JP2017516961A - グループで配置された伝動体を備えた掛け外し型過負荷クラッチ - Google Patents

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Abstract

掛け外し型過負荷クラッチであり、該クラッチはその周囲において軸方向に向けられたハブ凹所(4)を有するハブ(5)と、軸方向に向けられた圧力フランジ凹所(2)とともに回転可能に該ハブ(5)上に設けられた圧力フランジ(1とを備え、該各ハブ凹所には、例えば、回転方向において対称をなす2つの伝動体(3,9)が配置され、該伝動体はスイッチ部材(7)を介してばね部材(6)により該圧力フランジ凹所に向けて押圧される。本発明によれば、該スイッチ部材(7)は軸方向に突出したスイッチ部材の突部(8)を有し、その突部はその前端側の自由面(21)に対面し、係合状態において、ばね部材(6)のばね力を該伝動体(3,9)に伝達し、これによって該ハブ凹所(4)と軸方向に沿って係合する。離脱のとき、該スイッチ部材(7)は該ハブ(5)と相対的にギアスイッチ部材の突部(8)をとともに軸方向の移動ならびに回転運動をなし、従って該スイッチ部材の突部(8)は、それが該ばね部材(6)のばね力を該ハブ(5)の支持面(20)上にのみ伝達する位置に移され、その結果、該クラッチは自由に停止することができる。【選択図】 図4

Description

産業動力エンジニアリングの分野において、過度のトルクによる損傷を防止するための信頼性の高い機械部品として機械的過負荷クラッチがすでに確立されている。
それぞれの使用態様に応じて機械的過負荷クラッチに求められる種々の機能的考えとして以下のものが認められる。
‐ よりシンプルな駆動をなすラチェット型クラッチ
‐ 真の再係合角度を有する同期型クラッチ
‐ 手動による再係合をなす掛け外し型クラッチ
‐ 自動的な再係合をなす掛け外し型クラッチ
ここに開示した発明の主題は、独立請求項の前提部分に従う掛け外し型過負荷クラッチの技術的改良にある。
この種掛け外し型クラッチにおいては、クラッチの作動あるいはクラッチ離脱に続いて駆動入力部と出力部の間でのゆっくりとした逆転動作によりクラッチの再係合がなされることが知られている。
このような掛け外し型クラッチは、ドイツ特許DE3727484C2に開示されている。ここに開示のクラッチにおいて、トルクは、ここでは圧力フランジとして記述される駆動入力部材から、いわゆるスイッチ部材を介在して、以下、ハブとして記述される駆動出力部材に伝達される。該スイッチ部材は軸方向に可動な該ハブに回転可能に取り付けられている。
ボールケージ内に配置されるとともに外側のピッチ円内にある複数の第1ボールは、好ましくは均一の離間状態でトルク伝達のための伝動体として働く。この伝動体としての該第1ボールは、該ハブ上の中心にあるばね部材によってスイッチ部材及び圧力フランジの円錐形凹所内に保持されている。
該ばね部材のばね力により規定されたトルクを超過することにより該クラッチが作動(すなわち、クラッチ離脱)する際、該第1ボールは、スイッチ部材及び圧力フランジの円錐形凹所から出て移動し、それによって、該凹所の表面上で転動運動をなす。これらの転動運動の結果、ボールケージ(その内部の第1ボールとともに)と該スイッチ部材の間、及び同様に該ボールケージと圧力フランジの間で回転が生じる。
同じボールケージのそれから離れた内側のピッチ円上に支持ボールが配置され、該支持ボールは該ボールケージとスイッチ部材との間の回転時に該スイッチ部材の特別に設けられた支持用凹所に入り、それによって、該掛け外し型クラッチの再係合を阻止する。
ばね部材のばね力を介して該スイッチ部材に向かって駆動されるいわゆる衝撃体(以下では、制御ボルトと称する)は、該圧力フランジの第3の外側ピッチ円上にある穴内に配置されるとともに該スイッチ部材のランプ状に形成された制御カム上をスライドする。
上記構成の公知の掛け外し型クラッチが離脱した後、該スイッチ部材と該ボールケージは互いに相対的に角度をなす位置を占め、ここにおいて、該掛け外し型クラッチの動作解除の間、該制御ボルトは該スイッチ部材のカム及びランプ上をスライドする。
該クラッチが停止し、障害の原因(すなわち過負荷)が除去された後、該圧力フランジとスイッチ部材との間の回転方向が逆転し、次いでこれら2つの部材間でゆっくりとした逆回転が生ずる。従って、該圧力フランジ、制御ボルト、スイッチ部材及び該ボールケージの保持縁などの相互作用により第1及び第2のボールを有するボールケージは当初の中間位置にまで回転し、該掛け外し型クラッチが再係合するとともに再び使用可能状態となる。
ドイツ特許DE3727484C2に開示された上述の掛け外し型クラッチの欠点は、機能的に相互作用する部材数が極めて多数であるため、その構造が複雑なことである。この構造が複雑なことにより障害発生により作動寿命が比較的短く、設置環境によっては適用が困難になることもあるとともに製作コストが比較的高くなる問題もある。
同様の過負荷クラッチがドイツ特許公開DE4222574A1及び同DE3330287A1にて公知である。
本発明の目的は、上述したこの種の掛け外し型クラッチにおいて、従来のこの種クラッチに比して以下のような要件を満足させ、従って従来のクラッチにない独自の利点を備えた掛け外し型クラッチを提供することにある。
‐ より少ない数の動作部品を備えた構造簡単なクラッチであること、
‐ クラッチを高い耐久力を持って稼働できること、
‐ 長年にわたって高い信頼性を持つこと、
‐ クラッチの製作をより容易にできることとコストの費用対効果が高いこと。
上記本発明の課題は、特許請求の範囲の請求項1記載の特徴構成によって解決される。
本発明において提案される掛け外し型クラッチ構成では、該クラッチが離脱した際、該クラッチのトルク伝達構成部が何ら追加される部材を要することなくクラッチ離脱動作を効果的になし得ることである。これを達成するために、本発明においては、トルク伝達の役目を果たす複数の伝動体がハブの凹所内で、好ましくは軸方向に沿って前後に対で配置される。この構成により、ばね部材のばね力によって圧力フランジの凹所に保持された伝動体は、連結状態において圧力フランジとハブの間にトルクを伝達する。
ばね部材のばねの強さにより規定されるトルクを超過する際、第1伝動体は、周方向に沿って圧力フランジの凹所近傍に位置する平面部分に移るまで、該圧力フランジの凹所から出て、転動運動をなす。該第1伝動体の転動運動はそれと接触している第2伝動体の反対方向への回転を導く。該第2伝動体は第1伝動体とスイッチ部材との間に配置されるとともにばね部材のばね力を第1伝動体に伝達する。
最後に、スイッチ部材と接触している第2伝動体の回転運動より、その結果、該スイッチ部材が該ハブと相対的に、該ハブに対する圧力フランジのごとく同じ回転方向に回転する。このように説明した回転により、該クラッチとの係合状態においてばね部材のばね力を伝動体に伝達するスイッチ部材は、そうでなければ該ハブの凹所内に陥入している該スイッチ部材の突部が該ハブの平面部上に支持される位置に移される。これにより、該第1伝動体は該圧力フランジ凹所に戻されず、該クラッチは該伝動体と圧力フランジの間の接触なしに外される。
障害(すなわち過負荷)の解消に続いて掛け外し型クラッチを再係合するために、該ハブと圧力フランジとの間の回転方向が逆転する。それによって、上述した公知技術に類似した機構が作動する。すなわち、スイッチ部材の制御ボルト、ハブ及び圧力フランジによって、該伝動体が該ばね部材のばね力を介して圧力フランジの凹所と係合する角度位置にまで再度戻される。ここに記載の逆転に続いて、該クラッチが再度係合し、それによって使用可能の状態となる。
更に、該クラッチが上述した係合機構なしに構成されること、又、該クラッチの再係合が、原位置へのトルク伝達動作をなす構成部分を手動で回すことにより達成することも考えられる。これは、種々のクラッチ構成部分が再係合位置に相対的に移動するような外部からの実施ツールによってのみ達成され得る。
又更に、該伝動体が奇数(例えば、1,3または5)で凹所内にグループで配置され、該クラッチ離脱の際に、結果として圧力フランジ及びスイッチ部材の逆方向への回転がなされる。
上記に略述した掛け外し型クラッチ構成により、そのトルク伝達構成部分は大きく且つ安定的となる。これは、クラッチ離脱機能に他の追加的支持部材を要しないからである。その結果、該クラッチは極めて頑丈で、高い信頼性ならびに長寿命の効果を得る。更に、本発明に係るクラッチはコストにおいて極めて高い費用対効果をもって製作し得る。
本発明に基づく掛け外し型クラッチの構成と機能のその他の有利な細部は、以下説明する本発明の実施の形態および下記の図面の説明から明かである。
伝動体としての円筒状ローラを備えた本発明に係る係合状態にあるクラッチの長手軸に沿う断面図である。 図1に示すクラッチのA−A線に沿う断面図である。 図1に示すクラッチのB−B線に沿う断面図である。 本発明に係るクラッチの分解斜視図である。 伝動体としての円筒状ローラを備えた本発明に係る離脱状態にあるクラッチの長手軸に沿う断面図である。 図5に示すクラッチのC−C線に沿う断面図である。 図5に示すクラッチのD−D線に沿う断面図である。 円筒状ローラ及び短い第1の突部を備えた本発明に係る係合状態にあるクラッチの長手軸に沿う断面図である。 図8に示すクラッチの係合状態のE−E線に沿う断面図である。 図8に示すクラッチの例脱状態のE−E線に沿う断面図である。 伝動体としてのボールを備えた本発明に係る係合状態にあるクラッチの長手軸に沿う断面図である。
図1は、本発明に係るクラッチ(K1)の基本的構成を示す。該クラッチにおけるトルク伝達は以下の順序でなされる。すなわち、ハブ(5)上で回転軸(R)のまわりで回転可能に設けられた圧力フランジ(1)と称する駆動部材から、圧力フランジ凹所(2)を介して、ここでは円筒状ローラで示した第1伝動体(3)へと伝達され、次いで、該回転軸に平行する第1ハブ凹所(4)を介してハブ(5)へと伝達される。該第1伝動体(3)は、ばね部材(6)のばね力により圧力フランジ凹所(2)内に保持されている。ここにおいて、該ばね部材(6)のばね力は、スイッチ部材(7)、第1スイッチ部材突部(8)及び第2伝動体(9)を経て第1伝動体(3)に作用する。このばね部材のばね力は、ハブねじ(10)を経て該ハブ(5)に取り付けられた調整ナット(11)により変えられる。
該スイッチ部材(7)の平坦な自由面(21)上に軸方向に突出した複数のスイッチ部材突部(8)が周囲に設けられ、これら突部は該クラッチの係合状態において該ハブ凹所(4)に侵入するとともに終局的に、ばね部材(6)の調整されたばね力で圧力フランジ凹所(2)に入る伝動体(9,3)に作用する。
該第1及び第2伝動体(3,9)は、グループで配置され、該ハブ(5)に固定された制御スリーブ(13)で第1ハブ凹所(4)に保持される。該凹所は該ハブ(5)の半径方向に切り出されるか、又はそれから半径方向に突出した円環状のフランジに形成される。
図2には、該クラッチ(K1)の再係合のための簡便は機構が示されている。
該機構は、図2から周囲に分配配置された複数の制御ボルト(12)と、その上に配置された制御カム(14)を備えた制御スリーブ(13)よりなることが認められるとともに図2に示すスイッチ部材(7)はその上に配置された制御溝(15)を有することが認められる。制御ボルト(12)は、圧力フランジ(1)に形成されたホルト穴(16)内に軸方向に移動可能に収容されている。これらボルト穴は、更なる第3のピッチ円上にある該クラッチの回転軸の軸線に平行に配置される。このボルト穴の第3のピッチ円の径は、該制御ボルト(12)がボルト用ばね(17)でもって該制御スリーブ(13)の制御かむ(14)及びスイッチ部材(7)の制御溝(15)に対して均等に押圧されるように選択される。該クラッチ(K1)が図示の係合状態において、該制御ボルト(12)は該制御カム(14)及び制御溝(15)内に突出している。
図3は、同様に該クラッチの係合状態を示すが、更に、該スイッチ部材(7)の位置を示す。該スイッチ部材には、ばね部材(6)のばね力が作用し、その前端側において引き込んだ自由面(21)から軸方向に突出した第1スイッチ部材突部(8)が第1ハブ凹所(4)に侵入して第1及び第2伝動体(3,9)を圧力フランジ(1)の圧力フランジ凹所(2)に向かって押圧する。該第1ハブ凹所(4)へ該第1スイッチ部材突部(8)が軸方向に沿って侵入することにより、係合したクラッチ(K1)のスイッチ部材(7)は該ハブ(59に対して回らないように、歯と溝の嵌合のごとくがっちりとした確実係合状態で保持される。
設定された限界トルクに達した際に該クラッチ(K1)を離脱ないし掛け外す場合、該圧力フランジ(1)及びハブ(5)の間で働くトルクは、円錐形をなす圧力フランジ凹所(2)を介してばね部材(6)のばね力に抗する反発力を生じさせる。その結果、第1伝動体(3)は圧力フランジ凹所(2)から転動して出る。ここにおいて、複数の該第1伝動体(3)はそれぞれの軸線のまわりで第1の回転方向に回転する。第2伝動体(9)との接触を介して、これらは反対の回転方向に回転するようにおかれ、この回転運動をスイッチ部材(7)の第1スイッチ部材突部(8)に付与する。この結果、圧力フランジ(1)及びスイッチ部材(7)が該ハブ(5)と同じ方向に回転する。ここにおいて、該スイッチ部材(7)は、ばね部材(6)のばね力に抗する向きの軸方向運動及び回転運動の組み合わせ運動状態を形成する。
該スイッチ部材(7)とハブ(5)との間の回転は、調整ナット(11)とばね部材(6)の間に位置する軸方向軸受(24)により軽快になされる。
上述したスイッチ部材(7)の軸方向運動及び回転運動は、該スイッチ部材(7)のストップ面(18)が、図4に示すように該ハブ(5)に取り付けられるとともにそれから突出したストップ(19)に達すると、終了する。
上述した該スイッチ部材(7)の軸方向運動および回転運動により、該第1スイッチ部材突部(8)はハブ凹所(4)から出て、該クラッチ(K1)が離脱状態にあるとき、図5及び図6に示すように、ばね部材(6)のばね力を該ハブ(5)の支持面(20)に伝達する。離脱状態において、圧力フランジ凹所(2)との係合から出た第1伝動体(3)がこれらの近傍に位置し、又、第2伝動体(9)が該スイッチ部材(7)の自由面(21)に対向し、それと軸方向に沿う間隙をおいてそれから離れて位置する状態がこれらの図より明確である。トルク駆動が該クラッチの離脱の結果、切断された後、該クラッチ(K1)が離脱して、圧力フランジ(1)が、何らのトルク伝達なしに該ハブ(5)と相対的に示された離脱方向(D1)に移動することができる。
図7から、一方では該クラッチ(K1)の離脱状態における再係合機構ないしシステムの状態が見られるとともに、他方において、該再係合動作の間におけるその動作モードが見られる。該クラッチ(K1)の圧力フランジ(1)が各回転において離脱方向(D1)に移動した際、該制御ボルト(12)は該スイッチ部材(7)の制御溝(15)及び制御スリーブ(13)の制御カム(14)に向かって突入するとともに該制御カム(14)の傾斜面、すなわち制御ランプ(22)により押し出される。これは、結果として該クラッチ(K1)の他の作動部材の移動を伴うことなく行われる。
該クラッチ(K1)の再係合のために、トルク駆動の回転方向が逆転し、該圧力フランジ(1)は、図7に示す係合方向(D2)において該ハブ(5)に対して、より低速で回転する。次いで、該制御ボルト(12)は該制御スリーブ(13)の制御カム(14)に向かって再度挿入され、更に該スイッチ部材(7)の制御溝(15)に挿入される。該スイッチ部材(7)は該ハブ(5)と相対的に回転するので、該制御溝(15)のスイッチ側面(23)は該制御ボルト(12)によって捕捉される。該スイッチ部材(7)の動作に追従して該スイッチ部材(7)とハブ(5)との間の回転が生じる。この回転は、以下のときに終了する。すなわち、該伝動体(3,9)が該圧力フランジ(1)の凹所(2)に侵入するとき、それによって該スイッチ部材(7)の側で該第1ハブ凹所(4)が該第1スイッチ部材突部(8)に自由に入るとき、該第1スイッチ部材突部(8)が再度第1ハブ凹所(4)に係合するとき、及びそれにより該ばね部材(6)のばね力が伝動体(3,9)及び圧力フランジ凹所(2)に負荷されるとき、である。該クラッチ(K1)は再び使用可能の状態となり、予め設定されたトルクを十分に伝達し得る。
周方向に関して該クラッチの内部機構は対称構造になっているので、該クラッチはいずれの方向にでも使用可能である。クラッチ離脱の後、再係合は常に離脱とは反対の回転方向でなされる。
図8は本発明の他の実施形態のクラッチ(K2)を縦断面形で示すもので、図9及び図10は、この構成のクラッチ(K2)の横断面を示す。図9に示す該クラッチ(K2)は、係合状態で示されており、図10は、該クラッチ(K2)の離脱状態を示す。
ここにおいて、圧力フランジ凹所(2)及び第1ハブ凹所(4)は互いに整合しており、第1及び第2の伝動体(3,9)は、ばね部材(6)のばね力により圧力フランジ凹所(2)に押圧され、これによって、該圧力フランジ(1)とハブ(5)との間にトルクを伝達する。又、該ばね部材(6)のばね力は該スイッチ部材(7)の第1スイッチ部材突部(8)を介して伝動体(3,9)に伝達される。更に、第1スイッチ部材突部(8)は軸方向においてより短くなっているので、これら突部(8)は第1ハブ凹所(4)へは延出し得ない。該クラッチ(K2)の係合状態において、該スイッチ部材(7)は該ハブ(5)に関して回転し得ないので、追加の第2スイッチ部材突部(26)が該スイッチ部材(7)上に配置され、この突部(26)は第1ハブ凹所(4)とは別の第2ハブ凹所(25)内に回転可能に延出し、これによって、該クラッチ(K2)が回転方向に対して、歯と溝の嵌合のごとき、がっちりとした確実係合状態の結合、ないしインターロック結合を形成する。
該クラッチ(K2)のクラッチ離脱の際には、圧力フランジ(1)の回転運動が、該伝動体(3,9)を介して第1スイッチ部材突部(8)に再び伝達され、この態様が図10に示されている。ここにおいて、該圧力フランジ凹所(2)及び第1、第2スイッチ部材突部(8,26)を有するスイッチ部材(7)は該ハブ(5)に抗して図示のクラッチ離脱方向(D1)に回転する。第1スイッチ部材突部(8)は第2伝動体(9)から離れており、従って、該伝動体(9)にはもはやばね部材(6)のばね力が負荷されない。他方、第2スイッチ部材突部(26)は第2ハブ凹所(25)に対して偏位して係合していないので、該ばね部材(6)のばね力を該ハブ(5)の支持面(20)で担持する。
図8、図9及び図10で示したクラッチ(K2)は、図1−7で示したクラッチ(K1)と同様の再係合の機構を特徴としており、これは基本的にはハブ(5)の制御カム(14)とスイッチ部材の制御溝(15)と共働する制御ボルト(12)を備えたものである。
図11は本発明の最後の実施形態に係るクラッチ(K3)を縦断面図で示すものである。ここにおいては、該伝動体(3,9)がボールで構成される。このボール構成のクラッチ(K3)は、より構造が簡略され、且つ製作コストも低くなる利点がある。ここでは、ハブ凹所(4)は穴で形成され、該ハブ(5)及びその上の制御スリーブ(13)は単一構成体として形成することができる。
該クラッチ(K3)の基本動作態様は、図1−図7で示したクラッチ(K1)と同様である。
更に、伝動体(3,9)として上記ボール構成に代えて、他の回転に対して対称をなす伝動体を用いることも可能である。例えば、樽状あるいは円錐状のローラを用いることもできる。
更に、個々の第1ハブ凹所(4)において用いられる伝動体(3,9)の数について、上記した実施形態と異なる数のものも考えられる。回転方向の逆転による再係合のシステムを備えたクラッチの変形例として、第1伝動体(3)と第2伝動体(9)の間において更に任意の数の伝動体を該ハブ凹所に追加配置することも可能である。ここにおいては、これら追加配置される伝動体の数は、圧力フランジ(1)とスイッチ部材(7)とが同じ方向に回転するように、偶数でなければならない。
再係合の手動システムを備えたクラッチの変形例では、該第1伝動体(3)と第2伝動体(9)の間でハブ凹所内に、任意の奇数の追加伝動体を配置することができる。何故なら、掛け外し型クラッチの離脱の際に、該圧力フランジ(1)とスイッチ部材(7)との間で逆方向の回転も許容されるからである。同様に、再係合の手動システムでは第2伝動体(9)を完全になくし、ばね部材(6)のばね力を第1伝動体(3)上に直接作用させて、これを圧力フランジ凹所(2)内に保持することもできる。
図4の分解図に示された圧力フランジ凹所(2)は、1つのピッチ円上で均等に配置された6個の凹所があり、又、第1及び第2伝動体(3,9)はこれに対応して6個のグループの第1及び第2伝動体がある。この対応関係について、該圧力フランジ凹所(2)の数の大小に応じて、伝動体(3,9)のグループ数も
ピッチ円上で異なる間隔で対応するように設けられる。
同様に可能なことは、制御ボルト(12)、制御カム(14)及び制御溝(15)を備えたクラッチの再係合システムは、該クラッチ上に単一で、あるいは多重に配置する構成である。
要するに、本発明は掛け外し型クラッチに係り、該クラッチは、その円周上に軸方向に沿って配置されたハブ凹所(4)有するハブ(5)と、軸方向に沿って設けられた圧力フランジ凹所(2)を有するハブ(5)上に回転可能に設けられた圧力フランジ(1)とを備える構成であり、ここにおいて、各ハブ凹所(4)内に2つの回転方向に対称をなす伝動体(3,9)が配置され、これら伝動体はスイッチ部材(7)を介してばね部材(6)により該圧力フランジ凹所(2)に向かって押圧される。該スイッチ部材(7)は本発明において、その前端側の自由面(21)上に軸方向に延出したスイッチ部材突部(8)を備え、該突部は係合状態において該ばね部材(6)のばね力を該伝動体(3,9)に伝達し、これによって、該ハブ凹所(4)に軸方向に沿って係合する。クラッチ離脱に際して、該スイッチ部材突部(8)を有するスイッチ部材(7)は、該ハブ(5)と相対的に軸方向運動及び回転運動をなし、それによって、該スイッチ部材(8)は、該ばね部材(6)のばね力が該ハブ(5)の支持面(20)にのみ伝達される位置に移動し、その結果、該クラッチは自由にクラッチ離脱動作を行う。
1 圧力フランジ
2 圧力フランジ凹所
3 第1伝動体
4 第1ハブ凹所
5 ハブ
6 ばね部材
7 スイッチ部材
8 第1スイッチ部材突部
9 第2伝動体
10 ハブねじ
11 調整ナット
12 制御ボルト
13 制御スリーブ
14 制御カム
15 制御溝
16 ボルト穴
17 ボルト用ばね
18 ストップ面
19 ストップ部
20 支持面
21 自由面
22 制御ランプ
23 スイッチ側面
24 軸方向軸受
25 第2ハブ凹所
26 第2スイッチ部材突部
D1 係脱方向
D2 係合方向
K1 クラッチ(伝動体としてのローラを具備)
K2 クラッチ(第1、第2ハブ凹所及び第1、第2スイッチ部材突部を有する伝動体としてのローラを具備)
K3 クラッチ(伝動体としてのボールを具備)
R 回転軸

Claims (8)

  1. 確実係合状態で係合する掛け外し型過負荷クラッチであって、
    その周囲に配置され軸方向に整合した複数の第1ハブ凹所(4)を有するハブ(5)と、該ハブ(5)上に回転自在に設けられ軸方向に整合した圧力フランジ凹所(2)を有する圧力フランジ(1)とを備え、
    各該第1ハブ凹所(4)に回転方向に対称をなす偶数の伝動体(3,9)が配置され、
    該伝動体(3,9)は、ばね部材(6)のばね力により作動するスイッチ部材(7)を介して該圧力フランジ凹所(2)に押圧され、
    該クラッチが、該ハブ(5)と該圧力フランジ(1)の間で外方から第1又は第2の回転方向(D1,D2)に作用するトルクによって係合から離脱するようにされ、
    該伝動体(3,9)が該ばね部材(6)のばね力に抗して該圧力フランジ凹所(2)から出て該第1ハブ凹所(4)に向かって移動し、
    てなるものにおいて、
    該スイッチ部材(7)は、軸方向に延出した第1スイッチ部材の突部(8)を備え、該突部は該過負荷クラッチの係合状態において該ばね部材(6)のばね力を、該圧力フランジ(1)の軸方向において対向する側上で、該伝動体(3,9)に伝達し、
    該第1スイッチ部材の突部(8)は、第1ハブ凹所(4)又は第2ハブ凹所(25)に追加配置された第2スイッチ部材の突部(26)に係合し、
    該伝動体(3,9)、該圧力フランジ(1)及び該第1スイッチ部材の突部(8)との間の回転運動による該クラッチの離脱に際して、該圧力フランジ(1)及び該スイッチ部材(7)が同様に該ハブ(5)と相対的に回転し、
    該ハブ(5)と該スイッチ部材(7)の間の回転運動を制限するために、適宜のストップ部材(18,19)が配置され、
    該第1及び第2スイッチ部材の突部(18、19)は周方向における回転運動の終了後、該第1及び第2ハブ凹所(4,25)の近傍に置かれ、
    続いて、該第1又は第2スイッチ部材の突部(8,26)は該ばね部材(6)のばね力を該ハブの支持面(20)に伝達し、
    該第1及び第2のスイッチ部材の突部(8,26)の近傍において軸方向に引込んだ該スイッチ部材(7)の自由面(21)があり、該自由面は該クラッチの離脱状態において該伝動体(3,9)にこれらがもはや該圧力フランジ凹所(2)に侵入しない軸方向の間隙を許容してなる、
    ことを特徴とする確実係合離脱過負荷クラッチ。
  2. 該各第1ハブ凹所(4)において、回転方向に対称な偶数個の伝動体(3,9)が配置され、
    それによって、該クラッチ離脱の際に該圧力フランジ(1)及び該スイッチ部材(7)が該ハブ(5)に抗して同様に回転すること、
    を特徴とする上記請求項の少なくとも1つに記載の過負荷クラッチ。
  3. 該クラッチは、ばね負荷制御ボルト(12)、制御カム(14)及び制御溝(15)よりなる追加された再係合機構を介して再度係合し得、
    ここにおいて、該クラッチの再係合に続いて、該ハブ(5)と該圧力フランジ(1)の間で、該第1回転方向(D1)が反対の該第2回転方向(D2)に逆転してなる、
    ことを特徴としてなる請求項1に記載の過負荷クラッチ。
  4. 該制御ピンは該圧力フランジ(1)のピン穴(16)内に配置され、該制御カム(14)が該ハブ(5)に固定的に取り付けられ、該制御溝が該スイッチ部材(7)に固定的に接続されること、
    を特徴とする上記請求項の少なくとも1つに記載の過負荷クラッチ。
  5. 該クラッチは、外部からの介在により、係合するように戻され得、該クラッチの再係合が、該圧フランジ凹所(2)及び該ハブ凹所(4)の整合により、及びそれに続く離脱方向に抗する該スイッチ部材(7)の回転によりなされること、
    を特徴とする請求項1に記載の過負荷クラッチ。
  6. 該伝動体(3,9)は、円筒状のローラよりなること、
    を特徴とする上記請求項の少なくとも1つに記載の過負荷クラッチ。
  7. 該伝動体(3,9)は、円錐形又は樽状のローラよりなること、
    を特徴とする上記請求項の少なくとも1つに記載の過負荷クラッチ。
  8. 該伝動体(3,9)はボールを備え、該伝動体(3,9)を収納するための該ハブ(5)の軸に沿った凹所(4)が穴を備えること、
    を特徴とする上記請求項の少なくとも1つに記載の過負荷クラッチ。
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