JPH05272548A - 過負荷クラッチ - Google Patents
過負荷クラッチInfo
- Publication number
- JPH05272548A JPH05272548A JP4244581A JP24458192A JPH05272548A JP H05272548 A JPH05272548 A JP H05272548A JP 4244581 A JP4244581 A JP 4244581A JP 24458192 A JP24458192 A JP 24458192A JP H05272548 A JPH05272548 A JP H05272548A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- entrainment
- overload clutch
- clutch according
- primary
- overload
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/20—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
- F16D43/202—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
- F16D43/204—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers
- F16D43/206—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッチ体1を有し、該クラッチ体1の切欠
き10にスプラグが圧迫されており、該スプラグが案内
体の窓開口に案内されている過負荷クラッチを遊びなく
構成すること。 【構成】 スプラグとして切欠き10に係合する1次連
行部3が設けられ、1次連行部3自体が窓に案内された
2次連行部4により押圧板5を介して圧迫されているこ
と。 【効果】 2次連行部はその軸線が3角形のコーナに相
応してずらされるようにずらされて配置されているの
で、2次連行部は遊びも摩耗により生じる窓の幅差も補
償でき、1次連行部3を規定された位置に支持すること
ができる。
き10にスプラグが圧迫されており、該スプラグが案内
体の窓開口に案内されている過負荷クラッチを遊びなく
構成すること。 【構成】 スプラグとして切欠き10に係合する1次連
行部3が設けられ、1次連行部3自体が窓に案内された
2次連行部4により押圧板5を介して圧迫されているこ
と。 【効果】 2次連行部はその軸線が3角形のコーナに相
応してずらされるようにずらされて配置されているの
で、2次連行部は遊びも摩耗により生じる窓の幅差も補
償でき、1次連行部3を規定された位置に支持すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は端面が複数の切欠きを有
するクラッチ体と、1次及び2次連行部から成るスプラ
グ体と、2次連行部の配置された案内体と、1次連行部
を前記切欠きの側面に対して圧迫するばね力とを有する
過負荷クラッチに関する。
するクラッチ体と、1次及び2次連行部から成るスプラ
グ体と、2次連行部の配置された案内体と、1次連行部
を前記切欠きの側面に対して圧迫するばね力とを有する
過負荷クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】このような過負荷クラッチはDE−GM
8806205.8号明細書により公知である。この場
合には1次連行部は係止球として構成され、それぞれ保
持プレートもしくは案内体の保持孔に案内されている。
この場合、係止球の位置は形状接続によって定められて
いる。ばね力は係止球に、少なくとも2つの、同様に案
内された、支持球として構成された2次連行部を介して
伝達される。この場合、係止球の位置はもう一度定めら
れる。したがって保持プレートにおける係止球の位置並
びに支持球の位置は超過規定であり、これによって不都
合な強制力が生じ、この強制力によって摩擦と摩耗が高
められ、クラッチの切換え速度もしくは最終精度が低下
することになる。係止球と保持孔との間のトルク伝達は
摩耗を増大させる滑り摩擦をもたらす。係止球の保持孔
が遊びを有していると、係止球がトルクが小さい場合に
は遊びの範囲で支持球の下へ滑り込むことになる。この
場合には従動もしくは入力側と駆動側との間の相対回動
が生じる。クラッチは本来の係止解除モーメントまで引
続き回転することができ、係止球が係止ノッチから外へ
出されることになる。これはクラッチが小さなトルクで
回転する場合に回転遊びなしで運転されることができな
いことを意味する。公知の過負荷クラッチの構成では支
持球はばねの方向に開くように構成された保持板の傾斜
面により支えられる。これは球を圧迫するために比較的
に強いばねを必要とする。
8806205.8号明細書により公知である。この場
合には1次連行部は係止球として構成され、それぞれ保
持プレートもしくは案内体の保持孔に案内されている。
この場合、係止球の位置は形状接続によって定められて
いる。ばね力は係止球に、少なくとも2つの、同様に案
内された、支持球として構成された2次連行部を介して
伝達される。この場合、係止球の位置はもう一度定めら
れる。したがって保持プレートにおける係止球の位置並
びに支持球の位置は超過規定であり、これによって不都
合な強制力が生じ、この強制力によって摩擦と摩耗が高
められ、クラッチの切換え速度もしくは最終精度が低下
することになる。係止球と保持孔との間のトルク伝達は
摩耗を増大させる滑り摩擦をもたらす。係止球の保持孔
が遊びを有していると、係止球がトルクが小さい場合に
は遊びの範囲で支持球の下へ滑り込むことになる。この
場合には従動もしくは入力側と駆動側との間の相対回動
が生じる。クラッチは本来の係止解除モーメントまで引
続き回転することができ、係止球が係止ノッチから外へ
出されることになる。これはクラッチが小さなトルクで
回転する場合に回転遊びなしで運転されることができな
いことを意味する。公知の過負荷クラッチの構成では支
持球はばねの方向に開くように構成された保持板の傾斜
面により支えられる。これは球を圧迫するために比較的
に強いばねを必要とする。
【0003】
【発明の課題】本発明の課題は冒頭に述べた形式の過負
荷クラッチを改良して比較的に簡単な構成で摩耗とは無
関係で、回転遊びのない、ほぼ回転剛性的なトルク伝達
を可能にするものを提供することである。
荷クラッチを改良して比較的に簡単な構成で摩耗とは無
関係で、回転遊びのない、ほぼ回転剛性的なトルク伝達
を可能にするものを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は1次連行
部及び有利には2次連行部が案内体に対して周方向に自
由に運動可能に配置されていることにより解決された。
したがって一次連行部の位置は超過規定されることはな
く、公知のクラッチの場合のように強制案内に晒される
ことはなくなる。2次連行部も同様に妨げられずに運動
することができ、案内体の窓の作業面に対して拡開され
ることができ、これによって常に遊びのない伝達及び摩
耗に際しての自動的な後調節が達成される。2次連行部
は各トルク方向でトルクを案内体に伝達するために定め
られている。この場合には2次連行部が1つしかない場
合には一方のトルク方向のためには1次及び2次連行部
が互いに向き合った作業面に対して圧迫されるので、あ
らゆる摩耗もしくはあらゆる遊びが高い回転剛性のもと
で簡単な形式で補償された。2次連行部が各トルク方向
のために設けられ、ひいては少なくとも2つの2次連行
部が設けられていると、この2次連行部は1次連行部に
より拡開されかつ窓の、互いに向き合った作業面に対し
て圧迫され、先に述べた同じ効果が得られる。すなわち
発生するモーメントは遊びなしにかつ摩耗とは無関係に
伝達される。さらにこの場合に特に有利であるのは両方
の2次連行部だけが作業面に係合しており、1次連行部
が比較的に遠くまで互いに向き合った切欠きに侵入でき
るようにすることである。この結果として、比較的に急
な側面を有する切欠きを設けることが可能になる。これ
は連行部を圧迫するために比較的に弱いばねを使用する
ことを可能にし、クラッチを比較的小型にかつ軽量に構
成することが可能になる。
部及び有利には2次連行部が案内体に対して周方向に自
由に運動可能に配置されていることにより解決された。
したがって一次連行部の位置は超過規定されることはな
く、公知のクラッチの場合のように強制案内に晒される
ことはなくなる。2次連行部も同様に妨げられずに運動
することができ、案内体の窓の作業面に対して拡開され
ることができ、これによって常に遊びのない伝達及び摩
耗に際しての自動的な後調節が達成される。2次連行部
は各トルク方向でトルクを案内体に伝達するために定め
られている。この場合には2次連行部が1つしかない場
合には一方のトルク方向のためには1次及び2次連行部
が互いに向き合った作業面に対して圧迫されるので、あ
らゆる摩耗もしくはあらゆる遊びが高い回転剛性のもと
で簡単な形式で補償された。2次連行部が各トルク方向
のために設けられ、ひいては少なくとも2つの2次連行
部が設けられていると、この2次連行部は1次連行部に
より拡開されかつ窓の、互いに向き合った作業面に対し
て圧迫され、先に述べた同じ効果が得られる。すなわち
発生するモーメントは遊びなしにかつ摩耗とは無関係に
伝達される。さらにこの場合に特に有利であるのは両方
の2次連行部だけが作業面に係合しており、1次連行部
が比較的に遠くまで互いに向き合った切欠きに侵入でき
るようにすることである。この結果として、比較的に急
な側面を有する切欠きを設けることが可能になる。これ
は連行部を圧迫するために比較的に弱いばねを使用する
ことを可能にし、クラッチを比較的小型にかつ軽量に構
成することが可能になる。
【0005】本発明による1つの提案によれば、窓の作
業面の一方は少なくとも局部的に切欠きの方向に斜めに
開放するように構成されている。これによって回転遊び
と自由度とクラッチの剛性を維持した状態で圧迫に必要
なばね力が著しく減少させられる。
業面の一方は少なくとも局部的に切欠きの方向に斜めに
開放するように構成されている。これによって回転遊び
と自由度とクラッチの剛性を維持した状態で圧迫に必要
なばね力が著しく減少させられる。
【0006】さらに有利ではあっても、必ずしも必要で
ないことであるが、2次連行部を転動体として構成する
ことができる。2次連行部は滑り体として構成すること
もできるので、あらゆる方向で面接触させることができ
る。転動体として構成した場合には発生する摩擦は有利
な形式で減少させられる。これは力を伝達する連行部が
トルクの遮断時に主として滑動するように線接触で負荷
された作業面に沿って移動する公知技術とは異なって、
本発明によれば連行部が主として転動するので特に強く
確認される。これによって本発明の過負荷クラッチは比
較可能な公知のものに対して高く負荷するかもしくは小
さく構成しかつ(又は)その耐用年限を著しく延長する
ことができる。
ないことであるが、2次連行部を転動体として構成する
ことができる。2次連行部は滑り体として構成すること
もできるので、あらゆる方向で面接触させることができ
る。転動体として構成した場合には発生する摩擦は有利
な形式で減少させられる。これは力を伝達する連行部が
トルクの遮断時に主として滑動するように線接触で負荷
された作業面に沿って移動する公知技術とは異なって、
本発明によれば連行部が主として転動するので特に強く
確認される。これによって本発明の過負荷クラッチは比
較可能な公知のものに対して高く負荷するかもしくは小
さく構成しかつ(又は)その耐用年限を著しく延長する
ことができる。
【0007】過負荷に際して2次連行部に対する1次連
行部の相対位置がほぼ変わらないようにするためには、
本発明によれば1次連行部とそれに接する側面との間で
伝達される力の方向をばね力の方向に対して傾け、この
傾きを1次及び2次連行部の間で伝達される力の傾きよ
りも大きくしないことが提案されている。他面において
は1次連行部をまず第1のトルクに際して2次連行部の
下へ滑り込ませ、次いで第2のより高いトルクに際して
切欠きの側面により持上げられるようにすることもでき
る。
行部の相対位置がほぼ変わらないようにするためには、
本発明によれば1次連行部とそれに接する側面との間で
伝達される力の方向をばね力の方向に対して傾け、この
傾きを1次及び2次連行部の間で伝達される力の傾きよ
りも大きくしないことが提案されている。他面において
は1次連行部をまず第1のトルクに際して2次連行部の
下へ滑り込ませ、次いで第2のより高いトルクに際して
切欠きの側面により持上げられるようにすることもでき
る。
【0008】転動体として構成された連行部によって
は、1次連行部とクラッチ体との間に線接触が大きな力
を伝達するために形成され、同様に2次連行部と作業面
もしくはばね力のかけられた押圧板との間にも形成され
る。1次及び2次連行部の間の伝達を良好にするために
は、これらに同じプロフィールを与えることが提案され
ている。伝達可能な出力を高めるための別の構成の特徴
は、1次連行部を多数の2次連行部によってあらゆる方
向で案内し、それぞれ複数の2次連行部が力の伝達に関
与させられることである。さらに1次及び2次連行部は
異なる直径を有していることができ、2次連行部が一方
の伝達方向に他方の伝達方向とは異なる直径を有してい
ることもできる。
は、1次連行部とクラッチ体との間に線接触が大きな力
を伝達するために形成され、同様に2次連行部と作業面
もしくはばね力のかけられた押圧板との間にも形成され
る。1次及び2次連行部の間の伝達を良好にするために
は、これらに同じプロフィールを与えることが提案され
ている。伝達可能な出力を高めるための別の構成の特徴
は、1次連行部を多数の2次連行部によってあらゆる方
向で案内し、それぞれ複数の2次連行部が力の伝達に関
与させられることである。さらに1次及び2次連行部は
異なる直径を有していることができ、2次連行部が一方
の伝達方向に他方の伝達方向とは異なる直径を有してい
ることもできる。
【0009】再接続が1つ又は所定の複数の回転位置で
しか可能ではないいわゆる同期クラッチを得るために
は、本発明によれば自体公知のように、隣接する切欠き
のピッチ間隔を種々異なって構成しかつ(又は)切欠き
を種々異なるピッチ円に設けることが提案されている。
同期クラッチの別の構成によれば押圧板はクラッチ体に
対して軸方向に移動可能に案内され、案内体と押圧板と
の互いに向き合った側面が歯もしくは歯溝コンビネーシ
ョンを備え、この歯もしくは歯溝コンビネーションが1
つもしくは所定の複数の回転位置においてのみ連結可能
になっている。これによって同期は伝達から分離され、
クラッチの出力密度が良化される。この配置は公知技術
に属する通常の過負荷クラッチにおいても用いることが
できる。 過負荷が生じると、押圧板は案内体から軸方向に離され
る。同時に押圧板は案内体に対して例えば連行部の転動
運動によって回転することができる。案内体に対する押
圧板の組合された回転及び往復運動は本発明によればク
ラッチの別の構成のため、例えば遮断過負荷クラッチと
しての構成のために利用することができる。この場合に
は案内体は少なくとも1つのストッパを備え、該ストッ
パが押圧板に設けられた少なくとも1つのストッパに係
合する。このようなストッパは持上げられた押圧板の一
方又は他方の方向への回転の制限及び(又は)持上げら
れた押圧板の軸方向の戻り路の制限に用いることができ
る。これによって1次連行部は過負荷が生じたあとで、
次の切欠きに係合することが阻止される。このあとで過
負荷クラッチは小さな係止モーメントで引続き回転する
ことができ、クラッチ体が案内体に対して戻り回転して
はじめて再び接続される。この配置も公知技術の過負荷
クラッチにおいて使用することができる。
しか可能ではないいわゆる同期クラッチを得るために
は、本発明によれば自体公知のように、隣接する切欠き
のピッチ間隔を種々異なって構成しかつ(又は)切欠き
を種々異なるピッチ円に設けることが提案されている。
同期クラッチの別の構成によれば押圧板はクラッチ体に
対して軸方向に移動可能に案内され、案内体と押圧板と
の互いに向き合った側面が歯もしくは歯溝コンビネーシ
ョンを備え、この歯もしくは歯溝コンビネーションが1
つもしくは所定の複数の回転位置においてのみ連結可能
になっている。これによって同期は伝達から分離され、
クラッチの出力密度が良化される。この配置は公知技術
に属する通常の過負荷クラッチにおいても用いることが
できる。 過負荷が生じると、押圧板は案内体から軸方向に離され
る。同時に押圧板は案内体に対して例えば連行部の転動
運動によって回転することができる。案内体に対する押
圧板の組合された回転及び往復運動は本発明によればク
ラッチの別の構成のため、例えば遮断過負荷クラッチと
しての構成のために利用することができる。この場合に
は案内体は少なくとも1つのストッパを備え、該ストッ
パが押圧板に設けられた少なくとも1つのストッパに係
合する。このようなストッパは持上げられた押圧板の一
方又は他方の方向への回転の制限及び(又は)持上げら
れた押圧板の軸方向の戻り路の制限に用いることができ
る。これによって1次連行部は過負荷が生じたあとで、
次の切欠きに係合することが阻止される。このあとで過
負荷クラッチは小さな係止モーメントで引続き回転する
ことができ、クラッチ体が案内体に対して戻り回転して
はじめて再び接続される。この配置も公知技術の過負荷
クラッチにおいて使用することができる。
【0010】2次連行部と押圧板との間に支持体を使用
することにより遮断過負荷クラッチの別の効果及び有利
な構成が可能である。
することにより遮断過負荷クラッチの別の効果及び有利
な構成が可能である。
【0011】クラッチ体は切欠きを接続する循環路を備
えている。該循環路は連行部を持上げられた平面内でば
ね力に抗して支持するか又は例えば連行部に作用するば
ね力を減少させるために前記平面からそらせる。さらに
循環路は1次連行部を半径方向に案内するために関与さ
せることもできる。この案内は案内体の窓内での半径方
向の案内の代わりとなるか又はこの案内を補完する。同
じような形式で押圧板は2次連行部を半径方向に案内す
る循環路を備えていることができる。
えている。該循環路は連行部を持上げられた平面内でば
ね力に抗して支持するか又は例えば連行部に作用するば
ね力を減少させるために前記平面からそらせる。さらに
循環路は1次連行部を半径方向に案内するために関与さ
せることもできる。この案内は案内体の窓内での半径方
向の案内の代わりとなるか又はこの案内を補完する。同
じような形式で押圧板は2次連行部を半径方向に案内す
る循環路を備えていることができる。
【0012】
【実施例】図1はクラッチ体1と軸受120を介して軸
Aを中心として回転可能に配置された案内体2とを有す
る本発明による過負荷クラッチを示している。案内体1
の端面15には複数の切欠き10の内の1つが示されて
いる。該切欠き10には円筒状の1次連行部3が係合し
ている。該連行部3は案内体2の軸方向に延びる窓20
内でその案内面28,29を介して案内されている。案
内面28と29によってはさらに2つの2次連行部が案
内されている。この2次連行部4は押圧板5の端面55
により支持されている。2次連行部は図平面の後ろにあ
るものだけが示されている。押圧板5と案内体2との間
にはばね装置6が設けられている。該ばね装置6は押圧
板5をスラスト軸受61と調節ナット62とを介して圧
迫する。主クラッチ部分を周方向に展開した図は図2に
示されている。1つの1次連行部3と2つの2次連行部
4とから成るスプラグ体はクラッチ体1と押圧板5との
間に軸方向に圧迫されている。この場合、1次連行部3
は切欠き10の傾斜した側面11と12とに接触し、ク
ラッチ体1を回動しないように負荷する。2次連行部4
は1次連行部3と窓20の作業面21と22との間に保
持されているので、案内体2には同様に回動しないよう
にバイアスがかけられる。これによって回転遊びのない
トルク伝達が保証される。この場合にはバイアスにより
高い程度の回転剛性が与えられる。作業面21もしくは
22に摩耗が生じると、これは連行部3と4の3角比に
よりプリズム状に補償される。この場合には2次連行部
はいくらか大きく離間させられる。側面11と12とに
おける摩耗は前述のプリズム案内により同様に補償され
る。
Aを中心として回転可能に配置された案内体2とを有す
る本発明による過負荷クラッチを示している。案内体1
の端面15には複数の切欠き10の内の1つが示されて
いる。該切欠き10には円筒状の1次連行部3が係合し
ている。該連行部3は案内体2の軸方向に延びる窓20
内でその案内面28,29を介して案内されている。案
内面28と29によってはさらに2つの2次連行部が案
内されている。この2次連行部4は押圧板5の端面55
により支持されている。2次連行部は図平面の後ろにあ
るものだけが示されている。押圧板5と案内体2との間
にはばね装置6が設けられている。該ばね装置6は押圧
板5をスラスト軸受61と調節ナット62とを介して圧
迫する。主クラッチ部分を周方向に展開した図は図2に
示されている。1つの1次連行部3と2つの2次連行部
4とから成るスプラグ体はクラッチ体1と押圧板5との
間に軸方向に圧迫されている。この場合、1次連行部3
は切欠き10の傾斜した側面11と12とに接触し、ク
ラッチ体1を回動しないように負荷する。2次連行部4
は1次連行部3と窓20の作業面21と22との間に保
持されているので、案内体2には同様に回動しないよう
にバイアスがかけられる。これによって回転遊びのない
トルク伝達が保証される。この場合にはバイアスにより
高い程度の回転剛性が与えられる。作業面21もしくは
22に摩耗が生じると、これは連行部3と4の3角比に
よりプリズム状に補償される。この場合には2次連行部
はいくらか大きく離間させられる。側面11と12とに
おける摩耗は前述のプリズム案内により同様に補償され
る。
【0013】したがってトルクはクラッチ体1から案内
体2に1次及び2つの2次連行部3,4を介して伝達さ
れる。公称モーメントが越えられると、クラッチは遮断
され、クラッチの部分は図3に示された状態をとる。案
内体2は例えば停止しており、クラッチ体1は引続き回
転する。1次連行部3はばね装置の力に抗して切欠きか
ら転がり出る。この場合、2次連行部4は押し戻され、
クラッチ体1の端面に接触する。後続の切欠きにおいて
クラッチはラチェット状にそれぞれ再び接続されかつ過
負荷が除かれるか駆動が停止するまで遮断される。
体2に1次及び2つの2次連行部3,4を介して伝達さ
れる。公称モーメントが越えられると、クラッチは遮断
され、クラッチの部分は図3に示された状態をとる。案
内体2は例えば停止しており、クラッチ体1は引続き回
転する。1次連行部3はばね装置の力に抗して切欠きか
ら転がり出る。この場合、2次連行部4は押し戻され、
クラッチ体1の端面に接触する。後続の切欠きにおいて
クラッチはラチェット状にそれぞれ再び接続されかつ過
負荷が除かれるか駆動が停止するまで遮断される。
【0014】図4はトルクを伝達する場合の公知技術に
よる構成を示している。この場合には側面11はより大
きな周方向負荷を有している。この構成では連行部3′
によっては作業面21だけで負荷される。連行部3′と
作業面21と22との間の遊びは作業面22の側に集積
する。トルク伝達が逆転すると、遊びは反対側に現われ
る。過負荷クラッチ12は回転遊びが伴う。連行部3′
に圧縮力がかかると、クラッチの再現精度が減少し、熱
の発生が増大し、連行部3′は側面11を滑動し、摩耗
が高まり、最後には回転遊びが生じる。
よる構成を示している。この場合には側面11はより大
きな周方向負荷を有している。この構成では連行部3′
によっては作業面21だけで負荷される。連行部3′と
作業面21と22との間の遊びは作業面22の側に集積
する。トルク伝達が逆転すると、遊びは反対側に現われ
る。過負荷クラッチ12は回転遊びが伴う。連行部3′
に圧縮力がかかると、クラッチの再現精度が減少し、熱
の発生が増大し、連行部3′は側面11を滑動し、摩耗
が高まり、最後には回転遊びが生じる。
【0015】このようなクラッチ構造の作業面の摩耗は
遊び嵌合の場合にもきわめて大きい。過負荷時には案内
体は例えば停止しており、クラッチ体1は引続き回転す
る。側面11の上の垂直力は、作業室21の周方向力よ
りも大きいので、付着摩擦は側面11に向かってあらゆ
る場合に大きい、したがって連行部3′は側面11の上
を逆時計回りに転動しかつ作業室21の上を行程方向に
滑動しなければならない。クラッチ体が周方向速度
“x”で回転すると、この周方向速度は側面11に沿っ
た成分“z”と軸方向の行程方向の成分“y”とに分け
られる。連行部3′は周方向速度“z”で時計回り方向
に回転しかつ作業面21の上を同じ周速度“z”に行程
速度“y”を加えた速度で滑動する。遮断に際して生じ
る最高負荷は円筒形の連行部3′が作業面21の上で転
動することに関連するのではなく、接点における周方向
運動は行程運動に加えて生じるので2重の方向での滑り
運動に関連する。摩耗は相応に強く、クラッチの耐命は
短い。
遊び嵌合の場合にもきわめて大きい。過負荷時には案内
体は例えば停止しており、クラッチ体1は引続き回転す
る。側面11の上の垂直力は、作業室21の周方向力よ
りも大きいので、付着摩擦は側面11に向かってあらゆ
る場合に大きい、したがって連行部3′は側面11の上
を逆時計回りに転動しかつ作業室21の上を行程方向に
滑動しなければならない。クラッチ体が周方向速度
“x”で回転すると、この周方向速度は側面11に沿っ
た成分“z”と軸方向の行程方向の成分“y”とに分け
られる。連行部3′は周方向速度“z”で時計回り方向
に回転しかつ作業面21の上を同じ周速度“z”に行程
速度“y”を加えた速度で滑動する。遮断に際して生じ
る最高負荷は円筒形の連行部3′が作業面21の上で転
動することに関連するのではなく、接点における周方向
運動は行程運動に加えて生じるので2重の方向での滑り
運動に関連する。摩耗は相応に強く、クラッチの耐命は
短い。
【0016】第2の連行部3″は周方向力を伝達するた
めには関与させられない。しかしトルクを遮断する場合
には逆時計回りに回動させられるので、押圧板5も
“x”方向に移動せしめられる。
めには関与させられない。しかしトルクを遮断する場合
には逆時計回りに回動させられるので、押圧板5も
“x”方向に移動せしめられる。
【0017】これに対して図5は通常の形式で側面11
の上を転動できる転動体として構成された1次連行部3
と、滑動する2次連行部4とから成るスプラグを示して
いる。2次連行部は1次連行部3に向いた側で滑り軸受
もしくはセグメント軸受として構成され、同様に作業面
21と押圧板5との面接触を有しており、これによって
面圧及び摩耗が相応に減少させられている。1次連行部
3と2次連行部4との間の伝達力は角度N2だけ軸方向
に向かって傾けられ、これによって両方の連行部3と4
は互いに離反するように、ひいては作業面21と22に
向かって拡開される。したがって両回転方向に遊びのな
い伝達が可能である。過負荷に際してクラッチ体1が一
方の方向“x”に移動すると、1次連行部3は時計回り
方向に回転し、これによって有利な形式で作業面22の
上で転動する傾向がある。滑動する2次連行部4は図6
が示すように両回転方向に使用することもできる。同様
に1次連行部はそれぞれ2次連行部と対を成すことがで
きる。これは一方の回転方向もしくは他方の回転方向の
ために交互に連続させることができる。さらに1次連行
部は滑動する2次連行部と転動する2次連行部と協働す
ることができる。
の上を転動できる転動体として構成された1次連行部3
と、滑動する2次連行部4とから成るスプラグを示して
いる。2次連行部は1次連行部3に向いた側で滑り軸受
もしくはセグメント軸受として構成され、同様に作業面
21と押圧板5との面接触を有しており、これによって
面圧及び摩耗が相応に減少させられている。1次連行部
3と2次連行部4との間の伝達力は角度N2だけ軸方向
に向かって傾けられ、これによって両方の連行部3と4
は互いに離反するように、ひいては作業面21と22に
向かって拡開される。したがって両回転方向に遊びのな
い伝達が可能である。過負荷に際してクラッチ体1が一
方の方向“x”に移動すると、1次連行部3は時計回り
方向に回転し、これによって有利な形式で作業面22の
上で転動する傾向がある。滑動する2次連行部4は図6
が示すように両回転方向に使用することもできる。同様
に1次連行部はそれぞれ2次連行部と対を成すことがで
きる。これは一方の回転方向もしくは他方の回転方向の
ために交互に連続させることができる。さらに1次連行
部は滑動する2次連行部と転動する2次連行部と協働す
ることができる。
【0018】図7においては両方の連行部3,4は転動
体として構成されている。トルククラッチを遮断する場
合にはクラッチ体1は案内体2に対して相対的に上方へ
“x”方向へ移動する。1次連行部3は作業面22の上
で時計回り方向に行程方向に転動し、2次連行部4は作
業面21の上を逆時計回り方向に転動する。転動及び行
程速度“z”及び“y”は等しくないので、混合摩擦が
生じる。しかしながら、連行部と作業面を以後説明する
ように転動及び行程速度が互いに等しくなり、有利な完
全な転動摩擦が達成されるように構成することもでき
る。これに相応して押圧板5は周方向“x”に動かされ
る。
体として構成されている。トルククラッチを遮断する場
合にはクラッチ体1は案内体2に対して相対的に上方へ
“x”方向へ移動する。1次連行部3は作業面22の上
で時計回り方向に行程方向に転動し、2次連行部4は作
業面21の上を逆時計回り方向に転動する。転動及び行
程速度“z”及び“y”は等しくないので、混合摩擦が
生じる。しかしながら、連行部と作業面を以後説明する
ように転動及び行程速度が互いに等しくなり、有利な完
全な転動摩擦が達成されるように構成することもでき
る。これに相応して押圧板5は周方向“x”に動かされ
る。
【0019】図8は図7に似た配置が示されている。し
かしこの場合には遮断の瞬間に作業面22の上を、しか
も逆時計回りに転動するが、わずかな負荷がかけられる
第2の2次連行部4が設けられている。押圧板5は同様
に周方向“x”に、しかも両方の連行部4によって動か
される。
かしこの場合には遮断の瞬間に作業面22の上を、しか
も逆時計回りに転動するが、わずかな負荷がかけられる
第2の2次連行部4が設けられている。押圧板5は同様
に周方向“x”に、しかも両方の連行部4によって動か
される。
【0020】図9は連行部3と4との負荷比を示してい
る。この場合、クラッチはトルクを伝達していない。押
圧板で2次連行部4に作用するばね力はF1とF2に分
けられる。1次連行部3は切欠き10の側面11と12
により垂直力P1とP2で各接線において負荷される。
これらの接線は周方向及び軸方向力成分U1とF1もし
くはU2とF2に相応する。1次連行部3と2次連行部
4との間で作用する垂直力Q1とQ2は周方向と軸方向
とにそれぞれ力成分W1とW2にもしくはF1とF2に
分けられる。
る。この場合、クラッチはトルクを伝達していない。押
圧板で2次連行部4に作用するばね力はF1とF2に分
けられる。1次連行部3は切欠き10の側面11と12
により垂直力P1とP2で各接線において負荷される。
これらの接線は周方向及び軸方向力成分U1とF1もし
くはU2とF2に相応する。1次連行部3と2次連行部
4との間で作用する垂直力Q1とQ2は周方向と軸方向
とにそれぞれ力成分W1とW2にもしくはF1とF2に
分けられる。
【0021】図10においてはクラッチはもっとも高い
トルクを伝達する状態もしくは遮断する状態で示されて
いる。側面11だけが最大の垂直力Pで負荷されてい
る。この垂直力Pは周方向力Uと軸方向力Fに相当す
る。1次連行部と上方の2次連行部との間で有効な垂直
力Q1は周方向力W2とばね力F2に分けられる。軸線
方向A−Aに対する伝達力の傾き角N2は伝達力Q1の
傾き角N2よりも小さい。これによって下方の2次連行
部4はわずかに支持されるので、連行部3と4の相対位
置は補助手段なしで遮断及び接続時に停止したままに止
まる。摩擦力はこの構成ではもちろん考慮される必要が
ある。
トルクを伝達する状態もしくは遮断する状態で示されて
いる。側面11だけが最大の垂直力Pで負荷されてい
る。この垂直力Pは周方向力Uと軸方向力Fに相当す
る。1次連行部と上方の2次連行部との間で有効な垂直
力Q1は周方向力W2とばね力F2に分けられる。軸線
方向A−Aに対する伝達力の傾き角N2は伝達力Q1の
傾き角N2よりも小さい。これによって下方の2次連行
部4はわずかに支持されるので、連行部3と4の相対位
置は補助手段なしで遮断及び接続時に停止したままに止
まる。摩擦力はこの構成ではもちろん考慮される必要が
ある。
【0022】図11にはトルクを遮断したあとの状態が
示されている。1次連行部3はばね力でクラッチ体1の
端面15に支えられる。摩擦損失はばね力Fを減少させ
ることで減少させるかもしくは負の特性線をもつばねに
よって、もしくは放圧部を有する空気力式又は液圧式の
ばね装置の他に、同期又は遮断メカニズムによってもも
しくは作業面の傾斜によっても減少させることができ
る。
示されている。1次連行部3はばね力でクラッチ体1の
端面15に支えられる。摩擦損失はばね力Fを減少させ
ることで減少させるかもしくは負の特性線をもつばねに
よって、もしくは放圧部を有する空気力式又は液圧式の
ばね装置の他に、同期又は遮断メカニズムによってもも
しくは作業面の傾斜によっても減少させることができ
る。
【0023】図12は窓20がクラッチ体1に向かって
拡開するように構成されている案内体2の特別な、有利
な配置が示されている。任意に構成できる作業面210
と220との傾きによって伝達力Q1の軸方向の力成分
S1が生ぜしめられ、この力成分S1がクラッチ体1の
方向に作用し、それに相応してばね力F1(図9から1
1まで参照)は減少される。トルクを遮断する場合には
連行部3と4は行程方向に一緒に移動し、2次連行部の
間の間隔は作業面の傾きに相応して減少する。この構成
も2次連行部の任意のコンビネーションにより実現され
る。
拡開するように構成されている案内体2の特別な、有利
な配置が示されている。任意に構成できる作業面210
と220との傾きによって伝達力Q1の軸方向の力成分
S1が生ぜしめられ、この力成分S1がクラッチ体1の
方向に作用し、それに相応してばね力F1(図9から1
1まで参照)は減少される。トルクを遮断する場合には
連行部3と4は行程方向に一緒に移動し、2次連行部の
間の間隔は作業面の傾きに相応して減少する。この構成
も2次連行部の任意のコンビネーションにより実現され
る。
【0024】図13においては窓20は1次連行部の範
囲において幅狭く構成され、連行部3,4の位置が振動
又は慣性力の影響のもとでも変化しないようになってい
る。さらに作業面21,22はばね力の方向に移行部2
11,221を備えている。これによって2次連行部4
の間の間隔は過負荷行程運動に際してばね行程を減少さ
せかつばね力を支持するために拡大される。
囲において幅狭く構成され、連行部3,4の位置が振動
又は慣性力の影響のもとでも変化しないようになってい
る。さらに作業面21,22はばね力の方向に移行部2
11,221を備えている。これによって2次連行部4
の間の間隔は過負荷行程運動に際してばね行程を減少さ
せかつばね力を支持するために拡大される。
【0025】図14の2次連行部4aと4bは異なる直
径で構成されている。窓20の周方向の位置誤差は押圧
リングの位置が与えられている状態で、適合する2次連
行部4bもしくは4bの使用により補償される。
径で構成されている。窓20の周方向の位置誤差は押圧
リングの位置が与えられている状態で、適合する2次連
行部4bもしくは4bの使用により補償される。
【0026】図15は端面15に低く構成された循環路
151が設けられているクラッチ体1を示している。ク
ラッチが遮断された場合に連行部3,4にかかるばね力
Fは循環路151の範囲で完全に除かれ、押圧板5は案
内体2に当接する。
151が設けられているクラッチ体1を示している。ク
ラッチが遮断された場合に連行部3,4にかかるばね力
Fは循環路151の範囲で完全に除かれ、押圧板5は案
内体2に当接する。
【0027】図16には図1の過負荷クラッチに似た過
負荷クラッチが遮断された位置で示されている。連行部
3,4は球状に構成され、切欠き10は点線で示されて
いる。1次連行部3は1次連行部を半径方向に案内する
適当に成形された循環路16に支持されている。これに
よって案内体2における案内面は回避することができ
る。押圧板の機能は皿ばね63によって引受けられる。
さらに例えば案内体2に軸方向に案内された係止ピン3
4とそれに属する補助切欠き19とから成る360°同
期装置が示されている。
負荷クラッチが遮断された位置で示されている。連行部
3,4は球状に構成され、切欠き10は点線で示されて
いる。1次連行部3は1次連行部を半径方向に案内する
適当に成形された循環路16に支持されている。これに
よって案内体2における案内面は回避することができ
る。押圧板の機能は皿ばね63によって引受けられる。
さらに例えば案内体2に軸方向に案内された係止ピン3
4とそれに属する補助切欠き19とから成る360°同
期装置が示されている。
【0028】図17は図16の案内体2の横断面が示さ
れている。この場合には2次連行部4は部分作業面21
aと21bに2点42と43で接触している。これによ
って作業面21aもしくは21bの上で回転軸41を中
心として転動する転動速度は外径の周方向速度よりもわ
ずかになる。
れている。この場合には2次連行部4は部分作業面21
aと21bに2点42と43で接触している。これによ
って作業面21aもしくは21bの上で回転軸41を中
心として転動する転動速度は外径の周方向速度よりもわ
ずかになる。
【0029】接点角を適当に選ぶことにより転動速度は
遮断行程速度“y”(図8参照)の値に減少させられる
ので再生精度及びクラッチの耐用年限のために純然たる
転動摩擦が生じる。
遮断行程速度“y”(図8参照)の値に減少させられる
ので再生精度及びクラッチの耐用年限のために純然たる
転動摩擦が生じる。
【0030】図18は別の配置の破断した縦断面を示し
ている。この配置の場合には1次連行部3は円筒でかつ
2次連行部4は球状に構成されている。押圧板5は案内
路56を有している。1次連行部3は中央範囲に2次連
行部4に相応する断面形状の溝31を備えている。該溝
31はまず線もしくはほぼ線接触を形成し、さらに2次
連行部4の周速度を低下させる。
ている。この配置の場合には1次連行部3は円筒でかつ
2次連行部4は球状に構成されている。押圧板5は案内
路56を有している。1次連行部3は中央範囲に2次連
行部4に相応する断面形状の溝31を備えている。該溝
31はまず線もしくはほぼ線接触を形成し、さらに2次
連行部4の周速度を低下させる。
【0031】スプラグの別の変化実施例は図19に示さ
れている。横断面で示された案内体2は横断面の円形な
窓20を備えている。この窓20には1つの球状の連行
部3とその周囲に転がり軸受のように、多数の球状の2
次連行部が設けられている。複数の2次連行部4はこの
場合には負荷を分ける。この配置は費用的に有利でかつ
運動がスムーズである。
れている。横断面で示された案内体2は横断面の円形な
窓20を備えている。この窓20には1つの球状の連行
部3とその周囲に転がり軸受のように、多数の球状の2
次連行部が設けられている。複数の2次連行部4はこの
場合には負荷を分ける。この配置は費用的に有利でかつ
運動がスムーズである。
【0032】図20から図22までにおいては案内体2
が連行部3と4との古典的な種々の形状の組合せを有し
ていることが示されている。図20においては連行部3
と連行部4は円筒で、窓20は方形に構成されており、
蓋280を備えている。図21においては球状の連行部
3と4が設けられ、窓20は湾曲した長孔の形で周方向
に延びている。図22の連行部は円筒に構成され、2次
連行部4は球で、窓は長孔として構成されている。さら
に補助窓20′が他のピッチ円上に例えば図16の係止
ピン34のために示されている。
が連行部3と4との古典的な種々の形状の組合せを有し
ていることが示されている。図20においては連行部3
と連行部4は円筒で、窓20は方形に構成されており、
蓋280を備えている。図21においては球状の連行部
3と4が設けられ、窓20は湾曲した長孔の形で周方向
に延びている。図22の連行部は円筒に構成され、2次
連行部4は球で、窓は長孔として構成されている。さら
に補助窓20′が他のピッチ円上に例えば図16の係止
ピン34のために示されている。
【0033】図23は本発明による360°同期過負荷
クラッチの原理図である。図1とは異なってこの場合に
はばね装置は調節ナット82を介してクラッチ体1に支
えられている。押圧板5は歯53を備え、該歯53は案
内体2の歯溝53に係合する。楔54はクラッチ体2の
溝14内で軸方向に案内されている。過負荷が生じると
例えば案内体2が停止し、クラッチ体2が引続き回転
し、押圧板5を連行し、押圧板5を同時にばね力に抗し
て持上げる。クラッチ体1は次の切欠き10まで引続き
回転する。しかし歯53は端面230に支えられるの
で、再接続は阻止される。クラッチ体1が完全に1回転
してから歯53は再び歯溝23の前に位置し、この歯溝
23に係合し、クラッチは再び接続される。1つの歯5
3と1つの歯溝23との代わりに複数の歯と歯溝を不等
なピッチで設け、ばね力がより良くかつ対称的に支えら
れるようにすることができる。
クラッチの原理図である。図1とは異なってこの場合に
はばね装置は調節ナット82を介してクラッチ体1に支
えられている。押圧板5は歯53を備え、該歯53は案
内体2の歯溝53に係合する。楔54はクラッチ体2の
溝14内で軸方向に案内されている。過負荷が生じると
例えば案内体2が停止し、クラッチ体2が引続き回転
し、押圧板5を連行し、押圧板5を同時にばね力に抗し
て持上げる。クラッチ体1は次の切欠き10まで引続き
回転する。しかし歯53は端面230に支えられるの
で、再接続は阻止される。クラッチ体1が完全に1回転
してから歯53は再び歯溝23の前に位置し、この歯溝
23に係合し、クラッチは再び接続される。1つの歯5
3と1つの歯溝23との代わりに複数の歯と歯溝を不等
なピッチで設け、ばね力がより良くかつ対称的に支えら
れるようにすることができる。
【0034】図24は図23のクラッチ体1の部分断面
図であって、切欠き10、端面15と移行面13を示し
ている。1次連行部3と切欠きの側面との間の接触線1
7と18は点線で示されている。さらに溝14が示され
ており、切欠き10は同じピッチ間隔で設けられている
ので周囲はほぼ切欠きで占められている。同期過負荷ク
ラッチは容易に不等ピッチもしくは種々のピッチ円上に
製作できる。もちろんこの場合には切欠き10の数、ひ
いては出力密度はわずかになる。
図であって、切欠き10、端面15と移行面13を示し
ている。1次連行部3と切欠きの側面との間の接触線1
7と18は点線で示されている。さらに溝14が示され
ており、切欠き10は同じピッチ間隔で設けられている
ので周囲はほぼ切欠きで占められている。同期過負荷ク
ラッチは容易に不等ピッチもしくは種々のピッチ円上に
製作できる。もちろんこの場合には切欠き10の数、ひ
いては出力密度はわずかになる。
【0035】図25は図1の過負荷クラッチに似た遮断
過負荷クラッチの原理図である。この場合には押圧リン
グ5はストッパ50を備え、該ストッパ50は案内体1
の溝25と協働する。溝25の周方向の展開は図26に
示されている。案内体2がクラッチ体1により駆動され
るという仮定から出発している。過負荷の場合、案内体
2が停止しており、クラッチ体1が引続き回転するの
で、押圧リング5が持上げられ、連行部3,4の転動運
動により回転方向にずらされる。ストッパ50はストッ
パ26までの組合された道500をとる。クラッチ体1
だけが引続き回転する。次の切欠き20が1次連行部3
と向き合うと、ストッパ50はストッパ26に支持さ
れ、これによって再接続が妨げられる。再接続のために
はクラッチ体1は案内体2に対して戻し回転させられ
る。掻取り部材27はストッパ50が元の位置へ形状接
続的に戻るためだけに役立つ。
過負荷クラッチの原理図である。この場合には押圧リン
グ5はストッパ50を備え、該ストッパ50は案内体1
の溝25と協働する。溝25の周方向の展開は図26に
示されている。案内体2がクラッチ体1により駆動され
るという仮定から出発している。過負荷の場合、案内体
2が停止しており、クラッチ体1が引続き回転するの
で、押圧リング5が持上げられ、連行部3,4の転動運
動により回転方向にずらされる。ストッパ50はストッ
パ26までの組合された道500をとる。クラッチ体1
だけが引続き回転する。次の切欠き20が1次連行部3
と向き合うと、ストッパ50はストッパ26に支持さ
れ、これによって再接続が妨げられる。再接続のために
はクラッチ体1は案内体2に対して戻し回転させられ
る。掻取り部材27はストッパ50が元の位置へ形状接
続的に戻るためだけに役立つ。
【0036】遮断過負荷クラッチの別の構成は図27に
示されている。押圧板5は2つの不動な(又は回転可能
な)支持体51もしくはストッパを有している。この支
持体51もしくはストッパはトルクを伝達する場合にば
ね力を2次連行部4に伝達する。遮断された位置は図2
8に示されている。2次連行部4はそれぞれ移行面21
1と支持体51及びストッパ51との間に係合している
ので、1次連行部3にかかる負荷は除かれる。遊びのな
い過負荷エレメントの形をした本発明による遮断過負荷
クラッチの別の実施例は図29において係止させられた
状態で示されている。このようなエレメントは例えばフ
ランジの外周にトルク伝達のために固定でき、向き合っ
たフランジの切欠きと協働することができる。ケーシン
グ200には窓20が設けられ、この窓20には2つの
2次連行部4の内の1つだけが図示されている。ケーシ
ング200、押圧板5と2次連行部4はそれぞれ2つの
傾斜した面201,57及び44を有し、該面は2つの
楔条片7を用いてその傾斜した面71,74及び77を
介して伝力結合されている。押圧板5とケーシング20
0との間ではばね装置6が有効である。ピン46は2つ
のストッパ47を備え、該ストッパ47は連行部4を取
出す際もしくは搬送又はそれに類似したものを行う際に
条片7を支持することができる。傾斜した面は平らに構
成されているが、円錐状に構成されていてもよい。2次
連行部4は図6に示されたものに似た滑り体として提案
されているが転動体として構成されていてもよい。
示されている。押圧板5は2つの不動な(又は回転可能
な)支持体51もしくはストッパを有している。この支
持体51もしくはストッパはトルクを伝達する場合にば
ね力を2次連行部4に伝達する。遮断された位置は図2
8に示されている。2次連行部4はそれぞれ移行面21
1と支持体51及びストッパ51との間に係合している
ので、1次連行部3にかかる負荷は除かれる。遊びのな
い過負荷エレメントの形をした本発明による遮断過負荷
クラッチの別の実施例は図29において係止させられた
状態で示されている。このようなエレメントは例えばフ
ランジの外周にトルク伝達のために固定でき、向き合っ
たフランジの切欠きと協働することができる。ケーシン
グ200には窓20が設けられ、この窓20には2つの
2次連行部4の内の1つだけが図示されている。ケーシ
ング200、押圧板5と2次連行部4はそれぞれ2つの
傾斜した面201,57及び44を有し、該面は2つの
楔条片7を用いてその傾斜した面71,74及び77を
介して伝力結合されている。押圧板5とケーシング20
0との間ではばね装置6が有効である。ピン46は2つ
のストッパ47を備え、該ストッパ47は連行部4を取
出す際もしくは搬送又はそれに類似したものを行う際に
条片7を支持することができる。傾斜した面は平らに構
成されているが、円錐状に構成されていてもよい。2次
連行部4は図6に示されたものに似た滑り体として提案
されているが転動体として構成されていてもよい。
【0037】図30は図29の過負荷エレメントを遮断
位置で示している。2次連行部4は一緒に楔条片7の間
に締め込まれ、それ自体はケーシング200と押圧板5
との間に圧迫されている。過負荷クラッチは遮断された
状態に保たれる。再接続のためには2次連行部4を出発
位置へ戻すピン46が用いられる。
位置で示している。2次連行部4は一緒に楔条片7の間
に締め込まれ、それ自体はケーシング200と押圧板5
との間に圧迫されている。過負荷クラッチは遮断された
状態に保たれる。再接続のためには2次連行部4を出発
位置へ戻すピン46が用いられる。
【0038】重要であることは2次連行部を用いること
により、過負荷クラッチが遊びなく構成でき、該過負荷
クラッチがわずかな摩耗で、長い耐用年限を有している
ことである。付加的に有利であるのは2つの2次連行部
を使用した場合には1次連行部がこれによって中心平面
の下で支持され、1次連行部が図4の公知技術の場合よ
りも著しく先までそれを案内する窓から外へ出ることが
できることである。これによってクラッチ体1に配置さ
れた凹部10は深く、かつ特に傾斜の大きい側面で構成
でき、より高い側面傾斜度によりトルクを伝達する周方
向力は、既に従来可能であったよりも著しくわずかなば
ね力で達成可能である。しかしながらこれによって力の
発生のわずかなばね装置6を使用でき、一方では摩耗を
さらに低下させ、その結果として耐用年限を有利に長く
し、他面においては従来よりも寸法の小さいばね装置を
使用することができるので過負荷クラッチの寸法が有利
な形式で減少させられる。
により、過負荷クラッチが遊びなく構成でき、該過負荷
クラッチがわずかな摩耗で、長い耐用年限を有している
ことである。付加的に有利であるのは2つの2次連行部
を使用した場合には1次連行部がこれによって中心平面
の下で支持され、1次連行部が図4の公知技術の場合よ
りも著しく先までそれを案内する窓から外へ出ることが
できることである。これによってクラッチ体1に配置さ
れた凹部10は深く、かつ特に傾斜の大きい側面で構成
でき、より高い側面傾斜度によりトルクを伝達する周方
向力は、既に従来可能であったよりも著しくわずかなば
ね力で達成可能である。しかしながらこれによって力の
発生のわずかなばね装置6を使用でき、一方では摩耗を
さらに低下させ、その結果として耐用年限を有利に長く
し、他面においては従来よりも寸法の小さいばね装置を
使用することができるので過負荷クラッチの寸法が有利
な形式で減少させられる。
【図1】伝達位置にある過負荷クラッチの縦断面図。
【図2】図1の過負荷クラッチの部分展開図。
【図3】トルクを遮断したあとの、図2に相応する部分
展開図。
展開図。
【図4】公知技術のスプラグ。
【図5】1つの滑動する2次連行部を有するスプラグ。
【図6】2つの滑動する2次連行部を有するスプラグ。
【図7】1つの転動する2次連行部を有するスプラグ。
【図8】2つの転動する2次連行部を有するスプラグ。
【図9】図8の連行部の負荷を示すプログラム。
【図10】図8の連行部の負荷を示すプログラム。
【図11】図8の連行部の負荷を示すプログラム。
【図12】クラッチ体と案内体との種々異なる配置を示
した図。
した図。
【図13】クラッチ体と案内体との種々異なる配置を示
した図。
した図。
【図14】クラッチ体と案内体との種々異なる配置を示
した図。
した図。
【図15】クラッチ体と案内体との種々異なる配置を示
した図。
した図。
【図16】遮断位置にある過負荷クラッチの半縦断面
図。
図。
【図17】図16の2次連行部。
【図18】連行部とクラッチ体と案内体との種々異なる
配置を示した図。
配置を示した図。
【図19】連行部とクラッチ体と案内体との種々異なる
配置を示した図。
配置を示した図。
【図20】連行部とクラッチ体と案内体との種々異なる
配置を示した図。
配置を示した図。
【図21】連行部とクラッチ体と案内体との種々異なる
配置を示した図。
配置を示した図。
【図22】連行部とクラッチ体と案内体との種々異なる
配置を示した図。
配置を示した図。
【図23】同期過負荷クラッチの半縦断面図。
【図24】図23のクラッチ体の部分断面図。
【図25】遮断過負荷クラッチの半縦断面図。
【図26】図25の遮断メカニズムの詳細図。
【図27】遮断過負荷クラッチの別の配置を示した図。
【図28】遮断過負荷クラッチの別の配置を示した図。
【図29】遮断及び接続メカニズムを有する過負荷エレ
メントを示した図。
メントを示した図。
【図30】遮断及び接続メカニズムを有する過負荷エレ
メントを示した図。
メントを示した図。
1 クラッチ体、 2 案内体、 3,4 連行部、
5 押圧板、 6 ばね装置、 10 切欠き、 20
窓、 21,22 作業面
5 押圧板、 6 ばね装置、 10 切欠き、 20
窓、 21,22 作業面
Claims (21)
- 【請求項1】 端面が複数の切欠きを有するクラッチ体
と、1次及び2次連行部から成るスプラグ体と、2次連
行部の配置された案内体と、1次連行部を前記切欠きの
側面に対して圧迫するばね力とを有する過負荷クラッチ
において、1次連行部(3)及び有利には2次連行部
(4)が案内体(2)に対して周方向に自由に運動可能
に配置されていることを特徴とする、過負荷クラッチ。 - 【請求項2】 少なくとも1つの2次連行部(4)が1
次連行部(3)と案内体(2)の窓(20)の作業面
(21,22)の一方との間に配置されており、該2次
連行部(4)をばね力の作用下で周方向に圧迫してい
る、請求項1記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項3】 案内体(2)の窓(20)の作業面(2
10,220)の少なくとも一方が少なくとも局部的に
切欠き(10)の方向に斜めに開いて構成されている、
請求項1又は2記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項4】 2次連行部(4)が滑り体として構成さ
れている、請求項1記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項5】 連行部(3,4)が転動体として構成さ
れている、請求項1記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項6】 1次連行部(3)と切欠き(10)の側面
(11)との間で伝達された力の方向が、ばね力の方向に
対して、1次連行部と2次連行部(3及び4)の間で伝
達される力の方向の傾き角(N2)よりも大きくない傾き
角(N)だけ傾けられている、請求項1から5までのいず
れか1項記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項7】 1次及び2次連行部(3及び4)が同形
のプロフィールをもって構成されている、請求項5記載
の過負荷クラッチ。 - 【請求項8】 1次連行部(3)がそれを取囲む多数の
2次連行部(4)によりあらゆる側で案内されている、
請求項7記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項9】 1次及び2次連行部(3及び4)が異な
る直径を有している、請求項7記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項10】 一方のトルク方向のための2次連行部
(4a)が反対のトルク方向のための2次連行部とは異
なる直径を有している、請求項5記載の過負荷クラッ
チ。 - 【請求項11】 隣接する切欠き(10)のピッチ間隔
が種々異なって構成されている、請求項1から10まで
のいずれか1項記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項12】 切欠き(10)が種々異なる半径のピ
ッチ円の上に設けられている、請求項1から11までの
いずれか1項記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項13】 押圧板(5)がクラッチ体(1)に対
してキー及びキー溝装置(54及び14)により軸方向
に移動可能に案内されており、案内体(2)と押圧板
(5)との互いに向き合った側(235及び55)は歯
及び歯溝組合せ(53,23)を備えており、該歯及び
歯溝組合せ(53,23)が1つの回転位置又は複数の
所定の回転位置だけで連結可能である、請求項1から1
2までのいずれか1項記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項14】 案内体(2)が少なくとも1つのスト
ッパ(24,26,27)を備え、このストッパが押圧
板(5)に設けられた少なくとも1つのストッパ(5
0)の運動路に係合している、請求項1記載の過負荷ク
ラッチ。 - 【請求項15】 前記ストッパ(50,26,24)が
過負荷後に持上げあげられた押圧板(5)が案内体
(2)に対して回転することを制限している、請求項1
4記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項16】 ストッパ(50,27)が持上げられ
た押圧板(5)の軸方向の戻り距離を案内体(2)に対
して制限している、請求項14記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項17】 クラッチ体(1)が切欠き(10)を
接続する循環路(15,16,151)を備えている、
請求項1から16までのいずれか1項記載の過負荷クラ
ッチ。 - 【請求項18】 循環路(16)が1次連行部(3)を
半径方向に案内するために構成されている、請求項17
記載の過負荷クラッチ。 - 【請求項19】 押圧板(5)が2次連行部(4)を半
径方向に案内するための循環路(56)を備えている、
請求項1から18までのいずれか1項記載の過負荷クラ
ッチ。 - 【請求項20】 少なくとも1つの支持体(51,7)
が2次連行部(4)と押圧板(5)との間に設けられて
いる、請求項1から19までのいずれか1項記載の過負
荷クラッチ。 - 【請求項21】 ばね装置(6)と押圧板(5)とが押
圧体(61)としての転動体を介して支持されている、
請求項1から20までのいずれか1項記載の過負荷クラ
ッチ。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4130471 | 1991-09-13 | ||
DE4130471.3 | 1992-07-09 | ||
DE4222574A DE4222574A1 (de) | 1991-09-13 | 1992-07-09 | Ueberlastkupplung |
DE4222574.4 | 1992-07-09 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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---|---|
US (1) | US5307912A (ja) |
EP (1) | EP0531797B1 (ja) |
JP (1) | JPH05272548A (ja) |
DE (2) | DE4222574A1 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2017516961A (ja) * | 2014-06-03 | 2017-06-22 | ツェーハーエル・マイヤー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー | グループで配置された伝動体を備えた掛け外し型過負荷クラッチ |
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- 1992-08-26 DE DE59209874T patent/DE59209874D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-26 EP EP92114504A patent/EP0531797B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-14 JP JP4244581A patent/JPH05272548A/ja active Pending
- 1992-09-14 US US07/944,869 patent/US5307912A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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DE4222574A1 (de) | 1993-03-18 |
EP0531797A1 (de) | 1993-03-17 |
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