JP2017518649A - 処理のために基板を支持する静電キャリア - Google Patents

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Abstract

種々のプロセスを通して処理するために基板を支持するための静電キャリアが説明される。キャリアは、上側及び底側を有し且つ静電力を使用して誘電体プレートの上側において基板に取り付けられるように構成された誘電体プレートを有し、ベースプレートが誘電体プレートの裏側に連結される。電極が、ベースプレート上に形成され、誘電体プレートの上側と平行にベースプレートにわたって延在する。電極は、静電気帯電を有するように構成され、第1の帯電の電極が第2の帯電の電極の近くに配置されるように形成される。コネクタが、ベースプレートを通って電極まで延在し、電極を静電気帯電の電源に接続する。【選択図】図1B

Description

半導体チップ及び微小チップ(micromechanical chip)は、通常、ウエハ、通常、シリコンウエハから始まって形成される。ウエハは、通常、円形で直径が約300mmであるが、他のウエハ形状も時々使用される。チップは、プラズマ堆積、気相堆積、フォトリソグラフィー、並びに研磨、機械加工、及び穿孔などの機械的なプロセスを含み得る、様々な異なる処理チャンバを使用してウエハの表面上に形成される。ウエハ上に形成される回路及び他の構成要素は、通常、非常に薄く、ウエハの厚さのほんの小さい部分のみを作り上げている。
半導体チップ及び微小チップをより小さく作るために、その上に能動回路が形成されるところの基板を形成するウエハの厚さを低減させる努力がなされている。ウエハの厚さを低減させる1つの方法は、回路がウエハの前側に形成された後で、裏側を研磨することである。別の1つの方法は、最初からより薄いウエハを使用することである。残念なことに、薄いウエハは容易に歪み、容易に壊れてしまう。歪み及び破壊を妨げるために、接着剤を使用して、厚いウエハが最初にガラス基板又はシリコン基板に接合される。接合の後で、ウエハの前側が、通常、機械的な研磨によってより薄くされる。その後、回路及び他の構成要素が、ウエハの前側に形成される。その後、最終的に薄くされたウエハが、基板から剥離される。
種々のプロセスを通して処理するために基板を支持するための静電キャリアが説明される。キャリアは、上側及び底側を有し且つ静電力を使用して誘電体プレートの上側において基板に取り付けられるように構成された誘電体プレートを有し、ベースプレートが誘電体プレートの裏側に連結される。電極が、ベースプレート上に形成され、誘電体プレートの上側と平行にベースプレートにわたって延在する。電極は、静電気帯電を有するように構成され、第1の帯電の電極が第2の帯電の電極の近くに配置されるように形成される。コネクタが、ベースプレートを通って電極まで延在し、電極を静電気帯電の電源に接続する。
本発明の実施形態は、限定を目的としない例示的な実施例として添付図面で示される。
本発明の一実施形態による、静電基板キャリアの断面図である。 本発明の一実施形態による、静電基板キャリアの分解等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアの断面図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアの分解等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアの断面図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアの分解等角図である。 本発明の第4の一実施形態による、静電基板キャリアの断面図である。 本発明の第4の一実施形態による、静電基板キャリアの分解等角図である。 本発明の一実施形態による、基板及び基板キャリアを固定させるためのチャックアセンブリを含むプラズマエッチシステムの概略図である。 本発明の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第2の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の第3の一実施形態による、静電基板キャリアを製造し且つ使用する一工程段階の等角図である。 本発明の一実施形態による、本明細書で説明される基板キャリアの何れかと共に使用されるのに適切な電極パターンの平面図である。 本発明の一実施形態による、本明細書で説明される基板キャリアの何れかと共に使用されるのに適切な第2の電極パターンの平面図である。 本発明の一実施形態による、本明細書で説明される基板キャリアの何れかと共に使用されるのに適切な第3の電極パターンの平面図である。 本発明の一実施形態による、本明細書で説明される基板キャリアの何れかと共に使用されるのに適切な第4の電極パターンの拡大されたセクションを含む平面図である。 本発明の一実施形態による、本明細書で説明される基板キャリアの何れかと共に使用されるのに適切な第5の電極パターンの拡大されたセクションを含む平面図である。 本発明の一実施形態による、基板及び基板キャリア上の静電力の側面断面図である。
以下の説明では、数多くの詳細が説明されるが、本発明がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることは、当業者に明らかである。ある場合では、本発明を不明瞭にすることを避けるために、周知の方法及び装置については、詳示せず、ブロック図で示している。本明細書全体を通じて、「ある1つの実施形態」、「1つの実施形態」への参照は、該実施形態と関連して記載される特定の特徴、構造、機能、又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書を通して様々な場所で見られる「ある1つの実施形態」又は「1つの実施形態」という語句は、必ずしも本発明の同じ実施形態を参照するものではない。更に、特定の特徴、構造、機能、又は特性は、1以上の実施形態において、任意の適切な方法で結合され得る。例えば、第1の実施形態は、第2の実施形態と結合されて、2つの実施形態に関連する特定の特徴、構造、機能、又は特性は、相互に排他的なものではない場合がある。
本発明の説明及び添付の特許請求の範囲で使用されるように、「1つの(a)」、「1つの(an)」、及び「その(the)」という単数形は、文脈において明らかに示されている場合を除き、複数形を含むことを企図している。本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、関連付けられた列挙項目の1以上の任意の且つ全ての潜在的な組み合わせを指し、包含することも理解されるだろう。
「連結され」及び「接続され」という用語は、それらの派生形と共に、構成要素間の機能的又は構造的な関係性を説明するために、本明細書で使用され得る。これらの用語は、互いに同義語であることが企図されないことが理解されるべきである。むしろ、特定の実施形態では、「接続され」は、2以上の要素が互いに直接的に、物理的、光学的、又は電気的に接触していることを示すために使用され得る。「連結され」は、2以上の要素が(それらの間に介在する他の要素を伴って)互いに直接的に又は間接的に、物理的、光学的、又は電気的に接触していること、及び/又は2以上の要素が互いに協働若しくは相互作用する(例えば、影響を及ぼす関係のように)ことを示すために使用される。
「上方(over)」、「下(under)」、「間(between)」、及び「上(on)」という用語は、本明細書で使用される際に、それらの物理的な関係性が特筆すべきものであるところの、他の構成要素又は層に対する1つの構成要素又は材料層の相対的な位置関係を指す。例えば、材料層の文脈では、別の1つの層の上方又は下に配置された1つの層は、他の層と直接的に接触しており又は1以上の介在する層を有し得る。更に、2つの層の間に配置された1つの層は、2つの層と直接的に接触しており又は1以上の介在する層を有し得る。対照的に、第2の層の「上の」第1の層は、第2の層と直接的に接触している。類似の区別が、構成要素アセンブリの文脈でも行われ得る。
本説明は、半導体又はシリコンウエハを支持するための半導体キャリア又はシリコンキャリアの文脈において提示されるが、本発明はそれらに限定されるものではない。ウエハキャリアは、ガリウムヒ素、ニオブ酸リチウム、ガラス及びセラミックなどのアモルファス誘電体を含む、様々な異なる他のタイプの基板を支持するために使用され得る。したがって、ウエハキャリアは、様々な目的に適合され得る基板キャリアである。
薄いウエハと静電的に接合されるウエハキャリアが製造され得る。静電的な接合は、ウエハをキャリアに固定する静電気帯電を中性化することによって、電気的に解除され得る。これは、接着剤の接合を解除するときにもたらされ得る、応力、汚染、及び潜在的な損傷を避ける。静電的なウエハキャリアは、埋め込まれた導電性電極を有する固い誘電体基板を使用して作られ得る。電極は、幅及びフィンガの間の間隙が変動する、互いに噛み合った(interdigitated)メッシュを形成する。キャリアの厚さは、およそ1mmであり、直径はウエハよりも少し大きく、例えば、およそ301mmであり得る。
使用される際に、ウエハは、先ず、ウエハキャリア上に配置される。その後、キャリアは、埋め込まれた電極の両端子間に高電圧を印加することを通して、制御ユニットによって帯電される。印加された電圧は、ウエハとキャリアの間に局所的なバイポーラ静電引力を生成し、ウエハとキャリアの静電的に接合された積み重ね(stack)をもたらす。そのようなウエハキャリアは、任意の更なる電圧の印加なしに、十日を超える十分に長い期間の接合を維持することができる。接合された積み重ねは、あたかも単一ウエハであるかのように取り扱われ、任意の関連する半導体又は微小(micromachining)処理ステップを経験し得る。この取り扱いは、真空チャック又は静電チャックによって、様々な処理チャンバの中へ且つ外へ搬送されることを含み得る。
概して、ウエハとキャリアの間の静電接合強度は、導電性材料に対して最も強く、絶縁材料に対して最も弱い。しかし、電極配置及び帯電アルゴリズムは、十分な接合を可能にする材料の各々の種類に対して、本明細書で説明されるように最適化され得る。接合の耐久性は、高静電容量シート材料をキャリアの中へ組み込み、キャリアによって蓄えられる帯電量を増加させることによって、増加され得る。
ウエハキャリアは、様々な異なる方法で強化され得る。一実施例として、疎水性コーティングが、キャリアの外面に塗布され、液体が接合インターフェースに入らないことを保証し得る。液体は、静電気帯電を中性化し得る。例えば、疎水性コーティングは、湿式化学適合性(wet chemistry compatibility)を必要とする用途で使用され得る。
細密に研磨された窒化アルミニウム(AIN)、又は類似のセラミック誘電体基板が使用されて、平坦を維持しボイド(void)を妨げ得る。例えば、窒化アルミニウムは、高誘電率並びに非常に優れた化学抵抗性及び熱抵抗性を有する。これは、研磨によってウエハを薄くする場合などの、強い張力及びせん断力に接合されたウエハが晒されるような用途において特に有用である。AINセラミック誘電体は、PVD(プラズマ気相堆積)、CVD(化学気相堆積)、及びエッチ処理などの、温度に対して非常に敏感なプロセスに、接合されたウエハが晒されるような用途において有用な、優れた熱伝導性も提供する。
ウエハキャリア内に埋め込まれ得る、様々な異なる電極配置及び電極形状が本明細書で説明される。電極は、種々の用途に対して強い接合強度及び帯電搬送パラメータ(charge carrying parameter)を提供するように最適化され得る。電極は、ポリイミド、酸化物、窒化物などの更なるコーティング、又は層及びコーティングの任意の他の組み合わせを有する、ウエハに対して最適化され得る。ガラス及びエポキシなどの絶縁材料が接合に対して使用される場合に、異なる最適化が用いられ得る。ウエハは、シリコン、ニオブ酸リチウム、ガリウムヒ素、又は任意の様々な他の材料から作られ得る。キャリアは、他のタイプの基板を支持するためにも使用され得る。キャリアの特定のデザイン及び形状が、種々のタイプの基板に適するように適合され得る。
図1Aは、一実施形態によるウエハキャリアの一部分の断面図である。キャリアはウエハキャリアと呼ばれるが、本発明はそれに限定されるものではない。キャリアは、様々な異なるタイプの基板を静電的に引き付け、且つ、支持するために使用され得る。このウエハキャリアは、全てが窒化アルミニウムの二要素本体を有する。窒化アルミニウムは、高誘電率及び低熱膨張係数を有するセラミック材料である。ウエハキャリアは、上側セラミック本体102及び下側ベースプレート104を有する。一連の電極106は、ベースプレート上に形成され、コネクタ108が電極を外部の電源に接続する。
上側の誘電体プレート102は、電極106によって生成された電界を使用して、(図示せぬ)シリコン又は他のタイプのウエハに静電的に取り付けられるように構成される。ベースプレートは、誘電体プレートに固定され、両者は通常円形であり、ほぼ同じサイズを有する。上述のように、プレートは、該プレートが支持するように設計されているウエハと、ほぼ同じサイズを有する。300mmのウエハに対して、プレートは約305mmであり得る。450mmのウエハに対して、プレートは約455mmであり得る。
図1Bは、図1Aの二要素ウエハキャリアの分解等角図である。上述のように、上側の誘電体プレートは滑らかな上面を有するように示されており、そのキャリア面は研磨され得る。その後、任意選択的に(図示せぬ)隆起が上面の上方に形成され、上側プレートとウエハとの間の変位(displacement)を提供する。上面の特定の構成及び形状が、このウエハキャリアが支持するところの様々な異なるウエハに適するように適合され得る。
ベースプレート104は、セラミックベースプレート104の上方に形成された、電極106の2つの組を有する。電極の2つの異なる組は逆の帯電を有し、それによって、第1の電極が正の帯電を有し、第2の電極が負の帯電を有し、その逆もあり得る。示されているように、電極は、一方の極のための長いフィンガ110A及び他方の極のための長いフィンガ110Bにおいて延在する。電極面をわたってフィンガの2つの組が交互に延在し、それによって、ウエハは、誘電体プレート102の面にわたる正の電界と負の電界との間の変動を経験する。したがって、電極のこれらのフィンガは、ベースプレートの面にわたって互いに噛み合っている。
電極を有するベースプレートは上側プレートに接合され、それによって、電極は、上側プレートに接近し、隣接しさえする。その後、電極は、上側プレート内で静電界を誘導することができる。上側プレートは薄く作られ、それによって、静電界は、上側プレートを通して、二要素キャリアによって支持されるウエハへ印加され得る。電極は、それらが保護されるところの2つのピース内に埋め込まれる。電極は、ベースプレートを通してベースプレートの下部からベースプレートの上部の電極へ至るコネクタ108を介して、アクセス可能である。
図2Aは、上側の誘電体プレート202が図1Aのようにセラミックであるところのウエハキャリアに対する代替的な構成を示しているが、ベースプレートは、共にサンドウィッチされる2つの異なる材料から形成された2つの異なるピースから形成されている。ベースプレート204は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、又はポリイミドなどの誘電体材料の第1のピースから形成された上側部分222、及びベアシリコン又はガラスなどの誘電体非導電性材料の第2のピースから形成された底側部分224を有する。電極206のパターンは、ベースプレート上に形成される。示されている実施例では、電極がベースプレートの上側部分222に形成され、コネクタ208が、ベースプレートの両方のピースを通して、電極を外部の電源に接続する。これは、電極が、キャリアに支持されるウエハにでき得る限り近付くことを可能にする。
図2Bは、図2Aのウエハキャリアの3つの部分の分解等角図である。示されているように、上側の誘電体プレート202は、窒化アルミニウムなどのセラミックから形成されるが、それに限定されるものではない。ベースプレートの上側部分222は、シリコン、ポリイミド、又はガラスなどのアモルファス材料から形成される。電極、すなわち正の電極210A及び負の電極210Bの両方は、ベースプレートの上側部分の上方に形成される。電極パターンは、図1Bのものと同じであるが、他のパターンがこの実施形態及び任意の他の実施形態で使用されてもよい。これらは、スピンコーティング、めっき、スクリーン印刷、又は任意の他の方法で形成され得る。
その後、底側ピース224は、上側ピースに接合され、単一のベースプレート204を形成し、その後、それは誘電体プレート202に固定される。これは、図2Aの断面図で示されているサンドウィッチ構造を形成する。代替的に、AIN上側プレートは、ベースプレート及び電極の上方に配置され得る。図2Aの例示的なウエハキャリアは、ベースプレートの上側プレートがシリコン又はポリイミド材料から形成されるので、構築するのがより容易になり得る。これは、電極をベースプレートに付けるために、標準的な半導体処理技術が使用されることを可能にする。標準的な半導体処理を行った後で、セラミックベースプレートが、ベースプレート及び電極の上方に取り付けられ又は形成され、支持されるべきウエハに取り付けられ得る。
図3Aは、ウエハキャリアの別の1つの代替的な実施態様の側面断面図である。誘電体プレート302は、ベースプレート304によって支持される。ベースプレートは、4つのピースから作られる。ベースプレートの上側プレート322は、酸化ケイ素、窒化ケイ素、ポリイミド、又は図2Aの実施例のような任意の様々な他の材料から形成され得る。ベースプレートの上側部分は、電極306を支持する。ベースプレートの底側部分324も、ベアシリコン又はガラス材料から形成され得る。コンデンサ部分326が、ベースプレートの上側ピース及びベースプレートの下部ピースの間に組み込まれる。この組み込まれたコンデンサは、ウエハキャリアが、より長い時間において静電気帯電を有することを可能にする。
この構造を使用して、電極306の静電気帯電は、更なる電荷を電極に印加することなしに、数日の間ウエハを支持することができるだろう。図3Aの電極は、誘電体プレートの下方に形成され、ベースプレートを通るコネクタ308によって外部電源に接続される。
図3Bは、図3Aのウエハキャリアの分解等角図である。ここで、ベースプレート304のピース302、322、326、324の各々が示されている。誘電体上側プレート302は、電極310A及び310Bを有するポリマー上側ピース、コンデンサピース326、並びに下部ピース324を含む、ベースプレート304の上方に取り付けられ又は堆積される。
図4Aは、キャリアウエハの更なる代替的な実施態様を、部分断面側面図として示している。セラミック上側プレート402が、ベースプレート404に取り付けられる。ベースプレートは、二酸化ケイ素、窒化ケイ素、又はポリイミドのピースから形成された上側部分422を含む。電極406は、ベースプレートの上側部分上に形成された。これらは、ベースプレートがウエハキャリアの誘電体プレートに取り付けられたときに、誘電体プレートと接触又は近接する。電極は、外部電源に対するコネクタ408によって電力供給される。
図3Aの実施例のように、図4Aの断面図も、組み込まれたコンデンサ426を含む。しかし、この場合に、組み込まれたコンデンサは、ベースプレートのポリマー上側部分又は上側部分422とベースプレートの底側部分428との間でサンドウィッチされる。図3Aの実施例のようなベアシリコン又はガラスプレートは存在しない。
図4Bは、ベースプレート404の3つのピースを示す分解等角図である。正の電極410A及び負の電極410Bは、ベースプレートの上側部分の上方に形成される。図1B、図2B、及び図3Bの実施例のように、正の電極410Aは、ウエハキャリアのベースプレートの上側部分上の表面にわたる円弧から延在する平行なフィンガを有する大きな周縁円弧の形態に形作られている。同様に、負の電極410Bも、上側プレートの周縁に延在する。示されているように、正に帯電した電極は、上側プレートの周縁の半分の周りで延在し、一方、負に帯電した電極は、上側プレートの周縁の他の半分の周りで延在する。その後、両方の電極は、上側プレートの表面にわたって延在する電極の平行なフィンガと接続する。これらのフィンガは、適所で交互に配置され、それによって、正の電極のフィンガは負の電極の2つのフィンガの間にあり、またその逆でもある。電極の交互のフィンガは、以下でより詳細に説明されるように、静電的にウエハを保持するための重要な利点を有する。
図1Aから図4Aまでの電極は、ベースプレートの表面にわたる極において互いに噛み合い、且つ、交互になっている電極の平行な配線として示されている。電極は、様々な他の形状において形成され得る。電極の特定の形状は、任意の特定の実施態様に適するように適合され得る。様々な異なる電極の形状が、本明細書で説明される。これらの形状の任意の1以上は、本明細書で示される異なる構造のうちの何れかに適合され、望ましい完全なキャリアウエハデザインを達成し得る。
図5は、低温化学気相堆積のため又は様々な他の目的のためにプラズマエッチに対して使用され得る、ウエハ処理システム500の概略図である。該システムは、本発明の一実施形態による、チャックアセンブリ542を含む。処理システム500は、全てが米国カリフォルニア州のアプライドマテリアルズ社によって製造されている、Enabler(米国登録商標)、DPSII、AdvantEdge(米国登録商標)G3、E‐MAX(登録商標)、Axion、Orion、又はMesaCIPチャンバなどの、当業界で知られている任意のタイプのチャンバであり得るが、それらに限定されるものではない。他の購入可能な処理チャンバが、同様に、本明細書で説明されるチャックアセンブリを利用し得る。例示的な実施形態が、プラズマエッチシステムの文脈で説明される一方で、本明細書で説明されるチャックアセンブリは、他の製造プロセスを実行するために使用される他の処理システム(例えば、プラズマ堆積システムなど)にも適合され得る。
処理システム500は、接地されたチャンバ505を含む。処理ガスが、チャンバに連結されたガス源529から流量コントローラ549を通ってチャンバ505の内部へ供給される。チャンバ505は、高容量真空ポンプスタック555に連結された排気バルブ551を介して排気される。プラズマ出力がチャンバ505に印加されたときに、プラズマが、加工対象物510の上方の処理領域内に生成される。プラズマバイアス電力525が、チャックアセンブリ542の中へ接続され、プラズマに電圧を印加する。プラズマバイアス電力525は、2MHzから60MHzまでの範囲内にあり得る。プラズマバイアス電力525は、出力導管528を介して(図示せぬ)下側電極に接続されている。第2のプラズマソース電力530又は同じソースのブランチが、プラズマ生成要素535に接続され、高周波数ソース電力を提供し、誘導的に又は容量的にプラズマに電圧を印加する。プラズマソース電力530は、500MHzと580MHzとの間などの、プラズマバイアス電力525よりも高い周波数を有し、例えば、562MHzの帯域であり得る。
加工対象物510が、開口部515を通して積み込まれ、チャンバ内のチャックアセンブリ542に固定される。キャリアに接合された半導体ウエハなどの加工対象物510は、任意のタイプのウエハ、基板、又は本明細書で説明される任意の様々なウエハキャリア及びその変形例に接合された他の材料であり得る。加工対象物510は、誘電体層545の上面、又はチャックアセンブリの冷却ベースアセンブリ544の上方に配置されたチャックアセンブリのパック上に配置される。(図示せぬ)クランプ電極が、誘電体層543内に埋め込まれる。クランプ電極は、静電力を提供してウエハを誘電体パック545に固定し、電源579によって駆動される。
システムコントローラ570は、様々な異なるシステムに接続され、チャンバ内の製造プロセスを制御する。コントローラ570は、温度制御アルゴリズム(例えば、温度フィードバック制御)を実行する温度コントローラ575を含み、ソフトウェア若しくはハードウェア又はソフトウェアとハードウェアの両方の組み合わせの何れかであり得る。システムコントローラ570は、中央処理装置572、メモリ573、及び入力/出力インターフェース574も含む。温度コントローラは、チャックのセンサ543から読める温度を受信する。温度センサは、冷却チャネルに近接し、ウエハに近接し、又はチャックの誘電体材料内に配置され得る。温度コントローラ575は、感知された1以上の温度を使用して、チャックアセンブリ542と、加熱器電源576及び熱交換器577などのプラズマチャンバ505の外部にあるヒートソース及び/又はヒートシンクとの間の熱伝達率に影響を与える制御信号を出力する。加熱器電源は、電流を提供して、チャックアセンブリ542内の(図示せぬ)1以上の加熱器を駆動する。
システムは、温度フィードバックループに基づいて制御される流れを有する、制御された熱伝達流体ループ541も含み得る。例示的な実施形態では、温度コントローラ575が、熱交換器(HTX)/冷却装置577に接続される。熱伝達流体は、熱伝達流体ループ541のバルブ581によって制御される速度において、該バルブを通って流れる。熱伝達流体は、チャンクアセンブリ542内の導管を通って流れ、その後、HTX577に戻る。熱伝達流体の温度は、HTXによって低減され、その後、流体は、ループを通ってチャックアセンブリに戻される。
HTX577とチャックアセンブリ542内の流体導管との間にあるバルブ581(又は他の流量制御装置)は、温度コントローラ575によって制御され、流体ループへの熱伝達流体の流量を制御し得る。温度コントローラ575、温度センサ543、及びバルブ581は、全て個別の構成要素として示されているが、それらは、構造及び動作を単純化するために結合され得る。実施形態では、熱伝達流体が流体導管から戻った後で、熱交換器が、熱伝達流体の温度を感知し、流体の温度及びチャンバ505の動作状態に対する望ましい温度に基づいて、熱伝達流体を冷却する。電気加熱器が、チャックアセンブリ内で使用されて、熱をチャックアセンブリに加える。
圧縮されたガス供給又はポンプ及びガスリザーバなどの裏側のガス源578が、流量メータ585又は他のタイプのバルブを通してチャックアセンブリに連結される。裏側のガスは、チャンバの処理に影響を与えることなしに、ウエハとパックとの間の熱伝導を提供する、アルゴン又は任意のガスであり得る。ガス源は、システムが接続されるところのシステムコントローラ570の制御の下で、チャンクアセンブリのガス出口を通ってガスをウエハの裏側へ送り込む。
図6Aから図6Dは、図1Aの実施例に対して示されたキャリアウエハを構築する一実施例を示している。図6Aでは、窒化アルミニウムプレートなどのセラミックプレート602が、固い基板及び絶縁体のように機械加工されている。プレートは、プレートがウエハを支持するように設計されたところのウエハに適するように適合された外側面を有する。通常、ウエハは、直径がおよそ300mmであり、したがって、セラミックプレートは、同様なサイズであるか又はわずかにそれより大きい。プレートは、非常に薄く、セラミック材料の性質及び構造に応じて、例えば、1mmであり得る。
図6Bでは、セラミックプレート602が、銅、チタニウム、アルミニウム、又は他の導電性材料でめっきされ、電極604A、604Bを形成する。種々の金属を含む様々な異なる材料が、望ましい特性に応じて使用され得る。図6Bの実施例では、電極が、正の電極を形成する銅の第1の半円604A及び負の電極を形成する銅の第2の半円604Bとして形成される。ある実施形態では、銅が先ずセラミック上にめっきされ、その後、従来の金属パターニング技術を使用してパターニングされる。本明細書で説明された電極の形状の任意の1以上が、金属をパターニングすることによって形成され得る。
図6Cでは、更なるパターニングが行われた。これは、例えば、図1Bで又は任意の他の望ましい形状で示されるように、互いに噛み合った電極を形成するために使用され得る。示されている実施例では、接触点606が、セラミックプレートに付けられ、電極が外部の電源に接続されて、電極に電荷を印加することを可能にする。
図6Dでは、セラミックプレートなどの上側の誘電体プレート608が、図6Cのベースプレート602上に接合されている。この完成したウエハキャリアは、デバイスウエハ612を完成したウエハキャリア610に静電的に取り付けるために使用され得る。外部の電源コントローラ614が使用されて、電極に静電荷を印加し得る。これは、矢印616によって示されているように、デバイスウエハをウエハキャリア上に引き下ろす。
図7Aから図7Gは、デバイスウエハキャリアを形成するための代替的なプロセスを示している。図7Aでは、シリコンウエハ702が、窒化アルミニウムプレートの代わりに最初の開始点として使用される。図6Aのセラミックプレート602と同様に、このシリコンウエハ702は、シリコンウエハ702がデバイスウエハを支持するところのデバイスウエハと、ほぼ同じサイズであるか又はそれよりもわずかに大きい。シリコンの代わりに、ポリイミドガラス強化基板、ガラス基板、又は更にセラミック基板などの様々な他の材料が使用され得る。シリコンウエハは、0.7mmの薄さであり得るが、ウエハの特定の厚さは、任意の特定の実施態様に適するように適合され得る。
図7Bでは、ウエハが、レーザ又は機械的な穿孔によって穿孔される。これは、電気的なコネクタのための接触点706を形成する。電極は、これらのコネクタに接続され得る。
図7Cでは、例えば、スパッタリング、電気めっき、プラズマ気相堆積、又は任意の様々な他の技術によって、アルミニウム、銅、チタニウム、他の金属、又は導電性材料がシリコンウエハの上方に付けられる。図7Dでは、シリコンウエハの上方に形成された金属層704がパターニングされ、少なくとも2つの電極708A、708Bを形成する。これらの電極は、左側及び右側へと示され、又は本明細書の他の実施形態で説明されたようなより複雑な形状として示されるようにパターニングされ得る。
図7Eでは、プラズマ気相堆積スパッタリングが使用され、窒化アルミニウム又は別の誘電体材料の上側層714を、電極の上方に付けてもよい。図7Fでは、誘電体702の上面714が研磨されて、表面形状を形成し得る。その後、ウエハキャリア710が、シリコンベースプレート702、電極708A,708B、及び上側の誘電体層714を用いて形成される。図7Gでは、デバイスウエハ720が、コントローラ722を使用して完成したウエハキャリアに取り付けられ、接触点706を介して静電力を電極に加え得る。これは、矢印724によって示されるように、ウエハを誘電体プレートに向けて引き下ろし、ウエハが取り付けられ得る。
図8Aから図8Fは、図1Aから図4Aまでの任意の1以上のウエハキャリアを製造するための、更なる代替的なプロセスの流れを示している。このウエハキャリアは、上述されたような様々な異なる材料の複数の層又はピースから形成され得る。ある実施形態では、接着接合、又はボルト、リベット、若しくはネジなどの機械的なファスナを使用して、上側の誘電体プレートが、ベースプレートの上方に取り付けられる。しかし、図8Aから図8Fまでの実施例では、上側の誘電体プレートが、化学気相堆積によってベースプレートの上方に形成される。
図8Aでは、最初のベースプレート802が使用される。このプレートは、セラミック、ポリイミド、シリコン化合物、ベアシリコン、ガラス、又は任意の様々な他の材料から作られ得る。プレートは、先ず、レーザ穿孔、ミリング、又はエッチングによって準備され、一連の接触孔804を形成する。図8Bでは、ベースプレート802の上面が、二酸化ケイ素などの誘電体材料で覆われる。これは、例えば、TEOS(テトラオルトケイ酸塩)又は任意の様々な他の材料の、化学気相堆積を使用して行われ得る。
図8Cでは、その後、ベースプレートの上面が、金属層808で覆われる。チタニウム又は銅のプラズマ気相堆積が、それと共に使用され得る。代替的に、ECP(電気機械銅めっき)が使用されて、誘電体層806の上方に金属層808が堆積され得る。この層は、化学機械研磨(CMP)などの任意の望ましい方式の研磨によって仕上げられ得る。
図8Dは、金属層の上方に形成されたフォトレジストマスク810を示している。このフォトレジストマスクは、その後、デベロップされ(developed)、湿式エッチングされ、望ましい電極のパターンを形成する。図8Dの例示的な断面図では、電極が、ベースプレートの上側にわたる一連の直線的な配線として現れている。しかし、上面図から見た特定の形状は、かなり複雑なものになり得る。本明細書で説明される任意の電極パターンは、フォトリソグラフィーによって形成され得る。
図8Eでは、更なる化学気相堆積が使用されて、フォトレジストが除去された後に、銅電極パターンの配線の間に誘電体812の層が付けられる。誘電体は、電極の両端子間に電荷が印加されたときに、電極の各々を互いから電気的に孤立させる。図8Fでは、窒化アルミニウムのプラズマ気相堆積によって、電極の上方に上側の誘電体層814が形成される。図8Aから図8Fで示された製造は、ウエハキャリアが、従来の半導体処理技術を使用して、従来のプラズマエッチチャンバ内で形成されることを可能にする。
支持されるウエハの性質及びウエハに加えられる力に応じて、様々な異なる電極の形状が使用され得る。図9は、ベースプレート902が、ベースプレートの上側円形面の一端から円形ベースプレートの他端への直径によって二等分されている、単純な電極の形状を示している。第1の電極904は、ベースプレートの上面の円の一方の半分を占め、第2の電極906は、他方の半分を占めている。これは、一方の電極が正の帯電を有し、他方の電極が負の帯電を有することをもたらす。電極の間にはスペース908が存在し、それは、静電エネルギーが2つの電極に印加された後で、電極がそれらの帯電を有することを可能にする。この単純なデザインは、様々な物理的攪乱にもかかわらずデバイスウエハを支持するのに十分である。
図10は、ベースプレート1002が第1の電極1004及び第2の電極1006を有するところの、より複雑な形状を示している。ベースプレート1002は、未だ、半分に分割されているが、電極は、半円の円弧の経路を形成し、それらは、ベースプレート1008の中心の周りで同心状になっている。第1の電極の円弧は、第2の電極の円弧によって取り囲まれ、それによって、ベースプレート1002の周縁端からベースプレートの中心へ向かって、電極の円弧が正から負へと交互になって進んでいる。これらの同心状の半円弧は、ベースプレートの全体表面を覆い、交互の半円として互いに噛み合っている。
図11は、上側プレート1102が2つの電極1104と1106を有するところの、代替的な実施形態を示している。図2Bの実施例のように、電極は、ベースプレートの一方の側からベースプレートの他方の側へわたり、ベースプレートを横断する平行なフィンガを形成する、互いに噛み合った配線として配置されている。しかし、図11の実施例では、円形のベースプレートが、再び、二等分され、又は2つの半円へと半分に分割されている。一方の半円では、互いに噛み合った電極が、第1の方向において配置されており、他方の半円では、互いに噛み合った電極が、第1の方向に対して90度の垂直な方向において延在する。図11で示されているように、円形のベースプレートの左半分は、シート上で示されているように水平な電極を有し、ベースプレート1102の右半分は、垂直な電極を有している。これは、正の電極と負の電極との間の交互の配置が、プレート表面にわたってより効果的になることを可能にする。加えて、方向における変化は、ウエハキャリアをわたるウエハの水平な移動に対して更に抵抗する。ページで示されているように、水平な電極は、ウエハのページの上下への移動に抵抗し、一方、垂直な電極は、横から横へのウエハの移動に抵抗する。電極の方向の交互の配列は、ウエハキャリアをわたるウエハの任意の移動に対するより大きな抵抗を提供する。
図12は、電極の方向における垂直な変化が、非常に細かいピッチの電極パターンへ広げられたところの、ペースプレート1202の一部分を示している。図12の実施例では、ベースプレート1202の上側の円形状の面が、矩形ブロックの格子へと分割されている。各ブロックは、水平な又は垂直な方向の何れかにおいて配置された、電極の細かいパターンを有している。各ブロックは、正又は負のいずれかである。シーケンス内のブロックは、方向、極性、又はそれらの両方において交互である。
示されているように、ベースプレートの一端に近い一部分は、第1のブロック1204、第2のブロック1206、及び第3のブロック1208の垂直なシーケンス又はコラムを有している。これらのブロックは、全て、水平な電極1210であるが、極性において交互になっている。次のコラムでは、3つのブロック1212、1214、及び1216が、垂直な電極を有し、帯電においても交互である。垂直な電極のこれらのブロックは、水平な電極のブロックに隣接し、すぐ隣に配置されている。電極のパターン内のブロックの全体の表面にわたる、水平な電極と垂直な電極との間の交互のパターンは、ウエハ上の移動力に対する抵抗が、より細かいパターンで生成されることを可能にする。これは、そのような移動力に対抗してウエハ上に拘束されるキャリアの能力を高める。
図12の電極のパターンが、例えば、図1Bのものよりも細かくなっているように、本明細書で示される他のパターンの何れも、特定の実施態様に応じて、より細かく又はより粗く作られ得る。本明細書で説明されるフォトリソグラフィー技術を使用して、銅、チタニウム、モリブデン、又は他のタイプの電極の非常に細かいパターンが形成され得る。
図13は、本明細書で説明される直線的な又は円弧形状の電極の何れかに適用され得る、電極の更なる変形例を示している。各電極1302は、電極の直線的な広がりから異なる方向へ延伸するところの、一連のスパー(spur)又はスタブ(stub)を有する。これらのスパーは、上向き1306及び下向き1304の両方へ延在する。同様に、反対の極性を有する最も近い次の電極1310は、下向きに延在するスパー1312及び上向きに延在するスパー1314を有する。上側の電極の下向きに延在するスパー1312は、下側の電極1302の上向きに延在するスパー1306の間に延在する。
結果として、直線的な電極1302、1310の交互に配置された極性に加えて、スパー1312は、同様に極性において交互に配置されたスパー1312、1306のより複雑な互いに噛み合ったパターンを提示する。これらのスパーは、直線的な電極の主要な配線に垂直な方向又は角度方向の何れかにおいて延在し得る。例示的な実施例では、スパーが垂直な方向から約30度だけオフセットされるが、直線的な電極からのスパーの特定の角度は、任意の特定の実施態様に適するように適合され得る。この互いに噛み合ったスパーのパターンは、静電的なウエハキャリアが、それが支持するウエハに対して加えられる力に抵抗することを可能にする、正及び負の帯電における更なる変形例を生成する。
図14は、ウエハ1402を支持するウエハキャリア1404を示している。この単純化された断面図では、ウエハキャリアが、正の電極1406と負の電極1408を有している。正の電極1406は、ウエハにおいて負に帯電した領域1410を生成し、ウエハをウエハキャリア上に固定する。同様に、負に帯電した電極1408は、ウエハにおいて正に帯電した領域1412を生成する。大きな矢印1414によって示されているように、大きな移動力がウエハの端部に加えられ、ウエハをウエハキャリアから離れるように移動させるならば、この力は、正の電極1406とウエハの負の領域1410によって表される静電気帯電によって抵抗を受ける。図で示されているように、ウエハが左側の方向へ移動される際に、逆向きの力1416が、反対方向において生成される。この逆向きの力は、電極とウエハの逆に帯電した領域との間の、矢印1420によって示されている、引力によるものである。
更に、負の電極1408とウエハ1402の負に帯電した領域1410との間に反発力1422が存在する。キャリアとウエハとの間の反発力と同様にウエハキャリアとウエハとの間の引力が、ウエハをその元の位置へと戻すように押し、移動力を有するウエハを元に戻すのに役立つ。ウエハの正の領域と負の領域の数を増加させることによって、元に戻す反発力1422の数を増やすことができる。各領域の帯電の量は増やされないが、領域の数と結果としての反発力が増加される。したがって、ベースプレートの全体の表面にわたる細かいパターンは、例えば、図9で示されたような二分割された半円のパターンよりも効果的に、移動力1414に反発するのに役立つ。
上記の説明は、限定ではなく例示を意図するものであることを理解されたい。例えば、図面中のフロー図には、本発明のある実施形態で実施される工程の具体的な順番が示されているが、そのような順番が要求されている訳ではない(例えば、代替的な実施形態においては工程は異なる順番で実施されたり、ある工程が組み合わされたり、ある工程が重複したりし得る)ことは、理解されるべきである。更に、上記の記載を読み且つ理解すれば、多くの他の実施形態が、当業者にとって明らかになるだろう。本発明は具体的な例示的実施形態に関連して記載されてきたが、本発明は記載された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲の中で、修正及び変更を伴って実施され得ることは認識されよう。したがって、本発明の範囲は、権利が付与されるべき添付の特許請求の範囲と共にその均等物の完全な範囲を参照して、決定されるべきである。

Claims (15)

  1. 処理のために基板を支持するキャリアであって、
    上側と底側を有する誘電体プレートであって、静電力を使用して前記プレートの上側において基板に取り付けられるように構成された、誘電体プレート、
    前記誘電体プレートの底側に連結されたベースプレート、
    前記ベースプレート上に形成され、前記誘電体プレートの前記上側と平行に前記ベースプレートにわたって延在する電極であって、静電気帯電を有するように構成され、第1の帯電の電極が第2の帯電の電極の近くに配置されるように形成された、電極、及び
    前記ベースプレートを通って前記電極まで延在し、前記電極を静電気帯電の電源に接続するコネクタを備える、キャリア。
  2. 前記ベースプレートがセラミックディスクを備え、前記電極が、前記セラミックと隣接するように前記セラミックの上方に形成される、請求項1に記載のキャリア。
  3. 前記ベースプレートが、セラミック底側プレート及びポリマー上側プレートを備え、前記電極が、前記ポリマー上側プレート上に形成される、請求項1に記載のキャリア。
  4. 前記ベースプレートが、アモルファス底側プレート及びポリマー上側プレートを備え、前記電極が、前記ポリマー上側プレート上に形成される、請求項1に記載のキャリア。
  5. 前記アモルファス底側プレートがガラスから形成され、前記ポリマー上側プレートがシリコンから形成される、請求項4に記載のキャリア。
  6. 前記底側プレートと前記上側プレートとの間に組み込まれたコンデンサを更に備える、請求項4に記載のキャリア。
  7. 前記電極が、正の帯電と負の帯電の互いに噛み合った平行な配線を形成する、請求項1に記載のキャリア。
  8. 前記平行な配線が前記平行な配線から延在するスパーを含み、1つの電極の前記スパーが、前記1つの電極の何れかの側にある別の1つの電極の前記スパーの間に延在する、請求項7に記載のキャリア。
  9. 前記スパーが、垂直からオフセットされた角度において、前記平行な配線から延在する、請求項8に記載のキャリア。
  10. 処理のために基板を支持するキャリアを作る方法であって、
    基板の上方に導電層を堆積させること、
    前記導電層を正及び負の電極へとパターニングすること、
    前記導電層及び前記基板の上方に誘電体層を堆積させること、及び
    前記誘電体層の上方にセラミック層を堆積させることを含む、方法。
  11. 前記導電層を堆積させる前に、前記基板の上方に誘電体層を堆積させることを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記導電層を堆積させることが、化学気相堆積によって金属層を付けること及び化学機械研磨によって前記金属層を研磨することを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記導電層をパターニングすることが、フォトレジストを付けること、前記フォトレジストをパターニングすること、及び前記導電層をエッチングしてパターンを形成することを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記セラミック層を堆積させることが、化学気相堆積によって窒化アルミニウムを堆積させることを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記窒化アルミニウムを研磨することを更に含む、請求項14に記載の方法。
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