ乾燥された本体は、未乾燥の層になった小片の広が
りかつ層になった構成を保持しており、驚異的なことであるが、注目すべき縮み
はなく、それらの食肉状外観を保有していることが見出された。 また、乾燥した小片は、フレーバ付与剤で被覆するとよい。適当なフレーバ付
与剤には、動物質の消化物、グリシンのようなアミノ酸、牛脂のような脂肪等が
含まれる。
【0034】 好ましくは、小片のpHを減少させる。一般には、その減少は6.0〜6.5
の範囲のpHから4.0〜5.5の範囲の値に下げることである。減少は、小片
を酸性にすることによって、好ましくは酸性被覆をそれらに適用することによっ
て達成される。食品級の酸、例えばリン酸が好ましく使用される。好ましい態様
においては、被覆は被覆されたフード本体の約1〜5重量%を含んでいる。
【0035】 有利な方法として、被覆物は、酸と反応させるために蔗糖またはブドウ糖のよ
うな糖をさらに含ませて、非常に呈味性のある焦げたまたは被覆の褐色化の効果
、湿分の減少工程の結果として既に生成された褐色化の増加を提供してもよい。
しかしながら、糖はさらに、または別法として、ゲル化工程の前に、初めの蛋白
質の豊富な配合物に含ませてもよく、または有利な任意の後段階において添加し
てもよい。
【0036】 次いで、乾燥された小片は、被覆されていても、またはいなくても、適当な容
器、特に密封可能な缶およびパウチの中にパックする。この形態において、乾燥
され/被覆された小片は、完全な食事としてまたは食事の一部として、ペットに
与えるために適している。別法として、乾燥され/被覆された小片はおやつとし
て与えてもよい。
【0037】 好ましくは、小片は、容器の中に密に入れ、追加の水または肉汁のような他の
液体を添加しない。いったん密封したら、容器をレトルトにより殺菌する。滅菌
の熱により、酸と乾燥された蛋白質の豊富な本体中の糖類との反応が促進される
。この反応の結果は、焦げまたは黒焦げと類似の小片上の暗色不均一の表面効果
に見られる。
【0038】 本発明の好ましい態様において、乾燥された小片は、好ましくは、約10重量
%以下の澱粉、約20〜約40重量%の蛋白質、約15〜約25重量%の脂質、
および約30〜約40重量%の湿分を含んでいる。前述の被覆成分に加えて、塩
類、糖類、スパイス類、調味料類、フレーバ付与剤、ミネラル類等のような追加
成分が、乾燥された小片の中に含まれるならば、これらの追加成分は、好ましく
は小片の約0.5〜約15重量%を構成する。
【0039】 本発明の利点は、相対的に大きなサイズのチャンクにおいて、より低い湿分お
よび特に表面においてより堅いテクスチャーを供するフード本体の構成が、猫ま
たは犬などのペットに、フード本体を噛む時間をより多く費やして有益な顎の運
動を提供することを誘発することである。
【0040】 大型犬の場合において、チャンクは、好ましくは、次の大きさ以内にあるべき
である:8〜12mmの最短側面寸法および16mm〜約25mmの最長側面寸
法。しかしながら、均等または名目上の直径に換算してこれらの寸法を考えるこ
とが便利である。これは、当該の非球形の本体に等しい容量を有する球形の直径
である。本体は、実際には一般的に球形であるが、一般的に塊状にプロポーショ
ン本体が好ましいことが広く見出されている。しかしながら、塊状および円形の
形状だけでなく、またそれらの組み合わせを含む形状も本発明の範囲内および特
許請求の範囲内に含まれる。 本発明から逸脱することなしに、多くの変更および変動が前述の態様になされ
ることは認識されるであろう。もちろん、使用される特定のフレーバは、フード
製品の消費に指向された動物のタイプによって異なる。
【0041】 実施例1 熱によりゲル化可能な混合物を製造するための基材混合物を、食肉蛋白質、小
麦グルテン、脱脂大豆粉、その他の成分および水から次の重量割合で造った。 69.0% 食肉 18.5% 小麦 5.0% 大豆粉 4.5% 水 3.0% その他(ミネラル、糖、ビタミン、フレーバ等) 熱によりゲル化可能な混合物は、エマルションミル(シーファー社から得られ
るトリゴナルミル)によって作業した。加熱された混合物は、約112℃の温度
においてエマルションミル中にそのままにしておき、そして保持管の中に排出し
た。保持管中の滞留時間は約5分であった。保持管に残る生成物はゲル化した形
態であり、約8mmの長さに切断した。小片は筋のある食肉状外観を有していた
。 小片をふるいにかけ微粉を除去した。小片の湿分含量は約55重量%であった
。次いで、小片をバッチ式油揚げフライパンに移し、その中において、約18℃
の温度で植物油で約30秒間フライした。次いで、小片を除き、フライ用バスケ
ットで油を取り、そして周囲温度に冷却した。乾燥した小片は筋のある食肉状外
観を保持しており、pH6を有していた。 フライ後の小片の組成を次のように測定した(重量%)。 33% 蛋白質 20% 脂肪 37% 湿分 2% 糖、特に蔗糖 6% 灰分 次いで、フライにした小片を被覆用装置に移した。次いで、食品級のリン酸お
よびフレーバ付与剤を約90秒の時間をかけて小片上に被覆し、リン酸を被覆さ
れた製品である小片の全マスの約1.5%に形成させた。被覆された小片は、約
35重量%の湿分含量およびpH5を有していた。被覆された小片は、まだ弾力
のあるテクスチャーの堅さを有していた。 最後に、小片は、肉汁または水を添加することなしに密封可能な缶に入れた。
その缶を密封し、レトルト処理した。それを周囲温度に冷却した後、缶を開き内
容物を試験した。 フライにされかつ被覆された小片は、不揃いにまたは少なくとも不均一な褐色
になった表面を有することが観察され、缶に詰める前より速いフライ段階後より
もさらに黒焦げのように見えた。この小片は脂っこい感じを有し、軽く押すと脂
肪液をにじみ出した。
【0042】 実施例2 熱によりゲル化可能な混合物を製造するための基材混合物を、食肉蛋白質、小
麦グルテン、脱脂大豆粉、その他の成分および水から次の重量割合で造った。 65.0% 食肉 18% 小麦 7.0% 大豆粉 5% 水 3.0% その他(ミネラル、糖、ビタミン、フレーバ等) 熱によりゲル化可能な混合物は、エマルションミル(シーファー社)によって
作業した。加熱された混合物は、約112℃の温度においてエマルション中にそ
のままにしておき、そして保持管の中に排出した。保持管中の滞留時間は約5分
であった。保持管に残る生成物はゲル化された形態であり、それを約8mmの長
さの小片に切断した。小片は筋のある食肉状外観を有していた。 小片をふるいにかけ微粉を除去した。小片の湿分含量は約56%であった。次
いで、小片を高速熱風乾燥器に移し、その中において、小片を約165℃の温度
で約6分間乾燥した。乾燥した小片は、熱風乾燥の間の流れの開放に起因して僅
かに膨れたが、筋のある食肉状外観を保持し、pH6を有していた。 乾燥後の小片の組成を次のように測定した(重量)。 33% 蛋白質 20% 脂肪 39% 湿分 2% 糖、特に蔗糖またはブドウ糖 4% 灰分 次いで、乾燥した小片を被覆用装置に移した。次いで、水、食品級リン酸およ
びフレーバ付与剤、および食用級植物油(任意)を約90秒の時間をかけて小片
上に被覆した。リン酸は被覆された製品である小片の全マスの約2.0%に形成
させ、そして植物油は全マスの約7%に形成させた。被覆された小片は、約40
重量%の湿分含量およびpH4.5を有していた。被覆された小片はまだ弾力の
あるテクスチャーの堅さを有していた。 最後に、小片は、肉汁または水を添加することなしに密封可能な缶に入れた。
その缶を密封し、レトルト処理した。それを周囲温度に冷却した後、缶を開き内
容物を試験した。 乾燥されかつ被覆された小片は、不揃いにまたは少なくとも不均一な褐色にな
った表面を有することが観察され、缶に詰める以前のより速い乾燥段階後よりも
さらに焦げているように見えた。これら小片は極めて僅かに脂っこい感じを有し
、軽く押すと脂肪がにじみ出た。
【0043】 実施例3 実施例1に記載されたような出発配合物および方法を使用して小片を製造した
。しかしながら、乾燥は実施例2に記載されたような熱風乾燥器で実施し、そし
て条件は28%の湿分含量を有する最後の乾燥された小片を提供するように調節
した。このケースにおいては、乾燥時間は、約178℃の平均乾燥温度で約10
分であった。乾燥された小片は、それらの筋、食肉状外観を保持し、そしてpH
6を有していた。それらは僅かに脂っこい感じがした。小片の近似的な平均寸法
は、長さおよび幅は10cm、そして深さ20mmであった。
【0044】 実施例4 実施例2に記載されたような配合物からおよび方法を使用して小片を製造した
。しかしながら、乾燥条件は、53%の湿分含量を有する最後の乾燥された小片
を供するように調節した。このケースにおいては、乾燥時間は、約147℃の平
均乾燥温度で約4分であった。その結果としての乾燥された小片は、僅かに脂っ
こい感じおよび15mm×12mm×25mmの平均寸法を有していた。それら
を、さらに湿分または油を添加することなしに、レトルトに入れることが可能な
プラスチックパウチの中に密封した。1週間後に透明な包装材料を通してみると
、油状物を小片上に見ることができた。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年5月6日(2002.5.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 一般的に塊状形状を有する、請求項1から請求項7のいずれ か1項 に記載のペットフード。
【請求項】 構成は内部区域および外部区域を含み、外部区域は内部区域
より少ない湿分含量を有する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のペ
ットフード。
【請求項10】 外部区域は酸性被覆を含む、請求項に記載のペットフー
ド。
【請求項11】 20〜40重量%の蛋白質を含む、請求項1から請求項1 0のいずれか1項 に記載のペットフード。
【請求項12】 ペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチ
ャーを有し、フードの凝集性の蛋白質が豊富な本体を供する工程、本体の湿分含
量を20〜50重量%に減少する工程、および本体の少なくとも一部を焦げたよ
うに見える表面を持つようにする工程を含む、ペットフードの製造方法。
【請求項13】 湿分を減少する工程は、好ましくは、本体を乾熱にさらす
ことによって達成させる、請求項12に記載の方法。
【請求項14】 少なくとも表面部分を黒焦げにすることを含む、請求項 に記載の方法。
【請求項15】 本体の呈味性を増加させることを含む、請求項12から請 求項14のいずれか1項 に記載の方法。
【請求項16】 呈味性の増加には褐色化反応を本体の表面において生じさ
せることを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】 本体のpHを減少させることを含む、請求項16に記載の
方法。
【請求項18】 本体を酸で被覆することを含む、請求項17に記載の方法
【請求項19】 糖を本体の中に入れることを含む、請求項16から請求項 18のいずれか1項 に記載の方法。
【請求項20】 食肉のエマルションを生成することを含む、請求項12か ら請求項19のいずれか1項 に記載の方法。
【請求項21】 密封された容器、その容器内に複数の食用の配合された蛋
白質の豊富な本体を含み、本体は、褐色化された外観、20〜60重量%の湿分
含量、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの堅
さを供する構成を有する、ペットフード。
【請求項22】 褐色化した外観は、本体を乾熱にさらすことによって造ら
れる、請求項24に記載のペットフード製品。
【請求項23】 本体は、容器内にぎっしり詰めて含有される、請求項24
に記載のペットフード製品。
【請求項24】 添加された水または肉汁を含有しない、請求項26に記載
のペットフード。
【請求項25】 本体は増加した脂肪含量を有する、請求項24に記載のペ
ットフード。
【請求項26】 本体は酸性の被覆を有する、請求項24に記載のペットフ
ード製品。
【請求項27】 褐色化された外観、30〜45重量%の湿分含量、20〜
40重量%の蛋白質含量、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあ
るテクスチャーの堅さを供する構成を有する、複数の食用の配合された蛋白質の
豊富な本体を含むペットフード製品であって、湿分は、本体を乾熱源にさらすこ
とによって減少されている、前記ペットフード。
【請求項29】 30〜45重量%の湿分含量、約20〜40重量%の蛋白
質含量、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの
堅さを提供する構成を有する、複数の食用の配合された蛋白質の豊富な本体を含
むペットフード製品であって、湿分は、本体を乾熱源にさらすことによって減少
されており、かつ前記本体は、焦げた外観を持つ酸性の被覆を有する、前記ペッ
トフード製品。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月24日(2002.6.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),AE,A G,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG ,BR,BY,BZ,CA,CH,CN,CR,CU, CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,M D,MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2B005 AA04 AA08 LA07 LB01 MA05 MC02 2B150 AA06 AB04 AE09 AE12 AE16 AE24 AE37 CD02 CE02 CE07 DE01 DH35 DJ03 DJ30

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦げた外観、20〜60重量%の湿分含量およびペット動物
    による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの堅さを供する構成を有する
    、食用の配合された蛋白質の豊富な本体を含む、ペットフード。
  2. 【請求項2】 本体は不均一な表面を有する、請求項1に記載のペットフー
    ド。
  3. 【請求項3】 本体は褐色化反応に起因する増加した呈味性を有する、請求
    項1に記載のペットフード。
  4. 【請求項4】 本体は、軽く押されたときに脂肪液をにじみ出し得る、請求
    項1に記載のペットフード。
  5. 【請求項5】 構成は層状である、請求項1に記載のペットフード。
  6. 【請求項6】 湿分含量は35〜55重量%である、請求項1に記載のペッ
    トフード。
  7. 【請求項7】 湿分含量は40〜45重量%である、請求項4に記載のペッ
    トフード。
  8. 【請求項8】 約1〜10重量%の灰分を含む、請求項1に記載のペットフ
    ード。
  9. 【請求項9】 一般的に塊状形状を有する、請求項1に記載のペットフード
  10. 【請求項10】 構成は内部区域および外部区域を含み、外部区域は内部区
    域より少ない湿分含量を有する、請求項1に記載のペットフード。
  11. 【請求項11】 外部区域は酸性被覆を含む、請求項1に記載のペットフー
    ド。
  12. 【請求項12】 20〜40重量%の蛋白質を含む、請求項1に記載のペッ
    トフード。
  13. 【請求項13】 約10重量%以下の澱粉、約20〜40重量%の蛋白質、
    約15〜25重量%の脂質、および約30〜40重量%の湿分を含んでいる乾燥
    されたフード本体を含む、ペットフード製品。
  14. 【請求項14】 ペットにより噛むことができるように配合された本体を含
    み、かつ約10重量%以下の澱粉、約20〜約40重量%の蛋白質、約15〜約
    25重量%の脂質を含み、そして乾熱にかけて、湿分含量を本体の約30〜約4
    0重量%に減少された、ペットフード。
  15. 【請求項15】 ペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチ
    ャーを有し、フードの凝集性の蛋白質が豊富な本体を供する工程、本体の湿分含
    量を20〜50重量%に減少する工程、および本体の少なくとも一部を焦げたよ
    うに見える表面を持つようにする工程を含む、ペットフードの製造方法。
  16. 【請求項16】 湿分を減少する工程は、好ましくは、本体を乾熱にさらす
    ことによって達成させる、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも表面部分を黒焦げにすることを含む、請求項1
    6に記載の方法。
  18. 【請求項18】 本体の呈味性を増加させることを含む、請求項15に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 呈味性の増加には褐色化反応を本体の表面において生じさ
    せることを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 本体のpHを減少させることを含む、請求項19に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 本体を酸で被覆することを含む、請求項19に記載の方法
  22. 【請求項22】 糖を本体の中に入れることを含む、請求項18に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 食肉のエマルションを生成することを含む、請求項15に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 密封された容器、その容器内に複数の食用の配合された蛋
    白質の豊富な本体を含み、該本体は、褐色化された外観、20〜60重量%の湿
    分含量、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの
    堅さを供する構成を有する、ペットフード。
  25. 【請求項25】 褐色化した外観は、本体を乾熱にさらすことによって造ら
    れる、請求項24に記載のペットフード製品。
  26. 【請求項26】 本体は、容器内にぎっしり詰めて含有される、請求項24
    に記載のペットフード製品。
  27. 【請求項27】 添加された水または肉汁を含有しない、請求項26に記載
    のペットフード。
  28. 【請求項28】 本体は増加した脂肪含量を有する、請求項24に記載のペ
    ットフード。
  29. 【請求項29】 本体は酸性の被覆を有する、請求項24に記載のペットフ
    ード製品。
  30. 【請求項30】 褐色化された外観、30〜50重量%の湿分含量、および
    ペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの堅さを供する構
    成を有する、複数の食用の配合された蛋白質の豊富な本体を含む、ペットフード
    製品。
  31. 【請求項31】 褐色化された外観、30〜45重量の湿分含量、20〜4
    0重量%の蛋白質、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテク
    スチャーの堅さを供する構成を有する、複数の食用の配合された蛋白質の豊富な
    本体を含むペットフード製品であって、湿分は、本体を乾熱源にさらすことによ
    って減少されている、前記ペットフード製品。
  32. 【請求項32】 ペットの所有者による購入を誘発させるように飾られた容
    器であって、この容器は、密封され、そして殺菌され、そして内部に複数の食用
    の配合された本体を有し、該本体は、褐色化された外観、30〜45重量%の湿
    分含量、および20〜40重量%の蛋白質含量を有する、前記容器。
  33. 【請求項33】 30〜45重量%の湿分含量、約20〜40重量%の蛋白
    質含量、およびペット動物による噛む最初の圧力下で弾力のあるテクスチャーの
    堅さを提供する構成を有する、複数の食用の配合された蛋白質の豊富な本体を含
    むペットフード製品であって、湿分は、本体を乾熱源にさらすことによって減少
    されており、かつ前記本体は、焦げた外観を持つ酸性の被覆を有する、前記ペッ
    トフード製品。
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